ビクトリノックスはマルチツールを製造するスイスのメーカーです。マルチツールは1897年にカール・エルズナーによって制作されました。スイス陸軍にソルジャーナイフを納品したことで、その品質のよさが世界的に認められました。

折りたたみナイフなどのさまざまな機能のマルチツールを収納する、赤いボディとロゴを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。しかし、ハントマン・クライマーなど機能が多すぎて使いこなせるか不安を感じてしまいますよね。

実はビクトリノックスに装備されたツールは、必要な種類や数を選ぶことができるんです。そこで今回はビクトリノックスの選び方や最強おすすめ商品をランキング形式でご紹介します。機能やツール数・デザインを基準に作成したので、参考にしてみてください。

ビクトリノックスにはさまざまなモデルがあります。機能性やデザイン、価格を比較することで、使用目的にぴったり合ったビクトリノックスを選ぶことができます。

ビクトリノックスにはさまざまな機能があります。それはつまり、使う場面が多岐にわたるということですよね。ここでは使う場面による選び方をご紹介します。

キャンプなどアウトドアで料理を楽しみたいなら、ソルジャーナイフなど「ナイフ」がついているものがおすすめです。ビクトリノックスの「ナイフ」はどれも切れ味がいいので、安心して購入できます。ナイフの大きさも選び方のポイントです。

「プライヤー」は魚の小骨を取るなど小さなものを挟むのに便利なツールです。登山やアウトドアの場面などで、体に刺さってしまったトゲを抜くこともできます。細かい作業をしたい時には「プライヤー」が装備されたモデルがおすすめです。

キャンプなどでたき火に使う木を切りたいなら、「のこぎり」がついているものがおすすめです。「のこぎり」がついていると、ちょっとしたDIYにも便利です。ツール数の少ないビクトリノックスの場合、「のこぎり」がついていないことがあります。

キャンプで火をおこすために木を切る可能性がある方は「のこぎり」が装備されたビクトリノックスを選びましょう。

旅行や日頃の防災を意識している方には「缶切り」がおすすめです。自然災害用の食事をする時に「缶切り」があると便利です。自然災害は急に訪れますから、缶切りのついたビクトリノックスを選びましょう。アウトドアで缶詰を食べる方にもおすすめできます。

ビクトリノックスで1番重要ともいえるのが、装備しているツール数です。使用目的や好みに合わせて、ビクトリノックスについているツール数を選びましょう。

持ち歩きやすく多すぎる機能は必要ない方には、「15種類」前後のツール数がおすすめです。「30種類以上」のツール数になると、プライヤー・スケール・やすり・コンパスなどが備わったモデルが見つかります。

コンパクトサイズのビクトリノックスを購入したい方には、「30種類」前後のツール数がおすすめです。

ビクトリノックスで最多ツール数のものには、「80種類」以上の機能を備えたモデルがあります。「80種類」の機能を備えたモデルになると、トルクスビット・LEDライトなど、工具箱を超えるレベルのツールを装備しています。

男性の大きいこぶしくらいのサイズですが、これひとつあれば困ることはないほどの機能性を備えています。しかし持ち運ぶには重くかさばるため、用途に応じて選ぶことが必要です。

ナイフだけあればいいという方には「ナイフのみ」のビクトリノックスがおすすめです。ナイフの品質には高い評価を得ているビクトリノックスですから、「ナイフのみ」でも十分にその魅力を感じることができます。

ビクトリノックスには、スモール・ミディアム・ラージのサイズがあります。使用目的や使いやすさに合わせて、好みのサイズを選ぶことができます。

「スモールポケットナイフ」は、小型で軽量タイプのビクトリノックスです。持ち運びやすさを重視する方におすすめです。コンパクトなサイズなので、ポケットに入れたりキーホルダーにつけるなどして手軽に持ち運びできます。

