ウォーターサーバーの水が臭い!原因や対処法について徹底解説します【カビ・薬臭い原因】
2024/08/30 更新
ウォーターサーバーを利用している方で、ビニール臭や新品臭いなど変な匂いに悩んでいる方も多いはずです。さらに、お手入れや使い方を間違うと雑菌だらけになり、水が臭くなる可能性があります。今回は、ウォーターサーバーの変な匂いなどの対処法や正しい使い方を解説します。
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ウォーターサーバーの水が臭い原因について
ウォーターサーバーを利用していて、水が臭いと感じる原因はさまざまあります。原因をまとめましたので、自分に当てはまる悩みをチェックしてみましょう。
ウォーターサーバーの水がビニール臭・新品臭がする場合
ウォーターサーバーの水からビニール臭がする方は、プラスチックボトルの臭いが水に移るの原因が考えられます。プラスチックボトルの臭いが移っただけであれば、水に問題はありません。プラスチックボトルは高温によって、ビニール臭がしやすい環境を作ります。
そのため、高温になる場所の設置は避けましょう。また、新品のウォーターサーバーも新品臭を感じるケースがあります。特に新品のサーバー本体部にある特有の臭いが原因であれば、人体に害はありません。
基本的に新品臭は水を循環させて、使いこなしていけば自然と匂いは消えるのがほとんどです。ただし、ある程度使っても新品臭が取れない場合は、メーカーに問い合わせをしましょう。
ウォーターサーバーの水がカビ臭く雑菌だらけの場合
ウォーターサーバーの水がカビ臭いと感じたときは、機器の隙間やタンク内などに水分がたまり、ぬめりやカビなど雑菌だらけの可能性が高いです。なお、内部メンテナンスを自動で行うウォーターサーバーもありますが、セルフメンテナンスも大切です。
さらに節電のために電源を切ってしまうと雑菌が繁殖しにくい温度を保てなくなり、ぬめりやカビの原因につながります。そのため、水を出す部分やプラスチックボトルを差し込む場所など、セルフメンテナンスを行いカビを繁殖させないようにしましょう。
ウォーターサーバーの水が薬臭い場合
海外から発送されてくるウォーターサーバーは、1度国内の工場にて洗浄液で全面を洗浄しているのが多いです。洗浄液がごく稀にボトルやパックに残っている可能性が高く、匂いが移っている場合があります。
さらに自宅でセルフメンテナンスのために、消毒を行う方も薬が残ってしまい、水が薬臭いと感じる方も多いです。さらに消毒の際、電解水や次亜塩素水でセルフメンテナンスを行うと塩素に似たような匂いを感じます。
ウォーターサーバーの水が変な味・変な匂いの場合
ウォーターサーバーの水が変な匂い・変な味と感じたら、すぐに飲むのをやめましょう。ウォーターサーバーのメンテナンス行っていても薬臭い・ビニール臭・金属の味がする場合は、体に害を与えてしまう可能性も考えられます。
特に金属の味がする水は、温水機能に使われている部品が原因の可能性が高いです。水を温めるための金属棒の匂いが水に移るのが原因です。水質自体には悪影響はなくても、美味しい水を飲むのが難しいため、メーカーに問い合わせするのをおすすめします。
ウォーターサーバーの水を利用するときに、水に異変を感じなくても、お湯を使用したときに金属臭いと感じるケースがあります。お湯は蒸発しやすく水よりも臭いに気づきやすいため、感じる場合が多いです。
水が臭いと感じるときの対処法について
ウォーターサーバーの水が臭い原因が分かれば、対処法を実践してみましょう。美味しいお水を飲むために、セルフメンテナンスで対処できる方法をご紹介します。
ウォーターサーバーのメンテナンスを行う
ウォーターサーバーの機能として自動にメンテナンスを行う機種もありますが、日々のセルフメンテナンスも大切です。内部と外部のメンテナンス方法をご紹介します。
ウォーターサーバーの内部のメンテナンスについて
ウォーターサーバーはメーカーのメンテナンス以外に、セルフでも行いましょう。業者がメンテナンスを行うのは1年に1~2回です。セルフメンテナンスを怠ると雑菌が繁殖しやすくなり、水を飲むときにカビ臭いと感じます。
