シャープのドライヤーは、ほかにはないシャープの独自の機能であるプラズマクラスターが有名です。歴代の商品にはIB-MP9やIB-WX3などの人気商品や多機能な商品が多く出ており、発売順によっても特徴はさまざまです。

それだけではなく、近年はなんとブルートゥースが搭載され、美髪アプリに対応しているタイプのドライヤーもでています。ドライモードを自分好みにカスタマイズできるので、ますます髪を綺麗にケアできるようになりました。

そこで今回は、風量・機能・サイズや重さ・価格・修理方法などといった観点から、シャープのおすすめドライヤーを選び方とともにランキング形式でまとめました。おすすめ商品とともに口コミも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

シャープのドライヤーの特徴を見てみましょう。シャープの独自の機能のプラズマクラスターと、その効果について説明していきます。

シャープのドライヤーの特徴は、プラズマクラスターが搭載されている点です。プラズマクラスターは、シャープの独自の機能であり、髪にさまざまな効果と潤いを与え8時間持続させてくれます。美容師にも人気が高く、多機能なドライヤーが多いのが特徴です。

髪のダメージを抑えたい方・セットしやすくしたい方・地肌までケアしたい方にもおすすめします。

プラズマクラスターはシャープの独自の機能として、ドライヤーのほかにもさまざま家電に使われていて有名です。プラズマ放電によってプラスとマイナスのイオンを作り、各イオンの周りを水分子が囲んでクラスターイオンとして安定する仕組みです。

ドライヤーに搭載されているプラズマクラスターは、水分子に包まれているプラスとマイナスのイオンによって髪をコーティングし、潤いを長時間保てるのが特徴です。また。摩擦・紫外線によるダメージや静電気などを抑えたり、髪に付着した嫌なニオイを消臭したりする効果も期待できます。

シャープのドライヤーは、いろいろ種類があります。風量・機能・サイズや重さ・価格といった観点から、選び方を紹介していきますので、ぜひご覧ください。

【目次】

・風量で選ぶ

・機能・搭載モードで選ぶ

・サイズや重さで選ぶ

・価格で選ぶ

・海外でも使いたいなら「海外対応」かどうかチェック

・効果を十分に発揮させるなら「手入れのしやすさ」もチェック

ここでは、風量でみていきましょう。平均的な風量・速乾性のある風量のものを紹介していきます。

平均的な風量がいいなら、1.3㎥/分くらいのものが、おすすめです。シャープのドライヤーは、風量が優れているものが多いので、気になる方はカタログなどでできるだけ1.3㎥/分に近いものを事前によくチェックしてみてください。

風量は、数字が大きいほど強くなるのが特徴です。一般的な風量は、大体1.3㎥/分くらいのものだといわれています。速乾性を求める方には、1.5㎥/分以上のものがおすすめです。シャープのドライヤーは、風量が大きいものが多いので速乾性があります。

機能で選ぶのもおすすめです。プラズマクラスター・スカルプモード・かっさアタッチメント付きのものなどを紹介していきます。

【目次】

• シャープの独自機能なら「プラズマクラスター」搭載がおすすめ
• 髪の量が気になるなら髪にも地肌にも優しい「スカルプモード」がおすすめ
• ケアドライするなら「センシングモード」がおすすめ
• 過乾燥を抑えたいならIB-MP9などに搭載の「ビューティーモード」がおすすめ
• ドライモードをカスタムするなら「美髪アプリ対応」がおすすめ
• セットやくせづけもするならIB-LP7など「風量・温度が違う風」の出るものがおすすめ
• 「ヘアドライしやすいデザインで速乾」なのは型番IB-LP9やIBWX2がおすすめ
• 頭皮までケアするなら「かっさアタッチメント」がおすすめ

シャープの独自の機能であるのがプラズマクラスターです。髪の潤いが8時間、持続するとされています。トリートメント効果・補正効果・プラスとマイナスのイオンで髪が潤い、キューティクルを引き締めてくれるのも魅力です。

髪がしなやかになり、朝のセットにかかる時間も短縮できます。カラーリングの後の退色も防ぎ、なんと消臭効果もあるのもポイントです。髪のにおいが気になるときには、さっとドライヤーをして、消臭するのにもおすすめします。

