▼この記事を作成したライター

ニキビがあるときはなるべく刺激をさけ、余分な皮脂やメイク汚れをきちんと落としながら優しくクレンジングすることが大切です。毛穴の皮脂詰まりや古い角質、余分な皮脂はニキビにつながりかねません。クレンジングで毎日毛穴の皮脂や角質汚れをしっかり落とす必要があります。

最近では、市販のドラッグストアでクレンジングをはじめとするスキンケア商品を手軽に揃えられます。プチプラ商品から大人ニキビ向け・思春期ニキビ向けなど種類も豊富です。

ここでは、ニキビ肌向けクレンジングの成分や肌状態、使いやすさに着目して、人気のおすすめ商品をランキング形式でご紹介しています。ニキビでお悩みの人は、毎日の丁寧なクレンジングで余分な皮脂や汚れをしっかり落としましょう。

ニキビは、余分な皮脂や古い角質が毛穴に詰まり、炎症が起こることでできます。その他の要因は、年代や性別によっても特徴が異なります。思春期ニキビや大人ニキビなど自分がどのタイプに当てはまるのかをチェックしてみてください。

ニキビがある肌は敏感になっているので、特に自分の肌の状態に合わせてクレンジングを選ぶのがおすすめです。また、毛穴の皮脂や角質汚れにアプローチできるものや低刺激のものなで、ニキビ肌におすすめのタイプのクレンジングもあるので、ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。

ニキビ肌の方がクレンジングを選ぶ時にぜひチェックしていただきたい成分をご紹介します。

コメドとは：

毛穴に皮脂や角質が詰まって白く見える状態のことで、ニキビになる1歩手前またはニキビのごく初期の段階と言われています。

ノンコメドジェニックとは：

コメドができにくい、すなわちニキビができにくいという意味です。一般的な化粧品の油分の中にはアクネ菌の餌になる成分が入っているものがあると言われています。

それに対してノンコメドジェニック化粧品は、第三者機関でニキビのもとができにくいかどうかをチェックされた商品（※）のことを指します。

※ただし、すべての方にニキビができないというわけではありません。

油分はニキビの原因であるアクネ菌の餌となることがあります。また、思春期ニキビの場合は皮脂の過剰分泌が原因なので、スキンケアにおいて油分は避けることがおすすめです。

洗浄力が気になる場合は、ポイントメイクアップリムーバーを使って濃いメイクを落としてからクレンジングしましょう。

アルコールは肌を引き締めたり、清涼感を与えたりするために使用されています。少量であれば敏感肌やニキビ肌でも刺激になることはないと考えられていますが、極度の敏感肌の方やニキビや肌荒れが酷い方には刺激になることがあるので、しっかりと把握しておいてください。

「オーガニック」や「無添加」と書いてあるものは肌に優しそうなイメージがありますが、イメージに左右されずに自分にあったものを選ぶことが大切です。

オーガニック化粧品は有機栽培で育てられた植物から抽出された成分が配合されているものです。科学的に合成された成分より低刺激である可能性はありますが、植物性の成分がが肌に合わない可能性などもあり、一概に低刺激とは言い切れません。

また、無添加とは香料や着色料のうち、何が無添加なのか確認しましょう。

クレンジングは以下のような種類があります。それぞれ、油分の種類や配合割合が異なります。油分はニキビの原因となるアクネ菌が増える原因になるため、基本的にはニキビ肌の方には油分の配合が少ないものタイプのものがおすすめです。

※ジェルクレンジングには油性と水性があります。油性のものはミルクやクリームクレンジングより油性成分の配合度が高いものもあります。

洗浄力が高いクレンジングです。メイクの洗い残しはニキビの原因になるので、毎日しっかりメイクをする方にはおすすめです。ただし、アクネ菌の餌になる油分が主成分なので、ノンコメドジェニックのものを選んだり、しっかりすすぐことを意識したりする必要があります。

近年人気が出てきていろいろな種類が出てきているクレンジングです。洗浄力は高めのものが多いですが、バームの種類によって、さっぱりした洗い上がりのものからしっとりとした洗い上がりものまであります。ニキビ肌の方は肌に油分が残らないよう、さっぱりとした洗い上がりのものがおすすめです。

