オーボエのおすすめ人気ランキング15選【どのメーカーがいい?安いのも】
2024/08/30 更新
オーボエは華奢なフォルムと温かみのある音色で評判が高い楽器です。中学生など新しく始める方向けの初心者セットや、安い値段のものもあり、メーカーもヤマハやJマイケルなどさまざまです。今回はそんなオーボエおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。
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目次
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クラシックなどで使う人気のオーボエにチャレンジしてみよう!
自分に合ったオーボエが欲しい方必見です。オーボエは、安定した音程を保つ楽器なので、オーケストラではチューニング調整の基準になっています。さらには、音色も暖かい印象があり、自分でも演奏をしてみたいと思う大人の方も多いです。
オーボエは見た目とは違い、演奏できるようになるのに時間がかかります。使いやすい楽器を選ぼうと思っても、初心者向けの運指表がついたもの・世界3大メーカーの高級なもの・機種・ブランドなどさまざまな選択肢がありなかなか選べません。
そこで今回は、オーボエの選び方とおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは人気の楽器メーカー・楽器のタイプ・素材・楽器を基準に作成しました。中学生向けの値段が安いモデルや人気メーカーのヤマハの商品も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
YAMAHA
YOB-431M
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
長く愛用したい方におすすめ
オーボエの選び方
製造メーカー・楽器のタイプ・オクターブキーのシステム・素材などで音色や楽器の扱い方も変わってきますので、購入前にチェックしておきましょう。
【目次】
システムで選ぶ
オーボエを演奏する際に重要なオクターブキーには、セミオートマティックとフルオートマティックの2種類があります。
調整が簡単なものが欲しい方は「セミオートマティック」がおすすめ
セミオートマティックは、なんといっても楽器のパーツが少ないため、調整が簡単なところが魅力です。第一オクターブキーと第二オクターブキーを押したり引いたりしながら演奏します。
セミオートマティックの楽器はパーツが少ない分軽量で、特殊奏法もできるので演奏できる曲の幅も広がります。現代曲は特殊奏法が多いので、演奏する曲の難易度や扱い方から考えてもセミオートマティックがおすすめです。
プロが使用している高級なものが欲しい方は「フルオートマティック」がおすすめ
フルオートマティックのオーボエは、複雑な構造になっているので扱いにくいです。メンテナンスも初心者の方には難しいかもしれません。セミオートマティックのオーボエとは違い、第一オクターブキーと第二オクターブキーが連動して動きます。
そのため、演奏をするときはとても楽なのが特徴です。また、フルオートマティックは演奏時に肺活量が必要になっていきます。そのため、オーボエを専門に学んだプロが使用している高級な楽器が欲しい方にはおすすめです。
機種で選ぶ
オーボエにはフランス式とドイツ式の2つの機種があります。タイプによってオーボエの特徴も変わってくるので購入前に知識として頭の隅に入れておきましょう。
主流のものが欲しい方は「フランス式」がおすすめ
フランス式のオーボエは大きな音が出るのが特徴で、別名コンセルバトワール式とも呼ばれています。キーシステムを導入しているタイプになりますが、ドイツ式より扱いやすいので初心者の方におすすめです。
フランス式のオーボエは、19世紀にコンセルバトワール・ド・パリ音楽院で採用されていたタイプでもあり、現代ではフランス式が主流になっています。ネットや店頭で販売されているオーボエの大多数がフランス式です。
珍しいタイプのものが欲しい方は「ドイツ式」がおすすめ
ドイツ式のオーボエは楽器の上部が膨らんでいます。ドイツ式の音色は明るく、演奏方法はリコーダーと類似しているのも特徴的です。ドイツ式のオーボエは、19世紀に主流となっていたタイプとして知られています。
現在ではドイツ式のオーボエを使用しているプロはほとんどいません。ウイーンフィルハーモニー管弦楽団やウイーン在住の奏者のみが使用しているのが現状で、珍しいタイプのオーボエです。
素材で選ぶ
オーボエなどの木管楽器の場合、楽器本体に使用されている素材によっても音色が変わってきます。オーボエに使用されている主な素材の特徴をご紹介します。
長く楽器を使用したい方は「グラナディラ」がおすすめ
グラナディラは、黒い色が特徴でクラリネットの素材としても使用されています。楽器本体の色が黒なので、重厚感があり、おしゃれな雰囲気があるのが特徴です。グラナディラはオーボエなどの木管楽器定番の素材になります。
グラナディラで作られたオーボエは、音が遠くまで届くため、広いコンサートホールなどでの演奏にピッタリです。値段が高いオーボエになればなるほどグラナディラを使用しているので、長く楽器を使用していきたい方におすすめします。
室内演奏向けのものが欲しい方は「ローズウッド」がおすすめ
