今回の記事では歯にいいガムの人気おすすめランキングを紹介していますが、下記の記事ではガムについて紹介しています。ぜひ参考にしてください。

※サムネイルで使用した商品画像は同記事内で引用しています。

歯にいいガムと聞くと、ロッテのキシリトールガムが思い浮かぶ方も多いですよね。キシリトールとは食事で傷ついた歯の表面が元に戻るのを促す成分です。ほかにもコンビニやドラッグストアで手に入る、リカルデントやポスカなどのキシリトール入りガムがあります

実はキシリトールガムの中にも歯科専用の商品があるんです。これらは市販のガムよりキシリトール含有量が高く、虫歯になるリスクを減らす効果に優れています。歯にいいガムはさまざまなメーカーから販売されており、より効果的なものを選ぶのは難しいですよね。

そこで今回はガムをよく食べる100人にアンケートを実施し、歯にいいガムのおすすめ商品を調査しました。結果をもとにおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。選び方のポイントも解説していますので、購入を迷われている方はぜひ参考にしてください。

まずアンケートでは100人に歯にいいガムを選ぶメリットをお伺いしました。その結果1位は「手軽な口腔ケア」36%、僅差で2位は「虫歯予防」33%、次いで3位は「口臭ケア」23%となりました。

歯のためには歯磨きが大切ですが、外出時はいつでも磨けるわけではありませんし、手軽にお口のケアができるのが歯にいいガムの最大の魅力といえます。具体的には虫歯や口臭対策として使っている方が多い結果となりました。

次にアンケートでは普通のガムと歯にいいガムの違いについてお伺いしました。その結果「とても感じた」「まあまあ感じた」は合わせて66%と、半数以上の方が歯にいいガムの効果を感じたと回答しました。

具体的には「口の中がさっぱりする」「臭いが気にならなくなる」「歯科ですすめられた」「虫歯予防になっている気がする」などの意見が目立ちました。口臭や虫歯対策に効果を感じている方や、歯科でもすすめる信頼性の高さに魅力を感じる方が多い印象でした。

また味や食感が長続きするとの意見も多く、その分ミントの爽快感や唾液の分泌も続くのでさまざまな効果につながっているようです。

ガムをよく食べる100人に「一番おすすめの歯にいいガム」を選んでいただきました。得票数を元にランキングを作成したので是非購入する際の参考にしてみてください。

ここでは歯にいいガムの選び方の詳細をご紹介します。まだ商品が決め切れていない方は是非参考にしてみてください。

【目次】

• 成分・効果で選ぶ
• 口内環境に合わせて選ぶ
• ガムの形状で選ぶ
• コンビニ商品との違いは？歯科専用のガムをチェック
• 人気メーカーで選ぶ

歯にいいガムは含まれる成分によって効果が異なります。どんな成分に注目すべきかをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

【目次】

• 虫歯になるのを防ぐなら歯医者推奨のキシリトール含有量「50%以上」がおすすめ
• 歯磨き後に噛むなら甘くないガム「無糖ガム」がおすすめ
• 歯が白くなる効果を求めるなら「メタリン酸ナトリウム」入りがおすすめ
• 歯を健康で丈夫にしたいなら「リカルデント(CPP-ACP)」入りがおすすめ
• 初期むし歯の修復を期待するなら「フッ素」入りがおすすめ

キシリトールは糖アルコールの仲間で、むし歯細菌による糖代謝が行われにくく歯の再石灰化を促すので虫歯になるのを防ぐのに効果的です。しかし虫歯ケアの効果が見られるのはキシリトール含有率が50%以上のガムといわれ、歯医者もキシリトール50%以上のガムを推奨しています。

キシリトールは高価なため、年々含有量が減らされている傾向があります。含有量が気になる方は、商品パッケージに記載されている成分表で確認しましょう。含有量は自分で計算するのも可能で、含有率の計算式は「キシリトール(g)÷炭水化物(g)×100」です。

キシリトールを摂取してもむし歯菌が好む糖類が含まれていては効果が半減します。商品パッケージの成分表で糖類が含まれていない無糖ガムや甘くないガムを選びましょう。ソルビトール・マルチトールなどの甘味料はキシリトールと似た構造でむし歯になりにくいです。

またクエン酸や果汁入りなどの酸性物を含んでいると、口内が酸性に傾いて歯の表面が傷つきやすくなり、初期むし歯につながります。虫歯ケアの効果に期待して歯磨き後に噛むなら糖類・酸性物を含まないガムを選びましょう。

