自分でピアッサーを買えば手頃な費用で済むピアスの穴あけ。しかし、衛生面を考えると病院で開けてもらう方がおすすめです。セルフでピアス穴を開けたときのように、ピアス穴を開けたかった位置とずれてしまった、化膿してしまった、などの失敗も防げます。

しかし、ピアスを開けられる病院は多くどこを選べばいいのか迷ってしまいますよね。そこで、本記事では青葉区や泉区、太白区など仙台にあるピアスの穴あけができる病院9院をご紹介します。上手な病院の選び方とメリット・デメリット、ピアスを開けた後の注意点もあわせてご紹介します。

はじめてピアスを開ける際に、どこでピアス穴を開ければいいかよくわからない方もいるようです。ピアスを開ける方法は病院で施術、ピアススタジオで施術、セルフで開けるの3種類があります。まずはじめにそれぞれの特徴をつかんでおきましょう。

【目次】

• 病院（クリニック）でピアス穴を開ける
• ピアススタジオでピアス穴を開ける
• セルフでピアス穴を開ける

ピアスは病院の皮膚科・耳鼻咽喉科・形成外科・美容外科で開けられます。とくに皮膚科はピアストラブルがあった際もすぐに対応にしてもらえるのがメリットです。ピアスを開ける際に麻酔してくれるところや、オプションで麻酔を選べるところもあるので、痛みに弱い方にも病院で開けてもらうのがおすすめです。

病院のファーストピアスはゴールドやシルバーのシンプルなものが多いですが、可愛いデザインのファーストピアスを用意してるクリニックもありますよ。

ピアススタジオは、ピアッサーを使わずニードルを用いて、病院ではなかなか対応してくれないよう軟骨や舌などの部位にピアスを開けられます。

しかし、ピアススタジオでピアスの穴あけをすることは医師法違反にあたります。ピアスの穴あけは国が法で定めた医療従事者にだけ許されている医療行為です。トラブルがあったときもピアススタジオは医療処置ができないため、トラブルに対応できず病院で治療してもらうことになります。

もしものことも考えて、ピアスは病院で開けることをおすすめします。

市販のピアッサーやピアスガンを使って、セルフでピアスを開ける方法もあります。ピアッサーとピアスガンはファーストピアスが一体になっており、穴を開けるとピアスがつく仕組み。中にはピンやニードルでピアスを開ける人もいるようです。

しかし、セルフでピアスを開けた場合、失敗してもすべて自己責任になります。衛生面も懸念され、うまく穴が開かないケースもあるのでおすすめはできません。トラブルや失敗のことを考えると、病院でピアスを開けることをおすすめします。

ピアスの穴あけの施術を受けて耳に一度穴が空くと、ピアスをしないとしても痕が残ってしまいます。失敗したと後悔しないようにピアスを開ける病院選びのポイントを確認しておきましょう。

【目次】

• ポイント①：料金設定が適切なクリニックを選ぶ
• ポイント②：「経験・症例が豊富」なクリニックを選ぶ
• ポイント③：サポート体制がしっかりしたクリニックを選ぶ
• ポイント④：耳以外にピアッシングしたい場合は医師に確認

ピアスの穴あけをする病院を選ぶときは料金設定の適切なクリニックを選びましょう。ピアスの穴あけは審美的な治療にあたり、健康保険対象外の自由診療。病院ごとに価格の設定ができるようになっています。

病院でピアスを開けた場合の料金相場は、両耳1か所ずつで5,000円前後～15,000円ほど。費用にはピアスの価格と施術料金、薬代などが含まれています。ピアス穴を開ける費用が安いほうが嬉しいものですが、術後のサポートも確認が必要です。施術料金の安さ以外の面も重視してピアスの穴あけをする病院を選ぶようにしましょう。

