ここでは、通販サイトの口コミ調査を基準に選んだ「編集部おすすめの小田原かまぼこ9選」を紹介します。

小田原かまぼこは豊富な品揃えで、商品選びに迷われる方に、これから製法・原料・使うシーン・有名なメーカーなどを基準に商品の選び方をご紹介いたします。

【目次】

• 種類で選ぶ
• 原料で選ぶ
• シーンで選ぶ
• 有名老舗店で選ぶ

原料は同じでも、蒸す・揚げる・焼く・茹でると、仕上げの過熱方法で全く違う味や食感が生まれます。製法の違いを参考に、気になる商品をピックアップしてみてください。

【目次】

• 素材の味を楽しみたい方は定番の「板かまぼこ」がおすすめ
• 香ばしい食感を楽しみたい方には「焼きかまぼこ」がおすすめ
• そのままはもちろん煮物等でも美味しいものなら「揚げかまぼこ」がおすすめ
• おかずにはコクのある「さつま揚げ」がおすすめ
• 定番でさまざまな料理に使いやすいものなら「ちくわ」がおすすめ
• 子供でも食べやすいものならおせちの定番「伊達巻」がおすすめ
• あっさりしていて食べやすいものがいい方は「はんぺん・しんじょ」がおすすめ

一般的にかまぼこと言えば、白身魚のすり身を木の板の上に盛って蒸しあげて作る「板かまぼこ」ですが、板かまぼこは小田原が発祥の地です。小田原かまぼこはぷりぷりの歯ごたえで、嚙む度に風味が口の中に広がります。

さらに良質なたんぱく質やカルシウムが豊富に含まれているので、手軽に栄養が摂取できるうえに、シンプルで癖のない風味なので、シソで巻いたり梅で和えたりチーズをはさんだりとさまざまなアレンジのしやすさでもおすすめです。

白身魚のすりみで作ったかまぼこを、こんがりと焼いたものが焼きかまぼこです。焼けた表面の香ばしさと、やわらかい中身のコントラストを楽しめます。食べる前に軽くあぶれば、焼きたての味わいを楽しめるので、ぜひ試してみてください。

揚げかまぼこはコクのある濃厚な味わいが特徴であり、煮物やおでんの具材としておすすめです。もちろんそのままでもおいしく食べられるうえに、炒め物にしたり、マヨネーズと醤油を混ぜたタレにつけても楽しめます。

魚のすり身にさまざまな具材を混ぜて練ってから、ひとつずつ丁寧に揚げて作るのが「さつま揚げ」です。小田原のさつま揚げや揚げかまは新鮮な魚のすり身に、黒ゴマや桜えびなどほかの具材が混ぜられているものもあり栄養満点です。

おでんや煮物などのご飯のおかずとしてはもちろん、そのまま気軽につまみやすい形なのでちょっと小腹がすいたときのおやつにも、軽く炙ってショウガ醤油でお酒のおつまみにもおすすめです。

棒に魚のすり身を巻きつけてから焼く「ちくわ」は、香ばしい風味でそのままでも美味しいですが、筒形なのでチーズやきゅうりなどをその中に詰めるなどして、いろいろとアレンジができる便利な食品です。

ほかにも焼いて仕上げる「笹かまぼこ」は香ばしい風味と食べやすい形や大きさで、おやつやおつまみにもおすすめです。以下の記事では、ちくわの人気おすすめランキングをご紹介しています。併せてご覧ください。

おせちの定番として名高い伊達巻ですが、実は卵に白身魚やエビのすり身などを混ぜ合わせて作った料理です。ふわふわとした食感とほんのり甘いお菓子のような味わいで子どもにも食べやすく、見た目も華やかなので人気があります。

魚のすり身に山芋や卵白を混ぜて茹でて作るのが、「しんじょ」や「はんぺん」です。小田原の職人による丁寧な手取りで仕上げられる「しんじょ」はぷりぷりで柔らかい食感とコクがあります。わさび醬油や、またお吸い物の具にしても美味しくいただけます。

「はんぺん」はそのままでもいいですが、軽く焼いても風味が出て、また定番ながらおでんに入れて食べるのも美味しくておすすめです。練り物が苦手な方にも食べてもらいやすく、子どもにも人気があります。

かまぼこの原料である白身魚はさまざまありますが、小田原かまぼこのこだわりの原料について紹介します。

【目次】

• 原料の魚のすり身には栄養価が高い「グチ」がおすすめ
• 「豆や野菜の具材入り」は食感がアップしておすすめ
• 健康志向の方や素材の味を楽しみたい方には「添加物不使用」がおすすめ

かまぼこの原料の白身魚は、グチ・ハモ・トビウオ・エソなどいろいろあります。小田原かまぼこはその中でも特にタンパク質が豊富なグチをよく使い、おかげで栄養価もぐっと高くなります。

また、グチはすり身にしたときに弾力が増す効果があるので、かまぼこには欠かせない魚です。スケソウダラのすり身の冷凍加工品を使うかまぼこがある中、小田原かまぼこはグチにこだわり高い品質を保ち続けています。

原料の魚のすり身に山芋や卵白を加えて作るはんぺんやしんじょは、ビタミンやカルシウムが豊富で栄養価のアップが期待できます。はんぺんは子どもにも食べやすい食感や味でおやつや夜食などの軽食にもおすすめです。

