2024|血圧が測れるスマートウォッチのおすすめ2選|日本製メーカーも
2024/03/29 更新
スマートウォッチで血圧を測りたくても「数値がデタラメでは?」と心配になる方も多いはず。本記事ではプロ監修のもと、血圧測定ができるスマートウォッチの選び方とおすすめ商品を紹介します。精度の高いものや日本製メーカーのオムロン、血圧の測り方についても解説します。
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目次
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血圧が測れるスマートウォッチの数値はデタラメ?精度は?
スマートウォッチは健康管理を行うのに、非常に便利なウエアラブルデバイスです。消費カロリーや血中酸素・睡眠計測などの測定ができるほか、最近では血圧測定ができる端末も増えてきています。しかし、数値がデタラメだったり不安になる方も多いはず。
そこで今回は、現役家電量販店店員のたろっささん監修のもと、血圧が測れるスマートウォッチの選び方とおすすめ2選を紹介します。オムロンなど精度の高い日本製メーカーの製品や測り方についても解説します。ぜひ参考にしてください。
医療機器認証製品ならオムロンかファーウェイのスマートウォッチ
血圧測定ができると記載があっても、医療機器の認可を受けていないスマートウォッチもあります。そのため測定結果に誤差が生じ、デタラメな数値が表示される場合も。精度の高いスマートウォッチを求めるなら、医療機器として認可を受けた製品がおすすめです。
医療機器として認可を受けた製品 ▶︎認可を受けた製品はオムロンとファーウェイのスマートウォッチ◀︎ |
編集部|スマートウォッチの数値はあくまで目安!
スマートウォッチの血圧測定数値にはまだまだ不確定な要素が多いです。測定数値はあくまで目安程度に留めておくようにしましょう。数値に異常を感じた際は、実際の血圧計で測定をするのがおすすめです。
血圧が測れるスマートウォッチを選ぶ3つのポイント
ここでは血圧測定ができるスマートウォッチの選び方について紹介します。スマートウォッチは3つのポイントを抑えることで簡単に選べるので、ぜひ参考にしてください。
①有名スマートウォッチメーカーをチェック
先述したように、OMRON(オムロン)やHUAWEI(ファーウェイ)では血圧測定ができるスマートウォッチを販売しています。メーカーによって測定方法やバッテリーの持ち時間が異なるので、確認しておきましょう。
オムロン | HUAWEI | Apple | |
シリーズ | HCR-6900T-M | HUAWEI WATCH D | Apple Watch |
血圧測定 | ◯ | ◯ | × |
医療機器認可 | ◯ | ◯ | - |
OS | - | iOS・Android HarmonyOS |
iOS |
測定方法 | 手動 | 手動 | - |
バッテリー(満充電時) | 約2日間 | 最大7日間 | - |
アプリ連携 | ◯ | ◯ | - |
Amazon取扱 | ◯ | ◯ | ◯ |
編集部
Apple WatchやSONY・GARMINなどのスマートウォッチは血圧測定には対応していないので、購入する際は事前に確認してください。
②測定方式をチェック&長時間バッテリーがおすすめ
血圧の測定方法は主に2種類に分かれます。自動測定タイプは24時間1日の血圧の変化を記録することができ、測定のし忘れもありません。手動測定タイプは起床時や就寝時など好きな時間に測定することができます。
メリット | デメリット | |
自動測定タイプ | ・24時間血圧を管理できる ・自動で計測できるので 計測のし忘れがない ・血圧が上がるタイミングや 状況を把握できる |
・電池の消費量が多く 充電回数が増える ・常に着用しておく必要がある |
手動測定タイプ | ・好きなタイミングで計測ができる ・充電の心配が少ない ・常に着用する必要がない |
