ハーモニカの人気おすすめランキング10選【初心者も!】
2023/03/16 更新
小さなサイズで気軽に始めやすいハーモニカですが、演奏したいジャンルに合わせて種類があります。10ホールズ・C調・価格の安いもの・ホーナーなどの人気商品などもあり、選ぶのに悩んでしまう方も多いです。今回はそんなハーモニカの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。初心者向けの練習曲やマスターしたい奏法もご紹介します。
目次
哀愁ある音色が魅力のハーモニカを奏でよう
ハーモニカは手のひらに収まるほどの小さなサイズですが、聴く人の心に染み入るような哀愁のある音色を出すとても魅力的な楽器ですね。価格も他の楽器に比べてお手頃なので気軽に始めやすいのではないでしょうか。
しかし、ハーモニカにもさまざまな商品が揃っています。10ホールズハーモニカ・価格の安いもの・初心者向けのC調・ホーナーなどの人気ブランド品などがあり、幅広い商品から選べるんです。
そこで今回はハーモニカの選び方やおすすめの商品ランキングをご紹介します。ランキングは種類・価格・音色・メーカーを基準に作成しました。購入を迷われている初心者の方もぜひ参考にしてご自分に合ったハーモニカを手に入れてください。
【結論コレ!】編集部イチ押しのおすすめ商品
初心者でも安心ハーモニカの種類と選び方
ハーモニカは大きく分けると3種類のタイプがあります。タイプによっては初心者には難易度が高めなので、どれにするかあらかじめ決めておいてください。
自分が奏でたいジャンルで選ぶ
ハーモニカで演奏したい曲やジャンルが決まっている場合は、そのジャンルに合う音色を出すタイプのハーモニカを選ぶようにしましょう。
童謡・唱歌・懐メロ・演歌を奏でたいなら「複音ハーモニカ」がおすすめ
童謡・唱歌・懐メロ・演歌を吹きたいと考えているなら哀愁がある音色の「複音ハーモニカ」がおすすめです。慣れれば素晴らしい音色を出してくれるので、幅広い層から人気があります。
複音ハーモニカは正面から見ると四角い穴が上下2段に並んでいて、同じ音をわずかにずらして調律してあるため、音を出すと小刻みに震えているように聴こえることからトレモロハーモニカとも呼ばれています。
音の配列は中央部分以外は音階順ではないので習得するまでにはある程度の練習が必要です。そして演奏する曲のキーに合わせて楽器も持ち替える必要があります。
弾き語りには「ダイアトニック・ハーモニカ」がおすすめ
ダイアトニック・ハーモニカは横一列に10個の吹き口が並んでいるところから10穴ハーモニカ(10ホールズ)と呼ばれます。弾き語り・フォーク・ロック以外でもどんなジャンルにも合うタイプです。
吹き口の上下面にリードが付いていて、吹いたときと吸ったときで違う音が出るようになっています。音が音階順に並んでいるので子供やハーモニカ初心者におすすめのタイプで、ギフトにも最適です。
10穴ハーモニカはホーナー社の登録商法「ブルースハープ」とも呼ばれます。10穴ハーモニカも複音ハーモニカと同様に、曲のキーに合わせて楽器も持ち替える必要があるので注意してください。
ジャズ・クラシック・ポップスなどなら「クロマチック・ハーモニカ」がおすすめ
クロマチック・ハーモニカはジャズやクラシックを演奏したい場合に最適です。見た目は横1列に吹き口が並んでいますが側面にスライドレバーが付いていて、それを押すことで半音高い音を出せます。
ダイアトニック・ハーモニカや複音ハーモニカは半音階を演奏できないので、演奏する曲のキーによって楽器を替える必要がありますが、クロマチック・ハーモニカはその1本だけでどんなキーの曲にも対応可能です。
ですが使いこなすにはテクニックが必要なので、ある程度経験のある方に向くタイプです。価格も他のタイプに比べると高めの場合が多いです。
特に決まっていない場合は「10穴(10ホールズ)ハーモニカ」がおすすめ
幅広いジャンルの曲を吹きたいと考えている場合は、どんな曲にも合う音色を出すダイアトニック・ハーモニカの10穴(10ホールズ)ハーモニカを選びましょう。弾き語りで使われているのはほとんどがこのタイプです。
仮に楽譜が読めなくても大丈夫です。独学でも曲が吹けるようになるテキストも豊富にあります。また、10穴ハーモニカなら1本数千円前後とお求めやすい金額の商品もあるので、3つのタイプで迷ったら「10穴ハーモニカ」をおすすめです。
音色に直結するボディの材質で選ぶ
