愛犬により健康で元気に過ごしてもらうためにも、ドッグフードにはこだわりたいですよね。そんなときはSランクのプレミアムドッグフードがおすすめです。プレミアムドッグフードは安全性や品質に配慮し、考えた栄養バランスで作られています。

ただし実のところ、プレミアムドッグフードに関する明確な定義はありません。そのためホームセンターや市販の各メーカーによって異なるので、どれを選んだら良いのか迷ってしまう方も多いと思います。

そこで、今回は大切な愛犬に安心して与えることができるプレミアムドッグフードの選び方やおすすめ商品ランキングをご紹介しています。本当に良いものを辛口比較し、本当のランキングを作成したので、購入を迷っている愛犬家の皆さんはぜひ参考にしてください。

以下の記事では、モグワンドッグフードの評判・口コミを紹介しているのでぜひご覧ください。

プレミアムドッグフードに明確な定義はありませんが、安価なドッグフードと違って品質や安全性が明示されています。現在、ペットショップやネット通販などで、数多くのプレミアムドッグフードが販売されています。

わんちゃんに一番合う、質が高い・本当に良いプレミアムドッグフードを選んでいただくために、押さえておきたい6つのポイントを紹介します。

【目次】

• ①主原料で選ぶ
• ②安全性の高い原材料で選ぶ
• ③情報開示されているかで選ぶ
• ④コスパで選ぶ
• ⑤犬種や年齢で選ぶ
• ⑥症状改善で選ぶ

わんちゃんは、元来、動物性たんぱく質を消化することを得意としていますので、植物性の原料を消化することは得意でありません。わんちゃんが健康に育つためには、肉や魚など動物性たんぱく質を多く取らなければなりません。

プレミアムドッグフードを選ぶ時に、主原料が動物性原料で多く占められているドッグフードであるということは、大切なポイントです。

【目次】

• 成長には「動物性たんぱく質」が欠かせない
• 消化を考えるなら「グレインフリー」
• 栄養バランスを考えるならSランクの「総合栄養食」

もともと肉食であるわんちゃんの成長を考えると、原料の中で動物性たんぱく質が占める割合が高いことが大切なポイントです。プレミアムドッグフードの中には、動物性たんぱく質が原料の50％以上を占める製品も多いです。

穀物を多く含んでいるプレミアムドッグフードも多く存在します。わんちゃんの消化の観点から考えても、消化に悪い穀物が入っていないか？あるいはアレルギーを引き起こすような穀物が使われていないか？を調べることは、大切なポイントです。

かわいいわんちゃんの健康を維持するために「総合栄養食」と書かれたSランクプレミアムドッグフードを選んでください。「総合栄養食」とは、わんちゃんの健康を最低限維持するために必要な栄養基準を満たしたドッグフードのことです。

かわいいわんちゃんが、毎日、口にするものですからプレミアムドッグフードの安全性は少しでも確立されたものでなければなりません。原材料の安全性を調べることは、大切なポイントです。

【目次】

• 人が食べられる高品質な「ヒューマングレード」
• 食材の産地が「国産」のものを
• 安全性重視なら「遺伝子組換え食品・合成化学物質が使われていない」ものを
• 「人工添加物」は健康を脅かす恐れも
• 「動物性油脂」不使用のものを選ぶ
• 市販のドッグフードで迷ったときは「獣医師推奨」がおすすめ

ドッグフードは、日本において「食品」の位置づけになっていませんので、「食品衛生法」の適用範囲に含まれていません。そのため、人間がとても食べないような危険な原料を使っている安価なドッグフードも少なくありません。

プレミアムドッグフードは、安価なドッグフードと違ってヒューマングレードのドッグフードです。ヒューマングレードとは、人間用の食材と同等の原料・品質管理を行って製造している、つまり人間が食べても問題ない品質を保っているということです。

ドッグフードには原産国の明記が義務付けられていますが、輸入した食材を国内で加工した場合も、国産と明記することができます。つまり、国産であっても輸入食材を含んでいる可能性があるということです。

品質や安全性のために国産にこだわるのであれば、食材の産地が国産と明記されているものを選ぶようにしましょう。

遺伝子組み換え食品は、健康に害を及ぼす可能性があると言われてるので、主原料に入っていないかチェックしたいところです。ですが、現在日本のペットフードには、遺伝子組み換えであるか否かの表示義務がありません。

「遺伝子組み換えでない食品」にこだわるなら、そのようなポリシーを掲げているブランドのドッグフードを選ぶのが良いでしょう。無農薬で栽培された素材にこだわるなら、オーガニック原材料のドッグフードを選ぶのも一つの方法でしょう。

