【本のソムリエ監修】2021年人気の新書おすすめランキング21選を紹介!

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毎年新しい作品が多数登場する新書。今回はランキング形式でおすすめの新書や選び方を紹介します。ランキングでは文系・理系向けや社会問題を扱った新書のほか、ベストセラー本や有名な著者の作品も取り上げています。本のソムリエ・清水克衛さんに取材し、おすすめの作品や選び方を伺いました。

読みたい新書を見つけよう!

長期休みに特にすることがなく、時間があるから本でも読んでみようと思うことはありませんか?なかでも、現実の悩みに関するヒントを得たり、興味に基づいて歴史や科学を知って、視野を広げたりしたいという方には新書がおすすめです。

 

新書は文庫本と比べて、ノンフィクションで知見を広げてくれる内容のものが多いです。また、重さやしなりも新書のおすすめポイントです。持ち運びや寝転んで読むのにも疲れない重さで、適度なしなりが読みやすさを生んでいます。

 

この記事では、多ジャンルから厳選したおすすめの新書や、選ぶのに迷ったときのための選び方を紹介しています。ぜひ、新書選びの参考にしてみてください。

本のソムリエが教える!新書の選び方

取材協力

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清水 克衛

本のソムリエ

1961年、東京都生まれ。書店「読書のすすめ」代表、逆のものさし講主宰、

NPO法人読書普及協会会長。

大手コンビニエンスストアの店長を10年務めたのち、1995年に東京都江戸川区

篠崎で小さな書店を開業。



「10年や20年前の本でも、大正時代に書かれた本であっても、その人が初めて

読む本はすべて新刊」という信条のもと、常識にとらわれない知恵と情熱で

商いを続けた結果、全国からお客さんが訪れる繁盛店となる。

著書:『逆のものさし思考』『5%の人』『他助論』(共にエイチエス)、

『魂の読書』(育鵬社)などがある。



「読書のすすめ」公式サイト:https://dokusume.shop-pro.jp/

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新書を選ぶとき・読むときのポイントを清水さんに教えていただきました!

POINT

出版社ごとの違いは気にしすぎる必要なし

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新書の場合、出版社ごとの違いはあるのでしょうか?

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清水さん

以前はあったんですが、だんだん出版社ごとの違いはなくなっていると思います。昔は、出版社が外国の哲学書を読んで勉強しろっていう姿勢でやってたらしいんですよ。ただ今はお客さんに人気の本や売れる本のデータを集めて書籍を出しているので…。

POINT

新書の内容は鵜吞みにしない

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新書を選ぶ際に、内容とタイトル以外に気を付けるべきことはありますか?

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清水さん

あまり信頼しないほうがいいかもしれません(笑)。良い意味で、内容を疑ったほうがいいですね。新書は早いペースで発行されるので、発行後に新しい情報が出て更新されることもあるんですよ。

POINT

内容はすべてを理解する必要なし

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新書を読むときに、ハイライトを入れたりノートにメモを取ったりと何か工夫はされてますか?

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清水さん

僕はやらないですけど、やりたかったらやってもいいと思います。ただ、本は教科書のようにすべてをきちんと読んで理解する必要はないんですよね。引っ掛かる言葉があっても、その言葉からいろんな考えが広がると思いますし。

本のソムリエ・清水さんが本屋を始めたきっかけとは?

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清水さん

柔道部の先輩が「建てたマンションの店舗用スペースがあるから、お前なんかやれよ」と言ってきて、「はい」と答えたのがきっかけですね(笑)。厳しい柔道部だったので先輩の言うことを断れなくて。


それで何の店をやるか考えていたときに、本屋に行くと人を悩ませるような同じような本ばかりだったんです。なので本屋をやると決めました

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本屋を開くときに周囲から猛反対を受けたそうですが……。

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清水さん

駅からも離れているし、問屋さんからも断られるだけではなく、ダメダメ言われました(笑)。最初から本屋の経験がなかったものですから、普通の小売業のように本をおすすめするのが当たり前だったんですよね


例えば、レストランで出す料理の味見をしないなんてありえないじゃないですか。それと同じで、うちは実際に本を読んでから売る本を決めています。

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『竜馬がゆく』(司馬遼太郎著)をきっかけに商売に興味を持つようになったと伺いました。

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清水さん

暇つぶしのつもりで駅前の本屋でたまたま買ったのが『竜馬がゆく』の5巻でした。警察官に元々なりたかったのですが、『竜馬がゆく』を読んで商売をやりたいと思うようになりました。相手や自分の利益を考えて、長州と薩摩を仲良くさせたのが魅力的で。

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5巻から読み始めたんですね……!

