革靴を買ってみたものの「窮屈で履きにくい」「雨濡れに弱い」「足が痛い」と困っている方はいませんか？実は、ポストマンシューズなら革靴の難点を解決できます。ポストマンシューズは郵便局員のために作られたカジュアルよりのシューズです。

アッパー形状は幅広で足を締め付けず、ソールもクッション性抜群です。しかし、カジュアルなもの・ビジネスよりもの・ブランド・デザイン・安い価格など商品を選ぶ選択肢がたくさんあり、迷ってしまいます。

今回は、ポストマンシューズを特集しました。ダナー・ロスコ・ドクターマーチンなど人気ブランドはもちろん、その他のブランドからも革質・クッション性・売れ筋ランキングなどを基準にポストマンシューズのおすすめ人気ランキングを作成しました。

それではここからは、ポストマンシューズの選び方をご紹介します。ポストマンシューズの選び方のポイントはアッパー・ソール・サイズ選びです。

ポストマンシューズをビジネスシーンで履く場合は、高級感や大人っぽいデザインのもの、おしゃれとして履くなら遊び心のあるものなど目的で選ぶと使いやすいです。

休日向けのポストマンシューズは、装飾が派手、ソールの部分に遊びがあるなど、こだわりのあるデザインを選ぶのがおすすめです。スーツには合わせずらい、カラーのポストマンシューズも大学生などの私服になら合わせられます。

仕事用としてポストマンシューズを履くなら、ビジネス向けのデザインを選びましょう。ソールが高すぎないもの・ブラックやブラウンなどの控えめなカラーのもの・程よい光沢感が楽しめるものなど、高級感のあるデザインを選ぶのがおすすめです。

ポストマンシューズは、シンプルデザインでいわゆる定番と言われる安定感が魅力です。それだけにアッパーの革質や革カラー選びには気を使いましょう。

ポストマンシューズの表情を決める点で重要になってくるのがアッパーの革質の選び方です。艶があるタイプなのか、艶がないマットなタイプなのかによっても、ずいぶんとその印象は違ってきます。

艶があるタイプはラグジュアリーな印象を与えるため、ライトなビジネスシーンでもマッチしますし、カジュアルコーデの引き締め役にもなります。逆にマットな革やスエードなどを使ったタイプだと、カジュアルコーデを落ち着いた印象に整えてくれます。

休日のコーデに合わせてポストマンシューズを選ぶなら、スエードの生地で作られているタイプがおすすめです。スエードは、高級感が出過ぎないのでカジュアルなコーデにも合わせやすいです。カラーも派手すぎないので、若い世代にもおすすめです。

ポストマンシューズの王道カラーは黒や茶ですが、個性を主張したコーデならブルー系・ワイン系・グリーン系などアッパー革のカラーで勝負しましょう。個性的なカラーを選択すれば、ポストマンシューズが一気にコーデの主役に躍り出ます。

ただ、個性的なカラーを選ぶと着る服を選ぶ不便さはあります。服のカラーをおさえつつ、靴に主張を持たせるとメリハリのあるコーデが完成します。また、ビジネスシーンなどで使いたいなら、やはり王道の黒や茶を選びましょう。

ポストマンシューズの機能性とデザイン性の両面からみるとき「ソール」にも注目しましょう。履きやすさや存在感を重視して選ぶのがおすすめです。

ポストマンシューズの本来の目的を考えたときに筆頭に上がるのが「歩きやすさ」です。ノーマルな革靴よりもポストマンシューズはソールにクッション性を持たせたものが多く、とにかく歩きやすいのが特徴です。

せっかくポストマンシューズを選ぶなら、ぜひソールのクッション性に注目して選んで下さい。ブランドによっては有名ソールであるビルラムソールを採用していたり、ソール部分にエアを入れてクッション性を高めていたりするものもあります。

ポストマンシューズは、歩きやすさに力を入れているため、ソールはフラットでしかも普通の革靴より厚底なのが特徴です。そのため、ソールに目がいくのでソールがデザインの印象を決めてしまいます。

「ビジネスシーンで使いたい」「キレイ目コーデに合わせたい」場合は、なるべくソールに主張がないものがおすすめです。薄めのソールで、ステッチなども過剰でないものを選びましょう。

逆に「カジュアルコーデの主役にと考えるなら、ゴツ目のソールにステッチが効いたものが良いです。ソールの裏面のカットの仕方にもこだわって選ぶとグリップ力も高く、存在感のある足元を演出できます。

