【2024年最新版】兵庫神戸周辺でICL手術ができる眼科クリニック8院!費用や失敗しない名医の選び方も解説

【2024年最新版】兵庫神戸周辺でICL手術ができる眼科クリニック8院!費用や失敗しない名医の選び方も解説

「神戸でICL(眼内コンタクトレンズ)手術を受けられるおすすめの医院が知りたい」


そんな方に向け、この記事では兵庫県神戸市付近でICL手術ができる眼科クリニックを8院紹介!ICL手術で失敗しないための医院の選び方やICLとレーシックの違い、ICLにかかる費用、失明のリスクなどについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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ICL手術で失敗しないための眼科クリニックの選び方【神戸編】

まず最初に、ICL手術で失敗しないための眼科クリニックの選び方について解説します。「どこの医院でICL手術を受けたらいいのか分からない」という方は、以下の3つのポイントを参考にクリニック選びをしてみてください。

「ICLエキスパートインストラクター」や「ICLインストラクター」が在籍している医院を選ぶ

レーシックが一般に普及したばかりの当初では、レーシック手術の経験が不十分でありながら参入してきた一部の眼科医や当時の形骸化したライセンス制度が原因で、感染性角膜炎の集団発生や過矯正による健康被害などが相次いで発生しニュースでも報道されました。こういった過去の悪い先例を繰り返さないために、ICL手術は厳しい認定医プロセスを経た、有資格者しか実施することができないようになっていますICLの認定医は三段階に分かれていて、「認定医」→「インストラクター」→「エキスパートインストラクター」の順で資格保有者が少ないです。最も資格保有者数が少ない「ICLエキスパートインストラクター」は、国内で12名のみ(当サイト調べ)が認定されています。こういった専門資格によって公的に高い技術力が証明されている医師が在籍するクリニックを選ぶと、安心して施術を任せられるでしょう。

▼全国のICLエキスパートインストラクターが在籍する医院

病院名 所在地 有資格者
アイクリニック東京 東京都 北澤世志博 院長
ふくおか眼科クリニック中野 福岡佐知子 院長
山王病院アイセンター 清水公也 院長
南青山アイクリニック東京 三木 恵美子 副院長
めじろ安田眼科 安田 明弘 院長
代官山アイクリニック 五十嵐章史 院長
宮田眼科 東京 神谷和孝 医師
先進会眼科 名古屋 愛知県 市川一夫 医師
中京眼科
名古屋アイクリニック 中村友昭 院長
小島隆司 医師
フジモト眼科 大阪府 藤本可芳子 院長
眼科古賀クリニック 熊本県 北澤世志博 院長

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術後のアフターケアが手厚い医院を選ぶ

どこの眼科クリニックでICL手術をするか決めるうえでは、術後のアフターケアの内容をチェックすることも重要です。なぜなら、術後にレンズのサイズや度数が合わず再手術が必要となるケースが実際にあるからです。また、アフターケアの内容や期間は眼科クリニックによってさまざまで、手術にかかる費用のみでクリニックを決めてしまうと、のちに「再手術代や追加でかかった費用を考えると、手術費用は少し高いけどあっちのクリニックの方がお得だった」なんてこともあるかもしれません

 

▼各医院のアフターケアの内容の一例

クリニック名 手術費用とアフターケアの内容
品川近視クリニック 梅田院
(大阪府大阪市)

手術代:460,000円
術後検診の無料期間:3年間
再手術の無料期間:3年間

よしだ眼科クリニック
(大阪府大阪市)

手術代:450,000円
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:3ヶ月間(レンズの位置修正は3年間)

先進会眼科 大阪
(大阪府大阪市)

手術代:460,000円
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:1年間

レイ眼科クリニック
(兵庫県神戸市)

手術代:660,000円
術後検診の無料期間:1年間
再手術の無料期間:ー

森井眼科クリニック
(兵庫県神戸市)

手術代:660,000円
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:ー

松原眼科クリニック
(兵庫県神戸市)

手術代:600,000円
術後検診の無料期間:ー
再手術の無料期間:ー

サトウ眼科
(兵庫県西宮市)

手術代:600,000円
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:ー

フジモト眼科
(大阪府大阪市)

手術代:600,000円
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:ー

 ※ 費用は乱視なしの場合。公式サイトに記載がない場合は「ー」と表記。
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例えば、手術にかかる費用に対してアフターサポート(術後検診・再手術の無料期間)が最も手厚いのは「品川近視クリニック 梅田院」となるわけです