|
編集部
スマートウォッチは高機能であればあるほど消費電力が大きいです。バッテリーの持ち時間やフル充電に必要な時間も合わせて確認しておきましょう。
③血圧測定以外の機能性もチェックしておこう
1日中装着するスマートウォッチだからこそ、血圧測定以外の機能性を確認しておきましょう。体温や血中酸素濃度の健康管理のほか、メールやSNSの通知・アラームの設定などライフワークに合わせて機能を選ぶのがおすすめです。
健康管理におすすめの機能 | 運動管理におすすめの機能 |
血中酸素濃度 体温・心拍数・心電図 睡眠モニタリング |
運動モード 消費カロリー 歩数計・活動量計 |
あると嬉しい基本機能 | |
メールやSNSなどの通知機能・アラーム・防水・電子マネー |
血圧が測れるスマートウォッチのおすすめ2選
HUAWEI(ファーウェイ)
HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計
1回の充電で長く使える!血圧測定機能付きスマートウォッチ
血圧測定機能を内蔵した操作しやすいシンプルなデザインのスマートウォッチです。アルミ合金フレームに包まれた2.5Dカーブの画面は耐久性に優れています。また、ワイヤレス充電対応で、満充電で最大7日間使える長持ちバッテリーを備えています。
さらに、HUAWEI Healthアプリを通じてスマホから測定データを確認でき、家族と健康情報の共有も可能です。ほかにも音声アシストや音楽再生などさまざまな機能が利用できます。
対応可能OS | Android 6.0以上/HarmonyOS 2以上/iOS 12.0以上 |
---|---|
防水性能 | IP68 |
バッテリー持続時間 | 最大7日間 |
機能性 | 血中酸素レベルモニタリング・睡眠分析・皮膚温度測定など |
分類 | 管理医療機器 |
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現役家電販売員が教える血圧測定できるスマートウォッチの選び方
たろっささん
非常に商品数が多い血圧測定可能なスマートウォッチですが、以下の3つの観点で選べばまず間違いないです!
- 1.スマートウォッチの血圧はあくまでも目安
- 2.対応しているOSの確認を
- 3.バッテリー方式も確認しよう
1. スマートウォッチの血圧はあくまでも目安
たろっささん
スマートウォッチで血圧を測るというのはどこのメーカーも試行錯誤をしながらさまざまな製品が開発されてはいるものの、医療行為として認可されているものではないため、その正確性はどこまでいっても疑問視される場合がほとんどです。
あくまでも目安の一つでしか無いため、これ単体で日々の血圧測定に使用するのは非常に難しいです。しかしながら、一つの指針として使用できる程度のものではありますので、高血圧などが心配な方は日々測定をして異常値が出たら実際の血圧計で測定を行うようにすれば良いでしょう。
2.対応しているOSの確認を
たろっささん
血圧測定はスマートウォッチの数ある機能のうちの一つです。スマートウォッチはほとんどがスマホと連携して使用をするということが大前提。自身が持つスマホに対応しているかどうかを確認するようにしましょう。
代表的なものがAndroidとiOSですが、多くのものは2つともに対応できるものの、中にはAndroid専用のものもあるので、注意が必要です。
3.バッテリー方式も確認しよう
たろっささん
スマートウォッチの電源方式は主にバッテリーか電池のどちらかになります。バッテリーの場合は専用のスタンドやケーブルで給電を行う方式で、長くても2日程度のものがほとんどではあるものの電池交換の手間がありません。充電のし忘れには注意するようにしましょう。
一方で電池駆動のものは普通の腕時計のように扱うことができますが、電池が切れてしまうと専用の工具などが必要になる場合がほとんどで、時計屋さんに持ち込みをしないといけないのがネックです。
血圧を測る仕組みは?