歯の黄ばみはコーヒーやタバコによって、歯のエナメル質にある薄い膜にステインが付着するのが原因です。歯を白くしたい方は、メタリン酸ナトリウムを含むガムがおすすめです。コーヒーなどのステインを除去する効果があります。

一般的なガムよりメタリン酸ナトリウムが2倍以上入っていて、歯が白くなる効果の高いガムもあるのでチェックしてみてください。カルシウムも入っている商品が多く、白くて丈夫な歯にしてくれます。

リカルデント(CPP-ACP)とは牛乳由来の天然成分で歯を丈夫にしてくれるのが魅力です。私たちの歯は食事のたびに歯の表面のエナメル質が傷つく「脱灰」が起き、初期むし歯の原因になります。

リカルデント(CPP-ACP)はリン酸カルシウムが含まれているので、歯の表面の再石灰化を促進してくれる成分です。だ液と共に傷ついた歯の表面を覆って健康な歯へと戻してくれます。

フッ素はむし歯菌を弱め、傷ついた歯の表面を修復・強化してくれます。フッ素入りのガムは、初期むし歯であれば修復してくれる効果が期待できておすすめです。緑茶にはフッ素が多く含まれているため、緑茶フッ素入りの商品がたくさん発売されています。

自分の歯の状態や口内環境によって、歯にいいガムを選んでみましょう。具体的なチェックポイントをご紹介します。

【目次】

• 唾液が少ないドライマウスの方なら「硬いガム」がおすすめ
• 知覚過敏の方なら「クリアミント味」がおすすめ
• 入れ歯や治療済みの歯があるなら「粘着力が弱い」ガムがおすすめ
• 食後すぐに歯磨きができないなら「歯磨きガム」がおすすめ

唾液の量が少なく口が乾燥しやすいドライマウスに困っている方は、ガムの硬さや噛み応えの継続時間を意識して商品を選んでみましょう。口に何も含んでない状況から唾液を自ら分泌するのは難しいですが、噛み続けると脳が刺激され唾液が分泌されます。

柔らかいガムより硬いガムの方が唾液の分泌を助けてくれるので、ドライマウスの方におすすめです。

歯にいいガムの中には唾液をたくさん分泌するために刺激の強い味のガムがたくさんあります。知覚過敏の症状がある方はガムの味に気を付けましょう。刺激が強いとストレスになってしまう場合があります。

知覚過敏や刺激が強いものが苦手な方は、クリアミント味がおすすめです。程よくミント味が感じられ噛んだ後の爽快感が気分を高めてくれます。アップルやグレープなどのフルーティな味のガムもあるのでチェックしてみてください。

入れ歯の方はガムが食べられないと思うかもしれませんが、入れ歯や治療で歯の詰め物をしている方のために粘着力が弱いガムがあります。また粘着力が強いものは、ガムのカスが表面にくっついたまま残り虫歯の原因になる場合があるので気を付けましょう。

最近では歯につきにくいと書かれている商品もありますが、パッケージに書かれていないものが多いです。粘着力の弱いガムを見極めるには、歯科医院専用と書かれている、もしくはキシリトールと書かれているガムを選びましょう。

食事30分後に毎回歯磨きを行えている方はあまり多くないと思います。食後すぐ歯磨きを行うと虫歯とは違う酸飢症の症状が出てしまいますが、食事後の歯のケアはとても重要です。食後に手軽に歯のケアをしたいなら歯磨きガムがをチェックしましょう。

歯磨きガムは角を持つ粒子を含み、歯の表面や隙間にある食べカスや歯垢を落とす働きがあります。ほとんどは厚さが十分あり、だ液を分泌してくれるので、食後のケアにはもってこいです。

ガムの形状には粒ガムタイプ・板ガムタイプ・タブレットタイプの3種類があります。自分に合ったガムを選びましょう。

【目次】

• 食感を楽しむなら美味しい「粒ガム」タイプがおすすめ
• 噛みごたえがほしいなら「板ガム」タイプがおすすめ
• ガムが食べられない小さい子供なら「タブレットタイプ」がおすすめ

粒ガムは表面が糖衣コーティングされているので、噛むとカリッとした美味しい食感があります。1粒の厚さはありますが、大きさは小さいので、2~3粒まとめて食べると噛み応えがあります。糖衣コーティングされているので、暑い夏でも溶けにくいタイプです。