症例数の多いクリニックを選ぶ

ICL手術を受ける上で、クリニックの実績(=症例数)を確認するのはとても大切です。クリニックによっては、ホームページで症例数を公表している医院もあるため、チェックしておきましょう。また、クリニック自体の実績のほかに、執刀医の経歴なども見ておくとなお安心です

 

▼各医院が公表している症例数

クリニック名 公表している症例実績
品川近視クリニック 梅田院
(大阪府大阪市)

5,241
(2019年2月〜2023年11月)

よしだ眼科クリニック
(大阪府大阪市)

先進会眼科 大阪
(大阪府大阪市)

13,460
(2002年11月1日〜2023年3月31日)

レイ眼科クリニック
(兵庫県神戸市)

森井眼科クリニック
(兵庫県神戸市)

松原眼科クリニック
(兵庫県神戸市)

62
(2023年10月末時点)

サトウ眼科
(兵庫県西宮市)

フジモト眼科
(大阪府大阪市)

1,092
(2006年〜2022年12月まで)

 ※ 公式サイトに記載がない場合は「ー」と表記
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神戸周辺でICLが受けられる眼科クリニック8院

ここでは、兵庫県神戸周辺でICL手術ができる眼科クリニックを8院紹介します。「どんな視力矯正の方法が自分に合うのか分からない」「そもそも自分はICL手術ができる目なのかわからない」という方は、気になったクリニックに一度来院し、ICLの適応検査を受けてみてください。なかには無料で受けられる医院も紹介しています。

品川近視クリニック 梅田院(大阪府大阪市)

品川近視クリニック 梅田院のおすすめポイント
術後検診代3年間無料、再手術代3年間無料
症例実績5,241件

 

▼料金表

コース 料金

ICL(乱視なし)

460,000

ICL(乱視あり)

560,000

 

▼診療時間

 
10:00~20:00

 

▼アクセス

住所

大阪府大阪市北区梅田2-6-20パシフィックマークス西梅田3F

最寄り駅

福島駅より徒歩5分
梅田駅より徒歩10分

問合せ先

0120-412-049

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

 

▼品川近視クリニック 梅田院の特徴

 

日本最大級の屈折矯正専門クリニックの梅田支所

品川近視クリニック 梅田院は、福島駅徒歩5分にある、ICL症例実績5,241件の屈折矯正専門クリニックです。また、全国5院を展開する品川近視クリニック全体の累計ICL症例数は66,434件にのぼり、2019年から2022年の間で、ICL国内最多症例数をアメリカのICLレンズメーカー STAAR Surgical社より4年連続の表彰を受けています。(2023年11月時点)

 

術後3年間の長期保障付き

品川近視クリニックは術後のアフターサポートに力を入れている医院です。術後3年間の定期検診代は手術費用に含まれていて、万が一、術後検診で過矯正・低視力矯正と診断されたり、レンズのサイズが合っていないと診断された場合は、3年間の保障期間内であれば再手術代は無料になります。また、無料のサポート会員に任意で入会すれば、術後の痛みを軽減する「痛み緩和プログラム」を受けることも可能です。

 

遠方から来院する人に最大10,000円の交通費を支給!

品川近視クリニックの大きな特徴の一つに、遠方に住んでいる方にも来院してもらえるよう交通費補助制度を設けている点です。片眼の手術の場合、最大5,000円、両眼の手術の場合は最大10,000円まで交通費を負担しています。

 

▼品川近視クリニック 梅田院の先生はこんな人

 

院長の鳴美貴仁先生は、2002年から21年に渡って眼科医を務める日本眼科学会に認定された眼科専門医です。2007年に品川近視クリニックに入所し、2011年から梅田院の院長を務めています。

よしだ眼科クリニック(大阪府大阪市)

よしだ眼科クリニックのおすすめポイント
術後検診代3ヶ月間無料、再手術代3ヶ月間無料

 

▼よしだ眼科クリニックの特徴

 

患者のさまざまな症状に合わせて最適な設備を数多く導入しており、先進的な装置も含め充実した設備で診察や治療を行っています。明るい院内とオレンジ色のソファーがエネルギーと開放感を与えてくれます。

手術は月・火・金曜日に対応しており、曜日や週によって代診の医師が診療する場合もありますので、来院前に確認してください。JR環状線弁天町駅からも徒歩3分、地下鉄中央線弁天町駅からは直結で徒歩1分と便利な立地です。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