また、合成化学物質（農薬・抗生物質・ホルモン剤）を一切使用しないドッグフードも推薦できます。

コスパが良いドッグフードでも、人工添加物が使われているかどうか？を調べることは大切です。ドッグフードの中には、わんちゃんが本来、取る必要のない保存料・着色料・酸化防止剤など人工添加物が含まれているものがありますので、必ずチェックしてください。

原料に「動物性油脂」が不使用のプレミアムドッグフードを選んでください。「動物性油脂」は、何の油脂なのかわからないことが多々あります。「動物性油脂」は、レンダリング工場で大量の薬剤を使用して抽出した可能性がありますので、気を付けてください。

安全性の高いプレミアムドッグフードを比較検討していくうちに、「市販のドッグフードはいったいどれが良いんだ…」と迷ってしまうことがあるかと思います。そんなときは獣医師推奨のものがおすすめです。

犬の健康はもちろん、犬の食事に関しても精通している獣医師の推奨であれば、より安全です。

安全性が高いプレミアムドッグフードは、主原料の産地や生産している工場がきちんと明示されていることが大切です。

ドッグフードに異物が混入することは、少ないことではありません。また異物混入だけでなく、さまざまなトラブルによってリコールされた危険なドッグフードも多く存在します。

ドッグフードの原材料情報・生産情報・流通情報が追跡できるトレーサビリティが確保されているプレミアムドッグフードを選ぶことは、重要なポイントです。

原材料の産地・生産者、生産工程が表示されていることは、安全性の高いプレミアムドッグフードを選ぶ時に求められます。海外の原料を日本で加工すれば「国産ドッグフード」と表示されるので、注意が必要です。

従って、パッケージ上の原産国を調べるだけでなく、ドッグフードの原材料の産地を確認することは大切です。

プレミアムドッグフードは、一般のドッグフードと比較して原材料にこだわっていますので、価格は高くなります。ドッグフードは、わんちゃんに長年与え続けなければなならないので、コスパを比較することはとても重要です。

【目次】

• 「食べる量」で換算してコストを把握
• 品質劣化を考えるなら「1ヶ月」で食べきれる量
• ホームセンターで手に入る安いドッグフードを選ぶ際は「原材料」の確認が大切

1日に食べる量が少ないわんちゃんは、ドッグフードの消費量が少なく餌代があまりかかりませんが、食べる量が多いわんちゃんは、餌代が多くかかります。

従って、プレミアムドッグフードを選ぶ時、単純に製品価格を比較するのでなく、わんちゃんの食べる量から換算してコストを判断しなければなりません。

ドッグフードは、パッケージを開けた時から酸化が始まりますので、わんちゃんが1ヶ月で食べきれるサイズ（内容量）にしてください。わんちゃんの体重に合わせた食事量を算出し、商品を選んでください。

大きいサイズは、割安になりますが、新鮮さを保つには必要量だけ購入することがおすすめです。

ホームセンターなどで購入できる価格の安いドッグフードには必ずコストカットできる理由があります。コスパを考えることも重要ですが、愛犬に必要な栄養が補給できるかどうかが大切です。原材料を確認して、愛犬に合うドッグフードを見極めることが重要です。

犬種や年齢によって必要なカロリーや栄養素は違います。愛犬の種類や年齢に合わせてプレミアムドッグフードを選ぶようにしましょう。

【目次】

• 小型犬には「小粒」で大型犬には「大粒」がおすすめ
• 成長に重要な栄養が詰まった「仔犬用ドッグフード」
• 健康に気を使った「シニア犬用プレミアムフード」

プレミアムドッグフードを選ぶ時、わんちゃんのライフステージに合った適切な商品を選ぶことが大切です。仔犬の時は、消化吸収の良い良質の動物性たんぱく質を与えることが大切です。仔犬に該当する時期は、わんちゃんの種類によって違います。

トイプードルなどの超小型犬は8ヶ月まで、パグ・ミニチュアダックスフンドなどの小型犬は10ヶ月まで、柴犬などの中型犬は12ヶ月まで、大型犬は15ヶ月を目安にしてください。成長したわんちゃんに仔犬用フードを与えると栄養過多になるので注意が必要です。

小型犬や中型犬では7歳くらいから、大型犬では5歳ころからシニア犬に該当します。シニア犬にアダルト用ドッグフードを与え続けるとカロリーオーバーになることがあります。

シニア犬には、パッケージに「高齢犬用」「シニア犬用」と表示されているプレミアムフードを選んでください。

プレミアムドッグフードを選ぶ方法として、現在のわんちゃんの症状を改善させる目的から選ぶことも可能です。

【目次】

• アレルギーが気になる場合は「アレルゲンの少ない」商品がおすすめ
• 涙やけが気になる場合は「グレインフリー」
• 未消化のドッグフードを吐く場合「消化に良い高品質」なものを
• 皮膚の毛並み・毛づやが気になる場合「必須脂肪酸」をチェック
• ダイエットを考える場合「低脂肪」の商品を
• 「食いつきの良さ」を重視するなら口コミや商品比較を参考に

