赤ら顔・ニキビ跡・部分的なくすみが気になる方もいますよね。そんな方には白系の下地ではなく肌の赤み消しに最適な緑色の化粧下地がおすすめです。ファンデーションの前にコンシーラーとグリーン下地を併用すると、悩みをカバーしてくれます。

しかし肌に優しいタイプや乾燥肌、脂性肌でも使えるものなど、どのアイテムを選べばいいのか悩みますよね。そこで今回は、グリーン下地の選び方・使い方とグリーン下地のおすすめ人気ランキングをご紹介します。

ここでお伝えしているグリーン下地ランキングは内容量・パッケージのタイプ・肌質・主な成分・UVカット数値の5項目を基準に作成しました。アットコスメで人気のブルベ・イエベにおすすめできるプチプラのものもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ここからはグリーン下地の選び方をご紹介していきます。グリーン下地によって使いやすさや成分などが異なるので、購入前に確認してください。

パッケージの種類は、主にチューブタイプ・ボトルタイプ・クッションタイプの3種類にわかれています。それぞれメリット・デメリットがあるので、チェックしましょう。

1番スタンダードなのが、チューブタイプのグリーン下地です。チューブタイプは手に取って、指で顔に伸ばしていきます。コンパクトな商品が多いので、持ち運びにも便利です。基本的にチューブタイプはこっくりとしたクリーム状になっています。

顔全体に塗るのはもちろん、ピンポイントで気になる部分に塗るのにも適しており、メイク初心者の方でも使いやすいです。

ボトルタイプもスタンダードなパッケージの種類で、チューブタイプと同じく手にとって顔にのせて使います。テクスチャーはみずみずしくさらっとしたものが一般的で、お肌に馴染みやすく伸ばしやすいです。

ただし、みずみずしいため、ピンポイントでの使用が難しく、ボトルタイプより内容量が少ないので、メイク初心者の使用やコスパを気にする方の使用はあまりおすすめできません。

グリーン下地の中でもメジャーとはいえず少ないタイプなのが、クッションタイプです。手を汚さずに顔にのせられるのがメリットですが、チューブタイプやボトルタイプとは違って少しかさばり、コスパがいいとは言えない点がデメリットとして挙げられます。

自分のお肌に合うかどうかは、購入前の確認がおすすめです。お肌に合わないともったいないので、テスターを試してから選ぶようにしてください。

乾燥肌の方の場合は、なるべく保湿成分が多いもの、その中でも保湿力に優れた高保湿成分の入ったものを選ぶのがおすすめです。たとえば、スクワラン・ヒアルロン酸・ローヤルゼリーエキスなどが挙げられます。

また、カミツレ花エキスやアーチチョーク葉エキスなど、植物由来の美容成分が入ったものであれば、スキンケアをしながらお肌に負担をかけずにメイクできます。

オイリー肌(脂性肌)の方におすすめなのは、テカリや皮脂を抑えてくれる効果が期待できるグリーン下地です。オイリー肌の方におすすめされている下地には、皮脂吸着パウダーが入ったものが多い傾向にあります。

また、メーカーによっては皮脂による毛穴の目立ちをカバーするためのパールが入っていて、肌悩みをぼかしてくれるものなどもあります。

敏感肌の方におすすめなグリーン下地は、なるべく添加物が入っていないものです。敏感肌の方の場合、少しの刺激でも肌トラブルに繋がるので、なるべく刺激の少ない肌に優しいグリーン下地を選んでください。

たとえば、スタンダードなものですとパラペン・アルコール・香料・鉱物油などが添加物として挙げられるので、これらが含まれていないものを選ぶようにしてみてください。

敏感肌や乾燥肌の方の場合、お肌に合わないものを使ってしまうと肌トラブルに繋がるので、グリーン下地に含まれている成分を確認してください。基本的に保湿成分がたっぷり入ったもの、そして添加物はなるべく含まれていないものを選ぶのがおすすめです。

また、使い方もしっかりチェックしてください。長時間メイクをしていると肌に負担がかかってしまうので、家に帰ったらきれいにオフするのが大切です。

UVカット効果の数値はグリーン下地によって大きく異なる部分の1つです。一般的に、SPFは25〜30程度の数値が多く採用されていますが、中にはSPF35や50といった一般日焼け止めと同じ数値をもつものもあり、しっかり日焼け対策を行えるものもあります。