450,000

ICL(乱視あり)

580,000

 

▼診療時間

 
9:30〜12:30
16:30〜19:00

 

▼アクセス

住所

大阪府大阪市港区弁天1丁目3-3 クロスシティー弁天町2F

最寄り駅

弁天町駅より徒歩3分

問合せ先

06-6572-0003

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

先進会眼科 大阪(大阪府大阪市)

先進会眼科 大阪のおすすめポイント
執刀医がICLインストラクター
術後検診代3ヶ月間無料、再手術代1年間無料
症例実績数13,460件

 

▼料金表

コース 料金

ICL(乱視なし)

460,000

ICL(乱視あり)

592,000

 

▼診療時間

 
10:00~19:00

 

▼アクセス

住所

大阪府大阪市北区小松原町3-3 OSビル17F

最寄り駅

大阪駅より徒歩7分
梅田駅より徒歩5分

問合せ先

0120-049-113

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

※ 料金は-3D未満の場合

 

▼先進会眼科の特徴

 

今年で開院21年目!視力回復治療の専門クリニック

先進会眼科は、創業以来レーシックやICL(眼内コンタクトレンズ)、白内障治療などの眼治療を専門に全国で5つの診療所を展開しているクリニックです。また、理事長は、ICLを供給するスターサージカル社より安全性と先進性を両立し多くの患者に裸眼の生活を提供したことについて、2021年8月にアワードを受賞しています。

 

入院不要!角膜を削らないICL手術

先進会眼科のICL手術は、両眼で20分程度で終わるため入院する必要がありません。また、角膜を削ることに抵抗がある方や角膜形状不正によりレーシック手術を受けることができない方には、レーザーやメスを使用しない手術方法も用意しています。

 

術後1年間の長期保証付き

先進会眼科のICLの手術費用には、術後3ヶ月間の定期検診代と術後1年間の再手術代が含まれています。また、追加で保証プログラムに加入することで最大3年間の再手術代が無料になります。WEB、LINEから24時間予約受付中なので、まずは個別説明会の予約をし、自分に合った治療を提案してもらいましょう。

 

▼先進会眼科 大阪院の先生はこんな人

近藤美鈴院長は、日本眼科学会の認定する眼科専門医で、高知医科大学付属病院や高知県立安芸病院などの勤務を経て、現在は先進会眼科 大阪の院長及び岡眼科飯塚クリニックの副院長兼執刀医を兼任しています。

レイ眼科クリニック(兵庫県神戸市)

レイ眼科クリニックのおすすめポイント
術後検診代1年間無料

 

▼レイ眼科クリニックの特徴

 

レイ眼科クリニックは、神戸市内の春日野道に構える眼科クリニックです。眼科一般診療のほか、レーシック・オルソケラトロジー(就寝中に専用レンズをつけて角膜の形状を変化させる屈折矯正方法)・ICL(眼内コンタクトレンズ)などを専門的に実施し、ICL研究会にも在籍している、屈折矯正に力を入れている医院です。土曜も夕方4時まで診療を行っているので、平日は忙しく週末しか時間がない方も通いやすいです。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

660,000

ICL(乱視あり)

770,000

 

▼診療時間

 
9:00〜11:30
14:30〜17:00

 

▼アクセス

住所

兵庫県神戸市中央区神若通5丁目3-26

最寄り駅

春日野道駅より徒歩約5分

問合せ先

078-231-0170

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

森井眼科クリニック(兵庫県神戸市)

森井眼科クリニックのおすすめポイント
術後検診代3ヶ月間無料

 

▼森井眼科クリニックの特徴

 

森井眼科クリニックは、神戸市東灘区に位置する、白内障・緑内障手術と眼内レンズに精通した眼科クリニックです。「点眼麻酔だけでは怖い」という方に向けて、低濃度笑気麻酔も導入している点も森井眼科クリニックの特徴の一つです。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

660,000

ICL(乱視あり)

660,000

 

▼診療時間

 
8:40〜12:40
14:20〜18:00

 

▼アクセス

住所

兵庫県神戸市東灘区御影中町1丁目6-9 ウエダビル2F〜3F

最寄り駅

阪神電車 御影駅より徒歩1分

問合せ先

078-821-9477

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

松原眼科クリニック(兵庫県神戸市)

