デッサン用鉛筆の人気おすすめランキング【uni(ユニ)やステッドラーをご紹介】
2023/03/14 更新
目次
鉛筆一本で手軽に絵を描ける
家にいる時間が増えて何か新しい趣味を見つけたいと思っている方が多いみたいですね。その中で絵を描き始める人が増えているとか。外に出なくても家にある物でデッサンを描いたり、窓から見える景色を描いたりと描く方法はたくさんあります。
デジタルで描く人もいるでしょうが、アナログなら鉛筆一本あればいつでも場所を選ばずにすぐに絵を描けます。でもいざ描こうと思っても硬さや濃さの種類があり、どれが何本ぐらい必要かなど、悩む場合もあるかもしれません。
この記事ではデッサン用の鉛筆を選ぶポイントとおすすめランキング10選を紹介します。メーカーから芯の材質まで細かく解説していきますので購入する際の参考にしてみてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
デッサン用鉛筆の選び方
デッサン用鉛筆は普通の鉛筆と比べて質感や風合いが異なるため、選び方がとても重要になってきます。これから紹介する特徴やメリットなどしっかり把握して自分に合ったアイテムを見つけましょう。
メーカやブランドから自分に合ったものを選ぶ
メーカーやブランドによって描き心地や仕上がりが異なります。製造のこだわりなどもメーカーによって違うので、コスパや柔らかさなど自分の理想に合ったものを選んでください。
滑らかで折れにくい三菱鉛筆「Hi・uni(ハイユニ)」がおすすめ
「Hi・uni」は三菱鉛筆が販売するデッサン用鉛筆です。Hi・uniの鉛筆は粘度が高いので滑らかなのに折れにくいのが特徴です。デッサンの初心者から上級者まで愛用者が多くてデッサンのスタンダード鉛筆として知られています。
材料の黒鉛と粘度の粒子が小さく均一なので、とても滑らかに綺麗な黒い線を描くことが可能です。10Hから10Bまで全22種類の鉛筆が販売されています。
コスパで選ぶなら三菱鉛筆「uni(ユニ)」がおすすめ
uniはHi・uniと同じ三菱鉛筆が販売するデッサン用鉛筆です。Hi・uniに比べるとuniはグレードが1ランク下がりますが、手頃な値段で購入が可能です。硬度は9H~6Bまで展開されています。
uniも柔らかめで折れにくい特徴があります。デッサンを始めたばかりの人やコスパを重視する人におすすめのデッサン用鉛筆です。
細いしなやかな線を描くなら「ステッドラー」がおすすめ
硬い描き心地で細かい作品を描きたい人はドイツ生まれのステッドラーがおすすめです。芯が硬めに作られているので折れにくく紙への色のりも抜群で、細くしなやかな線が描けると愛用者も多くいます。
マルスルモグラフ製図用高級鉛筆は世界最多硬度数の10H~12Bの全24種類の硬度があります。紙への定着性、消字性は高くサラサラな描き心地が特徴です。芯粉が出にくいので紙面を汚しにくいため筆記にも向いています。
長さ・形状・高度の基準となる伝統的な高級鉛筆の「ファーバーカステル」がおすすめ
250年以上の歴史があるドイツの筆記具メーカーで世界で初めて鉛筆を製造したといわれています。現在世界中で使われている鉛筆の長さ、六角形の形状、硬度などの基準を作成したのもファーバーカステルからです。
紙へののりの良さ・書き味の滑らかさ・ムラのない定着性・均一な品質・更に芯が折れにくい高級鉛筆です。耐破損性が高く、鉛筆を削ったり消したりが簡単にできます。
極上な描き心地の「MONO」がおすすめ
MONOと言えば消しゴムが有名ですが、鉛筆も取り扱っています。超微粒子が凝縮した高密度な芯なので紙に引っかからずに滑らかな描き心地を実感可能です。高密度なので芯も折れにくくなっています。
艶のある黒と金の装飾で高級でおしゃれなデザインで、製図からデッサンまで幅広く使える高品質鉛筆です。
鉛筆の硬さ・濃さで選ぶ
鉛筆には硬さがあって、その硬さによって描いた線の濃さが変わってきます。ほとんどの鉛筆の上の方に記されているアルファベットと記号がその鉛筆の硬さを示すものです。
「10H~12B」までの24種類のデッサン用鉛筆がおすすめ
デッサン用鉛筆の種類は薄くて硬い10H(ハード)から濃くて柔らかい12B(ブラック)の24種類があります。F(ファーム)という表記の鉛筆もありますがFはHとHBの中間くらいの硬さです。