ミルク・クリームタイプは肌に優しい処方のものが多いことが特徴です。滑らかなミルクやクリームは肌を保湿しながら洗浄するため、肌との摩擦も軽減できます。ただし、洗浄力が弱めのものも多いので、しっかりメイクする方は洗い残しに注意が必要です。

また、油性成分も多く配合されていてしっとりとした洗い上がりなので、思春期ニキビの方や脂性肌でニキビに困っている方にはあまりおすすめできません。

温感ジェルのタイプなど、毛穴の角質ケアに特化したものもあるので、毛穴詰まりが気になるニキビ肌の方におすすめです。

また、適度にうるおいを残してくれるものも多いです。メイクに馴染ませるまでに時間がかかるものがありますが、肌の負担にならないよう、しっかり馴染ませてから優しくクレンジングするようにしましょう。

拭き取るタイプのものもあり、手軽にクレンジングすることができます。ただし、洗い残しや肌とコットンとの摩擦に注意が必要です。

クレンジングでは肌のバリア機能も担う皮脂を洗い流してしまいます。そのため、必要なうるおいを肌に残してくれるものがおすすめです。また、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されているものもおすすめです。

肌の状態によってもどれくらいの洗浄力を持ったものが合うのか、変わってくれるので、自分の肌の状態を見極めながら選びましょう。

敏感肌の方はクレンジング方法を間違えるとカサつきやヒリつきが出てしまうことがあります。そのため、なるべく刺激を避け、肌を清潔にしつつもうるおいをある程度保ってくれるクレンジングがおすすめです。タイプ別でいうと、クリームやジェルクレンジングがおすすめです。

適量を使ってメイクに馴染ませ、できるだけ肌を直接擦らないようにしながら洗いましょう。

乾燥肌の方も敏感肌と同じように肌のバリア機能が低下していたり、カサつきが出たりすることがあります。そのため、適度にうるおいを残してくれるものがおすすめです。クリームやジェルクレンジングがおすすめですが、ジェルクレンジングは特に油性のものがおすすめです。

ジェルクレンジングには水性と油性のものがありますが、油性のものは油分が多く、しっとりとした洗い上がりです。

脂性肌の方はある程度洗浄力のあるオイルタイプがおすすめですが、ニキビへの刺激が気になる場合はオイルフリーのジェルクレンジングなどを選びましょう。ミルクタイプやクリームタイプのクレンジングは油分が多いので避けましょう。

脂性肌の方は、肌内部の水分が不足していることが多いので、洗顔後はしっかり保湿するスキンケアを心がけてください。

編集部の中でも特に人気だったORBISのクレンジングは、角層までしっかり保湿し、肌本来のバリア機能をサポートします。100%オイルカットなので、肌に優しく、ベタつきが気になる方にもおすすめです！

クレンジングを購入する際、欠かせない条件がある方やできるだけ時短できるものが欲しい方などその方によって選ぶ基準が違っていると思います。例えばW洗顔不要や濡れた手で使える商品は忙しい方の味方となってくれます。

また、まつげエクステをつけている方は付けているグルーが取れてしまう可能性があるので対応している商品を使用する必要があります。それぞれにあった商品を使用し、美肌を目指しましょう。

メイクがニキビを刺激してしまったりしているような気がしつつも、メイクは毎日欠かせないですよね。でも、クレンジングをしながらついついニキビを触ってしまったりしてしまうことありませんか？

「クレンジングはニキビに悪いの？」「クレンジングでニキビをケアすることはできる？」など疑問に思う方も多いはずです。クレンジングが正しくできていない場合は、治りが遅くなる可能性もあります。

メイクを落としてくれるクレンジングですが、刺激はニキビにとって大敵です。間違ったクレンジングの方法では、もしかしたらニキビを悪化させてしまっているかも。そこで、正しいクレンジングの方法を知り、肌への刺激を少なくしましょう。

アイメイクなどの落ちにくいものは、ポイントリムーバーを使いましょう。クレンジングで擦ると、肌への負担が強くなってしまいます。クレンジングは刺激を少なくするためにあまりこすらず優しく、時間をかけずに終わらせるようにしましょう。

