60人に調査|Python本のおすすめ人気ランキング24選【初心者向けの参考書も】
2022/05/02 更新

近年注目を集めているプログラミング言語であるPython(パイソン)の解説本。超初心者には入門書を、中級者以降には実践的な問題集・リファレンス本がおすすめです。今回は、プログラミングを学ぶ男女60人におすすめのPython解説本をアンケート調査し、おすすめ商品・選び方をおうがかいしました。
目次
おすすめPython解説本を60人に調査!
※サムネイルで使用した商品画像は同記事内で引用しています。
Pythonは多くのプログラマーから注目を集めるているプログラミング言語です。拡張性と汎用性の高さから、Python言語を習得しているかどうかが仕事の量を決めるケースも少なくありません。しかし、Python言語を学ぶのは難しそうなイメージがありますよね。
実は、Pythonは使い勝手の良さ以外にも、AI開発などを学びやすいといった特徴も秘めているのです。初心者が一番最初に学ぶ対象としても有用で、オライリージャパンなどレベルに合わせた解説本も多数販売されています。
そこで今回は、プログラミングを学んでいる60人にアンケートを実施し、おすすめのPython解説本を調査しました。Python解説本を選ぶ際に重視するポイントや、そのほかの選び方についてもまとめているので、是非参考にしてみてください。
機械学習をはじめるならPythonがおすすめ!
機械学習のためにPythonを勉強する魅力・メリットをアンケート調査した結果、35%の方が「初心者でも勉強しやすい」と回答しました。次ぐ約32%の方が「コードがわかりやすく読みやすい」と回答しています。
Pythonはコードの記述がシンプルな言語なので、コードを書く時間が短くなりますし、エラー箇所がわかりやすいため修正も簡単なのがメリットです。約18%の方は「ライブラリが充実している」と回答しており、多様性が楽しめるメリットも挙げています。
Pythonを学ぶメリットについては以下のリンク先にも詳しくまとめているので、是非参考にしてみてください。
超初心者はイラストや図が多い入門書を選ぼう
今回のアンケートで60人に「超初心者におすすめするPython解説本」についてうかがったところ、「イラストや図が多い本」が45%、次いで「実践教材が含まれている本」が約28%、「例題が問題集が充実している本」が約18%を占める結果となりました。
ほぼ半数の方が「イラストや図が多い本」と回答しており、Pythonを初心者が学ぶ上でイラストや図が多いことは特に重視されているのがわかります。初心者はわかりやすい解説本を選び、挫折しないようにしなければなりません。
また、サンプルコードが載っていたり問題集がついているなど、実践できる本であることもポイントです。以下では特に重視されていた「イラストや図が多い」「実践教材が含まれている」「例題が問題集が充実している」について詳しく解説しています。
イラストや図が多い本・「入門書」がおすすめ
アンケート調査で1番多かった回答は、Python超初心者には「イラストや図が多い解説本・入門書」を、というものでした。初心者は理論を並べられるよりも、イラストや図を見せられた方が直感的な理解ができるものです。
アンケートでは、「プログラミングは膨大な文字と対峙しなければならないため、まずはイラストや図で概念を理解した方がいい」「イラストや図で視覚的に入っていった方が取り組みやすい」などの回答がありました。
Python超初心者の方は、イラストや図が多くてわかりやすく、とっつきにくさのない「入門書」を選びましょう。
イラストや図が多い本と回答した方の口コミ
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「実践教材」が含まれている本
アンケート調査で2番目に多かったのは、「実践教材が含まれている解説本」といった回答です。口コミでは、「プログラミングの勉強そのものが目標になりがちなので、実際にものを作りながら学んだ方が継続しやすい」といった意見がありました。
「意味がわからなくても記述を促され、教材通りに動かしていたら感覚的に覚えられた」といった声も多く見られました。仕組みを学んだところで、実際にアウトプットしてみなければ身につきにくいものです。
抽象的なコード例だけでは実感がわきにくいので、是非「実践教材」が含まれている解説本を使って、実際にプログラムを動かしながら学んでみてください。
実践教材が含まれている本と回答した方の口コミ
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例題や「問題集」が充実している本
アンケート調査で3番目に多かったのは、「例題や問題集が充実している」といった点です。実践教材と同様に、「読むだけでは身につかない」「コードを入れるとどんな結果になるかがわかるのがいい」などといった意見が多く見られました。
しかし、自由に動かせるパソコンがない方には実践教材は向いていません。パソコンを所有していない方の口コミでは、「実践ができないため、例文と問題で内容を理解しているかどうかを確認できた」とのことでした。
学習環境によっても適した解説本は異なるので、この点を念頭において選びましょう。例題や「問題集」の充実度は環境に関係なく重要なポイントなので、是非チェックしてみてください。
例題や問題集が充実している本と回答した方の口コミ
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「専門用語」が充実している本
アンケート調査では「専門用語が充実している本」をおすすめした方も3%ほどいらっしゃいました。「Pythonはシンプルな言語であるため、今後につながる実用的な内容になっている本がおすすめ」「イラストや図は不要」といったような意見です。