▼松原眼科クリニックの特徴

 

松原眼科クリニックは、神戸市内の東灘区住吉に構える眼科クリニックです。ICL手術を含めすべての手術は松原院長が執刀し、無駄のない手術を高度な技術で実施します。術後の感染症対策として、目に入る器械はすべて使い捨て、手術日には麻酔医が勤務し、万全の状態で手術に臨めます。また、患者がリラックスしてカウンセリングに臨めるように、診察室では白衣を着用しないことを院長のこだわりとして持っています。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

600,000

ICL(乱視あり)

660,000

 

▼診療時間

 
9:00〜12:00
15:00〜18:30

 

▼アクセス

住所

兵庫県神戸市東灘区住吉宮町4-4-1 KiLaLa(キララ)住吉2F-216

最寄り駅

住吉駅より徒歩1分

問合せ先

078-857-1146

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

サトウ眼科(兵庫県西宮市)

サトウ眼科のおすすめポイント
術後検診代3ヶ月間無料

 

▼サトウ眼科の特徴

 

サトウ眼科は、ICL研究会に在籍するICL手術に力を入れている、西宮駅徒歩5分の眼科クリニックです。ワンコイン(10分500円)で相談を受け付けている点も特徴の一つです。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

600,000

ICL(乱視あり)

650,000

 

▼診療時間

 
8:00〜11:30
15:00〜18:00

 

▼アクセス

住所

兵庫県西宮市津門西口町1-3 西宮アネックス101

最寄り駅

西宮駅より徒歩5分

問合せ先

0798-31-5418

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

フジモト眼科(大阪府大阪市)

フジモト眼科のおすすめポイント
院長がICLエキスパートインストラクター
術後検診代3ヶ月間無料
症例実績1,092件

 

▼フジモト眼科の特徴

 

年間ICL症例数は200件を超え(公式サイト参照)、月に一度無料相談会を行っています。術後のアフターフォロー・保証制度・感染症予防に取り組んでいます。また、担当医・ナース・カウンセラーとしっかり話せるパーソナルカウンセリングを行うなど、患者主体の医療をモットーにしているクリニックです。

ICL手術はICLエキスパートインストラクターである藤本院長が執刀します。ドクター・ナース・スタッフが学会に出席したり勉強会を開き、全員が知識を持っています。知識だけでなく接遇講習なども活用し、患者目線で院内環境を整え、不安なく治療を受けられるように努めています。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

600,000

ICL(乱視あり)

700,000

 

▼診療時間

 
9:30~12:30
15:00~18:00

※ ▲...12:30〜15:30

 

▼アクセス

住所

大阪府大阪市北区天神橋6-6-4 2F

最寄り駅

天神橋筋六丁目駅より徒歩1分

問合せ先

0120-0419-86

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

ICL(眼内コンタクトレンズ)とは?

ICL(眼内コンタクトレンズ)とは、目の中に直接小さなレンズを移植する視力矯正方法ですICLは2010年に厚生労働省の認可を受け、ここ数年で認知されはじめました。同様の屈折矯正手術にレーシックもありますが、近年は手術件数が減少傾向にあり、ICLの手術件数が増加傾向にあります。屈折矯正手術の国内シェアは、現在でもレーシックが大半を占めており、ICLのシェアは3割程度と推定されています。

ICLとレーシックって何が違うの?

レーシックは医療用レーザーで角膜のカーブを削り屈折異常を矯正する視力矯正方法に対し、ICLはメスを使用し角膜の表面に数mm程度の穴を開け、そこからレンズを挿入し視力を上げる矯正方法です。ICLの大きな特徴の一つとして、「レンズを取り外してしまえば、いつでも手術前の状態に戻せる」ことが挙げられます。この他にも、レーシックとICLはさまざまな点が異なるため、ここでは、レーシックとICLのどちらにしようか迷っている方のためにそれぞれの違いについて詳しく解説します。「どちらの方が優れている」というわけではなく、それぞれ自分に合った視力矯正方法を選択するとよいでしょう。

レーシックは眼科専門医なら誰でも施術できるが、ICLは「ICL認定医」しか施術できない

レーシック手術は、眼科専門医であれば特別な資格を必要とせず施術を行うことができますが、ICL手術は眼科専門医であると同時に、「ICL認定医」という資格を持っている医師しか施術することができません。厚生労働省の「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、日本全国の眼科医は13,639人とされ、そのうち「ICL認定医」の数は明確なデータはありませんが2021年時点では250名前後と言われています。

