錆止め塗料のおすすめ人気ランキング15選【最強はどれ?錆の上から塗れる塗料も】
2022/04/13 更新
目次
鉄骨や車に!スプレータイプも!簡単に使用できる錆止め塗料の特徴
金属が錆びるのを防ぐために錆止め塗料を使用します。専門の業者に依頼すると完璧ですが、コストがかかります。その点販売されている錆止め塗料は簡単に錆を防ぐことができ、コストもかからないのでとても魅力的です。最近ではスプレータイプも登場しています。
最近ではホームセンターやインターネットで数多くの錆止め塗料が販売されています。ただし使用する場所の下地によって、適切なものを選ばなければ、錆止め塗料の効果を発揮できません。錆止め塗料は購入前のリサーチが非常に重要になるのです。
そこで今回は、錆止め塗料の選び方や人気のおすすめ商品ランキングをご紹介します。ランキングは塗料の種類、色、容量、性能を基準に作成しました。購入を迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。
錆止め塗料の選び方
錆止め塗料は塗料や溶剤の種類によって、さまざまなタイプに分かれます。これからご紹介する選び方を押さえておけば、きっと最適な錆止め塗料に出会うことができますよ。
性質で選ぶ
以前はクロム系が主流の錆止め塗料でしたが、近年で大きく変わりました。そのため、以前よりも安全に自宅で使用することができるようになりました。大きく3種類に分類することができます。選ぶ基準となるので参考にしてみてください。
耐久性を重視するなら「油性系」がおすすめ
油性系は近年使用されることが増えてきました。油性系の錆止めは塗装した膜が厚くなるため、他の種類よりも防錆性に優れるという特徴があります。紫外線や酸性雨、塩害などに耐えてくれます。その強い耐性のため他の錆止め塗料に比べて乾燥時間が長くなってしまいます。
また、性質上、亜鉛メッキに対する接着力が弱いことが欠点となっています。耐久性は抜群ですが、乾燥時間が長いという欠点があるために、油性系は一番人気とはなっていません。
作業効率を気にせず、屋外の耐久性を重視している方は油性系がおすすめです。油性系は他の種類に比べて比較的値段が高くなっています。コスパ重視でなければお試しください。
初めて使用するなら「合成樹脂系」がおすすめ
合成樹脂系は油性系のように、防錆力に特化していませんが、浸透性や耐久性、接着性、防食性などのバランスがとれた錆止め塗料になります。そのため、油性系と比較すると膜が薄くなっており、その分乾燥時間が短いというメリットがあります。
忙しい方にとって、仕上がりが早いというのは嬉しい点です。また、仕上がりが綺麗なため初めて使用する方におすすめです。油性系に比べ、耐久性に劣ると記載しましたが、紫外線に対しては強い耐性を発揮します。
長期間の効果を目的としているならば、日照時間の長い地域にお住まいの方はぜひお試しください。熱い夏の時期に優れた効果を発揮してくれるでしょう。
バランスを重視するなら「エポキシ樹脂系」がおすすめ
エポキシ樹脂系は近年最も使用される頻度の高い錆止め塗料です。合成樹脂系と同様、塗装した膜が薄いため防錆力は油性系に劣りますが、接着性や防食性、耐久性は優れた性質を持っています。また、エポキシ樹脂の特性として、脆弱な素地を補強してくれる性質があります。
その他にも水や薬品に対して強いというメリットがあります。しかし、合成樹脂系とは異なり、紫外線には耐性が低いのがデメリットです。そのため屋内での使用に向いています。
合成樹脂系との大きな違いは紫外線に対する耐性の強さです。合成樹脂系とエポキシ樹脂系で悩んだ際は、使用場所で選ぶことをおすすめします。
溶剤の種類で選ぶ
ほとんどの錆止め塗料はそのままでは使用することができません。使用する際に「溶剤」で薄める作業をしなければいけません。その溶剤にも種類があり、3種類に分類されています。それぞれの特徴が異なるため、用途に合ったものを選びましょう。参考にしてください。
最強の効果を発揮したいなら「強溶剤」がおすすめ
強溶剤とは、溶解力の強いラッカーシンナー、エポキシシンナー、ウレタンシンナーなどのことで、シンナーを混ぜて希釈して使用します。多くの方に知られていますが、シンナーはきつい臭いを放ちます。そのため、屋内での使用はおすすめされていません。
臭いだけでなく、性質も強くなっています。そのため、他の塗膜を剥がしてしまう恐れがあり、使用の際は十分な注意が必要になります。錆止め塗料を使用した経験のある方は、こちらの種類を試すのも良いかもしれません。
