ふるさと納税のベストなタイミングは?申請期限や期間について解説
2024/11/18 更新
出典: pixabay.com
ふるさと納税を検討していても、寄附のタイミングがよく分からない方も多いはずです。ほかにも、控除のタイミングや控除を申請する時期など知っておきたいポイントがたくさんあります。
今回はふるさと納税を行う4つのベストタイミングをはじめ、申し込みの期間や時期ごとのおすすめ返礼品などをまとめました。年内に申請を済ませたい方も必見です。
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目次
また、10/1以降のふるさと納税制度改正に伴うお礼品の寄付金額の変更及び提供の終了があるので詳しくはリンク先のお礼品ページをご確認ください。
ふるさと納税は一年中できるが申請のタイミングに注意
ふるさと納税の寄附のタイミングは基本的にはいつでもOKです。年内のふるさと納税は12/31までなので1年中いつでも寄附を行うことができます。
ただし、控除を申請する期限は方法によって異なるので注意が必要です。申請の期限を逃すとせっかくふるさと納税を行っても控除の対象にならないので、期限やワンストップと確定申告の違いが少しでも不安な方は以下の記事をご覧ください。
申請方法 | ワンストップ | 確定申告 |
申込期限 | 2024年12月31日まで | |
申請期限 | 2025年1月10まで | 2025年3月15日まで |
\ワンストップ特例制度と確定申告の違いは?/
ふるさと納税をするならいつ?4つのベストタイミングはこちら
ふるさと納税の4つのベストタイミング
①当年度の控除に間に合わせたい!なら12月31日までに
②お得さ重視なら楽天の買い回りキャンペーン中に
③人気の返礼品は在庫がなくなる前に!年明け1月からが狙い目
④旬を楽しみたいなら時期・先行受付開始に合わせて
当年度の控除に間に合わせたいなら12月31日までに
当年度の所得税の還付や翌年度の住民税控除に間に合わせたい!という方は、12月31日までに急いで申請をしましょう。年末の駆け込み申請をするにあたって、以下の2点には要注意しましょう。
①寄附の受領日が年内かどうか
②クレジットカード払いでは決済完了日が受領日になる
寄附金の受領日は自治体によって異なり、駆け込み申請が殺到する年末は年内に申込みをしても年明けに受領されるケースがあります。また、クレジットカード払いを利用した場合にも、カード会社の年末休業によって受領が年明けにずれてしまう場合もあります。
銀行振込や払込取扱票での支払いを選択できることもありますが、各種営業日を確認して早めの支払いを心掛けましょう。
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お得さ重視なら楽天の買い回りキャンペーン中に
楽天の買いまわりキャンペーンとは、利用したショップ数(ふるさと納税の場合は寄附した自治体数)に応じて、ポイント還元率が上がっていくキャンペーンです。最大10倍までポイント還元率が上がるので、利用額が高いふるさと納税はこのタイミングに行うことをおすすめします。
ふるさと納税だけで10自治体に寄附をすると考えると難易度が高いと感じるかもしれませんが、上の画像のように生活必需品などとまとめて購入することで意外と簡単にクリアできます。
よくある質問などは以下にまとまっているので、こちらも合わせてご覧ください。
\毎月不定期開催/
人気の返礼品は在庫がなくなる前に!年明け1月からが狙い目
年明けの1月から3月は年末の駆け込み寄附が落ち着き、①人気の返礼品も品が残っている②申込みから届くまでの時間が比較的短い、などのメリットがあります。
年の初めから計画的にふるさと納税を行うことで、返礼品が溜まることなくふるさと納税を楽しめるという点も、このタイミングでふるさと納税を行う魅力の1つです。
旬を楽しみたいなら時期・先行受付開始に合わせて
季節 | 旬な返礼品 |
春 | イチゴ、貝類 |
夏 | マンゴー、うなぎ、うに |
秋 | マスカット、柿 |
冬 | カニ、みかん、鯛、フグ |
ベストタイミングを理解し初心者でもお得にふるさと納税を利用しよう
ふるさと納税は応援したい自治体に寄附を行い、返礼品を受け取れる制度です。利用者は年々増加しており、これから活用してみたいと考えている方は多いですよね。
