ふるさと納税の駆け込み寄附はいつまでOK?期間や注意点をチェック

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年収に応じた控除上限額を正確に算出するためには年末付近まで待つ必要があり、中には自己負担額を増やさないために駆け込み寄附をする方もいます。今回は駆け込み寄附がいつまでOKなのか、期間や注意点をまとめました。ワンストップや年末調整についても解説するので、参考にしてください。

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※ページの内容は2022年05月10日 現在の情報となり、申込期限や在庫状況によって提供を終了している場合があります。
また、10/1以降のふるさと納税制度改正に伴うお礼品の寄付金額の変更及び提供の終了があるので詳しくはリンク先のお礼品ページをご確認ください。

ふるさと納税の申込・申請はいつまで?

ふるさと納税をする際、年末ギリギリになってから駆け込み寄附をしたいと思った経験はありませんか?特に年収の予測が立てにくい職業の方は、ある程度の収入が把握できてから寄附をしたいですよね。また、駆け込み寄附の注意点について知りたい方もいるはずです。

 

実は、年末ギリギリの寄附はメリットがある一方で、気を付けるべき点がたくさんあります。ふるさと納税自体は1年を通して行えるため寄附の期間は決まっていませんが、年末になってからの寄附は注意点が多いだけでなく申請期限もギリギリになる可能性が高いです。

 

今回は年末に駆け込み寄附をしたい方に向けた注意点と、ワンストップや確定申告で申請する際の期限などについて紹介します。いつまでに寄附をすれば良いのか、支払い方法ごとの受領日についてもまとめました。駆け込み寄附をしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

駆け込み寄附をする際は「期限」に注意

駆け込み寄附をしたいと考えている方は、申し込みだけが間に合っても意味がありません。申し込みだけでなく、寄附金の受領日や申請期限などさまざまな期限に注意しましょう。

支払い方法による受領日に注意

駆け込み寄附をする場合には、寄附金の受領日などの期限に注意しましょう。支払い方法によって受領日が異なるため、寄附する時期によっては翌年の寄附扱いになる場合があります。

クレジットカードは決済が完了した日

クレジットカードの場合は、決済が完了した日が受領日となります。そのため、12月31日までに申し込みをした上で決済を行えば、年内の寄附として扱われる可能性が高いです。ただし、ギリギリの時間に申し込みをすると決済完了までのタイムラグで間に合わない場合もあります。

 

基本的にはリアルタイムで決済処理がされますが、間に合うかどうか不安な場合には12月30日までに申し込みを済ませておくのがおすすめです。中には年末ギリギリの寄附を受け付けていない自治体もあるので、駆け込み寄附をしたいならあらかじめ確認しておきましょう。

 

寄附をした側が実際に支払うのは引き落とし日ですが、自治体側には決済完了の段階で寄附金が支払われている状態です。受領日は申し込み日や引き落とし日とは違うので、間違えないように注意してください。

銀行振込は指定口座への振込が完了した日

銀行振込を利用する場合は、指定口座への振込が完了した日が受領日です。つまり、12月31日に申し込みを行っても、振込をしたのが1月1日の場合には翌年の寄附扱いとなります。もし駆け込み寄附をしたいなら、申し込みをしたあとにできるだけ早く銀行に行きましょう。

 

使っている銀行などによっても異なりますが、振込は基本的に夜間や土日でも行えます。時間がない場合でも最寄りのATMに行けばすぐに手続きできるので、空き時間を活用して振込みましょう。もし振込が間に合いそうにない場合には、クレジットカードの利用がおすすめです。

払込取扱票は指定口座への振込が完了した日

払込取扱表はコンビニ振込票・コンビニ振込用紙などとも呼ばれているもので、コンビニなどで決済できる振込用紙です。払込取扱表による寄附金の支払いの場合には、振込をした日が受領日となります。コンビニを利用する場合だと、支払をした日が決済日です。

 

銀行振込と同様に寄附の申込自体が年内に間に合っていたとしても、振込が年明けになってしまうと翌年の寄附扱いとなってしまうので注意しましょう。年内に間に合わせたい場合は、寄附の申込をしたらできるだけ早く支払いを済ませておくのがおすすめです。

現金書留は自治体側が受領した日

現金書留は他の支払い方法よりも受領日が遅く、自治体が受領した日となります。そのため、ギリギリに現金書留を送ってしまうと年内に間に合いません。現金書留は普通郵便とは違って土日も配送してくれますが、遠い土地にある自治体だと間に合わない場合もあります。

 

銀行振込やクレジットカードなどのように、寄附した側が受領日を決められないので余裕を持って利用するのがおすすめです。現金書留は数日程度で届くのが一般的ですが、配送時のトラブルがないとも言い切れないので早めに出しておきましょう。

12月の申込には要注意

12月ギリギリの駆け込み寄附は、支払い方法や受領日だけでなくさまざまな注意点があります。以下で詳しく解説するので、後から困らないようにしっかり確認しておきましょう。

