かわいい愛犬には手作りのごはんを食べてもらいたいと思う方も多いですが、栄養バランスを考えると手作りはなかなか難しいものです。特に中型犬は運動量も多く、活発な犬種が多い為、それに見合うだけの筋肉を維持する必要があります。

犬は雑食性なので、たんぱく質や脂質などが含まれている肉を食べていれば良いと思われがちですが、肉の他にも食物繊維やミネラル、ビタミンをバランスよく摂取する必要があります。また、小型犬と大型犬では合うドックフードに違いがあるので注意が必要です。

ドッグフードのメーカーにもよりますが、中型犬に必要な栄養素がバランスよく配合されたドッグフードも販売されているため、ドッグフードを与えることは大切なことです。

現在は数多くの中型犬向けドッグフードが販売されていますが、商品により含まれる栄養素や値段も様々です。また、国産であるかや無添加であるかも異なります。ここでは3つのポイントに絞り、中型犬にぴったりのドッグフードの選び方を紹介します。

中型犬と言っても子犬と老犬では体の作りが異なるため、ドッグフードはライフステージに合わせて選ぶことが大切です。人間と同じで、犬も年齢によって摂取すべき栄養素は異なります。

それぞれの年齢に合ったドッグフードを与えないと、体調を崩してしまう可能性も。年齢に合わせて作られたドッグフードも多いので、対象年齢に注目して選ぶことをおすすめします。

中型犬の子犬は生後50日まで母乳で暮らしているため、ドックフードを与える必要はありません。ですが、中型犬の子犬でも生後50日以降は高い栄養価が必要なので、ドックフードを与える必要があります。

母乳が終わった直後は免疫が落ちてしまうため、免疫力維持ができる餌を選ぶことをおすすめします。DHAは視力や脳の発育に欠かせないので、子犬の時に与えた方が良い栄養素です。

母乳が終わって初めてドックフードを与える際には、DHAが含まれたものを与えましょう。

もちろん人間と同じように、犬も病気になります。犬が1番かかりやすい病気はガン、2番は心臓病などの循環器疾患です。

ドッグフードを毎日摂取したからと言って病気にならないという訳ではありませんが、日頃から栄養バランスの取れた食事を与えることで病気のリスクを減らすことが出来ます。

1歳～7歳までの中型犬の成犬には、水・ミネラル・炭水化物・脂質・ビタミン・たんぱく質の6大栄養素が必要です。

中型犬は7歳からが老犬と言われています。人間と同じ様に、犬も歳を取ると足腰が弱くなり、新しい事が覚えられなくなります。

老犬の筋力のサポートには、良質なたんぱく質がたっぷり含まれているドッグフードがおすすめです。また、年齢を重ねると消化機能が弱るので消化ケアができるドッグフードを選びましょう。

さらに、記憶力や学習力をアップさせるためには、中鎖脂肪酸が良いと言われています。摂取することで認知能力の維持が期待できるので、中鎖脂肪酸が入っているかもチェックしましょう。

ドッグフードは長く継続購入できるものを選びましょう。頻繁に食事が変わることは、犬にとってストレスになります。

継続して購入するには、コストが大切です。安すぎて愛犬にとって必要な栄養素が摂取できないドッグフードは不安ですが、どんなに良いものでも高価すぎると飼い主さんの負担になってしまいます。できるだけコスパが良いものを選びたいですよね。

運動量の多い中型犬の健康維持には、高たんぱく質で脂質がある程度含まれているドッグフードが良いと言われています。6大栄養素が含まれているものは高すぎるので継続購入が厳しい！とお考えの方は、高たんぱく質で脂質が含まれているかだけでも注目して選ぶことをおすすめします。

高い運動能力をもつ中型犬には、運動と筋肉を維持するためのバランスの良い食事を摂ることが重要です。特に、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEは運動した後に取ると良いとさせており、抗酸化ビタミンの含まれたドッグフードを選ぶことをおすすめします。

雑種中型犬やミックス犬の場合は、もとの犬種を調べておくと安心です。犬種ごとになりやすい病気などが異なるため、それぞれの犬種にあわせた栄養素が入ったドッグフードを選びましょう。

多頭買いなら、大容量のものがおすすめです。大容量タイプはコストパフォーマンスが高く、多頭飼いにはピッタリでしょう。

単頭飼いで大容量を買うと、消費しきれずに期限が切れてしまう可能性や、開封して時間が経つと風味が落ちて食べなくなってしまったなんてことも。単頭飼いで大容量を購入するなら小分けのパックのものを選ぶなど、注意してくださいね。

