一口に万歩計といっても、歩数をカウントする方法や装着方法・メーカー・万歩計以外の機能といったものまで搭載されているものなどさまざまあります。たとえば、女性でも使いやすい小さいリストバンド型や高齢者にもおすすめのシンプルで安いものなど豊富です。

数ある機能のうち自分がどの機能を必要としているのか悩みますよね。実はアプリと連動して体調管理をしてくれる万歩計やGPSを搭載したモデルもあるんです。自分が使うことを想定して探してみてください。

そこで今回は万歩計の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは搭載されているセンサー・機能・デザインを基準に作成しました。購入を迷われている方は是非参考にしてみてください。

万歩計と歩数計は、呼び方に違いがあるだけで機器としての違いはありません。歩数計は振動で歩数を計測する機器のことで、万歩計は、歩数計メーカーである山佐によって商標登録されている製品名です。

万歩計を選ぶときには価格や、搭載されている歩数計以外の機能、どの万歩計が正確に歩数を計測してくれるかが重要です。早速選んでいきましょう。

【目次】

・計測の仕組みで選ぶ

・高齢者には最小限「機能」だけの低価格の商品をチェック

・装着タイプで選ぶ

・ガジェットアイテムとしての機能もチェック

・ランニングに使う方には「ABS樹脂」をチェック

・夜使用する方には「バックライト」付きをチェック

・データを多く残したい方は「保存容量」の大きい商品をチェック

・使用頻度が高い方には「軽い」万歩計をチェック

・女性でも使いやすい「デザインの商品」もチェック

・アスリートなら「アプリ」と連動できるスマホ連動型をチェック

・正確な計測を求めるなら「精度調整機能付き」をチェック

・メーカーで選ぶ

計測方法には振り子式と3D加速度センサー式の2つあります。ここではそれぞれの特徴について紹介しますので、参考にしてください。

振り子式の万歩計は、万歩計内にある磁石を利用した振り子をつかって歩行時の身体の上下運動を計測します。この方式では上下運動によってしか歩数の計測ができないため、常に腰に装着しておかなければなりません。

水平になってしまうと歩数の計測を正確におこなえなくなってしまうため、ポケットやバッグに入れたまま使用できないのも注意してください。現在販売されている万歩計の中で安価なものはこの方式を採用したものが多くあります。

多少の誤差は気にせず、また価格は安いものがいい方におすすめできる方式です。以下の記事では、歩数計の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

3D加速度センサーを利用した万歩計は上記の振り子式万歩計の正確さを克服するためにできたものです。上下だけでなく左右や前後の揺れも感知して、その中から歩行による揺れだけを選び出して歩数に加えます。

振り子式万歩計より精度が高く、装着する場所も選ばないのが3D加速度センサーを搭載した万歩計の強みです。また万歩計以外の機能を重視される方にもおすすめできます。

万歩計を買う上で気になるのはやはり価格です。万歩計は機能などによって100均で買える最小限に機能を絞ったようなものから、一万円を超えるような高級志向なものまでと幅広い価格帯があります。

高機能になるにつれて価格も高価となってくるのも特徴です。予算と自分が使うであろう機能と使わないであろう機能を購入前にしっかりと考えておき、その条件に合わせて万歩計を選ぶことで、自分にピッタリの万歩計を満足いく価格で購入できます。

複雑な機能がない商品が多いので、あまり操作になれていない高齢者の方にもおすすめです。

ご自身の生活スタイルや使用目的などで装着方法は変わってくるため、適切なデザインの万歩計を選ぶ必要があるので、参考にしてください。

【目次】

・落としにくくて便利なものなら「腕時計・リストバンドタイプ」がおすすめ

・「ポケット・バッグインタイプ」はさまざまな機能を使いたい方におすすめ

・値段を抑えたい方には小型で小さいベルト「クリップタイプ」がおすすめ

3D加速度センサーを利用した万歩計が登場する以前は振り子式の万歩計が主流であったために、上下の揺れが伝わりやすい腰につけるタイプの万歩計が主流でしたが、最近は3D加速度センサーを利用したウェアラブルな万歩計も増えてきています。

このタイプの万歩計は比較的値段は高価なものが多いです。しかす、時計機能や心拍数を測ったりする機能、また音楽を聞くことができる機能が搭載されているものもあり、高機能で便利な万歩計が欲しい方にうってつけです。

また防水や防塵にも対応しており、腕時計のように装着するため落としにくいため、ランニングのような使用用途を考えていらっしゃる方にもおすすめできます。

このタイプも3D加速度センサーを利用した万歩計です。山佐やオムロンといった人気のメーカー、それ以外にも多くのメーカーがこのタイプの万歩計を販売しています。さまざまな万歩計の中から自分にあった万歩計を選びたい方におすすめできるタイプです。

