長野まゆみの人気おすすめランキング15選【2019年最新版】

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    幻想的で独自の世界観で児童文学やSF小説、BLなどさまざまなジャンルの作品を生み出す作家・長野まゆみさん。子供から大人まで多くのファンを持つ長野まゆみさんのおすすめ人気作品ランキングと、あなたにぴったりの作品選びのポイントをまとめました。

    長野まゆみ作品の魅力

    長野まゆみさんは、耽美的な文章で鉱石や機械などの要素を用いつつ、美しくファンタジーな世界観を描く日本の作家さんです。その世界観は非常に独特かつ多彩で、児童文学からSF小説、エッセイ、他作家さんとのアンソロジーなどさまざまなジャンルの作品で描かれています。

     

    また、長野まゆみさんは、ファンの9割が女性という珍しい作家でもあります。時が止まったような美しさを秘めた骨董品や、いつまでも美しいままの幻想世界に住む美少年など、耽美的で妖しげな美しさに魅力を感じる女性から熱烈な支持をえています。

     

    また、デビュー当時から描かれ続けている少年や青年への愛、そして少年同士、青年同士、少年×青年などいわゆるBL的要素が多く含まれていることから、BLファンからも人気のある作家です。

     

    今回はジャンル、BL、発行年の観点からおすすめの作品をランキング15選という形式にして、選び方のポイントもあわせて紹介します。

    長野まゆみの人気おすすめ作品ランキング15選

    15位

    河出書房新社

    ことばのブリキ罐

    価格:1,188円(税込)

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    ※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

    美しい言葉がつまった宝箱のような本

    長野まゆみさんの作品といえば、長野さん自身が描かれたかわいらしい挿絵も魅力のひとつ。ことばのブリキ罐は、長野さんの素敵な挿絵とともに鉱物や鳥、植物や乗り物、天体など、長野さんの作品を象徴するモチーフについて綴られた辞書のような読み物です。

     

    眺めているだけで笑みがこぼれてくるようなかわいい本なので、長野まゆみさんが大好きな人へのプレゼントにもおすすめです。

    ジャンル随筆BLなし
    発行年2009年

    口コミを紹介

    長野まゆみさんの文中に登場する、鉱物、植物、鳥のなまえや食べ物のなまえ。
    そんな単語をあつめた自家製の辞書のような、素敵な本です。解説文まで美しいのはさすが。

    出典:https://www.amazon.co.jp

    14位

    KADOKAWA

    左近の桜

    価格:569円(税込)

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    ※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

    長野まゆみデビュー20年記念シリーズの1作目

    「左近の桜」は長野まゆみさんの作家デビュー20年記念に始まったシリーズの第1作目の作品です。

     

    武蔵野にある一軒の料理屋「左近」は表向きは料理屋ですが、実は男同士がひっそりと逢瀬を重ねる宿屋でした。左近の女将の長男である桜蔵が夢か現かわからない世界で、死人や妖怪の姿であらわれる男たちに誘われひきこまれていく様子を、美しい日本語で妖しくあらわした作品です。

    ジャンルBLBL青年愛
    発行年2011年

    口コミを紹介

    妖しい。艶かしい。匂やかで密やかで官能的な作品世界だが、そればかりが前面に押し出されず、むしろ、十六歳の桜蔵(さくら)の少年らしい硬さが浮き彫りにされるようだ。

    出典:https://www.amazon.co.jp

    13位

    河出書房新社

    三日月少年の秘密

    価格:486円(税込)

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    童話のような読みやすさが魅力

    夏の夜にひとりの少年の元に届いた招待状は「少年電気曲馬団」へのお誘いで、呼び寄せられるようにお台場へ向かいます。遊覧船で出会った少年とともにタイムスリップして行き着いた先は東京タワァの点灯式でした。

     

    次々と起きる不思議な出来事、タイムスリップ、聞いたことのない美味しそうな食べ物や飲み物など、夏の夜に星空を見上げつつ空想した世界が広がっていくような長野まゆみワールドが堪能できる1冊です。

     

     

    ジャンルSFBLなし
    発行年2003年

    口コミを紹介

    子供向きなのでしょうか、猫道楽などとは性格の違う、手軽に読める長さと値段の作品です。しかしながら独特の郷愁を感じさせる文体と舞台、小物使いで、長野作品の世界を存分に味わえます。

