バスタオルの上部にゴムやスナップボタンがついたラップタオルは腰や胸元に巻いて体を隠したり、濡れた体を拭いたりするのにとても便利なアイテムです。子供の幼稚園・小学校・水着着替え用ラップタオルをお探しの方も多くいます。

実は、ラップタオルは男の子や女の子が使う子供用だけでなく大人にとっても便利なアイテムとして注目されているのです。シックなカラーや落ち着いたデザインのラップタオルは、温泉・スポーツジム・エステでの着替えなどやルームウェア代わりとしても活躍します。

そこで、今回はラップタオルの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは長さ・素材・価格などを基準に作成しました。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。

ラップタオルを購入する際に知っておきたい選び方のポイントを、サイズ・生地の種類・素材・デザイン・ブランドなどに注目してご紹介します。

ラップタオルは使う人やシーンに合わせたサイズを選ぶのがポイントです。ここではキッズ用・男の子用・女の子用・大人用の4つに分けてご紹介します。

キッズ用ラップタオルが活躍するシーンは主に学校や幼稚園のプールが多いです。教室や更衣室で着替えた後ラップタオルを巻いて移動するので、裾が長すぎると踏んで転んでしまう原因になるだけでなく、床や地面を引きずって濡れたり汚してしまう可能性もあります。

キッズ用のラップタオルを購入する際は、身長や体格に合わせた長さ・着丈を選ぶのがポイントです。子供の成長は早いですが、大きめを準備するのではなく身長に合ったものを用意するように心がけましょう。

男の子用のラップタオルは腰から膝あたりまでを覆う想定をしているため、女の子用よりも短めなのが特徴です。そのため身長100cm以下の幼稚園・保育園児の男の子なら長さ50cmのラップタオルがおすすめになります。

身長100cm〜120cm程度の小学校低学年の男の子なら60cm、身長120cm〜140cm程度の小学校中学年の男の子なら60cm〜80cm、身長140cm以上の小学校高学年の男の子なら80cm以上が目安です。身長や体型に合わせて選びましょう。

女の子用のラップタオルは、首・胸から膝下あたりまで覆う長さが必要なので、男の子用と比べると長めに設定されているのが特徴です。そのため身長100cm以下の幼稚園・保育園児の女の子なら長さ50cm〜60cmのラップタオルをおすすめします。

身長100cm〜120cm程度の小学校低学年の女の子なら60〜80cm、身長120cm以上の小学校中学年の女の子なら80cm〜100cm、身長140cm以上の小学校高学年の女の子なら100cm〜120cmが目安です。身長や成長発達に合わせた最適なサイズを選びましょう。

小学校高学年の女の子や大人用のラップタオルは、身長や使い方に合わせて長さ・着丈を選ぶのがポイントで、特に大人が巻き巻きタオルとして使う場合は長さ100cm以上の大きめサイズがおすすめです。

思春期に差しかかる小学校高学年の女の子の中には、水着に着替えるところを友達に見られたくない子もいます。そういう場合は胸から下ではなく、てるてる坊主のように首から下を覆える長さのラップタオルが必要なので、水着着替え用として活躍します。

タオル地は編み方によって大きく2つに分けられます。ここではパイル地・シャーリング地の2種類をご紹介しますので参考にしてください。

糸をループ状に織り上げたものをパイル地と呼びます。パイル地はふわふわの肌触りと吸水性の高さが特徴なので、吸水性を重視して選ぶならパイル地のラップタオルがおすすめです。ただボリュームがあるので荷物がかさばってしまう点はデメリットになります。

パイル地のループ部分をカットして表面をなめらかにしたものをシャーリング地と呼びます。シャーリング地はプリントする際にきれいに発色するため柄物のラップタオルに向いており、ループがないので尖ったものやアクセサリーがひっかかる心配も少ないです。

ただシャーリング地はパイル地に比べるとふわふわ感や吸水性が劣るのがデメリットです。ラップタオルの場合主に体を拭くのは裏面なので、裏面がパイル地になっているものを選べば吸水性にも不満を感じにくくなります。

ラップタオルは生地の素材によって特徴が違います。ここではマイクロファイバー・ガーゼ・片面ガーゼ＋パイルなどの5種類をご紹介しますので、参考にして下さい。

吸水性の高さを重視する方にはマイクロファイバーをおすすめします。マイクロファイバーは、ポリエステル・ナイロンなどの化学繊維を8μm以下まで細かく加工したもので、表面のギザギザが水分をしっかり吸収する吸水性の高さと優れた速乾性が魅力です。