 

つまり、日本全国の眼科医のうち、ICL手術を実施できる医師はわずか1.8%になります。なぜ、ICL手術に関してここまで厳格な認定医制度が設けられたかというと、過去に起きたレーシック手術による集団感染事件が影響しています。これは、2008年から2009年の間に東京都中央区「銀座眼科」で起きた、67名もの被害者を出した大規模医療ミスで、この集団感染の原因の一つとして、「元院長が経営効率や営利を重視し手術器具の滅菌をしなかったり、角膜を切開するブレードを使い回したりと基本的な衛生管理を怠ったままレーシック手術を実施していたことによるもの」と言われています。こういったレーシックで起きた悪い過去を繰り返さないために、ICL手術は厳しい認定医プロセスを経た、有資格者しか実施することができないようになっているのです。

 

参照:医療問題弁護団 銀座眼科レーシック集団感染事件

レーシックは軽度〜中程度の近視が対象で、ICLは強度近視が対象

レーシックとICLは、矯正できる度数の対象が違います日本眼科学会が作成する「屈折矯正手術のガイドライン」によれば、レーシック手術が対象とする矯正量の限度は原則6Dとなっています。しかし、近視矯正の場合のみ、患者への十分な説明と納得があるかつ、手術を実施するのに十分な角膜厚があれば-10Dまで実施が可能です。一方、ICLが対象とするのは6D以上の近視で、-3D以上-6D未満の中等度近視と-15D以上の最強度近視には「慎重に対応する」と書かれています。

 

つまり、基本的にはレーシックは軽度〜中程度近視を対象とし、ICLは強度近視を対象としているため、対象となる矯正量が違うのです。

 

▼近視の一般的な分類

  • 軽度近視(近視度数:−0.5D〜−3D)
  • 中等度近視(近視度数:−3.25D〜−6D)
  • 強度近視(近視度数:−6.25D〜−10D)
  • 最強度近視(近視度数:−10.25D以上)

レーシックは術後に「近視の戻り」が起こるが、ICLには起こらない

レーシック手術をした後に、時間の経過とともに近視の状態に戻ってしまうことを「近視の戻り」と言います。「近視の戻り」が起きてしまう原因はいくつかありますが、その一つにレーシックで削った角膜が時間と共に治癒が進み、手術前の状態に戻ってしまうことが挙げられます。また、手術によって強度が低下した角膜に眼圧がかかることによって、押し出された角膜のカーブが強くなり近視の状態に戻ってしまうことも挙げられます。

 

一方、ICLは角膜を削らないため、こういった「近視の戻り」が起きることはありません。しかし、眼鏡やコンタクトレンズと同様に、年齢を重ねるにつれて老眼の症状がみられ、目の悪さに対してレンズの度数が合わなくなってくることはあります。

▼神戸でレーシックが受けられるクリニックはこちら

【よくある誤解】ICLは総称ではなく、後房型フェイキックIOLで使用されるレンズのうちの1種

眼内レンズは、「IOL(正式名称:Intra Ocular Lens)」とも呼ばれ、「有晶体眼内レンズ」と「無晶体眼内レンズ」の2種類に大別されます。元々は、「無晶体眼内レンズ」という、白内障手術などによって水晶体を失った目に対して水晶体の代わりに移植するレンズの1種類しかありませんでしたが、のちにその技術を利用し、近視矯正を目的とした水晶体を摘出せずに眼内にレンズを移植する「有水晶体眼内レンズ(フェイキックIOL)」が誕生しました。フェイキックIOLにも2種類があり、角膜と虹彩の間にレンズを移植する「前房型フェイキックIOL」と、虹彩と水晶体の間にレンズを移植する「後房型フェイキックIOL」があります。ICLと呼ばれるレンズは、この「後房型フェイキックIOL」で使用されるレンズの名称です

 

多くの方が誤解しているのが、ICLとは眼内レンズの総称を指す言葉ではなく、あくまで「後房型フェイキックIOL」の手術で使用されるレンズのうち、アメリカのレンズメーカー(Staar Surgical社)によって開発されたレンズを指す言葉なのです。また、現在主流となっているICLは、レンズによって眼内の水(房水)の流れを妨げないようにレンズの中心に穴が開けられているため「ホールICL」と呼ばれることもあります。

ICLにかかる費用ってどれくらい?

