クロモリロードバイクのおすすめ人気ランキング10選【2023年版・安いものも】
2021/11/27 更新
目次
今回の記事ではクロモリロードバイクの人気おすすめランキングを紹介していますが、下記の記事ではロードバイクについて紹介しています。ぜひ参考にしてください。
ロードバイクの魅力を最大限味わえるクロモリ
ロードバイクのフレームが折れてしまった経験はありませんか?車体の軽さを重視して選んだアルミフレーム・カーボンフレームのロードバイクだと、走行中の振動によって亀裂が入ることもあリますよね?でも、クロモリフレームは重たくなりがちなのが難点ですよね?
しかし実は、クロモリフレームでも軽量なモデルがあるのです。クロモリは他の素材と比べて頑丈で、振動を吸収するので亀裂が入ったり折れたりしにくいのです。またカーボンフレームよりも価格が手頃で高性能なモデルも多く、サイクリングがもっと楽しくなるでしょう。
そこで今回はクロモリロードバイクの選び方やおすすめ商品ランキングをご紹介します。ランキングは車体重量・フレームサイズ・ホイールを基準に作成しました。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。
クロモリロードバイクの選び方
クロモリ素材のロードバイクの選び方をご紹介します。ぜひ参考にして、自分に合ったロードバイクを選んでください。
見た目で選ぶ
クロモリロードバイクを選ぶときはフレームの形を確認しましょう。乗り心地や、クロモリロードバイクの特徴でもある見た目に影響します。
クラシックでかっこいいフレームデザインなら「ホリゾンタル」がおすすめ
「ホリゾンタル」とはトップチューブと呼ばれる上部のフレームが地面と平行になっていて、逆三角形の見た目が特徴的な形状のことです。多くのロードバイクはホリゾンタルな形状のフレームです。
ホリゾンタルはおしりの位置が高くなるため前傾姿勢になり、腕に走行中の振動が加わりやすいですが、クロモリフレームを選べば腕にかかる振動が軽減されるため、ロングライドにもおすすめです。
フレームのつなぎ目まで美しさにこだわるなら「ロウを使用したラグ式接合」がおすすめ
クロモリロードバイクの多くはラグ溶接と呼ばれる接合方法を採用しています。フレームのつなぎ目を「ラグ」と呼ばれるパーツで繋いで、ロウを使用して溶接します。ラグ溶接のほとんどがハンドメイドで、高級ブランドで採用されているデザインです。
ロウとラグが加わるため、デザイン性が高い一方で後述するTIG溶接よりも重くなる傾向にあります。また、溶接作業を機会に頼らずハンドメイドで仕上げるメーカーが多いというところから、高価格なモデルが多いのが特徴です。
コストパフォーマンスで選ぶなら「TIG溶接」がおすすめ
TIG溶接はコストパフォーマンスが高いロードバイクに採用されていることが多いです。母材となるクロモリフレームを溶かしてフレーム同士をつなぎ合わせます。ただし、メーカーによってTIG溶接の仕上がりや質に差が生まれるため、信頼できるメーカーから購入しましょう。
乗りやすさで選ぶ
乗りやすさで選ぶ際のポイントをご紹介します。フレームの形や大きさがポイントです。
身長が低めの方や街乗り用なら「スローピング」がおすすめ
スローピングはフレームのトップチューブが地面と平行でなく、後方に向けて下に傾いているのが特徴です。サドル側のフレームが低いため、身長が低い方でもまたがりやすいです。信号待ちなどで乗り降りが頻繁にある街乗り用にも適しています。
適正身長に適合するフレームが複数あるなら「小さいフレーム」がおすすめ
メーカーのフレームサイズ表であなたの身長を照らして複数のフレームサイズについて適正が確認できた場合は、小さい方を選びましょう。フレームサイズは、左右のハンドルを結ぶトップチューブの中央点からサドル下のシートチューブまでの長さで決まります。
小さいフレームの方が頭の高さが低くなるとともに、ハンドルを握る位置が低くなります。フレームサイズが小さいほど空気抵抗を受けにくく、より速度を上げて走行することができるのです。
車体の軽さで選ぶ
ここでは、車体の軽さでクロモリロードバイクを選ぶポイントをご紹介します。ポイントはフレームの溶接方法・車体重量です。
軽量なモデルを選ぶなら「ラグレス接合方式」がおすすめ
ラグレス溶接は、軽さが特徴の接合方法です。継ぎ目にラグと呼ばれるパーツを使わない分だけ、ラグ溶接よりも軽くなります。ラグを使わないことで、フレームの角度も自由に設定できるためデザイン性にも優れています。一方で、価格が高くなりやすいのが難点です。
ロングライド時の疲れにくさで選ぶなら「10kg以下」がおすすめ
クロモリロードバイクはスチールですので、アルミやカーボンに匹敵する軽さのモデルは少ないですが、その中でも軽量なモデルはあります。クロモリロードバイクの軽量モデルは車体重量が10kg以下のものです。なお、軽くなるほど価格も高くなる傾向にあります。