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清水さん

全8巻なんですが、5巻から読み始めると面白いですよ、退屈しなくて。

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よく「読書離れ」が問題視されますが、その原因はなぜだと思いますか?

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清水さん

読書離れの原因はスマホやYouTubeだとよく言われていますが、「なぜ?」と問いを持つことが少なくなっているからだと思っています。中学生ぐらいになると大人社会の矛盾に気が付き始めるんですが、その時のパターンは「妥協する」「反抗する」「考える」の3つなんですよ。


そこで、疑問を持つ習慣が必要なんです。なぜ人は食べないといけないんだろう、資本主義はなぜあるんだろう、とか。

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編集部

身の回りのことにも常に疑問を持って、その答えを探す手段が「読書」なんですね……。お忙しい中、取材を受けてくださりありがとうございました!


続いては、清水さんのおすすめする新書をご紹介します!

本のソムリエ・清水さんによる新書のおすすめ3選

佼成出版社

退歩を学べ――ロボット博士の仏教的省察 (アーユスの森新書(004))

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ズバリ、現代日本を新しい視点から見直したい方におすすめ!

NHKのロボコンの提唱者で、さらに約40年間にわたる仏教および禅研究家としても著作の多い著者による作品です。現代日本において大切なものの見方や生き方を分かりやすく説いています。

 

仏教の教えに基づいて論を展開している部分もあり、デジタル化が進む現代だからこそ読みたい1冊です。

レーベル佼成出版社作者森政弘
ページ数256
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清水さん

ロボット博士が書いた仏教の知恵が学べる1冊で、善悪という2つに決めつけず、一歩退いた視点で物事を見られるようになります。


実際、この本を読んでから物事に対し「良い・悪い」で考えるのではなく、コインの裏表のように発想を転換するようになりました。本屋を開いた際も、場所が悪いからこそお客さんに本を勧めるやり方が可能になったと思いますね。

講談社

私の個人主義

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ズバリ、今日の日本社会や人々の考え方を俯瞰する視点を得たい方におすすめ!

座談や講演の名手としても定評があった、夏目漱石の魅力あふれる講演5つを文字起こしした作品です。身近な事柄を糸口に、深い知識を盛り込んで独自の思想を展開する語り口は機知に富んでいて読者を飽きさせません。

 

権力の危うさを忠告する漱石の講演は現代日本にも通じるところがあり、彼のお茶目でユーモラスな一面も伝わる作品です。

レーベル講談社作者夏目漱石
ページ数170
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清水さん

「外的開化」と「内的開化」という考えが出てくるのですが、「外的開化」は外のものに影響を受けて自分の行動を変えるのに対し、「内的開化」は自分のやりたいことをもとに、行動することを指します。


現在では外的開化に縛られている方が多く、ちょっとモヤモヤしたり辛いと感じたりする方におすすめですね。読むとやっぱり漱石先生は偉い人だなあ、って思いますよ。

日本経済評論社

改訂版 大倉喜八郎 かく語りき 

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ズバリ、人生に躓いたり、困難にぶつかっている方におすすめ!

明治・大正の大実業家、大倉喜八郎が波乱万丈に富んだ経験を踏まえ、壮年時代から死去の直前まで日本の学生・青年・国民に語った言葉をまとめた作品です。苦難にぶつかったときもさらに前へ前へと突き進み、難局を乗り越えようとする喜八郎の考え方を強く感じられる1冊となっています。

レーベル日本経済評論社作者東京経済大学史料委員会
ページ数282
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清水さん

大倉喜八郎は武器商人だったため、あまり知名度は高くないのですが、ホテルオークラや東京経済大学などを創設するなど、日本を文明国家にするために尽力した人物です


彼が当時の学生や青年に講和した内容をまとめたものなんですが、言葉に重みがあるんですよね。すべて体験してきた言葉だから。生きるうえで大切な基本を教えてくれる本ですよ。

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編集部

清水さん、ありがとうございました!続いては、編集部の選んだおすすめの新書をご紹介します。

中高生におすすめの読みやすい新書4選

講談社

社会を変えるには

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ズバリ、社会問題に関心のある中高生に!