Hの前にある数字は硬さを表していて、数字が小さくなるにつれて柔らかくなります。逆にBの前にある数字は柔らかさを表していて、数字が小さくなるほど硬いという意味です。Fには数字表記はありません。
硬すぎる鉛筆は紙を傷める場合があり、柔らかすぎる鉛筆は芯は無理に力を加えると折れやすいので注意が必要です。
デッサンの表現も変わる「濃淡」を使い分けるのがおすすめ
鉛筆の種類の濃淡の使い分けによっていろいろな表現方法ができます。最初の描き始めは柔らかい2Bくらいから使うと紙を傷めずに描きやすいです。ある程度モチーフの陰影が描けてきたら4B以降の鉛筆を使って濃さを足していくといいでしょう。
デッサンの最後で細かい部分を足していきたいときはHBなどの中硬度の鉛筆を使って描くと調節がしやすいです。濃淡を使い分けて描いていくと完成度が上がるので、満足のいく仕上がりになります。
芯の種類はカーボン芯とグラファイト芯の2種類で選ぶ
主にデッサン用鉛筆の芯には「カーボン」と「グラファイト」の2種類があります。それぞれの特徴について解説していきます。
光沢のない濃い黒い質感の「カーボン芯」がおすすめ
カーボン鉛筆は木炭のように光沢のない濃い黒で描くことができます。紙への定着力が高く、程よい硬さで芯粉がほとんど出ないので紙面を汚す心配がありません。ステッドラーの鉛筆はカーボン芯が使われています。
仕上がりがマットで木炭のような質感なので初心者の方には扱いづらいかもしれません。
なめらかな光沢が特徴の「グラファイト芯」がおすすめ
黒鉛に粘土を加えてできたのがグラファイト芯です。黒鉛と粘土の濃度の違いで硬度が変化します。なめらかで光沢のある仕上がりになるのが特徴です。代表的なものでは、三菱鉛筆のHi・uniやuniにグラファイト芯が使われています。
使い心地もいいので初心者の方におすすめの芯です。
ポピュラーな形状「六角形」で選ぶ
一番ポピュラーな形の多角形型鉛筆は、芯が削りやすい形です。カッターで多角形の山の部分を削ると均等に芯を削れます。力を込めて描くとペンだこができやすいのも特徴です。
鉛筆の持ち方を知る
デッサン用鉛筆には持ち方があり、「受けて持ち」「順手持ち」「鉛筆持ち」があり、描く線によって持ち方を変える必要があります。手の形だけでなく鉛筆を持つ位置によっても描く線が変わってくるのでいろいろな持ち方を試してみましょう。
「受けて持ち」は人差し指の上に鉛筆を置いて親指を支える持ち方で手の平が上か横を向く方法です。「順手持ち」は親指・人差し指・中指の3本で鉛筆をつまむ形になり、手の平は下を向きます。「鉛筆持ち」は普通の鉛筆を持つ持ち方です。
色の濃淡をつけたいときは「寝かせて持つ」のがおすすめ
デッサンでは面を描くときや色の濃淡をつけるときなどに鉛筆を寝かせる様にして持つといいです。鉛筆を寝かせて持つときは、受け手持ち、もしくは順手持ちのどちらかで持つようにしましょう。
順手持ちの場合は、腕の動きを使えば広い範囲を塗りやすいです。受け手持ちで持つと、加える力加減によって色の濃淡を表現しやすくなります。
細かい部分を描くときは「鉛筆持ち」がおすすめ
デッサンで細かい部分を描く際は鉛筆持ちがいいでしょう。鉛筆持ちは何種類かあるデッサン用鉛筆の持ち方の中で一番筆圧が強く描けます。強調したい部分や細かい部分を描きたい場合に最適な持ち方です。
ただし、広い範囲や大きい部分を描きたい場合には鉛筆持ちは向いていません。
柔らかい質感にしたいなら「長めに持つ」のがおすすめ
柔らかい質感を表現したい場合には鉛筆を長めに持つといいでしょう。鉛筆を長めに持つことで芯に力が伝わりにくくなり、柔らかい線が描けます。また、鉛筆を長めに持つと腕が動かしやすいので長く伸びのある線も描きやすいです。
大まかな線や柔らかいタッチの線を描くときには受け手持ちで長めに持つのがおすすめです。大まかな陰影やしっかりとした形を描きたいときには順手持ちで長めに持ちましょう。
力強い線を描きたいときは「短めに持つ」のがおすすめ
鉛筆を短めに持つと芯に力が伝わりやすくなるので、より力強い線が描けます。陰影をはっきりとつけたい場面や強くて濃い線を描きたい場合に最適です。細かい部分の色塗りや服や物など硬い質感を表現したい場合にも向いています。
受け手持ちで短めに持つと細かい部分の柔らかいタッチの線が描きやすいです。順手持ちで短めに持つと、細かい部分の陰影などを力強く描きやすくなります。