「スモールポケットナイフ」は搭載できるツール数に限りがあるので、日常生活で使う機能を厳選して選ぶのがおすすめです。一般的な家事でナイフを使う場合は、「スモールポケットナイフ」で十分な場合が多いです。

「ミディアムポケットナイフ」は、ビクトリノックスで最も標準的なタイプです。栓抜きや缶切など日常生活で役立つツールを幅広く装備していて便利です。旅行などに持っていきたい方におすすめです。

日常生活からアウトドアまで幅広いシーンで活躍してくれるサイズです。簡単な調理などには「ミディアムポケットナイフ」が最適です。迷ったら「ミディアムポケットナイフ」を選べばまず間違いはないでしょう。

「ラージポケットナイフ」は、ビクトリノックスの多機能折りたたみナイフの中で大きいタイプです。ハンドルサイズが大きいので、握りやすく滑りにくいというメリットがあります。豊富なツールを備え、耐久性の高いモデルが多いため、幅広く活躍してくれます。

さまざまな場面で役に立つため、頻繁に登山やキャンプをする方などにおすすめです。

ビクトリノックスは赤色が基本ですが、おしゃれなデザインも数多くラインナップされています。ここではデザインによる選び方をご紹介します。

高級感があり、温かさのあるデザインが好きな方には「木目調」デザインのビクトリノックスがおすすめです。自然との相性が良いデザインなので、アウトドアでの使用にぴったりです。

ビクトリノックスを「ワイルド」に使いたい方におすすめのモデルです。ビクトリノックスにはアーミーナイフらしい軍用デザインもそろっています。スイス軍にも認められた軍隊仕様や、アルミ製のシルバーデザインなどがあります。

「リミテッドエディション」は、ビクトリノックスの限定デザインモデルです。かわいいデザインが多いため、アウトドアをおしゃれに楽しみたい女性にもおすすめです。派手でかわいいデザインが多く、他の人とかぶりにくいこともポイントです。

ビクトリノックスには、ハントマンやキャンパーなどさまざまな人気モデルがそろっています。ここではモデルによる選び方をご紹介します。

「ハントマン」は、ビクトリノックスの中で王道中の王道といえるモデルです。ブレード・ドライバー・缶切り・のこぎりなどが装備されています。ビクトリノックス選びに迷ったら、使いやすさもデザイン性もいい「ハントマン」がおすすめです。

「キャンパー」はモデル名にもなっている通りキャンプでの使用におすすめです。キャンプでたき火をするためにのこぎりで薪を切ったり、ナイフで食材をカットしたりできます。キャンプなどアウトドアで活動する方には、「キャンパー」がおすすめです。

「クラシックSD」は、ブレード・ドライバー・ピンセットなど、必要最低限のツールが備わったモデルです。レッド・ブラック・ブルーのシンプルなデザインで、男性にも女性にも愛用されています。

リーズナブルな価格で購入できるので、初心者の方にもおすすめの商品です。

「クライマー」は大小ブレード・缶切り・せん抜きなど、旅行に必要な機能を備えたモデルです。右利きでも左利きでも使いやすいモデルです。旅行中のさまざまな場面に幅広く対応できるため、旅行好きな方に特におすすめです。

釣りの場面には「フィッシャーマン」がおすすめです。「フィッシャーマン」にはうろこ落としやスケールなどがついています。ハンドル部分の魚のマークが「フィッシャーマン」の目印です。

ビクトリノックスの「ラリー」は、9つの機能を備えた持ち歩き小型ポケットナイフです。ブレード・せん抜き・ワイヤーストリッパー・ドライバー・爪やすりなどのツールが装備されています。必要最低限のツールを備えたものを持ちたい方におすすめです。

赤いハンドルが魅力的で、キャンプや登山などで幅広く使えるモデルです。ロックつきのブレードがついたラージサイズのビクトリノックスです。14種類のツールを備えたラージサイズなら、「アウトライダー」がおすすめです。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

