【老後も快適に】老眼にも対応?レーシック・ICLを徹底解説
2023/12/04 更新

老眼は意外と早く進んでいる!そう感じていませんか?遠くは見えるけど近くは見えにくいので、老眼鏡が手放せません。そんな面倒な毎日から抜け出して、若い頃のように裸眼で暮らしたいと思いませんか?この記事では、老眼のレーシック・ICLについて、徹底的に調査してわかりやすく解説します。
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目次
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いつの間にか離せばわかる年齢に!老眼はとにかく辛い
人によって老眼を自覚し始める年齢は違いますが、ほとんどの方が「ある日突然近くのものが見えにくくなって、見える位置まで離してピントが合ったとき、初めてこれが老眼か!」と気づくことが多いです。
老眼になると、ピントを調節するためにメガネを使用します。老眼鏡が手放せなくなると、日常生活が不便に感じます。メガネを探すたびに、探すのが面倒だと感じたり、メガネが恥ずかしいと感じたりする方もいます。
そんな煩わしい生活から抜け出す方法が、現代にはあるのをご存知ですか?この記事では老眼を気にせずに裸眼で過ごす方法、特徴、費用、保険適用かどうかなどについてを徹底解説します。老眼で困っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
編集部が選んだ老眼レーシック・ICLクリニック
そもそも老眼って何?
老眼、と聞くと「離せば見えるようになる」この言葉が頭に浮かぶ方が圧倒的に多いですが、まずは老眼のメカニズムを理解しましょう。
老眼は水晶体の衰えが原因で起こる
私たちの目には水晶体があります。水晶体は物を見るときにピントを調節する機能があります。水晶体レンズともいう部分ですが、実はこの水晶体は加齢と共に硬くなっていきます。硬くなるとピントの調節ができなくなっていくのですが、これが老眼の正体です。
水晶体はレンズといっても本当にレンズのようなものではなく、実は液体です。卵の卵白に似ていて、加齢と共に柔軟性が失われ、しかも水晶体が濁ってくるのです。水晶体レンズの調節機能が低下するのが「老眼」水晶体レンズが曇るのが「白内障」と言います。
いずれも老化現象なので、誰にでも起こる現象であるだけではなく、100%の人間がある年齢を超えると必ず発症するものなのです。その年齢が40歳。40歳を過ぎると水晶体が硬くなり、ピントが合わせにくくなり、45歳を過ぎると自覚する方が増えます。
増加するスマホ老眼
老眼は、40歳以上の方が発症する目の老化現象ですが、実は中年層の方だけではなく、最近は若年層の方の中にも、近くのものが見えにくくなって眼科を訪れるケースも増加しています。スマホ見るときに以前よりも見えにくくなって気づきます。
この原因はスマートフォンを使う時間が長いためです。遠くのものを見る機会が減り、手元のスマートフォンを見続けるために、目のピント調節機能が低下してしまったために起こるので、スマホ老眼と呼ばれています。
老眼にアプローチするために現在行われている4つの方法
老眼で衰えた視力を矯正したい、快適な生活を目指したいと思う方が受けられる手術の方法は4つあるので、それぞれの特徴・メリットデメリットを紹介します。
多焦点眼内レンズ
まずは多焦点眼内レンズを入れる方法です。ここ数年で受ける方が増えているのがこの方法、さまざまな人が試しやすい施術です。特徴をご覧ください。
多焦点眼内レンズの特徴
多焦点眼内レンズはもともとは老眼のための手術ではありません。これは白内障のための手術です。以前の眼内レンズは焦点が1点だったため、白内障の手術をしても視力が元に戻ったと感じる方は少数でした。ただ霞んだ目をスッキリさせるための手術ですね。
ところが近年では、老化が原因で白内障を発症する方ばかりではなく、若年層の方も発症するケースがあるため、1点だった焦点が2焦点、3焦点、最新では5焦点レンズも開発され、より快適にものを見る力を取り戻せるようになりました。
多焦点眼内レンズの特徴① 焦点の数によって保険適用である