しかし、中にはふるさと納税のタイミングがよく分からずに手が出せない方も多くいます。先述したように寄附は1年中できますが、実はふるさと納税において知っておきたいタイミングがいくつかあるのです。
ふるさと納税をする4つのベストタイミングの詳細については、記事の後半でそれぞれ解説しています。これから初めてふるさと納税する方や、よりお得にふるさと納税を楽しみたい方は本記事を参考にしながらあなただけのニーズを見つけましょう。
楽天ふるさと納税を利用するなら買い回りキャンペーン中がお得
ふるさと納税のタイミングは基本的にいつでも良いと紹介しましたが、実は楽天ふるさと納税を利用する場合にはタイミングが重要です。よりお得に利用するならセール時を狙いましょう。
ふるさと納税もポイント還元対象
楽天では楽天ポイントと呼ばれる制度があり、金額に応じてポイント還元が受けられます。このポイント還元はふるさと納税も対象なので、楽天ふるさと納税を利用するなら還元率のアップするスーパーセールやお買い物マラソン開催時などを狙うのがおすすめです。
また、楽天カードでの支払い設定をしていたり楽天証券を利用していたりすると、さらにポイント還元率がアップします。お買い物マラソンやスーパーセール時は、買い物の内容に応じて最大ポイント10倍になるので非常にお得です。
その他の要素も組み合わせると、最大30%のポイント還元を受けられるのでよりお得にふるさと納税が楽しめます。還元されるポイント数には上限があるので、寄附額と照らし合わせながら調整して申し込みをしてみてください。
さとふるで使える!PayPayのキャンペーンもあわせてチェック
さとふるなどのふるさと納税サイトでは、支払いにPayPayが利用できます。PayPayでは支払額のキャッシュバックキャンペーンを行っている場合があり、寄附のタイミングを見極めればよりお得にふるさと納税を行える可能性が高いです。
キャンペーンの開催は不定期なので、PayPayの公式ページなどを確認してみてください。運が良ければ、寄附額が全てキャッシュバックされる場合もあります。キャンペーン利用時は内容や条件をしっかり確認したうえで申し込みをしましょう。
ふるさと納税の時期別!おすすめの返礼品をチェック
ふるさと納税は利用する時期によって選べる返礼品が異なります。1年を通して選べるものもありますが、ここでは時期ごとにおすすめの返礼品や選ぶポイントを紹介します。旬の食材を鮮度良く味わいたいなら、収穫時期に発送してもらえる先行受付を利用するのもおすすめです。
春におすすめの返礼品
4月は年度が切り替わる時期のため、返礼品をリニューアルする自治体が多いです。魅力的な返礼品が増えてくるのに加え、秋ごろに収穫される新米の受付もスタートします。
お米好きな方は新米を狙おう
お米が好きな方は4月を過ぎた頃から受付の始まる新米を狙いましょう。先行受付で申し込みをしておけば、秋ごろに獲れたての新米が届きます。お米の返礼品はコスパの高いものが多いだけでなく、自治体ごとに銘柄もさまざまなので好みのものを選べるのも魅力です。
また、少量なら2kg程度から用意されているため、一人暮らしの方でも手軽に利用できます。少ない寄附額でたっぷりのお米を届けてくれる返礼品もあるので、お得なものを探してみてください。以下の記事では、新米の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
果物ならいちごがおすすめ
春に旬を迎える果物の中でも、特に人気が高いのがいちごです。4月~5月頃にはさまざまな品種のいちごが登場するため、好みのものを選べます。中には白いちごや冷凍いちごを扱う返礼品もあり、珍しい味わいが楽しめるのも魅力の1つです。
先行受付をしておけば、収穫したばかりのフレッシュないちごを届けてくれる返礼品もたくさんあります。以下の記事では、いちごの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
夏におすすめの返礼品
夏場にはお歳暮に向けたギフト用の返礼品や、丑の日用のうなぎの返礼品が増える傾向にあります。贈り物に最適なビールや焼き菓子のセットなどの返礼品も多いです。
贅沢を楽しむならうなぎがおすすめ
春が過ぎて初夏になると、土用の丑の日に向けたうなぎの返礼品が増えてきます。うなぎの返礼品にはかば焼きや白焼きなどさまざまな種類があり、うなぎの産地や量もいろいろです。うなぎが有名な静岡県では、多くの返礼品が用意されています。
温めるだけで簡単に美味しく食べられる冷凍品もあるので、好みのものを探してみてください。