吹き込んだ息を響かせる本体部分の材質が変わると、音色も大きく変わってきますので、お気に入りの音色がどの材質なのか参考にしてください。
柔らかな音色で価格の安いものなら「合成樹脂製」がおすすめ
本体が合成樹脂製のハーモニカは柔らかく心地よい響きが特徴です。音量が大きすぎないので集合住宅にお住まいの方も安心できます。合成樹脂は湿気や乾燥に影響を受けにくく、お手入れも簡単です。分解して水洗いも可能です。
楽器が清潔に保たれるのは、楽器の寿命にも関わってくる重要になります。比較的価格の安いものをお探しの方にもおすすめです。
クリアな発音なら「アルミ製」がおすすめ
アルミやメタルのハーモニカは、くっきりとしたシャープな音色が特徴です。テンポの速い曲がクリアに聴こえます。樹脂や木製とはひと味違うきらびやかで伸びのある音色を好むプロ奏者も多いです。
アーティストの山崎まさよしさんもアルミボディのハーモニカを使用しています。
伸びやかで美しい音色なら「木製」がおすすめ
木製のハーモニカは丸みを帯びた伸びやかな音色が大変美しいのが特徴で1本は持ってみたい憧れの材質です。ゆったりとしたテンポの曲に真価を発揮します。ですが、湿気による影響を受けやすいので管理には注意が必要です。
吹いた後は水分が、楽器の中に残らないようにお手入れは必須です。また、季節によっては本体が膨張する恐れがあります。その場合には乾燥剤を密閉した缶の中にハーモニカと一緒に入れて保管するなど工夫してください。
いいとこ取りのものなら「木繊維入り合成樹脂製」がおすすめ
樹脂製は製造が安価で大量に出来る上に製品の寿命が長い利点があります。さらに長時間つづけて吹いていても水分を吸収しないので、音質が安定している長所もあり、長く利用する方にもおすすめです。
気になる音色は、木製の丸みのあって温かみのある音色とプラスチックの柔らかい音色を併せ持つハイブリッドです。その伸びやかな音色は、ギターの音も引き立てます。
代表的なメーカーから好きなデザインで選ぶ
代表的なメーカーは3社です。こちらの商品ならどれを選んでも安心です。ご自分の好きなデザインやカラーで選べばモチベーションも上がりますね。
安心の日本製なら「スズキ」がおすすめ
鈴木楽器製作所は、安心の国内生産なのでサポート体制も万全です。10穴ハーモニカは「MANJI Ⅿ-20」・複音ハーモニカなら「スズキ・ハミング SU-21 」・クロマチック・ハーモニカは「ファビュラスシリーズ」が定番です。
それ以外にも「ミニハーモニカ」や「教育用ハーモニカ」なども手掛けている独創性のあるメーカーです。
初心者からプロまで幅広く愛用するものなら「トンボ」がおすすめ
トンボ楽器製作所は日本国内では唯一のアコーディオン製造で有名です。ハーモニカの製造は1917年からと老舗のメーカーで、海外40か国以上に輸出をしているブランドで信頼ができます。
10穴ハーモニカの「メジャーボーイ」・複音ハーモニカの「プレミアム21」が定番です。クロマチック・ハーモニカの「µ(ミュー)-01」は新機構を採用しています。
ドイツを代表する高品質なものなら「ホーナー」がおすすめ
ホーナー社は1857年創業と歴史のあるドイツの楽器メーカーです。ハーモニカと言えばホーナー社の10穴ハーモニカ「ブルース・ハープ」と言われるほど定番です。複音ハーモニカは「Ocean Star」などが揃っています。
また、「リトルレディ」はこちらは4穴・1オクターブと小さなサイズでネックレスのように身につけれるのもポイントです。ホーナー社の製品には信頼の証2年間のメーカー保証が付いています。
初めて購入する方は「難易度」をチェック
初めてハーモニカを吹くなら、難易度が低いのは「10穴ハーモニカ」です。音階順に吹き口が並んでいるので吹きやすいから比較的上達も早いでしょう。澄んだきれいな音色は適当に吹き吸いするだけでもかっこよく決まります。
対して最も高難度は「クロマチック・ハーモニカ」。吹くことに加えて半音を出すためのレバー操作も必要なので、初心者には難易度が高いとされています。ですが、1本ですべての曲が吹ける点は捨てがたい最大のメリットです。
ハーモニカの人気おすすめランキング10選
口コミを紹介
初心者の私でも 低音域・高音域共に 吹きやすいです。
しかも コンパクトなサイズで 大変満足しております。
口コミを紹介
市民講座の複音ハーモニカ講座受講のため、推奨品であるこのプレミアム21を購入しました。
このハーモニカは、てごろな21穴タイプで扱いやすく手入れもし易く、入門者に向いていると思います。
口コミを紹介
このお値段でこの品質は大満足です!