自治体やサイトによっては決済方法が制限される

ふるさと納税を行っているサイトや自治体によっては、年末の寄附に対する支払い方法を制限している場合があります。例えば、12月の最終週に入った段階で「支払い方法はクレジットカードに限る」「現金書留による支払いは不可」などを設けるところも多いです。

 

そのため、年末に寄附をしたいけどクレジットカードを持っていない場合などは、各サイトや自治体の注意点などもしっかりチェックしておきましょう。あらかじめ確認しておけば、申し込みをしてから支払いが間に合わないなどのトラブルを防げます。

早めに寄附を締め切ってしまう自治体もある

自治体によっては、早い段階でふるさと納税の受付を終了する場合があります。全ての自治体が12月31日まで寄附を受け付けているわけではないため、狙っている自治体があるなら先に確認しておきましょう。自治体のページに行けば、いつまで申し込めるか書かれているはずです。

 

多くの自治体では1年を通して寄附を行っているため、どの自治体でも良いと考えている方は問題ありません。ただし、寄附したい自治体を決めている方は、早めに締め切っていないかどうか確認しておくのがおすすめです。

人気の返礼品は受付終了の場合も

受領日や申し込みの締め切り日など期限に注意するのはもちろん、狙っている返礼品がある方は駆け込み寄附だと希望のものが選べない可能性があると覚えておきましょう。人気の返礼品は数に限りがある場合もあり、年末ギリギリだと受付が終了しているものもあります。

 

人気の返礼品ほど早くなくなってしまうので、「これだけは欲しい!」と思っているものがあるなら先に寄附をしておくのがおすすめです。年収の予測が立てにくい方は、ある程度の寄附までしておいて年末に追加で寄附をしましょう。

駆け込み寄附をする際はクレジット決済がおすすめ

駆け込み寄附を検討しているなら、支払い方法はクレジットカードがおすすめです。以下でクレジットカード決済がおすすめの理由を詳しく紹介します。

クレジットカードならすぐに決済&受領される

クレジットカード払いなら決済日が受領日なので基本的にはリアルタイムで反映され、12月31日の申し込みと決済でも間に合う場合が多いです。ただし、ギリギリすぎるとトラブルがあった際に困るので、余裕を持って行いましょう。

 

また、同じくスマホ決済もリアルタイムで反映されます。スマホ決済に対応している自治体やサイトは少ないものの、素早く簡単に支払いができるのでおすすめです。電子マネーなどを普段から使っている方は、ぜひスマホ決済の利用も検討してみてください。

他の支払い方法は年内に受領されるように注意しよう

年末ギリギリに寄附をする予定がある場合には、必ず受領日の確認をしてください。受領日は支払い方法によって異なるため、間に合うか検討してから申し込みましょう。クレジットカード決済以外の方法を使うなら、余裕を持って12月半ばまでには寄附しておくのがおすすめです。

控除申請の手続きは「期限」が異なる

駆け込み寄附の際には申請まで時間がないので、事前に期限や申請方法を確認しておきましょう。以下ではワンストップ特例と確定申告の申請期限を紹介するので、参考にしてみてください。

ワンストップ特例の申請期限は翌年1月10日

ワンストップ特例制度の申請期限は、寄附をした翌年の1月10日までに申請書類必着です。以下で詳しい申請方法や、間に合わなかった場合の対処法を紹介します。

ワンストップ特例の申請が間に合わなくても確定申告すればいい

ワンストップ特例制度の申請には、マイナンバーカード・本人確認書類・申請書などが必要です。申請に必要な書類が集まったら、寄附をした自治体に送りましょう。申請期限は寄附をした翌年の1月10日必着なので、できるだけ年内のうちに発送しておくのがおすすめです。

 

また、ワンストップ特例制度には「1年間の寄附が5自治体以下」「ふるさと納税の内容以外に確定申告の必要がない」などの利用条件があります。医療費控除を利用する方や個人事業主で確定申告が必要な方は利用できないので注意してください。

 

もし間に合わなかった場合には、確定申告が利用できます。確定申告の申請期限は寄附をした翌年の2月16日~3月15日で、ワンストップ特例制度よりも余裕があります。ただし、確定申告をする場合には、すでに書類を提出済みの分も合わせて1年分すべてを申請しなければなりません。

確定申告の申請期限は翌年2月16日〜3月15日

確定申告の申請期限は寄附をした翌年の2月16日~3月15日までです。以下では詳しい手続き方法や、間に合わなかった際の対処法を紹介します。

e-taxを使えば確定申告が簡単になる

確定申告をする場合には、e-Taxや郵送を利用するのがおすすめです。申請時期は会場や税務署が混み合う可能性が高いので、PCやスマホがある方は自宅でできるe-Taxを利用しましょう。e-Taxなら少し早い1月4日からの申請が可能で、提出する書類も省略できます。