「専門用語」がわかっていないと、解説本の本文で当然のように使われてしまい、挫折しやすくなってしまいます。初心者が挫折しないように視覚的な情報を重視する方もいましたが、視覚情報よりも専門用語の理解を重視した本をおすすめする方もいました。
専門用語が充実している本と回答した方の口コミ
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「基本構文を網羅・サンプルコードが多い」などその他のポイント
アンケート調査で「その他」の回答をした方は3%ほどいらっしゃいました。そのほかの意見としては、「基本構文を網羅し、ライブラリを紹介している本がおすすめ」「サンプルコードが多く記載されていて実践しながら学べる本がおすすめ」などです。
必要最低限の基本構文やライブラリの使用例が載っている解説本は、初心者でも学びやすいです。サンプルコードが多く記載される解説本であれば、実際に入力して実行・修正ができるため理解しやすくなります。
その他と回答した方の口コミ
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Python解説本の人気おすすめランキング24選
プログラミングを学んでいる60人に「一番おすすめのPython解説本」を選んでいただきました。得票数を元にランキングを作成したので是非購入する際の参考にしてみてください。
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インプレス
スッキリわかるPython入門
イラストや図・練習問題とエラー対策が魅力の入門書
【最初に学ぶ本としておすすめ!感覚的にもわかりやすい構成が高評価!】
2位を獲得したのはプログラミング初学者がおすすめする本書。アンケートでは「イラストが多いため感覚的にわかりやすい」「わかりやすいので入門におすすめ」など、初心者がつまずきやすいところをわかりやすく解説していると高評価でした。
【楽しいストーリーで学べる!練習問題やエラーへの対処法も!】
キャラクターの対話形式になっており、イラストや図とあわせて視覚的・感覚的な理解が深められます。学んだ知識を確認できる練習問題や、エラー対策をまとめた項目もあるため、挫折しにくい構成になっている点が魅力です。
【Amazon・Yahooでも高評価!初心者が学びやすい!】
Amazonでは半数以上の方が星5の高評価をつけており、Amazon・Yahooにおける評価が星4以上の高評価を受けている商品です。「プログラミング初心者が必要な知識を身につけられた」「プログラミング入門に最適」などと評価されています。
対象レベル | 入門 | ページ数 | 376ページ |
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技術評論社
3ステップでしっかり学ぶ Python 入門
機械学習において注目されているPythonの入門書
【予習・体験・理解の3ステップで学べる点が高評価!】
3位を獲得したのはPythonを3ステップで学ぶ本書。アンケートでは「イラストも多めで初心者にも理解しやすい」「体験して理解できる」「易しいが1冊やり終えた実感が得られる」などと評価されていました。
【イラストのおかげでとっつきやすい!練習問題も用意されている】
初心者がとっつきやすいようにイラストで説明されており、易しい仕様になっています。基礎を固めつつ、最後には練習問題もついており、理解した内容の復習・到達度の確認も可能です。
【Amazonでは入門書として優れいていると評価されている】
Amazonにおける評価では「Pythonを一通り理解できる」「説明がわかりやすくて入門書に最適」と高評価でした。また、VSCodeの操作方法を学べる点も本書における利点であると評価されています。
対象レベル | 入門 | ページ数 | 304ページ |
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Python解説本のおすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 対象レベル | ページ数 | |
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Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ |
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最も多くの回答を集めた解説本!親切な内容が高評価! |
入門 | 192ページ |
2
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スッキリわかるPython入門 |
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イラストや図・練習問題とエラー対策が魅力の入門書 |
入門 | 376ページ |
3
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3ステップでしっかり学ぶ Python 入門 |
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機械学習において注目されているPythonの入門書 |
入門 | 304ページ |
4
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Python実践データ分析100本ノック |
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基礎から実践まで4部構成で学べる問題集 |
初級者~中級者 | 272 |
5
