サボテンといえば、緑でトゲのある植物というイメージが強いですよね。そんなサボテンは砂漠のような過酷な環境で生息するため、乾燥や温度に強く、水やりは1か月1回程度でいいほどで、ほかの植物よりも遥かに育てやすいです。一人暮らしの方にもぴったりですね。

実は品種によってサイズや見た目も異なり、小さなものから大型種・高級品もあります。好みやお部屋に合わせて個性的なサボテンを飾ることができるのも、観葉植物として人気の理由です。実際にどんなサボテンが存在するのか気になりますよね。

そこで今回はサボテンの人気おすすめランキング15選をご紹介していきます。ランキングは、大きさ・形・育てやすさなどを基準にして選びました。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。

サボテンは意外と種類が多く、買おうと思ってもどれを選べば良いのか迷いますよね。以下にサボテンの選び方を解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

サボテンの大きさは、小さいものから大型種までさまざまです。置きたい場所やお部屋のイメージに合わせて、ピッタリのサイズのサボテンを選んでください。

ミニサイズでかわいらしい「小型種」のサボテンは、テーブルやデスク、棚、窓際などちょっとした場所にも置けるのが魅力です。よく目に入る身近な場所に飾っておけば、キュートなサボテンを見て癒されたり目の保養になります。

比較的育てやすいため、観葉植物を初めて育てる方にもおすすめです。月影丸やマミラリア、ミニサボテンなどの品種が小型種に分類されます。

そこまで高く育たないため、部屋のさまざまな場所に飾りやすい中型種は、チクチクするトゲが生えるものや、硬い肉質となるものが多いため、サボテンらしい存在感があります。縦に長いゴツゴツしたものから、高さのないまん丸なものまで、形状もさまざまです。

中型種には、金晃丸や白桃扇などの品種が挙げられます。

柱サボテンとも呼ばれる「大型種」のサボテンはグングンと成長していき、品種によっては人の身長よりも高くなる場合があります。そのため、存在感やインパクトは絶大でどこに飾ってもナチュラル志向のインテリアにぴったりです。

大型種は、彩雲閣・竜神木・大雲閣などが有名な品種です。以下の記事では、大型観葉植物の人気おすすめランキングをご紹介していますので併せてご覧ください。

サボテンは大きさだけではなく、形もさまざまです。品種によって形や見た目が大きく変わるので、好みの見た目をしたサボテンを選んでください。

かわいい見た目が好みなら、「トゲが柔らかいタイプ」のサボテンをおすすめします。トゲが柔らかいものは見た目の印象もソフトで、高級品が多くトゲが白くなっていたり、トゲ自体がデザインになっていたりするサボテンが多いです。

トゲを触っても怪我する可能性が低いため、気軽に水やりやお手入れができ、小さなお子様やペットがいるご家庭にもピッタリです。ただし、一度汚れてしまうと汚れが落ちにくいので、土や砂が付かないように丁寧に育てましょう。

「トゲが硬いタイプ」のサボテンは、見るからにサボテンらしく、しっかりとした存在感を放っているのが特徴です。トゲの美しさやサボテンらしさを求める方におすすめします。金鯱や金松玉、黒王丸といった品種がこのタイプです。

硬くて鋭いトゲを持っているので、少し育て方が難しく、怪我などには十分注意しましょう。

サボテンを象徴としるトゲが生えていない「トゲが無いタイプ」の品種も存在します。身を守るためのトゲが無い分、肉質が硬いのが特徴です。平べったいものから、丸みを帯びているものまでさまざま形状になっています。

一風変わったサボテンを飾りたいなら、シルエットが色味がユニークなものを選ぶことをおすすめします。

サボテンには「花を咲かせるタイプ」の品種がたくさんあります。ちょこんと小さい花が咲くものや、大きく咲いた花が主役になるものなど、花の色や形はさまざまで、咲き方や咲く頻度も品種によって異なります。

