パワーサプライの人気おすすめランキング15選【コスパ最強はどれ?安い独立型も紹介】
2023/05/08 更新
エフェクターに電源を供給するパワーサプライは、ギタリストに必須のツールです。そこで今回はパワーサプライの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは通常方・分岐型・独立型を基準に作成しました。購入を迷われている方は是非参考にしてみてください。
目次
音痩せ改善に必要なパワーサプライを使ってライブを楽しもう!
パワーサプライとは複数のエフェクターに電源を供給する装置を指す言葉。何種類ものエフェクターを使用するギタリストに必要なツールです。主にコンパクトなものやノイズが起こりにくいものが好まれます。
荷物の多いバンドマンとしては少しでも荷物を減らしたいのも正直なところで、エフェクターには乾電池を使用している人もいます。しかし、パワーサプライを上手に取り入れれば音痩せを改善しつつ機材のスマート化も目指せるんですよ。
種類が多いため、選ぶのが大変かもしれません。そこで今回は、パワーサプライの選び方やおすすめ商品ランキングをご紹介します。ランキングは通常型・分岐型・独立型を基準に作成しました。購入を迷われている方はせひ参考にしてみてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
パワーサプライ通常型のおすすめ
パワーサプライ分岐型のおすすめ
パワーサプライ独立型のおすすめ
パワーサプライの選び方
パワーサプライは持ち運びに便利な小型のものやノイズが起こりにくいものなど、種類がとても豊富です。ここではパワーサプライを選ぶポイントをまとめてみました。
オムロンのコンバータとの違いは?種類ごとの仕組みで選ぶ
パワーサプライには通常型・分岐型・独立型の3つの種類があり、ノイズ耐性・耐久性・仕組みなどに違いがあります。
たくさんの種類を比較検討したいなら「通常型」がおすすめ
通常型のパワーサプライは電源を一つのレギュレーターを通してエフェクターに送る構造になっています。種類が豊富で選びやすいのが最大のメリットで、初心者でも導入しやすいタイプです。
ただし電圧を安定させるレギュレーターが一つしかない物が多く、アナログエフェクターとデジタルエフェクターを同時に接続すると、アナログ側にノイズが発生するというデメリットがあります。
コスパと身軽さを追求するなら安い「分岐型」がおすすめ
分岐型のパワーサプライとは、コスパよくいわゆるコードを分岐させて各エフェクターへ接続するタイプ。荷物をとにかく減らしたいならこのタイプがおすすめです。価格も安いので手軽に導入できるのもメリットですね。
分岐方はケーブルタイプなので電圧を安定させるレギュレーターがありません。このためエフェクターに送られる電力が一定にならず、ノイズが発生したり音質が不安定になるというデメリットがあります。
サウンドにこだわるならコンセントがアイソレートになっている「独立型」がおすすめ
独立型やアイソレート型のパワーサプライは接続端子やコンセントごとにレギュレーターが用意されています。そのため、アナログエフェクターとデジタルエフェクターを同時に使用してもノイズが発生しにくいというメリットがあります。
それぞれのエフェクターに別々に電源を提供するため、配線トラブルの対応も楽になります。音質にこだわるギタリストさんにおすすめのタイプです。ただし、ほかの種類と比べて機能面で優れている分、価格は高くなります。
変換方法で選ぶ
エフェクターはDC電圧で動くので、パワーサプライからは内臓もしくは付属のACアダプターで、AC電圧をDC電圧に変換しています。変換方法もチェックが必要です。
アナログエフェクターのみに使うなら「トランス方式」がおすすめ
トランス方式はパワーサプライをはじめとする音響装置に採用されている一般的な変換方法で、安価でノイズが起こりにくいのが特徴です。そのため、ノイズの影響を受けやすいアナログエフェクターに適しています。
トランス方式の機器は回路自体が大きく、サイズや重量が大きくなりがちなのがデメリットです。ライブや練習で持ち運ぶ機会が多いギタリストさんにはやや不利かもしれません。
デジタルや混在の使い方にはキーエンスなどが販売する「スイッチング方式」がおすすめ
トランス方式のサイズや重量が大きくなりがちという問題点を改善したのがキーエンスなどが販売しているスイッチング方式です。コンパクトなので持ち運びのストレスも軽減できます。デジタルエフェクターを主に使っている方におすすめのタイプです。
トランス方式でもスイッチのオンオフに伴う変動電圧により、ノイズが発生する場合があります。しかし最近ではノイズ耐性に優れているパワーサプライやエフェクターが増えていて、ノイズもあまり気になりづらいです。
