【プロ監修】アロマオイルのおすすめ人気ランキング10選【いい匂いのものや人気ブランドも】
2023/02/01 更新
アロマオイルは暮らしのさまざまな場面に良い香りをもたらしてくれます。本記事では人気の香りのアロマオイルをランキング形式でご紹介します。また、睡眠やマッサージ向けだけでなく、サウナ向けのアロマオイルも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
- 部屋だけじゃない!アロマオイルの楽しみ方はたくさん
- アロマセラピストが教える!アロマオイルの選び方
- 【アロマセラピストおすすめ!】アロマオイル5選
- どんな気分にもフィット!アロマオイルの効果・効能は?
- アロマオイルの香りって何種類?
- 【編集部厳選!】フローラル系のおすすめアロマオイルランキング3選
- 【編集部厳選!】リラックスタイムにおすすめのアロマオイルランキング3選
- 【編集部厳選!】気分転換におすすめのアロマオイルランキング3選
- 【編集部厳選!】集中したいときにおすすめのアロマオイルランキング3選
- 通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
- 種類が多くて難しい?アロマオイルの選び方
- アロマオイルの使い方と注意点
- ディフューザーや加湿器もチェックしよう
- サウナでおすすめのアロマオイルは?
- 車の中でもアロマオイルは使える?
- まとめ
部屋だけじゃない!アロマオイルの楽しみ方はたくさん
家にいる時間が増え、なかなか遊びに行けない方は多いのではないでしょうか。家で仕事をしていると、オンとオフの切り替えが難しいときがありますよね。そんなときにおすすめなのがアロマオイルです。
使い方が難しそうと思われがちですが、アロマオイルはとても簡単に使えます。ブレンドして楽しんだり外出先でも使えたりと、実は楽しみ方もたくさんあります。ゆっくりしたいときや切り替えたいときなどに、好みのアロマオイルを使ってみましょう。
今回は人気の香りのアロマオイルをランキング形式でご紹介します。また、選び方に加えて、睡眠向け・サウナ向けなどにオススメの香りや、アロマオイルのいい匂いを広げる方法も解説します。ぜひ最後までご覧ください。
アロマセラピストが教える!アロマオイルの選び方

アロマセラピスト Flore du Aroma InternationaI Co.,Ltd 代表取締役 著書:『あなたのなかの女神が目覚める「まいにちアロマ」 曜日で楽しむ開運アロマレシピ』
竹内よし子
①「なりたい気分」で選ぶ
② アロマオイルの「ブランド」で選ぶ
③ アロマオイルの「ボトルの大きさ」で選ぶ
1. 「なりたい気分」で選ぶ

竹内さん
明るい気分になりたいときは柑橘系オイルがおすすめです。緊張する場面の前やどっしりかまえたいときには木や樹脂のオイル、何か悩んで煮詰まっているときは葉っぱ系のオイルでスッキリしますよ。
2. アロマオイルの「ブランド」選ぶ

竹内さん
やはり、エッセンシャルオイルの専門メーカーのものを選択されるのが1番です。正直、専門店ではない生活雑貨店の製品はおすすめできません。人によっては気分が悪くなったり鼻が痛くなったりする恐れがあります。
3. アロマオイルの「ボトルの大きさ」で選ぶ

竹内さん
ボトルの大きさは色々ありますが、大体は5mL〜15mLのものがほとんどです。噴霧式ディフューザーは、ボトルの大きさが指定されている場合もあるので予め確認しておくことをおすすめします。
50mLはプロユースなので、一般の方が手にされることはほとんどないと思います。
【アロマセラピストおすすめ!】アロマオイル5選

竹内さん
風邪が流行る冬の時期にはディフューザーでよく香りを飛ばしていますね。ティートリーの精油は、スキンケア用品や消毒にも使われることがあるんですよ。例えば、お水に1滴ティートリーを垂らしてうがいをすることで、のどのケア目的に使うのもおすすめです。

竹内さん
子供のような無邪気さをくれるオレンジの香りです。遊びたい・楽しみたい・明るくなりたい気分のときにおすすめです。リラックスさせてくれるんですよね。みんなの気持ちが緩む香りなので、おすすめ商品にオレンジを入れておきました。