ピアスを開けるときは経験や症例が豊富なクリニックを選びましょう。病院でピアスを開けてもらったけど、穴が斜めに空いてしまった、左右を見ると位置がずれていた、なんて失敗はしたくないですよね。経験豊富な医師が施術してくれるクリニックなら、理想の穴あけに期待ができます。

サポート体制のしっかりした通いやすいクリニックを選ぶことも大切です。自宅や職場から遠すぎず、アクセスのいいクリニックを選びましょう。耳にピアスを開けた後、ピアス穴が安定するのに時間がかかり、その間ピアスはつけたままになります。

耳以外の部分にピアスを開けた場合はさらに時間が必要です。ピアス穴が安定するまで、トラブルが何もなければいいのですが、炎症を起こした場合はクリニックに通院しなくてはいけません。

こんな時もサポート体制のしっかりした通いやすいクリニックなら、すぐに相談できますし、医師の診断を受けられます。太白区や仙台市以外の宮城県内にお住いの方も、アクセスがいいクリニックは通院しやすいはずです。

眉、鼻、へそなど、耳以外の部分にピアッシングしたい方はクリニックに確認しましょう。病院は耳以外の部分へのピアスに対応していない場合も多いです。ピアスを開けられる箇所、費用、施術時間、ピアスが安定する期間など、質問して確かめてください。

ピアススタジオやセルフでもピアスは開けられますが、ピアスの穴あけは医療行為に当たるため病院で処置することが推奨されています。ここでは、病院でピアスの穴あけをするメリットとデメリットをご紹介します。

はじめに病院でピアスを開けるメリットを見てみましょう。セルフやピアススタジオでピアスを開けた場合とどのような違いがあるのでしょうか。

【目次】

• 正確に穴を開けてもらえる
• 万一トラブルが起きても病院で適切な処置をしてもらえる
• 適切に消毒・滅菌されているので衛生的
• アレルギーの検査をしてもらえるのでトラブルを未然に防げる

病院では正確にピアス穴を開けてもらうことが期待できます。セルフの場合は自分で直接耳を見ながら手を動かすことはできず、真っ直ぐにピアス穴を開けるのは難しいです。手元が狂うと、斜めに穴が開いてしまうこともあるかもしれません。

ピアスホールが斜めに開いてしまうと、炎症も起こしやすく、ピアスを付けたときの見栄えも悪くなってしまいます。しかし、施術経験が豊富なクリニックならピアスガン、ピアッサー、ニードルを使い、きれいにピアスの穴を開けてもらえます。

病院でピアス穴を開けるとアフターフォローも充実しています。病院は、施術後に施術部位が細菌感染や化膿しないように抗生物質や消毒薬を処方してくれます。

トラブルが起こった際も、病院に対応してもらえるためピアスの穴が安定するまで相談することができます。もしもピアスを開けて炎症や腫れが起こった場合も、病院に行けば適切な処置を受けられるのがポイントです。

病院は衛生的な環境でピアス穴を開けてもらえる点がメリットです。セルフでピアス穴を開けるときはアルコール消毒もできますが、すべて滅菌することは難しく衛生面には少し不安が残ります。

しかし、病院の院内は非常に衛生的に保たれています。ピアスの穴あけに消毒・滅菌されたピアッサーやニードルを使用しています。衛生面の不安がない環境でピアス穴を開けられるのが病院のメリットです。

病院でピアスを開けると、アレルギー検査をしてもらえる点もメリットです。ピアスに使われている素材は金属が多く、ピアスを付けて金属アレルギーを起こす方もいます。

しかし、病院でピアス穴を開けるとアレルギー検査をしてもらえるため、自分で自覚していない金属アレルギーも知ることもできます。事前にアレルギーを知ることで、ピアスを開けた後のトラブルを未然に防ぐことができます。