初心者におすすめのセット購入で選ぶ
デッサン用鉛筆はセット販売もされています。初心者用の使いやすいセットや、持ち運びに適したケースが付いている物など、鉛筆の硬さ・セット内容の種類が豊富にあります。
初心者は最低限「複数の硬さ」が入ったセットがおすすめ
初心者の人は鉛筆のどの硬さが自分に合っているのかまだ分からないかと思います。そんな場合には最初から複数の硬さが入ったセットを購入するのがおすすめです。最低限のセットでも、単品ずつで買うよりセットの方がお得な値段で販売されています。
使っていくうちに使わない硬さの鉛筆が出てくるかもしれませんが、いろいろな表現を模索するのにはセットで購入するのが一番です。できれば幅広い硬さの鉛筆が入っているものを選びましょう。
持ち運びにはキャップより便利な「ケース」が付くセットがおすすめ
セット商品によっては専用のケースやペン入れなどが付いてくる場合があります。デッサン用鉛筆をたくさん持ち歩くのは結構大変です。特に学校などで使う場合は、1つ1つにキャップをつけるより、ケース付きの方が持ち運びに便利です。
持っている鉛筆の管理もしやすくなるのでぜひケース付きにも注目して探してみてください。ケースの種類はプラスチックや金属性のハードケース、布の巻き型などがあります。
デッサン用鉛筆の人気おすすめランキング10選
口コミを紹介
日本が誇るこの鉛筆、後世に残さなくてはいけないものがたくさんある、とそんな気にさせてくれる鉛筆です。
口コミを紹介
長年、好きで愛用しています!!
口コミを紹介
ハードケースなのがいいですね。芯が折れてたらとか無いです。また買います。
Shuttle Art
スケッチ鉛筆 デッサンツール
長さ調節も簡単。コスパ最強の万能セット
5H~8Bまでの幅広い硬度が揃った丈夫な収納袋に入ったデッサン用鉛筆セットです。柔らかい芯なのに折れにくく、書き味も滑らかできれいに発色します。消しゴム・カッターの他、鉛筆の長さを出せるエクステンダーもついています。
ケースはポップアップ式で、必要な物がすぐに取り出せるのに鉛筆などはゴムでしっかりホールドされているので移動中でもバラバラにならず、芯が折れてしまう心配もありません。デッサン以外にもスケッチ、製図など幅広く使えるのもポイントです。
芯の材質 | チャコール・グラファイト | 硬度 | 5H~8B |
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口コミを紹介
鉛筆画でよく使う濃度の鉛筆が入っていていいセットだと思います。使った感じも結構いいです。
口コミを紹介
鉛筆の中で1番好きかも。使いやすい。濃さが違う。使い分けれそう
口コミを紹介
美術系高校を卒業して8年、久々にデッサンしたくなり、購入しました!学生時代にもハイユニを使っていたので、良さは分かっています。ムラなく綺麗な黒を表現できます。
口コミを紹介
鉛筆の品質、使い心地は言うまでもなく満足できるものだと思います。缶ケース入りなので、収納、持ち運びにも便利です。
左利き用の鉛筆。太くて安定感がある鉛筆。値段は高いけど、持ち方の癖が良くなる感じはしています。
口コミを紹介
口コミを紹介
この鉛筆、かなり尖らせてもなかなか先が折れません。芯の質がかなり考えられて作られているのでしょうか。とても使いいい鉛筆です。
ステッドラー(STAEDTLER)
ルモグラフ 製図用 6硬度 缶ケース
硬度数はNO1。一本ずつの単品購入も可能
2位に引き続き1位もステッドラーの鉛筆セットです。最大の魅力は展開している硬度の数が多い点です。10H~12Bまで24種類もあるので微妙なな色合いや繊細な書き味のものを見つけられます。製図用ですがデッサン用にも使用可能です。
摩耗が少ないのに折れにくく、紙への定着性も抜群です。6硬度セットの他に、6B~4Hまでの12硬度セットもあります。一本ずつ単品での購入も可能なので、必要に応じて買い足すこともできて便利です。
芯の材質 | グラファイト | 硬度 | HB/2B/4B/6B/7B/8B |
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口コミを紹介
いつも使ってるから普通に安心するしこの鉛筆は綺麗な線が描けるからオススメ!これでいつもデッサンしてるけど、ホントに使いやすくてしっくりくる!