竹内さん
食生活が乱れがちな方にぴったりなオイルとしても有名なんですよ。ついつい食べ過ぎてしまう方にもおすすめです。オレンジと比べて、苦みもあるのがグレープフルーツの香りなのでフレッシュな感じな気分になりますね。

竹内さん
日本人にとってなじみのある香りです。心の浄化を助けるような精神的な落ち着きをくれる効果があります。
寒い時期にお風呂に入って温まりたい方も多いと思いますが、ヒノキの香りを上手く使うのがおすすめです。

竹内さん
気持ちを明るくさせてくれるブレンドオイルですね。単体のシングルオイルだときつく感じるけど、ブレンドオイルはマイルドに感じられる方が多いです。自分で何種類か買ってブレンドするよりもお手軽ですし、ブレンドオイルにチャレンジしてみるのも結構おすすめですよ。
どんな気分にもフィット!アロマオイルの効果・効能は?
アロマオイルといえば、素敵な香りでリラックスできる時間を作ってくれるイメージがありませんか?好きな香りで気分転換するのもおすすめですが、実は虫よけのような効果・効能もあります。
リフレッシュしたいときやぐっすり眠りたいとき、集中力を高めたいときなど、場面によって香りを使い分けてみましょう。実用的な使い方もできるので、記事内でご紹介していきます。
アロマオイルの香りって何種類?
アロマオイルの香りは多種多様ですが、大きく7つのグループに分けられます。フローラル系・柑橘系・ハーブ系・樹木系・スパイス系・樹脂系・エキゾチック系の7種類です。

竹内さん
「お花系の香り」は感情を癒すと言われています。「柑橘系オイル」も落ち込んだ気持ちを高揚させてくれるので、うつ病の患者さんに使われることもありますね。
「樹木の香り」はリラックスさせて気分を落ち着かせてくれます。ペパーミントなど「葉っぱ系」の爽やかな香りは気分を切り替えてくれて、悩んでいるときに使うと解放感がありますよ。