アルミや銅に対しての接着力の高さや耐久性が高いことから、屋外での使用に向いています。使用の際は説明書をよく読み、安全に使用してください。
臭いが気にならない「弱溶剤」もおすすめ
弱溶剤は、強溶剤に比べて溶解力が弱いものを言います。つまり、シンナーの割合が少なくなっているので、強溶剤よりも臭いが少なくなっていますが、耐久性では劣ります。弱溶剤は主に鉄部で使用されることが多いです。
人や環境に優しくなったため、近年では強溶剤よりも使用頻度が多くなっています。また、旧塗膜の上から使用できるという便利さもメリットのひとつです。それによって作業時間の短縮が図れるため、忙しい方も使用しやすいでしょう。
臭いが少ないことや、安全面を考慮される方におすすめです。室内での使用に向いています。
環境にやさしい成分なら「水性」がおすすめ
水性はシンナーではなく、水で薄めて使用します。そのため、強溶剤や弱溶剤のようなシンナーの臭いを感じることはありません。もちろん、人や環境に最も優しい錆止め塗料になっています。それらが理由で多く使用されています。
住宅街など、近隣への臭いを気にされる方におすすめです。しかし、耐久性が上記2つよりも劣ってしまうのがデメリットです。使用方法はとても簡単で、乾燥時間も速いために便利ではありますが、他の溶剤や錆止め塗料と同様、使用方法をよく確認し、十分に注意しましょう。
また、水性であれば小さなお子さんのいる家庭での使用もおすすめです。
使用場所で選ぶ
これまでは錆止め塗料の性質や溶剤の種類について記載してきました。その中で、適した使用場所を記載しているものがいくつかあります。続いては使用場所によっての選び方を詳しく記載しますので、ご注目ください。
「屋外」で使用するなら防錆性に優れたタイプがおすすめ
暴風雨や紫外線、塩害、雪などにさらされる屋根やシャッター、物置小屋はどうしても錆びやすくなっています。そこで錆止め塗料が活躍します。
屋外で使用される錆止め塗料は、簡単に落ちては意味がないため、耐久性や防錆力効果の高いものを使用するべきです。屋外で耐久性の高い錆止め塗料を使用したいと考えている方は、油性や合成樹脂系であり、強溶剤で希釈するタイプの錆止め塗料がおすすめです。
シンナーの臭いによる近隣への迷惑や環境への影響を考慮するのであれば、水性タイプの錆止め塗料の使用がおすすめです。
「屋内」で使用するなら安全性と臭いに着目しよう
屋内で使用する際に考慮したいポイントは、安全性と臭いです。近年では屋内向けのさび止め塗料も販売されているので、見極めることが重要となります。特に、小さなお子さんのいる家庭では安全性を重視することが大切でしょう。
安全性を考慮する際には「エポキシ樹脂系」の錆止め塗料がおすすめです。さらに、「水性」であれば尚良いでしょう。こちらの組み合わせは環境保護にも良いため、近年主流になりつつあります。臭いが少ない点もおすすめできます。
エポキシ樹脂系の錆止め塗料のデメリットは、紫外線に弱いという点です。しかし、室内での使用の場合は心配する必要がなさそうです。
性能を比較し「低コスト」な商品を選ぼう
選び方のポイントとしてだれもが注目するのがコスパです。同じような製品で、性能に大きな差がなければ、値段の安いほうを購入することが多いです。
また、値段の高い錆止め塗料を購入しても、うまく使用することができなければ、初めから専門業者に頼む方が良かったと思うかもしれません。そのため、初心者の方であれば、コスパの良いものの購入をおすすめします。
使用する場所によっておすすめする錆止め塗料は変わりますので、価格や容量をよく確認してから適切な塗料を選ぶ必要があります。もし、使用後に余ってしまったら保存できるのか、できないのかも予め確認することをおすすめします。
仕上げの色に合わせて色を選ぶ
錆止め塗料には主に赤、白、シルバーの色があります。色は仕上げの塗料に合わせて選ぶようにしましょう。
仕上げが黒や茶色など濃い色の場合は「赤色」の錆止め塗料を
仕上げの塗料が黒や茶色などの濃い色の場合は、赤色の錆止め塗料を塗りましょう。新築工事中などで「打ち合わせの色と違う!」と思っても、おそらく下地の錆止め塗料ですので安心してください。
仕上げが明るい色の場合は「白・シルバー」の錆止め塗料を
仕上げの塗料がベージュ系などの明るい色の場合は、白やシルバーの錆止め塗料を使用しましょう。仕上げの塗料に応じて適切な錆止め塗料を使用することで、色の仕上がりがより良くなりますよ。
「透明」の錆止め塗料ってあるの?
