ウォータースタンドのメンテナンス方法は?掃除や手入れをしないとどうなる?
2022/04/19 更新

ウォーターサーバーにメンテナンスが必要な理由
ウォーターサーバーは、いつでもおいしい水が飲めるのが人気の要因。なかでもウォータースタンドは、水道水をろ過して使用するタイプなので、他のウォーターサーバーと異なりボトルの交換が手間がなく、より手軽に利用することができます。
そしてメンテナンスもボトルタイプに比べれば、手間がかかりません。ボトルに充填されてる水は塩素などにより殺菌されていなため、水の環境が悪くなると菌が繁殖する可能性があり、衛生面でよりメンテナンスに気を使う必要があります。
その点ウォータースタンドは、塩素が含まれている水道水を利用するため、その心配がありません。またボトル連結部分からに菌が入り込む恐れがありますが、これもウォータースタンドなら水道と直結するので安心できます。
ではウォータースタンドはメンテナンスがまったく必要ないかと言えば、そうではありません。というのも菌が繁殖する可能性があるのは、ボトル・ボトル連結分だけではないからです。より安心しておいしい水を利用するのは、やはり日常的なメンテナンスは欠かせないと言えるでしょう。
自動除菌機能付きサーバーもラインナップ
ウォータースタンドにはさまざまなタイプのサーバが揃っていますが、最上位機種であるプレミアムラピア ステラは、除菌機能を搭載しているのが大きな特徴。自動でサーバー内を除菌洗浄してくれるので、良好な衛生状態をキープすることができます。
仕組みは、サーバー内で電気分解方式による除菌水を作り出し、それを循環させることで内部を除菌していきます。除菌する箇所は、流路除菌、循環除菌、コック除菌の3つ。
流通除菌は、水が流れる排水管やフィルターを電気分解水が1日1回除菌洗浄します。循環除菌は、冷水と温水のタンク内を除菌洗浄するもので、タンクの水も入れ替えてくれます。頻度は3~5日に1回。コック洗浄だけは、自分で除菌ボトルを水の抽出口にセットする必要がありますが、1分間で終了するのでとても簡単です。
メンテナンスサービスも活用しよう
ウォータースタンドでは、専門スタッフによる定期的なメンテナンスも実施。水質のチェックやパーツを取り外しての掃除など、ユーザーでは手入れができないような箇所も、入念にメンテナンスしてくれます。フィルターの交換タイミングであれば、そちらも合わせて行ないます。
頻度は6ヶ月に1回。メンテナンス料金もサーバーレンタル料金に含まれているので、余計な費用もかかりません。また質問があれば丁寧にアドバイスしてくれるのもうれしいところ。自分でできる日常的な掃メンテナンス方法なども気軽に聞くことができるので、この機会を大いに活用しましょう。
ウォータースタンドのメンテナンス方法を解説!