編集部
アロマオイルの香りによって、持続時間などに違いはあるのでしょうか。

竹内さん
「トップノート」「ミドルノート」「ベースノート」の3つに分類されています。
トップノートは、香りの立ち上がりが早くて30分から2時間ぐらい。柑橘系が多いですね。
ミドルノートは、お花や葉っぱ系の香りが多いんですけど、大体2時間~6時間程度持続します。
ベースノートは、フランキンセンスやミルラなどの樹脂系の香りは立ち上がりが遅く、後から感じるような香り。大体6時間~数日残りますね。
誰からも好まれる人気の香りは「フローラル系」
花から摘出されるフローラル系はほんのりと甘く華やかな香りが特徴で、優しくエレガントなイメージで女性らしさを演出してくれます。中でもふわっとした花の香りを楽しめるラベンダーは幅広い世代に人気の香りです。
以下の記事では、フローラル系アロマオイルの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
男性でも取り入れやすいフレッシュな香りは「柑橘系」
オレンジ・レモン・グレープフルーツなどの香りが柑橘系です。みずみずしいフレッシュな匂いが特徴で、男性にも女性にも使いやすい爽やかさがあります。甘い香りが苦手でも柑橘系は好きな方も多く、柚子なども人気の香りです。
「ハーブ系」ですっきりスパイシーに
ハーブ系のアロマオイルはすっきりとしたさわやかな香りです。香りの種類は豊富で、レモングラスのような柑橘系に近いものから、清涼感のあるローズマリー、薬味として人気のシソなどがあります。
ヒノキなどの「樹木系」で心安らぐ空間を
樹木系の香りは、まるで森の中を散歩しているようなすがすがしい植物の香りがします。日本産の精油ではヒノキの香りが人気です。ティートゥリーのような清涼感のある香りやウッディ系の香りは、バスタイムにぴったりです。
以下の記事では、樹木系アロマオイルの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
香辛料で異国の香り!「スパイス系」
ナツメグやブラックペッパーなど、料理の香辛料としても馴染み深いスパイス系です。異国情緒のあるスパイシーな香りが特徴です。気分を変えたいときややる気を出したいときなど、リフレッシュしたい場面にぴったりです。フォーマルなシーンでも使える香りです。
「樹脂系」で心落ち着く時間を
樹脂系はバルサムとも呼ばれる香りで、ずっしりと重く、甘い香りが特徴です。柑橘らしい香りが混ざったフランキンセンスや、バニラのような香りのベンゾインなどが人気です。精油の粘度が高く、保湿クリームとして使われる場合もあります。
神秘的な「エキゾチック系」で瞑想やヨガを
オリエンタル系とも呼ばれるエキゾチックな香りは、個性的でミステリアスな香りが特徴です。甘くロマンティックな香りのイランイランや、香辛料にも使われるクローブが代表的で、瞑想やヨガなど、気分をリフレッシュしたいシーンにおすすめです。
以下の記事でもエキゾチック系アロマオイルの人気おすすめランキングをご紹介しています。併せてぜひご覧ください。
【編集部厳選!】フローラル系のおすすめアロマオイルランキング3選
口コミを紹介
香りは店頭と一緒で安心しました。少しスモーキーで深くて森にいるような香りです。
口コミを紹介
優しい香りで就眠時にそばにおいています。
口コミを紹介
夜寝る前に使用して睡眠時に良い香りで癒されます。
フローラル系アロマオイルのおすすめ商品比較一覧表
【編集部厳選!】リラックスタイムにおすすめのアロマオイルランキング3選
口コミを紹介
よく眠れるようになると思います。なかなか寝付けない方ですが寝入るとぐっすり眠れている気がします。毎日夜寝る前に寝室でディフーズしていますがとてもよい香りで気に入っています。
口コミを紹介
自然な香りにしたかったので、
このヒノキのオイルは
とてもちょうど良かったです。
口コミを紹介
フランキンセンスの香りはニールズヤードのオイル等で気に入っており、ずっと使用したいと思っていた香りでした。
森の中にいるような、甘さのない穏やかな気持ちにさせてくれる香りです。
以下の記事でも、リラックスできるアロマオイルの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
【編集部厳選!】気分転換におすすめのアロマオイルランキング3選
口コミを紹介
柑橘系の爽やかでとてもいい香りです。
【編集部厳選!】集中したいときにおすすめのアロマオイルランキング3選
口コミを紹介
スッとする香りで、集中力を高めてくれると思います。
口コミを紹介
アロマディフューザーに入れると、ミント特有の強い香りが部屋中に漂いました。
結構香りの持ちもよく、数的入れるだけで2~3時間は続いています。
手軽に楽しみたい人にお勧めです。
口コミを紹介
良い香りです。満足です。
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
種類が多くて難しい?アロマオイルの選び方
アロマオイルは香りやブランド・内容量など、選ぶときの要素がたくさんあります。ここからはアロマオイルの失敗しない選び方をご紹介します。

編集部
初心者の方がアロアオイルを選ぶときに気を付けるべきポイントを教えてください。

竹内さん
信頼できる大手メーカーさんや専門店の商品を使うのが1番安全です。例えば、瓶の表示にちゃんと学名や抽出方法、部位などが書いてあるアロマオイルは信頼できますね。できれば化学物質の入っていない純粋なオーガニックのアロマオイルを使うのがいいと思います。

編集部
あまり信頼できないアロマオイルを使ってしまうと、どんなことが起こるのでしょうか。

竹内さん
アロマの匂いで頭が痛くなったり気分が悪くなったりされる方がいるんですよ。私もそうだったんですけど、初心者の方って雑貨屋などで販売されている安いアロマオイルを買ってしまいがちなんです。安くて手軽と思って使ってみたら合わなくて結局使うのをやめようって考えちゃうんですよね。
いい匂いで選ぶ
アロマオイルにはたくさんのいい匂いがありますが、まずは使うシーンを考えてみましょう。ここではフローラル系・柑橘系・ハーブ系が与える印象についてご説明します。

編集部
普段は何種類ぐらいのアロマオイルをどういったシーンで使い分けていますか?

