山本周五郎の人気おすすめランキング10選【人間味溢れる文章】

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日本を代表する作家、山本周五郎。生前、多くの作品を世に発表しています。しかし、その多さゆえに、何から読めばいいか迷うところ。今回は、山本周五郎作品を読もうと思っている人のために、ランキングを作成しました。ランキングを手掛かりに、山本周五郎の物語世界に今こそ!

山本周五郎はどんな作家?

2017年には没後50年が経過したが、今なお各世代から愛される作家、山本周五郎。市井の人々の人生を情感豊かに描き上げ、読者の心を揺り動かし続けています。その物語の多くは、舞台化、映像化が盛んにおこなわれています。

彼の作風は、自身の現実の生き方にも表れています。それは、たとえば、権威とは距離を置くところなどです。彼は、あらゆる賞の受賞が決まっても、そのどれも辞退してきました。

そんな人間味あふれる山本周五郎は、多くの作品を世に問うてきました。読み始めようと思っても、どれから手を付ければいいか迷うところです。そこでここでは、そんな山本周五郎作品の人気ランキングを作成しました。なお、選定基準は、「レビューの多さ」「読みやすさ」「映像化の有無」などを参考にしています。

山本周五郎おすすめ人気ランキング

10位

新潮社

青べか物語

価格:637円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

田舎の庶民をみごとに描き出す

10位は『青べか物語』。田舎の生活を、鮮やかにそして、狡猾に描き出した名作。「青べか」とは舟の名前のこと。港町に移り住んだ売れない小説家、「私」は、老人から「青べか」を譲り受けます。表題はここからきています。

 

読み進めていくと、「読みにくいな」と感じてしまうかもしれません。方言が巧みに使われていて、そのリズムや口調になれるのに少し時間がかかるかもしれません。しかし、これに慣れるころには、すっかり物語の虜になっている事でしょう。

 

小説家の「私」は、田舎の人びとを描きます。そこには、現実ではあまり付き合いたくないと思ってしまうような人も出てきます。しかし、そういう人たちの生活も豊かに描き出し、人の人生の多様さを表現するところは、やはり、さすがは山本周五郎といったところです。

ページ数388ページ形態連作短編

口コミを紹介

こんな本が読みたかったんだよ。読んでいるうちにそんな気持ちになって来ました。

出典:https://www.amazon.co.jp

9位

新潮社

ながい坂 上

価格:810円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

山本周五郎によるビジネス書⁉

9位は『ながい坂』。さながら山本周五郎による「ビジネス書」と言ってもいいかもしれません。もちろん、ほかの多くの作品同様、情感豊かに人の人生を描いた物語です。しかし、一大事業に立ち向かう主人公の生き方から、仕事についての多くのことを学ぶことができます。その意味で、ビジネス書として読むことができる小説です。

 

子どものころに巻き込まれた、ある事件をきっかけに、主人公の人生はやおら動き始めます。そして、幾多の困難を見舞われながらも、はたして、藩の一大事業の責任者を任せられます。しかし、そこでも多くの苦難に襲われます。そんな彼の仕事への態度は、時代が変わっても、私たちの心揺り動かします。

ページ数550ページ形態長編

口コミを紹介

今まで読んだ山本周五郎作品の中では、この作品が一番と思いました。良かった!

出典:https://www.amazon.co.jp

8位

KADOKAWA

柳橋物語

価格:605円(税込)

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愛を正しく育てることの難しさ

8位は『柳橋物語』。おせんという1人の女性の、愛をめぐる悲しくも、しかし力強い、愛おしい物語です。

 

主人公は一人の女性、おせん。彼女は、ある時2人の男性から同時に求婚をうけます。愛という輪郭のぼやけた存在を、おせんは正しく認識することができませんでした。同情から(おせんはそうとは知らず)彼女は、つらい選択肢を選んでしまいました。そのとある選択のために、彼女の本当の愛は行き場を見失います。

 

愛という不確かなものに翻弄されるのは、いつの時代でも変わりません。それでも、おせんの物語を読むことで、私たちは、愛に少しでも形を与えられるかもしれません。愛を知るために。一度は読むべき名作です。

