お金にまつわる悩み、誰にも相談できないという状況になっていませんか？そんな時は、お金のプロ、ファイナンシャルプランナーに相談するのがおすすめです。

家計相談から住宅ローン、資産運用まで幅広く相談できるファイナンシャルプランナーですが、実際、「無料相談は怪しい」「意味ない」という口コミや勧誘されるのではないかという不安もあると思います。

そこで、今回は自分に合ったファイナンシャルプランナーの選び方や宇都宮のおすすめファイナンシャルプランナー相談サービスをご紹介します。相談を迷われてる方は、ぜひ参考にしてみてください。

ここでは、後から後悔してしまわないように、自分に合った質の良いファイナンシャルプランナーを見極めるポイントをご紹介します。

【目次】

• 資格で選ぶ
• 所属先で選ぶ
• 相談料金で選ぶ
• FPの「相談実績・経験」をチェック

ファイナンシャルプランナーは、無資格でも名乗ることができてしまうため、まずは有資格者かどうか、どの資格を持っているのかを確認することがおすすめです。

【目次】

• ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級・2級・3級
• AFP（アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー）
• CFP（サーティファイド ファイナンシャルプランナー）

ファイナンシャル・プランニング技能検定とは、NPO法人日本FP協会と一般社団法人金融財政事情研究会が実施する国家資格です。

学科と実技があり、難易度が難しい順から、1級・2級・3級となっています。1級は、後述のCFPと同程度の難度だと言われています。この資格は、有効期限がなく、一度取得すると一生涯名乗ることができます。

AFPは日本FP協会が認定する民間の資格で、ファイナンシャルプランナーとしての十分な基礎知識を持ち、適切なアドバイス、提案ができることが証明されます。

2年ごとに資格を更新する必要があるため、常に知識のアップデートと勉強が必要な資格です。国家資格であるFP技能検定試験2級に合格し、認定研修を受けた人が認定されます。

CFPは世界25カ国・地域で認められ、世界共通水準のファイナンシャル・プランニング・サービスを提供できると認められている資格です。

CFPに認定されるには、AFP資格の認定者であることや3年以上の実務経験、追加の研修や試験の合格が必要です。また、AFPと同様、2年ごとの更新が必要なため、現場からは離れていないと考えることができるでしょう。

ファイナンシャルプランナーは、大きく2種類の所属先に分かれています。どんな立場の人からアドバイスをもらいたいかによって、おすすめは異なりますので当てはまるのはどちらかを探してみてくださいね。

銀行・証券会社や保険会社、住宅メーカーといった企業や金融機関に所属しているファイナンシャルプランナーのことを、企業系ファイナンシャルプランナーといいます。

企業系ファイナンシャルプランナーは、所属先企業の商品に詳しく、気になる商品がある場合はじっくりと話を聞くことができます。無料相談を実施しているところも多いので、手軽に利用できるのがメリットと言えます。

基本的には自社の商品しか紹介できません。提案の幅が広がらない、偏っていると感じたり、不要な商品の勧誘をされていると感じてしまう可能性があることを理解しましょう。

独立系ファイナンシャルプランナーは、企業などに属さず個人やファイナンシャルプランナー事務所として活動しています。

有料の相談や講演、執筆活動などで収入を得ているため、ノルマなどもなく、販売する商品にも縛りがないため、独立系ファイナンシャルプランナーはさまざまな視点から公平性の高い総合的なアドバイスが期待できます。

ただ、提携している企業から報酬を得ていて完全に中立とは言えない場合もあるので、しっかりどのようなスタンスなのかを確認しましょう。

どれくらいなら払うことができるか、どこまでお願いしたいかによって、相談先や依頼するプランが異なってきますので、自分にとって適正な料金はどこなのかじっくり見てみましょう。

「何度でも無料」とあると、「怪しいのでは？」と思ってしまうかもしれませんが、収入の柱としている部分が有料のファイナンシャルプランナー相談と異なっているだけで、仕組みがきちんとあり危険性はありません。

無料相談をおこなっているファイナンシャルプランナーは、契約の際の販売手数料で利益を得ています。そのため、相談者から料金を受け取ることなく、無料相談が可能になっているのです。

有料相談を利用するメリットとしては、独立系ファイナンシャルプランナーが多いので、提案に公平性があることです。また、手厚いサポートなど、料金以上に安心感を得ることができるかもしれません。

有料相談は、ファイナンシャルプランナー自身で料金を設定することができます。「1時間いくら」といった時間制や月額などの定額制を設けているケースがあります。時間制の場合、相場は1時間あたり5,000円〜10,000円となっています。

注意事項としては、ライフプラン表の作成などにさらに料金が加算される場合もありますので、どの手続きにお金がかかるのか事前に確認することをおすすめします。

FPの相談実績や経験は、人によって異なります。相談件数やFP資格取得から何年経っているかによって能力が高くなるわけではないですが、経験豊富なFPに相談したいと思う方は多いです。経験数も明示されていることは多いのでチェックしましょう。