現時点で、完全に無色透明な錆止め塗料はほとんど販売されていません。錆止め塗料は防錆効果を発揮するために、顔料を使用しています。そのためどんなに色が薄いタイプでも、多少の色づきがあることがほとんどです。
もし錆止め塗料の色選びに不安があるようでしたら、一度専門業者に相談してみることをおすすめします。
錆止め塗料の人気おすすめランキング15選
口コミを紹介
錆止めと色塗りの2度塗りしていたのが1度で出来て時間短縮できました。
耐久が心配でしたが耐久も今までのウレタン塗装に比べ長持ちしています。
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塗料の伸びがよく刷毛にベッチョりつけなくでも1度塗りでほぼ仕上がりました。
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何度もリピしています。塗りやすく、乾燥も早いので1日で下塗り、仕上げ塗り×2回が可能です。鉄の錆び止め、木の下塗りにも使用できます。この製品は油性ですが、乾燥後は水性塗料も上塗りできます。とても、気に入って使用しています。
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日曜大工にて、シャッターの塗装に使用いたしました。
大変施工しやすく、仕上がりも良く大変満足いたしております。
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前のはがれかけた塗装を除いたらサビの上から塗りました。錆止めが効いてるような感じです。
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刷毛で塗りやすく、トシンで希釈でき、とても使いやすい錆止めです。また、鉄部の塗装の際の下塗りとしても効果的で、塗膜の厚みを作れます。
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うすめ液での希釈は極力さけて塗装したが、【さび止め】の伸びは良く、乾き具合も良好。
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リーズナブルなので購入、夏になったら、使ってみたいと思います。
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部屋の床を全面、一度に済ませるのが大変なので、フローリングの切れ目で、数度に分けて、ワックス落しと、塗を2回繰り返して、1缶使い切りました。
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油性だから躊躇しましたが、少しうすめ液を加えましたが、とても滑りがよく滑らかに塗布できました。
色もきれいで見栄えもよくて上塗りをしなくてもこのまま上塗りしないで終わりました。
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スクーターのホイールに錆が浮いて汚かったので塗りました。
適度に艶消しの仕上がりだったので近くで見ない限りおかしなことにはなっていません。
水性は便利ですね。
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値段の割には液体がよく伸びて綺麗に仕上がりました。
やっぱりシリコンはよいと思います。
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錆の浮き始めた倉庫のルーフを塗装しました。ローラーでの作業でしたが伸びも良く手早く作業が出来ました。
塗料としては高価格なので-☆。
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使う分だけ 容器に分けて 刷毛で塗っています。
水性なので 使い終わった容器や刷毛を水洗いできるのは とても良いです。
勿論、塗ったところは 乾けば 水にも強く 雨に濡れても大丈夫です。
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重機の塗装に使用しました。 この色が何とも言えずいい感じです。(好みによります)塗装は 刷毛塗ではなくエアブラシにて施工 そのため粘性の高い塗料ですので 薄めて塗りました。
錆止め塗料のおすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 種類 | 色 | 容量 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
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高耐久アクリルトタン用α塗料 |
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錆の上から直接1回塗るだけで効果抜群 |
アクリル樹脂 | 茶 | 1.6kg |
2
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サビキラープロ |
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抜群な効能が人気の理由 |
水性 | シルバー | 1kg |
3
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高耐久シリコン樹脂塗料 油性シリコンタフ |
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作業効率と高耐久を求める錆止めならコレ! |
シリコン樹脂 | グレー | 3.2L |
4
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高耐久シリコントタン屋根用 |
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トタン屋根に抜群の効果を発揮する |
油性 | あかさび | 14L |
5