ローズウッドで作られているオーボエは、色味が茶色なのが特徴です。オーボエの音色は華やかで柔らかくまとまりがあるので、角のない音色を演奏したい方にはおすすめの素材といえます。
このようなローズウッドで作られたオーボエ楽器は、屋外での演奏には向いていません。しかし、室内演奏時にはおすすめの素材です。また、2台目のオーボエとして持つのには適しています。
ブランドで選ぶ
オーボエのブランドはたくさんありますが、その中でも特に多くの方から愛されている国内外のブランドをいくつか取り上げてみましたので参考にしてください。
【目次】
中学生など初心者には「Buffet Crampon(ビュッフェ・クランポン)」がおすすめ
ビュッフェ・クランポンは、世界的な木管楽器を製作するメーカーとしても有名です。吹奏楽などでクラリネットの演奏を経験している方はお馴染みの楽器メーカーだと思いますが、実はオーボエやイングリッシュホルンの製作も行なっています。
クランポンのオーボエは、滑らかな吹き心地が良いのが特徴で、中学生やオーボエ初心者向けのブランドです。人間工学を取り入れて設計されている楽器なので、キーの形や配置にも持ちやすい工夫がされており、比較的運指がしやすいと言えます。
長く愛用したい方は評判の良い「YAMAHA(ヤマハ)」がおすすめ
ヤマハは日本が誇る楽器製造メーカーです。日本国内のみならず、ヤマハの楽器は世界でも愛されています。名工たちの正当な工法を守りながら、新しいアイディアと先進の技術を融合して楽器作りに向かっているメーカーです。
ヤマハのオーボエは、作りが均一なのが特徴で、キーの調整も職人が手作業で行っています。また国内の製造メーカーなので日本の気候に合わせた造りになっているのも魅力です。楽器の精度が良いので長く愛用したい方におすすめします。
手作業による鮮やかな外観なら「Patricola(パトリコラ)」がおすすめ
鮮やかな外観の高品質なものがほしい方は、パトリコラ(Patricola9)がおすすめです。パトリコラは1976年にイタリア北部で設立された楽器メーカー。パーツの製造・木材の加工・キィのメッキなどすべての工程を自社内で手作業で行なっているため、丁寧で艶やかな外観をしているのが特徴です。
伝統を受け継いだものなら3大メーカーの1つ「Marigaux(マリゴ)」がおすすめ
マリゴは世界でも有名なオーボエの3大メーカーの1つです。1935年にストラッサ―・マリゴ・ルメールの3人によって設立されました。1981年以降はオーボエとクラリネットの制作に専念しています。
日本でも有名なオーケストラのオーボエ奏者がこのマリゴのオーボエを使用しており、著名なプレイヤーに愛されるメーカーです。きちんと伝統を受け継ぎながらも、未来に向けた新製品の開発にも熱心で、日々品質改良も行っています。
正確性の高い音程を奏でるなら「Loree(ロレー)」がおすすめ
正確性な音程と品質が高いオーボエがほしい方は、Loree(ロレー)がおすすめです。ロレーは1881年にフランソワ・ロレーがパリで創設した老舗オーボエメーカー。正確な音程と高い品質のオーボエを提供しています。子ども用のモデルも豊富に取り扱っているため、子ども用のオーボエがほしい方におすすめです。
あたたかい音色が特徴の老舗メーカーなら「Rigoutat(リグータ)」がおすすめ
ふくよかであたたかい音色のオーボエがほしい方は、Rigoutat(リグータ)をチョイスしましょう。リグータは1922年いパリで創業されたオーボエメーカー。あたたかく繊細な音色のオーボエを取り扱っています。ラインナップも豊富なので初心者からプロまで使用できます。
名品を欲しい方は「Josef(ヨーゼフ)」がおすすめ
ヨーゼフは1986年に仲村幸夫がドイツにおいてプロのオーボエ奏者としてキャリアを積んだのちに日本に帰国後、東京に設立しました。それまでは演奏者としては経験のあった仲村ですが楽器製作の経験は全くありませんでした。
そこで、オーボエ製作のマイスターであったヘルムート・ハーガーを招聘し、オーボエ製作の基礎を学んでいきました。2007年に本社を沖縄県に移転し、これまでの開発経験が凝縮された名品が多く販売されています。
音が出しやすいものがいいなら「Fossati(フォサッティ)」がおすすめ
初心者の方など音が出しやすい楽器を探している方は、フォサッティもチェックしてみましょう。音が出しやすいだけでなく、安定した音色が出せるのが魅力です。日本のプレイヤーのニーズに合わせて開発されたシリーズもあります。
耐久性に優れた「Jマイケル」がおすすめ
Jマイケルは、低価格で高品質なオーボエを取り扱っています。温度や湿度に左右されにくい合成木を採用しており、場所や環境に左右されずに使用できます。耐久性に優れているのオーボエを求める方におすすめです。
値段の安いオーボエなら「中古」をチェック
オーボエを購入する際は値段も大事なポイントになります。オーボエは小さな部品を組み上げてできる楽器で、また貴重な木材を使用しているため、ほかの楽器よりも高価になりやすいです。
オーボエを長く使っていた方は、40万円前後のものをおすすめします。安いものを探しているなら中古のオーボエでも大丈夫ですが、メーカー保証などがついていないのがデメリットです。また、耐久性などの問題が起きる場合もあります。
はじめてなら「演奏目的や頻度にあったもの」をチェック