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独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで |
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独学で勉強する際に便利 |
初級者~ | 322ページ |
6
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入門 Python 3 第2版 |
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リファレンス本としても使える初級者向けの入門書 |
入門 | 800ページ |
7
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Python2年生 スクレイピングのしくみ 体験してわかる!会話でまなべる! |
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子どもから大人まですんなり理解できるスクレイピング解説本 |
初級者以上 | 192ページ |
8
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Pythonスタートブック 増補改訂版 |
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最新のPython 3にも対応した初心者向けの1冊 |
入門 | 352ページ |
9
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12歳からはじめる ゼロからの Python |
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子どもでもわかりやすい入門解説本 |
入門 | 288ページ |
10
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いちばんやさしい Python入門教室 |
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初心者や挫折してしまった方にもおすすめの入門書 |
入門 | 256ページ |
11
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Pythonでかなえる Excel作業効率化 |
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Excel・Googleスプレッドシートを効率化できる |
初級者~ | 240ページ |
12
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みんなのRaspberry Pi入門 第4版 |
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Raspberry Piの設定方法なども学べる |
初級者~中級者 | 338ページ |
13
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退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング |
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目標を設定して学べる実用的な1冊 |
初級者~中級者 | 616ページ |
14
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独習Python |
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Pythonの基礎を身につけたい方におすすめ |
初級者~中級者 | 568ページ |
15
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Pythonをおぼえた人がGUIアプリケーション開発をするためのtkinter速習入門 |
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Pythonの基礎を学び終えた中級レベルの方におすすめ |
中級レベル | 136ページ |
16
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今すぐ試したい! 機械学習・深層学習(ディープラーニング) 画像認識プログラミングレシピ |
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機械学習・深層学習の分野から画像認識に重きを置いた入門書 |
初級者~ | 463ページ |
17
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Pythonクローリング&スクレイピング 増補改訂版 データ収集・解析のための実践開発ガイド |
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実践的なコードを身につけるスクレイピング本 |
初級者~ | 440ページ |
18
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Pythonでつくる ゲーム開発 入門講座 |
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ゲーム開発に重点を置いた入門書 |
初心者 | 376ページ |
19
|
Pythonの絵本 Pythonを楽しく学ぶ9つの扉 |