この万歩計のタイプは同じ3D加速度センサーを利用した腕時計型の万歩計より、多機能で高価格な商品だけでなく、価格や万歩計以外の機能が抑え目な万歩計のラインナップも豊富なため、ライトな使用を考えている方におすすめです。

このタイプは上記のような3D加速度センサーではなく、振り子を利用して歩数を計測する小さい万歩計です。100円均一などで購入できるような万歩計のセンサーはこの方式がメインになっています。

3D加速度センサーを利用した万歩計より価格が抑え目ですが、歩数計以外の機能がないことと、振り子式であるために万歩計としての精度が低いのが特徴です。

近頃の万歩計には、さまざまな機能があり、一つのガジェットアイテムとしても人気です。必要としている機能と用意できる予算のバランスが取れた万歩計を考えて選びましょう。

【目次】

・「カロリー消費量・脂肪燃焼量測定機能付き」はダイエット中の方におすすめ

・運動嫌いな方には「移動距離・歩行時間測定機能付き」がおすすめ

・健康管理を重視したい方には「エクササイズ量測定機能付き」がおすすめ

・そのほかの機能性なら「カレンダーや防犯ブザー」などもおすすめ

・「GPS機能付き」は歩いた場所を確認したい方におすすめ

・データを共有したい方には「SNS機能付き」がおすすめ

ダイエットをしようと思っている方にはカロリー消費量・脂肪燃焼量測定機能がおすすめです。ウォーキングなどの運動時のみならず日常生活の歩行時にもどれくらいのカロリーを消費したかを把握できます。

また、女性の方は安全性も考慮したホイッスル・防犯ブザーなどが搭載されたタイプもおすすめです。

運動嫌いの方には移動距離・歩行時間測定機能がおすすめです。運動時間や歩数だけでなく実際に移動した距離、歩くスピードなどが計測でき目標が立てやすくなっています。隙間時間を利用してウォーキングをしたい場合は時間表示のある商品がおすすめです。

健康の管理のしやすさを重視したい方にはエクササイズ量測定機能付きの商品をおすすめします。エクササイズとは身体活動の量を表す指標です。普通歩行20分が1エクササイズに相当します。日々の運動量を簡単に把握でき健康増進に役立ちます。

万歩計は通常の歩数計測機能や心拍数の計測のほかにも、さまざまな機能付きのものがあります。カレンダー機能や防犯ブザーなどのプラスαの機能から万歩計を選んでみるのもおすすめです。

ジョギングや通勤など、使用用途に合わせて機能性と照らし合わせてお気に入りの一つを選んでみてください。

ウォーキングしたルートを残しておきたい方は、GPS機能付きの万歩計がおすすめです。GPS機能がついていれば自分の歩いた場所や距離、ウォーキングした時間などを記録しておけるので、日々のウォーキング管理に役立ちます。

一人ではなかなか運動が続かない方にはSNS機能がおすすめです。SNSでデータを仲間と共有することでお互いモチベーションを高めながら続けられます。また、SNS上にデータを残しておくことで日記代わりに使用可能です。

ウォーキングのデータを簡単に残せるので、日々の健康管理に役立ちます。

万歩計は体に身につけて動くので、移動に伴う衝撃などに強い設計をされている必要があります。壊れにくさを重視したい方は、素材にABS樹脂やステンレスが使われている万歩計を選ぶのがおすすめです。

ABS樹脂やステンレスは耐久性と耐衝撃性に優れているため、使用中に誤って落としてしまっても安心なので、ランニング時などに使用する方におすすめします。

万歩計は小型なものが多いので、画面の表示サイズが小さい傾向です。あまりにも表示サイズが小さいと、数字がうまく読み取れなかったりします。万歩計を選ぶときは、画面表示されている文字がきちんと読み取れるサイズのものを選ぶようにしましょう。

また、現在はデジタル化が進み暗い場所でも画面が見えるような液晶型も増えてきたので、夜などの暗いところで利用される方は、選ぶポイントにしてみてください。

万歩計は機能性の高いものであれば、一日に歩いた歩数や心拍数などの体調管理もデータ化して残せるものもあります。より多くのデータを残したいのであれば、データ保存の容量が大きいものを選んでみてください。

保存容量が大きければ大きいほど、数年にわたるデータを蓄積できるので、後から振り返るときなどに便利です。

万歩計は活動時につけるので、なるべく重いものよりも軽量タイプの方が負担にならず持ち運びにも便利です。使用頻度が高い方はできるだけ軽量の万歩計を着用した方が、デメリットが少なくて済みます。

