シンプルなデザインが人気の象印STAN（スタン）・炊飯器NW-SA10-BA（ブラック）などスタイリッシュな見た目でキッチンに置いていても家電感がないのが特徴です。その洗練された外観と機能性は大いに評価され、2019年度にはグッドデザイン賞を受賞しています。

見た目の良さだけでなく豪熱沸とうIH搭載でふっくら美味しいご飯が炊けるのが魅力で、お手入れのパーツが少ないのもメリットです。人気の製品ですが、一方で「美味しくない」「うるさい」「まずい」などの悪いレビューも見られます。

そこで今回は象印STAN・炊飯器NW-SA10の特徴、口コミ・評判、メリット・デメリットを徹底調査しました。悪評の理由やよくある質問にもお答えしていますので、購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。

STAN.（スタン）とは、創業100年を超える老舗メーカー・象印が展開しているスタイリッシュなキッチン家電のシリーズです。洗練された見た目と機能性が評価され、2019年度にはグッドデザイン賞を受賞しました。

今回ご紹介するNW-SA10もSTANシリーズのひとつです。3～5人家族にぴったりなサイズの5.5合炊きで、毎日の食卓で活躍します。

象印STAN.炊飯器NW-SA10には、ほかの炊飯器にはない機能がたくさん搭載されています。シンプルなのはデザインだけではなく、使い勝手もシンプルです。

象印STAN.炊飯器NW-SA10は「豪熱沸とうIH」を搭載し沸騰後も強い火力で炊き続けます。釜全体に熱が行き渡るので炊きムラが少なく、芯までふっくらしたご飯が炊き上がるのが特徴です。ご飯の旨味と甘みを引き出してくれるので、美味しいご飯が味わえます。

NW-SA10にはさまざまな炊飯メニューが搭載されています。そこでここからは、おすすめの炊飯メニューをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

エコ炊飯機能は炊飯をする際の消費電力を抑えてお米を炊けるメニューで、電気代が気になる方におすすめです。しかし少し硬めにご飯が炊けるので、柔らかめのご飯が好きな方には向きません。

離乳食で欠かせないおかゆを炊けるのが、ベビーご飯モードです。それぞれの時期に合わせて、2倍がゆ・5倍がゆ・7倍がゆ・10倍がゆが作れます。水加減はそれぞれ釜の内側に線が記載されているので、作り方も簡単です。

象印STAN.炊飯器NW-SA10はお米をセットして水を入れると目盛の色が変わります。ちょっとした工夫ですが、水位線がはっきりと見えるので水量が測りやすくなりました。お米は数回研いだあとでも、水を注ぐと少し白濁したような色になります。

しかし象印STAN.炊飯器NW-SA10なら、水を入れると目盛りがはっきりと見えるようになるので、心配要りません。水加減がスムーズにできるので毎日炊飯する方や年配の方にも嬉しいポイントです。

象印STAN.炊飯器NW-SA10はシンプルなパネルで操作がしやすいのが特徴です。炊飯器にたくさん機能が付いているのは嬉しいですが、操作が難しいと使い勝手は悪くなります。その点、無駄を省いたシンプルなパネル操作なので、誰でも簡単に使用可能です。

またシンプルな操作性でありつつも炊飯メニューの種類は豊富です。白米の炊飯メニューはふつう・やわらかめ・かための3種類から選べます。また予約機能や早炊き（白米急速）機能も付いているので日常使いしやすいのもメリットです。

そのほかにもおかゆ・離乳食（ベビーごはん）も作れるので、赤ちゃんの成長に合わせてお米を炊飯できます。離乳食に関しては数食分をまとめて炊飯して冷凍保存しておくと、子育ての時間を有効活用できておすすめです。

象印STAN.炊飯器NW-SA10はお手入れ簡単なのが特徴です。毎回洗うのは内釜・内ぶたの2パーツのみなので、毎日の負担を減らせます。パーツが少ないだけではなく、取り外しも簡単にできるのもポイントです。

また炊飯器の外側は汚れが落ちやすいフラットパネル仕様なので、汚れた際もサッと拭くだけで綺麗になります。ほかにも炊飯器本体がフラット庫内になっているため、無駄な凸凹ながなく拭き取りやすいのでお手入れが簡単です。

