ナミキ万年筆人気おすすめランキング15選【ユカリやエンペラーも】
2023/03/17 更新
海外の反応のいいパイロットが作っているナミキ万年筆は、熟練された職人の技によって漆黒面に描かれる蒔絵はまさに美術工芸品です。エンペラーコレクション・ユカリコレクション・に加えて値段的にも買いやすいファルコンまで、ナミキ万年筆の人気おすすめ商品を15選んでランキング形式でご紹介します。
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今回の記事ではナミキ万年筆人気おすすめランキングを紹介していますが、下記の記事では万年筆について紹介しています。ぜひ参考にしてください。
海外の反応もいいパイロット製ナミキ万年筆の魅力
万年筆愛好家なら、誰もが一度は手に入れたい万年筆がパイロットの「ナミキ万年筆」です。日本の芸術・工芸を代表する素晴らしい逸品で海外の反応もいいの万年筆です。しかしながら値段・価格を考えると購入を躊躇される方も多いのではないでしょうか?
ナミキ万年筆には、1本1本に彫刻した蒔絵師の名が刻まれているのです。まさに万年筆の枠を超えた日本の工芸品ですね。ナミキ万年筆のファルコンシリーズなら2万円代から、蒔絵ものでも3万円代から購入できるものがあるのです。
そこで今回はナミキ万年筆の選び方やおすすめ人気商品をランキング形式でご紹介してみたいと思います。ランキングは日本らしさ・職人技の観点を基準に作成しました。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。
ナミキ万年筆の選び方
ナミキ万年筆を選び方をご紹介します。ここでは日本らしさ・職人技・限定品の観点から解説していきます。
日本らしさを味わう
ナミキ万年筆の良さは何といっても、その日本の技術・いわゆる「日本らしさ」にあると言えます。
代表的なものなら「ユカリコレクション」がおすすめ
90年前に立ち上げられた日本を代表する万年筆「ナミキ」は、現在もなお世界中の方から愛され続けています。「ユカリコレクション」は、繊細な色使いが鮮やかな絵が全13種類です。
亀・天の川・紅葉・竹・熱帯魚・流れ星・蛍・石庭・蛙など日本の季節や景色を存分に味わう事のできるシリーズとなっています。研出高蒔絵(とぎだしたかまきえ)や螺鈿(らでん)の技法がひときわ素晴らしいコレクションです。
日本らしさが好きなら「ニッポンアートコレクション」がおすすめ
ナミキ万年筆のシリーズの中でも、特に日本古来より縁起が良いとされる題材をテーマに、美しい日本の美を描きだした「ニッポンアートコレクション」は、富士山・羽子板・折り紙・金魚・けん玉といった全22種類の絵柄が揃っています。
漆黒の上に平蒔絵技法で展開し、どの題材も見事な色鮮やかさで描かれています。中でも喜多川歌麿の高名美人六家撰や歌川豊国の東海道五十三次の浮世絵をモチーフにした作品などは海外でも人気が高く、値段も求めやすいので贈り物としてもおすすめです。
職人技を味わう
ナミキ万年筆の職人技にこだわりたい方におすすめなのがチンキンコレクショ・ウルシコレクション・エンペラーコレクションです。
高級感があるものなら「チンキンコレクション」がおすすめ
「チンキンコレクション」は、沈金といって漆芸技法の中の一つのことで、ノミを使って、漆を塗り上げたところに細かく絵を彫り上げていき、彫った場所に金箔・金粉を押し込めていく技法です。日本においては代表的なもので輪島塗や会津塗などが有名です。
漆黒の上に金で描かれた繊細かつ美しい模様が見事で、ひときわ目を引きます。チンキンコレクションの絵柄には、猫・桜・鶴・牡丹・虎・ススキ・松・闘鶏の全8種類があります。値段は求めやすい10万円代のものから80万円代のものまでと幅があります。
50号の復刻版なら「ウルシコレクション」がおすすめ
ナミキ万年筆中でも「No.50 Jumbo」大型万年筆の再現したものがウルシコレクションです。No.50 Jumboは1930年頃に作られたナミキ万年筆で、50号バランス型ダンヒルナミキ と称されました。
この復刻版なのがウルシコレクションの50号大型万年筆で、何度も何度も丁寧に漆を重ねた万年筆の肌触りや質感はやはり最高品質の表現しかありません。ナミキ万年筆の中でも比較的値段も求めやすくなっています。
最高級なものなら「エンペラーコレクション」がおすすめ
ナミキ万年筆の中でも最高位に位置するエンペラーコレクションは、見事な大型蒔絵万年筆です。最高級なだけに価格も破格ですが、特にナミキの万年筆にこだわる方にとっては、一度は手にしてみたい作品で、海外のコレクションの方にも憧れられています。
