スキーウェアはスキーの必須アイテムの1つで多機能かつポケットが多い特徴があります。中でも内ポケットは鍵や携帯電話などを入れておくのにぴったりなんです。内側にあるので失くしにくく、入れているものを常に確認できます。

そんなスキーウェアですが、海外メーカーの人気ブランド「マムート」や高級ブランドに加え、コスパ抜群のものやおしゃれなデザイン、メンズ・レディースなど種類が豊富です。機能もさまざまあり、たくさんあって選ぶのに迷ってしまいますよね。

そこで今回は、スキーウェアの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングはブランド・機能性・コスパを基準に作成しました。最近、欧米で人気のスウェーデンブランド「MONTEC（モンテック）」についても解説しています。

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ここからはスキーウェアの選び方についてご紹介します。スキー初心者の方にもわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

【目次】

• 普段着る服と同じ「サイズ」をチェック
• 初めて購入するなら「上下セット」をチェック
• 種類で選ぶ
• 機能性で選ぶ
• メーカーで選ぶ
• 安全を考慮するなら「目立つ色」をチェック
• 価格重視なら安い値段で手に入る「アウトレット」をチェック
• フィット感や手触りを重視するなら「ショップ・評判」をチェック
• ジャケットと共に「ズボン」の機能性もチェック
• 40代など年齢に合わせた「デザイン」をチェック

スキーウェアはウェア単品で着るわけではなく、その中にインナーなどを着てから着ます。そのため1つ上のサイズを選びがちです。ところが実はスキーウェアは普段着る服と同じサイズを選ぶのがポイントとなります。

反対にスキーウェアが少し大きめだからと普段着ているサイズよりも小さなサイズを選ぶのもよくありません。スキーをする際、動きに制限が出ます。どうしても普段の服と同じサイズでは不安な方は、少しだけ大きいウェアを選ぶようにしましょう。

メーカーによって同じサイズでも若干大きさが異なる場合もあります。フィッティングによって自分に合ったサイズ感のものを見つけましょう。

スキーウェアには上下セットで販売されているものと、ジャケット・パンツが別で販売されているものがあります。初めて購入する方にとっては、あれこれ選ぶ必要がないので上下セットがおすすめです。上下セットならコーディネートで悩む必要もありません。

体格にぴったりフィットしたものが欲しい方や、上下で求める機能が異なる場合には上下別で選ぶのも手です。さらに上下別なら組み合わせ次第で自分好みのコーディネートも楽しめます。

スキーウェアと言っても、実は種類が存在します。そんなスキーウェアの種類をいくつかピックアップしてご紹介しますので、参考にしてみてください。

【目次】

• アルペンやレーシングなどのレース用なら「競技専用モデル」がおすすめ
• インストラクターや上級者が使用するなら「デモタイプ」がおすすめ
• ゲレンデを滑る一般スキーヤーなら「フリーライド」がおすすめ
• 山間などを滑るなら「バックカントリー」がおすすめ

アルペンやレーシング用などの競技を目的としている方には、競技専用モデルがおすすめです。いずれも競技を目的に着脱しやすい設計になっています。特にパンツの横側が大きく開くタイプが多く、簡単・便利に着脱可能です。

競技用の場合はスピードが出る点も考慮されています。そのため耐水圧性や保温性などより優れた機能性を兼ね備えているものが多いのもポイントです。

スキーを滑る際に、いかにそのフォームを美しく見せるかに特化したスキーウェアです。フォームを美しくわかりやすく見せられるので、インストラクターや上級者など、自身の実力をより際立たせたいとお考えの方におすすめです。

体の各シルエットが綺麗に出るように設計されているので、教えていてもその伝わりやすいのものも特徴です。このタイプのスキーウェアを着て、自分自身のフォーム確認や人に教える際に活用してみてください。

スキー初心者を含め、通常のゲレンデでスキーを楽しみたい方にはフリーライドと呼ばれるタイプがぴったりです。機能性はもちろんデザイン性にも優れ、好みのデザインが選びやすいタイプでもあります。

また大きな動作をしても快適に滑れるように設計されているのもポイントです。そのため動きに制限なくスキーを楽しめます。

山間部はゲレンデとは異なる環境下なので、悪天候など多くの状況を想定した高機能かつ多機能なモデルを選びましょう。そこでおすすめなのが、バックカントリータイプのスキーウェアです。

価格が高いものも多いですが、それだけの安全性などを兼ね備えています。そのため価格だけを重視して選んだスキーウェアで山間部などを滑るのは厳禁です。必ずバックカントリータイプのスキーウェアを着用して滑るようにしましょう。

スキーウェアを選ぶうえで大切なポイントの1つとなるのが機能性です。どのような機能性があるのか、王道のものをいくつかピックアップしてご紹介します。

【目次】

• 水の侵入防止を徹底するなら「防水性や撥水性」が高いものがおすすめ
• 汗のベトつきが気になるなら「透湿性・ベンチレーション機能」をチェック
• 暖かいものなら「保温性」で選ぶのがおすすめ
• 雪をウェア内に入れない「パウダーガード」付きがおすすめ
• パスケースやフードが付いているかをチェック