年末調整はできない

ふるさと納税をしている方の中には、ワンストップ特例や確定申告ではなく会社などで行う年末調整で申請をしようと考えている方もいます。しかし、ふるさと納税は年末調整では申請できません。そのため、必ずワンストップ特例か確定申告で申請を行う必要があります。

確定申告も間に合わなかった場合は更正の請求をする

3月15日までの確定申告も間に合わなかった場合には、更正の請求をして申請を行いましょう。更正の請求とは確定申告の内容に漏れがあった場合などに利用するもので、申請期間が過ぎた後でも書類を提出すれば税金が控除される可能性があります。

 

更正の請求は税務署などで書類を提出するほか、e-Taxや郵送などでも手続きが可能です。PCやスマートフォンがあれば簡単に手続きができ、5年間までさかのぼって申請できるので漏れがあったときや間に合わなかったときは利用してみてください。

年内の寄附が間に合ったか確認できる

駆け込みのふるさと納税が年内の寄附として間に合っていたかどうかは、自治体から送られてくる「寄附金受領証明書」を見れば分かります。寄附金証明書には寄附金受領日などの日付が書かれているので、年内に間に合っているかどうか確認してみましょう。

 

証明書が送られてくる時期は自治体によって異なりますが、多くの場合は寄附から数週間程度で届きます。また、返礼品とは別で送られてくるので注意しましょう。返礼品の内容や自治体によっては、寄附金証明書よりも先に返礼品が届く場合もあります。

必ず納税者の本人名義で申し込む

ふるさと納税をする際の注意点としては、納税者本人の名義で申し込む点が挙げられます。妻や子の名義で寄附をしても控除されないため、必ず確認しておきましょう。

本人名義以外の寄附は控除されない

ふるさと納税は基本的に納税者本人以外の寄附は認められていません。例えば夫のふるさと納税をしようと、専業主婦である妻の名義で寄附をすると控除の対象外になってしまいます。そのため、寄附前には自分の名義になっているかどうか確認してみてください。

 

ふるさと納税は納めた所得税の還付や、納める予定の住民税を控除する制度です。納税をしていない方が寄附をしても控除される税金がないため、全額自己負担となってしまいます。共働きの場合は、それぞれの名義での寄附が必要なので注意してください。

ギリギリの寄附は名義間違いに注意

寄附をする際はサイトのアカウントが本人名義になっているのはもちろん、原則としてクレジットカードの名義も本人でなければなりません。例えば夫名義の寄附を行った際、寄附金の支払いを妻名義のクレジットカードで行うと控除されない可能性があります。

 

年末ギリギリの駆け込み寄附では、アカウントやカードの名義を確認せず寄附してしまうケースもあるので気を付けてください。寄附の前には必ず名義やアカウント名などを確認し、ミスのないようにふるさと納税を楽しみましょう。

返礼品によって配達に時間がかかる場合も

年末ギリギリの駆け込み寄附で注意したいポイントとしては、返礼品の発送時期も挙げられます。以下で注意点を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

返礼品の発送時期はバラつきがある

ふるさと納税の返礼品は、自治体や返礼品の内容によって発送時期にばらつきがあります。寄附の申し込みがあってからすぐに発送される返礼品もあれば、季節限定のフルーツなど旬の時期になってから発送されるものもあるので注意が必要です。

一気に返礼品が遠くと保存場所に困る場合も

駆け込み寄附をする方の中には、年末になってから一気に複数の寄附をする方もいます。その場合には、一気に返礼品が届いて困らないように注意しましょう。

発送予定日を確認しておこう

返礼品の多くは詳細ページに発送日が記載されています。一度に届いてしまうと困ると感じる場合には、寄附前にチェックしておきましょう。季節もののフルーツや食材、発送に時間のかかる家具などを選んでおけば一気に届いてしまう心配もありません。

 

中には寄附をしてすぐに送られてくる返礼品もあるので、寄附後に長期で出かける予定のある方は注意が必要です。特に生鮮食品などの傷みやすい食材は、不在の間に食べられなくなる可能性もあるので気を付けてください。

定期便の利用もおすすめ

一気に届いてしまうと保管場所に困る方には、定期便を利用するのもおすすめです。定期便なら1ヶ月や3ヶ月ごとに、各自治体から送られてくる返礼品を楽しめます。大容量の返礼品であっても小分けになって届き、長く楽しめるのがメリットなのでぜひ検討してみてください。

 

肉・魚・お米など食べ物関係の定期便はもちろん、ティッシュやトイレットペーパーなどといった日用品が届く定期便もあります。また、地方ならではの食材が届く豪華な定期便もあるので、興味のある方はチェックしてみましょう。

まとめ

今回はふるさと納税の駆け込み寄附に関する注意点や、控除適用に間に合ったかどうかの確認方法などを紹介しました。駆け込み寄附をしたいと思う方はたくさんいますが、期限に注意しなければ年内に間に合わなくなってしまいます。後悔しないためにも、ぜひ本記事を参考に寄附をしてみてください。

ランキングは楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトのランキング(2022年05月10日)やレビューをもとに作成しております。

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