ご飯をよそう際に米粒がこぼれ落ちてしまいがちな縁の部分はシボ加工フラットフレームになっており、米粒が落ちてもサッと拭き取りやすくなっています。米粒は時間が経つと固まってしまいなかなか落ちないですが、こちらの炊飯器ならその心配がありません。

象印STAN.炊飯器NW-SA10は一般的な炊飯器にはないシンプルでスタイリッシュなデザインが特徴です。炊飯器といえば丸い楕円形のようなフォルムの製品が多いですが、こちらの炊飯器は四角いフォルムで無駄がないデザインなので置き場所に困りません。

またカラー展開は黒と白の2種類でどちらも下の部分には木目調のデザインが施されており、細部に渡っておしゃれなデザインです。炊飯器に関してはデザイン性が高い製品が少なく、機能性でしか選ぶ基準がありませんでした。

しかし象印STAN.炊飯器NW-SA10ならデザイン性と機能性のどちらも妥協せずに愛用できます。炊飯器は毎日使用するためキッチンやリビングに出して置く方がほとんどですが、おしゃれなデザインならインテリアの一部として部屋の雰囲気を損ないません。

象印STAN.炊飯器NW-SA10はなんと炊き込みご飯などをしたあとにお釜に残るニオイをとってくれるクリーニング機能付きです。お釜に水を入れたあとに予約ボタンを長押しして、あとは炊飯ボタンを押すだけで使えます。

クリーニング時間の目安は約50分なので、洗い物をする前にセットしておくとちょうど良いです。その間にお風呂を済ませたり、洗濯物を畳んだりと時間を有効活用してください。クリーニング機能付きだと、ニオイを気にせずにさまざまなご飯が炊けるので便利です。

象印STAN.炊飯器NW-SA10は保温機能を2種類から選べます。1つ目は最長30時間も美味しく保温ができる「うるつや保温」で、2つ目はあたたかいごはんを食べたい方におすすめな「高め保温」です。

うるつや保温は適度な温度をコントロールしてご飯の乾燥や変色を防いでくれます。ご飯を食べる時間がバラバラな家族がいる場合や、次の日の朝にも残りのご飯を食べたい場合に便利です。炊飯後は自動的にうるつや保温をスタートします。

高め保温は、少し高めに保温をしてご飯のニオイを防ぐ機能です。ご飯を炊きたてのような熱々で食べたい方に向いています。ニオイを抑えつつ、熱々のご飯が食べられるのは嬉しいポイントです。

象印STAN.炊飯器NW-SA10は購入すると「立つしゃもじ」が付いてきます。自立式なので衛生的に使用できるのが嬉しいポイントです。ご飯をよそったあとの置き場所に困らず、しゃもじを置く用のお皿を用意する必要もありません。

またしゃもじだけでなく、計量カップも付属品としてついてきます。お米の量を測る計量カップを別途購入する必要がありません。

象印STAN.炊飯器NW-SA10は購入するとレシピブックが付いてきます。20種類のレシピが掲載されており、ご飯に合うおかずや離乳食の作り方まで詳しく載っているのでわざわざ調べる必要がありません。

象印STAN.炊飯器NW-SA10はカラーを白・黒の2種類から好みで選べます。どちらのカラーも炊飯器の下部分は木目調のデザインが施されているので、ナチュラルな雰囲気でインテリアに馴染みやすいのも魅力です。

内釜の取り外しが簡単で洗えるのが嬉しいとの口コミです。一般的な炊飯器の場合、取り外しに手間がかかる製品やパーツが多くて洗うの手間がかかる製品もありましたが、こちらの炊飯器はパーツが少ないうえに全て洗えるので、衛生的かつお手入れが簡単にできます。

手入れが楽で、スタイリッシュなデザインが気に入ったとの口コミです。象印STAN.炊飯器NW-SA10はお手入れのパーツが少ないので、毎日の洗浄が苦になりません。炊飯器には見えないおしゃれでスタイリッシュなデザインも魅力です。