ロードバイクは車体が軽くなるほどロングライドで疲れにくいです。とくにクロモリの軽量モデルはアルミやカーボンと比べて衝撃を上手く吸収してくれます。そのため、より一層疲れを感じにくくなります。
人気のメーカー・ブランドから選ぶ
ロードバイクには、ファンの間で人気が高いブランドやメーカーがあります。クロモリロードバイク選びに迷ったら、メーカーを絞って探してみると良い出会いがあるかもしれません。
安い価格から選ぶなら「FUJI」がおすすめ
日本で創業し、いまや世界的に有名になったブランド・FUJI。ハイスペックな高級モデルから、入門に最適な安価なモデルまで幅広いラインナップが魅力です。FUJIにはREMIXというカラーリングのカスタムサービスがあり、世界で一つのロードバイクが欲しいという方にも人気です。
本格的なロードバイクをお探しなら「チネリ」がおすすめ
2019年からプロのレースに復帰したチネリ(cinelli®)は、イタリアのロードバイクを継承した本格派ロードバイクです。カジュアルなモデルも多く、長旅にも適した「HOBOOTLEG」シリーズ、クラシカルデザインの「SUPER CORSA」や「VIGORELLI ROAD」が人気です。
下記の記事「人気メーカーのロードバイクおすすめランキング15選【初心者の方にも!2021年最新版】」では、人気メーカーのロードバイクの選び方とおすすめ商品をランキングでご紹介しています。今回取り上げた他に人気メーカーを紹介していますので、ぜひご覧ください。
※「cinelli」は、グルッポソチエタレスポンサビリタリミタータの登録商標です。
街乗りクロモリロードバイクの人気おすすめランキング7選
FUJI
FEATHER CX+
オフロードも走りやすい入門モデル
シマノ®の「CLARIS®」・ディスクブレーキを装備し、ブロックタイヤを履いたモデルです。オフロードも躊躇なく走ることができます。同シリーズのフレームを踏襲したシャープなデザインがかっこいいです。6万円台で安価ながらも高性能なコスパの良いモデルです。
太めのタイヤを採用しており、不安定な足場でも安定した走行を実現します。 街乗りもロングライドも対応しますので、コストを押さえてロードバイクを手に入れたい方におすすめです。※「CLARIS」は、株式会社シマノの登録商標です。
車体重量 | 11.4kg | フレームサイズ | 43/49/52/54/56/58 |
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ホイール | 700x35C | 適性身長目安 | 158cm〜190cm |
MARIN®
NICASIO DROP SE
細身のフレームがかっこいい2020年モデル
荷台が取り付けられた本品は、前後から見ると細いフレームのかっこよさを味わうことができます。フレーム・フォークともにクロモリ素材で作られ接地面からの衝撃を吸収し、快適なロングライドを楽しむことができます。
フレームサイズは身長145cm〜185cmの方に対応しており、学生さんの部活動にもおすすめです。※「MARIN」は、マリンマウンテンバイクスインコーポレイテッドの登録商標です。
車体重量 | 13.5kg | フレームサイズ | 50(470)/52(490)/54(510)/56(530) |
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ホイール | 650B | 適性身長目安 | 145cm〜185cm |
GIOS®
MITO CLARIS
雨の日でも安心感のあるディスクブレーキ
同社ブランド「HIMANO CLARIS」のスペックを基盤に作られたロードバイクで、ディスクブレーキによって雨の日のスピード制御にも期待が高まります。天候の変化に動じることなく、起伏の激しい道路を走行する際などもコントール性能が高いモデルです。
おしゃれな色合いで、街中の風景とマッチします。機能性はもちろん、デザイン性を重視する方にもおすすめです。※「GIOS」は、アルフレードジオスの登録商標です。
車体重量 | 12.0kg | フレームサイズ | 480/510/540 |
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ホイール | 700x38C | 適性身長目安 | 155cm〜185cm |
OTOMO
CANOVER® CAR-013 ORPHEUS
タイヤとフレームのモダンなデザインが目を引く
細身のフレームと色調がモダンな雰囲気を醸し出しています。シマノ® 製のコントロールレバーのおかげで、ハンドルに両手を添えながら変速段階のワンタッチ切り替えが可能。サドルはボルトで締め上げるタイプですので盗難される心配が少ないです。