今日本で何が起きているのか、社会を変えるとはどういうことかを、あらゆる学問の視点から探った1冊。とても丁寧にわかりやすく解説されているため、中高生でも問題なく読むことができます大学生の社会学レポートの参考文献におすすめとの声も。

レーベル講談社現代新書作者小熊英二
ページ数520

小学館

働き方5.0~これからの世界をつくる仲間たちへ~

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ズバリ、将来に不安を感じる方に!

テクノロジーによって人間がやるべき仕事が減少傾向にある中、人間がやるべき仕事とはなにか、どのような人材を目指すべきかについて考察されています。メディアアーティスト落合氏の思想を、コロナ騒動を受けて更にアップデートした最新版です。

レーベル小学館新書作者落合陽一
ページ数155

岩波書店

「空気」を読んでも従わない: 生き苦しさからラクになる

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ズバリ、日々の息苦しさを感じる中高生に!

自分らしくのびのびと生きていたい方へのアドバイスが書かれた1冊。「なぜ周りの目が気になるのか」「嫌な先輩に従わなければならないのか」といった疑問に対する考察も提示されています。生きやすくなる手がかりが詰まった作品です。

レーベル岩波ジュニア新書作者鴻上尚史
ページ数189

筑摩書房

高校生のための経済学入門

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ズバリ、経済について知ってみたい中高生・初学者に!

高校生にも分かるようにポイントを押さえながら、経済学について解説された作品です。現実問題にどう経済学を活かすのかという実践的な内容です。受験参考書で解説されていない疑問について、この本で理解できたとの意見も。

レーベルちくま新書作者小塩隆士
ページ数221

社会人として生きてゆくのに役立つ新書4選

筑摩書房

現代の金融入門 [新版]

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ズバリ、金融について詳しく学びたい方に!

「情報とは?」「どうやって信用は作り出されるのか?」といった金融の本質を細かく説明した1冊。金融システム安定に必要な仕組みについても考察しています。かなり内容が濃く、その分難しいとの声もあるため学生や社会人におすすめです。

レーベルちくま新書作者池尾和人
ページ数250

講談社

日本経済入門

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ズバリ、日本経済の構造を大づかみしたい方に!

日本経済の仕組みと課題を簡潔に記した1冊。金融緩和の問題点、社会保障制度の問題点などのトピックが丁寧に解説されているため、日本経済の抱える諸問題を認識するのに役立ちます。

レーベル講談社現代新書作者野口悠紀雄
ページ数240

文響社

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

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ズバリ、投資に興味のある方に!

お金のド素人が、東大卒で金融12社を渡り歩いた山崎氏に、なるべく安全なお金の増やし方を聞くといった作品です。簡単な文章が多くとても読みやすい作品です。社会人経験があり、ある程度自由に使えるお金がある方向けとの声も。

レーベル文響社作者 山崎元、大橋弘祐
ページ数329

光文社

外資系コンサルの知的生産術 プロだけが知る「99の心得」

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ズバリ、仕事で成果が出せず悩んでいる社会の方に!

どんなにピカピカの学歴を持った優秀な人材でも「動き方」を知らないと、知的成果を生み出すことができません。「必要なのは行動の技術だ」という主張の筆者が、きるビジネスマンの行動様式を整理・解説した作品です。

レーベル光文社新書作者山口周
ページ数317

すべての方に読んで欲しい人間関係についての新書4選

ベストセラーズ

アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために

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ズバリ、アドラー心理学の基本を知りたい方に!

ベストセラー『嫌われる勇気』で有名な岸見氏の作品です。アドラー心理学の視点から、どうすれば幸福に生きられるのかについて筆者の見解が語られています。人生における悩みの全ては対人関係として、その悩みへの考え方が示されています。

レーベルベスト新書作者 岸見一郎
ページ数191

筑摩書房

友だち幻想

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ズバリ、人間関係で悩んでいる方に!

