ヒートガンのおすすめ人気ランキング16選【コードレスやスニーカー向けも!】
2023/03/22 更新
ヒートガンはプロ用・小型・コードレス・温度調節可能など種類や使い道も多様であり、コーナンやカインズでさまざまなものが販売されているので、どれを選べばいいか悩みがちです。今回はおすすめのヒートガンをランキング形式で紹介します。
目次
DIY・ゴルフ・カーフィルムなど使い道の多いヒートガン
ヒートガンにはドライヤーのように熱風を出して加工や乾燥させるイメージがあります。しかしヒートガンは高い温度をいかした電子工作・スニーカーのシュリンクフィルム加工・塩ビの溶接・ゴルフクラブのシャフト抜き・はんだづけなど使い道が多いです。
ヒートガンは熱を使用するDIYにはとても便利な道具ですが、実は塩ビやレジンの気泡抜きなど素材によって温度調節が必要なうえに、安いものからプロの使う高いものまで多種多様なので素人だとどれがいいかわかりません。
そこで今回はヒートガンの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは熱量・使いやすさ・機能性を基準に作成しました。リョービやマキタの人気ブランドも紹介しているので、購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
ヒートガンの選び方
ヒートガンは機能やデザインなどが異なり、どれを選べばよいのかわからない方も多いです。こちらではヒートガンの選び方について紹介していきます。
オーバーヒートを防ぐなら「作業時間」をチェック
ヒートガンはそれぞれ作業時間が異なります。そのため、作業時間にあったヒートガンを選ぶ必要があります。8分ほどの作業時間が短いヒートガンだと、長時間熱を放出するとボディが熱くなり、故障の原因にもなりかねません。
作業時間にあわないヒートガンは無理に使用すれば故障だけでなく、オーバーヒートを起こして火事になる恐れもあります。そうならないためにも、ヒートガンを選ぶときは作業時間にあったものを選んでください。
素材にあわせた温度調整機能で選ぶ
ヒートガンは素材にあわせて使用できる温度調整機能も大切です。こちらでは素材にあった温度について解説します。
塩ビやレジンの気泡抜きに使用するなら「60℃~80℃」がおすすめ
塩ビ素材の加工やレジンの気泡抜きなら、60℃~80℃ほどが適温です。ヒートガンには定温状態で熱を放出するものもありますが、適温を出せないヒートガンで塩ビの加工はできません。最低でも60℃ほどの熱量を出せるヒートガンがおすすめです。
熱収縮チューブなら「100℃前後」がおすすめ
チューブ素材を使うなら、100℃前後が適温です。とりわけ熱収縮チューブは、100℃前後まで温度調整できる機能が備わったヒートガンを選びましょう。熱量は距離を変えて調整できますが、効率よくするためには温度調整も必要です。
スニーカーなどのシュリンクフィルムなら「150℃前後」がおすすめ
スニーカー用のシュリンクフィルム素材などを使うなら、150℃前後がぴったりです。ただ、シュリンクフィルムで包装・収縮しているときに、ヒートガンを高温で放出してしまうと素材が溶ける場合があります。
基本的に温度調整機能が備わっているヒートガンでは150℃前後まで調整できるので、シュリンクフィルムを使用するときの参考にしてください。スニーカーにシュリンクフィルムを使うと、きれいなまま保管できて便利です。
アクリルなら「160℃前後」がおすすめ
アクリルもシュリンクフィルムと近い熱量が必要です。とりわけアクリルを加工するときは160℃前後の熱量を出せるヒートガンが必ず必要になります。それ以下の温度だと、アクリルをきれいに曲げたり変形させたりはできません。
塩ビの加工・溶接は「270℃前後」に温度調節できるものがおすすめ
塩ビを溶接するときには270℃前後の熱量を必要とします。270℃以上の高温でも溶接できますが、反応温度を超えすぎるとうまくくっつきません。塩ビ素材を加工・溶接するときは、60℃~300℃程度まで温度調節できるヒートガンがおすすめです。
はんだ付けなら「350℃前後」がおすすめ
はんだの反応温度は350℃前後です。はんだごてに使われている素材ですが、ヒートガンでもはんだを溶かせます。電化製品の補修などにもはんだは使えるので、350℃前後に調整できるヒートガンを選んでください。
ついているノズルで選ぶ
ヒートガンにはいろいろな用途に使えるノズルがあります。用途にあわせたノズルとヒートガンを使えば作業効率を上げられるのでノズルもチェックしましょう。
フィルムの収縮をするなら「ヘラ型」がおすすめ
ヘラ型のノズルはフィルムの収縮などにおすすめのノズルです。また乾燥作業にも便利であり、一気に熱風を当てられます。シュリンクフィルムなどを加工するなら、ヘラ型のノズルは必ず用意してください。
加工に使用するなら「C型」がおすすめ
C型のノズルは加工に便利です。塩ビ・プラスチック・熱収縮チューブなどの加工にその機能を発揮します。Cの円に素材を通すことで、全体に熱を加えられ、ねじり・曲げ・変形などさまざまな形を作れる便利なノズルです。
