ドライフラワーにぴったりの花の人気おすすめランキング11選
2024/08/30 更新
ドライフラワーを手作りしたいけど適した花がわからず、なかなか挑戦できない人もいるでしょう。しかしドライフラワーは意外と簡単にできるんです。本記事ではドライフラワーにおすすめの花や作り方を紹介していますので、ぜひ参考にして好みのドライフラワーを作ってみてください。
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ドライフラワーは簡単に作れる!
生花にくらべると長く飾れるドライフラワーは、自宅用としてだけではなくプレゼントとしても人気です。さまざまな花のドライフラワーがあり、店頭でもカラフルなおしゃれなドライフラワーが購入できます。
近年はインテリアのアクセントにもなるドライフラワーを、自分好みの花で手作りですのも人気です。ドライフラワーになる花や適した花には、どのようなものがあるのかや作り方が気になりますよね。
この記事では、ドライフラワーの作り方をはじめ、ドライフラーに適したおすすめの花人気ランキング11選をご紹介します。ランキングは価格・作りやすさ・色あせを基準にしましたので参考にしてください。
ドライフラワーになる花・適していない花
花の中でもドライフラワーになる花とそうでない花があります。そこでここではドライフラワーに適した性質の花と適していない性質の花の特徴を解説します。
ドライフラワーに適している花
ドライフラワーに向いているのは、水気があまりなく、色が変わったり形が変わったりしない花です。また、ボリュームのある花であれば、乾燥後に物足りなくなりません。センニチコウ・ラベンダー・ミモザなどがドライフラワーにしやすい花です。
季節ごとのおすすめの花は、春は黄色い花が鮮やかなミモザ、夏はふわふわして可愛らしいスモークツリー、秋はシックな色合いの秋色アジサイや長いススキのようなパンパグラス、冬は丸い綿帽子のようなコットンフラワーです。
ドライフラワーに適していない花
水気が多く、なかなか乾燥しない花はドライフラワーには向いていません。乾燥するまで時間がかかり、花の色がかなり変わってしまうからです。たとえばユリ、カラー、サボテンなどの多肉植物、ツバキなどはドライフラワーにするのが難しいです。
ドライフラワーにおすすめの花人気ランキング11選
アジサイ
梅雨時のゆううつを癒してくれる大輪の花
アジサイは梅雨の時期にきれいで大きな花を咲かせます。原産地は日本で、『万葉集』にもアジサイが詠みこまれています。丸い形をしたものを「手まり咲き」といい、花の周りにガクがあるものを「額咲き」といいます。
アジサイの色は吸収したアルミニウムの量によって決まります。土がアルミニウムを多く含むほど酸性になり、酸性なら青、中性なら紫、アルカリ性なら赤になります。白いアジサイにはアルミニウムを吸収する物質がないので色がつきません。
「秋色アジサイ」は花材としてよく使われます。梅雨どきに咲いた花が変化してシックな色合いになったもので、使うとアンティーク調のドライフラワーが作れます。よりきれいな秋色になるよう品種改良されたアジサイも出回っています。
参考価格 | 880円~1650円/本 |
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開花時期 | 6月~7月 |
花の色 | 白・青・紫または赤色 |
原産地 | 日本 |
エキノプス(ルリタマアザミ)
小さな毬のような花
エキノプスの品種の中には毬のような形のため、ルリタマアザミとも呼ばれものがあります。小さな花が集まって丸い形を作っています。青・紫・白といった色があり、組み合わせて飾っても違和感のない色合いです。
1本220円前後と少し高めですが、1本の茎が枝分かれしてたくさんの花をつけるため、1本だけ買っても花の数は多いです。花が開いているもの、つぼみのもの、花が終わったものなどいろいろな段階の花が1本の茎についているのも楽しめます。
ドライフラワーにしてもかわいらしい花の形やきれいな色がほとんど変わらないので、失敗が少ない花です。作り方も簡単なためドライフラワー初心者にぴったりの花です。
参考価格 | 220円/本 |
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開花時期 | 6月~8月頃 |
花の色 | 青・紫・白 |
原産地 | ヨーロッパ・アジア |
ユーカリ
葉っぱがかわいい
コアラのエサとして知られているユーカリですが、ドライフラワーなどアレンジの花材として人気があります。1年をとおして緑の葉は、楕円形やハート形など品種によって形が違うので、好きな形が選べます。
葉ばかりと思われているユーカリですが、実は花を咲かせます。2月から5月ごろまで咲いていて、おしべやめしべが花火のように飛び出したようなユニークな形をしています。ただし、木が少なくとも2m以上に成長しないと花はつきません。
ユーカリはドライフラワーにしても色がほとんど変わらず、きれいな色のまま長持ちします。ほかの花材とも色の相性がよく、香りも残るのでリースやスワッグにして飾るのもおすすめです。