竹内さん
例えば、気持ちを変えたいときはよくペパーミントを使います。「今から家事をしないといけない、でも身体も疲れていて面倒くさい」というときは、ペパーミントを手に取って肩に塗ってあげるとスースーして、リフレッシュするんですよ。
あと、皆が家に来てワイワイしたいときはオレンジやレモンを使いますね。そうすると明るくなって話しやすくなります。
リラックスタイムにおすすめの香りは「フローラル系」がおすすめ
フローラル系の香りは、リラックスしたいときにおすすめです。フレッシュな花の香りが漂い、落ち着いた雰囲気の空間になります。就寝前に加湿器やディフューザーと併用すれば、部屋全体に香りを広がり、朝のお部屋もすっきりとした空気になります。
落ち着いた空間にできるので、ゆっくり眠りたいときにもおすすめの香りです。以下の記事では、アロマオイル加湿器の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
気分転換したいときは「柑橘系」がおすすめ
雨が続く梅雨や湿気の多い夏は、お部屋の空気が重く感じる場合もあります。柑橘系のすっきりした香りなら、お部屋の雰囲気を明るくしてくれます。加湿器では湿度が上がってしまうので、素焼き石などを使ってみましょう。気分を変えたいときにおすすめです。
以下の記事では、柑橘系アロマオイルの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
集中したいときにはミントなどの「ハーブ系」がおすすめ
ハーブ系のアロマオイルは、清涼感のある香りが特徴です。ハーブはとても種類が多く、甘みを感じるものもあります。勉強や仕事・家事の合間など、追い込みをかけたいときにピッタリです。ハンカチなどにつけて、外出先で楽しむのもおすすめです。
以下の記事では、ハーブ系アロマオイルの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
人気ブランドで選ぶ
アロマオイルは国内外さまざまなブランドから販売されています。ブランドによって、国の特徴や特産を生かしているものもあるため、購入前に確認するのがおすすめです。