14段階の変速ギアが搭載されており、起伏の激しい山道でも快適に走行することができます。※「CANOVER」は、株式会社オオトモの登録商標、「シマノ」は、株式会社シマノの登録商標です。
車体重量 | 11.5kg | フレームサイズ | 490 |
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ホイール | 700x25C | 適性身長目安 | 160cm〜 |
口コミを紹介
とある友達のクロモリロードバイクに乗らせてもらい、とても良かったので欲しいと思い安い、新品という条件で探していましたらこれを見つけました。やはり、クロモリはいいですね!乗り味最高です。
街乗りクロモリロードバイクのおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 車体重量 | フレームサイズ | ホイール | 適性身長目安 |
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楽天 Amazon ヤフー |
タイヤとフレームのモダンなデザインが目を引く |
11.5kg |
490 |
700x25C |
160cm〜 |
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楽天 ヤフー |
オフロードも難なく走破するほど力強い |
12.6kg〜12.8kg |
40/50 |
650Bx45C |
155cm〜 |
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楽天 ヤフー |
雨の日でも安心感のあるディスクブレーキ |
12.0kg |
480/510/540 |
700x38C |
155cm〜185cm |
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楽天 |
細身のフレームがかっこいい2020年モデル |
13.5kg |
50(470)/52(490)/54(510)/56(530) |
650B |
145cm〜185cm |
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楽天 ヤフー |
オフロードも走りやすい入門モデル |
11.4kg |
43/49/52/54/56/58 |
700x35C |
158cm〜190cm |
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楽天 |
それほど重くなく手頃な価格 |
11.7kg |
480/520/560 |
700x32C |
155cm〜185cm |
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楽天 ヤフー |
アメリカの田園を駆け抜けてゆくようなデザイン |
13kg |
420/480 |
650x45B |
160cm〜180cm |
ロングライド用クロモリロードバイクの人気おすすめランキング3選
MASI
CXGR SUPREMO
40cのタイヤ幅でオンロードも走れる
40cタイヤを履いておりオンロードも快適に走ることができます。ディスクブレーキ仕様で雨の日や下り坂の走行にもおすすめです。10.21kgと、クロモリロードバイクとしては比較的軽量です。サイクリングや通勤などで荷物を積んでも重量が気になりません。
コンポーネントにはシマノ®のR7000 105を使用しており、広いタイヤクリアランスで太めのタイヤにも難なく対応。オフロード走行を意識した作りになっています。
車体重量 | 10.21kg | フレームサイズ | 49/51/53/56 |
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ホイール | 700x40 | 適性身長目安 | 158cm〜190cm |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
クロモリロードバイクの魅力
ロードバイクにクロモリ素材のフレームを選ぶことの魅力をご紹介します。ロードバイクのフレームにクロモリが選ばれている大きな理由は2つです。
「フレームが細く」シルエットが美しい
クロモリという素材は本来「クロムモリブデン鋼」という名称の低合金鋼です。鉄にほんの僅かなクロムとモリブデンを混ぜることによって、剛性が高くしなやかな特性が生まれます。
こうした素材の特性を生かして、クロモリロードバイクには細くて美しい見た目をしたモデルが多いです。見た目にこだわってロードバイクを選びたい方もきっと満足できるでしょう。
クラックが起こりにくい
ロードバイクのフレームに選ばれる素材として、アルミやカーボンもあります。アルミはコスパは良いですが強度に比較的弱く、カーボンは負荷がかかる部分に力が加わりすぎるとクラックを起こして破損するリスクが高いのです。