水気を切った乾燥した手のひらにクレンジング剤を出して、皮脂の多いと言われているTゾーンから順に頬に馴染ませます。続いて皮膚が薄い口周りや目にクレンジング剤を優しく馴染ませていきましょう。

メイクを落とすときは、ぬるま湯を使うようにしましょう。お湯では油分を落としすぎてしまいますが、水では落としたい油分が落としきれません。バームタイプを使っている場合は、洗い流す前に「乳化」させるとしっかりメイクを落とすことができます。

乳化：メイクと馴染ませた後に少量の水をクレンジング剤が乳白色になるまで馴染ませることです。

クレンジングが終わったら洗顔をしましょう。クレンジングが肌に残ることで刺激になってしまうことがあります。洗顔の際もしっかり泡立て、肌を直接擦らないようにするのが大切です。

以下の記事では、ニキビケアにおすすめの洗顔料を紹介しているので、洗顔料をお探しの方はこちらも併せてご覧ください。

洗い終わった後もタオルでゴシゴシとこすらず、ふわふわのタオルで水滴を抑えてあげましょう。洗顔後には化粧水や乳液でしっかり保湿しましょう。

毛穴詰まりはニキビへの第一歩です。クレンジングの場合は特に、毛穴の皮脂詰まりに注目したアイテムもあるのでおすすめです。

洗浄力が強すぎるクレンジング剤を使ったり、強く肌をこすりながらクレンジングしたりすることは肌の油分の落としすぎや肌の刺激につながるので逆効果になってしまうので、気をつけましょう。

また、角質や毛穴の皮脂汚れをしっかり落とそうと長時間クレンジング剤を肌に乗せたり、クレンジング剤でマッサージしたりすることも逆効果になってしまうので注意しましょう。

スキンケア中にうっかりニキビに触ってしまいニキビを潰してしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。ニキビが潰れてしまった時は、血や膿を拭き取って清潔な状態にした後、ニキビ治療薬を塗って医療用テープで保護するのがおすすめです。異常が現れた場合はすぐに皮膚科医に相談してください。

ニキビを自然にカバーするには、厚塗りし過ぎないことが大切です。よれにくいコンシーラーを綿棒でとり、ニキビより少し広い範囲におくように塗ります。次に小指を使ってニキビに触れないように、ニキビの周りの部分をぼかしていきます。

最近では、ドラッグストアでも多くのコンシーラーを取り扱ってるので気になった方は参考にしてください。ただし！ニキビは基本的には刺激を避けてケアすることが大切なので、無理にカバーしようとせずできるだけニキビ部分はメイクを避けることがおすすめです。

ニキビをケアしながらカバーしたい方は、ドラッグストアでも購入できる目立たないニキビパッチを使うのもおすすめです。

ニキビ用のクレンジングに関して疑問の声が多い項目をQ&Aでまとめました。ぜひチェックしてください。

メイクをする男性にクレンジングはもちろん必要ですが、そうでない方もクレンジングはおすすめです。クレンジングとは「化粧を落とす」という認識が一般的ですが、実は皮脂分泌量の多い男性こそ、クレンジングを使用するのはおすすめです。

クレンジングなら肌の乾燥を防ぎながら余分な皮脂をしっかりと洗い流せます。クレンジング剤といってもさまざまな種類があるため、どれを選べばいいか迷ったときはゴシゴシ洗わなくても優しく扱えるジェルタイプのクレンジング剤がおすすめです。

白ニキビとは、毛穴に皮脂がつまってできるニキビのことをいいます。白ニキビが白くポツッとなっているのはニキビの中に皮脂が詰まっている状態なので、この詰まっている皮脂を出すことになります。

ただやみくもにニキビができたから潰すのはNG。ニキビの周りを軽く押したときに少し痛いと感じる赤ニキビの時に無理やり押して詰まっているものを出そうとするとかえって悪化してしまいます。基本的にはニキビは潰さないようにしてください。

いかがでしたか？以上の選び方で自分に合ったクレンジング、ぜひ見つけてください！毎日頑張ってくれているお肌への感謝を込めて、メイクは優しく落としてあげてくださいね！赤く炎症を起こしているニキビは、できるだけ優しい洗浄成分で刺激を与えないよう洗うことがポイントです。