編集部
初心者の人におすすめのメーカーやブランドがあれば教えてください

竹内さん
アロマ専門店のお店がおすすめです。ニールズヤードレメディーズやプリマヴェーラ、ガイア、フロリハナ、生活の木など大きい専門メーカーさんで選ぶと間違いないと思います。
信頼できる精油メーカーなら「ニールズヤード レメディース」がおすすめ
オーガニックにこだわった原材料選びで、健康と美容のサポートを目的にしたブランドです。1981年にイギリスで創立して以降、アロマストレッチやインストラクターの養成講座などを行っているのも特徴です。
初心者向けには1DAYレッスンも実施しており、ライフスタイルにアロマを取り入れるヒント・活用法を教えてくれます。信頼できる精油メーカーのものを選びたい方にもおすすめです。
シンプルな見た目と香りなら「無印良品」がおすすめ
100%天然素材を使った、オーガニック製品が人気の無印良品です。アロマオイルだけでなく、デフューザーや素焼き石なども販売しています。SNSでも話題になり、一時期品薄になるほどです。デザインもシンプルなのでお部屋のインテリアにもマッチします。
種類の豊富さなら「生活の木(ハーバルライフ)」がおすすめ
170種類以上のアロマオイルを取り揃える人気ブランドで、世界51か国の提携農園から厳選した精油を調達しており、世界中の自然の恵みを楽しめます。サイズ展開も豊富で、お気に入りの香りを探しやすく、見つけたらたっぷり楽しめるのもポイントです。
女性向けのサービス展開なら「フレーバーライフ」がおすすめ
品質の良さにこだわり、原材料の輸入・製造・販売・スクールの運営まで、一貫して取り組んでいるブランドです。国内の検査機関で商品を1つずつ成分分析しています。3ml・10ml・100mlのサイズ展開があるため、お試しからたっぷり使用まで購入しやすいです。
無香料のシャンプやトリートメント「base」を販売しており、お好みのアロマオイルを混ぜてオリジナルのアロマコスメも作れます。アロマオイルを選ぶところから、使うところまでサポートしてくれるブランドです。
質の高い暮らしをするなら高級ブランドの「エンハーブ」がおすすめ
ハーブを専門に取り扱い、珍しい精油も販売している高級ブランドです。ACO・USDAなどのオーガニック承認を受けている点もポイントです。5mlで3000円を越えるものもあり、高級志向なのでプレゼントにもおすすめです。
アロマオイル以外にハーブティなども販売しているので、一緒に楽しんでみるのもおすすめです。
さまざまな香りを楽しむなら有名インテリア会社の「ニトリ」がおすすめ
「お、ねだん以上」で有名なニトリは、さまざまな家具や生活用品を手掛ける大手家具メーカーです。ニトリのアロマオイルは、フローラル系や柑橘系、樹木系など種類がたくさんあります。自分好みの香りを見つけたい方は、ぜひチェックしてみてください。
質を見定めるなら「価格」をチェック
アロマオイルは、100円程度で買えるものから5000円以上するものなど、内容量や成分によって価格がさまざま。100均でもアロマ風オイルを購入できますが、100%天然成分ではない場合があるので注意しましょう。
100%天然のアロマオイルは「精油」と表記される場合もあり、価格が高くなります。有機栽培の原料を使っているものは、さらに高くなる傾向にあります。安い商品の中にはアルコールや石油由来の成分を混ぜている場合があるため、お風呂などで香りを楽しむときは注意してください。
アロマオイルの価格は内容量にも左右されます。3ml・5ml・10mlと、多くのメーカーが複数の内容量で商品展開をしているので、使用用途に適したものを選びましょう。
ボトルの大きさで選ぶ
アロマオイルのサイズは、価格や用途に影響します。ここでは3ml~5ml・10ml~50ml・100ml以上に分けて、それぞれの特徴をご紹介します。
初心者・香りを試したいなら「3ml~5ml」がおすすめ
3mlだと約60滴使用でき、ディフューザーでは約12回分使用できます。初心者やお試し用としてもおすすめです。3mlから販売しているメーカーは、さほど多くないので注意しましょう。
5mlになると約100滴使用可能です。ディフューザーでは約20回分使用できるので、頻繁に使っても1ヵ月ほど使えます。多くのメーカーが5mlから販売するようになるため、購入しやすいのもポイントです。
ハンカチに香りをつけて楽しめば、1回1滴ほどの使用で済みます。長く楽しみたい方は、ハンカチを用意してみてください。セット商品も売っているので、複数の香りを試してみたい方にもおすすめです。
決まった香りを愛用するなら「10ml~50ml」がおすすめ
10mlは約200滴、ディフューザーで約40回分です。50mlになると約1000滴で、ディフューザー約200回分使用できます。このサイズだと1000円から2000円程度が主流で、高いものでは3000円ほどです。
仮に毎日使っても1か月以上持つので、お気に入りの香りならこのサイズ感がおすすめです。
業務用やマッサージに使いたいなら「100ml以上」がおすすめ
100mlになると約2000滴、ディフューザーで約400回使用できる大きめボトルです。このサイズ感のものは保管方法にも注意が必要です。アロマオイルの使用期限は1年程度が目安なので、品質が下がる前に使いきりましょう。
マッサージなどでたくさんアロマオイルを使う方にもおすすめのサイズですが、使いきれない場合は高温多湿の場所は避け、冷蔵庫などでの保管が適しています。柑橘系の香りは、ほかより期限が短い場合もあるので注意してください。
長く楽しむなら「香りの持続時間」を確認
精油は空気中に揮発する性質があり、その時間によって持続時間が変わるのが特徴です。「ノート」と表現され、トップノート・ミドルノート・ベースノート(ラストノート)の3つに分類されます。購入前に違いを知っておきましょう。
トップノートは30分~2時間ほど、ミドルノートは2時間~6時間ほど、ベースノートは6時間~数日間も香りが残ります。新しい香りやアロマオイルを初めて使う方は、トップノートから選ぶのがおすすめです。
好きな香りを楽しむなら「原産国」を確認
同じ花や果実を使っていても、原産国によって香りが異なる場合があります。購入するときは原産国をチェックし、好きな国の香りを探してみるのもおすすめです。フランスのラベンダーのような、国の特徴・特産を生かした香りも楽しめます。
自分好みにカスタマイズするなら「ブレンドオイル」をチェック
アロマオイルの楽しみ方はさまざまですが、ブレンドして自分好みの香りを作れるのもそのひとつです。まずは香りの持続時間であるノートを意識しましょう。イメージを決めたら、香りの相性を考えて、好みのアロマオイルをブレンドしてみてください。
柑橘系・フローラル系・オリエンタル系・樹脂系・スパイス系・樹木系・ハーブ系の順で、近いものと相性がいい傾向にあります。ハーブ系と柑橘系の相性もいいので、円にしてイメージしてみるのもおすすめです。

編集部
ブレンドするときに組み合わせを選ぶコツはあるのでしょうか?