板ガムは一個当たりが大きいので噛みごたえがあります。噛めば噛むほど口いっぱいにガムの味が広がるので、フルーツ味など果汁をたくさん含んだ味を楽しみたいときにおすすめです。粒ガムのカリっとした食感が苦手なら柔らかい板ガムをチェックしてみてください。

お子さんにもキシリトールガムを食べさせたいと思う親御さんは多いですが、小さい子供はガムを誤って飲み込んでしまう危険性があります。まだガムが食べられないお子さんにはタレットタイプがおすすめです。慣れない内は小さく砕いてあげましょう。

歯科専用のガムとは、歯医者や歯の治療などに関わる専門家などの声を聞いて作られている歯科医院が推薦しているガムです。主に初期むし歯から健康な歯への修復や、食事で傷ついた歯の表面のエナメル質の修復などの効果があります。

歯科専用のガムは歯の修復を促進するキシリトールやリカルデント(CPP-ACP)などの成分がコンビニなどで売っている一般のガムより2倍以上含まれているものです。数週間噛み続けると、舌で歯の表面を触ってみるだけでツルツル感が分かります。

また普段から歯の表面をツルツルにケアしておくのも大切です。歯の表面がきれいになるだけで見た目は十分変わりますし、気分も良くなります。また歯の表面がきれいなのは歯の修復・再石灰化が十分に行えている証拠です。

どのガムを選ぶか決められない場合は人気メーカーのものをチェックするのがおすすめです。ここでは二大人気メーカーとその特徴をご紹介します。

ロッテの歯にいいガムと聞くとアクオや上の写真のキシリトールガムを思い浮かべる方は多いと思います。こちらはフィンランド歯科医師会推薦・日本歯科医師会推薦といった信頼の高さが特徴です。

いろいろなフレーバーが発売されており値段も手ごろなので、気になる方はチェックしてみてください。

ミントガムの定番といえばモンデリーズ・ジャパンの「クロレッツ」です。クロレッツのガムは口臭が気になる方におすすめで特許成分が入って息スッキリが長続きします。キシリトールが含まれているのも嬉しいポイントです。

爽やかなミント感があるので気分転換や眠気覚ましにガムを噛みたい方にもおすすめです。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

以下の記事でも、ガムの人気おすすめランキングをご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。

実はキシリトールは酸蝕歯や虫歯防止に効果がないのではないかとの意見があります。確かに正しい摂取をしないと効果は半減、またはなくなってしまうのは事実です。効果的なキシリトールガムを選ぶポイントは3つあります。

含有率が50%以上のもの・甘味料を含む糖類が入っていないもの・クエン酸や果汁などの酸性物を含まないものを選ぶのが大切です。摂取量の目安は1日5～10グラムで、毎食後に摂るのを習慣にしましょう。

これらを守って効果的にキシリトールを摂取していくのがおすすめです。

歯科専用ガムがどこで販売されているかわからない方も多いです。ここでは、歯にいい歯科専用のガムがどこで手に入れられるのかご紹介します。

歯科専用のキシリトールガムはどこで売ってるか気になる方も多いです。基本的に歯科医院での専売なので、スーパーやドラッグストアには置いていません。歯科医院によって取り扱っている商品は異なるので、確認してみましょう。

歯科医院がおすすめしている商品なら信頼度が高くおすすめです。

ドラッグストアの店舗では歯科専用のガムを置いていませんが、ドラッグストアの通販サイトなどでは取り扱っている場合があります。また楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングなどのインターネットサイトでも取り扱っており、手軽に購入できるのでおすすめです。

むし歯にならないようにするために必要なキシリトールの量は1日5～10gです。歯科専用のガムであれば、1粒につきキシリトールが1.3ｇ程含まれているので1日4～8粒が目安となります。ガムのキシリトール量を確認して1日の摂取量を考えましょう。

一度にたくさんではなく1日のうち3～4回以上に分けて摂取するのがおすすめです。朝食後・昼食後・おやつの後・夕食後・寝る前などに分けて取りましょう。キシリトール100%のガムなら就寝前に摂取しても大丈夫です。

噛み始めてすぐに唾液を飲み込まずに口の中に広がるように少し溜めながら噛み、味がなくなっても唾液の分泌を促すため5～15分噛むのが効果的です。併せて歯磨き習慣もつけましょう。以下の記事ではおすすめの歯磨き粉を紹介しているので併せてご覧ください。

歯にいいガムの選び方とおすすめ商品を紹介しました。歯にいいガムにはさまざまな商品があります。歯を健康に保つためには、歯磨き習慣とともに自分に合ったガムを選んで上手に使い分けてみてください。