本書は「みんなと仲良くしなければいけない」といったような、人間関係の常識を疑うことを提案する内容です。SNSなどのコミュニケーションが普及し「つながり」を重視する傾向が高まる現代、まわりとうまくいっていない方におすすめの1冊です。

レーベルちくまプリマー新書作者菅野仁
ページ数156

KADOKAWA/角川書店

ひとりぼっちを笑うな

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ズバリ、他人の目が気になって生きたいように生きられない方に!

他人に害を与えないことを前提として、自分が生きたいように生きることをすすめる筆者の考えが記された作品です。独特の表現やテンポが飽きさせないとの声も多く、人間関係でストレスを感じている方におすすめです。

レーベルKADOKAWA作者蛭子能収
ページ数229

ディスカヴァー・トゥエンティワン

うまくいっている人の考え方

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ズバリ、人生においてもっとうまくいきたいと願う方に!

発行部数累計100万部以上のベストセラーです。筆者は本書で「人生がうまく行っている人」の特徴は、自尊心が高いことであると述べています。本書では自尊心を高める方法が、100項目紹介されています。人とのうまい接し方が学べる作品です。

レーベルディスカヴァー携書作者 ジェリ−・ミンチントン
ページ数240

中高生から大人まで読んで欲しい勉強・教育の新書4選

SBクリエイティブ

読書する人だけがたどり着ける場所

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ズバリ、今必要な「読書の効能」と「本の読み方」を知りたい方に!

文学・読書の大家である齋藤氏が、今の時代だからこそ勧める「読書する理由」と「人生と知性に深みをつくる読書」の仕方を語った1冊。ネットの時代にあらためて問いたい「効率的読書法」と「本の読み方」が解説されています。

レーベルSB新書作者齋藤孝
ページ数192

岩波書店

英語独習法

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ズバリ、英語学習の近道を知りたい方に!

本書では「語彙を増やすことが英語上達の近道」との考えをもとに、語彙全体をシステムと考え、日本語と英語の違いを自分で探究するのが合理的な勉強法だと解説されています。オンラインツールを利用した実践的な勉強方法なども紹介されています。

レーベル岩波新書作者今井むつみ
ページ数282

講談社

文系のための数学教室

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ズバリ、嫌いな数学を好きになりたい文系学生に!

数学との向き合い方を提示し、数学の克服を助ける作品です。本書では数学とはどんなものかが丁寧に解説されているため、数学が苦手だと考えている方にもおすすめです。数学を好きになる第一歩を手助けしてくれる1冊です。

レーベル講談社現代新書作者小島寛之
ページ数215

光文社

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論

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ズバリ、今の学校や教育に違和感を感じる方に!

従順な国民の養成機関であった学校が、現代では害悪であり、これからの教育は自ら学び、楽しく働くためのものだという筆者の考えがまとめられています。教育は「洗脳」であるとし、現代における「遊び」の重要性について書かれた作品です。

レーベル光文社新書作者堀江貴文
ページ数206

教養として読みたい新書5選

ワニブックス

きみの大逆転 - ハワイ真珠湾に奇蹟が待つ -

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ズバリ、正しい歴史観を持って現状の認識をしたい方に!

「卑怯な真珠湾攻撃」「敗者である日本は勝者の言うとおりにしなければならない」というのは刷り込みであり、その認識を逆転させ、迫りくる中国の脅威を再確認するという内容の作品です。自分の頭で考える大切さを再確認できる1冊です。

レーベルワニブックスPLUS新書作者青山繁晴
ページ数386

中央公論新社

新型コロナの科学-パンデミック、そして共生の未来へ

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ズバリ、学者による新型ウイルスに関する執筆を読みたい方に!

新型コロナウイルスの研究や治療の最前線を紹介した作品です。ウイルスの変遷や、日本政府の課題についても提示されており、元がん研究者であり学者である筆者ならではの視点で具体的かつ突っ込んだ内容が多いとの声も。

レーベル中公新書作者 黒木登志夫
ページ数336

光文社

バッタを倒しにアフリカへ

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ズバリ、ワクワクするような非日常的冒険譚が読みたい方に!

本書は昆虫学者である筆者が、アフリカのモーリタニアへバッタの生態観察をしに行った際の冒険譚です。内容そのものも面白く、読んでいて楽しい文章のため、この作品から著者のファンになる方も多いです。

レーベル光文社新書作者前野ウルド浩太郎
ページ数378

中央公論新社

ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学

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ズバリ、科学や理科系に興味があるすべての方に!