ページ数288ページ形態中・短編集

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周五郎ベスト2編どちらも面白く、一気読み、改稿してあり、読みやすい。

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7位

新潮社

ちいさこべ

価格:724円(税込)

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人間のあらゆる感情が1冊に

7位は『ちいさこべ』。表題作の「ちいさこべ」ほか、中編を交えた数編の小説集です。愛、喜び、慈しみ、哀しみ、怒り、猜疑心など、様々な感情が呼び起こされるような、広がりのある1冊です。様々な人を描くのが得意な山本周五郎の技量が、一挙に現れた作品集といってもいいかもしれません。入門にもおすすめです。

 

「ちいさこべ」では人のやさしさを、「花筵」では勇気や愛を、「ちくしょう谷」では信じることを。これらはごくわずかですが、読む人の人生と、必ずどこかで絡み合うところが出てくるだろうと思える、そんな小説たちです。漫画化もされているので、そちらから読むのもいいでしょう。

ページ数464ページ形態短編集

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「ちくしょう谷」は衝撃を受けた。侍にもこのような人がいたかもしれないと想像した。

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6位

新潮社

季節のない街

価格:724円(税込)

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飾りのない人々の人生に心動かされる

6位は『季節のない街』。黒澤明監督の『どですかでん』の原作にもなっている名作です。山本周五郎の目を通してみたとき、人々に普通の人生には深い意味が潜んでいるのだと、気付かされる、そんな作品になっています。

 

この本で特にスポットライトが当てられるのは、普段は逆にスポットライトが当たることのないような、「風の吹溜まりに塵芥のように集まるようにできた貧民街」です。そこでは、裸のままに感情を表に出した人々がいます。山本は、そういう人々の中にこそ「人間:をみます。彼らを通して、私たちの生き方について考えさせられます。

ページ数432ページ形態連作短編

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短編集で入りやすい。 
ひとつひとつの物語はとても短いが、最終的にはそれぞれに違った衝撃を受けてしまう。 
主にコミカルなキャスティングかと思いきや、時として恐ろしいほどのシリアスな状況に衝撃を受ける。

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5位

新潮社

寝ぼけ署長

価格:680円(税込)

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山本周五郎唯一の探偵小説

5位は、『寝ぼけ署長』。山本周五郎唯一の探偵小説になっています。探偵小説としての、解決シーンの面白さもさることながら、山本周五郎らしさがにじみ出た、人情味あふれる物語です。

 

いつもは、グダグダしてばかりいる、とある地方の署長。彼の周りで、難事件が巻き起こります。しかし、そんな署長は、鋭い観察力と洞察力の持ち主。あれよあれよと、事件を解決していきます。

 

署長のモットーは、罪を憎んで人を憎まず。だから、犯罪者も検挙しません。もちろん、普通に考えればいいこととは言えません。しかし、そういう人間らしい人間を描いてしまうのが山本周五郎。署長の転任にあたって、多くの人々が悲しむほど、彼は愛されていました。

ページ数400ページ形態連作短編

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10の短編からなる事件解決簿だが、最初を読み終わって、なんともすっきりしない。
 なんだこの小説は、と思ってしまう。ところが、いつしか「ねぼけ署長」の事件解決の虜になってしまっている。しっくり感が残る事件解決集

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4位

新潮社

樅ノ木は残った(上)

価格:724円(税込)

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これを読まずには語れないい!山本周五郎の代表作

4位は『樅ノ木は残った』。山本周五郎を語る上では外すことができない、と言っても過言ではないほどの傑作、そして代表作。上・中・下巻と三巻にも及ぶ長編でありながら、結末に鳴り響く衝撃に耳を澄ませずにはおけない、飽きることを許さない長編です。

 

舞台は、崩壊の危機にある仙台藩。物語の主人公は、今でこそ極悪人と歴史に名を残す原田甲斐。そんな原田を、山本は別の見方で描きます。

 

原田は、仙台藩内の敵対勢力である一族の謀略に気付き、1人、仙台藩を守るため暗躍します。ただ、1人で。そんな原田の強い意志を知ったら最後、彼の活躍から目が離せません。

 

 