この手術の最大のメリットは「保険適用」という点です。他の方法だと自由診療なので、保険適用外ですが、白内障のための手術は保険適用内なので、白内障の手術と一緒に老眼にも配慮したレンズを入れられます。
現在、多焦点眼内レンズは「1焦点」「2焦点」までが保険適用内で、「3焦点」「4焦点」「5焦点」は保険適用外です。自分の生活習慣によっては、より多くの焦点が必要になるかもしれませんが、日常生活を送るなら2焦点レンズで問題はないようです。
若年層の方が病気で白内障のための手術を受けるとき、3焦点以上を望むケースがあるようですが、保険適用外なので医師やおサイフと相談しながら、レンズの焦点の数を決める必要があります。
多焦点眼内レンズの特徴② 刺激が無く日帰りできる
目の手術は怖いと感じている方が大多数ですが、多焦点眼内レンズの手術は他の手術と同じで、麻酔を受けるときも痛みはありませんし、手術をするときでも視界に機材が見える心配もありません。痛みが怖い方にとっては大きなメリットです。
手術も15分程度で済む手術なので、日帰りで手術を受けられるのも大きなメリットです。ただし雑菌や傷が入らないように保護用のメガネを着けて寝る必要があるので、この点だけはちょっと煩わしいと感じるかもしれません。
リーディングアイ
ここではリーディングアイについて解説します。どんな手術なのか、どんなメリットがあるのかについて知りたい方は、ぜひご覧ください。
リーディングアイの特徴
リーディングアイとは、以前はアキュフォーカスと呼ばれていた方法です。この手術は老眼のための手術です。片方の眼の角膜に黒いリング(カムラインレイ)を挿入し、近視のみを矯正するので、遠くのものを見える力はそのまま残る方法です。
ただしこの方法は老眼がスッキリと見えるようになる手術ではありません。老眼鏡が不要になるレベルまで戻すための手術なので、若い頃と同じ視力に戻るものではなく、日常生活に支障がない程度に矯正するための手術です。
リーディングアイのメリット① レーシックを受けてる方も受けられる
リーディングアイのメリットは、レーシックを受けている方の中で、老眼になったので矯正したいと考えている方にも施術ができる点です。レーシックは角膜を削って視力を矯正する方法ですが、リーディングアイは角膜の中なので干渉しないのです。
若い頃にレーシックを受けた方が、加齢によって低下した視力の調節機能を復活するために、リーディングアイを受けられるのは大きなメリットです。
リーディングアイのデメリット① 制限がある
リーディングアイはメリットもありますが、デメリットも知っておかなくてはなりません。例えば年齢制限が設けられていて、40歳未満の方は受けられません。さらに白内障の方や緑内障の疾患がある方も受けられません。
そもそも老眼の方は白内障を同時に発症しているケースがあるため、まずは白内障がないかどうかの検査を受け、白内障がある場合は手術を受けて6か月過ぎないと受けられません。緑内障の場合は受けられないので、制限が複数あるのがデメリットです。
リーディングアイのデメリット② 保険適用外
リーディングアイは短時間で手術ができ、レーシックを受けた方でも受けられる手術ですが、保険適用外なので意外と高額な医療費がかかります。また、かかる費用も医療機関によって多少違いがあるので、あらかじめ費用を調べて受けましょう。
レーシック
レーシックとは何か、レーシックの特徴を紹介します。メリットやデメリットについても紹介するので、検討されている方はぜひご覧ください。
レーシックの特徴
レーシックとは、角膜を削って視力を調節する手術です。角膜を削ってしまうため、一度手術を受けたら元に戻せない、不可逆性の手術です。もちろん角膜の厚みは個人差なので、厚みがある方の場合、数回手術を繰り返せる可能性はあります。
手術は短時間で済み、日帰りで受けられるので、手軽に受けられ注目が集まっています。もともとは近視や乱視(極度ではない近視や乱視)のための手術ですが、近年では老眼の方も受けられる手術です。
レーシックのメリット① 日帰りできる
レーシックは問題がなければ、ほとんどのケースで日帰りが可能です。短時間で手術が終わるので、忙しい社会人の方も時間に縛られずに済む方法です。医療機関によっては1日入院をすすめられるケースもあるかもしれませんが、短期間で済むのはメリットです。