参考価格 | 132円~330円/本 |
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開花時期 | 2月~5月 |
花の色 | ピンク・オレンジ・赤・淡い黄色・濃い黄色・白など |
原産地 | オーストラリア |
スターチス(リモニウム)
クリアな青が魅力
スターチスはヨーロッパ・北アメリカ・アジアといった広い地域で見られます。5月から6月ごろに青や紫、ピンクや黄色などさまざまな色の花が咲きます。1本の値段が安いので、たくさん買ってこんもりと飾ると見栄えが豪華になります。
スターチスは水に活けても長持ちし、ドライフラワーにしても色がなかなか変わらないため花材として人気があります。生花はかさかさとしており早く水分が抜けます。つるすだけで簡単にドライフラワーにできるので初心者にもおすすめです。
参考価格 | 132円~385円/本 |
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開花時期 | 5月~6月頃 |
花の色 | 青・紫・ピンク・黄・白・赤など |
原産地 | ヨーロッパ・北アメリカ・アジア |
ドライフラワーにぴったりの花人気おすすめ比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 参考価格 | 開花時期 | 花の色 | 原産地 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 |
かわいらしいボール状の花 |
83円~132円/本 |
6月~10月頃 |
紅紫色・ピンク・赤・白 |
北米南部~中南米 |
|||
2位 |
猫の毛のようなしなやかさ |
121円~339円/本 |
5月~11月頃 |
淡いピンクから濃い赤紫色 |
熱帯アジア・インド一帯 |
|||
3位 |
クリアな青が魅力 |
132円~385円/本 |
5月~6月頃 |
青・紫・ピンク・黄・白・赤など |
ヨーロッパ・北アメリカ・アジア |
|||
4位 |
葉っぱがかわいい |
132円~330円/本 |
2月~5月 |
ピンク・オレンジ・赤・淡い黄色・濃い黄色・白など |
オーストラリア |
|||
5位 |
楽天 |
小さくてかわいい花 |
154円/本 |
4月~7月 |
ピンク・白 |
オーストラリア |
||
6位 |
「女性の日」の象徴 |
3990円/1鉢(4号ポット) |
3月~4月上旬ごろ |
黄色 |
オーストラリア南部 |
|||
7位 |
小さな毬のような花 |
220円/本 |
6月~8月頃 |
青・紫・白 |
ヨーロッパ・アジア |
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8位 |
ハーブの女王 |
4290円/1鉢(7寸鉢) |
6月初旬~7月中旬 |
ピンク・紫、・青紫 ・白 |
地中海沿岸 |
|||
9位 |
思い出をとどめるために |
311円~396円/本 |
5月~7月頃 |
白・ピンク |
アジア・ヨーロッパ一帯 |
|||
10位 |
梅雨時のゆううつを癒してくれる大輪の花 |
880円~1650円/本 |
6月~7月 |
白・青・紫または赤色 |
日本 |
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11位 |
いい香りのドライフラワーに |
132円~366円/本 |
5月~11月 |
赤・ピンク・オレンジ・黄・白・紫・緑・茶・複色 |
ヨーロッパ・北アメリカ・アジア |
|||
※ 表は横にスクロールできます。
ドライフラワーを作ってみよう
ドライフラワーにおすすめの花ランキングを参考に、使いたい花が決まったら実際にドライフラワーづくりにチャレンジしましょう。適した季節や作り方を参考にしてください。
ドライフラワー作りに適している季節
ドライフラワー作りには、乾燥して気温が低い日が続く秋から春が最適な季節です。なかでも10月から11月がドライフラワー作りに最もおすすめの時期です。花が充実する時期であり、乾燥していて気温もちょうどよく、晴れの日も続きます。
ドライフラワーの作り方
難易度やどのようなドライフラワーに仕上げたいかによって、いくつか製法があります。いずれも花屋さんで買ってきたばかりの新鮮な花を使うのがコツです。
簡単に作るならハンギング法
花を吊り下げて乾かすシンプルな方法で、特に作りやすいのがセンニチコウ、ミモザ、ラベンダーといった花です。花を麻のひもなどでしばり、日光が直接当たらない風通しのいい場所に1~2週間つるしておいて乾燥させます。
束ではなく1輪ずつ干す、活けていた花なら水につかっていた部分は切り落として干す、扇風機や浴室乾燥機を使うなどして、できるだけ早く乾かすのがコツです。乾かす間に色が変わってしまう場合がありますが、色が変わらない花を使えばきれいな色に仕上がります。
生花としても楽しむならドライインウォーター法
花を容器に活けておき、風通しのいい場所で水を交換しないでゆっくりと乾かす方法で、生花としてもドライフラワーとしても楽しめます。アジサイやかすみ草などボール状の花やふんわりした花をドライフラワーにしたいときに向いています。