スカルプモードは、髪にも地肌にも優しい、適度に温かい50度ほどの温風の風がでる機能です。50度の温風は使い心地が良く頭皮へのダメージが防げるので、髪の量などが気になる方にもおすすめします。

業界初のセンシングモードは、(国内で販売されているドライヤーにおいて)距離センサーで温度コントロールする構造のものです。髪に与える熱ストレスや過乾燥を抑えるため、ドライヤーが、髪との距離をセンシングし、風の温度をコントロールしてくれます。

近くても遠くても、髪に嬉しい55度以下(髪の表面温度の目安)にキープしてくれるといった、優しい機能です。

過乾燥を抑えるなら、IB-MP9などに搭載された「BEAUTYモード」がおすすめです。温風と冷風を交互に吹き出し、頭皮の乾燥を低減してくれます。また、「BEAUTYモード」は周辺温度をセンサーで感知し、季節に合った最適な温度帯に自動で調節してくれます。

寒すぎず熱すぎない風の組合せを、HOT・WARM・SCALP・COLDの中から自動で設定します。

美髪アプリ(ボーテアップ)に対応しているものは、ブルートゥースが搭載されていて、アプリとの連携によってドライモードをカスタマイズ可能です。シャープ製品では「ドレープフロードライヤー」などが対応しています。

高温と低温を切り替えれると、しっとり感を出せる低い温度のドライがおすすめです。プロが推奨する温度切替をするドライになります。潤い感のある仕上がりを求める方におすすめです。

髪を乾かすだけでなくセットやくせづけもしたいなら、IB-LP7など風量・温度が違う風の出るものがおすすめです。快適なドライのために、3種のメニューから風を選べます。ターボの大量の速い温風で髪を根元から乾かして髪が乾き始めてきたら、セットに切り替えて穏やかな温風で髪を整えるのが可能です。

仕上げにコールドを使えば、冷風でキューティクルを引き締めてセットした髪を長持ちさせる効果があります。風量を常に全開で乾かしたい方にもおすすめです。

IB-LP9やIBWX2は、多彩なモードでドライしやすいデザインです。速乾エアロフォルム搭載で、アマツバメをモデルにしたファン形状が、高速の風で髪を乾かします。型番IB-LP9とIB-JP9は、ナノイーのヘアケア機能や大きさが全く同じです。

違いは、2019年発売のIB-LP9に対して2018年発売のIB-JP9は価格が抑えられている点・風量調節が不可能といった2点が挙げられます。2016年発売のIB-GP9は、IB-JP9より更に価格が抑えられ、速乾エアロフォルムがついていないのも特徴です。

頭皮までケアしたい方におすすめなのは、かっさアタッチメントが付いたタイプのドライヤーです。心地いい刺激があり、大変気持ちいいです。髪を乾かしながら頭皮のケアができます。ヘアドライした後、かっさアタッチメントを付けて使用するのが特徴です。

かっさで髪をかき分けるように5分間頭皮をすり流すと、プラズマクラスターイオンが頭皮にしっかり届き、頭皮の環境を整えます。かっさを使いながらビューティーボタンを押せば、スカルプ(50度ほどの優しい温風)と冷風が交互にでてさらに効果的です。

頭皮が健やかになれば美肌効果もあるので、気になる方は試してみてください。以下の記事では、ヘッドスパ家電の人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

サイズや重さといった観点からもみていきましょう。コンパクトに折りたためるもの、軽いもの、使いやすい重さのものを紹介していきます。

【目次】

・折りたためる「コンパクトなサイズ」のものは持ち運びしやすくおすすめ

・手に負担がかかりにくい「軽い」ものなら400ｇから600ｇがおすすめ

・「使いやすい重さ」なら600gから700gがおすすめ

持ち運びをしたい方におすすめなのは、折り畳みができるドライヤーです。旅行などに持って行くのに、コンパクトになって嵩張りません。シャープのドライヤーは、ほとんどのものが折り畳みが可能ですが、中にはそうでないものもあるのが特徴です。

ドライヤーを持ち運ぶ予定がある方は、購入前にしっかりチェックしておきましょう。

一般的に400ｇから600ｇくらいのドライヤーが軽いとされています。手に負担をかけたくない方には、軽いタイプのドライヤーがおすすめです。小さいお子様でも一人で乾かしやすいので、家族みんなで使用できます。