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スーパー水性カラーさび止め |
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水性だから安心・安全に使用できる |
水性 | ホワイト | 0.7L |
6
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油性超速乾サビドメ |
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環境を考慮した優しい錆止め塗料 |
油性 | あかさび | 0.7L |
7
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強力サビ止メ塗料 |
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コスパ重視ならこちらがおすすめ |
エポキシ樹脂 | グレー | 1.6L |
8
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合成速乾さび止めペイント |
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バランスの良い性質で誰でも簡単に使用できる |
合成樹脂 | グレー | 20L |
9
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速乾油性さび止め |
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強力な防錆剤が配合されている優れもの |
油性 | グレー | 2L |
10
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ハイポンファインデクロ |
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本格的な錆止め塗料で完璧な仕上がりを |
エポキシ樹脂 | グレー | 16kg |
11
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水性サビ止鉄部用 |
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プロ仕様の高い効果に期待できる |
エポキシ樹脂 | ホワイトアイボリー | 0.2L |
12
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水性エポキシさび止め |
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きつい臭いが苦手な方にはおすすめの錆止め塗料 |
エポキシ樹脂 | 透明 | 0.2L |
13
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スーパー油性エポキシさび止め |
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1日で上塗りまで完璧に仕上げることができる |
高性能エポキシ樹脂 | アカサビ | 0.7L |
14
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速乾エポキシさび止め |
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プロ使用の速乾性錆止めで自宅を錆から守る |
特殊エポキシ樹脂 | グレー | 0.8L |
15
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サビテクト |
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錆止めだけでなく、上塗りも気になっている方へ! |
アクリルシリコン樹脂 | アイボリー | 1.6L |
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各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
錆止め剤・錆止め塗料の塗り方
錆止め塗料の基本的な使い方をご説明します。まず錆止め塗料を塗る前に非常に重要な作業が、「ケレン作業」です。ケレン作業ではサンドペーパーなどで錆を落とします。続いて、塗料がはみ出さないように養生テープなどでマスキングします。
以上の作業が終わったら、いよいよ下塗りである錆止め塗料を塗りましょう。錆が目立つ場所には、2度塗りしても問題ありません。最後に、仕上げとなる上塗り塗装を2回行います。この2回の塗装は、同じ種類の塗料を使用してかまいません。
錆の上から塗れる塗料も!おすすめ塗料をご紹介
錆止め塗料を塗り終わったら必要になるのが上塗り塗料です。最近では、錆の上から直接塗れるタイプも登場しているので便利です。以下の記事では、油性や水性の塗料の人気おすすめ商品をランキング形式でご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
錆止め塗料のおすすめランキング15選を紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか。自分で作業し、綺麗に仕上げることができたら嬉しいですよね。目的に合ったものを購入し、錆から守りましょう。初めての方でも簡単に使用できます。ぜひお試しください。
ランキングはAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年04月13日)やレビューをもとに作成しております。
ランキング14位は長期間効果を期待できるサビテクトです。高耐久アクリルシリコン樹脂配合で紫外線・排ガス・雪などから建物を守ります。こちらの製品にはツヤ出し効果も含まれています。
そのため錆止めと上塗りが同時に行える優れものです。作業時間を大幅にカットでき効率的です。気温20度での乾燥時間は約30分であり、乾きが速いのも特徴です。