ウォーターサーバーの水が臭い!原因や対処法について徹底解説します
2020/12/09 更新

ウォーターサーバーの水が臭い原因について
ウォーターサーバーを利用していて、水が臭いと感じる原因は様々あります。原因をまとめましたので、自分に当てはまる悩みをチェックしてみましょう。
ウォーターサーバーの水がビニール臭
ウォーターサーバーの水からビニール臭がする方は、プラスチックボトルの臭いが水に移ることが考えられます。プラスチックボトルの臭いが移っただけであれば、水に問題はありません。プラスチックボトルは高温の熱によって、ビニール臭がしやすい環境を作ります。
また、新品のウォーターサーバーもビニール臭を感じるケースがあります。水を循環することで臭いは取れてきます。新品のサーバー本体部にある特有の臭いが原因であれば、人体に害もないため、時間が解決してくれます。
ウォーターサーバーの水がカビ臭いとき
ウォーターサーバーの水がカビ臭いと感じた時は、機器の隙間やタンク内などに水分がたまり、ぬめりやカビが発生いる可能性が高いです。ウォーターサーバーにも内部メンテナンスを自動で行うものがありますが、セルフメンテナンスも行わないとカビを繁殖させます。
ウォーターサーバーは、雑菌が繁殖しにくい温度で保たれているため、タンクの水を使うことで常に新しい水と入れ替わることができます。電源を切ってしまうと、水の鮮度を保つことが難しいため、2日でウォーターサーバーに入っている水は飲むことができません。
水を出す部分やプラスチックボトルを差し込む場所など、セルフメンテナンスをしなければ、カビを繁殖させてしまうため、定期的に取り入れないといけません。
ウォーターサーバーの水が薬臭いとき
海外から発送されてくるウォーターサーバーは、1度国内の工場にて洗浄液で全面を洗浄していることが多いです。洗浄液がごく稀にボトルやパックに残っている可能性が高く、臭いが移ってしまうことも考えられます。
自宅でセルフメンテナンスのために、消毒を行う方も薬が残ってしまい、水が薬臭いと感じるケースもあります。消毒の時に、電解水や次亜塩素水を使っていれば、液体は人体に無害であり、食品業界でも使用されています。
次亜塩素酸が含まれると塩素に似たような臭いを感じることが多いため、ウォーターサーバーの水が薬臭いと感じることが多いです。
ウォーターサーバーの水の味が変なとき
ウォーターサーバーの水の味が変と感じたら、すぐに飲むことをやめましょう。ウォーターサーバーのメンテナンス行っていても薬臭い・ビニール臭・金属の味がする場合は、体に害を与えてしまう可能性も考えられます。
金属の味がする水は、温水機能に使われている部品が原因の可能性が高いです。水を温めるための金属棒の臭いが水に移ることが原因であり、水質自体には悪影響はなくても、美味しい水を飲むことが難しいため、メーカーに問い合わせするのがおすすめです。
ウォーターサーバーの水を利用するときに、水に異変を感じなくても、お湯を使用したときに金属臭いと感じるケースがあります。お湯は蒸発しやすく水よりも臭いに気づきやすいため、感じることが多いです。
水が臭いと感じるときの対処法について
ウォーターサーバーの水が臭い原因が分かれば、対処法を実践してみましょう。美味しいお水を飲むために、セルフメンテナンスで対処できる方法をご紹介します。
ウォーターサーバーのメンテナンスを行う
ウォーターサーバーはメーカーが定期的にメンテナンスを行います。ウォーターサーバーの機能として自動にメンテナンスを行う機種もありますが、日々のセルフメンテナンスも大切です。内部と外部のメンテナンス方法をご紹介しますので、チェックしてみましょう。
ウォーターサーバーの内部のメンテナンスについて
ウォーターサーバーはメーカーのメンテナンス以外に、セルフでも行いましょう。業者がメンテナンスを行うのは1年に1~2回です。セルフメンテナンスを怠ると雑菌が繁殖しやすくなり、水を飲むときにカビ臭いと感じます。
ウォーターサーバーの内部のメンテナンスは、主に蛇口部分・ボトルの差込口・受け皿・前面です。アルコールで拭くだけでメンテナンスを完了させることができます。蛇口部分は表面・内部を掃除アルコールや綿棒で掃除します。