一方のクロモリは素材が衝撃を吸収するだけのしなやかさを持っています。同時に頑丈で強度もあります。このことから、接地面からの衝撃にも耐えられるのです。
クロモリロードバイクのデメリット
ロードバイクのフレームにはクロモリ・アルミ・カーボンなどが採用されることが多いです。他の素材と比較した時のクロモリロードバイクにおけるデメリットをご紹介します。
アルミやカーボンよりも「重たい」
クロモリは、細身のフレームであってもアルミやカーボンに比べると車体重量が重たくなる傾向にあります。丈夫ではあるのですが、その反面質量が重たくなるのです。ロングライドにおいては、車体重量が軽いほうが身軽で、アルミやカーボンフレームを好む方もいます。
メンテナンスを怠ると錆びる
クロモリは主成分が鉄であるため、海の近くや湿気の多い日などに走った後はメンテナンスしないことが続くと錆びてしまいます。逆の場合を考えれば、クロモリロードバイクをこまめにメンテナンスを行えば、数十年間乗ることができるほど剛性が高いです。
ロードバイク表面に付いた水分をウエスで拭き取るようにしましょう。また雨上がりの道などを走った後は車輪が泥を巻き込んでいます。こうしたことから、車輪周りのメンテナンスも怠らないようにすることがクロモリロードバイクを愛用する秘訣です。
メンテナンスや中古のロードバイクにおすすめのアイテム
メンテナンス時に必要なのがコンポーネントです。劣化したパーツだけを交換したい時や、中古のロードバイクの一部のパーツを換装するのに必要なアイテムを2つご紹介します。
コンポーネントなら「シマノ® R7025 105」がおすすめ
コンポーネントとして定評のある「シマノ® 105」シリーズにおいては、ギアのシステムやディスクブレーキ周りのパーツが揃っています。メンテナンスやお持ちのロードバイクのギアやブレーキの機構ごと見直したい方におすすめです。
「シマノ® GRX®」ディスクブレーキを搭載しグラベルロード化できる
ロードバイクをグラベルロード化する際に多くのユーザーに選ばれるのが、シマノ® のコンポーネント「GRX®」です。お持ちの愛車に換装することでディスクブレーキを搭載したロードバイクとして生まれ変わり、砂利道を走るのが苦ではなくなります。
ロングライドにおいて、そのほとんどが舗装路であったとしても一部の非舗装路が走りにくいという場合があるものです。そういった時にグラベルロード化していれば、マウンテンバイクがもつ利点を併せ持つことができるのです。
※「GRX」は、株式会社シマノの登録商標です。
ディスクブレーキを搭載するなら「フレームセット」も換装を
ロードバイクにディスクブレーキをつけると、リムブレーキを装着したときよりも重くなってしまい走破性が低くなります。こうしたことから、街乗り用ロードバイクをディスクブレーキ化したいと考えているなら、ブレーキと一緒にフレームも換装する必要があります。
クロモリロードバイクは中古でも頑丈
クロモリフレームは金属製のパイプですので、中古でも頑丈です。もし中古のフレームに傷が付いていたら塗装し直せば再利用できるようになります。フレームが折れたのなら溶接でつなぎ直せば修理できるのが、クロモリという素材の良さです。
中古のクロモリロードバイクは、新品の価格から2割〜3割程度リーズナブルな相場で販売されていることが多いので、検討されてみてはいかがでしょうか?
自分好みにカスタムしてお気に入りの1台にしよう
気に入ったロードバイクを見つけたら、ホイールやハンドル、ペダルにもこだわってお気に入りの1台にカスタムしましょう。下記の記事では、ロードバイクのホイールやハンドル、ペダルの人気おすすめランキングを紹介していますのでぜひ併せてご覧ください。
まとめ
クロモリフレームのロードバイクの人気おすすめ10選をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。クロモリは上質な走り心地が魅力のロードバイク素材。メンテナンスすれば十数年は一生乗り続けられるほど丈夫なので、ぜひ、気に入ったものを選んでください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2021年11月27日)やレビューをもとに作成しております。
アメリカの田園風景をさっそうと駆け抜けてゆくようなイメージでデザインされています。ダブルバテッドのクロモリフレームはしなやかさを兼ね備え、反応性が高いのが特徴。オンロード用の700Cホイールに比べ、本品はオフロードにも適した650Bホイールです。
なお、ディスクブレーキ仕様で車体重量が13kgと、ロードバイクにしては比較的重たいです。街乗り用としての使用をおすすめします。※「SONOMA」「ライトウェイ」は、ライトウェイプロダクツジャパン株式会社の登録商標です。