以下の記事では、チーズかまぼこのおすすめ人気ランキングをご紹介しています。併せてご覧ください。

伝統を継承し「小田原かまぼこ」のブランドを汚さないようにと品質を守り続ける老舗店の努力が、今日も美味しくて安全な商品を提供してくれています。添加物不使用にこだわり続ける店も多く、またそれが「小田原かまぼこ」の魅力のひとつとなっています。

小田原かまぼこは、魚の風味がしっかり感じられる高品質な商品です。また、普段の食事での摂取により、しっかり栄養を摂取できる商品です。

普段の食卓から贈り物まで、小田原かまぼこは豊富な商品がありますので、さまざまなシーンに合わせて選んでいただけます。

【目次】

• 普段のおかず」にはアレンジしやすいものがおすすめ
• 来客などの「おもてなし」にはおしゃれなものがおすすめ
• お中元やお歳暮など「贈り物・お土産」にはワンランク上のものがおすすめ

蒲鉾や竹輪はシンプルな味なのでそのままでも箸休めの一品としても重宝され、たとえば竹輪の磯辺揚げ・蒲鉾とキュウリとの酢の物・はんぺんのチーズのはさみ焼きなど、アレンジしても使えるので便利な食品です。

またメインのおかずのおでんの具材にもいろいろ使えるものがあります。以下の記事では、お取り寄せおかず・お惣菜の人気おすすめランキングをご紹介しています。併せてご覧ください。

初日の出を思わせる紅白の板かまぼこや、昔は大事な物を巻いて保管したのでその由来のある伊達巻は、今でも縁起物としておせち料理に欠かせない食品でお祝い事にもよく使われます。

最近の小田原かまぼこは、シンプルな紅白の板かまぼこだけでなく食べるのがもったいないような意匠を凝らしたものや、お酒の席でお洒落なオードブルとして目にも楽しいものなどいろいろあります。

江戸時代から有名な小田原かまぼこですが、いまなお良質な原料と伝統に培われた技法で作られています。いまでは「小田原かまぼこ」のブランドとしていただいて喜ばれる贈り物としてもおすすめです。

お中元やお歳暮の季節のご挨拶からお土産までさまざまな商品が出ていますので、送る方も選ぶのが楽しくなります。

小田原かまぼこをまだよく知らないといった方は、伝統を守り江戸時代から続く有名老舗店の商品を選ぶのもおすすめです。いくつか紹介させていただきます。

【目次】

• 伝統あるものを選びたいなら小田原かまぼこ発祥の店「鱗吉」がおすすめ
• 観光とともにかまぼこの歴史を楽しむなら「鈴廣」がおすすめ
• おしゃれな切り出し蒲鉾で有名な御三家なら「籠清」がおすすめ

創業が1781年で屋号「鱗吉」の田代吉右衛門本店は、小田原かまぼこの元祖と言われています。小田原かまぼこ通りに店を構え、鰯揚げやじねんじょ棒の食べ歩きなどでも人気があります。

おいしい小田原かまぼこの伝統を守るため原料の魚にもこだわり、食べる方が満足できるよう探求を続けています。江戸時代から受け継がれている元祖小田原かまぼこの味は、だれにでもおすすめできる小田原かまぼこです。

箱根の有名な観光スポットのひとつ「鈴廣かまぼこの里」は箱根登山鉄道風祭駅直結で、かまぼこ博物館ではかまぼこや竹輪の手作り体験ができたり、風情ある会席料理屋や箱根登山電車内を改装したカフェなど、買い物・食事・観光もできていろいろ楽しめます。

鈴廣の蒲鉾は150年も続く小田原かまぼこの老舗店のプライドを守り、素材や添加物不使用へのこだわりや熟練の職人の技の継承などが生み出す素晴らしい商品ばかりです。昔から変わらないなじみ深いものから新しいものまで豊富なラインナップも楽しめます。

さまざまな華やかな切り出し蒲鉾で有名な御三家の「籠清」は、創業1814年以来200年もの伝統を今に伝えている老舗です。水と原料となる魚を厳選し、魚のすり身をすべて昔ながらの石臼で行うなどこだわりを持って小田原かまぼこを作り続けています。

実は一口に「かまぼこ」と言っても、作られている土地によって味や見た目も多少は違います。たとえば四国の方では揚げた練り物を「天ぷら」と呼んでいます。興味がある方はお取り寄せして、地方ならではの素材や風味の違いを比較してみるのもおすすめです。

以下の記事では、お取り寄せかまぼこの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。

小田原は有名な歴史のある城下町で、箱根観光のついでに立ち寄る方も多い場所です。海岸近くにある昔から蒲鉾店が軒を連ねていた界隈は今では「小田原かまぼこ通り」となり、古い町並みを散策しながら食べ歩きを楽しめる観光スポットです。

かまぼこ以外にも地酒や小田原名産の梅から作った梅酒を味わってみたり、お土産に干物を選んだり、いろいろな練り物の味を堪能しながら観光も楽しめます。どこが美味しいか、比較してみるのも楽しいものです。

かまぼこについてより詳しく知りたければ、かまぼこの里にあるかまぼこ博物館に行ってみましょう。ここではかまぼこの知識や歴史について深く学べるだけでなく、実際に揚げかまぼこを作る体験もできるなど、家族連れに人気があるスポットです。