ポストマンシューズの肝は「履きやすさ」「歩きやすさ」です。ポストマンシューズの良さを十分に体感するには、サイズ選びにはこだわりましょう。特に海外製のポストマンシューズを選ぶ際には「小さすぎないか」「大きすぎないか」チェックが必要です。

靴サイズを決めるときにはどうしても縦サイズを気にしてしまいますが、足の横幅や甲の高さこそ気にするべきです。「ワイズ」表記に注目しましょう。

ポストマンシューズの場合「歩きやすさ」を売りにしているため、3Eなどゆったり広めの設計になっているものが多いです。足幅が狭い方や甲が低い方の場合、3Eだと足が前滑りしてしまうので、DやEなど自分に合ったサイズを選びましょう。

チャッカ丈は、履き口が長くくるぶしの部分まで覆ってくれるデザインなので雨や汚れから足を守ってくれるのが利点です。ポストマンシューズをビジネスに使う場合は、雨の日も歩く可能性も多いのでチャッカ丈のデザインを中心に選ぶのもおすすめです。

ポストマンシューズのデザインにはウィングチップとプレーントゥがあります。2つの違いは、つま先に装飾がないデザインがプレーントゥです。装飾がないのでシンプルなのが特徴です。

W字型の折り返しで縫われているのがウィングチップです。傷や汚れをついても、見た目に分かりにくいデザインになっています。この2つの違いを使い分ければ、シーンに合わせて履き分けができるのでおしゃれな印象が作れます。

ポストマンシューズを販売する人気メーカーやブランドから選ぶ方法です。初めて、ポストマンシューズを買う方は人気メーカーやブランドから選びましょう。

30年以上、ロングセラーを出しているポストマンシューズは、ダナーの中でも人気です。長い時間、歩いても疲れにくいのでビジネスシューズとしてぴったりです。また、ダナーは上品な光沢感と高級感が楽しめるのでスーツに合わせやすい点も人気が高いブランドです。

REDWING（レッドウィング）は、アメリカで創業され、日本でも親しまれているブランドです。ブランド品らしい高品質なブーツを手がけていて、伝統と品質にこだわった商品が多いです。アッパー形状にこだわっており、アイリッシュセッターやベックマンが人気です。

HARUTA（ハルタ）は、創業から100年以上の歴史を誇るメーカーです。レディースからメンズまで豊富なサイズが揃っており、スーツや私服のコーデにも合わせやすいポストマンシューズが魅力です。革靴のラインアップも多いので、日本でも人気が高いです。

迷彩柄から、シンプルなデザインまで幅広くデザインが揃っているのがロスコです。プライベートでもビジネスでも使いやすいので、着る服を選びません。価格帯が低いので、安いポストマンシューズを手に入れたい方にもおすすめです。

スコッチグレインは、日本のヒロカワ製靴が展開するシューズブランドです。1964年創業し、1978年に自社オリジナルブランドとしてスコッチグレインの販売を開始しました。レザーの素材はもちろん糸の1本に至るまで品質の追求に妥協がありません。

革はドイツやフランス・イタリア・イギリスなどのヨーロッパ各国や姫路・栃木といった国内から厳選されて集められており、表面に艶めきがあり愛着を持って長く使えます。長年の研究や経験により日本人の足に合った木型で作成しています。

コンマ数ミリ単位で削り出しが行われ、日本人が履いて心地よいと感じる革靴を実現させています。丁寧な作りの割に値段が安いの人気の秘訣です。以下の記事では、スコッチグレインの人気商品を紹介しています。

時代を越えても愛されている定番のポストマンシューズから、カジュアルでモダンなデザインのポストマンシューズまで幅広く取り揃えているのが「リーガル」です。リーガルでは1万円代から2万円代の価格設定になっているので、手に入りやすいアイテムです。

日本人の足の形にあった上質な革靴として有名な「リーガル」が、「履きやすくて丈夫」なコンセプトはそのままに「安くて高コスパの革靴」として打ち出した新しいブランドが「ケンフォード」で、1万円前後の価格設定です。

日本のサラリーマン向けに安い価格で高品質な革靴として提供されていますし、1万円前後なので手に入れやすいのが魅力です。また、安い革靴よりもフォルムや革の質感もしっかりしているので、スーツとも好相性です。

革が馴染むとフィット感が抜群で、柔らかな牛革を使用しているため初心者でもお手入れが楽です。「質が良くて、手に入れやすい価格帯の革靴」を探している方には、ケンフォードがおすすめです。以下の記事で紹介しているので参考にしてください。