デッサン用鉛筆のおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 芯の材質 | 硬度 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
硬度数はNO1。一本ずつの単品購入も可能 |
グラファイト |
HB/2B/4B/6B/7B/8B |
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Amazon 楽天 ヤフー |
大人から子供まで幅広く使える |
グラファイト |
H/HB/2H/3H/3B~6B |
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Amazon 楽天 ヤフー |
一般的な鉛筆より太め。削り方の練習にも |
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2B |
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Amazon 楽天 ヤフー |
ファーバーカステルと言えばこちら |
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2H~8B |
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Amazon 楽天 ヤフー |
プレゼントにも最適のセット |
グラファイト・粘土 |
10H~10B |
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Amazon 楽天 ヤフー |
安定の濃さが人気。英国の老舗ブランドの最高品質鉛筆 |
グラファイト |
9B~H |
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Amazon 楽天 ヤフー |
長さ調節も簡単。コスパ最強の万能セット |
チャコール・グラファイト |
5H~8B |
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Amazon 楽天 ヤフー |
最低限の12種類の硬さの鉛筆が入っててすぐに描ける |
グラファイト |
4H~6B |
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Amazon 楽天 ヤフー |
初心者にも扱いやすい老舗メーカーの定番デッサン用鉛筆 |
グラファイト |
9H~6B |
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Amazon 楽天 ヤフー |
ぴったりケースでキャップ不要。日本が誇る鉛筆の名作 |
グラファイト |
10H~10B |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
削り方は?デッサン用鉛筆はカッターナイフで削る
デッサン用鉛筆は普通の鉛筆と違う持ち方や使い方をするので鉛筆削りではなくなるべくカッターを使って削りましょう。なぜなら、デッサンでは鉛筆の芯の横の部分を使って描きます。そのためには芯が長くないといけません。
鉛筆削りだと芯を長く削ることができないのと芯が柔らかいと折れてしまうのでカッターで削るのが最適とされています。最初は難しく感じるかも知れませんが、一度削り方を覚えてしまえば自分の好みに調節できて便利です。
カッターで削るのは苦手という人には鉛筆削り
デッサン用鉛筆は上記で紹介した通り、鉛筆の芯を長くしないといけないのでカッターナイフで削るといいと紹介しましたが、子供やカッターナイフでは上手く削れないという人にはデッサン鉛筆用の鉛筆削りがおすすめです。
普通の鉛筆削りと違って削る芯の長さを調整できるのでデッサンをしやすい長めの芯で削ることができます。こちらのサイトでデッサン用鉛筆でも使える鉛筆削りを紹介しているので参考にしてみてください。
まとめ
デッサン用鉛筆のおすすめランキング10選はいかがだったでしょうか?メーカーの特徴を見極めて自分に合った鉛筆を見つけて素敵な作品を描いてみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年03月14日)やレビューをもとに作成しております。
2位に引き続き1位もステッドラーの鉛筆セットです。最大の魅力は展開している硬度の数が多さで、10H~12Bまで24種類もあるので微妙な色合いや繊細な書き味のものを見つけられます。製図用ですがデッサン用にも使用可能です。
摩耗が少ないのに折れにくく、紙への定着性も抜群です。6硬度セットの他に、6B~4Hまでの12硬度セットもあります。一本ずつ単品での購入も可能なので、必要に応じて買い足すこともできて便利です。