ウォーターサーバーの内部のメンテナンスは、主に蛇口部分・ボトルの差込口・受け皿・前面です。アルコールで拭くだけです。なお、蛇口部分は表面・内部を掃除アルコールや綿棒で掃除します。
ボトルの差込口は水分を拭き取り、アルコールで殺菌しましょう。受け皿・前面はスポンジで表面の拭き掃除を行い、ふきんで付着した水分を拭き取るだけで作業が完了します。水気を残さないのがポイントです。定期的に行えば雑菌の繁殖を防げます。
ウォーターサーバーの外部のメンテナンスについて
ウォーターサーバーのセルフメンテナンスは、表面を定期的に行っている方は多いですが、外部は半年に1回で済むため、背面のメンテナンスを忘れている方が多いです。外部メンテナンスをするときは、ウォーターサーバーのコンセントを抜いてから行います。
掃除機やふきんを使ってほこりを取ると節電につながります。ウォーターサーバーの背面は、放熱のための部品が取り付けられています。掃除をおろそかにすると放熱の効率が落ちてしまい、電気の無駄遣いになってしまうので背面もしっかり掃除しましょう。
ウォーターサーバーは、定期的なお手入れが必要不可欠です。気持ちよくウォーターサーバーのある生活を楽しむためにも、セルフメンテナンスを行うようにしましょう。
水のボトルやパックを日光に当てない
ウォーターサーバーのボトルやパックを日当たりのいい場所に置いてしまうと、水が腐ったりボトルの匂いが移ったりする可能性が高いです。ウォーターサーバーのボトルやパックを保管するときは、温度が低く直射日光の当たらない冷暗所に置くようにしましょう。
ストーブや冷蔵庫などの高温になりやすい場所もおすすめしません。美味しい水を飲むためにも、ウォーターサーバーのボトルやパックを置く場所を家の中に確保して、鮮度を保てるように心がけましょう。
水は2週間以内に飲み切る
ウォーターサーバーに設置したボトルやパックの水は、2週間以内に飲み切るのがおすすめです。長期間、水を使用しないとカビが生えたり、汚れが付着したりする可能性が高いです。カビ臭やビニール臭の原因になるため、早めに飲み切るように心がけましょう。
ボトルタイプや水の種類などによっても、水を使い切る期間が異なります。利用しているメーカーの取扱説明書を読み、保存期間や賞味期限など美味しい水を飲むために、確認するようにしましょう。
ウォーターサーバーを使用するときの注意点
美味しい水を飲むために、ウォーターサーバーは正しい使い方を守らないといけません。そこで、水が臭い状態にならないためにも、使用するときの注意点をまとめました。
ウォーターサーバーの水は腐る場合もある
ウォーターサーバーは水の温度は管理され、美味しい水を飲めます。ただ水にも賞味期限があり、6カ月~1年ほどと言われています。災害用に保存している方もいますが、2~3カ月に1回のペースで入れ替えがおすすめです。
また、ウォーターサーバーの水は、ウォーターボトルやパックに外気や雑菌が入らないように対策がされています。フィルターとタンク内にお湯を循環させて、殺菌する機能を搭載し水を楽しめるような工夫がされています。
水を正しい場所に保管し頻繁に使用すれば、水がすぐに腐る心配はありません。正しい使い方をして、美味しい水を楽しみましょう。
ウォーターサーバーの設置場所は重要
ウォーターサーバーを設置する場所は、家庭によって環境が異なります。設置に必要な条件は近くにコンセントがあり、壁や家具から10cm前後離して置けるところです。ほかにも、直射日光が当たらないところにおくと、水の雑菌の繁殖を抑えられます。
初めてウォーターサーバーを設置するなら、サイズを確認して置ける場所を確保するのがおすすめです。床置タイプとコンパクトな卓上タイプがあるため、自宅の環境に合わせて選ぶようにしましょう。
まとめ
ウォーターサーバーの水が臭い原因はビニール臭以外にもさまざまありました。なお、ウォーターサーバーはセルフメンテナンスが必要なので、必ず実践するようにしましょう。
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