スキーを楽しむ際に、必ずと言っていいほど必要となる機能に防水性や撥水性があります。特に防水性は必要不可欠とも言える機能です。スキーウェアでは「耐水圧」と表記されています。

耐水圧の数値は高ければ高いほど、防水機能が優秀です。たとえ雪が降っていなくても、その場にある雪に触れるとそれが水へと変わり、結果としてスキーウェアなどが濡れてしまいますので、必ず防水性のあるものにしましょう。

スキーウェア選びで防水性と同じくらい大切なのが、中の蒸れを防ぐための透湿性です。透湿性は通気性を指し、スキーウェアに透湿性の表記がある場合には通気性に優れていると言えます。

その透湿性も数値で表されていますが、より快適に長時間スキーを楽しむなら10,000g程度の数値を目安としましょう。それ以下の数値でも、最低でも5,000から8,000g程度あればスキーウェアの内側が蒸れにくくなる場合があります。

また、ベンチレーション機能とはスキーウェアの太ももの内側などにあるファスナーのことをいいます。開けるとメッシュ状になっていてスキーウェアのなかの熱を逃がせる構造です。動いてかいた汗によって汗冷えしないための機能なので適度に使いましょう。

保温性もスキーウェアを購入するうえで欠かせないポイントとなります。雪のあるところは当たり前ながらとても寒いので、そんな寒さに耐えうるだけの保温性が必要です。そんな保温性には大きく分けて2つあります。

1つは自分の体や発汗作用などを利用してウェアに発熱作用を持たせるものです。そしてもう1つはスキーウェアの外に暖かい熱を逃さないように、ウェア内の中に閉じ込めておけるタイプで、この2つから自分の好みで選びましょう。

パウダーガード付きのウェアなら、雪が服のなかに入るのを抑えることができます。頻繁に転ぶことが多い初心者だとパウダーガード付きのスキーウェアを選べば、ウェア内が濡れて冷えることを避けられるので防寒対策にもなります。

パスケースが付いているウェアならリフト券を無くすことなく、手軽にリフト券の提示もできるので便利です。また、フード付きなら急な雨や雪が降った時に被ることで防寒対策になります。取り外し可能なものなら暖かくなれば、外すなど調整も手軽です。

スキーウェアは多くのメーカーから発売されています。今回は国内メーカーと海外メーカーの両方からいくつかピックアップしてご紹介しますので参考にしてください。

【目次】

• 海外ブランドなら「SALOMON（サロモン）・MAMMUT（マムート）」がおすすめ
• 多機能性を重視するなら人気ブランドの「Mizuno（ミズノ）」がおすすめ
• 国内メーカーは「phenix（フェニックス）・ONYONE（オンヨネ）」などがおすすめ
• メンズもレディースも種類豊富な「montbell（モンベル）」がおすすめ
• 最新の流行りなら「Patagonia（パタゴニア）」がおすすめ
• コスパを求めるなら高級ブランド「Descente（デサント）」や新ブランドがおすすめ
• 欧米で人気のスウェーデン発祥ブランド「MONTEC（モンテック）」がおすすめ

フランス生まれで世界有数の有名メーカー・サロモンは、高機能性や多機能性はもちろんデザイン性でもおしゃれで人気が高いメーカーです。そのため多くのスキーヤーがこのサロモンのスキーウェアを愛用しています。

一方のマムートは1862年にスイスで誕生したアウトドアブランドです。山岳などにも適した高機能性とデザイン性を売りにしています。シンプルなものからおしゃれなものまで幅広く取り扱っている海外ブランドです。

スポーツメーカーの中でも有名メーカーの1つとして君臨しているのがミズノで、幅広い分野のスポーツで目にする人気ブランドです。ミズノはスキー関連商品を古くから手がけており、どれも機能性抜群で特に耐水圧に優れています。さらに保温性も抜群です。

デサントやミズノ以外で国内有名メーカーが欲しい方にはフェニックス・ゴールドウィン・オンヨネもおすすめです。いずれのメーカーも世界で活躍しており、海外チームでも活用されているので知名度も申し分ありません。

特にゴールドウィンはほかのメーカーよりも手が届きやすい価格で販売されています。そのためスキー上級者はもちろん、初心者にも人気で幅広いスキーヤーから親しまれているメーカーです。

モンベルは日本のアウトドアメーカーとして多くの人に愛されている有名メーカーです。デザイン性の高さとコスパの良さから、Ｔシャツなどはアウトドア好きだけでなくインドア派の方でも着用しています。

さらにモンベルは大人のメンズ・レディースからキッズ向けまで幅広いサイズを取り扱っているため、家族お揃いで同じメーカーのウェアを着てスキー場へお出かけしたい方はぜひチェックしてみてください。

パタゴニアは、さまざまなアウトドア用品を取り扱っているメーカーです。最新の流行りアイテムも取り扱っています。また、メンズ・レディース・キッズ用も取り扱っているのでぜひチェックしてみてください。

デサントは国内有名メーカーの1つで、オリンピックのスポンサーなどでも目にする機会が多いメーカーです。そんなデサントのスキーウェアは運動性に特化しており、スキーヤーが不自由なく快適に滑れるよう設計されています。