ICL手術の費用は、クリニックによってさまざまですが神戸の相場としては450,000円~800,000円程度です。200,000円〜300,000円程度で可能なレーシックと比べるとかなり高額ですが、ICLの費用が高額になる理由の一つに、レンズ代が挙げられます。ICLのレンズは、手術前に行う適応検査の結果をもとに適切な度数やサイズのレンズをオーダーメイドで作成するため高額になるのです。以下では、ICL手術にかかる費用を気にしている方に向けて詳しく解説します。

ICLは自由診療のため保険適用されない

ICL手術は基本的に自由診療となり保険適用外のため、手術前後の検査料や受診料も含めすべての費用は自己負担になります。保険適用外で450,000円〜800,000円の負担となると、一見非常に割高にも思えるICLですが、多くのクリニックは術後の定期検診代が手術費用に含まれていることが多いです。なので、クリニックを選ぶ際は、術後どれくらいの期間までの検診代が手術費用に含まれているのかを確認してもいいかもしれません。

 

また、ICL手術にかかった費用に対しては、確定申告をすることで医療費控除を受けられます。医療費控除とは、本人または家族が、その年に支払った医療費が100,000円を超える場合は医療控除の対象になるといった制度です

ICLは長期的に考えると経済的

前述した通り、ICL手術にかかる費用は450,000~800,000円と決して安い金額ではありません。しかし、一度手術をしてしまえば10年、20年とコンタクトレンズの定期購入にかかり続ける費用と比べるとICLは経済的ともいえます。仮にワンデーのコンタクトレンズを1日あたり150円程度の費用がかかるとします。2週間レンズなら1日あたり50円程度と1ヶ月あたり1,000円程度のケア用品がかかるとします。30年後までにかかる費用を計算すると、なんとワンデーコンタクトレンズなら162万円、2週間レンズなら90万円にも上る計算になります

 

こういったことから、コンタクトレンズよりICLの方が長期的に考えると経済的な視力矯正方法といえます。しかし、かかる費用だけで視力矯正方法を決めるべきではありません。最後は自分に一番あった矯正方法を利用しましょう。

ICL手術のリスク

まずICLの施術自体で失明をすることは極めて稀です。手術では失明に関わる部位に触れないこともひとつですが、ICL手術で眼内に入れるレンズは、虹彩と水晶体の間に固定できる構造で、衝撃にも耐えられるようにできているためです。

 

またICLの施術で感染症を引き起こすケースも極めて少ないです。しかしわずかではありますが切開を行う施術のため、術中はもちろん術後も衛生管理をしっかり行わないと感染症にかかってしまうリスクはゼロではありません。

 

手術は空気清浄度が確保されたクリーンルームで行われているか、ホームページに明記している眼科クリニックで行うことが望ましいです。また術後は、医師が処方した点眼薬を正く使用することと、指示した生活制限をしっかり守ることが大切です。

 

 

ここからは施術の後に起こりうる事象のうち、3つの症状ついて解説します。

白内障のリスクはホールICLの登場により少なく

過去にはICLを受けた方の2〜3%程度*に、白内障が起こるリスクもありました。これはICLで使用するレンズが眼内の水(房水)の流れを妨げることにり、水晶体の混濁を起こしてしまうためです。

 

しかし近年ではこの合併症のリスクも少なくなりました。眼内レンズにごく小さな穴を開けた「ホールICL」が開発され、房水の流れを確保することにより、水晶体の混濁を抑えるためです。

 

 

*みんなのICL(ICLのリスク・合併症) 参照

ハローグレア現象により術後しばらくは視界がぼやける

手術後のデメリットとしてはハロー・グレア現象が軽度の症状として出ることがあります。ハロー・グレアとは、暗い場所で光がにじんで見えたり、光の周囲がぼんやりと見えたり、周囲に光が入ってまぶしく見えたりする現象です。

 

白内障手術では多焦点眼内レンズが使用されているため、ハローグレアが起きやすいと言われています。しかし、ICLのレンズはハローグレアも抑制するように構成されているため、術後の視力が安定すると共に、気にならなくなることがほとんどです。

 

個人差はありますが、この現象は1週間ほどで安定し、一般的には術後1ヶ月程度で気にならなくなります

感染症防止のため、術後定期検診は必ず

ほんの数ミリとはいえICL手術は目を切開する手術です。感染症のリスクは少なく稀と言われていますが、手術は空気清浄度が確保されたクリーンルームで行われているかホームページに明記している眼科クリニックで施術を受けることが望ましいです。