エフェクターの種類で選ぶ
主に使用するエフェクターに合わせて選ぶのも一つの方法です。アナログエフェクター・デジタルエフェクターそれぞれに、適しているタイプも変わってきます。
「アナログエフェクター」にはノイズが出にくいものがおすすめ
アナログエフェクターだけを接続するのであれば、トランス方式の通常型のパワーサプライがおすすめです。トランス方式はノイズが起こりにくいので、ノイズに弱いアナログエフェクターを接続するのに適しています。
接続するエフェクターがアナログのみであれば、価格の高い独立型を使用しなくても、安価な通常型で十分です。荷物が増えるのが負担であれば、分岐型を使う選択肢もあります。
「デジタルエフェクター」なら小型でコンパクトに配線できるものがおすすめ
デジタルエフェクターを接続するのであれば、スイッチング方式の通常型か独立型が適しています。デジタルエフェクターはアナログエフェクターよりノイズに強いので、スイッチング方式のパワーサプライでもノイズがあまり気にならないからです。
スイッチング方式の方がコンパクトなので使い勝手もよく、便利に持ち運べます。パワーサプライは通常型でも問題ないですが、独立型にしておくとアナログエフェクターを追加するときでも、変動電圧によるノイズの発生を気にする必要がありません。
ギターやベースなら「電流容量」を確認
電流容量とは消費する電流量の上限のことです。上限を超えるとエフェクターは動かなくなるので注意が必要です。電流容量は基本的にACアダプターから送られる電流量になりますが、接続端子ごとに電流容量が決まっているものもあります。
ギターやベースなど消費電力の高いデジタルエフェクターを複数接続する場合には特に気を付けなければいけません。電流容量が足らなくならないよう、エフェクターの電源容量を確認しておきましょう。エフェクターの電源容量はmA(ミリアンペア)かA(アンペア)単位で記載されています。
「対応電圧」をチェック
一般的なエフェクターは駆動電圧が9Vになります。ほとんどのパワーサプライがこれに対応しているので問題ありません。ただし、より迫力のあるサウンドを出すために、12Vや18V駆動のエフェクターを使用したい場合には気を付けなければいけません。
9V電圧にしか対応していないパワーサプライに、12Vや18V駆動のエフェクターを接続しても正常に動かないからです。12Vや18V駆動のエフェクターを使用する場合には、12V/18Vの出力に対応しているパワーサプライを選ぶ必要があります。
「出力数」を確認
パワーサプライを選ぶときには、接続できるエフェクターの数も重要になります。パワーサプライによって接続端子の数もさまざまだからです。そのため、使用するエフェクターの数だけ接続端子がついているものを選ぶ必要があります。
選ぶときは出力数に少し余裕を持たせておくのがおすすめです。余裕を持っておけばエフェクターを増やしたいと思ったときでも買い替えをせずにすみます。
記号を確認して「極性」をチェック
電源には極性があり、同じ極性同士で接続しないと故障の原因となります。極性はセンタープラスとセンターマイナスがあり、一般的なエフェクターはセンターマイナスのものがほとんどですので、パワーサプライも合わせて選ばなくてはなりません。
お手持ちのエフェクターの極性がわからない時は、説明書や箱の記載を確かめるか、差込口を確認してください。+(プラス)とー(マイナス)の記号の間にある黒丸マークから線が伸びている方向がその機器の極性です。
CAJなどプロ使用「メーカー」をチェック
メーカーでパワーサプライを選ぶのも一つの方法です。使っているエフェクターのメーカーと同じメーカーから出ているものを選べば相性は悪くありません。また、パワーサプライにはCAJなどプロ使用品として一定の人気を持つメーカーもあります。
ランキングでもご紹介しているフリーザトーン・VITAL AUDIO(バイタルオーディオ)などは人気の高いメーカーです。vivie(ヴィヴィー)の製品もエフェクターと合わせて人気が高いですが、現在は入手が難しくなっています。
パワーサプライ通常型の人気おすすめランキング6選
口コミを紹介
車やバイク、PCと同じで安定し最適な電圧での電源供給をしないと、エフェクターは100%の仕事をしてくれません。整流器は装備していませんが、これを使いだしてから音色が顕著に変わりました。
口コミを紹介
今まで使ってたパワーサプライは9V出力でしたが、PV-9は出力9.6Vなのでメイン歪みのLeqtique9/9などの音質も向上され、ポートがショートしても、自動復帰してくれるので電源トラブル時も安心して使えます!!