マイクロファイバーは手触りが柔らかいので肌に優しそうですが、ギザギザした表面が肌への刺激になる場合もあるので軽く抑えるようにして水分を吸収させましょう。以下の記事ではマイクロファイバータオルのおすすめ商品をご紹介しています。ぜひご覧ください。

ガーゼ生地は薄手でさらさらした肌触りと通気性のよさが魅力です。生地の目が粗く薄いので大きめのラップタオルでもかさばりません。プールや海へのお出かけ時には水着・ゴーグルなど荷物が多くなりがちなので、特にコンパクトに持ち運びたい方におすすめです。

また通気性がよく乾きやすいのも嬉しいポイントで、洗い方次第では使い込むほどに柔らかくふわふわになっていきます。ただほかの生地と比べ吸水性はやや劣るので、たくさんの水分を一度に吸収すると、肌に張り付くような感触になってしまう点はデメリットです。

肌触りと速乾性のどちらも重視して選びたい方には肌に触れる内側にパイル地、外側にガーゼ生地を使用したラップタオルがおすすめです。吸水性の高いパイル地と通気性がよく速乾性に優れたガーゼ生地のいいとこ取りでとても人気があります。

子供の肌に優しい素材を選びたいなら綿素材のラップタオルがおすすめです。特に国産綿100%のタオルは使い込んでもごわごわしにくいと評判で、速乾性はマイクロファイバーなどの化繊には敵いませんが敏感な肌にも優しい柔らかい肌触りが魅力になっています。

また天然素材にこだわりたい方には、残留農薬などによる肌への刺激やアレルギーの心配がないオーガニックコットンがおすすめです。以下の記事では、オーガニックタオルの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひ御覧ください。

ラップタオルにはさまざまなデザインの商品があります。ここではキャラクター柄・ワンピースタイプなどをご紹介しますので、選ぶ際は参考にして下さい。

スイミングスクールや幼稚園・小学校のプールタオルなら子供が喜ぶキャラクター柄のデザインがおすすめです。乗り物・恐竜・プリンセス・スイーツなどの人気モチーフやポケモンやディズニーといった王道キャラクター柄のラップタオルも人気です。

中学生・高校生以降の方や大人用なら、無印でシンプルなラップタオルがおすすめです。好みにもよりますが前から使っていたキャラクターものが使いづらくなる年代であると同時に、身長も伸びてくるので新しいラップタオルが必要になる場合もあります。

買い換える際はシンプルなデザインや無地のものなら長く使い続けられますし、素材やカラーにこだわって選べば使い心地がよく飽きのこないラップタオルが見つけられます。いろいろな商品があるので、ぜひ年代や好みに合わせたラップタオルを探してみてください。

プール・海水浴などのレジャーの着替えで使用するなら、おしゃれなワンピースタイプ・スカートタオル・ポンチョタイプがおすすめです。ルームウェアのようなおしゃれなデザインもあり、プールサイドでの体の冷え・日焼け予防・体を隠す目的にも適しています。

またスポーツジムや温泉レジャー施設などで共有のお風呂に入るときにも便利で、機能性だけでなく見た目にもこだわりたい方におすすめします。以下の記事では、バスローブの人気おすすめランキングをご紹介していますので、ぜひ御覧ください。

ラップタオルを取り扱うブランドは数多くあります。ここではその中でも代表的な今治タオル・泉州タオルの2つをご紹介しますので参考にしてください。

高品質にこだわってラップタオルを選びたい方には、国産の名門タオルブランドとして有名な今治タオルがおすすめです。今治タオルは厳しい基準をクリアしたものだけが名乗れる信頼の証で、優しい肌触り・吸水性の高さ・繊維の抜けにくさが魅力になっています。

以下の記事では、今治タオル・バスタオル・ハンドタオルの人気おすすめランキングをご紹介しています。高品質な今治タオルもたくさん紹介していますので、ぜひ御覧ください。

今治タオルと並ぶ国産タオルの名門ブランド泉州タオルは、後晒工程を経て作られているので不純物が残りにくい点が特徴になります。子供の肌に優しい清潔感のあるタオルを探している方におすすめのブランドタオルです。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

ラップタオルは西松屋などの子供用品店・衣料品を扱う大手スーパー・子供服ブランドなどで取り扱いがあります。特にプールシーズン前の6月あたりからは実店舗でも品揃えが豊富になるので、どこに売ってるか気になる方はチェックしてみて下さい。