竹内さん
トップ・ミドル・ベースノートそれぞれの香りをバランスよくブレンドすると、香水と同じような香りになって楽しめますね。
基本、好みは人それぞれなので、自分が良い香りって思えばOKなんですね。なので難しいことを考えなくても、「好きな香り同士を混ぜてみよう」って感じでいいと思います。もし、ちょっと専門的にバランスを考えるならノートを意識することですね。

編集部
竹内さんは普段どんなオイルをブレンドしているんですか?

竹内さん
7種類ぐらい混ぜたものが香水瓶に入れてありますね。「この香り入ったほうがいいな」って頭でイメージしながら、匂いを嗅いで、考えてまた混ぜるんです。香りを想像しながら混ぜていくんですけど、ある程度詳しくないと難しいかもしれません。
いろんな香りが入ると複雑になっていい香りになるんですよ。うちには、150種類以上のアロマがあるんですけど、その瓶を並べて一度に嗅いだ香りが、実は1番良かったです。
複数の香りを楽しむなら「セット」をチェック
同じシリーズの中でも、どの香りを選べばいいか分からない方や、いろいろな香りを試してみたい方には、アロマオイルのセットがおすすめです。セット商品にはさまざまな香りが含まれており、単品で購入するよりもお得な価格で楽しめます。
アロマオイルの使い方と注意点
ここからはアロマオイルの香りをより楽しむための使い方と、使用時の注意点をご紹介します。気になる保管方法についても説明するので、ぜひ参考にしてください。
香りを楽しむ使い方
ここではアロマオイルの基本的な使い方をご紹介。部屋・お風呂・寝室・外出先と、それぞれのシーンに適したおすすめの使い方を説明します。

竹内さん
オイルをティッシュに落として揮発させて香りを嗅いだり、アルコールや水で薄めてスプレーにしたり、天然塩に混ぜてお風呂に入れたりといろんな方法があります。
オイルによっては直接肌に塗ってもいい商品もあるので、手に1滴落として香りを嗅ぐ簡単な使い方もありますよ。メーカーさんにもよるので確認しないといけないですが。こういうのは手軽ですよね。

編集部
普段は何種類ぐらいのアロマオイルをどういったシーンで使い分けていますか?

