やっとこ鍋の人気おすすめランキング10選【キャンプに最適!アルミ・ステンレスも紹介】
2023/01/17 更新
やっとこ鍋は重ねて収納しやすいメリットがあります。取っ手がないやっとこ鍋は日本料理や和食などで使われます。また耐久性が高いものや日のとおりが良いものなどさまざまな種類があります。今回はやっとこ鍋のランキングと選び方を紹介していきます。
目次
やっとこ鍋の魅力とは?
やっとこ鍋の魅力は、取っ手がついていないので重ねて収納ができる点です。ただそのような形のやっとこ鍋にもいろいろな素材・デザインがありますよね。特徴が分かりにくいので、初心者の方はどれを選ぶか悩んでしまいます。
実は、やっとこ鍋は素材や板の厚みによって、特性・使い心地がガラリと変わってきます。たとえばアルミ製は火加減の調整がしやすいので日本料理などで使われ、和食店やプロにも愛用されています。また冷めにくいので冬のキャンプやアウトドアで役立ちますよね。
そこで今回はそんなやっとこ鍋の人気おすすめランキングを紹介します。ランキングは素材・板厚・サイズなどを基準に選びました。これからやっとこ鍋を購入しようとお考えの方はぜひ参考にしてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
アルミ製やっとこ鍋のおすすめ
ステンレス製やっとこ鍋のおすすめ
コンパクトサイズ!やっとこ鍋のおすすめ
矢床鍋とは?気になる使い方
矢床鍋(やっとこ鍋)は、取っ手やつかみがついていない調理器具・鍋を指します。取っ手がついていないので、まだ熱いうちにコンロから移動させるときは「やっとこ」と呼ばれるペンチ器具のようなものを使います。
雪平鍋のような凸凹した模様が特徴のアルミ製やっとこ鍋や、耐久性が高いステンレス製やっとこ鍋など多くの種類が展開しています。重ねやすさや持ち運びの優秀さで、和食店や飲食店でも多く使われています。
やっとこ鍋の選び方
やっとこ鍋はどんな点に気を付けて選べばよいのかまよってしまいます。たとえば材質・板厚・サイズなどがあります。参考にしてみてください。
用途に合わせた材質・素材で選ぶ
やっとこ鍋は大きく分けるとアルミ製・ステンレス製・銅製・モリブデン鋼製といった材質に分かれます。特性がそれぞれ違うので用途によって選びましょう。
和食店やプロにも人気の熱伝導率が高いのが欲しいなら「アルミ製」がおすすめ
軽くて熱伝導率が高いやっとこ鍋が欲しいのであれば、アルミ製が人気です。アルミの材質は、熱のとおりがよく火加減の調整がしやすいので料理家や和食店のプロにも愛用されています。和食を作る機会が多い方や料理好きの方におすすめです。
軽いのでやっとこで鍋をつかむのもラクです。ただ、素材が変色しやすいので料理を入れたまま放置したり、酢を用いた料理に使わないように気を付けてください。コゲつきやすいリスクもありますが、一方で洗いやすいメリットもあり手入れがラクです。
耐久性がよく面倒くさがりでも使いやすいものなら「ステンレス製」がおすすめ
防サビ性や耐久性を求める方にはステンレス製のやっとこ鍋がおすすめです。アルミと比較して硬度がありぶつかっても変形しにくいのがうれしいです。キャンプやアウトドアでやっとこ鍋を使いたい方に勝手がよいです。
熱伝導率が低いので温まるのに時間がかかるものの、一度熱が伝わればなかなか冷めにくい点もメリットです。ただ、重量が重いので女性や子供などの力が弱い方は持ち運びが大変かもしれません。
火が通りやすく冷めにくい鍋を使いたいなら「銅製」がおすすめ
ほかの素材と比較して熱伝導率が高いため、やっとこ鍋に素早く均一熱を伝えられます。忙しくてなるべく時短で料理を済ませたい方や、光熱費を節約したい方にピッタリです。素材の耐久性も高く、丁寧に手入れをすれば一生モノとして使えます。
銅製のやっとこ鍋は、独特のブロンズ色や輝きがキレイなため料理愛好家やプロなどにも人気があります。ただし、サビやすかったり、酸・塩分に反応して変色してしまったりするので気をつけましょう。
酸性料理を作るなら頑丈な「モリブデン製」がおすすめ
モリブデン製はほかの金属よりも硬くて丈夫なのがメリットです。うっかり落としたり壁にぶつけたりしても変形しにくいです。とにかく丈夫なやっとこ鍋を探している方におすすめできます。また酸性に強いため酢を使うような料理が多い方に人気があります。
一方で熱伝導率が悪いので、なかなか鍋に食材に火が通らないのデメリットもあります。また焦げつきやすいので、焼き料理や炒め料理などには向きません。価格も比較的高いのでしっかりしたものを購入したい方にピッタリです。
板厚による違いで選ぶ
やっとこ鍋を選ぶには、板の厚さにも着目しましょう。厚みによって特性・向いている料理が変わります。
味をしみこませる煮物にピッタリなものなら「板が厚い」商品がおすすめ
板の厚みがあるやっとこ鍋は、温度によるムラができにくいのが特徴です。板の厚みがあるやっとこ鍋は熱が内側まで届くのに時間がかかります。底全体に熱が入ってから料理に火がとおるのでムラになりにくいのです。