本書はサイズが異なる動物の体の仕組みがどうなっているのかを、わかりやすく解説した生物学の入門書です。中学生の子供に本書をプレゼントしたところ、その面白さのあまり数日間没頭して読んでいたとの声も。

レーベル中公新書作者本川達雄
ページ数230

新潮社

ケーキの切れない非行少年たち

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ズバリ、人との認知の違いを可能性として現実に役立てたい方に!

新書としては異例の60万部超えのベストセラー。本書では一部の非行少年たちは認知能力が低いために現実が歪んで見えていると解説し、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを紹介しています。

レーベル新潮新書作者宮口幸治
ページ数192

「新書」とは

新書とは、新書版と呼ばれる「縦18cm×横11cm」以内のサイズの本のことを指します。文庫本と比べて、細長いことが特徴のひとつです。最近では本来のサイズを表す使い方以外に、ノンフィクションの実用書・専門書などをさして新書ということも少なくありません。

目的に合わせた新書の選び方

新書は、今日まで沢山のレーベルから刊行されてきました。その中から読みたい作品を選ぶのはとても大変なことだと思います。本項目では、新書を選びの際に参考にしたいポイントについて、世代やテーマに注目してご紹介していきます。

世代で選ぶ

新書には実用書や専門書が多いことから、内容によっては難しすぎるといった問題が起きることも。学生であれば「入門編」や社会人であれば「金融・経済」など、自分の世代に合った内容の新書を選ぶことがとても重要です。

高校生や大学生なら「入門編」や「未来系」

高校生や学生におすすめなのが「入門編」や「未来系」といったジャンルがテーマの新書です。これらがテーマの新書は、専門知識がない学生でもとっつきやすい内容で、初心者でも分かるように工夫されています

 

また、今後の進路に関するテーマのものを読むことで将来の不安の解消にも繋がる可能性も。専門知識が必要ないテーマで、だいたい1~2時間で読めるものを選ぶことをおすすめします。

社会人なら「金融・経済」や「社会問題」

社会人におすすめなのが「金融・経済」や「社会問題」といったジャンルがテーマの新書です。社会人として金融や経済に関する常識を押さえておくことで、ビジネスシーンにおいても強みになると思います。

 

社会問題を知ることで広い視野を得ることができれば、自身のキャリアプランや人生設計の構築にも役立つと思います。

人気のテーマ・ジャンルで選ぶ

新書で常に人気なテーマとして「ビジネス」や「心理学」「時事問題」などがあげられます。人気のテーマやジャンルの新書を選ぶことで、現在どんな知識やスキルが必要とされているのかを学ぶことが可能です。

「ビジネス」はスキルや働き方を学べる

出版業界では、ビジネス書の出版がとても活発です。仕事で成功したいと考えるのであれば、ビジネス書は必読といっても過言ではありません。ビジネスをテーマに扱った新書では、マイナーなスキルを扱っているものも多いため、ちょっとした悩みの解決につながることも。

 

さまざまな人の働き方に関する考えを知ることは、自分の働き方を考えるきっかけにもなるので、自身の働き方に疑問を感じる方にもおすすめです。

老後への不安があるなら「投資」

給料が増えない・失業・リストラ・年金支給の不安など、お金に対する悩みは尽きないと思います。そんな不安を解消したい人には、投資をテーマにした作品がおすすめです。

 

具体的な方法や仕組みが分からない人は、簡単な言葉で読みやすい入門編を読んでみましょう。人生がどんどん長くなる中、老後資金の蓄えとしておすすめな投資を手軽に学ぶことができます。

「時事・社会問題」はマイナーな分野がおすすめ!