ドッグフードの産地で選ぶのも1つの方法です。国産の方が安心のように感じますが、実際、日本におけるドッグフードの安全基準は、ペット先進国のイギリスやアメリカよりも低い傾向にあります。よって、ペット先進国で製造されたドッグフードは比較的品質が高いものが多いと言えるでしょう。

ですが近頃は、国産であっても日本の安全基準を遥かに超える高品質のドッグフードを製造しているメーカーがたくさんあります。「国産」「外国産」と、産地だけに注目せずに使用している添加物や原材料もしっかりチェックしましょう。

ここからは編集部が厳選した中型犬におすすめのドッグフードを11選ご紹介します。ランキングは、活発な中型犬に必要な筋力や健康をサポートする「動物性タンパク質」「栄養素」続けて購入しやすい「価格」を基準に作成しました。

小型犬・中型犬・大型犬の餌の違いは、食べる量だけではありません。小型犬は噛む力が弱く、口も小さいため粒の小さいドッグフードがおすすめです。一方で大型犬は口が大きいため、しっかりと噛める大粒タイプがおすすめ。中型犬はその間なので、ほどよい大きさと噛み応えのあるものを選ぶと良いでしょう。

中型犬でも子犬と成犬・老犬でドッグフードの量は異なります。成犬と同じ量のドッグフードを与えてしまっては胃に負担がかかってしまう可能性があります。ここでは、子犬から老犬までのドッグフードの目安量を見ていきましょう。与える量を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

子犬の大きさによってもドッグフードの量は異なります。子犬は母乳を終えて免疫が低下するため、免疫力維持の効果が期待できるドッグフードを選ぶ必要があります。各メーカーによって、ドッグフードの与える量は異なるため、ドッグフードのパッケージを確認して与えましょう。

生後2ヶ月～4カ月の子犬のドッグフードの量は50g～125gです。中型犬の子犬に合った量を算出する方法は、「体重×0.025」です。母乳から切り替える時は、そのままドッグフードを与えても食べてくれないため、ぬるま湯でふやかしてから少しずつ与えることをおすすめします。

生後4ヶ月～8ヶ月の中型犬の子犬のドッグフードの目安量は132g～300gです。愛犬に合った量を算出する方法は「体重×0.022」です。

中型犬でも子犬の時期は、一度に大量のドッグフードを食べる事は出来ません。成長に合わせて、2～4回に分けるなどして調節して与えることをおすすめします。

生後8ヶ月～12ヶ月の中型犬の子犬に与えるドッグフードの目安量は220g～390gです。自分の愛犬に与える量を算出する方法は「体重×0.017」です。

子犬の頃は、筋肉や脳が発達する大切な時期なので、体重に比べて高い栄養価のあるドッグフードが必要となるようです。ドッグフードの量だけでなく、栄養価も考えてドッグフードを選びましょう。

下記の記事では「子犬向け」に特化して、ドッグフードをご紹介しています。子犬をお迎えして、どんなことに気をつけて餌を選べば良いの迷っていたら、ぜひチェックしてみてください！

中型犬の成犬・老犬の体重は10kg～30kgで、ドッグフードの目安量は130g～390gですが、愛犬に合った量を知るための算出方法は「体重×0.014」です。

中型犬の成犬の場合は、運動量も多く活発な犬種が多い為、ドッグフードは6大栄養素がバランスよく含まれているものがおすすめです。運動量が多いからといってドッグフードを大量にあげれば良いというのではなく、低脂質で体重管理できるものを選びましょう。

老犬になると、運動量も減り消化吸収も悪くなってしまいます。一度に食べれる量も減ってしまう可能性もあるため、高カロリーなドッグフードを数回に分けて与えるなど工夫してあげることをおすすめします。

下記の記事では「シニア犬」に特化して、ドッグフードを詳しくご紹介しています。愛犬には、いつまでも元気で若々しくいて欲しいと願う飼い主さん必見です。ぜひチェックしてみてください！

中型犬にドッグフードを食べさせてみたらアレルギーが出てしまったり、全然食べてくれないなど、食べさせてみないと分からないこともあるでしょう。まずは、ドッグフードにはどのような栄養素が含まれているのか、商品を手に取って確認してみることがおすすめです。

中型犬にドッグフードを食べさせてみたらアレルギーが出てしまったり、全然食べてくれないなど、食べさせてみないと分からないこともあるでしょう。まずは、ドッグフードにはどのような栄養素が含まれているのか、商品を手に取って確認してみることがおすすめです。今回の記事を参考にして、愛犬にぴったりなドッグフードを選んでくださいね！

今回のランキング中で編集部が特におすすめしたいのが、シンプルな原材料でバランスが良い「モグワン ドッグフード」です。定期コースならずっと10%OFFで購入可能。もし合わないと感じたら2回目以降の解約もOKなので、まずは一度試してみてはいかがでしょうか？