 

また術後切開創が完全に塞がるまでは、アフターケアを怠らないようにしましょう。清潔を保ち、ドクターに処方された点眼薬を指示通りに使用することが大切です。

 

*みんなのICL(ICLのリスク・合併症) 参照

ICLのメリット

さっそくICL治療メリットを見てみましょう。メリットを見るとICL治療が注目されている理由もわかるはずです。

①やり直しができる

ICLのメリットはやり直しができるところです。角膜を削るレーシック手術の場合、一度削った角膜は元に戻りません。一方、ICLは角膜を削らない治療法のため、もし装着したレンズが合わなかったとしても交換が可能です。

 

ICLレンズは何年経っても劣化せず、目の中で癒着することもないので、目の病気になった場合でも、レンズを取り出し治療することが可能です。今後白内障など別の治療を行うときや何らかの症状が起きても、元の状態に戻せます

②両目トータル約20分の日帰り手術が目指せる

ICLは基本的に片目約10分ずつ、トータル約20分の日帰り手術で、ICL認定医のみができる治療です。レーシック手術とは違い、ICL認定医として認定された医師が治療を行います。

 

傷口は3mm程度で、縫合せず自然と治癒していきます。縫合や抜糸の必要がないので、早い矯正が期待でき直後から視力の矯正が期待できます。合併症の症例数も少ないです。

③約一日で90~100%の視力矯正が期待できる

点眼麻酔で痛みはほとんどなく、3mm程切開した角膜からレンズを眼の中に入れ、彩虹と水晶体の間にレンズをはめます。手術終了後からある程度見え、数時間休むと当日中でも70%程度見えてくると言われています


当日から裸眼で帰宅することができ、1日経つと90〜100%ほど視力が矯正するといわれています。まれに、安定するまでに1週間程度かかる場合があります。

 

④強度の近視や乱視、角膜が薄い人にも対応可能

ICL治療では、レーシックでの治療が適用できない、強度の近視や乱視・角膜が薄い方にも対応ができます。角膜を削らないので、ドライアイの原因にもなりません。また、使用するレンズの素材は加齢や白内障の原因ともされている紫外線をカットしてくれます。

ICL手術に関するよくある質問

ICLに関するよくある質問をまとめました。ICLを検討している人はぜひ参考にしてください。ただし、心配なことは自己判断せず、クリニックに詳細を確認するのをおすすめします。

プランの説明で使われる「D」って何?

D(ディオプター)とは、眼の調節力を表す単位です。-10.0D未満~6.0Dがあります。度数の値はマイナスが近視・プラスが遠視を表します。+-関係なく、数が高いほど症状がきついです。強度近視や強度遠視になるほど、一般的に手術費用は高額になります。

 

眼鏡やコンタクトを作るときに使われる処方箋に書かれているので、ぜひ自分の度数を確認してみてください

ICL治療を受けるのに年齢制限はある?

ICL治療は18歳から原則45歳まで治療が受けらます。しかし、18歳以上でも高齢な方や持病を持っている方、レンズをいれるスペースが狭い方は受けられないこともあります。

ICLの手術まではどれくらいの期間がかかる?

レンズの在庫によっては3週間〜3ヶ月ほどかかることがあります。

 

適応検査、最終検査を経て、使用するレンズの度数が決まります。アメリカやヨーロッパで製造されているレンズがほとんどなので、在庫状況により取り寄せになった場合は待つ期間が長くなってしまうでしょう。

また、普段装着しているのがハードコンタクトレンズの場合は4週間以上、ソフトコンタクトレンズの場合は3日以上、使用を中止する必要があるので、手術を受けることを決めてもすぐに手術を受けられるわけではありません。

ICL手術前のコンタクトレンズ未使用期間はどれくらい?

ICL手術を受ける前には、視力に適したオーダーメイドのレンズを作成するために精密検査を受けます。その際本来の角膜の形状で検査を行うために、一定期間コンタクトレンズ未使用期間が必要となります。

 

近視用ソフトコンタクトレンズ 3日以上
乱視用ソフトコンタクトレンズ 1週間以上
ハードコンタクトレンズ 2週間以上

 

あくまで目安で、個人差やクリニックによって指示に差があるので、医師の指示に従ってください。また、手術後は洗顔・洗髪・アイメイクなどにも1週間程度制限があります。翌日から出勤などは可能ですが、肉体労働などを伴う場合はあらかじめ医師に相談してください。

手術中や術後は痛みを感じるの?