ギフト用ならビールがおすすめ
お歳暮などのギフト用として返礼品を受け取りたいなら、ビールがおすすめです。ビールにもいろいろな種類がありますが、中にはギフト用に丁寧に梱包された返礼品もあります。また、ビールだけでなくお菓子や油などの返礼品もギフト用として人気です。
ビールの返礼品はものによって数量や銘柄が異なるので、よく確認してから申し込みをするようにしてみてくださ。以下の記事では、ビールの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
秋におすすめの返礼品
秋ごろになると年末に向けて申し込みが殺到し、品切れになる返礼品が増加します。この時期は発送も遅れがちなので避けた方が無難ですが、選ぶならおせちなどの返礼品がおすすめです。
お正月を意識したおせちをチェック
秋口になるとお正月を意識した返礼品が増えてくるのが特徴です。中でもおせちは人気が高く、有名ホテルやレストランが手掛ける高級おせちの返礼品もたくさん登場します。和風や洋風など、さまざまな種類のおせちがあるので好みのものを探してみてください。
普段は味わえないような高級食材の入ったおせちもたくさんあり、注文しておけば華やかなお正月を過ごせます。冷凍のものもあるので、早めに注文しておきたい方にもおすすめです。おせちが出品されるのは早くて9月以降なので注意しましょう。
カニや和牛などの豪華食材も人気
秋口に登場する返礼品はおせち料理のほかに、年末年始で家族が集まるときに食べるための高級食材も人気です。特に見栄えの良いカニや和牛の返礼品は人気が高く、普段味わえないような高級食材を楽しめます。
和牛は佐賀県や兵庫県が特に人気で、上質な和牛が手軽に味わえておすすめです。カニは北海道の返礼品が多く、新鮮で大ぶりのものもたくさん用意されています。以下の記事では、カニや和牛の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
冬におすすめの返礼品
年末年始を迎える冬場は申込件数がやや落ち着く傾向にあり、人気の返礼品が狙えます。冬場に美味しい魚介類の返礼品が増え、夏に旬を迎える果物の先行受付がスタートするのも特徴です。
果物なら柑橘系がおすすめ
冬場に果物の返礼品を選ぶなら柑橘系がおすすめです。夏場に旬を迎えるものが多く、冬場に頼んでおけば、旬の時期に採れたての果物を送ってもらえます。フレッシュな味わいを楽しむなら、柑橘系の先行予約を活用してみてください。
柑橘系といってもみかん・ポンカン・レモン・いよかん・グレープフルーツなどさまざまな種類があるので、好みのものを探しながら選んでみましょう。以下の記事では、柑橘の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
旬を楽しむなら魚介類をチェック
旬の食材を楽しむなら、魚介類の返礼品がおすすめです。ホタテやカニなどの魚介類は冬場に旬を迎えるものが多く、新鮮なものを送ってもらえます。特に北海道では多くの魚介類を扱っており、お得な詰め合わせの返礼品も人気です。
いくらやサーモンなど、北海道ならではの美味しい食材もたくさんあるので選ぶだけでも楽しくなります。
年末に寄附をする場合の注意点
ふるさと納税のタイミングは基本的にいつでもOKですが、実は年末に寄附する場合には受領日や申請時期に注意する必要があります。以下で詳しく解説しているので、参考にしてください。
1月1日から12月31日までの寄附が対象
基本的には1月1日から12月31日までの寄附が控除対象となり、翌年度の住民税などから控除される仕組みです。12月31日を過ぎてからの寄附は翌年分の扱いとなり、翌々年度の控除対象となるのでギリギリの寄附の場合には気を付けてください。
寄附の受領日が年内かどうかチェックする
年末に寄附をする場合には、受領日の確認を忘れずに行いましょう。寄附をした日付は寄附金の受領日によって決定されるため、年内に申し込みをしても年明けに寄附金が受領されていると翌年分の扱いとなってしまいます。
寄附金の受領日は自治体や支払い方法によっても異なり、クレジットカードの場合には決済が完了した日が受領日です。銀行振り込みや払込取扱票での支払いでは、口座に支払いをした日が受領日となりますが念のため早めの支払いをしておきましょう。
特にクレジットカードはカード会社が年末に営業を休止していると、受領日が年明けになってしまう可能性が高いです。カード決済をする場合には早めに申込をするか、カード会社の営業日をしっかりと確認しておいてください。