スポットの作業なら「スリム型」がおすすめ
スリム型はスポット作業に向いているノズルです。細かい部分に集中的に熱を加えられるので、はんだや溶接にも使えます。このタイプはコンパクトなので使い勝手がよく、収納場所にも困りません。
ただ、溶接などを想定して使用するなら、使いやすい溶接機なども用意しましょう。以下の記事では、溶接のときに便利な溶接機・溶接メガネの人気おすすめランキングをご紹介しているので、ぜひご覧ください。
作業効率を上げるなら「風量」をチェック
ヒートガンは風量を調整できるものもあります。温度も大切ですが、風量調整も熱作業を行うときには大切な機能です。風量を調整できない、常に風が強い状態のヒートガンだと、素材によっては吹き飛ばされてしまいます。
逆に風量が弱いヒートガンだと、余計な時間がかかり作業効率が落ちかねません。そのため、温度調整だけでなく風量も調整できると、幅広い用途に使えるだけでなく、臨機応変に対応できるため、作業効率が上がります。
素材をクールダウンさせるなら「冷却機能」を確認
ヒートガンには冷却機能が備わっているものもあります。ヒートガンは高温の風が出るので、ノズルはかなり熱くなりがちです。冷却機能はそのノズルを冷やせるだけでなく、作業時間を短縮できます。
それだけでなく、冷却機能は熱を加えた素材も一気にクールダウンできる便利な機能です。すぐに作業を終わらせたいときにもとても便利な機能なので、あまり時間をかけたくない方にも適しています。
細かい作業には充電式でバッテリー内蔵の「コードレス」をチェック
コードレスの魅力は扱いやすさです。コードの長さやコンセントの位置を気にせずに作業ができるため、充電式は電源を確保できない屋外でも活躍します。場所を選ばずにヒートガンを使いたい方におすすめです。
実物はコメリ・カインズなど「ホームセンター」でチェック
ヒートガンは実物の持ちやすさも大切なポイントです。持ちやすさの確認はコメリ・カインズ・コーナンなどのホームセンターで実際に手にとってチェックしましょう。たとえ機能面にすぐれていても、持ちやすさが悪いと手元が狂って失敗する恐れがあります。
また、長時間の使用すると余計な疲労が重なります。ヒートガンにはグリップ力にすぐれたものや、ペンタイプの持ちやすいものもあるので、自分が持ちやすいものを選んでください。持ちやすいヒートガンを選ぶだけでも、作業効率が変わります。
プロ用なら「マキタ・detlevpro・リョービ」をチェック
ヒートガンのなかには、プロ用として多くのプロから選ばれている商品も販売されています。さまざまな用途で使用したい方にも、風量や温度の調整範囲が広いため活用しやすいです。とくにマキタ・detlevpro・リョービはプロ用として人気を集めています。
細かい作業がしたいなら小型の「ミニヒートガン」をチェック
安くて使いやすいヒートガンを求めているならミニヒートガンがおすすめです。小型で安価なので初めてでも扱いやすく、細かい作業に向いています。ただ、機能が制限されているうえに、設定できる温度が低いものもあります。
ヒートガンの人気おすすめランキング16選
口コミを紹介
信頼のリョービ、車のウインドウフィルムを貼るのに使用しましたが最適でした。
口コミを紹介
今まで3台ヒートガンを使用してきましたが、一番、温度調整もできて、音も比較的に静かで持ちやすく使いやすいかと思いました。またリピートすると思います。
口コミを紹介
クラフト作りに使っていますが、とても良い感じです。
口コミを紹介
安いものと迷いましたが高熱の機器なので日立製にしました。温度の立ち上がりも早いし性能は期待通りでした。特にグリップ部のループは本体が熱いときに上向きに置いたり取ったりする時に凄く使いやすいです。
mirao(ミラオ)
ヒートガン
シンプルで耐久性が高い小型のミニヒートガン
シンプルで持ちやすい小型のヒートガンがほしい方におすすめです。高品質な素材を採用しているため、シンプルで耐久性にすぐれたボディになっており、ペンのように持てるため、細かい作業をしたいときにも使えます。
小型設計で軽量性にもすぐれているので持ち運びにも便利です。ミニヒートガンですが、温度の上がり方も早く、すぐに200度に到達するので作業効率も上がります。手芸・手作り・DIYに便利なので、ぜひ試してみてください。
重量 | 300g | 素材 | ABSプラスチック・ステンレススチール |
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電力 | 130W | 平均作業時間 | - |
口コミを紹介
小さくて軽い割には短時間で十分熱くなるので、熱収縮チューブやプラスチックの加工に使ってます。使用感としては大満足です。
口コミを紹介
やっぱりドライヤーではパワーが足りないですね。
これは必需品です。
口コミを紹介
普通のコンセントや延長コードなど問題なく差し込む事が出来ました。比較的小型で使いやすく良い買い物でした。消費電力も300W程度で、大型の物は1400W位使うので、ブレーカーが飛んだりする事も有り、このヒートガンは丁度良い使い具合でした。
口コミを紹介