金松玉や白玉殿などの品種は、頻繁に美しくかわいらしい花を咲かすため「花サボテン」とも呼ばれます。また、10年後に花を咲かせるものや、1年に1度夜にしか花が咲かない貴重なサボテンもあり、代表的なのが月下美人です。

以下の記事では、多肉植物の人気おすすめランキングをご紹介しています。是非併せてご覧ください。

本物のサボテンは観葉植物なので、水やり肥料などの世話が必要になってきます。サボテンの多くは、たまに水やりするくらいで、毎日の水やりは不要です。しかし、品種によっては頻繁に水やりや風通しなどのケアが必要になるものもあります。

日中、家を空けることが多い方や、一人暮らしで留守にする機会多い方は、水やりや手入れの頻度が少なくて済むような品種を選びましょう。ブラジリカクタス属・コリファンタ属・エキノプシス属などの品種が育てやすく、おすすめです。

本物のサボテンも良いですが、お世話に自身がない方やお手入れする時間がない方は、フェイクグリーン（人工植物）のサボテンもおすすめです。見た目は本物と間違うほどリアルで、水やりやといった世話をする必要がありません。

成長することが無いため形も維持しており、光触媒やCT触媒を使った製品であれば、お部屋の空気を綺麗にしてくれます。フェイクのサボテンもサイズや見た目がいろいろあるので、ぜひチェックしてみてください。

以下の記事では、フェイク観葉植物の人気おすすめランキングをご紹介しています。是非併せてご覧ください。

欲しいサボテンの品種が見つかったら、その中でも健康なサボテンを選びましょう。状態の良いサボテンの特徴は、濃い緑色をしている・表面にハリがある・先細りしていないことです。

この特徴を見極めるポイントにして、なるべく健康で状態の良いものを選ぶようにしましょう。生育状況や見た目を確認できない通販では、口コミなどを参考にしてみるのもおすすめです。

サボテンは乾燥した環境を好むため、土を選ぶときは通気性と排水性に優れた、粒のサイズが5mm～15ｍｍくらいのものがおすすめです。通気性と排水性が悪いと、水分が滞留して根腐れしてしまう恐れがあります。

また、しっかり成長させるためにも栄養分が含まれている「保肥力」のある製品を選びましょう。迷ったら、サボテン専門店で販売されているものや、市販で購入できるサボテン専用土を選んでも良いかもしれません。

以下の記事では、観葉植物の土おすすめランキングをご紹介しています。是非併せてご覧ください。

サボテンは、ダイソー・キャンドゥ・セリアなど100均のショップでも購入できます。100均とはいえクオリティも高く、種類も豊富です。サイズは小型種のように小さいものが多いですが、愛情を持って育てていけば、それなりに大きく成長します。

手軽に購入することができるため、初心者にも非常におすすめです。

サボテンや多肉植物を専門とする通販サイトは意外と多く、さまざまなサボテンを取り扱っているため、探している品種を見つけやすいです。また、どの通販サイトもこだわりがあり、丁寧に生育しているため、質が良く健康的なサボテンを購入することができます。

サボテンの品種（種類）はさまざまなので、どれにするか迷います。ここでは、おすすめの品種をいくつかご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

サボテンの中でも特に人気な「金鯱（キンシャチ）」は、サボテンの王様と呼ばれることもあります。まっすぐ伸びる金色のトゲと丸っこい肉質が特徴で、かわいらしい花も咲かせてくれるのも魅力のポイントです。

「墨烏帽子（スミエボシ）」は、まるで人がバンザイをしているような見た目をしたサボテンで、中型種くらいのサイズに成長して、存在感も十分あります。特に意識しなくても部屋の中でも育ち、水やりは1か月に1回程度です。

さらに夏場の直射日光も平気なため、一人暮らしや初心者にもおすすめなサボテンです。

サボテンの頭に真っ赤な花が咲いているような「緋牡丹（ヒボタン）」は、実は赤い花に見える部分が本体の品種であり、ほかの柱状のサボテンの力を借りて育っています。鮮やかできれいに発色して、とてもかわいいです。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