ワンストップ特例の申請期限は1月10日
年末に寄附をした場合、ワンストップ特例制度の申請時期にも気を付けましょう。ワンストップ特例制度の申請書送付期限は、寄附を行った翌年の1月10日必着となります。自治体に行っては書類がすぐに送られてこない場合もあるため、すぐに返送できるようにしておくと安心です。
また、年末ギリギリに寄附をして申請が間に合わないときには確定申告を利用しましょう。基本的にはワンストップ特例制度を使うのが便利ですが、ふるさと納税のみの申請であれば確定申告でも手続きは簡単です。
ふるさと納税による控除のタイミングをチェック
ふるさと納税を行うと住民税が控除されると知っている方は多いですが、いつ控除されるのか分からないと困ってしまいます。ここでは控除されるタイミングを詳しく見ていきましょう。
住民税の控除額は翌年6月頃に通知
住民税の決定通知書は毎年6月頃に送付されます。住民税の控除を受けられる場合には1月1日から12月31日までに寄附をした金額が考慮され、翌年の6月に送付される住民税の決定通知書に記載されるのが基本です。自己負担を除いた金額が控除されているか確認しましょう。
会社員の場合には会社に住民税の決定通知書が届く場合が多いので、もらえない場合には会社で聞いてみてください。また、会社員以外の方や特別徴収を選択している場合には、自宅に住民税の決定通知書が届きます。
住民税の決定通知書はふるさと納税の控除額を知るだけでなく、さまざまな場所で証明書などとして使う可能性があるので大切に保管しておきましょう。もしなくしてしまった場合には再発行できませんが、「市民税・県民税所得証明書」で代用できる可能性がありあす。
所得税の控除(還付)は申請から1~2ヶ月後
ふるさと納税を行って確定申告をした場合、住民税の控除だけでなく所得税の還付も受けられます。ワンストップ特例制度などを利用して住民税の控除のみだった場合にも合計金額は同じですが、還付されるタイミングが異なるので気を付けてください。
確定申告をして所得税の還付が生じた場合には、申告をしてから約1~2ヶ月で指定の口座に還付金が振り込まれます。確定申告は2~3月に行うのが基本なので、4~5月頃までに還付されると覚えておきましょう。時期になったら指定の口座を確認してください。
控除を受けるためには申請が必須
ふるさと納税をすれば住民税の控除や所得税の還付が受けられる可能性がありますが、実は寄附をするだけでは控除は受けられません。必ず確定申告や書類の送付を行って手続きをしましょう。
手軽で便利なのはワンストップ特例制度
会社員などでふるさと納税以外に確定申告をするものがなく、1年間で寄附をしている自治体が5つ以下の場合にはワンストップ特例制度が利用できます。ワンストップ特例制度とは、寄附をした自治体から送られてくる書類に必要事項を記入して返送するだけで手続きができる制度です。
確定申告が必要ない方にとっては非常に便利な制度ですが、1回の寄附に対して1回の申請が必要となります。そのため、寄附数が多い方にはあまり向きません。また、6つ以上の自治体に寄附をしている場合やもともと確定申告が必要な方は利用できないので気を付けてください。
確定申告のタイミングは2月16日から3月15日
ワンストップ特例制度が利用できない、もしくは申請が間に合わなかった方は確定申告を利用しましょう。確定申告の申請時期は、ふるさと納税を行った翌年の2月16日から3月15日までとなります。期間が短いので、忘れないように申請を行ってください。
確定申告は税務署などで行えるほか、書類の郵送やPCなどを使ったe-Taxでも申請が可能です。申請時期は非常に混みあうため、郵送かe-Taxの利用をおすすめします。その際、ふるさと納税時に送付された寄附金受領証明書などが必要です。
必要書類には寄附金受領証明書のほか、源泉徴収票・マイナンバーカード・還付金受取用口座などがあります。申告の時期になってから慌てないようにするためにも、あらかじめ必要なものはまとめて用意しておきましょう。
まとめ
今回はふるさと納税における、さまざまなタイミングについて紹介しました。ふるさと納税を行うタイミングによって選べる返礼品が異なったり、よりお得に寄附ができたりします。特に楽天ふるさと納税を使う場合には寄附のタイミングに注意し、お得に返礼品を受け取りましょう。
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