レーシックのメリット② メガネやコンタクトからの解放
レーシックは近視、乱視、遠視を見やすくするための手術です。術後、目が落ち着いてくればメガネやコンタクトレンズを着けなくても過ごせるようになります。特にコンタクトレンズは毎日着けたり外したり、お手入れにも時間がかかります。
そんな煩わしさから解放されるのも、レーシックのメリットです。
レーシックのデメリット① 保険適用外
レーシックは保険適用外です。さらにクリニックによって、レーシックにもグレードがあります。グレードが上がれば当然費用も高くなります。保険適用であれば費用を抑えられますが、保険適用外なので支払いが大変だと感じるかもしれません。
しかしながら、クリニックでは各種クレジットやローンでの支払い方法も選択できますので、自分に適した支払い方法を選択しましょう。
レーシックのデメリット② 全ての人が受けられるわけではない
レーシックは角膜を削って補正する手術です。そのため18歳未満の方は受けられません。社会人であっても未成年の方が受けるには、保護者の許可が必要です。また、角膜を削るため、角膜の厚みが500μm以下の方も受けられません。
ICL
ICLとは何か、ICLの特徴を紹介します。メリットやデメリットについても紹介するので、検討されている方はぜひご覧ください。
ICLの特徴
ICLとは、眼の内部に薄い矯正用のレンズを固定する方法です。手術には、前房レンズと虹彩と水晶体の間にレンズを入れる、後房レンズの2つのタイプがあります。どちらの方法が適しているかは検査を受けて決定します。
使用するレンズの種類が豊富なのも特徴です。強度の近視の方にも適したレンズがあるのも魅力で、レーシックが難しいと判断された方も受けられるので、強度近視の方におすすめの手術方法です。
ICLのメリット① 何度も手術が受けられる
ICLはレンズが合わなければ何度でも手術ができます。レンズの種類も幅広く、個人個人の視力に対応したレンズを選んで装着できます。しかし人によっては数年後にまた視力に変化が現れる可能性もあるので、その都度合うレンズと交換できるのは助かります。
例えば、近視のレンズを装着したけれど、数年後に度数が上がってしまったとか、乱視が出てものが二重に見えるようになった、などの変化にも対応できます。その都度変えられるので、生活の質を落とさず生活できるのは嬉しいですね。
ICLのメリット②傷やドライアイを防ぎやすい
ICLの手術はICL認定医のみが行える手術です。しかもこの手術は角膜を削る手術ではないので、角膜が薄くなるリスクが無いだけではなく、角膜内皮細胞を傷つけるリスクもありません。ドライアイの原因にもならないので、非常にメリットの高い方法です。
ただし白内障を発症するリスクが多少上がる手術でもあります。
ICLのメリット③ 日帰りができる
ICLの手術にかかる時間は、わずか20分程度です。たった3mm切開してレンズを装着するだけの手術なので、短時間かつ日帰りができます。その後も特にメンテナンスが必要なく、定期検診を受けるという手間のかかりにくい手術です。
ICLのデメリット① 保険適用外
ICLは非常にメリットが多くデメリットが少ない方法ですが、保険適用外なので医療費が高いのがデメリットです。視力の度数や乱視の有無によっても価格が変わり、両眼で450,000円~530,000円弱程度の費用です。高くてもリスクの少ない方法を希望する方におすすめです。
老眼にレーシックやICLを受けるなら確定申告を!
手軽に日帰りで視力を戻せるレーシックやICLですが、気になるのはやっぱり費用がどのくらいかかるのか?ですよね。できれば保険適用であれば、一層嬉しいと感じるものですが、残念ながらレーシックは自由診療なので、保険適用にはならないのです。
ここが老眼にレーシックの利用を躊躇する理由です。自由診療だからといっても医療費控除の対象にはなるので、条件を満たしていれば1月~12月に確定申告を行えば、多少は戻ってきます。ICLも同じく保険適用外です。
生命保険の手術給付金は使える?
視力矯正手術のほとんどが保険適用外なので、どうしても高額な費用がかかります。せめて加入している生命保険で手術給付金が出れば嬉しい、そう思うのも当然です。しかし保険の約款は細かくて非常に分厚いので、自分の目で見るのはとても大変!