ボトルの差込口は水分を拭き取り、アルコールで殺菌しましょう。受け皿・前面はスポンジで表面の拭き掃除を行い、ふきんで付着した水分を拭き取るだけで作業が完了します。水気を残さないのがポイントです。定期的に行えば雑菌の繁殖を防ぐことができます。
ウォーターサーバーの外部のメンテナンスについて
ウォーターサーバーのセルフメンテナンスは、表面を定期的に行っている方は多いですが、外部は半年に1回で済むため、背面のメンテナンスを忘れている方が多いです。外部メンテナンスをするときは、ウォーターサーバーのコンセントを抜いてから行います。
掃除機やふきんを使ってほこりを取ることで、節電につながります。ウォーターサーバーの背面は、放熱のための部品が取り付けられており、掃除をおろそかにすることで、効率が落ちてしまい、電気の無駄遣いになってしまいます。
ウォーターサーバーは、定期的なお手入れが必要不可欠で、手間がかかるほど掃除する必要はないため、気持ちよくウォーターサーバーのある生活を楽しむためにも、セルフメンテナンスを行うようにしましょう。
水のボトルやパックを日光に当てない
ウォーターサーバーのボトルやパックは日当たりの良い場所に置いてしまうと、水が腐ったりボトルの臭いが移る可能性が高いです。ウォーターサーバーのボトルやパックを保管するときは、温度が低く直射日光の当たらない冷暗所に置くようにしましょう。
ストーブや冷蔵庫などの高温になりやすい場所もおすすめしません。美味しい水を飲むためにも、ウォーターサーバーのボトルやパックを置く場所を家の中に確保して、鮮度を保つことができるように心がけましょう。
水は2週間以内に飲み切る
ウォーターサーバーに設置したボトルやパックの水は、2週間以内に飲み切るのがおすすめです。長期間、水を使用しないとカビが生えてしまったり、汚れが付着する可能性が高いです。カビ臭いやビニール臭の原因になるため、早めに飲み切るように心がけましょう。
ボトルタイプや水の種類などによっても、水を使い切る期間が異なります。利用しているメーカーの取扱説明書を読み、保存期間や賞味期限など美味しい水を飲むために、確認するようにしましょう。
ウォーターサーバーを使用するときの注意点
美味しい水を飲むために、ウォーターサーバーは正しい使い方を守らないといけません。そこで、水が臭い状態にならないためにも、使用するときの注意点をまとめました。
ウォーターサーバーの水は腐ることもある
ウォーターサーバーは水の温度は管理され、美味しい水を飲むことができます。水にも賞味期限があり6カ月~1年ほど経つと水が変質して腐るため、臭いの原因につながります。災害用に保存している人もいますが、2~3カ月に1回のペースで入れ替えがおすすめです。
ウォーターサーバーの水は、ウォーターボトルやパックに外気や雑菌が入らないように対策がされています。フィルターとタンク内にお湯を循環させることで、殺菌する機能を搭載し水を楽しめるような工夫がされています。
水を正しい場所に保管し頻繁に使用すれば、水がすぐに腐る心配はありません。正しい使い方をして、美味しい水を楽しみましょう。
ウォーターサーバーの設置場所は重要
ウォーターサーバーを設置する場所は家庭によって環境が異なります。設置に必要な条件は近くにコンセントがあり、壁や家具から10cm前後離して置けるところです。他に、直射日光が当たらないところにおくことで、水の雑菌の繁殖を抑えることができます。
初めてウォーターサーバーを設置するなら、サイズを確認して置ける場所を確保するのがおすすめです。床置タイプとコンパクトな卓上タイプがあるため、自宅の環境に合わせて選ぶようにしましょう。
ウォーターサーバーの水が臭い時は対処法を実践
ウォーターサーバーの水が臭い原因はビニール臭以外にも様々ありました。原因が分かれば、対処法に取り組むことができ、美味しい水をいつでも飲むことができます。ウォーターサーバーはセルフメンテナンスが必要のため、実践するようにしましょう。
ウォーターサーバーの設置場所やボトルを保管する場所など、正しい使い方をすることでウォーターサーバーライフは快適です。対処法を実践しても解決しなければ、サポートセンターなどに問い合わせをして問題を解決してみましょう。
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