    出典:https://www.amazon.co.jp

    12位

    文藝春秋

    鉱石倶楽部

    価格:724円(税込)

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    作者の鉱石への愛が感じられる1冊

    鉱石倶楽部という作品名のとおり、この本は長野まゆみさんが愛してやまない鉱石をモチーフとした短編集となっています。ひとつひとつの鉱石にはかわいくて美味しそうな名前がつけられ、物語や詩篇と共にその美しさや魅力が綴られています。

     

    長野まゆみさんの鉱石を愛する心と、ひとつの鉱石から紡ぎ出されるイメージや言葉の感性の美しさがキラキラとつまった宝箱のような1冊で、長野まゆみファンはもちろん鉱石好きの方にもおすすめします。

    ジャンルSFBLなし
    発行年2005年

    口コミを紹介

    高校時代から大好きな長野まゆみさん。どこか不思議な星に存在しながら、話しているかのような言葉の宝石箱をそっと覗いているような秘密な感じが素敵です。

    出典:https://www.amazon.co.jp

    11位

    文藝春秋

    よろづ春夏冬中

    価格:490円(税込)

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    胸がぎゅっとなるような甘くて切ない珠玉の短編集

    よろづ春夏冬中(よろづあきないちゅう)は、長野まゆみさんの作品としては珍しく物語の舞台のほとんどが現代世界なので、世界観が独特な長野まゆみさんの作品を読んだことのない方にとっては読みやすい1冊ではないでしょうか。

     

    またBL要素が含まれた作品で、少年同士、教師と生徒などさまざまなシチュエーションでの男同士の性愛が切なく美しく描かれています。描き方によっては官能小説になるような描写も、長野まゆみさんならではの美しく繊細な表現で妖しい魅力を放っています。

    ジャンルSFBL少年愛/青年愛
    発行年2007年

    口コミを紹介

    まず言いたい。これすっっごい良かったです。長野さんと言えば、「少年アリス」や「野ばら」等の日本語をギリギリまで磨いた不思議でレトロな世界観が有名ですが、この作品は現代を舞台にした短編集で、「ぼくはこうして大人になる」の感じに似ていて、長野さん初心者の方でも馴染み易いと思います。

    出典:https://www.amazon.co.jp

    10位

    河出書房新社

    テレヴィジョン・シティ

    価格:1,404円(税込)

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    長野まゆみ作品の代表的なSF巨編

    長野まゆみさんの初期作品を代表するSF巨編「テレヴィジョン・シティ」は、碧い惑星に住む父と母のもとへ帰りたいアナとイーイーが、自分たちの住む鐶の星から脱出を試みるお話です。長野さんならではのファンタジックな世界が広がる超大作で読み応え抜群です。

     

    SF作品を楽しむコツはその世界観や設定されたルールを受け入れその世界にどっぷりと浸ること。この作品は、不可解な前半を乗り越えると後半部分で美しくどこか物悲しい長野まゆみワールドを堪能できる1冊です。

    ジャンルSFBLなし
    発行年1992年
    9位

    河出書房新社

    夜啼く鳥は夢を見た

    価格:378円(税込)

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    何度も読み返したくなる美しい言葉

    「夜啼く鳥は夢を見た」は、長野まゆみさんの初期の作品のひとつで、全体に漂うレトロで懐かしい雰囲気と、日本語の美しさをあらためて知ることができる美しい言葉たちが詰まった作品です。誰しも折に触れて何度も読み返したくなる大切な本があると思いますが、この作品はそんな風にあなたの人生に寄り添う1冊になるはずです。

     

    美しい言葉、幻想的なストーリーにどっぷりと身を委ね、そして気がつけば沼にはまってしまうような、長野まゆみワールドを堪能できます。

    ジャンルホラーBLなし
    発行年1993年

    口コミを紹介

    長野さんの著書はほぼ読んできたけれど、あれから10年以上経ったいまでも、ことあるごとに棚から取り出すのはこの作品です。

    出典:https://www.amazon.co.jp

    8位

    河出書房新社

    天体議会 プラネット・ブルー

    価格:495円(税込)

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    近未来なのにどこか懐かしい情景が心をつかむ

    長野まゆみさんの作品、特に初期の作品に通じる共通点として、物語の舞台がわたしたちの現実の世界とは違う近未来であるにもかかわらず、そこに広がる情景がレトロでクラシカルな雰囲気であることがあげられます。

