富士の湧水のメンテナンス方法は?掃除や手入れをしないとどうなる?
2020/12/24 更新

ウォーターサーバーにメンテナンスが必要な理由
ウォーターサーバーにメンテナンスが必要な理由は「毎日使用し、毎日体に取り入れる水を作るもの」だからです。そのため衛生面は清潔に保っておく必要があります。ただし、メーカーによっては、内部クリーニング機能があるサーバーもありますが、メンテナンスは絶対に必要です。
例えば、蛇口面に関してだと、水道水に含まれている塩素やカルキがウォーターサーバーの水には含まれていないため、水が傷みやすく、雑菌が繁殖しやすいです。また、水が出てくる給水口は外気にさらされているため、菌やカビ、ほこりなどが非常に付きやすくもあります。
また内部クリーニングがないウォーターサーバーに関しては、自分でメンテナンスを行ったり、メーカーに頼んでメンテナンスに来てもらったりとかなり手間がかかります。ただ、富士の湧水は内部クリーニング機能が搭載されており、外部のクリーニング以外はする必要がないのは楽ですね。
では内部クリーニング機能とはいったいどのような仕組みになっているのでしょうか。
内部が常に清潔に保たれる!内部クリーニング機能とは?
富士の湧水に搭載されている内部クリーニング機能とは、週に1回自動でサーバー内の温水を循環させ、サーバー内部を常に清潔な状態に保ってくれる機能のことです。
つまりメーカーに頼んで自宅まで来てもらってメンテナンスをしてもらったり、自分で定期的にメンテナンスをする必要がありません。それにも関わらずいつでもおいしい水を安心して飲むことができるわけです。
ウォーターサーバーの中にはメンテナンスの料金が毎月のサーバー代として含まれていたり、1回のメンテナンスで5000円かかるメーカーも多くあります。このようなメンテナンスの料金を払わなくて良いのは、内部クリーニング機能があるウォーターサーバーの大きなメリットですね。
富士の湧水のメンテナンス方法を解説!
富士の湧水は、以下の5つの箇所をメンテナンスは「給水口・給水コック」「ボトル連結部分」「受け皿」「サーバーの前面」「サーバーの背面」の5つの箇所のお手入れをしていきます。
特に「給水口」に関しては直接水が出てくる部分にもなり、メンテナンスを怠ってしまうと雑菌が繁殖し、衛生的によくない状態になるだけでなく、冷水、温水ともに出にくくなってしまうことにもつながります。
「給水口」に関してはできる限り、毎日、2日に1回は必ずお手入れをするようにしてください。他の部分のメンテナンスも同じですが、メンテナンスは非常に簡単な方法でできるようになっており、時間や手間はかかないため、日々メンテナンスが大切です。
早速作業に取り掛かりたいところですが、その前に「台所用アルコール除菌剤」「キッチンペーパー」「歯ブラシまたは綿棒」「やわらかい布」「やわらかいブラシまたは掃除機」の5点を使用するので事前に準備しておきましょう。
それではそれぞれの部分のメンテナンス方法について解説していきます。
給水口・給水コックのメンテナンス方法
給水口、給水コックのメンテナンスで必要な道具は「台所用アルコール除菌剤」「キッチンペーパー」「歯ブラシまたは綿棒」です。清潔な状態にしておくためにも手も洗うとともに、事前に準備しておいてください。
手順としては「①ノズルキャップを外し歯ブラシまたは綿棒で洗う」「②台所用アルコール除菌剤をキッチンペーパーにふきかける」「③アルコールが付いたキッチンペーパーで水が触れる部分のみをふき取る」「④アルコールが残ったキッチンペーパーで給水口の周りをふき取る」「⑤最初に外したノズルキャップを戻し元の状態にする」で進めていきます。
特に難しい部分はありませんが、強いて言えば、③の「アルコールが付いたキッチンペーパーで水が触れる部分のみをふき取る」については奥まで差し込まないようにしてください。奥まで差し込んでしまうと、冷水や温水が出てくる危険がありますのでやめておいたほうが良いですね。
先ほども少しご紹介しましたが、給水口は直接水が出てくる部分でもあるため、日々のメンテナンスが非常に重要になってきます。この部分のメンテナンスを怠ってしまうと、いくら内部クリーニング機能がある富士の湧水でさえ、清潔でおいしい水を飲むことはできません。
ウォーターサーバーは毎日必ず使い、毎日飲む水が出てくる給水口は日々のメンテナンスをしっかりと行っていきましょう。
ボトル連結部分のメンテナンス方法
ボトル連結部分のメンテナンスで必要な道具は「台所用アルコール除菌剤」「キッチンペーパー」です。準備ができましたら、実際にボトルの連結部分のメンテナンスをしていきましょう。