また厚みがあると熱するのに時間がかかりますが、冷めにくいのもうれしいポイントです。火をとめた後もゆっくり火が入っていくので、時間をかけて味をしみこませたい煮物などに便利です。
日本料理の出汁取りや下ごしらえに使いたいなら「板の薄い」ものがおすすめ
板が薄いやっとこ鍋の特徴は、熱の伝わりが早いのでお湯が効率的に早く沸きます。日本料理をするうえで欠かせない下ごしらえ・下ゆで・出汁取りなどに便利です。またレトルトの温めやコーヒーやインスタントラーメンでお湯を沸騰させたいときにも活躍します。
サイズで選ぶ
やっとこ鍋は、サイズがいくつもあるので料理内容・量に合った大きさを選ぶのも大切です。コンパクトサイズから大型まで揃うので参考にしてみてください。
一人暮らし料理や少量のお湯沸かしには「コンパクトサイズ」がおすすめ
「紅茶やコーヒー用のお湯を少量沸かしたい」「一人用のカップラーメンを作りたい」といった要求がある方には、簡単にサッと使えるコンパクトサイズのやっとこ鍋が人気です。小さいサイズは、15cm~16cmくらいのものがあり軽くて収納がしやすいです。
以下の記事では、一人暮らし用鍋の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
汎用性が高いものが欲しいなら「18cmや20cm」がおすすめ
一般的に使いやすいやっとこ鍋は、18cm・20cmの2種類です。3~4人分の味噌汁や煮つけなどもこのくらいのサイズであれば問題なく出来上がります。少し大きめの20cmサイズに、18cmを重ねて収納すれば場所をとりません。
収納場所がない家は手持ちの鍋より「小さい」サイズのやっとこ鍋がおすすめ
収納場所にそこまでスペースを取れない方は、いま持っている鍋よりも小さいサイズのやっとこ鍋を揃えるのがよいです。やっとこ鍋自体は取っ手がついていないので、いくつも重ねられます。
ただ、普通の鍋は取っ手つきのものが多いので、それより大きいサイズのやっとこ鍋だとスッキリと収納するのが難しくなってしまいます。手持ちより小さなやっとこ鍋であればスタッキングができて保管が楽です。
「サイズ違い」を複数持っておくと作る料理に合わせられるのでおすすめ
やっとこ鍋はいろいろなサイズが展開しています。コンパクトなサイズであれば15cmくらいのものが多いです。一方、大型のものは25cm以上のサイズで大きな食材もカットせずに煮込めます。
どんな料理を作るか、どれくらいの量を作るかなど用途に合ったサイズを選びたいです。取っ手がないため重ねた状態で保管・収納できるため、料理によって使い分けしやすいように複数サイズを揃えるのも1つの手です。
使いやすい機能性で選ぶ
使いやすいように工夫された機能つきのやっとこ鍋もあります。目盛りつき・コーティング加工・IH対応などがあるので知っておきましょう。
「目盛り」つきは水や出汁を測らず時短で料理ができるのでおすすめ
鍋の表面に目盛りがついているやっとこ鍋は、水や出汁を入れるとき、分量がすぐに分かりやすいのが魅力です。わざわざ測りや軽量カップを使わなくても調理を進められるので時短アイテムとしてもよいです。
鍋のコゲつきがイヤなら「コーティング加工」のものがおすすめ
また、焦げにくく手入れの簡単さなタイプをお求めなら、コーティング加工が施されたやっとこ鍋もおすすめです。伝統的な調理器具なので、特別なコーティングをしてあるやっとこ鍋は少ないですが、フッ素コートなどを施したやっとこ鍋も販売されています。
「IH対応」のやっとこ鍋はステンレスがおすすめ
やっとこ鍋を選ぶ前に、家庭で使用しているコンロの熱源を確認しましょう。いま使っている熱源がガス火か、IHヒーターによってやっとこ鍋の素材が変わります。一般的にステンレス製の鍋はほとんどのIHヒーター対応可です。
ただ、アルミ製と銅製の鍋はIH使用が不可になっています。底面が丸くなっている形のやっとこ鍋も使用できないため気をつけましょう。以下の記事では、IH対応鍋の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
ブランド・メーカーで選ぶ
やっとこ鍋を作っているブランドやメーカーは数が限られています。失敗したくないのであれば中尾アルミ製作所・キングデンジなど人気の高いブランド・メーカーで選ぶのも1つです。
業務用の鍋の老舗店の商品が欲しいなら「中尾アルミ製作所」がおすすめ
中尾アルミ製作所は、日本製のアルミニウム鍋・ステンレス鍋の製造や販売に特化しているメーカーです。業務用の鍋の老舗店としても有名で、ホテルオークラや帝国ホテルなど名だたる企業に卸しています。
熱を逃がさないステンレス製のものが使いたいなら「キングデンジ」がおすすめ
「キングデンジ」は、上記に紹介した中尾アルミ製作所が開発した人気ブランドです。こちらはステンレスの製品が揃うシリーズなので、IHなどの電磁調理器にも対応しています。どんな熱源のお店・家庭でも使えるので汎用性が高いです。
もちろん今まで使っていたガスコンロにも使えるので、いまはガスコンロだけど将来的にはIHに切り替えたいと思っている方にも長い目で見て役立ちます。板の厚みがあり、熱を逃がしにくい構造も人気の理由です。
