セレブが愛用しているイメージが強いバスローブですが、着るバスタオルとしてお風呂上がりがバタバタしてしまう子育て中のママにも愛用されています。バスローブは湯冷めを防止してくれるだけでなく、肌の乾燥を防いで保湿してくれるアイテムです。

そんなバスローブにはメンズ用・レディース用があり、生地もタオル・ガーゼ・ワッフルなどさまざまな種類があります。値段もユニクロなどリーズナブルなものから高級ブランド品まで幅広いので、選び方が難しいです。

そこで今回は、バスローブの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。ランキングは、生地・機能性・デザインの3つのポイントを基準として作成しました。

さまざまなバスローブが販売されていて何を基準に選んでいいのかが分からないもの。そこでバスローブを選ぶ際の基準となる選び方について説明します。

【目次】

• 素材・生地で選ぶ
• 季節などに合わせて「生地の厚さ」を確認
• 目的に合った機能で選ぶ
• 形状・タイプで選ぶ
• 湯冷め防止のために使いたいなら「サイズ・長さ」をチェック
• 使い勝手の良さならフード付きやボタンなどの「仕様」をチェック
• 初めての方やプレゼントなら「価格」もチェック
• お揃いならレディース・メンズ兼用の「色・デザイン」をチェック
• 頻繁に使いたいなら「お手入れ方法」もチェック
• 「目的」があるならそれに合ったバスローブをチェック
• メーカー・ブランドから選ぶ

バスローブは体に身につけるものですので肌に直接触れる生地は選ぶ際の重要なポイントになります。バスローブに使われている主な生地について説明していきます。

【目次】

• 吸水性の高さで選ぶならふわふわの手触りの「タオル地(パイル)」がおすすめ
  
• 赤ちゃんや出産祝いなら軽量で肌触りのいい「ガーゼ」がおすすめ
  
• 速乾性と吸水性に優れ夏も使えるものなら「マイクロファイバー」がおすすめ
  
• 着心地の良さならホテルでも使用されている「ワッフル」がおすすめ
  
• 冬に使うなら保温性の高い「フリース」がおすすめ
  
• 丈夫で耐久性がいいものなら「ポリエステル」がおすすめ
  
• 肌に優しいものなら「オーガニックコットン(綿)」がおすすめ
  
• 高級感を求めるなら「シルク」がおすすめ
  

バスローブの生地で誰もがすぐに思いつくタオル生地。特徴は、ふわふわした手触りと高い吸収性です。お風呂上がりの濡れた体を素早くバスタオルのように吸収してくれますので、入浴直後でもすぐに着用できます。

厚手のバスローブでなければ暑い時期にも着心地がいいですので、おすすめの生地です。

赤ちゃんの衣類にも良く使われているガーゼ生地は、バスローブにも使用されています。特徴は、軽くてサラッとした肌触りです。通気性が良く速乾性も高いですので、夏場の着用が特におすすめのバスローブになります。

同じガーゼ生地でも麻や綿(コットン)などいくつか種類があり、生地によって着心地が違います。肌への刺激が少ないので、赤ちゃん用のバスローブや敏感肌の方におすすめです。

マイクロファイバー生地は、速乾性と通気性が高く薄手で蒸れにくいです。汗を吸水しやすい素材のため、夏場の使用にもおすすめです。しかし、熱に弱いため乾燥機の使用ができません。着心地が変わってしまう危険もあるので乾燥機の使用は避けてください。

ワッフル生地は、ホテルやスパなどでも良く見かけるバスローブを思い浮かべていただくと分かりやすいです。特徴は、吸収性と速乾性の両方に優れている点です。バスローブ以外にパジャマでもワッフル生地はよく使われていて人気が高いです。

ワッフル生地のバスローブも着心地がいいので、バスローブとしてだけではなく部屋着やナイトガウンとしても長時間着用してほしい生地です。

冬場の部屋着や衣類にも良く使われているフリース生地のバスローブもあります。特徴は、ふわふわした滑らかな肌触りと保温性が高い点です。冬場の着用に適していて、部屋着として長時間バスローブを着用したい方におすすめです。

また保温性に優れているので、ヒートショック対策にもフリース生地のバスローブは一役かってくれます。冬場のお風呂場の温度差で冷えてしまい、体に負担がかかってしまいます。そんなときにフリース生地のバスローブを着用すると、体をすぐに温めてくれます。