ボトル連結部分のメンテナンスの手順は「①ボトルガードを外す」「②台所用アルコール除菌剤をふきかけたキッチンペーパーでふき取る」「③ボトルの連結部分を清掃し乾燥させる」「④ボトルガードを元に戻す」になります。
最初にボトルガードを外したら、水がついているので、キッチンペーパーで水をふき取っていきます。次に先ほどと同様、キッチンペーパーに台所用アルコール除菌剤をふきかけていきましょう。次にアルコールをふきかけたキッチンペーパーで取水部分を丁寧に掃除していきます。最後に乾燥させたのを確認したらボトルガードを元に戻せば完了です。
注意点としては④の「ボトルガードを元に戻す」段階で、中がしっかりと乾燥しているかを確認してください。乾燥せずに水分が残ったまま、ボトルガードを戻してしまうと、雑菌が繁殖してしまいます。雑菌が繁殖すると水に臭いが発生することもあり、衛生的に非常によくないです。
ボトル連結部分のメンテナンスに関しては、給水口と比べて手順が簡単になるため乾燥を待たずに終わらせてしまう人が多くいます。しっかりと乾燥させてから、ボトルガードを戻し、ボトル連結部分のメンテナンスを完了させましょう。
受け皿のメンテナンス方法
受け皿のメンテナンスで必要な道具は「やわらかい布」「台所用アルコール除菌剤」の2つです。それでは実際に手順を解説していきます。受け皿のメンテナンスの手順は「①受け皿を取り外す」「②受け皿を掃除し水気をふき取る」「③受け皿を元に位置に戻す」となります。
最初に受け皿を取り外し、台所用アルコール除菌剤をふきかけたキッチンペーパーで掃除してください。その後、受け皿の水気をふき取ったら、元の位置に戻します。受け皿の戻し方ですが、受け皿の後ろにツメがありますので、開口部にひっかけるようにしてください。水気をきちんとふき取らないと、先ほどと同様に雑菌が繁殖する原因となります。
手順も少なく簡単なメンテナンスにはなりますが、きちんとお手入れをかかさずにしていきましょう。
前面のメンテナンス方法
サーバーの前面のメンテナンス方法で必要な道具は「やわらかい布」「台所用アルコール除菌剤」の2つです。手順としては特になく、サーバーの外装部をお手入れしていくだけになります。
ただし「台所用アルコール除菌剤以外の洗剤」「やわらかい布ではないスポンジやタワシなど」については絶対に使用しないようにしてください。他の洗剤を使用してしまうと、樹脂等外装部の割れてしまったり、変色してしまうことがあります。スポンジやタワシは外装部を傷つけてしまうことになります。
正しい方法でメンテナンスを行わなかったとして、サーバーの修理代などを請求されることになりかねません。メンテナンスには「台所用アルコール除菌剤」「やわらかい布」以外は使用しないようにしてください。
背面のメンテナンス方法
サーバーの背面のメンテナンスで必要な道具は「やわらかいブラシまたは掃除機」です。手順を解説する前に、サーバーの背面のメンテナンスは「サーバーの電源プラグをコンセントから抜いた状態」で行ってください。電源をオフにしている状態ではなく、コンセント自体が抜かれている状態ですので十分注意してください。電源プラグをコンセントを抜いたら、実際にサーバーの背面のメンテナンスをしていきましょう。
手順としては特になく、やわらかいブラシや掃除機を使ってサーバー背面のほこりなどを掃除しくだけです。背面は放熱部なっているためやけどには十分注意してながらメンテナンスしていきましょう。
サーバー背面を掃除する理由は、ほこりが付着すると冷却効果が下がり故障の原因になります。故障の原因となるだけでなく、放熱できないことで電気を多く消費し、電気代がかかることにもつながります。サーバー背面は故障のリスクや電気代について考えると、こまめに掃除しておくのがおすすめです。
ウォーターサーバーにメンテナンスは必要不可欠!
ウォーターサーバーにはメンテナンスは必要不可欠です。本記事でご紹介した5つの部分である「給水口・給水コック」「ボトル連結部分」「受け皿」「サーバーの前面」「サーバーの背面」のメンテナンスは必ず行いましょう。
ただし、富士の湧水は自動の内部クリーニング機能があるため、他のウォーターサーバーと異なりメンテナンスの代金がかからないことは大きなメリットです。外部のメンテナンスだけでOKですので、手間や時間、かかる費用まで大きく短縮することができます。
ウォーターサーバーの日々のメンテナンスをしっかりと行い、毎日使用し、毎日体に取り入れる水を清潔でおいしい水に保てるようにしていきましょう。
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