口コミを紹介
エフェクターボードにこのパワーサプライがあると、とても存在感がある。それほどまでに大きい。ただ、性能は10000円でこれはやり過ぎではないのか、と思うくらいに非常に良い。
One Control
Dirstro All In One Pack
キーエンス販売品のように小型で電圧調整ができる商品
キーエンス製品のように手のひらサイズの小型なパワーサプライです。スペースを取らないので、エフェクトボードの配置に悩まずに済みます。出力数は9個で、1つは12V~18Vに調整可能、残りはすべて9Vの電圧に対応可能です。
電流容量も2000mAと余裕があり、小型ながらもしっかりした対応力で人気があります。写真の黒の他にシルバーのものもあり、ボードの上をおしゃれにまとめたい方にもおすすめです。
種類 | 通常型 | 電流容量 | 2000mA |
---|---|---|---|
対応電圧 | 9V/12V/18V | 出力数 | 9 |
口コミを紹介
軽く、小さく、発熱なし、12V~18Vも便利です。大変良い物を買う事が出来ました。
Donner
POWER SUPPLY DP-2
記号がおしゃれで低価格の商品の中では最優秀
この商品はフルアイソレートではなく、アナログエフェクターとデジタルエフェクターを同時に繋ぐとノイズが発生しやすいタイプです。ですがそれぞれの端子が個別に保護されているので、比較的ノイズが発生しにくいです。
ショートサーキットプロテクション機能がついているので、端子に問題が生じた場合も対策できます。記号やロゴがおしゃれなデザインです。対応電圧は9V・12V・18Vで、端子の電流容量も100mAと500mAと余裕があります。
種類 | 通常型 | 電流容量 | 1000mA |
---|---|---|---|
対応電圧 | 9V/12V/18V | 出力数 | 10 |
口コミを紹介
今まで乾電池でエフェクターを使っていましたが、複数のエフェクターを使うにはやはりパワーサプライが必要だと思い、購入しました。今のところ問題なく使えています。それにしても低価格で良いです
口コミを紹介
予想していたよりも小さいです。最小限の小さなボードを組むために導入したのでピッタリでした。
パワーサプライ通常型のおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 種類 | 対応電圧 | 電流容量 | 出力数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
|
Amazon 楽天 ヤフー |
ミニサイズで機能性抜群の場所を取らないパワーサプライ |
通常型 |
500mA |
9V/12V/18V |
3 |
|
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ヤフー |
記号がおしゃれで低価格の商品の中では最優秀 |
通常型 |
9V/12V/18V |
1000mA |
10 |
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楽天 ヤフー |
キーエンス販売品のように小型で電圧調整ができる商品 |
通常型 |
9V/12V/18V |
2000mA |
9 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
大きいけれど性能は抜群 |
通常型 |
9V/12V |
1000mA |
11 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
歪み系エフェクターに最適な仕組みを搭載 |
通常型 |
9V |
600mA |
6 |
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楽天 Amazon ヤフー |
オムロンのように電圧をモニターできるメーターを搭載したCAJのプロ使用品 |
通常型 |
9V |
450mA |
8 |
下記の記事では、マルチエフェクターの人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
パワーサプライ分岐型の人気おすすめランキング3選
口コミを紹介
プラグそれぞれにキャップもついているので、安心。価格も手頃なのではないでしょうか。
Donner
Donner DC9V 1A アダプター エフェクター電源分岐パッチケーブル PSE認証(5way)
一つ持っておくと便利な分岐型
分岐型のパワーサプライはノイズが出やすいデメリットがありますが、この商品は比較的ノイズが出にくいので人気があります。価格が安く、コンパクトでスペースも取りません。持ち運びも手軽で非常に便利です。
この商品はケーブルが5個ですが、8個まで接続できる分岐線も別売りされています。ACアダプターも最初から付属されており、電流容量も2000mAと余裕があるので、使い勝手がいいです。
種類 | 分岐型 | 電流容量 | 2000mA |
---|---|---|---|
対応電圧 | 9V | 出力数 | 5 |
口コミを紹介
多くの機材を持ちたくない場合ってありますよね。その場合には、これで電源は十分かと。私はデスクの上でのエフェクターのサウンドチェックにミニアンプとの組み合わせでも使用してます。手軽に使えて便利ですよ。
口コミを紹介