普段着用する衣類にも多く使われている、ポリエステル生地もバスローブに使われています。特徴は丈夫で耐久性が高く、軽くて着心地がいい点です。シワになりにくいため洗濯をしてもバスローブの生地がよれるなどの心配がありません。

洗い立ての敏感になっている肌を全身包むバスローブですので、普段よりも着るものには気を使いたいところですよね。そんな方にはオーガニックコットンがおすすめ。オーガニックコッンは無農薬ですので、肌への刺激を極力減らしてくれます。

しかし、その分吸水性に欠けたり、洗濯をするときに乾きづらいなどの欠点もあります。

シルクはフィラメント繊維と呼ばれる長繊維です。繊維が細いため、肌触りがいいのが特徴でバスローブの素材としても人気があります。タンパク質が主成分なので肌にも優しく、肌が敏感な方にもおすすめです。

水や摩擦に弱い・価格が高いといったデメリットもありますが、機能性が高く着心地がいいバスローブが欲しい方はぜひ購入を検討してみてください。

バスローブを選ぶ際は使用する季節に合わせて厚さを考慮してみてください。暑い春夏にはさらっとした着心地で乾くのが速い薄手タイプ・寒い秋冬は保温性に優れた厚手タイプがおすすめです。

厚手タイプは乾くにくいため、こまめに洗いたい方はポリエステルやマイクロファイバーなど速乾性の高い素材を使ったものを選びましょう。

バスローブを選ぶ際は機能性にも注目して選ぶのが大切です。主な機能性について解説していくので参考にしてみてください。

【目次】

• 体を冷やさないようにしたいなら「吸水性」の高いタイプがおすすめ
  
• こまめに洗濯をしたいなら「速乾性」が高いタイプがおすすめ
  
• コスパで選ぶなら「耐久性」の高いタイプがおすすめ

バスローブは一般的にお風呂上がりにすぐに着用するものですので、吸水性があると体を冷やす心配がありません。特に体を乾かすバスタオル代わりにバスローブを使いたい方は、吸収性のいいバスローブが重宝します。

吸収性が高いバスローブを選びたいときは、厚手の綿やポリエステル生地・タオル生地・マイクロファイバー生地など吸収性が高い生地のバスローブを選びましょう。

バスローブはお風呂上がりのキレイな体に着用するものですので、清潔なものを使いたいものです。何枚もバスローブを購入すればいいのかもしれませんが、なかなかそうはいきません。そのため、毎日キレイなバスローブを使いたいと思ったら頻繁な洗濯は欠かせません。

バスローブの洗濯を頻繁に行いたい方は、速乾性を重視して選ぶといいです。薄い生地やマイクロファイバー生地であれば、洗濯しても渇きが早く毎日着用できます。また薄い生地は厚い夏場でも蒸れずサラッとした肌触りで着れます。

バスローブを毎日着用したい方は、耐久性も選ぶ際の大事なポイントです。耐久性のいいバスローブは長く着れます。コストパフォーマンスの観点から見ても、耐久性がいいものを選べばバスローブが多少値が張るものであっても長く着用できます。

耐久性を重視してバスローブを選ぶならポリエステル生地がおすすめです。

せっかくバスローブを購入するのなら形状にも拘りたいものです。バスローブの種類は大きく分けて3つに分類できます。

【目次】

• プレゼントなら高級感のある「羽織り・ガウン」がおすすめ
  
• キッズやママなら動きやすい「チュニック・ポンチョ」がおすすめ
  
• おしゃれでかわいい「チューブトップ・ワンピース・バスドレス」がおすすめ

高級ホテルなどに置いてあるバスローブが主に羽織りタイプといわれるものです。腰の部分で紐を正面で結んで留めます。大人っぽく高級感があり袖がゆったりしているので、簡単に捲くけて、スキンケアをしたい方におすすめのタイプです。

バスローブを被るだけで簡単に着られるのが、チュニックやワンピースタイプのバスローブです。動きやすくて前がはだけませんので、お子さんと一緒にお風呂に入るママさんにおすすめしたいタイプです。

子供用のバスローブとしてもチュニックやワンピースタイプがおすすめ。チュニックタイプもワンピースタイプも、胸元がボタンで締められすぐに開けます。授乳しやすいので、子育て中のママさんにおすすめしたいデザインです。