以下の記事でも、さまざまなマルチツールの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

マルチツールの使い方やお手入れの仕方など、選び方では触れられなかった疑問などを解説していきましょう。

ビクトリノックスのマルチツールは、それぞれがきれいに収納されていますよね。しかしあまりにきれいに収納されているために、固くてうまくツールが取り出せないことも。力には個人差がありますし、女性や爪が弱い方には取り出しにくいこともあるでしょう。

そんなときは、薄く硬いものを指でつまみ、ツールに引っかけて取り出してみましょう。そうすれば爪や指を傷めることなく取り出せます。その際は1円硬貨などが使いやすいでしょう。こまめにお手入れをすることも、スムーズに取り出すコツです。

ビクトリノックスを購入したら、定期的にお手入れをするのがおすすめです。ナイフなどを使ったあとは、流水で汚れを洗い流すようにしましょう。塩分や酸、洗剤の汚れが残っているとシミやサビが発生する原因となります。

プラスチックのハンドルは食器洗い乾燥機で洗うことができます。洗浄後はできるだけ早めに取り出し、しっかりと乾燥させるようにしましょう。熱湯や蒸気が結露となり、隙間を腐食させる原因となります。

ビクトリノックスのツールナイフを持っていると、銃刀法違反になるのでしょうか。銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)によると、刃渡り5.5センチ以上の刃物を業務または正当な理由なく携帯することはできません。

しかしビクトリノックスをアウトドアや日常の作業などの正当な理由で使用する場合には銃刀法違反には当たりません。正当な理由なく他人の生命や身体に害を加える可能性があると判断された場合は違反になってしまいます。刃物の扱いには十分注意しましょう。

ビクトリノックスの中には、ナイフをはずして使えるタイプの製品が多くあります。銃刀法や軽犯罪法違反などが心配なときは、ナイフを外して携帯するといいでしょう。ナイフレスのタイプもおすすめです。

ビクトリノックスのマルチツールはとっても多機能ですよね。シンプルなものであれば、その機能を全て使う機会もあるでしょう。しかし、あまりにも多機能すぎると、機能をもてあまして使えないと感じてしまうこともあります。

自宅やオフィスに置いておくならいいのですが、携帯するには重すぎることも。用途に合わせて、適切な機能数を選ぶようにしましょう。

ビクトリノックスは、腕時計やブリーフケースも人気を集めています。カトラリーやトラベルギア、フレグランスなど、生活の幅広いシーンで役立つマルチツールを販売しています。革新的かつ高品質の商品を多く製造して、世界中で愛用されています。

ビクトリノックスの選び方をご紹介しましたが、それでもどれを選べばいいか迷ってしまう方もいるでしょう。そんなときは商品購入ページにあるようなレビューや口コミを参照するのもひとつの手法です。実際に使っている人の声は、とても参考になりますからね。

用途や見た目、モデルなどから選ぶ際、ぜひレビューを参考にしてみてください。自分だけの長く愛用できるビクトリノックスに出会いましょう。

ビクトリノックスのアーミーナイフを購入したら、アウトドアナイフも選んでみましょう。アウトドアナイフは、キャンプや登山などの屋外活動で活躍してくれるナイフです。調理をしたり薪割りをしたりとさまざまなシーンで活用できます。

ビクトリノックスにもナイフはついていますが、アウトドアナイフはサイズが大きく使いやすさに優れています。使いやすさ・コスパ・デザインを基準にして選ぶのがおすすめです。ビクトリノックスとアウトドアナイフをそろえて、アウトドアを満喫しましょう。

以下の記事では、アウトドアナイフの人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。

今回はビクトリノックスの選び方やおすすめの製品を人気ランキング形式でご紹介しました。ビクトリノックスにはツール数やデザイン・モデルなど、さまざまな選び方があります。ぜひ使いやすいビクトリノックスを見つけてみてください。