ここでは、よくある質問についてまとめていますので、ご参考に見てみてくださいね。

【目次】

• FP（ファイナンシャルプランナー）ってどんな人ですか？
• 一回の相談時間はどれくらいですか？
• 宇都宮に住んでいれば利用できますか？
• 対面相談が不安な場合はオンラインで相談できますか？
• 個人情報はちゃんと保護されますか？

ライフイベントに備えたりライフプランが実現できるようにお金面の計画を立てることをファイナンシャルプランニングといいます。家計を見直すことからリスクを管理、資産の運用などが含まれます。

そのファイナンシャルプランニングをサポートするのが、ファイナンシャルプランナーです。お金のこと全般の幅広い相談を受け付けているので、「お金のプロ」「お金の専門家」という言い方をされることがよくあります。

面談にかかる時間は、平均1〜2時間程度です。内容によっては長引く場合もありますので、ゆとりをもったスケジュールで調整するのがおすすめです。

今回ご紹介させていただいたおすすめファイナンシャルプランナー相談サービスは、すべて宇都宮が対象エリアとなっているサービスです。

万が一、宇都宮から転勤や引っ越しをされた場合でも、オンライン対応しているサービスやファイナンシャルプランナーもいるので、継続してサポートを受けることができる場合もありますよ。

近年、オンラインで気軽にファイナンシャルプランナー相談ができるプラットフォームは増えています。ZOOMなどのアプリを使用したり、チャット形式での相談が可能なサービスもありますよ。

CFP、AFPの認定者には、日本FP協会会則に則った相談者の情報や相談内容の守秘義務があります。また、プライバシーマークを取得している企業やファイナンシャルプランナーを選ぶのもおすすめです。

個人情報の利用目的を明記したパンフレットを用意していたり、WEBサイトに個人情報保護方針を載せているケースも多いので、不安な方はチェックしてみると良いでしょう。

【目次】

• 信頼できるファイナンシャルプランナーなのか見極めよう
• 知識のアップデートや事前準備がしっかりされているか確かめよう
• 2回目以降の相談料金を確認しよう

断定的な言い方をしたり、特定の商品をすすめてくるファイナンシャルプランナーは要注意です。相談者本位ではなく、自分に利益が多く入るよう販売手数料の高い商品を売ろうとしている可能性があるからです。

また、内容をあまり理解できていないにも関わらず、書類の記入や契約をしようとするケースにも気をつけましょう。ある程度の資産を持っていると考えられている定年退職世代や高齢者は、強引な勧誘を受けやすいです。

不安な場合は、自分だけで判断せず、家族にも同席してもらったり一緒に内容を検討しましょう。不必要な保険に勧誘されたり、相談後何度も電話が来るなど不快な思いをすることがあれば、迷わずファイナンシャルプランナーを変更することをおすすめします。

金融商品も税制も年々リニューアルされています。スムーズな回答ではなかったり、自信がなさそうだったり、何度も調べていて待ち時間が長いといった場合は、知識が少なく、自分に適したアドバイスをもらえるとは考えにくいです。

また、「自分だけの提案を用意してくれているか」というのも大事なポイントです。今後のライフプランを任せる上で、これからもその人に何度もお願いしたいと思えるかどうかも考えてみましょう。

初回相談だけ無料という場合もありますので、しっかり確認して選びましょう。面談は基本的に複数回に及びます。2回目以降の相談や、手続きやプランの作成が有料になるファイナンシャルプランナーもいます。

ファイナンシャルプランナー側から説明があるはずですが、「無料相談」と謳っている場合であっても、念のため相談を申し込む前に料金形態を確認しておくことをおすすめします。

事前準備は、特に必要ありません。お金に関する知識がなくても、ファイナンシャルプランナーが分かりやすく説明をしてくれるので、安心してください。

ただ、よりスムーズに相談を進めたいと考えるなら、ライフプランを考えておくことをおすすめします。その場で急に聞かれても答えられないこともあるかと思います。夫婦や家族で、「いつごろ住宅や車の購入をしたいと思っているか」など話してみましょう。

また、日頃感じているお金に関する疑問などファイナンシャルプランナーに聞けそうなことはリストアップしておくと良いでしょう。

必要書類も、特に決まったものはありません。しかし、あると便利なものがいくつかあるのでご紹介します。

• 家計簿
• 預貯金の明細
• 源泉徴収票
• 保険証券
• 住宅ローンの書類
• 奨学金やカーローン、カードローンなどの負債情報
• ねんきん定期便

これらがあると、正確な情報を得ることができ、提案も相談者の状況に沿ったものになります。手元に用意し、整理しておくと相談の際便利です。

ファイナンシャルプランナーの選び方や宇都宮のおすすめファイナンシャルプランナー相談サービスをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。時間や手間はかかりますが、まずは複数のファイナンシャルプランナーに出会ってみることがおすすめです。質を見極め、自分と相性の良いファイナンシャルプランナーを見つけましょう！