また、PAについても+もしくは++がグリーン下地の中では基本ですが、中にはPA+++のようにUVカット効果が高く期待できるタイプもあるので、しっかり紫外線対策を行いたい方は、SPF値やPA値が高いものを選ぶようにするのがおすすめです。

以下の記事では、日焼け止め機能付きの化粧下地の選び方とおすすめランキングをご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてください。

グリーン下地のテクスチャーはこってりとしたクリームタイプ、もしくはみずみずしい液状タイプの2種類が主です。部分的に塗るのであればクリームタイプ・全体的に塗るのであれば液状タイプのテクスチャーがそれぞれ適しています。

1つ気をつけてほしい点は、クリームタイプを塗る際にお肌に馴染まずに何度も指で擦ってしまうと、その摩擦からお肌に負担をかけてしまうところです。肌トラブルを防ぐためにも、なるべく摩擦をかけずに伸ばせるものを選んでください。

緑色の下地は赤みやくすみをカバーしてくれる機能をもっているメイクアイテムで、そこがメリットです。しかし、カバーしたいからといって顔全体にたっぷりと塗りすぎたり、何度も重ね塗りをすると逆効果になってしまいます。

また、ブルベタイプやイエベタイプなど、自分の肌の色味に合うかどうかも重要です。自分の肌の色味に馴染まないものを塗ると、白浮きしたり、くすんで見えてしまいます。メーカーやブランドによって色味の差があるので、購入前にテスターで確認しましょう。

グリーン下地は、ブランドによって価格が大きく異なります。毎日使うならコスパの良さも重要です。自分が納得できる価格のアイテムを選んでください。

自分のお肌に合うお気に入りのグリーン下地は、継続的に使用したいものです。しかしそうなってくると気になるのが、コスパだと思います。最近では価格が安くても内容量が多く、なおかつ品質もいいプチプラのグリーン下地も多いです。

コスパが気になる方は、プチプラブランドをチェックしてみるのもおすすめです。なかでも、ちふれ・KATE(ケイト)・資生堂など有名メーカーのプチプラコスメが人気で、ドラッグストアで気軽に購入できます。

以下の記事では、プチプラ化粧下地の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介しています。こちらも参考にしてください。

品質を重視するなら、デパコスのグリーン下地がおすすめです。肌馴染みがいいのはもちろん、美容成分を含んだアイテムも多くあります。RMK(アールエムケー)・THREE(スリー)・Givenchy(ジバンシィ)のグリーン下地が定番人気です。

韓国は美肌大国なので、肌をきれいに見せてくれるグリーン下地が多数発売されています。ETUDE(エチュード)やInnisfree(イニスフリー)のグリーン下地は、高品質なのにお手頃価格なので、一度試してみてください。

グリーン下地の中には4役〜5役程度の機能を兼ね備えているものもあるので、こういったものを選ぶのもおすすめです。ひとつのアイテムでさまざまなケアができるので、メイクの時短にもなります。

今回ご紹介しているグリーン下地のタイプとしては、下地機能に加え、UVカット機能・カラーコントロール機能が合わさった3in1が基本ですが、これに油分補正・水分調整・スキンケア処方などの機能が付け加えられて5in1となっているタイプのものもあります。

3in1や5in1を謳うだけあって、それぞれの機能はしっかりと効果が期待できるものとされているため、油分補正やスキンケア処方など、自分のお肌にプラスしたいものが機能として付属しているグリーン下地を選ぶのがおすすめです。

近所への買い物など、フルメイクはしなくても肌悩みだけ隠しておきたいときもあると思います。そういった場合はクレンジング不要の石鹸で落ちるものがおすすめです。石鹸で落ちるタイプは下地自体が肌への負担が少ないものが多く、洗顔時の摩擦を軽減できます。

ただし、石鹸で落ちない化粧品を重ねた場合はクレンジングが必要になります。

グリーン下地は実際に使用してみないと、自分の肌に合っているかどうか判断しづらいです。購入する際は、事前にアットコスメなどのランキングサイトの口コミをチェックしてください。使用感や仕上がりを知れると、アイテム選びがスムーズになります。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

肌質や色味、悩みによって似合うベースメイクの色は違います。自分の肌に合ったカラーを選べるよう、コントロールカラーと似合うタイプを紹介しますので参考にしてください。

今回ご紹介しているグリーンの化粧下地です。グリーンといっても肌馴染みのいい色なので違和感はありません。こちらの下地がおすすめなのは、ニキビ跡・赤ら顔でお悩みの方です。赤み消しに使う際は、気になる箇所を中心に薄くのばすようにしましょう。