サボテンを飾ってみたいけど、育て方が分からない方も多くいます。ここでは、分かりやすくサボテンを育て方を解説していきます。

サボテンは、砂漠というよく日の当たる場所に生息している植物ですので、光合成をさせてあげるためにも、窓際などの日当たりが良い場所に設置するか、植物用のLEDライトを当ててあげましょう。

また、植物の病気として知られる病害虫を予防するためにも、風通しの良いところに設置してください。

サボテンは基本的に０℃くらいまでは耐えますが、０℃を下回る氷点下や、ずっと寒い環境にいるなら、室内に取り込んで管理します。寒さに弱い品種なら、冬でも５℃以上の環境を保つようにしましょう。

ただし、暖房の影響により、花になる芽をつくることができなく（分化できない）なり、花つきが悪くなる場合があるため、暖房の効いた室内で管理するときは、十分気を使ってください。

季節ごとに水やりをする時間帯を変えることが大切です。秋と春は午前中、夏は夕方から夜、冬は昼間に水やりをするのが目安になります。また、水やりは土が乾いたらジョウロなどでたっぷりと水を与えましょう。

植え替えをする時期は秋冬が適しています。トゲがあるサボテンの場合は、レザーやラバーの付いたグローブを装着して、手を保護して植え替えしましょう。また、植え替え前には土が乾いてるかチェックします。

土は乾いている状態がベストであり、土の表面が白っぽくなっていて、持ったときに軽ければ、乾いている可能性が高いです。

サボテンの増やし方は、子供（子株）を外して増やす挿し木・徒長した部分を切る「胴切り・1から生育する種まきの3種類あります。育て方・植え替え、増やし方についてもっと詳しく知りたい方は、下記に掲載しているサイトも参考にしてみてください。

サボテンにも肥料は必要です。しかし、肥料を与えるタイミングをしっかりと把握する必要があります。サボテンに肥料を与えるのに適した時期は春と秋です。夏と冬は成長しないため、成長する時期に追肥しましょう。

また、サボテンが大きくなって植え替えするなら、その際も肥料を与えましょう。ホームセンターなどで、サボテン専用の肥料が手に入りますので、必ず専用の肥料を与えるのがおすすめです。

インテリアとして観葉植物を置く際にぜひ知っておきたいのが風水の効果です。もちろんサボテンにも風水効果があり、おすすめの置き場所があります。サボテンはそのトゲから、言われているのが厄除けや魔除けの効果です。

悪い邪気を跳ね返してくれる素晴らしい植物かと思いきや、置き場所を間違えると、逆に恋愛運や金運などの良い運も跳ね返してしまうそうです。ベランダや窓際に置くと、ご近所でのトラブル回避になります。

職場のデスクなどに置けばお仕事の悩みが改善されるかもしれません。ぜひ、風水効果も意識して置き場所にもこだわって見てください。詳しくは以下のサイトの記事をご覧ください。

実はサボテンにも花言葉があります。サボテンはそのトゲトゲとした見た目から、少し怖いイメージがあるかもしれませんが、とても素敵な花言葉を持っています。図鑑には花言葉も記載されているものもあるので見ていると楽しいです。

サボテンの花言葉は「枯れない愛」「燃える心」「偉大」「あたたかい心」です。まさに乾燥した砂漠で強く自生しているサボテンに似合っています。サボテンのように強く生きた方方は、ぜひサボテンを観葉植物として飾ってみてください。

じょうろは植物を育てる際に必須のアイテムです。乾燥した砂漠に自生するサボテンですが、実はサボテンにも水やりは欠かせません。しかし、じょうろの種類も多く選ぶ際にはどれを選べばよいのか迷います。

インテリアとして部屋の中に飾ることの多いサボテンには、小さ目のじょうろを選ぶ必要があります。以下の記事では、じょうろの選び方とおすすめ人気ランキングをご紹介していますので、是非併せてご覧ください。

不思議で神秘的なサボテンは、鑑賞しているだけでも癒され、インテリアのアクセントとしても活躍します。皆さんも今回の記事を参考にしていただき、お気に入りのサボテンを見つけて育ててみてください。