エフェクターを何個も使わないので電池を買うことが多かったが、今まで買っていた電池代金より結果的に安上がり。しかもエフェクターの動作も安定してるし、電池切れの心配もなし。
下記の記事では、ギターエフェクターの人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
パワーサプライ独立型の人気おすすめランキング6選
VITAL AUDIO
POWER CARRIER VA-08 MKⅡ
24V対応で音痩せを改善!高電圧のエフェクターをフル活用できる
この商品はすべての端子が独立している独立型のパワーサプライなので、変動電圧によるノイズの心配がありません。電流容量も2000mAと余裕があるので、たくさんのエフェクターを接続して音痩せを改善できます。
接続端子も9Vに対応しているものが6個と、9V・12V・18V出力が自由に変更できるものが2個も備わっているので非常に便利です。付属のケーブルを使用すれば、36V(18V+18V)の電圧にも対応できます。
種類 | 独立型 | 電流容量 | 2000mA |
---|---|---|---|
対応電圧 | 9V/12V/18V | 出力数 | 8 |
口コミを紹介
その他エフェクター合わせて1600mA分ほどつないでますが現状問題なく安定してます。
口コミを紹介
安い4000円くらいのものを使っていましたが、ノイズが酷かったためこれを試してみたところ、全くノイズがなくなり、音の粒がきれいに聞こえるようになったように感じます
口コミを紹介
電圧も安定してそうで急に音が小さくなったりすることもありません。
普通に使えるしおすすめです。
口コミを紹介
PEDAL TRAIN NANOの裏側に装着出来ました。クリーンブースト(かけっぱなし)、BE-ODをかけてもノイズも極わずか。
ちゃんとしたパワーサプライを着けれて満足です。
口コミを紹介
音が格段に良くなりノイズがなくなります。なんでプロが挙って使うのがわかりました。値段はしますが絶対に買った方がいいです。これ使ったら他のパワーサプライ使いたくなくなります。
口コミを紹介
小さくて場所取らなくて良いです!
パワーサプライ独立型のおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 種類 | 電流容量 | 対応電圧 | 出力数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
|
Amazon 楽天 ヤフー |
ベースにおすすめ発熱やノイズの少ないICチップ搭載モデル |
独立型 |
1000mA |
9V/12V/18V |
10 |
|
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楽天 Amazon ヤフー |
プロも認めるテクノロジーが詰まったアイソレート型 |
独立型 |
ー |
9V |
8 |
|
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Amazon 楽天 ヤフー |
小さい・軽い・安い点が大きなコンバータと違い便利 |
独立型 |
1000mA |
9V |
6 |
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|
Amazon 楽天 ヤフー |
コスパ最強の独立型コンパクトパワーサプライ |
通常型 |
1400mA |
9V/12V/18V |
10 |
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![]() |
Amazon 楽天 ヤフー |
コンセントが独立したフリーザトーンの人気製品 |
独立型 |
1000mA |
9V |
8 |
|
![]() |
楽天 Amazon ヤフー |
24V対応で音痩せを改善!高電圧のエフェクターをフル活用できる |
独立型 |
2000mA |
9V/12V/18V |
8 |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
下記の記事では、ボーカルエフェクターの人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
vivieのパワーサプライがサウンドハウスでも買えない理由は?
エフェクターの人気メーカーに「vivie(ヴィヴィー)」があります。外見もおしゃれなさまざまなエフェクターを出しているのでご存知の方も多いのではないでしょうか。そのvivieのパワーサプライも定番の人気があるのですが、入手が難しくなっています。
楽器やサウンドツールを手広く扱っているサウンドハウスのサイトでも販売が休止されていました。メーカーのサイトを確認したところ、新型コロナの影響で物流に影響が出ていて、部品調達ができないようです。
まとめ
パワーサプライにはアイソレート型や分岐型、コンセントがたくさん差せるタイプなどがあります。音瘦せを改善したい方や、ノイズがひどくて失敗した経験がある方は、ぜひ今回の記事を参考にしてお気に入りのパワーサプライを見つけてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年05月08日)やレビューをもとに作成しております。
手のひらに収まるミニサイズで、機能性とコンパクトさを両立させたパワーサプライです。取り回しが良く持ち運びにも便利です。コスパにも優れているので、小さめのエフェクトボードで組みたい方におすすめです。