ページ数480ページ形態長編

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本にはまっています。これは名作だと思います。いつの世でも中間管理職の厳しさを思い涙がこぼれるようでした。

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3位

講談社

完全版 日本婦道記(上)

価格:702円(税込)

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日本の女性たちの人生がここにある

3位は『小説 日本婦道記』。様々な女性たちの生きざまを描いた短編集。昔の女性たちをイメージするとき、良妻賢母という言葉が浮かんできます。良い妻であり、賢い母であることが女性には求められてきました。そして、私たちの昔の女性のイメージも、「良妻賢母」一辺倒になりがちなのではないでしょうか。

 

しかし、この小説に描かれている女性たちの人生は、あたりまえですが、彼女たちの人生です。一般化できるようなものではありません。凛々しく、そして強かに生き抜いてきた女性たちの、豊かな人生がここにはあります。

ページ数368ページ形態短編集

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講談社からの再販で再読した、短編どれも面白いが、自分は、ふた粒の飴と、菅笠が、好きだ。

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2位

新潮社

さぶ

価格:680円(税込)

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青年の苦悩と成長の物語

2位は「さぶ」。さぶ?なんだそれは、寒いのか?と、思わず気になって手に取ってしまいそうなタイトルです。冒頭を読むとすぐにわかるのですが、「さぶ」とは、登場人物の1人の名前です。

 

タイトルは『さぶ』ですが、主に描かれるのは、さぶの友人、栄二の人生です。栄二は器用で世渡り上手な青年、一方さぶは、不器用で気弱。しかし、ある時栄二に悲劇が降りかかります。

 

そんな栄二にとって、気弱なさぶのまっすぐな心が支えになります。その2人の関係性の温かさに、どの時代でも読者心を動かしてやみません。そして、栄二を陥れたのは誰か。そんなミステリー要素もあって、長編なのに一夜で読んでしまう人も⁉

ページ数496ページ形態長編

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四十五年前に読んだが、その時以上の感動を受けた。人間は一人では生きられない。どんなに優れた人間でも多くの人の支えがあって何かを成し遂げることが出来る。その支える人達の代表が“さぶ”である。

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1位

新潮社

赤ひげ診療譚

価格:680円(税込)

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「赤ひげ」の大きな優しさに涙する

1位は、『赤ひげ診療譚』。「赤ひげ」の人情に涙せずにはいられない、山本周五郎の中でも特に有名な作品のうちの1つ。2018年にも、新しいキャストでドラマ化されており、「赤ひげ」は今でも多くの人びとに愛されています。

 

時代は江戸時代。主要な舞台は、小石川養生所と言われる、貧民向けの実在した医療施設。「赤ひげ」はそこの所長でした。そこにある時、医者としての地位の向上を望む見習の医者、保本登がやってきます。

 

小石川養生所には、さまざまな問題を抱えた市井の人々がやってきます。彼らの抱えた苦悩とそれに真摯に向き合う「赤ひげ」の姿勢と言葉には、現代にも訴えかける力づよさを感じます。

ページ数384ページ形態連作短編

口コミを紹介

現代人の視点から読んでも面白い人間ドラマ。人間の感性は半世紀やそこらでは変わらないことを証明してくれています

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山本周五郎作品の選び方

山本周五郎は、生前、旺盛な執筆を行っていました。その多くは、日本の「普通の人びと」を描いた、人情味あふれる物語です。しかし、山本周五郎と同時代の人ならいざ知らず、すでに没後50年も経て、これから彼の作品を読もうと思っている人には、何がおすすめなのか分かりにくいのが実情です。

そこで、ここでへ、山本周五郎作品の選び方のポイントを紹介していきます。ここで紹介するのは、「形態」「時代背景」「映像化」という3つのポイント紹介します。

形態で選ぶ

山本周五郎の本(特に小説)を「形態」で分けるというとき、ここでは、その本が「長編」か「短編集」か「連作短編」かという分け方をします。

山本周五郎に限らないのかもしれませんが、おすすめなのは、短編集でつまみ読みをしてみて、それから連作短編の本を手に取り、そのあと長編に挑戦してみる、という順番がおすすめです。