80年前に制作されたものと同じように、インキ止め機構を施した50号ペンで、見事な蒔絵が一面に描かれています。この技を受け継ぐ職人たちは、蒔絵師をも言われていて、海外でも高い評価です。
初めてなら買いやすい価格の「ナミキ ファルコン」をチェック
ナミキ万年筆のファルコンは値段的にも3万円以内で買えるものが多く、初めてナミキ万年筆を購入する人にはおすすめのコレクションとなっています。このファルコンコレクションの特徴は、何といっても他にはないペン先にあります。
こんもりと盛り上がった形状にキュッとしまったペン先の形は、まさにファルコン(ハヤブサ)のイメージそのものです。もちろんペン先には憧れのナミキの刻印がしっかりと刻まれています。細字・中字・太字と3つのペン先の大きさがあります。
「限定品」もチェック
ナミキ万年筆の中でも「限定品」と言われているコレクションがあります。世界中のセレブからも注目を浴びているようです。特にこの限定品のコレクションには期間限定であることを記すシリアルナンバーが刻印されていています。
特別にデザインされた専用の入れ物に入っている上に、研出高蒔絵や螺鈿などの技法がふんだんに施されていて、万年筆としてはとても使えないほどの芸術品となっています。
ナミキ万年筆人気おすすめランキング11選
ナミキ万年筆豆知識
ここまでナミキ万年筆の作品について解説してきましたが、ここからは少しナミキ万年筆の歴史や経緯について解説してみたいと思います。
ナミキ万年筆の歴史
ナミキ万年筆は創業者の名前並木良輔からつけたもので、後に並木氏は和田正雄とパイロットを創業することになります。1906年並木氏は金ペン製造に没頭していきます。そして株式会社並木製作所を立ち上げました。
その後、様々な難局を乗り越え1931年に「國光會(こっこうかい)」の蒔絵師ら71人の集団によってナミキ万年筆作りはスタートしました。その当時、沈金の人間国宝・前史雄氏を特別顧問として迎え、最高の「技」で漆塗・蒔絵の万年筆を完成させていきました。
世界的な「ブランド」となった理由
こうして並木良輔氏によって創始されたナミキ万年筆は、瞬く間に世界各国からも注目されるほどのブランドとなっていきました。その理由はもちろん、既成の筆記用具の枠を遥かに超えた、日本の工芸品としての価値によります。
ナミキ万年筆はアルフレッド・ダンヒル社と代理店契約を結び「ダンヒル・ナミキ万年筆」としても販売されています。1930年のロンドン海軍軍縮条約においては、条約のサインにも使われたほどです。まさに世界のナミキ万年筆といえましょう。
蒔絵の万年筆が勿体無くて使えないときの対処法
蒔絵の万年筆は非常に高価なものです。プレゼントなどでいただく場合もあるかと思いますが、中には勿体なくて使えないと感じている方も多いのではないでしょうか。特にキャップを尻軸につけると絵が擦れて消えそうと感じる方は多いようです。
万年筆は基本的にキャップを尻軸につけて使用するものですが、特にか着心地などに影響がなく、蒔絵が消える方が嫌ならつけなくても問題ありません。ご自身の目的に合わせて使用法を考えてみてください。
良質のインクでナミキ万年筆を使おう
万年筆として使うのはもったいないほどの、芸術品・ナミキ万年筆ですが、万年筆として使う際にはやはりインクにもこだわりたいところです。最高の工芸品に見合うインクを見つけてみられれるとよいでしょう。
以下のサイトでも万年筆のインクを紹介しています。ぜひ併せてお読みください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はナミキ万年筆について人気おすすめの商品をランキング形式でご紹介いたしました。蒔絵や漆黒の素晴らしさや価格や値段を考慮し、ユカリコレクションやエンペラー・ファルコン様々な中から自分らしい1本を見つけてみてください!
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年03月17日)やレビューをもとに作成しております。
ニッポンアートコレクションは、日本の伝統的かつ縁起の良い題材を、黒漆を背景に平蒔絵で描いた海外の反応もいいコレクションです。特に花篭の作品からは漆黒の輝きとともに躍動感があふれています。
花かごの中に描かれている模様は、いずれも縁起の良い玉椿・水仙などで、贈り物をしても大変人気のある構図となっています。