多機能そして高機能であるうえに、それが新作の上下セットともなると値段も高く、高級ブランドと言っても過言ではありません。ただ高いだけでなく値段以上の運動性や機能性を持ち合わせていますので、コスパの良さすら感じるメーカーです。

またデサント以外でコスパのいいウェアなら新ブランドの商品を購入するのもおすすめです。スキーウェア市場の競争では有名ブランドが有利になるため、価格の安さで勝負する一方でブランド力向上のために品質のいい製品が揃っている場合も少なくありません。

MONTEC（モンテック）は2006年に起業したスノーウェアブランドで、アメリカやカナダを中心に人気が高まっています。スタイリッシュな見た目だけでなく、世界最高峰ともいわれるウォータープルーフ技術による水の侵入を防いだりと機能性も評判です。

ゲレンデや山間部では雪に覆われているため、白に近いデザインよりも原色などの濃い色や派手で目立つカラーリングのスキーウェアを選ぶのが重要です。特にゲレンデでは、多くのスキーヤーが滑るためその中に居ても目立つカラーを選びましょう。

目立つカラーなら誰かと滑っている際にはぐれても見つけてもらいやすくなります。さらに万が一の際にも周囲から気づいてもらいやすくなるのでおすすめです。

スキーウェアはジャケットのみやパンツのみの販売だけでなく、上下セットなどでも発売されています。そのため価格も販売形態やメーカーによって振り幅が大きく、価格が高くなればなるほど高機能であり多機能です。

しかし価格も機能性も譲れない方はアウトレットにも注目してみましょう。アウトレットは少し前のモデルなどを含め、通常の価格よりも安い価格で買えます。ぜひスキーウェア購入の際にはアウトレットも検討してみてください。

スキーウェアはネット通販でも簡単に購入でき、中にはネットでしか販売されていない種類もあります。着心地が手に取れない以上しっかりと評判をチェックして購入してください。しかし、現物を見たい方や試着したい方はショップへ足を運びましょう。

実店舗なら実際の色や生地の手触りも確認可能です。そして何よりも試着できるので体にフィットしたものを選べます。とくに初めて購入され方は、現物をしっかり確認できるショップでの購入やショップで販売されているものを購入するのがおすすめです。

スキーウェアと聞くと、どうしてもジャケットの機能性に注目しがちですが、実はズボンの機能性も同等に重要です。サスペンダータイプはスキー初心者におすすめで、サスペンダーをするとズボンがずり落ちにくくなります。

逆に上級者などスキーに慣れている方には、ウエスト部分で締めておくタイプがいいです。スキーパンツの長さはくるぶしが隠れる程度のものがいいので、フィッティングをしてきちんと長さも確かめておきましょう。

ゲレンデなど多くのスキーヤーの居るところで滑る場合、40代など年齢がつい頭をちらついてしまう方もいます。そんな方はデザインを重視で選ぶのも手です。スキーウェアはおしゃれなものから落ち着いたものまで幅広いデザインがあります。

柄物から単色までありますので、デザインで選ぶと年齢問わず好みのものを選びやすいです。そして外見も気にせずスキーを楽しめます。ただし安全性を考慮して、できるだけ濃い色や白とはかけ離れた色を選ぶようにしましょう。

以下の記事では、スキーグローブ・スキーゴーグル・スキーヘルメットの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

スキーウェアとスノボウェアは用途が似ているため、同じように思われどちらでも問題ないと考える方は多いと思います。しかし、それぞれスキー、スノボをしやすいように工夫がこらされています。

スキーウェアは比較的スリムで、サスペンダーやエッジガードが付いています。対して、スノボウェアは比較的ゆったりしたつくりになっていて、転倒の多いスノボ対策にプロテクターをつけても動きやすくなっています。

お手持ちのスキーウェアが自宅の洗濯機で洗えるかどうかは、スキーウェアに付いているタグを確認すればわかります。タグ表記で水洗いOKになっていれば大丈夫です。もしも洗濯機マークや手洗いマークにバツ印が付いていればご自宅で洗えません。

さらにスキーウェアも普段着ている服同様、色落ちをする場合があります。洗濯前にウェアの目立たない箇所に使用予定の洗剤を少し付け、数分後にティッシュなどで軽く押し当て色落ちを確認してみましょう。

お手入れ方法のポイントは「部分洗いをする」「汚れは放置しない」「濡れたままの状態を避ける」の3つです。汚れた箇所は部分洗いでしっかりきれいにしておきましょう。さらにウェアは濡れた状態のまま放置せず、風通しのいい場所で干すのが重要です。

乾いたら撥水スプレーをしておくと、より長持ちしやすくなります。普段の使用後にお手入れするのが長持ちの秘訣です。以下では、スキーウェアの洗濯や収納に関して解説していますので、もし興味がある方は併せてご覧ください。

今回は、スキーウェアの人気おすすめランキングを紹介してきました。スキーウェアはメーカーやモデルによって特化している機能も異なります。自分に合った機能性やデザインのウェアを選んで、お手入れしながらスキーを快適に楽しみましょう。