たとえば、ベルト着用タイプの万歩計を使用する際、重いものは歩いているうちに重さによって外れやすく失くしてしまう可能性が高くなるので、注意してください。

万歩計のイメージ＝シンプルなデザインなど、あまりおしゃれなイメージはありませんでした。しかし、近年では健康に対する意識が高まりつつあり、女性でも使いやすいような可愛いカラーやデザイン・形状の万歩計が増えてきています。

ピンクの色や、可愛らしい花柄などのデザイン性の高い万歩計が販売されていたり、腕時計のように装着するタイプの万歩計はアクセサリー感覚でつけられるような、おしゃれなデザインになっているので、普段使いにもぴったりです。

現在Bluetoothなどとアプリを連動させることで、万歩計で取得したデータをスマートフォンでいつでもどこでも確認できるタイプの万歩計が販売されています。万歩計のほかにも体調に関するデータを管理可能です。

なので、アスリートの方や健康に気を使われている方はスマホ連動型の万歩計を利用してみてください。

万歩計によっては実際の歩数を異なる歩数をカウントする商品もあります。これは内蔵されているセンサーの状態や歩い方によって左右されるので多少の誤差は仕方ないことでしょう。より正確な歩数を計測したい方は精度（感度）調整機能付きの万歩計がおすすめです。

不規則な動きを計測しない商品や、10歩以上歩いた場合のみ計測する商品などより正確な歩数が計れる万歩計もあります。

万歩計はメーカーによってデザインや機能など、さまざまな特徴があります。そのラインナップの中から万歩計を購入されるといい万歩計に出会えるはずです。

【目次】

・高機能でコスパが良い商品なら「OMRON(オムロン)」がおすすめ

・アプリで体重管理するなら「TANITA(タニタ)」がおすすめ

・おしゃれなデザインなら「Jacob Jensen(ヤコブ・イェンセン)」がおすすめ

・万歩計のパイオニアメーカーなら「YAMASA(山佐)」がおすすめ

万歩計人気ランキングので必ずといっていいほど上位に位置する万歩計を製造しています。派手なデザインの万歩計は製造していませんが、値段に比べて高機能で丈夫、また電池持ちにも優れているため、通販サイトの口コミでも評判のいい万歩計メーカーです。

万歩計にあまりお金はかけたくないけど高機能なコストパフォーマンスの良い万歩計がほし方におすすめできます。

体重計や体組成計、睡眠計などさまざまな健康器具を発売しているメーカーです。計測した歩数などのデーターを体組成計などで計測したデーターと組み合わせて、スマートフォンなどのアプリ上で管理できる機能を搭載した万歩計を製造しています。

北欧にある国デンマーク出身の有名なデザイナーであるヤコブ　イェンセンが販売している万歩計です。MOMAコレクションの永久展示品にも選ばれている世界的に有名なデザイナーによってデザインされただけあって、ほかのメーカーにはないおしゃれさがあります。

デザインのおしゃれさに目が行ってしまいがちになりますが、機能性も抜群ですので、予算には余裕があり、おしゃれでかつ機能性にもこだわりたい方におすすめのメーカーです。

山佐は万歩計のパイオニアメーカーで、万歩計を作り続けて50年以上の実績があります。山佐が手がける万歩計は歩数のみを表示するタイプ・ルーペ付き・対脂肪燃焼量が測れるダイエットサポートタイプのものまで幅広く取り揃えられているのも魅力です。

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各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

誤った使い方をしてしまうと、正確に計測できません。正しい万歩計の使い方をして、少しでも健康に役立てられるようにしましょう。

腰装着タイプで正しく測定できない時には、本体が傾いてベルトに装着されていないか確認しましょう。また、前ケースが開いていると正しく測定されないので合わせて確認してください。

ポケットやバッグに入れて使用するタイプの商品で測定できない場合は、地面に対して60度以下や水平になっていないか確認してみましょう。

不規則な歩行や、すり足のような歩き方、サンダルや下駄などの履物で歩行した場合は測定されない場合があります。ウォーキングをする時はスニーカーを履いてテンポよく歩くようにしましょう。

また、振動が多い場所や、階段の上り下りなど、上下振動が大きい場合には測定できない場合があります。

ここまで万歩計の選び方やおすすめの万歩計ランキング15選を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。ご自身の健康の維持・増進のためにも、日々の誠克やウォーキングなどにピッタリの万歩計を手に入れて、役立ててもらえたらと思います。