短編集

まずは、短編集を手に取ってみることをおすすめします。ランキングで紹介したものでいうと、『小説 日本婦道記』や『ちいさこべ』などです。これらの本の中に収めれている1つ1つの作品は、それ自体で完結した物語です。

だから、タイトルなどから気になったものから読んでみるということができます。一冊を読み切らないと全容がつかめない、ということもないので気楽に読むことができます。

とはいえ、短編集というものは、ただいたずらに並べたてられているわけではありません。その本に共通するあるテーマが通奏低音に流れているいます。それを感じ取ることも短編集を読むことの醍醐味です。

連作短編

連作短編という言葉は、本にあまり馴染みのない人にとっては、聞きなれないかもしれません。この形態の本は、1冊を読み通すことが、長編に比べて楽です。

連作短編というのは、それぞれ完結した物語のすべてに共通した要素があります。登場人物や小説の舞台などが共通していることが多いです。その他にも、たとえばファンタジー小説などは、架空の世界という設定だけが共通していて、その世界観以外はすべて異なっていることもあります。

山本周五郎の作品で連作短編というと、まず真っ先に挙げられるのは、ランキングでも1位に紹介した『赤ひげ診療譚』です。この小説でいえば、基本的にある患者に対して、1つの短編、といった感じです。しかし、同時にその短編が進むごとに、主人公の成長を追っていくことができます。なので連作短編の場合は、はじめから読むのが一般的です。

長編

長編は、その名のとおり、1つの物語が長く描かれるものです。短編も連作短編も、山本周五郎の良さがあらわれているのですが、やはり、彼を語るには、長編を読まなければ始まりません。

彼の作品で有名なものは、長編であることが多いです。『さぶ』や『樅ノ木は残った』などは、特に人気があり、山本周五郎の代表作といって相違ありません。

短編、連作短編と呼んでいくうちに、きっと、山本周五郎の長編を読む体力はついているはずです。そして、彼には読者を飽きさせないだけの筆力があるので、ぜひ長編にも挑戦してみてください。

時代背景で選ぶ

山本周五郎作品を選ぶ基準の1つとして、時代背景で選ぶという方法もあります。そして、これは同時に、山本周五郎作品を深く楽しむためのコツでもあります。

山本周五郎は、江戸時代を舞台にして描くことが多いです。なので、ここでは特に、江戸時代を、前期、中期、後期に分けて、それぞれを舞台に据えた小説も併せて説明していきます。

ちなみに、江戸時代は、その区分を三期に分けられるほどの長い栄華を誇っていました。さらに、江戸は、同時代において、世界的にも類を見ない大都市でした。パリやロンドンなどと比べるべくもないほどです。それだけに、多くのドラマが生まれ、想像力を掻き立てる世界が広がっていたのでしょう。

江戸前期

江戸時代前期を舞台にした、山本周五郎の作品として特に有名なものは、『樅ノ木は残った』でしょう。

江戸時代前期は、言わずもがな、1つの時代が始まらんとする、可能性に満ち溢れながらも、試行錯誤が続いた時代です。徳川の幕政も、自らの治世を安定させるために、多くの改革を打ち出した時代でもあります。

『樅ノ木は残った』でも、その雰囲気を感じとりなが読むことができれば、より一層楽しむことができるでしょう。

江戸中期

江戸時代中期に入ると、徳永の治世も比較的安定します。同時に、庶民の生活も、豊かとはいえないながらも、一定のリズムに乗ります。すると、相対的に、江戸から武家の色彩は薄まり、庶民の生活が浮き出てきます。

中期を舞台に描いた小説としては『柳橋物語』があります。これはまさに庶民の人生を描いたものです。おせんという1人の女性を描くことで、この時代の庶民の多様な人生が垣間見えてきます。

江戸後期

江戸後期は、干ばつなどの自然災害から、ペリーの来航など、時代の揺れ動きが感じられるます。いわゆる幕末も、江戸後期のことになります。そして山本周五郎も、多くの時代小説家がそうしているように、幕末の動乱をテーマにした小説があります。それは、ランキングには挙げませんでしたが、『幕末物語 失蝶記』です。