ブラック・レッド・ホワイトなどを基調とした革靴に、黄色のステッチが施されているのがドクターマーチンの靴です。ポストマンシューズも多く販売されていて、遊び心のある足元に仕上げたい方におすすめのブランドです。

以下の記事では、ドクターマーチンの人気商品を紹介しているので参考にしてください。

ビルケンは2世紀半もの歴史があるドイツ発祥の老舗ブランドです。世界90カ国、5大陸にまたがって販売されている人気ブランドでもあります。ビルケンでは、長時間の歩行にあったものや、蒸れにくいものが揃っています。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

革靴を長く楽しむために、できるだけ綺麗に快適に保つアイテムをご紹介します。大切な革靴の手入れに迷ったら、便利なケアグッズを使ってみましょう。

長時間履いていた靴を脱いだとき、どうしても気になるのが靴の匂いです。外出先で靴を脱ぐのをためらってしまうといった経験はありませんか？靴の臭いを手間なく取り除きたいなら靴消臭グッズがとても役立ちます。

自分では気付いていなくても周囲の人は気付かれているかもしれません。マナーとして一本持っておきましょう。また、夏場は多くの人が匂いに気をつけますが、意外と盲点なのが冬場の匂いです。一年中ケアできるようにしたいものです。

以下の記事では、臭いの対策ができる消臭グッズを紹介しています。参考にしてください。

靴単体の匂いも気になりますが、靴箱を開けたときにも匂いが気になりませんか？靴箱に染み込んでしまっている場合はなかなか匂いが取れません。お部屋にも充満してしまいます。

消臭シートが活躍します。匂いの気になるところに置いておくだけで、嫌な匂いを吸収してくれます。除湿やカビ対策にも使えます。もちろん靴以外にも使えますので、喫煙する方は喫煙場所の近くに置いておくと役立ちます。

以下の記事では、消臭シートで人気の高い商品を紹介しています。参考にしてください。

雨が降っている中、履いた革靴をそのまま放置しておくと革が劣化してしまいます。カビが生えてしまうと根本から除去するのは困難です。そのためにも防水スプレーを日頃から使用するのが大事です。

防水スプレーはフッ素系とシリコン系に分かれます。シリコン系は表面をコーティングするので即効性がありますが通気性が保てません。フッ素系は繊維一本一本にコーティングするイメージです。

物によってはかけ続けると革を傷めてしまう防水スプレーもありますので、必ず革靴用を選ぶようにしましょう。

大切な革靴、長く愛用するためには自宅でも靴磨きが必要です。しかし、いざ自分でやるとなると難しいです。強く磨きすぎて革を傷めても大変ですし、かといって弱く磨いて汚れが取れなければ意味がありません。

プロの靴磨き職人は革靴をまるで顔のスキンケアをするように優しく磨きます。これからご自分で磨こうとお考えの方は、ぜひこちらを参考にしてみてください。

ポストマンシューズはダサいと思っておられる方も多くいます。ポストマンシューズは見た目がシンプルかつ、カラーもブラックやブラウンが多く、ダサいです。おしゃれ靴よりも作業に適した靴です。

しかし、郵便局員のために作られただけあって、履き心地が良く、蒸れにくいので長時間の歩行に合っています。中には、カラーバリエーションのあるポストマンシューズもあるので、私用でも使いたい方はカラーを検討できます。

ブランド・メーカーがたくさんあるのでポストマンシューズはどこで買うのがいいのか、迷います。また、コスパの良いものを選びたいものです。そのためにブランド・メーカーの店頭がご自宅の近くにあれば、試着を兼ねて出向いてみるのも良いです。

しかし、店頭が近くにない・欲しいデザインがない場合は、楽天・アマゾン・Yahoo!ショッピングなどの通販サイトをチェックして買いましょう。どこで買うにしてもサイズやワイズを必ずチェックすれば、コスパが良く、自分のサイズに合ったものが見つかります。

よく歩く方なら普段の靴では歩いていて痛いと感じているかも知れません。痛くなる原因には、靴が合っていない場合があります。痛いのを我慢して歩いていると足に良くないので、思い切ってポストマンシューズを試してみましょう。

ポストマンシューズでも合っていなければ痛いと感じてしまいますから、サイズ・ワイズをご自身の合ったものにしましょう。また、厚底にすればクッション性があるので痛くなりにくいです。

今回は、履きやすさを追求できるポストマンシューズの人気おすすめランキング17選をご紹介しました。ポストマンシューズは「どれも同じなのでは…」と思いがちですが、ぜひお気に入りの一足を見つけてください。