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絵が多用された予備知識浮揚のPython入門書 |
初心者 | 216ページ |
20
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Pythonプログラミングパーフェクトマスター Python3/Anaconda/PyQt5対応 第3版 (Perfect Master) |
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基礎から実用プログラムまで体験しながら学べる |
初級者~ | 708ページ |
21
|
Python実践入門 |
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プログラミングの基礎から応用まで身に着けられる解説本 |
中級レベル | 368ページ |
22
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エキスパートPythonプログラミング改訂2版 |
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さらに深く知りたいエキスパート向けの実践本 |
プロフェッショナル | 520ページ |
23
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たった1日で基本が身に付く! Python超入門 |
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プログラミング超初心者も学べる |
初心者~ | 192ページ |
24
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詳細! Python 3 入門ノート |
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Pythonのいろはを学べる1冊 |
初級者 | 416ページ |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
おすすめのPython解説本を学ぶメリット
Python以外にも学べるプログラミング言語の選択肢はたくさんありますが、その中でもPython解説本を選んで学ぶのは大きなメリットがあります。
コードがわかりやすく読みやすい
Python言語は、コードが非常にわかりやすいのが大きなメリットであると知られています。例えば、画面上に「こんにちは」と表示させる場合、Javaでは3行程度の記述が必要です。一方、Python言語であればたった1行の記述だけで済んでしまいます。
もちろん、簡素なのはこの記述だけではありません。何をするにしてもPython言語は非常に楽で、覚えやすいのが魅力なのです。そのため、初心者がプログラミングを触るためには最も適した言語といえます。
コンパイル作業が必要ない
コンパイルとは、簡単に言えばプログラミングを実行するための準備作業です。多くのプログラミング言語ではコンパイル作業を行いファイルを作成し、読み込みプログラムを実行します。ところが、Pythonではコンパイルをする必要がありません。
コンパイル作業は、初心者にとっては大きな障壁となって立ちはだかります。大量のエラーが吐き出され、プログラミングを諦めてしまいがちです。Pythonならコンパイルが必要なく、コーディングさえすれば初心者でも簡単にプログラムを実行できます。
ライブラリが充実している
ライブラリとは、簡単に言えばプログラミングの部品を大量に集めたファイルです。ライブラリを活用すると、より幅広いプログラムを速く処理できます。Python言語は、ライブラリが非常に多く、多様性を楽しめる点がメリットです。
汎用性の高いプログラムを組んだり、簡単なプログラムを組んだりできるようになります。言語ごとに得意な範囲は決まっていますが、Pythonはライブラリが充実しているので、作成できるプログラムが広いです。
拡張モジュールを作成しやすい
Python言語は、C言語やC++のライブラリと簡単に連携でき、拡張モジュールを容易に作成できます。C言語やC++は非常に処理が速く、しかもメジャーな言語なので把握している人も多い言語です。
Pythonは手軽にそれらのライブラリを呼び出し、活用できます。拡張性の広いPythonが、より高い拡張性を実現できるのです。Pythonを扱えれば、それまでの経験を活かして新しいものを作れます。
Webスクレイピングの活用ができる
Pythonを勉強するメリットには、「Webスクレイピングの活用」が挙げられます。Webスクレイピングとは、Web上から抽出したデータを分析して、格納可能なデータにする作業を指します。
Pythonはライブラリが充実しているため、Webスクレイピングの際にゼロからプログラミングする必要がありません。
Excel作業の自動化ができる
Pythonを勉強するメリットには、「Excel作業の自動化」ができる点も挙げられます。PythonではExcelやGoogleスプレッドシートにおける作業を効率化できます。面倒な作業をプログラミングによって自動化して、日常の仕事を効率化することも可能です。
Python解説本の選び方
ここではこれまでで紹介しきれなかった選び方の詳細をご紹介します。まだ商品が決め切れていない方は是非参考にしてみてください。
自分のレベルで選ぶ
Python解説本には、超初級者・初級者・中級者・上級者などのレベルがあります。知識や技術を身につけるために、自分のレベルに合わせたPython解説本を選ぶようにしましょう。
初心者(大学生)の方はオライリーなどの「Python入門書」がおすすめ