     

    この「天体議会」という作品は、ファンの中では初期作品の中の集大成と呼ばれているもので、少年の友情や葛藤を細やかに描いた物語はもちろん、少年たちが通う学校や喫茶店などの舞台がとても素敵な作品です。

    ジャンルSFBLなし
    発行年1994年

    口コミを紹介

    長野まゆみ先生の著書の中で、最も好きな世界観、登場人物たち。そして、年月を経るごとに感想も変わって来て、読み応えもある本です。ちょっぴり孤独を感じているような人にこそ読んで欲しい一冊。

    出典:https://www.amazon.co.jp

    7位

    河出書房新社

    カムパネルラ版 銀河鉄道の夜

    価格:1,620円(税込)

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    宮沢賢治に対する作者の愛がつまった作品

    この「カムパネルラ版 銀河鉄道の夜」は長野まゆみさんのデビュー30年記念として書かれた小説で、箔押しの美しい装丁が長野さんらしい1冊です。宮沢賢治の代表作といえる「銀河鉄道の夜」を主人公のジョバンニではなくカンパネルラの視点から語る作品で、銀河鉄道の夜が好きな人に特におすすめです。

     

    物語というよりは、さまざまな詩篇などを引用して銀河鉄道の夜という作品を解説している印象が強く、長野まゆみさん独自の切り口がとてもおもしろいです。

    ジャンルファンタジーBLなし
    発行年2018年

    口コミを紹介

    「小説」と銘打たれていますが、ちょっと毛色が違います。文学研究的でもある、「銀河鉄道の夜」(&宮沢賢治)の解説、と言えばわかりやすいでしょうか。これはこれで面白かった。装丁が美しい。

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    6位

    集英社

    若葉のころ

    価格:440円(税込)

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    人気シリーズの完結編!

    「若葉のころ」は長野まゆみさんの作品でも人気のある白昼堂々シリーズの4作目、完結編となっている作品です。この作品は1作目ではまだ少年だった凛一が成長し、京都の大学生になった2年目の姿を描いています。氷川への断ち切れない想い、アメリカから帰国した有沢など、登場人物それぞれの心情の変化がみどころです。

     

    BL要素が散りばめられた作品ですが、表現や言葉づかいが美しくとても文学的で、いやないやらしさのない作品として愛されています。

    ジャンルBLBL青年愛
    発行年2005年

    口コミを紹介

    四部作全てを初版で所有していましたが、出先で急に最終章が読みたくなりました。時は流れど、その時の切ない気持ちは変わらず、心から二人のささやかな幸せを祈るばかりです。

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    5位

    河出書房新社

    少年アリス

    価格:605円(税込)

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    幻想的な世界観と少年たちのリアルな感情を描く

    1988年に長野まゆみさんが作家としてデビューしたのがこの「少年アリス」で、この作品は同年の文藝賞を受賞をしたことでも有名です。2人の少年をめぐるいくつかのお話が、夜の学校、理科室などを舞台に幻想的に描かれている作品です。

     

    長野まゆみさんの美しい言葉づかいや「あゝ」「ぢゃないか」など懐古的な表現がとても似合うクラシカルでレトロな世界観が魅力で、アンティークのインテリアや雑貨が好きな女性たちに支持されています。

    ジャンルファンタジーBLなし
    発行年1988年

    口コミを紹介

    この本を読むなら月の綺麗な夜に、窓を開けて読むことをオススメします。この本を読むと、この本の持つ摩訶不思議さに、なにか起こりそうな気がします。小さな子供の心の中にある、なにか綺麗なもののような輝きがこの本にはあります。

    出典:https://www.amazon.co.jp

    4位

    集英社

    白昼堂々

    価格:495円(税込)

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    大人気・凛一シリーズの1作目!