ウォーターサーバーでメンテナンスする箇所は、大きく分けるとサーバーの内部と外部になります。ウォータースタンドはすでに紹介したように、自動除菌機能付きのサーバーを利用したり、定期メンテナンスを受けることができるので、内部のメンテナンスは基本的にそちらで行なうことになります。
そのため日常的なメンテナンスは外部が中心となり、負担はそれほど大きくありません。メンテナンスするところは次の4箇所。
1.給水口・給水コック
2.受け皿
3.前面
4.背面
なおボトルタイプのウォーターサーバーの場合は、ボトル連結部分もメンテナンスが必要になります。しかしウォータースタンドは水道水を利用するためその必要がなく、手間をひとつ減らすことができます。
またメンテナンスに特別な道具は必要ありません。普段キッチンや部屋の掃除で使用するもので十分事足ります。メンテナンスのための道具としては、次のようなものを用意しておくと便利で、効率よく作業ができます。
・布巾
・キッチンペーパー
・中性洗剤
・掃除機
・綿棒
その他、ブラシやスポンジがあれば、より入念にメンテナンスができます。またホコリがとぶこともあるので、マスクも準備しておくといいでしょう。
給水口・給水コックのメンテナンス方法
給水口は水が流れ出る部分のため常に湿り気があり、ホコリが付きやすい部分。布巾やキッチンペーパーを少し濡らして拭き取ってください。給水口の内側は掃除がしにくいところですが、綿棒を利用すると簡単に掃除ができます。
なお綿棒を使用した場合は、綿棒の繊維が給水口に残っていることもあるので、メンテナンスが終わったら水をコップ2杯分程度を流しておくといいでしょう。また一部のモデルについては、給水口を取り外すことが可能なので、より簡単に手入れをすることができます。
そして給水コックですが、ウォータースタンドのサーバーの給水方式は、ほかにボタン式とダイアル式があり、コック式と合わせて全部で3種類あります。どの方式でもメンテナンスの方法は同じで、濡らした布巾やキッチンペーパーを絞ってから拭き取ってください。
受け皿のメンテナンス方法
受け皿には、はねたりこぼれたりした水が溜まっています。またお湯を使って、コーヒーや紅茶、インスタントラーメンを作ることもあるので、そこから飛び散ったものが溜まっている場合も。そのままにしておくと、カビや臭いの原因になるので、こまめにメンテナンスしておきたい部分です。
まず受け皿を本体から取り外し、中に溜まったものを排出します。その後で中性洗剤をスポンジに軽く含ませてから汚れを洗い落とします。水以外のものが溜まっていた時には、特にしっかりと洗浄するようにしましょう。
洗い終わったら乾いた布巾で水気を拭いて、元の場所にセットして完了です。メンテナンスの頻度は1週間に1度でOKですが、溜まっている量が多いようだったら、気づいた時点で掃除をしましょう。
前面のメンテナンス方法
サーバー本体の前面は、常に見える部分だけに、いつもきれいにしておきたいところ。ウォータースタンドのサーバーは卓上タイプと床置きタイプの両方があり、床置きタイプは高さがあるので面積も広くなりますが、メンテナンス方法自体は特に難しいものではありません。
基本的には、水で濡らしてから絞った布巾で拭くだけでOK。ただコーヒーなどがこぼれてできた汚れの場合は、水拭きだけでは落ちないこともあります。その時は、中性洗剤を布巾に少し含ませてから拭きましょう。終わったら、洗剤が残らないように拭き取ることも忘れずに。
なおサーバー上部のタンクのフタは開けないでください。開けてしまうと、ホコリなどが入り込む恐れがあります。掃除をする時は閉めたまま行なってください。
背面のメンテナンス方法
ウォーターサーバーの背面は普段は目に見えない部分ですが、放熱という重要な機能を担っています。ここがホコリなどで汚れていると、放熱が妨げられて電力を必要以上に消費してしまい、電気代が余計にかかったり、最悪の場合トラブルの原因になることも。そうならないように、定期的にメンテナンスするのが大事になってきます。
方法は掃除機などを使って、たまったホコリを取り除きます。冷却ファンが付いているタイプでは、空気の取り入れ口にホコリがたまりやすいのできれいに取りましょう。メンテナンスの頻度の目安は1ヶ月に1回。
なお背面は放熱をしているため熱くなっている場合があります。メンテナンスする前にはコンセントを抜いてから作業をしてください。
ウォーターサーバーにメンテナンスは必要不可欠!
ウォーターサーバーは、おいしい水を好きな時に好きなだけ利用できる便利な存在。そのまま飲むのはもちろん、コーヒーに使ったり、料理に使ったりと、アイデア次第で活用の幅も広がります。しかしウォーターサーバーを安心して楽しむには、メンテナンスが欠かせません。
メンテナンスが不十分で、もし衛生面に支障が出てしまったら、おいしい水も台無しになってしまいます。ウォータースタンドは、専門スタッフによるメンテナンスもありますが、日常的にメンテンスすることも大切。
すでに紹介した通り、メンテナンス自体はそれほど難しいものではありません。ウォータースタンドを使っている方は、ぜひ今回の記事を参考にして、安心・安全なウォーターサーバーライフを満喫してください。
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