プログラミングに触った経験があるものの、Pythonを学んだ軽減がない方や大学生には「Python入門書」がおすすめです。Python入門書では初級レベルの導入や文字列・数字などの初歩動作を学べます。初心者レベルから簡単なレベルに到達するのが目標です。
Python入門書は、基礎作りから始めたい方にぴったりです。Pythonの基本中の基本から、簡単なデータを使用したプログラムまで学べます。コツコツと基礎を伸ばせば、明確な目標が見つかり、一直線に成し遂げられるのでおすすめです。
特にオライリーは超入門から上級者レベルまで幅広いレベルの本を出しています。上級レベルまでステップアップしていきたい初心者の方はチェックしてみてください。
中級者の方は「機械学習」がおすすめ
Pythonの基礎を学んだ中級者には、実践向きの内容を選ぶのがおすすめです。中級レベルになると、Pythonを使って仕事をしたり、物事を解決したりできるようになります。自分で調べたり人に聞きながら使えるようになったり便利なので、実際の仕事に活用してみましょう。
中級者レベルの方には、「機械学習」やデータサイエンスの解説本がおすすめです。Pythonを使って、身近にある退屈な作業や面倒な仕事の効率化から始めてみましょう。毎日の仕事や生活に役立てつつ、プロレベルのエンジニアを目指せます。
学びたい内容で選ぶ
Python言語で自分がやりたいものを見定め、それに応じた解説本を選ぶのも重要です。仕事の効率化やゲーム作成など、自分が学びたい内容で選ぶようにしましょう。
excelなどの仕事の効率・自動化なら「仕事術解説本」がおすすめ
Python言語は仕事を効率化してくれるプログラムを組めます。コピー&ペーストの作業を一括化したり、データ収集の自動化も可能です。仕事を効率化したい方には、Python言語を使った仕事術を紹介した書籍・「仕事術解説本」をチェックしてください。
仕事を効率化するために、プログラミングで打ち込むのはそう複雑ではありません。仕事効率化のプログラムを紹介した本が、Python言語の入口になる場合も多いです。まずは、実用的な内容からスタートし、徐々にレベルアップしていきましょう。
ゲーム作成なら「ゲーム用入門書」がおすすめ
Pythonを使えるようになったら、自分の理想のゲームを作成できます。個人でゲームを作りながら生活すると、有意義な趣味を見つけられる場合もあります。できのいいものができたら自作の商品としてそれを販売し、大きな収入源にもできます。
商業化を考えなくとも、自分の創作物を色々な人に見てもらえます。ゲームに使うPythonは応用が難しいため専用の書籍を調べる必要がありますが、ゲーム作成を目指すなら「ゲーム用入門書」から徐々にステップアップするのがおすすめです。
HTMLなどWEBについて学ぶなら「スクレイピング本」がおすすめ
WebスクレイピングとはWebサイトからデータを自動で取得し、必要な情報の抽出・加工などを行うことです。Googleの検索結果を取得し複数のデータを保存するなど、便利なシステムを作れます。
「スクレイピング本」は実用的なスクレイピングの勉強をしたい方におすすめです。また、スクレイピングをする上では、Webサイト構造やHTMLの理解も必要になってきます。
統計処理や機械学習を学ぶなら「データ分析本」がおすすめ
統計処理や機械学習を学びたい方は、「データ分析本」を選びましょう。データ分析はさまざまな用途に応用されています。工場の異常検知システムや天気予報などにも利用されている点も特徴です。
Pythonを用いてプログラミング後、数値・テキスト・画像・音声などを分析が可能な形式に加工し、統計処理や機械学習を用いた予測などが行われています。
学習環境で選ぶ
Pythonを勉強するための環境がどの程度整っているのかもポイントのひとつです。使えるパソコンがあるかどうかなど、学習環境に合わせて選ぶようにしましょう。
パソコンがない方は「実践なし」の参考書がおすすめ
自由に使える作業用のパソコンがあるかないかは、Pythonを学ぶ上で大きなポイントになります。パソコンがない方には、「実践なし」の参考書がおすすめです。Python言語の概念を学びたい方や、新しい知識を増やしたい方には実践なしの参考書が適しています。
パソコンがある方は「実践あり」の問題集や参考書で独習するのがおすすめ
自由に使えるパソコンがある方には、「実践あり」の参考書がおすすめです。実際に作業をすれば、直感的にプログラミングを学べます。実践ありの参考書を選ぶと、独学でも習得しやすくなり、すぐに挫折してしまう可能性を減らせるのでおすすめです。
解説本で理解できたと思っていても、知識がすべて頭の中にきちんと入っているとは限りません。きちんと知識や内容が頭の中に入っているのかを確認したい方には、実戦ありの問題集がおすすめです。
問題集は初心者はもちろん、Pythonの複学者にとっても活用しやすいので検討してみてください。
上級者の方には価格帯「5,000円以上」の解説本もおすすめ
技術書の多くは、ある程度価格が高額です。特に特典に本以外のものが入っている場合は、かなり値が張ります。そうでなくとも、Python言語を広く扱おうとするとページ数が増え、「5,000円以上」の価格帯になる場合も多いです。
初心者に優しく、基本だけを解説しているような本であれば、価格は抑えめになります。その分ページ数も減りますが、プログラミングの基礎基本と、Python言語についてのみでいいのならそういった商品を購入しましょう。
高額なものはそれだけ教材が豊富だったり、参考となる記述が多かったりします。そうしたものは初心者向けよりもPython言語について知っている人向けのものになりがちです。初心者はあまり高額なものに手を出さないようにしましょう。
ある程度知識があるなら「リファレンス本」もおすすめ
プログラミング経験者などある程度知識があるなら、ほしい知識がどこに書かれているかすぐに参照(リファレンス)できる本がおすすめです。初心者向けの解説は不要なので、辞書のように使える「リファレンス本」もチェックしてみましょう。