竹内さん
ディフューザーは必ずつけて香りをその日の気分によって変えています。フレッシュな香りが欲しいときはレモンとペパーミントを混ぜてみたり、人が集まるときはオレンジやグレープフルーツを飛ばしたりとか。夜にリラックスしたいときは、ラベンダーを使っていますね。
お部屋でリラックス
アロマオイルをお湯に数滴垂らせば、お部屋に香りを広げられます。ディフューザーのような機材を使うほか、希釈してスプレーボトルに入れるのもおすすめです。お部屋だけでなく、玄関などでも使用できます。
材料を購入する手間を省くなら、マグカップでも楽しめます。熱いお湯をはったマグカップに、アロマオイルを2~3滴入れるだけです。部屋に広がるほどではありませんが、デスクに置けば優しく香りが漂ってきます。
ただし、アロマオイルが入ったお湯を飲まないように注意しましょう。洗っても成分が残る場合があるので、専用のカップを用意するのがおすすめです。
お風呂で優雅なバスタイム
バスタイムにアロマオイルを使えば、優雅なバスタイムを演出できます。お風呂場は湿度が高く暖かいので、アロマの香りをより楽しめるのが特徴です。風呂桶などにお湯をはり、アロマオイルを数滴入れるようにしてください。
お風呂で楽しむときには、浴槽に直接アロマオイルを入れないように注意してください。原液が肌に触れてしまうと、肌が赤くなったりヒリヒリしたりといった影響がでる場合も。アロマオイルは絶対に皮膚にはつけないでください。
寝室で質のいい睡眠を
寝室でアロマオイルを使うときには、素焼き石やアロマストーンを使うのがおすすめです。ディフューザーでは駆動音が出てしまい、睡眠時にはうるさいと感じる場合もあります。火を使わないので安心して眠れるのもポイントです。
道具を買いたくない方は、使用する枕に1滴垂らすのもおすすめです。この方法では枕にシミができる可能性があるため、注意しましょう。染み込んだアロマオイルが肌についてしまう場合もあるので、裏面を使用するといった工夫をしてください。
外出先でもいい香り
外出先でもアロマの香りを楽しみたいなら、ハンカチやティッシュに数滴使うのがおすすめです。ハンカチやティッシュならビジネスシーンでも違和感がなく、仕事や勉強の合間にも香りを楽しめます。
昨今は外出中にマスクを使用する機会が多いので、マスクに数滴つけるのもおすすめです。アロマピンズやアロマペンダントのような商品もあるため、おしゃれをしながらでも楽しめます。
アロマオイル使用時に注意すべきポイント
アロマオイルを楽しむためには、使用上の注意点をしっかり守るのが大切です。ここでは基本的な注意点をご紹介していきます。
日中の使用に注意!光毒性があるものも
ベルガモット・レモン・グレープフルーツなど、柑橘系のアロマオイルには光毒性があるので注意しましょう。光毒性があると日光に当たってシミ・炎症などの皮膚トラブルが起こる場合があります。原液が肌についてしまった場合は、5~6時間は日光を避けてください。
使用方法についての注意点
アロマオイルを使用するときは、液が肌につかないように注意しましょう。希釈していても痒みや炎症を起こす可能性があります。違和感を感じた場合はすぐに使用をやめ、換気などを行ってください。飲用は絶対にやめましょう。
アロマピンズやペンダントのようなアイテムを使う場合は、商品の説明をしっかり読んでから使用しましょう。ハンカチなどに大量につけると、生地を傷める可能性があります。火気にも注意が必要なので、キッチンなどで保管する場合は注意してください。
注意すべき保管方法はこちら
アロマオイルの使用期限は1年程度です。商品によって変動するので、パッケージやメーカー発表の使用期限を参考にしましょう。基本的に日光・紫外線の当たらない暗所での保管が推奨されています。
横にして保管すると、蓋を溶かしてしまう場合があるため、立てて保管してください。揮発して香りを出す性質から、高温を避ける必要もあります。夏場は冷蔵庫のような温度が低い場所で保管するのがいいでしょう。
ディフューザーや加湿器もチェックしよう
アロマオイルや、ディフューザーや加湿器とともに使用してお部屋に香りを広げます。以下の記事では、ディフューザーや加湿器の人気おすすめ商品をランキング形式でご紹介しました。こちらもあわせて参考にしてみてください。
サウナでおすすめのアロマオイルは?
体を温めるサウナは、肩こりや腰痛などにも効果があると言われています。アロマオイルの中には、サウナ向けに開発されたものもあります。また、サウナの中でもしっかりと香りを楽しみたい方には、柑橘系のアロマオイルがおすすめです。
車の中でもアロマオイルは使える?
車の中でも香りを楽しみたいけど、芳香剤の匂いがきつくて苦手だと感じる方には、アロマオイルがおすすめです。車内でアロマストーンを置くスペースがない方は、ハンカチやハンドタオルなどに少量のアロマオイルを付けて置いておくこともできます。
まとめ
たくさんの種類があるアロマオイル、香りは心にも身体にも関係性が深いです。自分の体調に合わせて、なりたい気分に合わせて、おうちでのリラックスタイムに来客時にと好きな香りで始めやすいところから試してみましょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年02月01日)やレビューをもとに作成しております。
沈んだ気持ちをリフレッシュしてくれるような、雑味のないスッキリとした香りのアロマオイルです。古くから傷の手当に使われており、風邪の季節にもおすすめです。香りが長く続くミドルノートなので、ブレンドにもぴったりです。