時事・社会問題をテーマに扱った新書から、あえて何も知らないテーマを選んでみることもおすすめです。あまり聞いたことのない時事・社会問題をテーマにした新書を読むことで、意外な事実に気付けることもあります

 

自身の知らなかった世の中の事柄に関心を持ち、広い知識を得ることは今後の人生において役立つこととなるでしょう。

ビジネスやプライベートにも活かせる「心理学」

人は生活の中で心の問題と無関係に生きていくことはできません。そのため、ビジネスやプライベートに応用することができる知識として、心理学をテーマにした新書がとても人気となっています。

 

ベストセラーの『嫌われる勇気』でもアドラー心理学をメインで扱っています。心理学の知識を学ぶことで、個人の悩みが解決するだけでなく、ビジネスマンの売上の増加に繋がることもあるようです。

50代以上に人気がある「戦争」

家族に戦争経験者がいる人には、戦争をテーマにした新書が人気です。現代の豊かさに気づくことや、戦争を起こさないためにどうするかといった問題意識を持つきっかけになるため、若者も読んでみる価値のあるテーマだと思います。

 

現在の日本は平和で、戦争は遠い世界のできごとだと思っている方も多いことでしょう。平和が当たり前となった今だからこそ、戦争という事実に一度目を向けてみてはいかがでしょうか。

人気の著者で選ぶ

現在、話題となっている「堀江貴文氏」や「岸見一郎氏」「森博嗣」など、話題の著者の作品を選ぶのもひとつの手段です。気に入った著者を見つけて、レーベルに拘らず作品を探したり、新刊ごとに追いかけたりするのも新書の楽しみ方のひとつです。

「堀江貴文」はビジネスの最先端を知ることができる

人気の著者といえば、ビジネスの第一線で活躍する「ホリエモン」こと堀江貴文氏。これまでに多くのビジネス書を出版していて、大きな話題となっています。社会人であれば注目しておいて損はない著者です。

 

その人気の理由のひとつとして、常識とは異なった点も多い堀江氏独自の視点が学べることがあげられます。仕事に活かせる知識だけでなく、長期的に見た「生き方」についても学べるものが多いです。

心理学を学びたいなら「岸見一郎」

ベストセラー『嫌われる勇気』で有名な岸見一郎氏。『嫌われる勇気』の出版は、日本で「アドラー心理学」のブームを巻き起こしました。「アドラー心理学」は人生における悩みへの考え方の一つの指針として注目されています。

 

人付き合いや人間関係の悩みは、現代社会において切り離せない問題だと思います。そんな悩みを抱える人にこそ「アドラー心理学」がわかりやすく解説された岸見氏の書籍がおすすめです。

「森博嗣」は文章の書き方を学べる

ミステリー作家として有名な森博嗣氏。人気作の『すべてがFになる』がアニメ化されるなど、数多くの著作が映像化されています。これらの映像化作品を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

森氏は小説以外にも多数のエッセイを出版していることもあり、そういった作品では森氏の考え方に触れることも可能です。人気作家の思考に触れ、小説を読む楽しみを増やしたい方にも是非おすすめです。

話題になる歴代の「ベストセラー」で選ぶ

新書にはベストセラーとなった作品も少なくありません。ベストセラーを読むことで、いま流行している話題や当時流行した話題を知ることができますまた、ベストセラーとなる作品は、初心者でも読みやすい文章が多い傾向にあります。

レーベルで選ぶ

新書はさまざまなレーベルから刊行されており、各レーベルごとに特徴があります。「ちくま新書」や「中公新書」は読み応えのある作品が多い傾向にあります。自分好みの新書があったレーベルには、他にも興味のある作品が刊行されている可能性が高いです

文系理系問わずおすすめの「岩波新書」

「岩波新書」からは学術系の分野の入門書が、文系・理系問わず豊富に出版されています。創刊から80年以上が経過し、現在でも毎年多数の新書が刊行されているため、かなりラインナップが豊富といえます。

 

ジャンルやラインナップが豊富なことから、読みたい本選びに迷ったら自分の興味があるジャンルをチェックするのもおすすめです。

内容は高度だが読みごたえのある「ちくま新書」

「ちくま新書」は数多くの出版社が新書を出す中、クオリティの高さに定評があるレーベルです。内容はかなり高度ですがその分読み応えがあるといえます。じっくりと読書を楽しみたい方におすすめな作品が多いです。

 

また、内容は高度なものが多いですが「入門編」といったジャンルの新書も刊行されています。自身の興味のあるジャンルのものがあれば、一度手に取ってみるのもおすすめです。

中学生・高校生向けの「岩波ジュニア新書」

「岩波ジュニア新書」では、生き方や現代社会など若者向けテーマや、5教科に関連するものが多く刊行されています。中には「大人向けのものよりも読みやすい」といった声も。読書が苦手な方でもとっつきやすい作品が多いレーベルです。