プログラミングには必要とされる知識が非常に多いため、リファレンス本をひとつ持っておくと便利です。さっと取り出せて使い勝手のいいコンパクトなタイプを手元に置いておくのはいかがでしょうか。
「電子書籍」なら割引価格で購入できる場合もある
Pythonを本で学びたい方は、Kindleなど「電子書籍」で購入するのもおすすめです。電子書籍であれば、スマートフォンやタブレットなどで気軽に読めます。電子書籍であれば紙媒体のように場所を取る心配がありません。
何冊も購入してもかさばらないのが電子書籍で購入するメリットです。また、電子書籍の商品によっては、半額など割引で販売されている場合もあるのでチェックしてみましょう。
画像処理をしたい方はOpenCVがおすすめ
オープンソースのライブラリであるOpenCVとは「Open Souece Computer Vision Library」を略したものです。画像・動画を処理したいときにはこちらが大活躍します。OpenCVによって、フィルターの処理や行列演算・オブジェクト追跡などができます。
これらは本来、CやC++で動作が可能なライブラリでした。しかし現在では、これらに加え、PythonやjabaでもOpenCVが使用できます。OpenCVによってさまざまなメリットが生まれるので是非試してみましょう。
初心者でも取り組みやすい勉強法と順番
Pythonを含むプログラミングは非常に難易度が高く、途中で挫折する方も多いです。ここでは、そうならないための勉強法や順番をご紹介します。
①基礎知識を付けて目標を立てる
まずは入門書・webサイト・動画サイトなどを参考にしながら基礎知識を付けます。最初はしっかり理解できなくても、Pythonがどんなものなのかイメージが湧けばOKです。Pythonがどんなものに使われているのか、ざっくりとした内容を把握しましょう。
だいたいのイメージがついたら、自分が何を作りたいのかを考えます。ゲームを作りたい・人工知能を開発したいなどの目標を立ててください。目標が明確でないと、勉強がしにくくなってしまいます。
②実際にエディタにコードを書いてみる
ある程度知識が付いて目標を立てたら、実際にエディタにコードを書いてみてください。プログラミングは知識を得るだけでは身に付かないので、何度も書いて覚える必要があります。書いて動かしながら、どのコードがどう動くのか把握していきましょう。
③自分の作品を作る
コードが書けるようになってきたら、最初に立てた目標をもとにしながら自分の作品を作ってみましょう。簡単なものでも自分で作れると自信に繋がります。ゲームであれば簡単なものなら作りやすいので、是非チャレンジしてみてください。
ひとつの作品ができあがったら、さらにレベルアップした作品が作れるように勉強を進めてみてください。これを繰り返していくと、徐々にレベルの高いものが作り出せるようになります。
独学した後はプログラミングスクールを活用しよう
Python言語の解説本を独学で学ぶ以外にも、プログラミングスクールに通う方法もあります。独学で解説本を読むだけでは、学習のモチベーションを高くキープするのが難しいです。購入した本を読まずに放置してしまう可能性もあります。
プログラミングスクールを活用すれば、学習の障壁をクリアして成長速度を早められます。情報交換もしやすくなり、Python言語を学ぶ目的を明確にできるのでおすすめです。解説本を買っても学習のモチベーションを保ちにくい方はスクールも活用してみましょう。
プログラミングについて学ぶ際には、挫折しにくい解説本を選ぶのがポイントです。以下の記事では、挫折しにくいプログラミング解説本の人気おすすめランキングをご紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。
システム開発用語でよく使う本番環境と開発環境とは?
Pythonを含むシステム開発の用語として、開発環境に対して使われる本番環境とは、できあがったシステムなどをユーザーが使用する環境を指します。対して開発環境とは、開発中のシステムを稼働させる環境のことです。このほかにも検証環境などもあります。
開発したばかりのシステムをテストをせずに本番環境で行ってしまうと、正常に稼働しない場合もあります。これ以外にも、本番環境において気をつけなければならない点はいくつかあるので、是非書籍などでチェックしてみましょう。
まとめ
Python解説本の選び方やおすすめ解説本のランキングをご紹介しました。Python言語は、多様な拡張を秘めたプログラミング言語です。初心者の方はもちろん、すでに学んでいる方も本記事を参考に、ご自身に合ったPython解説本を見つけてみてください。
ランキングはAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年05月02日)やレビューをもとに作成しております。
【アンケート結果堂々の1位!Python入門に最適と高評価!】
1位を獲得したのは初心者でもわかりやすいと高評価の本書。アンケートでは「本当に初心者でも大丈夫」「挫折しにくい構成ながら実際に手を動かして学べる」など、初心者に優しくPythonのおもしろさを教えてくれる点が評価されていました。
【イラストや対話形式の説明がわかりやすくサンプルも用意されている】
イラストや図が多く、対話形式で説明されています。しかし、決して内容が薄いわけではなく、用意されているサンプルできちんとプログラムを体験できる仕様です。超初心者におすすめできる要素が詰まった解説本です。
【Amazon・楽天でも高評価!初心者を応援する親切で温かい内容だと評判!】
Amazonでは半数以上の方が星5の高評価をつけている商品です。Amazon・楽天・Yahooにおける評価が星4.2以上の高評価で、これからプログラミングを始める人を応援してくれているような親切で温かい内容だと評されています。