まずは契約している保険会社に訪ねましょう。例えばレーシックならば「エキシマ」が正式名称なので、エキシマが含まれていれば手術給付金が出ます。給付が出るならクリニックに「診断書」を作成してもらって手続きをしましょう。
老眼でレーシックやICLを受けたときの費用はいくら?
レーシックの費用は手術を受ける医療機関によって変わります。それぞれの医療機関では、目的や用途によって手術の種類も豊富です。同じ医療機関でもグレードによっては800,000円のケースもあれば、500,000円で受けられるケースもあるのです。
ICLの費用も同じで、近視度数が低い方の場合は500,000円前後、近視度数が高い方の場合は550,000円前後の費用がかかります。レーシックも500,000円~800,000円前後と高めです。保険適用外なので仕方ありませんが、ローンが利用できるクリニックも多いです。
保険適用できる方法はある?
老眼を何とかしたい!できるだけ安く手術を受ける方法はないものか?そう考える方がいてもおかしくありません。しかしながら、レーシック、IOLのどちらの方法も、現在のところは保険適用外の方法です。ただし老眼ではなく白内障の場合は保険適用です。
おすすめのやり方としては、まずは白内障の検査を受けて、白内障のための手術を受けましょう。白内障の手術はレンズを入れる方法で、このレンズが2焦点レンズを使用するケースが多く、遠くも近くも程よい視力を手に入れられるのです。
保険適用なので、安く施術を受けられます。このとき、役所で高額医療申請をしておくと、さらに手元からの支払い額が少額で済むので、自己負担をできるだけ減らしたい方におすすめです。
老眼のレーシックが可能なクリニック7選
老眼をスッキリ見えるようにするための、老眼矯正レーシックが受けられるクリニックを7つご紹介します。視力矯正を検討中の方はぜひ参考にしてください。
選定療養実施医療機関
名古屋アイクリニック
先進的な医療と裁量の方法を提案してくれる
眼科の専門外来もあり、老眼レーシック以外のお悩みも相談でき、患者さんに寄り添った診療をしているのが特徴です。女性に嬉しい目の周りの老化のお悩みの相談もできます。
眼科医による手術なので、多くの方に選ばれています。かかりつけ医としても最適で、年齢を問わず診療を受けられておすすめです。
クリニック所在地 | 名古屋 | 予約 | 必要 |
---|---|---|---|
支払い方法 | 現金・クレジットカード・デビットカード・振込・メディカルローン | 診療時間 | 平日9:00~12:00 14:00~18:00 木曜午後13:00~16:00 土曜8:30~14:00 |
医療法人 先進会
先進会眼科
主要都市に3院展開!一般眼科にも対応しています
患者さんが、どうしたいのか?という要望を、できるだけ叶えるために最善の方法で対応してくれるのが「先進会眼科」です。東京・大阪・福岡の3都市に展開しています。
加齢による眼のトラブルにも対応しています。レーシックの他にも眼内コンタクトレンズ(ICL)、白内障、緑内障などの手術も可能です。
クリニック所在地 | 東京・大阪・福岡 | 予約 | 必要 |
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支払い方法 | 現金・クレジットカード・振込・メディカルローン | 診療時間 | 平日 10:30~13:00 14:00~19:00 土曜 10:30~13:00 14:00~19 日・祝 10:30~13:00 14:00~18:00 |
自分に適した方法で老眼を矯正しよう
この記事では、老眼による煩わしいメガネの着脱を何とかしたい!と考えている方に、レーシックやIOLを選択する方法や、それぞれの特徴、メリット、デメリットをご紹介しました。
基本的には自由診療で、術後の変化についても感じ方に個人差があるものですので、どの方法が自分に適しているかを医師と相談し、最善の方法を選択しましょう。そして少しでも生活の質を上げられる可能性を試したい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年12月04日)やレビューをもとに作成しております。
日本国内だけでなく、世界的にも施術例が多いので知られているのが品川クリニックです。近眼・乱視・老眼の矯正のためのレーシックも可能です。
品川クリニックの強みは、最新の機器を導入している点と、最大で10年間の保証があるのも注目点です。眼科医が施術をするので、老眼以外の眼の相談ができるのも良いですね。