600gから700gくらいのドライヤーなら使いやすい重さです。しっかりとした重量感がありますが、決して重いといったわけではありません。大きさもちょうどよく感じるドライヤーが多いのでおすすめです。

価格でみてみましょう。高級なもの、コスパがいいものを紹介していきます。それぞれの特徴も合わせてみてください。

仕上がりの良さを求めるならIB-WX3などの高級ドライヤーをおすすめします。速乾性があり、しっかりと髪の根元から乾かすのが可能です。雑菌の繁殖を防ぎ寝癖も防げるので、出掛ける前の時間短縮にも繋がります。

キューティクルをケアして守るので、ダメージを防ぐ効果もあるのが特徴です。美髪になるには欠かせないアイテムとなります。

予算を抑えたいなら、IB-NP9などのコスパがいいものがおすすめです。シャープのドライヤーは、多機能でヘアケアもできるものが多くあります。価格が安いものを選んでみましょう。高級なものもいいですが、予算やライフスタイルに合ったものがおすすめです。

海外に行くときに持って行くなら、海外対応のドライヤーであるかあらかじめチェックしておきましょう。海外の電圧・家電のプラグは、日本の規格と異なる場合が多いため、確認が必要です。海外未対応の場合は、変圧器などの用意をしておくのがおすすめです。

日本国内仕様のものに変圧器を使うと壊れてしまう可能性があるので、気をつけましょう。

せっかく機能的でお気に入りのドライヤーを見つけても、お手入れがしづらいと風の吹き出し口や吸込口に埃やゴミが付着しやすいのが特徴です。風量が弱くなる原因にもなるので、その効果を十分に発揮できなくなってしまいます。

付属のアタッチメントが取り外しやすいものなど、メンテナンスしやすいものを選ぶのも大切です。こまめにお手入れがしやすいものか、よくチェックしてみてください。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

ドライヤーを定期的にお手入れしていないと、壊れやすい原因になってしまいます。埃や髪の毛などが中に入り込んでファンやモーターに絡みつくため、焦げ臭くなってしまう原因にもなり、せっかくの風量が弱くなったり内部で火花がでて危険です。

そういった事を起こさないため、月に一度はお手入れをしてください。吸い込み口のフィルターの掃除を行い、取り外しできないタイプは歯ブラシで表面の埃などを取ります。フィルターを取り外しできるものは外して掃除してください。

汚れがひどければ水洗いをし、しっかり乾燥させます。フィルター自体がダメになったらフィルターの交換が必要です。吹き出し口は、冷風をだしながら綿棒でこすって埃などを掃除してください。忘れずお手入れして長く綺麗に使っていきましょう。

急に動かなくなった、ドライヤーの風が温かくないなど故障かな？と思った場合は、お客様相談窓口に連絡をしてみましょう。製品に同梱されていた保証書を確認し、保証期間内であれば無料修理対応が可能な場合もあります。

電話・持ち込み・WEBなど相談方法も多様です。コールセンターの時間内に連絡ができない方でも、WEBから相談や依頼が可能です。シャープのホームページなどから詳細を確認できますので、ご活用ください。

パナソニックとシャープのドライヤーの違いは、イオンの発生方法が異なる点にあります。パナソニックのドライヤーはナノイー機能を搭載しており、水分子を電気分解してイオンを発生させます。

シャープのドライヤーはプラズマクラスター機能を搭載しており、プラズマ放電でイオンを発生させる仕組みになっています。どちらもOHラジカル分子になり、同じような効果になっています。

シャープのドライヤーで気になったもの、欲しいものは見つかりましたか？もっと歴代ドライヤーについて詳しく知りたい方は下記記事をチェックしてください。詳しいメーカーごとの違いや、パナソニックなどのおすすめ最新ドライヤーも紹介しています。

ここまで、シャープのドライヤーの選び方のポイントとともに人気のおすすめをランキング形式で紹介してきました。いかがでしたか？ぜひ今回の記事を参考にしてお気に入りのドライヤーを選んでみてください。髪を乾かしたりセットするのが楽しくなります。