またAmazon・楽天・yahooをはじめとした通販サイトでも取り扱いがあります。通販サイトでは季節に関係なく年中手に入れられるので、スイミングスクール・ジム・お風呂用に準備したい方にもおすすめです。

ここではラップタオルを使って着替えるおすすめの方法をご紹介します。まずラップタオルを腰に巻いてボトムスと下着を脱ぎ水着を腰まではき、次にラップタオルを首まで引き上げトップスをたくし上げて水着を着て、トップスとタオルを取って完了です。

あくまでもこれは一例なので、この方法にこだわらず自分のやりやすい方法を見つけましょう。小学校に入学したばかりのお子さんはプールの授業が始まる前にお家で練習しておくと安心です。

ラップタオルは、使い方次第でとても便利なアイテムになります。ここで紹介する活用術を取り入れて、家事や育児に役立てましょう。

まだ自分で体を拭けない小さいお子さんがいるご家庭では、お風呂上がりのお世話で湯冷めしてしまう場面もあります。お風呂上がりのお子さんにラップタオルを被せて保温している間にママやパパが自分の体を拭けば、お互いの湯冷めを防げるのでおすすめです。

また大人がとりあえずラップタオルを巻いておいて、お子さんの着替えを先にするのもおすすめできます。お子さんが複数いる場合も、ラップタオルを使えば、着替えを待っている間も体が冷えません。

ガーゼ地など薄手のラップタオルなら風通しがよいうえ、タオルとして流れる汗も拭けるので便利です。さらに、フード付きなら帽子代わりに使えるので、髪や頭皮の日焼け防止にも役立ちます。

赤ちゃんとのお出かけでは、急にオムツ替えが必要になる場面がよくあります。そんなときにラップタオルがあれば、オムツ替えの目隠しやオムツシートの代わりに使えてとても便利です。車の中や屋外など、人の目がある場所でのオムツ替えにも役立ちます。

また、お出かけ先や車内で赤ちゃんが寝てしまったときには、ブランケットの代用としても使えます。このように、ラップタオルは季節を問わず、赤ちゃんや小さなお子さんとのお出かけに重宝する便利なアイテムなのです。

お気に入りのバスタオルを使って、ラップタオルを手作りしたい方も多いと思います。ここではラップタオルの作り方をご紹介しますので参考にしてください。

ラップタオル作りに必要な材料は、バスタオル1枚・ゴム2cm幅・スナップボタン14mm、他に縫い糸・縫い針・まち針・はさみ・チャコペン、さらにミシン・アイロンがあれば便利です。お気に入りのバスタオルならこだわりの1枚に仕上がります。

ゴムを通す部分を作りましょう。タオルを裏返して上端から3cmのところを折ります。 折った下端から3mmのところを縫いましょう。次に、ゴムを通します。ゴムが通ったら片方の端からゴムを6cm出し、折って1cmは中にいれて2.5cmのループを作りましょう。

ループゴムとタオルを、端から5mmくらいのところでミシンで縫い留め、端から11cmのところと12cmのところを、ゴムとタオルを一緒に縫いましょう。ゴムをほどよく調節してから反対側の端から11cmのところと12cmの部分を、ゴムをタオルと一緒に縫い留めます。

余ったゴムは切り取り端を縫ってください。ゴムを調整する際は実際に体に巻いて調節するのもおすすめです。ぜひ自分好みのものを作ってください。

最後にスナップボタンを付けましょう。ウエストに2組・裾に2組（バスタオルが90cmの場合は裾に3組）付けます。ループを付けた側の裏に凹ボタン、ループがない側の表に凸ボタンを縫い付けましょう。

この際、表と裏に付けるスナップボタンを間違えないようにしましょう。最後にウエストのスナップボタンを8cm間隔、すそのスナップボタンを18cm間隔で縫いつけます。これでプール用のラップタオルの完成です。

学校・スイミングスクール・レジャー施設のプールなどでは、多くの場合スイミングキャップの着用を求められます。水着やラップタオルと一緒に水泳キャップの準備も忘れないようにしましょう。

そのほかにもゴーグルやプールバッグがあるとさらに安心です。以下の記事では、スイミングキャップ・ゴーグル・子供用プールバッグの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひ御覧ください。

ラップタオルは男の子や女の子が使うものから大人サイズのものまで豊富に揃っています。今回の記事を参考にして、自分だけのお気に入りラップタオルを探してみてください。ラップタオルは使うシーンが似ていてもバスタオルとは違った良さがあります。