半音が出るし、3オクターブの音域があり、大抵の曲が吹けます。音質も豊かで、見た目もとてもきれいです。
口コミを紹介
以前から気になっていた、こちらのハープを購入してみました。カバーの艶ありシルバーと、ボディの艶無しシルバー(アルミ)の組み合わせは高級感がハンパないです。
口コミを紹介
こちらの良い点はなんと言ってもコスパの良さですね。安いです。丈夫です。いい音です。かわいい形してます。
口コミを紹介
知人にクロマチックハーモニカの入門に最適だと進められて購入しました。
とても吹きやすいです。
口コミを紹介
ボディに木製と樹脂製を合成した素材を使用することで、木製のような音色と樹脂製の吹きやすさを兼ね備えています。
独自の流線形の形状によりリードの振動幅が広くとても大きな音量が出ます。
ベンドのかけ易さはピカイチです。
口コミを紹介
素晴らしいハープです❗
約50年前に、使っていた頃を思い出しました。
別のキーを是非購入させていただきます。
口コミを紹介
初に買った10穴ハーモニカがMajor Boyでした。以後幾つか他のを試しましたが結局MJに戻ってきました。
ベンドが比較的容易にでき音色もブルージーな感じが楽しめます。初心者を含めて幅広い層の人に受け入れられる無難なハーモニカだと思います。
ハーモニカのおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 本体材質 | 寸法 | 重量 |
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世界中のプロミュージシャンからも絶賛 |
合成樹脂 |
105×30×18㎜ |
63g |
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100年以上の歴史を持つ機種 |
木製(pearwood) |
100×25×20㎜ |
60g |
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10ホールズハーモニカの定番 |
天然木繊維入り樹脂 |
100×27×18㎜ |
65g |
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スティービー・ワンダーも使用したホーナー製ハーモニカ |
木製 |
195×45×31㎜ |
300g |
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お子様がハーモニカをはじめるならコレ |
樹脂 |
165×57×20mm |
70g |
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使いやすい本格的なブルースハープ |
プラスチック |
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透き通ったサウンドが特徴 |
アルミ |
100×27×20㎜ |
90g |
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価格が安い高パフォーマンスなC調ハーモニカ |
ABS樹脂 |
145×38×287㎜ |
287g |
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1927年(昭和2年)に販売開始の超ロングセラー人気商品 |
合成樹脂 |
166×29.5×22㎜ |
128g |
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初心者からプロまで使えるスタンダードモデル |
合成樹脂 |
155×45×30㎜ |
202g |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
曲の調と楽器のキーに悩むならC調
「クロマチック・ハーモニカ」以外の「複音ハーモニカ」と「10穴ハーモニカ」は半音が出せないので、演奏する曲の調が変わると楽器も持ち替える必要があります。そのために同じ商品でもCやAなどのアルファベットでキーが表記されているのです。
吹きたい曲が決まっている時はその曲の調と同じキーのハーモニカを選びます。購入する時は間違って違うキーの商品を購入しないように気を付けてください。吹きたい曲が決まっていない場合やはじめの1本には、C調がおすすめです。
Cのハーモニカはハ長調のドレミファソラシドがダイアトニックスケールになっているので吹きやすいですし、練習用のテキストもハ長調=C調で吹ける曲が多く載っています。
マスターしたいハーモニカの奏法