    6位で紹介した「若葉のころ」と同じ白昼堂々シリーズ(凛一シリーズ)の第1作目が「白昼堂々」です。BL関連から長野まゆみさんを知った方は、はじめに読む作品として選ぶ方、すすめられる方が多い作品かもしれません。

     

    美少年・凛一が主人公のこの作品は、BLでいうところの少年愛を描いていますが、揺れ動く心情や風景を中心に美しい文体で表現されているため、とても文学的で独特の空気感が漂っています。

    ジャンルBLBL少年愛
    発行年1997年

    口コミを紹介

    それまで、長野さんの作品は、タイトルのイメージから、ファンタジーものばかりだと思っていました。私はファンタジーとか恋愛系ってちょっと、と思っていたので近づかなかったのですが…読まず嫌いは良くないですね。

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    3位

    河出書房新社

    野川

    価格:594円(税込)

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    読書感想文コンクール課題図書にも選ばれた作品

    この「野川」という作品は中学2年生の音和(おとわ)という少年が主人公で、読書感想文コンクール課題図書にも選ばれた作品です。両親の離婚によって父親と一緒に田舎町へ転校することになった音和と、そこで出会った伝書鳩を育てる仲間たちや風変わりな教師・河井との関わりのなかで成長していく姿を描いています。

     

    大きな変化の中に身を置きながらも、大人や新しい友達に媚びることなく、淡々と日々を過ごす様子が独特の語り口で語られているのが印象的です。

    ジャンル青春BLなし
    発行年2014年

    口コミを紹介

    言葉によって聞く人の意識の中に固定されたものは、ただ手を使って体験したものよりもその人の中に残り続ける。そんな国語教師の主張に「言葉の力」に関する作者の信念を感じます。

    出典:https://www.amazon.co.jp

    2位

    河出書房新社

    野ばら

    価格:518円(税込)

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    甘くて妖しい大人のための童話

    長野まゆみさんの初期作品の中でも特に人気が高い「野ばら」は、白い野ばらが咲く庭に住む2匹の猫と、その猫と同じ名前を持つ少年2人を取り巻く幻想的で美しい作品です。

     

    猫と少年の名前でもある「銀色」「黒蜜糖」のような、瑞々しく美しい言葉があちこちに散りばめられているのが長野まゆみ作品の特徴ですが、この作品もまさにその魅力がたっぷりつまった大人のための童話のような作品です。

    ジャンルファンタジーBLなし
    発行年1992年

    口コミを紹介

    長野さんらしい。不思議の国のアリスの雰囲気とよく似ている。これを映像化したら物凄く面白いだろうと思った。

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    1位

    講談社

    レモンタルト

    価格:626円(税込)

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    義理の兄へのほのかな恋心がスパイス

    「レモンタルト」は早逝した姉の夫と一つ屋根の下で暮らす主人公の、義兄に対する淡く確かな恋心とともに、毎日の生活で次々に起きる変わった出来事を描く甘く妖しい作品集です。ジャンルでいうとミステリーとBLがほどよくブレンドされている作品といえます。

     

    不思議ではっきりと掴めない幻想的な世界が特徴の長野まゆみ作品の中でも、この「レモンタルト」は人気が高く、続編やサイドストーリーを望む声が多い作品です。

    ジャンルミステリーBL青年愛
    発行年2012年

    口コミを紹介

    長野まゆみ作品はファンタジーか現実にファンタジーが入り混じった感じの作品が多いように思われますが、これは現実の物語なのに、何か不思議な感じのする作品です。

    出典:https://www.amazon.co.jp

    長野まゆみ作品の選び方

    作家・長野まゆみさんの最大の特徴は、美しく耽美な日本語で描かれるファンタジーな世界観でさまざまなジャンルの作品を生み出す、多彩で多作な作家であることです。シリーズ作品も多いため、はじめて長野まゆみ作品に触れる場合なにから読めばいいか迷ってしまうこともあるでしょう。

     

    そこで、はじめての人も含めてもっともっと長野まゆみ作品に触れたい人のために、長野まゆみ作品を選ぶポイントについて観点別にまとめました。選び方の一例として参考にしてください。

    シリーズで選ぶ

    短いお話をまとめた短編集や単発作品が多い印象のある長野まゆみ作品ですが、いくつかのシリーズ作品があります。シリーズ作品だからこそ味わえる、登場人物の成長や関係性の変化を追えるのが最大の魅力で、長野まゆみファンからもとても人気があります。

     

    長野まゆみ作品にはまっている方だけでなく、はじめての方はぜひシリーズ1作目を手にとって存分にその世界観を味わってみてください。

    新世界シリーズ

    P.U.Sという先天的な病気がはびこる世界から「新世界」への渡航を夢みる夏星の人々。太陽から二億三千万キロ離れたその星に住むイオとシュイが大きな闘いに巻き込まれていくお話です。