チューブトップタイプは、首周りから肩にかけて露出しているバスローブです。かわいいデザインが多く、首周りや胸元のスキンケアをしたい方におすすめのタイプです。夏場は部屋着として着てもかわいいですよね。

独身の女性やバスローブでゆったりと過ごしたい方におすすめです。

バスローブの丈でおすすめなのが、膝よりも少し長いぐらいの長さです。足元までしっかり包まれていないと、底冷えからの湯冷めの原因になってしまいます。平均的な身長の女性の場合は着丈から80センチがおすすめ。

また背が高い女性や平均的な身長の男性の場合は、着丈から100センチがおすすめです。丈は長過ぎればいいものでもなく、長くなるとその分重量もかさんでしまいます。そうならないためにも、重量は1キロ未満のものを選んでみてください。

フードやボタンなどもしっかり確認しておいてほしい項目の1つです。たとえば、フードがついているとそのまま髪を中に入れてゴシゴシと拭けます。体も拭け頭も拭けるので、簡単で良くとてもおすすめです。

また、ボタンのある服などは赤ちゃんのいるママにおすすめで、バスローブを着ながらボタンを外せばすぐに授乳できます。中には、授乳口のあるバスローブなどもあります。

バスローブは価格の幅が広いものです。初めてバスローブを買う方は、まずは5000円未満のものがおすすめです。1万円を超えるバスローブは、プレゼントで人に渡せるほどグレードが高いものが多いです。

まずは5000円未満から初めて、気に入ればもう1着高めのものを買ってみるのもおすすめの価格帯ですよ。

バスローブはメンズ・レディース兼用で使えるシンプルなデザインのものから、柄付きやかわいい色合いのもの、さらには色違いなどペアで使えるものまでさまざまです。男女兼用品なら、カップルや夫婦でお揃いのバスローブを楽しめます。

洗濯で色落ちや毛羽立ちが起きる場合があるので、最初の数回は単独での洗濯がおすすめ。すぐには使用しないバスローブも、一度洗ってからしまうのをおすすめします。柔軟剤を使用するとさらに毛羽が落ちる可能性があり、吸水性も落ちてしまいます。

そのためバスローブを洗濯するときは柔軟剤の使用は避けるようにしましょう。洗濯機に入れるときはネットに入れてたっぷりの水量で洗うようにします。洗濯後は放置せず空気をなじませるように軽く叩いて、広げて干します。

長時間の直射日光は繊維が硬くなってしまうため避けましょう。

バスローブを選ぶときは、どんな目的でどんなシーンで使用したいかを明確にしておきましょう。たとえば小さい赤ちゃんがいるママの場合は、湯上り後にさっと簡単に羽織れるものにしましょう。

さらに部屋着としても使えるデザインのものを選べば、赤ちゃんのお世話がひと段落つくまでそのままの格好でいてもおかしくないのでおすすめです。目的や使用シーンによって、バスローブのデザインやタイプが変わってくるのでチェックしておきましょう。

バスローブはさまざまなメーカー・ブランドから販売されています。人気のメーカーをいくつか紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

【目次】

• コスパで選ぶなら「NITORI（ニトリ）」がおすすめ
  
• 値段の安さと品質の良さなら「UNIQLO（ユニクロ）」がおすすめ
  
• 乾きやすい素材と品質の高さで選ぶなら今治産「bloome（ブルーム）」がおすすめ
  
• おしゃれなものを揃えたいなら「Kashwere（カシウエア）」がおすすめ
  
• メンズのバスローブを選ぶなら「polo ralph lauren（ラルフローレン）」がおすすめ
  
• 医科学や人間工学に基づいたものなら「UCHINO（ウチノ）」がおすすめ

ニトリでもバスローブを取り扱っています。ニトリのバスローブはシンプルなデザインとホワイトカラーで男女問わず使えます。素材もコットン・タオル地・フランネルから選べます。シンプルなもので値段も安いものを探しているならニトリのバスローブがおすすめです。

値段の安さに対して品質がよく人気のユニクロ。ユニクロのバスローブは、ルームウエアのくくりで販売されています。エアリズムパイル地で速乾性がいいのが人気の理由です。ルームウエアとして使えるタイプを探している方には大変おすすめです。