金属アレルギーが心配な方には、アレルギーを起こしにくいと言われるサージカルステンレスやチタン、チタン合金のピアスを用意している病院もあります。

病院でピアスを開けてもらうデメリットももちろんあります。病院でピアスを開ける前にデメリットも確認しましょう。

病院でピアスの穴あけをすると費用がかかる点がデメリットです。セルフでピアスを開けるときに使われるピアッサーは、1つ1000円前後。

ピアッサーでピアスを開ける際は衛生面から1穴に対してピアッサーを1つ使いますが、両耳にピアスを開けたとしてもセルフの費用は2000円ほど。ピアスの穴あけは自由診療で保険適応外なので、全額自己負担です。病院でピアス穴を開けた場合の施術料金の相場は約5,000円。

病院でピアスを開けてもらうとセルフよりも若干費用がかかります。

病院でピアスを開けると、通院する必要があるため時間がかかる点もデメリットです。クリニックを探してカウンセリング・診察を受け、施術を受けて帰宅する、といった流れでピアスを開けることになります。

患者さんの多いクリニックは予約をすぐ取れないことも考えられ、さらに時間がかかるかもしれません。

ピアスを開けた後の注意点も確認しましょう。ピアスを開けた後、ピアスホールが安定するまで気をつけなくてはいけないことがあります。ここで挙げたポイント以外にもピアスを開けた後に気を付けるべきことはあるので、医師によく確認してください。

【目次】

• 安定するまで約1か月間は外さない
• 1日1回ピアスホールを消毒する
• 入浴時は刺激の弱い石鹸で優しく洗う
• ピアストラブルが出たら早めに皮膚科へ

ピアスを開けた後、ファーストピアスを約1か月間外さないようにしましょう。ピアスを開けた後、ピアスホールが安定するまで4週間から6週間かかります。安定していない間にファーストピアスを外してしまい、再びピアスをつけようとしてピアスホールを傷つけてしまうことも多いようです。

ピアスを開けた後はどんな風になっているのか気になりますが、ピアスホールが安定するまでピアス周辺を触らないようにも気を付けましょう。指から細菌感染し、痛みや化膿を起こす可能性もあります。

ヘアケア用品も同じく注意が必要です。ヘアケア用品の成分が耳周囲に付着し細菌を繁殖させることもあります。

1日1回、消毒薬でピアスホールを消毒し清潔に保ちます。開けたばかりのピアスホールは傷と同じで、ここから細菌感染することもあるためです。市販の消毒薬は刺激が強すぎるので、ピアスホール用の消毒液を使いましょう。

入浴時にピアスホールを洗うときは、刺激の弱い石鹸で優しく洗うようにしてください。石鹸を泡立ててピアスホールに乗せ2～3分放置し洗い流します。ピアスを開けて日が経ち、痛みがなくなってきたらピアスに触れないようにやさしく洗浄してください。入浴後は綿棒やティッシュで水分をふき取ります。

ピアスを開けた後にこれらのピアストラブルが出た場合は必ず皮膚科へ行きましょう。

• 痛みがある
• かゆみがある
• ジクジクしている
• 赤くただれている
• しこりができている
• 膿が出る
• 熱をもって腫れている
• ピアスホール前後が盛り上がって赤くなっている

など、ピアスホールやピアスホール周囲に異常な症状が現れた場合は、すぐに病院で診察を受けてください。自分で何とかしよう処置をしても、症状が悪化し長引く可能性があります。

医師免許を持つ担当者が施術するのであれば問題ないです。しかし、プランだけ見れば安くても、初診料やチタン加算のオプションを付けると結果的に高額になる場合もあるので、必ず総額を確認するようにしましょう。

舌ピは開けるときの痛みは小さいものの、3日ほどはジンジンとした痛みが続く方が多いです。またピアスホールが安定するまでは時間がかかるため、毎日のケアを怠らないようにしましょう。

仙台にあるピアスを開ける病院ご紹介しました。ピアスを開けられる箇所、料金、サービスから自分に合った病院を選んでください。上手くピアスを開けられるとおしゃれの幅も広がり、今以上にコーディネイトも楽しめるはずです。