主にプラスチック部材の熱加工にドレメル2000と併用で使ってます。ドレメルで切断・溶接、ヒートガンで成形・仕上げといった具合です。
口コミを紹介
性能の方はというとこの値段にしてこれだけのスペック、十分です。
国産メーカーの1000W程度のものも持っていますが、やはり1800Wはパワーが違います。
Bosch(ボッシュ)
ホットエアガン GHG660LCD
液晶ディスプレイを搭載したプロ用としても人気のヒートガン
温度や風量を一目で確認できる液晶ディスプレイを搭載したヒートガンです。プロ用としても人気を集めています。温度は50℃から600℃まで調整可能です。熱処理を行うあらゆる作業に使え、風量も10段階まで調整できます。
しかも温度設定は10℃単位で変えられるので、場面に応じて微調整をしながら作業可能です。また作業に適した温度・風量を記憶できるため、作業効率のアップも実現します。使い勝手がいいヒートガンなのでおすすめです。
重量 | - | 素材 | - |
---|---|---|---|
電力 | 1300W | 平均作業時間 | - |
口コミを紹介
今まで熱収縮チューブの収縮を半田ごてでやっていました。ドライヤーとは熱量が全然違いますね。きれいに収縮します。
口コミを紹介
機能も大変大事で良いですが、
デザインがかっこいいですね。
買って大満足です。
PAOCK(パオック)
ヒートガンセット HG-10S
熱作業を行うすべての道具がセットになっているからコスパ最強
さまざまアクセサリがセットになっているので、ヒートガンのほかになにをそろえてよいのかわからない方におすすめです。剥離・乾燥作業・曲げ加工などを行うときの、すべての道具がそろっていながらも、比較的安い値段を実現しています。
アタッチメントは4種類セットになっており、用途にあわせたスクレーパも入っています。ダイヤルを下げるだけでヒートダウンでき、DIY初心者にもおすすめです。抜群のコスパ力を誇り、値段以上の作業ができる人気のヒートガンです。
重量 | - | 素材 | - |
---|---|---|---|
電力 | 1200W | 平均作業時間 | 30分 |
口コミを紹介
コスパ最高だと思います。
定格時間も他の商品より長いです。
良い仕事します。
リリーフ
ヒートガン RHG-1500 87050
電子工作などあらゆる用途に使えるプロ用ハイスペックヒートガン
熱処理を行うあらゆる用途に使えるハイスペック機能を持ち、1台でほとんどの作業ができる人気のプロ用ヒートガンです。熱風の温度はダイヤルで60℃~1500℃まで調整でき、ヒートダウンするための送風機能も搭載しています。
多彩なアタッチメントも付属されているため、あらゆる作業に対応できる点も魅力です。板金などのパテ乾燥・電子工作・剥離・フィルムの収縮・チューブ加工・塩ビ管加工などで活躍するので、ぜひ試してみてください。
重量 | - | 素材 | - |
---|---|---|---|
電力 | 1500W | 平均作業時間 | 20分 |
口コミを紹介
別商品のリシューブネイター ソールシールドと一緒に買いました。この値段で冷却送風モードがある商品は他にはないと思います。必要十分な仕事ができて、手早く冷却できるので重宝しています。
ヒートガンのおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 重量 | 素材 | 電力 | 平均作業時間 |
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楽天 Amazon ヤフー |
電子工作などあらゆる用途に使えるプロ用ハイスペックヒートガン |
- |
- |
1500W |
20分 |
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楽天 Amazon ヤフー |
熱作業を行うすべての道具がセットになっているからコスパ最強 |
- |
- |
1200W |
30分 |
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ヤフー |
スニーカーなどに使える温度調節付きヒートガン |
1800g |
- |
1200W |
- |
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楽天 Amazon ヤフー |
熱量を安定させやすい丈夫で使い勝手がいいヒートガン |
- |
堅牢 |
1000W |
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楽天 Amazon ヤフー |
液晶ディスプレイを搭載したプロ用としても人気のヒートガン |
- |
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1300W |
- |
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楽天 Amazon ヤフー |
値段以上のハイスペック性能でコスパ抜群 |