アルミ製やっとこ鍋の人気おすすめランキング4選
口コミをご紹介
満足しました
口コミをご紹介
厚みもあり長く使っていけそうです。
口コミをご紹介
以前、厨房で使っていて惚れ込んだ鍋です。ちょうどいい大きさで、頑丈。厚さは3㎜あり、熱の通りも良いです。狭いコンロでも使いやすいです。
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ずっと長く使えるからこれにしました。取っ手がない方が収納もしやすくて便利です。オススメです。
アルミ製やっとこ鍋のおすすめ商品比較一覧表
ステンレス製やっとこ鍋の人気おすすめランキング3選
口コミをご紹介
このサイズでは深さがあり、多様とに使え重宝しています。取っ手の取れる便利さと取っ手が付属していないが、今では余分の取っ手があり、その分、価格が安いのがうれしい。
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IHでも使えるやっとこ鍋を探していて、他社より安かったので購入。
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見た目、使い勝手共に最高です。アルミとすごく悩んだのですが、今までティファールを使っていて鍋のまま冷蔵庫に入れることが多かったのでステンレスにしました。
コンパクトサイズ!やっとこ鍋の人気おすすめランキング3選
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台所でスタック可能なハンドル無しの鍋として購入。ステンレス3層鋼なので結構丈夫な造りです。
口コミをご紹介
丈夫なつくりで感心しました。 大事に使えば一生モノですね。
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
やっとこ鍋のように取っ手がとれるフライパンも人気
最近では取っ手が取れるフライパンなどのアイテムも人気です。やっとこ鍋と同じように収納性・機能性に優れていて、料理初心者から上級者まで年代を問わず愛されています。コゲつきにくいようにコーティング加工されて、利便性が高いのもうれしいです。
たとえばサーモスやアイリスオーヤマなど有名なブランド・メーカーから多くの商品がでています。以下のサイトでは、収納にも便利な取っ手がとれるフライパンの人気おすすめランキングを紹介していますので、ぜひご覧ください。
蓋・鍋・鍋つかみがセットになったアイテムもおすすめ
取っ手がとれる鍋で、単品ではなくセットで揃えてしまいたい方には蓋や鍋つかみなどが一緒になっているセットアイテムもおすすめです。特に新生活を迎える社会人や新入生、引っ越しで鍋の買い替えをしたい方に人気の商品です。
こちらはティファール、アイリスオーヤマなど人気の高いブランド・メーカーから多くの商品がでています。以下のサイトでは、一人暮らしでも一気に揃えやすい鍋セットの人気おすすめランキングを紹介していますので、ぜひご覧ください。
やっとこ鍋のメリット
やっとこ鍋には収納力や伝導率などさまざまなメリットがあります。ここではその利点を紹介します。
つかみがないから収納棚で重ねて収納しやすい
やっとこ鍋を使うメリットは、鍋につかみ(取っ手)がついていないです。一見、取っ手がないと不便に感じますが、取っ手が必要であれば別売りのものを買えば問題はありません。取っ手がないおかげで重ねて保管・収納できます。
また、余った料理を冷蔵庫で保存するのも可能です。普通の鍋だと取っ手がついているので場所をとり、冷蔵庫保存がしづらいです。やっとこ鍋であればコンパクトに料理を保存しておけます。
持ち運びでもかさばらない!キャンプ時にも活躍
持ち手が付いていない利点はほかにもあります。やっとこ鍋は調理用ボウルのようにいくつかスタッキングをしながら持ち運びが可能です。そのため、アウトドアやキャンプなどで鍋を持っていきたいときに活躍します。
料理への熱が効率よく均等に伝わる
料理において、食材への火のとおり方は大事なポイントです。やっとこ鍋は、取っ手がついていないぶん、底面にムラなく熱が伝わりやすい特徴があります。そのため、料理の仕上がりにこだわる料亭やプロにも愛されているのです。
まとめ
やっとこ鍋にはさまざまな種類があります。キャンプで持ち運びやすいもの、業務用で重ねて収納しやすいものなどさまざまです。今回のランキングを参考にしつつ、使いやすいやっとこ鍋を選んでください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年01月17日)やレビューをもとに作成しております。
汎用性が高い18cmのアルミ製は、初めてやっとこ鍋を揃えたい方に便利です。汁物や煮物やカレーやうどんなどいろいろな料理に使えます。ある程度の大きさがあるので、出汁をとるとき、下茹でをするときにもおすすめです。
鍋をいくつか揃えたいけれど、キッチンや収納棚が広くないお家、また業務用として多くの鍋をスタッキングしておきたい和食などの日本料理にも使い勝手がよく人気があります。