お米の一粒一粒がしっかりしていて粘りがあり、長時間保温しても殆ど変化を感じないとの口コミです。象印STAN.炊飯器NW-SA10は保温性の高さも特徴で「うるつや保温」と「高め保温」から用途に合わせて選べます。

うるつや保温は最長30時間も美味しく保温ができるので食べる時間がバラバラな家族の方に向いています。夜に炊いて残りのご飯を次の日の朝に食べる場合にもぴったりです。高め保温なら炊き立てのような熱々のご飯が楽しめます。

水加減が通常の量だとやや硬めに仕上がるとの口コミです。硬さの好みは個人差が大きいのでぜひ自分好みの水加減を試してみてください。柔らかめが好みの方は炊飯モードを「やわらかめ」に設定するのがおすすめです。

炊いてるときの音がうるさいとの口コミです。象印の公式サイトによるとIHの炊飯器は強い火力で炊飯するため、炊飯中に「ブーン」と冷却ファンが回る音がします。音に敏感な方や部屋が狭い場合は運転音が気になる方もいるので留意してください。

口コミでは「気にならない」との意見も多数見受けられましたが、炊飯中の音が気になる場合は、その時間に調理をするようにしたり、別の部屋に行ったり入浴したりするのがおすすめです。

象印STAN.炊飯器NW-SA10のメリットはシンプルでスタイリッシュデザインや、内釜の目盛が変色して水量が測りやすい点、またパーツが少ないので毎日のお手入れが簡単な点が挙げられます。

今までの炊飯器のイメージには無かったスタイリッシュなデザインで置き場所に困りません。また一般的な炊飯器にありがちな水量目盛りの見えにくさがなく、水を入れると目盛りが変色するので非常に便利です。

お手入れが簡単なのも嬉しいポイントで、象印STAN.炊飯器NW-SA10はなんと内釜・内ぶたの2パーツのみになっています。炊飯も洗浄も毎日行うので、複雑なパーツがないのは大きなメリットです。

象印STAN.炊飯器NW-SA10は運転音の大きさがデメリットです。口コミでは多くの方が「音は気にならない」と評価していますが、音に敏感な方や炊飯中に音楽を聞きたい方には向かない場合があります。

象印公式サイトによるとIHの炊飯器は強い火力で炊飯するため炊飯中に「ブーン」と冷却ファンが回る音や炊飯中・保温中に「ジー」と音がしてこれはマイコンが火力を調整している音です。どの炊飯器も多少なりとも音がするので「気にならない」との声が多数でした。

象印STAN.炊飯器NW-SA10のお手入れ方法は簡単です。炊飯器を使用するたびに洗うパーツは内釜と内ぶたの2パーツのみで、内釜本体は軽いので洗いやすく取り外したり取り付けたりする作業が苦になりません。

また炊飯器の天面部分はフラットなデザインなので汚れてもサッと拭き取れます。無駄な凸凹がないのでお手入れが非常に簡単です。縁の部分は米粒が落ちてもサッと拭き取りやすい仕様なので、米粒がこびり付く心配がありません。

象印の炊飯器は今回紹介した象印STAN.炊飯器以外にも、高機能でこだわりが詰まった炊飯器があります。なかでも炎舞炊きと呼ばれる炊飯器は底IHヒーターをブロック毎に分け、対角線上にある2つのヒーターを同時加熱する製品です。

同時に2箇所加熱するためより激しい対流で米粒をかき混ぜ、高温の熱をお米一粒一粒にしっかりと伝えます。釜内を激しい対流でかき混ぜて炊きムラを抑えると、ご飯はふっくらもちもちに炊き上がりお米の甘み成分を最大限に引き出してくれるのでおすすめです。

象印STAN.シリーズは炊飯器以外にも多くの商品があります。最新機種は2022年9月に発売されたオーブントースターの「EQ-FA22型」です。STAN.シリーズならではのスタイリッシュさとサクふわトーストなど9つの機能が魅力なので、ぜひチェックしてください。

象印STAN.炊飯器NW-SA10の特徴・口コミをご紹介しました。象印の炊飯器STANはシンプルなデザインとお手入れの簡単さが魅力です。今回の記事を読んで気になった方はぜひ購入を検討してみてください。