わんちゃんの皮膚が赤くなっている、目や口のまわりが荒れているなど、食物アレルギーが疑われる時は、ドッグフードを替えてみることで健康を保てることがあります。飼っているわんちゃんのアレルゲンが含まれていないプレミアムドッグフードを選びましょう。

わんちゃんのアレルゲンを調べるのは、ひどい時は動物病院で血液検査をやってもらうと分かります。アレルゲンが分からない時は、比較的にアレルギーを起こさないといわれる「ラム肉・魚・米・ジャガイモ」を原料としたプレミアムドッグフードを選ぶと良いでしょう。

わんちゃんの涙やけが気になる時は、グレインフリー・グルテンフリーの無添加フードを食べさせると健康を保てる場合が多々あります。ただし涙やけは、ドッグフードの問題だけでなく、水分不足や運動不足が原因になることもあるのも覚えておいてください。

わんちゃんが、未消化のドッグフードを吐く場合は、ドッグフードが合わないか、食べすぎが考えられます。その時は、ドッグフードの成分に穀物が含まれていないかを確認してください。

そしてグルテンフリー・グレインフリー・高たんぱくなプレミアムドッグフードを検討してみてください。

わんちゃんの毛づやが悪かったら、ドッグフードを見直してみてください。毛づやを良い状態に保つのは、良質な動物性たんぱく質と必須脂肪酸です。これらが含まれたプレミアムドッグフードを選びましょう。

室内飼いの場合、運動不足でダイエットが必要になるケースもありますよね。プレミアムフードのダイエット向け商品は脂肪分をカットするだけでなく、消化の良い上質な原材料で胃腸の負担を和らげる商品が多いです。

プレミアムドッグフードを選ぶ時、わんちゃんの食いつきの良さも忘れてはいけません。どんなに高機能フードであっても、わんちゃんが食べてくれなければ意味がありません。わんちゃんの食いつきを調べるには、口コミを参考にするのも一つの方法です。

わんちゃんは何かを食べるとき、匂いで判断します。ただし、どのような匂いを好むかは、わんちゃんの育った環境にも影響されるので、一概には言えませんが「肉」や「鮭とば」を好むわんちゃんは多いみたいです。

数種類のプレミアムドッグフードを実際にわんちゃんに食べてもらい、食いつき具合を比較するのも良いでしょう。

ここからは編集部が厳選したプレミアムドッグフードの人気おすすめランキング14選をご紹介します。ランキングは「栄養バランスの良さ」「品質の良さ」「情報開示がされているか」を基準に作成されました。

ここでは、プレミアムドッグフードに関する気になる疑問にお答えします。

【目次】

• プレミアムドッグフードを通販サイトで購入するのはアリ？
• 涙やけは治せるの？
• 長生きや病気予防になるって本当？
• 獣医にすすめられたものなら大丈夫？

プレミアムドッグフードはさまざまな特徴はあるものの、明確な基準は特に設定されていません。そのため、「プレミアムドッグフード」などの名前だけでなく、原材料や添加物の有無をしっかりチェックしてから購入してみてください。

少子高齢化や核家族化が進む中、ペットは家族の一員として、かけがえのない存在になってきています。人と同じように、ペットにも安全で質の良い食事を与えたいというニーズが高まり、近年健康を意識したペットフードが増えてきています。

また日本では2009年に、ペットフード安全法という世界で初めてのペットフードに特化した法律が制定されました。それにより原材料・添加物・製造工程・生産者情報などの明記が義務付けられ、安全性の高いペットフードを安心して買えるようになりました。

愛犬に少しでも長く健康でいてもらうために、飼い主である私たちはドッグフードにどんな原材料が使われているか把握しておくことが重要です。愛犬の年齢や健康状態に合わせて、適切なドッグフードを選ぶようにしましょう。

プレミアムドッグフードのなかには、1・2食分のお試しサイズのサンプルがもらえるメーカーもあります。ネットやペット用品店でサンプルがもらえることが多いので、気になるメーカーのプレミアムフードは、一度サンプルで試してみることもできます。

ですが、ドッグフードがワンちゃんに合うかどうかは1・2回だけでは判断が難しく、継続してみないと分からないことも多いです。まずは1袋購入して、少しずつ継続して与えていくのがおすすめです。

今回はプレミアムドッグフードの人気おすすめランキングと選び方を紹介しました。プレミアムドッグフードには、アレルギー対策商品など多くの種類があります。この記事を参考に、わんちゃんにピッタリのプレミアムドッグフードを見つけてみてください。