グリーンはほかの色によりも発色がいいので塗りすぎないようにしましょう。

透き通るような肌に見せたい方におすすめです。とくにイエローベースのお肌の方、顔の黄みが気になる方はブルーやパープル系で肌のトーンを統一させてください。韓国風や外国人風のメイクに憧れのある方は、この色味の下地を使うと一歩近づけます。

健康的な肌色を求める方におすすめです。なんとなく体調が悪そうに見えたり、疲れてる？と聞かれたりする方はくすみがちな肌色が原因かもしれません。頬のあたりに部分的に塗るとイキイキとした肌色に仕上がります。

元々の肌の色が普通～黒い方が使うと、腫れぼったい印象になってしまう可能性もあります。色白の方や、いつも顔色が青白い方にぜひ使っていただきたいカラーです。

シミやそばかすをカバーしたい方が部分使いするのにおすすめです。日本人の肌色に馴染みやすい色味ですが、顔全体に塗りすぎてしまうと、黄みを強調してしまいます。肌を健康的に明るく見せたい方はぜひ使ってみてください。

上記にも挙げたように、赤みを抑える下地にはグリーン下地が効果抜群です。グリーンは赤色の反対色にあたるカラーなので、ニキビや乾燥による赤みをカバーする役割を担ってくれます。また、肌の凹凸を補正してくれる効果もあるので、チェックしましょう。

化粧崩れを防いで、美しい仕上がりをキープしてくれるので、白浮きしないよう適量を上手く使いこなせるとメイクの仕上がりがワンランクアップするためおすすめです。

コントロールカラー下地を使う際、色が浮く場合があります。その際は、まず薄くファンデーションを塗って少し時間をおいてグリーン下地を重ね、最後にもう一度ファンデーションを塗ってください。下地がうまく馴染んでいないため浮く可能性もあります。

手で馴染ませてもいいのですが、スポンジなどメイクツールを使って馴染ませるのもおすすめです。

ベーシックな化粧下地の塗り方・使い方です。お化粧を綺麗に見せるための下地ですが、塗り方が汚いとその上に乗せるファンデーションもヨレてしまいます。資生堂の塗り方講座では次のように紹介しているので真似してください。

まず、乳液・化粧水タイプの下地は1円玉サイズを手に取り、右頬骨・左頬骨・おでこ・鼻・顎の5箇所にぽんぽんと付け、丁寧になじませていきます。特に目や小鼻のあたりはムラが出やすいのでゆっくり塗りこんでください。

最後に、年代別におすすめの化粧下地をご紹介します。年齢によって肌の悩みは変わるので、自分の求める下地を探せるよう、こちらも参考にしてください。

ほぼ化粧の必要がない10代ですが、もちろん10代には10代の悩みがあります。化粧下地は自分の肌の状態などをしっかりと把握して選ばないと、余計な肌トラブルを生んでしまう化粧品の1つです。

10代の場合は脂性肌の方や、テカリなど皮脂関係に悩む方が多くなっています。若者のニキビをうまく隠してくれる高機能下地を選んでください。

しっかりメイクをし始める20代は肌トラブルも気になってくる年頃です。メイクのしすぎで敏感肌になったり、10代の頃ほどのツヤがなくなってきて落ち込む場合もあります。明るいツヤを出し、くすみをカバーしてくれる化粧下地を選んでください。

体調に変化が起きやすく、肌質やお肌のお悩みが変わりやすい年頃の30代は、若々しい肌を保ちたいと思う方が多いです。化粧ノリを良くしたり、肌を均一に整える働きがある化粧下地が大活躍します。

より外見も内面も磨いていきたい30代女性は、綺麗で美しいメイクの仕上がりにこだわり、肌へのケアとダメージを考えて化粧下地を選んでください。

年齢に応じたケアを考え始める40～50代は、敏感肌や乾燥肌、肌の明るさやツヤの落ちなど、さまざまな肌トラブルや肌の悩みを感じ始めます。だからこそ、ファンデーション本体と同様に下地も大事です。

美容成分の入ったものなど、少し贅沢な化粧下地を使って丁寧に肌をいたわりましょう。以下の記事では、美容専門家監修のもとに化粧下地の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介しています。ぜひ、参考にしてください。

今回は、グリーン下地のおすすめ人気ランキングを皆さんにご紹介してきました。同じグリーン下地でも、成分やUVカット効果などは商品によって異なるので、まずは自分の肌タイプにマッチするものを見つけるようにしてください。