ハーモニカを吹くなら、ぜひともマスターしたい奏法をいくつかご紹介します。すぐにできなくてもコツコツ楽しみながら練習してみましょう。
ブルースハープには欠かせないベンド奏法
ベンド奏法は10穴ハーモニカでブルースを吹くならマスターしたい奏法です。「ベンド」=「曲げる」と言う意味で、空気の流れを舌を使って半音下げた音を出すテクニックです。口笛が得意な方はマスターしやすいかもしれません。
ベンド奏法をすると音が下からしゃくり上げるようになって味のある演奏に聴こえます。本来10穴ハーモニカに半音はありませんが、このベンド奏法ができれば半音も簡単に吹けるようになるかもしれません。
YouTube動画には練習方法を解説している動画もあるので、ぜひマスターして格好よくハーモニカを演奏して下さい。
音が際立つパッカー奏法
このパッカー奏法は、演奏の技法よりは吹き方の一種だと思ってください。初心者が最初にハーモニカの音を出す時おそらく隣り合った音も混ざって鳴らしてしまうのではないでしょうか。
パッカー奏法は自分が出したい音だけを狙って口をすぼめて息を吹き込む奏法です。出したい音が唇の真ん中にくるようにハーモニカを左右にずらして演奏します。
旋律と伴奏が同時に吹けるタンブロック奏法
ハーモニカは小さな楽器なので吹き口が近いです。そのためひと吹きで複数の音(和音)を意図的に鳴らせます。タンブロック奏法はその同時に出る音の中から出したくない音を舌でふさぐことで、同時に伴奏を付けられる奏法です。
難易度はやや高めですが習得できれば演奏の表現力が一気に高くなります。複音ハーモニカやクロマチック・ハーモニカでクラシックを演奏する時にはぜひともマスターしたい奏法です。
初心者でも吹ける曲は
ハーモニカ初心者には、童謡・唱歌がおすすめです。ハ長調の曲が多いのでCの楽器でたくさん吹くけます。練習しているうちに音配置を短時間で覚えられるので、あきらめないでチャレンジしてみてください。
特に「かえるのうた」は基本のⅭドの位置から始まるので、大きなポジション移動をしなくても吹けます。「赤とんぼ」「ふるさと」もおすすめです。音の出し方や配列に慣れてきたらご自分の好きな曲をどんどん演奏していきましょう。
弾き語りにおすすめの恰好いい曲は
「ギターと一緒にハーモニカを吹きたい」といった理由もハーモニカを始める一つのきっかけかもしれません。歌いながらギターを弾き、曲の冒頭か合間にハーモニカも吹けたらかっこいいです。
THE虎舞竜の「ロード」はハーモニカ部分が印象深い楽曲なので、コピーする方も多いのではないのでしょうか。ボブディランの「風に吹かれて」もハーモニカにぴったりの曲です。
楽譜がよめなくても大丈夫
ハーモニカ譜は1~10、①~⑩合計20個の数字ですべての音が表現されます。ハーモニカ本体にふってある数字とドレミの音を結びつけていくのが基本です。普通の数字は「吹く」、丸印の数字は「吸う」を表します。
しかし、通常は五線譜の下にハーモニカの数字が表記されていて、五線譜が読めなくてもハーモニカを吹けるように書かれているので、初心者でも安心です。
お手入れも大事
ハーモニカを大事に使いたい方は、演奏前にはうがいや可能なら歯を磨いて、できるだけハーモニカに汚れがつかないようにしましょう。演奏後は、吹き口を下にして布の上でトントンと優しく叩いて唾液を出します。
それでもどうしても多少唾液が残ってしまうので、しばらく外に出しておいてからケースにしまってください。専用の除菌クリーナーで楽器の外側も内側も清潔に保つのもおすすめです。
ハーモニカの吹き口である「リード」部分は消耗品となっています。折れてしまってもその部分を交換すれば再び使用できますが、本体価格が比較的手に入れやすいものも多いのでそうした機会に違うタイプの購入も検討してみてください。
下記の記事では鍵盤ハーモニカの人気おすすめランキングをご紹介しているので、この記事と合わせてご一読をお願いします。
まとめ
ここまでハーモニカのおすすめランキング10選を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。小さなサイズながら印象的な音を楽しめるハーモニカがあるので、是非自分だけのハーモニカを見つけてみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年03月16日)やレビューをもとに作成しております。
豊富な音量、抜群の耐久性、吹き易さ、その全てが初心者からプロミュージシャンまであらゆる方のニーズに応えてくれます。国産の10穴ハーモニカの定番です。本体は樹脂製なのでメンテナンスも簡単にできます。
メジャー15調子に加え、マイナー12調子もラインナップされており、金額もお求めやすい金額なので複数持つ方も多いです。