約700g |
- |
1800W |
20分 |
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楽天 Amazon ヤフー |
高い熱量が必要な作業に役立つ安全性が高いモデル |
- |
- |
1800W |
20分 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
使い方簡単!小型で価格も安い便利なヒートガン |
270g |
ABS |
300W |
- |
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楽天 Amazon ヤフー |
最大1800Wのハイパワーと4種類のノズルで作業が効率的に |
- |
- |
1800W |
- |
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Amazon 楽天 ヤフー |
立ち上がりのスピードとコードレスが魅力的なマキタのヒートガン |
0.7kg |
- |
1200W |
- |
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Amazon 楽天 ヤフー |
シンプルで耐久性が高い小型のミニヒートガン |
300g |
ABSプラスチック・ステンレススチール |
130W |
- |
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Amazon 楽天 ヤフー |
はんだ付けやゴルフクラブのシャフト抜きなど使い道は多様 |
0.57kg |
- |
1200W |
- |
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楽天 ヤフー |
工具・DIY・ガレージ用品専門店であるアストロプロダクツのヒートガン |
810g |
PA |
1200W |
20分 |
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![]() |
Amazon 楽天 ヤフー |
無段階調温ができる日本PSE認証のヒートガン |
660g |
ABS |
1200W |
- |
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![]() |
Amazon ヤフー |
温度調整が50℃~550℃まで細かく設定可能! |
580g |
- |
1200W |
- |
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公式サイト |
カインズで人気のさまざまな作業に対応できるヒートガン |
890g |
PC・SPCC |
1200W |
- |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
中古・レンタルなら高い商品も安い価格で手に入る
ヒートガンは決して安いものではないため、新品の購入をためらう方は多いです。ただ、中古ならリーズナブルな価格で手に入る可能性があります。数回しか使用されていない美品も多く出品されているので、まずは中古やレンタルをチェックしてみてください。
ヒートガンはドライヤーで代用できる?
ヒートガンは同じような機能のあるドライヤーで代用できる印象がありますが、実際は違います。ドライヤーの温度は通常100度前後です。高い温度が出る機種でも、風口から3cm以内は140度以下になるように設定されているため、熱処理には使えません。
簡単なハンドメイドならダイソーなど100均もおすすめ
簡単なハンドメイドで接着作業を行うなら、ダイソーなど100均で販売されているようなグルーガンもおすすめです。リーズナブルに購入できるうえに、作業によってはヒートガンよりグルーガンのが使いやすい場合もあります。
ただ、グルーガンもヒートガンのように選び方にはポイントがあります。以下の記事ではグルーガンの選び方や人気の商品をランキング形式で紹介しています。こちらの記事もぜひ参考にしてください。
まとめ
ヒートガンは使用目的・機能・使いやすさなどが異なるため、自分の目的にあったものを選ばなければなりません。ヒートガンは熱作業を行ううえで便利な道具なので、効率よく作業するためにもこだわりのヒートガンを見つけてみましょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年03月22日)やレビューをもとに作成しております。
熱処理を行うあらゆる用途に使えるハイスペック機能を持ち、1台でほとんどの作業ができる人気のプロ用ヒートガンです。熱風の温度はダイヤルで60℃~1500℃まで調整でき、ヒートダウンするための送風機能も搭載しています。
多彩なアタッチメントも付属されているため、あらゆる作業に対応できる点も魅力です。板金などのパテ乾燥・電子工作・剥離・フィルムの収縮・チューブ加工・塩ビ管加工などで活躍するので、ぜひ試してみてください。