 

子供でも興味を持てるものや簡単に読めるものが多いため、お子さんへのプレゼントとして買うこともおすすめです。

人文科学系の硬派な本が多い「中公新書」

「中公新書」からは人文社会科学系の新書が数多く出版されています。特徴としては、堅実な本が多く、ちくま新書よりも更に高度な内容のものが多いともいわれています。このような特徴から、敷居が高く感じてしまうこともあるかと思います。

 

内容が高度ということは読み進めばハイレベルな知識を身に着けることができるということです。そのため、まずはとっつきやすい関心のある内容の作品を選んでみることがおすすめです。

その他おすすめのレーベル

その他のおすすめレーベルとして、「ベスト新書」「角川新書」「星海社新書」などがあります。「ベスト新書」の特徴としては、社会学、サイエンス、ビジネスなど多岐にわたるラインナップが揃っていることがあげられます。

 

「角川新書」は、1950年に角川書店が創刊した新書レーベルという長い歴史があり、『物を売るバカ』などのさまざまなベストセラーも刊行されています。一度は耳にしたことがあるようなタイトルが多い印象です。

 

「星海社新書」では、「武器としての教養」をキャッチコピーに掲げており、20代や30代をターゲットとした書籍が数多く刊行されています。20代や30代の社会人の方におすすめです。

説明で選び切れない人は「新書コーナー」で何冊か手に取る

説明を読んでも選びきれない方には、実際に書店で自身の興味がある新書を複数冊、手に取って選ぶことをおすすめします。どんなものを手に取ってみればいいかわからない場合は、ロングセラーやベストセラーの作品を選びましょう。

 

書店に行けば、ロングセラーやベストセラーといわれる本が必ず目に付くところに陳列されています。そういった作品を実際に一度手に取ってみて、興味のある作品があれば一度読んでみることをおすすめします。

本が苦手なら「初心者向け」を

読書や活字が苦手な方は、まず初心者に向けたテーマで書かれている作品を読んでみることをおすすめします。中学生向けて作られている作品などはとても読みやすく、大人が読んでも為になるような内容が書かれています。

 

読みやすさでいえば「岩波ジュニア新書」「ちくまプリマ―新書」などのレーベルから刊行されている作品がおすすめです。

最新の情報を得たいなら「初版発行年」で選ぶ

新書から最新の情報を得たい場合は「初版発行年」で作品を選ぶこともおすすめです。新書は長い間、さまざまなレーベルから幅広いテーマのものが刊行されているため、作品数がとても多いです。そのため、中には書かれている情報が古い場合があります。

 

新書の最後のページを見て初版された年をチェックすることで、作品が出版された日時が特定できるため、最新の情報を得たい場合には必ずチェックするのことおをすすめします。

「値段」から選ぶ

新書を買う際は、値段から選ぶこともおすすめです。だいたいの新書は700円前後で新刊を購入することができますが、古本屋では新書を100円程度で買うことができる場合があります。自身の好みに合った購入方法を選ぶのがいいでしょう。

 

また、ネットでは最安で1円の商品などを見かけることもありますが、こういった場合は詐欺などの可能性も高いのでよく調べて買う必要があります。送料が別途に必要となる場合も多いので、ネットで購入する際は注意するようにしましょう。

思想・主張は「面白い」が注意して選ぶ

新書を選ぶ際に気を付けたいのは、作品の中には著者の考えや主張が交ざっているケースも多いということです。そのため、でたらめそうな本は避けるのがベターです。グラフやデータも元の情報がないと信用できるか分からないこともあります。

 

また、書籍に書かれている内容について、必ずしも自分に当てはまることが書かれているわけではありません。たとえベストセラーでもその内容を鵜呑みにせず、ひとつの考え方の参考としてとどめておくことが大事といえます。

新書で手軽に読書をはじめよう

新書は持ち運びに適したサイズで手軽に読むことができるので、読書をはじめたいと思っている方にはとてもおすすめです。世代ごとのおすすめなど、さまざまな新書を紹介しているので、気になった方はぜひ記事を参考に好みの1冊を選んでみてください。

ランキングはAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2021年02月26日)やレビューをもとに作成しております。

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