ハンギング法と同じくドライインウォーター法も乾くのに時間がかかり、花の色が変わってしまうのが欠点です。また、曲がりやすい茎や枝は乾く途中で首がゆがんでしまうため、ドライインウォーター法には向きません。
色褪せを防ぎたいならシリカゲル法
シリカゲルで花の水分を抜いてドライフラワーにする方法です。密閉容器にシリカゲルを敷き詰めて、茎を切った花を置き、上からもシリカゲルを振りかけて約1週間密閉するとできあがりです。ピンセットで広げてシリカゲルを花のすみずみまでいきわたらせるのがコツです。
シリカゲル法は花の色がほとんど変わらず、バラ・アジサイ・かすみ草などに向いています。水分の多いチューリップなどの花でもシリカゲル法ならドライフラワーにできますが、花の部分だけを残すので茎や葉も使うスワッグやリースの花材としては不向きです。
シリカゲルは粒状のものではなく粉状のシリカゲルを使ってください。ドライフラワー用のシリカゲルもありますが、乾燥するまでフライパンで炒るとお菓子の袋などに入っているシリカゲルも使えます。
しっとりした独特の仕上がりを楽しみたいならグリセリン法
仕上がりをしっとりとさせたいなら「グリセリン法」をおすすめします。材料のグリセリンはネット通信やドラッグストア、手作りコスメ用品のお店で簡単に手に入ります。値段には幅がありますが500円前後で購入できます。
グリセリンを3倍の熱湯で溶いてグリセリン溶液を作り、液にひたしたり活けたりします。花だけでなく、葉や実のドライフラワーも作れるうえ、見た目がほとんど変化しないまましっとりと仕上がります。
途中で花に近い茎の部分が曲がってしまう場合があるので、茎がじょうぶなカーネーションやマリーゴールドなどが向いています。また、グリセリン溶液につけるときは、茎の先に切れ目をいれておくと溶液をよく吸ってきれいに仕上がります。
ドライフラワーを長持ちさせる方法
できるだけ新鮮な花を使ってできるだけ早くしっかりと乾燥させるのがドライフラワー作りのコツです。花屋さんで開きかけたつぼみのものを買ってきて、花が開いたらすぐにドライフラワーにすると綺麗に仕上がります。
また、ドライフラワーは紫外線の当たらない風通しがよく湿気のない場所に飾ってください。カビの原因にもなるので、ほこりがたまりやすい場所や温度が高い場所も避けるのが無難です。
ドライフラワーのアレンジ方法
ドライフラワーを作ったらさまざまなアレンジを楽しめます。インテリアのアクセントにしたり、プレゼントとしても喜ばれます。
初心者でも挑戦しやすいリース
クリスマスよく見かける、植物や小さな飾りを使って丸く形をつけたものをリースといいます。葉が針のように細い針葉樹やユーカリ、バラの実などが人気の材料です。生花も使いますが、ドライフラワーを使うと長い間楽しめます。
玄関先などのドアや壁に掛けて使うと魔除けや幸運のお守りになり、冠のように頭にかぶったりテーブルの上で輪の中心にろうそくを置くとドラマチックな雰囲気を演出できます。
束ねてつるすだけのスワッグ
リースのように形を丸く整えないで、いろいろな植物を束ねてつるす飾りをスワッグといいます。ドライフラワーはもちろん、特別な加工をしたプリザーブドフラワーや、リアルな造花のアーティフィシャルフラワーなども多く使われます。
スワッグの起源は明らかになっていませんが、ドイツでは古くから魔除けや幸運を呼び込むアイテムとして、冬至の日に常緑樹の小枝をドアに吊るす風習があります。これが広がり18世紀末には、キリスト教の祭壇などにも神聖なものとして飾られるようになりました。
スワッグはリースと並んで、クリスマス飾りとしても定着しています。近年スワッグはドライになるまでの過程を楽しんだり、インテリアの一部として取り入れる人も増えている人気アイテムです。
ドライフラワーを使ったレジンアクセサリー
レジンとは英語で樹脂の意味ですが、最近では天然の樹脂ではなく科学的に合成された樹脂を指します。ドライフラワーにした花とレジンを組み合わせればオリジナルのアクセサリーが作れます。ぜひ自分好みのハンドメイドアクセサリーを作って楽しんでみてください。
まとめ
今回はドライフラワーの人気おすすめランキングと、楽しみ方・作り方をご紹介しました。ドライフラワーを飾っておけば花がない時期でも楽しめますし、インテリアのアクセントにもなります。簡単なので、ぜひご紹介した花でドライフラワーを作ってみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2024年08月30日)やレビューをもとに作成しております。
花について詳しくない人でも、バラはほとんどの人が知っています。ヨーロッパ・北アメリカ・アジア原産の花びらが何重にも重なるとてもきれいな花です。「美しいものにはトゲがある」といった言葉のとおり葉や茎にトゲがあります。
バラには種類がたくさんあり、赤・ピンク・白・黄色・オレンジ・緑などたくさんの色があります。また、香りが良く多くの効能もあるため、抽出したオイルはアロマオイルとしてアロマテラピーに使われています。バラの香りはドライフラワーにしても残ります。