ICLの手術中や術後に痛みを感じることはほとんどないとされています。

 

ICL手術は点眼麻酔(目薬タイプの麻酔)を行ったうえで手術をするため、痛みは大きく軽減されています。口コミでも痛みを感じた方はほとんどいませんでした。しかし、目を大きく開いた状態で施術を行うので、少し眼球が押される感覚はあります。途中で痛みを感じたら麻酔を追加できる場合もあるので、すぐにドクターに相談してください。手術後に麻酔がきれると軽い痛みや異物感を感じる方もいますが、時間とともに軽減します。

ICL直後は近くが見えづらい?

ICL直後は、近くが見えづらい場合もあります。手術当日は麻酔なども効いていることもあり、翌日にも特に近くの見え方が安定しない場合があるようです。ですが術後1週間もすると、見え方も安定してきて、近くの見え方も気にならなくなるのが一般的です。そしてさらに3週間もすぎる頃には、日常生活が普通に送れる方がほとんどなようです。

手術後は仕事を休む必要はある?

車の運転や細かい作業など、視力が必要になるお仕事の場合は、余裕を持ってお休み期間をとるのをおすすめします。

 

手術当日は薬剤の影響などもあり視界はぼんやりと見えている状態で、術後数日~1週間程度で視力が戻ります。また、ICL手術後のメイクは、一般的には眼の周りを避ければ翌々日から可能です。

ICL手術をしたらドライアイになる?

ICL手術は涙の分泌には影響ないとされています。

 

ICL手術は非常に小さな角膜切開を行うため、角膜の形がほとんど変化しません。そのためレーシックの手術後に起こりうるような術後のドライアイに配慮ができます。また、ICL手術で涙の分泌が多くなることはありませんが、「コンタクトだと目が乾くけれど眼鏡だと良くなる」という方はICL手術によってドライアイが軽減する可能性もあります。ドライアイのためコンタクトやレーシックができない方でもICL手術ならできるという場合も多いです。

ICLをしてもカラーコンタクトはできる?

ICL手術では目の表面状態は変わらないため、カラーコンタクトを入れられます

 

ただし、目の状態が安定する3か月を過ぎ、医師に相談してから装着をしてください。

ICLって何年持つの?

ICLのレンズには寿命はありません。

 

ICL手術で使われている眼内レンズは、耐久性や生体適合性に関して優れた素材から作られています。交換や特別なメンテナンスの必要もなく、基本的には継続的に入れておけます。しかし、年齢を重ねるにつれて、入れているレンズの度数が合わなくなってしまう場合はあります。その場合は、レンズの取り出しや再手術が必要となります。

ICL手術を受けた数年後に、もし視力が低下したら?

保証期間内の初回であれば、無料で再手術をおこなってくれる眼科クリニックもあります。

 

保証期間は1〜3年間で定められている眼科クリニックが多いです。期間内なら何度でも相談・検診ができる場合もありますので、不安を感じたら早めに通院しましょう。

ICLの10年後、20年後のリスクは?

近年主流となっているホールICLの登場により、白内障などの合併症のリスクは少なくなりました。

 

過去にはICLを受けた方の中に、白内障や緑内障(眼圧の上昇)が起こるリスクがありました。ICLを受けた方が白内障を起こす原因は、ICLで使用するレンズが眼内の水(房水)の流れを妨げ、水晶体の混濁を起こしてしまうためでした。しかし近年ではこの合併症のリスクも少なくなりました。眼内レンズにごく小さな穴を開けた「ホールICL」が開発され、房水の流れを確保するとより水晶体の混濁を抑えられるようになったためです。

 

とはいえ、リスクが低くても0ではないことを理解し、検討の際には必ずリスクも念頭に置いておくことが大切です。

老眼はICLで良くなる?

ICLには老眼に対応した遠近両用眼内レンズもあります。複数の箇所にピントを合わせられる「多焦点レンズ」です。老眼の根本的な治療にはなりませんが、近方も遠方も見えるようになります。

 

ですが老眼は目の中にレンズである水晶体が硬くなり、調節機能の低下で起こります。ICLはレンズを挿入して近視や遠視、乱視を矯正する手術なので、老眼そのものは治療できません

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