     

    身分制度など描かれた世界の設定が独特で理解しづらい面もありながら、読み進めていくうちにその世界にどっぷりとはまっていく方が多く、長野まゆみ作品の中でも特に人気のあるシリーズです。

    白昼堂々シリーズ

    凛一シリーズともいわれる白昼堂々シリーズは全4作品で構成され、1作目が「白昼堂々」、2作目が「碧空」、3作目が「彼等」、4作目が「若葉のころ」となっています。

     

    主人公の凛一は由緒ある華道家元の跡取りとして生まれたおぼっちゃま。その凛一がアメリカンフットボール部のエースでもある高校生・氷川と出会い、やがて恋をするというストーリーで、少年たちの切ない恋心が美しい文章で描かれている作品です。

    天球儀シリーズ

    天球儀文庫シリーズは全4作品で、「月の輪船」「夜のプロキオン」「銀星ロケット」「ドロップ水塔」からなります。秋から夏にかけて宵里とアビが出会い共に過ごした日々の中で起きたさまざまな出来事や心の動きを繊細に描いた作品です。

     

    長野まゆみさんのキラキラした美しい文章に、鳩山郁子さんの丁寧で細部までこだわって描かれた装画が非常にマッチした絵本のような美しいシリーズです。輸入雑貨やアンティーク、鉱物など時代の流れとは関係のない美しさや儚さに魅力を感じる方にぜひ手にとっていただきたい作品です。

    作品の時期で選ぶ

    長野まゆみ作品の特徴として、少年同士の友情や絆、そして淡い恋心を描いたものが多いということがあげられます。一貫して普遍的な美しさへのこだわりをみせつつ、書かれた年代によって少しずつ作風に変化があるため、年代別に作品を探すのもおもしろい選び方といえます。

    デビュー〜1990年代前半

    デビュー作の「少年アリス」から一貫して耽美的で独自の世界観を切り開いていった長野まゆみ作品は、特にデビューから1990年代前半にかけて兄弟や親友との絆や友情について描かれたものが多いのが特徴です。

     

    長野まゆみ作品の真髄ともいえる描かれるモチーフの美しさや言葉選び、文章の流麗さに心を奪われるファンが多いので、まずは初期作品を手に取って世界観を味わってみることをおすすめします。

    1990年代後半〜現在

    普遍的な美や変わらない価値といったものへの愛があふれる長野まゆみさんの作品に、少しずつ現実世界が融合し始めます。シリーズ作品は終盤をむかえ、その他の作品は実験的であったり、作者の遊びが感じられたり、よりマニアックな世界観へと変わる時期となっています。

     

    物語はより難解になり、人格や時間軸が複雑にからみあう展開のものが増えますが、一方で青年同士の性愛のようなBL色が濃い作品が増えたのも特徴です。

    ジャンルで選ぶ

    長野まゆみさんの特徴として、一貫した世界観は持ちつつ作品のジャンルは多岐にわたるという面があります。作品によってSF要素が濃いもの、少年や青年の恋心を描くBL要素が濃いもの、児童文学などさまざまなジャンルに分類できます。

     

    気分やお好みに合わせたジャンルの作品を選んで楽しむのもおすすめです。

     

     

    エッセイ

    エッセイや随筆といったジャンルは、作者の人となりや考え方を感じることができるため、作者のファンなら一度は読んでみたくなるものです。ただし、長野まゆみさんの随筆は他の作家さんの随筆とは少し違って、これもまた独特の世界観をつくっています。

     

    もともとイラストレーターだった長野さんオリジナルの挿絵を楽しみつつ、美しい言葉や表現に触れることができるジャンルです。

    SF

    SFとはサイエンスフィクションのことで、日本語では空想科学小説などと訳されているジャンルです。長野まゆみさんの作品の中には、設定やストーリーが異星や異世界といった現実世界ではない場所で繰り広げられるものが多くあります。

     

    長野さんのSF作品の多くは時代背景や設定などが現実と違うため、理解が難しいという側面もありますが、読み進めるうちにいつのまにかお話の世界に入り込んでしまうという魅力があります。

    アンソロジー

    アンソロジーとは、同じテーマやジャンル、時代など何か共通のものがある作品が集められた作品集のことをいいます。長野まゆみさんの作品を収録したアンソロジーは、長野まゆみさんの作品を読みたい人の入門書としてもおすすめです。