ただ、季節によって販売されていない場合もあるのでタイミングによっては手に入らないかもしれません。

吸水性と品質性の高さで人気なのが今治タオルのバスローブです。しっかりと厚みもあり、何度洗濯してもへたらない耐久性の高さも魅力です。カラーバリエーションも豊富なので男女問わずプレゼントにも最適のブランドです。

ふわふわの手触りと、おしゃれなデザイン性で人気のブランド「カシウエア」。見た目がいいだけでなく、性能も良く扱いやすいのが魅力です。ブランケットでも有名ですが、ガウンは保温性に優れており、湯冷め防止に役立つのでおすすめです。

ラルフローレンはメンズのバスローブで人気を集めています。トラッドスタイルから華やかなスタイルまで幅広いファッションアイテムを取り扱っています。1万円台のバスローブが主流でハイブランドの中では手に取りやすいブランドです。

高級感もありプレゼントにもおすすめのブランドです。

老舗タオルメーカーが手がけるUCHINOは医科学や人間工学の分野に基づいた商品を開発しています。UCHINOのバスローブは軽くて乾きやすい薄手タイプが人気で、高い吸水性と保温性を兼ね備えているのが特徴です。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

いまだに根強いタオル文化の残る日本では、バスローブを羽織る行為自体に抵抗感のある方も多くいるかと思います。しかし、バスローブにはたくさんのメリットがあります。まずはそもそもタオルで体を拭く必要がなくなります。

着るだけでしっかり体の水分を吸い取ってくれるのでとても楽です。そして、湯冷めの防止にもなります。せっかくお風呂に入って体を温めたのに、体を拭いている間の冷えを防いでくれます。そのほかにも保湿の効果もあるなど嬉しい点だらけです。

日本人には馴染みがあまりないバスローブ。意外と正しい使い方をご存知の方は少ないかもせしれません。今回はそんなバスローブの着方をご紹介していきたいと思います。

【目次】

• バスローブはタオル代わりに使おう
  
• 水分がなくなったら着替えるようにしよう
  
• バスローブの下に下着はつけない
  
• 毎日洗濯する

バスローブを着るとき一度バスタオルで拭いてから着るのかそのまま着るのかで悩みますよね。バスローブは見てもらうとわかる通り普通のガウンなどの服に比べて生地が厚めに作られています。

生地が厚めに作られているのはそのまま濡れた状態で着てタオルの代わりに使うためです。そのため、一度バスタオルで拭いたりせずにそのままバスローブをタオルだと思って濡れた体の状態で着るようにしましょう。

以下の記事では、バスタオルの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

お風呂上がりにバスローブを着たままリビングでくつろいだりしている方も多いと思いますが、本来バスローブの役目はバスタオルの代用です。欧米などではバスローブは浴室から寝室に行くまでの間だけ着ます。

寝室に行くまでに体をしっかり拭いて寝室に行ってから下着やパジャマを着ます。それからリビングでくつろぐのが本来のマナーです。バスローブでくつろいでいるのはバスタオル一枚羽織っているのと同じ状態なので風邪をひかないようにしてください。

バスローブは下に下着をつける必要はありません。お風呂から上がったらバスタオル代わりに素肌に羽織り、汗が引いたら下着を履いてパジャマを着ましょう。どうしても抵抗がある方は下着をつけてもOKです。

塗れたタオルは雑菌の温床となるため、バスローブの洗濯頻度はバスタオル同様毎日が理想です。ただしバスローブはタオルに比べて厚みがあり乾きにくいものが多いので、替えがなく毎日は洗えない方もいると思います。

どうしても洗えない場合はバスローブを濡れたままにせず、風通しのいいところでしっかり乾かすようにしましょう。

今回はバスローブについてご紹介してきました。日本ではあまり馴染みのないバスローブですが、バスローブを使うとなんだかホテルや海外にいるようで気分が上がりますよね。快適なバスグッズと併せれば、もっと気分が上がります。

バスタイムが楽しくなるようなバス・お風呂用品をご紹介している記事もございますので、是非併せてご覧ください。

人気のおすすめバスローブを生地・機能性・タイプを元にランキング形式でご紹介しましたがいかがでしたか。さまざまなバスローブが販売されていますので記事を参考に自分にぴったりのバスローブを選んでみてください。