血圧を測るには、腕にカフと呼ばれる帯を巻いて測る方法が一般的になります。しかし、スマートウォッチの場合は、搭載されている光学センサーと電気信号を組み合わせて血圧を測定する方法がほとんどです。
光学センサーにはLEDなどが使用されていて、血管にその光を当ててその反射によってそのときの血液の量を測定しています。ただし、この方法は正式に医療として認められているわけではないので、測定結果については目安程度に考えておいてください。
推奨|血圧測定ができるスマートウォッチを選ぶそのほかのポイント
発売されているスマートウォッチの中からひとつ選ぶのは難しいです。血圧を測れる健康管理に適したスマートウォッチの選び方を解説していきますので参考にしてください。
機能から選ぶ
スマートウォッチには心拍数を計測できたり消費カロリーを表示したりと便利な機能が多くあります。あったら嬉しい機能の選び方を紹介していきますので参考にしてみてください。
健康管理には「血中酸素濃度や睡眠分析」がおすすめ
スマートウォッチはヘルスケア機能が搭載されているものがほとんどです。歩数や歩数距離を計測できるものに加え、消費カロリー・睡眠・血中酸素濃度を測定できるものもあります。日々の健康管理をモニタリングしたい方にとっておすすめです。
スポーツをする方には「歩数・移動距離・ワークアウトモード」がおすすめ
スポーツ用に購入するなら、軽い素材で移動距離などがわかるものが便利です。軽量のスマートウォッチは、スポーツ中に身につけていても負担になりません。歩数や移動距離が分かるとランニングなどの成果が見えるので、モチベーションアップにつながります。
ランニング以外にもスイミングやサイクリングなど、スポーツごとに成果が計測できるワークアウトモードを備えているものもあります。また、スイミングをする場合は防水性能があると便利です。
水中や汗を多くかくシーンで使いたいなら「防塵・防水対応」
外で運動する方なら欲しい機能の一つが防塵・防水機能です。スマートウォッチのモデルによって対応できるレベルが異なっているので、購入前に一度はチェックしておきたいポイントになります。
防水の性能を示す等級であるIPXは、0から8まで9段階です。スマートウォッチの場合は、防塵なら5以上、防水なら6以上ものであれば、外でも十分に使用できるので、防塵・防水機能ありのスマートウォッチを選ぶ際はこの数値を目安にしてください。
ランニングやウォーキングをさらに快適にするなら「GPS内蔵モデル」
スマートウォッチにはGPSが搭載されたものもあります。ランニングやウォーキングなどに役立つ機能で、移動した距離や速度のほかルートを記録できるものあり、スマホと連動して移動したマップを確認するのも楽しい使い方です。
「通知機能」があればスマホの通知を受け取れる
スマートウォッチはスマホに届く通知を確認できる機能が付いているものが多いです。ただし、スマートウォッチで確認できる通知の種類は、モデルによって異なるので気を付けてください。
電話やメールの通知は基本ですが、各種SNSの通知を確認できるものもあります。スマホの通知をスマートウォッチで確認したいのなら、自分が使っているサービスの通知が見られるスマートウォッチを選んでください。
表示方法を自分好みにしたいなら「カスタマイズ」できるタイプがおすすめ
スマートウォッチには、時計の文字盤やディスプレイの表示などをカスタマイズできるものがあります。自分の生活スタイルに合わせて使いやすい画面にしたいなら、カスタマイズができるものがおすすめです。
操作性に優れたものなら「タッチパネルタイプ」
スマートウォッチを直感的に操作したいなら、タッチパネルに対応したものを選んでください。タッチパネルに対応したスマートウォッチなら、画面に触って操作できます。直感的に操作できるので扱いが簡単です。
デザインで選ぶ
スマートウォッチのデザインは大きく分けると、腕時計型・リストバンド型・クリップ型の3種類があります。運動をするならコンパクトなリストバンド型がおすすめですが、2024年3月時点で血圧が測れる管理医療機器のスマートウォッチにあるのは腕時計型です。
ハイブリッド型とも呼ばれ、仕事でもプライベートでも使う場面を選ばない万能タイプになります。文字盤も通常の腕時計と変わりない見た目です。スーツなどにも合うので、ビジネスシーンでも日常生活でも不自由なく利用したい方におすすめです。
以下の記事では、ビジネス用スマートウォッチの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。
おしゃれを楽しみたいなら服装に合わせて「バンド交換」できるタイプがおすすめ
スマートウォッチにはバンドが交換できるものもあります。交換用のバンドはモデルによっても異なりますが、高級感のある金属製のものやカラフルな樹脂製のものなどもおすすめです。
2024年3月時点で医療機器の認可を受けている血圧が測れるスマートウォッチで交換用のバンドを展開しているものはありませんが、HUAWEI WATCH Dにはサイズ違いのバンドが付属しており、自分の手首にあったものを選択できます。
OSの対応バージョンをチェック
スマートフォンと連携させて最大限に機能を活かしたい方は、iPhoneやAndroidスマホなどお使いの機器に対応したOSのバージョンかチェックしましょう。iPhoneの方はiOS、Androidスマホの方はAndroid OSなど各々対応したものを選んでください。