     

    また、長野まゆみさんの作品を通じていろいろな作品に触れたい人にとっては、新たな作品に出会うきっかけにもなります。

    児童文学

    長野まゆみさんの作品には小学校高学年くらいの女の子たちを夢中にさせるような児童文学もあります。美しい少年や儚げなたたずまい、キラキラしたものや壊れやすいものといったものへの憧れが強い子にとっては、長野まゆみさんの作品は心おどるものが多いはずです。

     

    児童文学的な作品は、子供にも理解できるような内容ではありますが子供たちだけでなく大人にとっても十分に楽しめる作品ばかりです。娘さんへのプレゼントとしてもおすすめです。

     

     

    長野まゆみのおすすめ本比較一覧表

    • 商品画像
    • 1
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      講談社

    • 2
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      河出書房新社

    • 3
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      河出書房新社

    • 4
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      集英社

    • 5
      アイテムID:5126181の画像

      河出書房新社

    • 6
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      集英社

    • 7
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      河出書房新社

    • 8
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      河出書房新社

    • 9
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      河出書房新社

    • 10
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      河出書房新社

    • 11
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      文藝春秋

    • 12
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      文藝春秋

    • 13
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      河出書房新社

    • 14
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      KADOKAWA

    • 15
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      河出書房新社

    • 商品名
    • レモンタルト
    • 野ばら
    • 野川
    • 白昼堂々
    • 少年アリス
    • 若葉のころ
    • カムパネルラ版 銀河鉄道の夜
    • 天体議会 プラネット・ブルー
    • 夜啼く鳥は夢を見た
    • テレヴィジョン・シティ
    • よろづ春夏冬中
    • 鉱石倶楽部
    • 三日月少年の秘密
    • 左近の桜
    • ことばのブリキ罐
    • 特徴
    • 義理の兄へのほのかな恋心がスパイス
    • 甘くて妖しい大人のための童話
    • 読書感想文コンクール課題図書にも選ばれた作品
    • 大人気・凛一シリーズの1作目!
    • 幻想的な世界観と少年たちのリアルな感情を描く
    • 人気シリーズの完結編!
    • 宮沢賢治に対する作者の愛がつまった作品
    • 近未来なのにどこか懐かしい情景が心をつかむ
    • 何度も読み返したくなる美しい言葉
    • 長野まゆみ作品の代表的なSF巨編
    • 胸がぎゅっとなるような甘くて切ない珠玉の短編集
    • 作者の鉱石への愛が感じられる1冊
    • 童話のような読みやすさが魅力
    • 長野まゆみデビュー20年記念シリーズの1作目
    • 美しい言葉がつまった宝箱のような本
    • 価格
    • 626円(税込)
    • 518円(税込)
    • 594円(税込)
    • 495円(税込)
    • 605円(税込)
    • 440円(税込)
    • 1620円(税込)
    • 495円(税込)
    • 378円(税込)
    • 1404円(税込)
    • 490円(税込)
    • 724円(税込)
    • 486円(税込)
    • 569円(税込)
    • 1188円(税込)
    • ジャンル
    • ミステリー
    • ファンタジー
    • 青春
    • BL
    • ファンタジー
    • BL
    • ファンタジー
    • SF
    • ホラー
    • SF
    • SF
    • SF
    • SF
    • BL
    • 随筆
    • BL
    • 青年愛
    • なし
    • なし
    • 少年愛
    • なし
    • 青年愛
    • なし
    • なし
    • なし
    • なし
    • 少年愛/青年愛
    • なし
    • なし
    • 青年愛
    • なし
    • 発行年
    • 2012年
    • 1992年
    • 2014年
    • 1997年
    • 1988年
    • 2005年
    • 2018年
    • 1994年
    • 1993年
    • 1992年
    • 2007年
    • 2005年
    • 2003年
    • 2011年
    • 2009年

    まとめ

    SFやBL、児童文学などさまざまなジャンルでキラキラと美しく、癖になる独自の不思議ワールドを展開させている長野まゆみさんの作品の中から、人気のあるおすすめ作品をランキング形式で紹介しました。ジャンルだけでなく、シリーズものや短編集などいろんな形態があるので、あなたの気分や好みにあわせてお気に入りの1冊をみつけてください。

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