とはいえ、彼が描くのは、いわば本流として幕末ではありません。

というのは、歴史に名を残す、坂本龍馬や西郷隆盛、桂小五郎などの活躍を描いたものを、幕末の本流の物語だとするならば、やはり、山本が描くのは、その支流ともいうべき物語です。たとえば、『幕末物語 失蝶記』では、少女を主人公に据えた幕末の物語も収められています。幕末にも、人々の人生があったことがよくわかります。

映像化などの有無で選ぶ

山本周五郎作品は、非常に多くのものが映像化されています。そして中には、巨匠黒澤明が監督や脚本をつとめた作品もあります。それだけに、山本周五郎は、時代を担う作家だったのです。

実は、映像化以外にも、漫画になった作品もあります。ここでは、そういった作品を簡単に紹介していきます。

映像化

映像化された作品は、黒澤明がかかわったものでいうと、次のようなものがあります。ランキングでも紹介したものでいえば、まず『赤ひげ診療譚』。映画は『赤ひげ』という名前になっています。そして、『季節のない街』。これも黒澤明が監督を務め、『どですかでん』という名前で映画化されています。

さらにランキングで紹介しなかったものでいうと、『雨あがる』があります。これは黒澤明がこの小説をもとに、脚本を手掛けています。主演は寺尾聰と、錚々たるメンバーです。日本アカデミー賞では、作品部門、脚本部門など、その他多くの部門で最高賞を獲得してます。

漫画化

実は、山本周五郎の作品は、漫画にもなっています。山本周五郎の『ちいさこべ』を、「え」を付け加えて、『ちいさこべえ』というタイトルで、望月ミネタロウが漫画にしています。彼は、手塚治虫文化賞を獲得するなどの功績のある漫画家です。

『ちいさこべえ』も、2017年に文化庁メディア芸術祭マンガ部門で、優秀賞を獲得しています。山本周五郎の作品とは違った世界感を楽しむことができます。

山本周五郎のおすすめ商品比較一覧表

  • 商品画像
  • 1
    アイテムID:4946660の画像

    新潮社

  • 2
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    新潮社

  • 3
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    講談社

  • 4
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    新潮社

  • 5
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    新潮社

  • 6
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    新潮社

  • 7
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    新潮社

  • 8
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    KADOKAWA

  • 9
    アイテムID:4946969の画像

    新潮社

  • 10
    アイテムID:4947038の画像

    新潮社

  • 商品名
  • 赤ひげ診療譚
  • さぶ
  • 完全版 日本婦道記(上)
  • 樅ノ木は残った(上)
  • 寝ぼけ署長
  • 季節のない街
  • ちいさこべ
  • 柳橋物語
  • ながい坂 上
  • 青べか物語
  • 特徴
  • 「赤ひげ」の大きな優しさに涙する
  • 青年の苦悩と成長の物語
  • 日本の女性たちの人生がここにある
  • これを読まずには語れないい!山本周五郎の代表作
  • 山本周五郎唯一の探偵小説
  • 飾りのない人々の人生に心動かされる
  • 人間のあらゆる感情が1冊に
  • 愛を正しく育てることの難しさ
  • 山本周五郎によるビジネス書⁉
  • 田舎の庶民をみごとに描き出す
  • 価格
  • 680円(税込)
  • 680円(税込)
  • 702円(税込)
  • 724円(税込)
  • 680円(税込)
  • 724円(税込)
  • 724円(税込)
  • 605円(税込)
  • 810円(税込)
  • 637円(税込)
  • ページ数
  • 384ページ
  • 496ページ
  • 368ページ
  • 480ページ
  • 400ページ
  • 432ページ
  • 464ページ
  • 288ページ
  • 550ページ
  • 388ページ
  • 形態
  • 連作短編
  • 長編
  • 短編集
  • 長編
  • 連作短編
  • 連作短編
  • 短編集
  • 中・短編集
  • 長編
  • 連作短編

まとめ

山本周五郎の小説を読むということは、自分とは異なる時代に生きる人間の人生を追体験するということです。多くが映像化されたりなどしているので、山本周五郎は入門しやすい作家です。今回のランキングなどを参考に、山本ワールドにどっぷり浸かってください。

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