以下の記事では、Android対応スマートウォッチ人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。
快適に使うなら自分に合った「電源方式」をチェック
スマートウォッチの電源方式にはバッテリー式と電池式があります。電池式は充電しなくて済みますが、電池がなくなったら時計屋などでの交換が必要です。2024年3月時点で血圧が測れる管理医療機器のスマートウォッチはバッテリー式で、ケーブルやワイヤレスで充電できるものがあります。
Bluetooth接続なら「バージョン」をチェック
Bluetoothとは、スマートウォッチやスマホなどの、デバイス間のデータ通信をワイヤレスで行うための機能です。Bluetoothにはバージョンがあるのですが、互換性があるため、Bluetooth 4.0以降のバージョンなら問題なく使用できます。
ただし、お使いのスマホが古いモデルの場合、Bluetoothの性能を最大限発揮できない場合もあるので、購入前にバージョンを確認しておくのがおすすめです。また、バージョンによって独自の機能を有するのでこちらも確認してみてください。
女性に最適でおしゃれなものなら「レディース」向けをチェック
スマートウォッチはメンズ向けが多いイメージがありますが、レディース向けのものも増えています。レディース向けのものはサイズが男性向けよりも小さく、カラフルでオシャレなデザインのものが多いです。
しかし、血圧測定機能付きのものはシンプルなものが多く、あまりカラフルなものはありません。ただ、どんな服装にも合うので、さまざまなファッションを楽しみたい方におすすめです。
「価格が安い」ものを選ぶ際には必要な機能やサポートをチェック
スマートウォッチ全体の価格帯は、5・6万円するものから数千円で買えるものまで幅広いです。低価格のものでも機能や性能が良くなってきているので、以前よりも購入しやすいです。血圧測定機能付きスマートウォッチになると、5万円〜9万円前後の価格帯になります。
ただ、価格だけを見て購入すると、欲しかった機能がなかったり、サポートがなかったりとがっかりしかねません。買った後に初めて気が付くなんて事態にならないよう、価格と必要な機能のバランスを見て選んでください。
スマートウォッチを使うときのよくある疑問
スマートウォッチを初めて購入するときはどのように使ったらいいか迷う場合もあります。今回はそんな疑問をいくつかの例を挙げて説明していますので参考にしてみてください。
スマートウォッチの血圧の測り方は?
スマートウォッチの血圧の測り方は、一般的な血圧測定機器と同じです。リラックスした状態で正しく測定することにより、測定結果の精度も上がります。製品によっては正しい測り方が明記されている場合もあるので、事前に取扱説明書を確認しておきましょう。
1. 椅子に腰掛けてリラックスした状態を保つ 2. スマートウォッチを心臓と同じ高さまで持ち上げる 3. 腕の力を抜いて測定する |
スマートウォッチだけで使える?
スマートウォッチだけでも使用できますが、時計やタイマーなどスマホとの通信を使わない機能に限られます。ただ、Wi-Fiなどを使えば、スマホと離れていても使用可能です。また、音楽を再生する機能が備わっているモデルであれば、ストリーミング再生も楽しめます。
スマートウォッチの接続方法は?
基本的にスマホとの接続方法は、Bluethooth機能を使用して行います。機種にもよりますが、スマホとスマートウォッチをずっと接続したままだと充電の減りが早くなる場合があるため、バッテリーの管理には気を付けてください。
スマートウォッチが注目されている理由
スマートウォッチを買わなくても、スマホがあれば十分だと思っている方もいらっしゃいます。また普通の時計を持っているから十分と考えている方もいる方も特徴です。しかし、スマートウォッチにはスマホや時計などにはない機能が備わっています。
電話やメッセージの通知も、スマホを手に持たずにスマートウォッチを見るだけで確認可能です。もちろんそれだけではなく、健康ブームに押され、GPSや運動に特化したモードも搭載されているので、需要はどんどん高まっています。
必ず技適マークのついたスマートウォッチを使おう
スマートウォッチは海外のものが多いので、技適マークがついているものを購入してください。技適マークは日本の電波法に合格していると示すものです。技適マークがついていないスマートウォッチを使用すると、違法になる可能性もあります。
なお、下記のサイトでは技適マークについて解説しています。ぜひご覧ください。
まとめ
血圧を測定できるスマートウォッチの選び方やおすすめ商品を紹介しました。ぜひ今回の記事を参考にして、ご自分の生活スタイルに適したスマートウォッチを選んでください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2024年03月29日)やレビューをもとに作成しております。
腕時計のように日常的に使用できるスマートウォッチです。医療機器認証を受けており、手軽に血圧が測定できます。また、血圧測定のほかにも、睡眠や歩数なども測定できる多機能な製品です。
専用アプリのHeartAdvisorを併用すれば、測定した結果を自分のスマートフォンで確認でき、継続的な健康管理をサポートしてくれます。