はじめてオーボエを使用する方は、耐久性に優れたモデルがおすすめです。また、吹奏楽部の備品を使用している方は、同じモデルを購入するのもよいでしょう。家での練習も違和感なくできるため、上達が早くなります。趣味としてとことん追求したいなら、自分の好きなメーカー・見た目・音色などのものを選択しましょう。
「リードケース」の用意を確認
オーボエのリードは、リードケースに入れて持ち運ぶのがおすすめです。オーボエを購入したら、リードケースも一緒に用意しましょう。使うリードは1本ですが、複数のリードを予備として持ち歩いている方が多いです。
オーボエの人気おすすめランキング15選
YAMAHA
YOB-431M
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
長く愛用したい方におすすめ
ヤマハのオーボエYOB-431Mは国内で製造されているため、日本の湿度に合わせた造りになっています。木管楽器の最大の敵は湿度です。湿度調整に失敗すると本体がひび割れてしまう場合があります。
管楽器の中で最もピッチが安定しているのがオーボエとも言われており、ヤマハの楽器はピッチが非常に安定しているのも特徴です。人間工学に基づき楽器が設計されているので、長く愛用したい方におすすめします。
メーカー | ヤマハ |
---|---|
タイプ | フランス式 |
システム | セミオートマティック |
素材 | グラディナラ |
ammoon
オーボエ サイズ1 初心者入門10点セット
新しく始める方向けの初心者セット
初心者向けのオーボエセットです。中学生などの初心者におすすめの10セットを購入できます。中身は、オーボエ・リード・クリーニングクロス・ドライバー・グローブ・レザーケース・バッグ・ストラップ・ユーザーマニュアルです。
ゴージャスなボディと銀メッキがされた白銅キーによって快適な感触を味わえます。このオーボエは高品質で耐久性もあり、価格も非常に安いので初めてオーボエを演奏される方はぜひチェックしてみてください。
メーカー | ammoon |
---|---|
タイプ | - |
システム | - |
素材 | ベークライト・キュプロニッケル |
Jマイケル
オーボエ OB-1500
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
レンタルでも人気!Jマイケルの合成木のオーボエ
中学・高校で吹奏楽部に入りオーボエを吹き始める方におすすめなのが、JマイケルのOB-1500モデルです。またこのモデルはレンタルでも人気があります。オーボエやクラリネットなど天然木を使用している楽器は、湿度と直射日光は大敵です。
こちらのモデルは天然木ではなく、合成木で本体が作られているので、難しい楽器管理を心配せずに使用できます。商品はきちんと検品・調整・セッティングがされているのですぐに使えて便利です。
メーカー | Jマイケル |
---|---|
タイプ | フランス式 |
システム | セミオートマティック |
素材 | 合成木 |
YAMAHA
YOB-831L カスタム Duet+ デュエットブラス
プロと調整を重ねて作り上げられた有名メーカーヤマハの人気モデル
こちらのヤマハオーボエ・デュエットプラスシリーズは、国内外のプロの演奏家とともに調整して作り上げられ、進化していった人気のモデルです。16年前にフルモデルチェンジが行われ、オーケストラにふさわしい豊潤なサウンドが得られます。
キーの部分は、タンポ皿を採用しているので、美しい音を出せるのも特徴のひとつです。管楽器の内面の精度や安定性を追求するために内部を樹脂層で保護しています。
メーカー | ヤマハ |
---|---|
タイプ | フランス式 |
システム | セミオートマティック |
素材 | グラナディラ |
オーボエのおすすめ商品比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | メーカー | タイプ | システム | 素材 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
長く愛用したい方におすすめ |
ヤマハ |
フランス式 |
セミオートマティック |
グラディナラ |
||
2位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
有名ブランドヤマハの均整のとれたバランスの良いモデル |
ヤマハ |
フランス式 |
フルオートマティック |
グラナディラ |
||
3位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
心地よい吹奏感と重厚感のある音色を楽しめる |
YAMAHA |
フランス式 |
ル・オートマティック |
グラナディラ |
||
4位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
音が出しやすく扱いやすいフォサッティのオーボエ |
フォサッティ |
フランス式 |
セミオートマティック |
グラディナラ |
||
5位 |
楽天 ヤフー |
日本の演奏家に合わせて作られたFJシリーズの名品 |
フォサッティ |
フランス式 |
フルオートマティック |
グラナディラ |
||
6位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
全てセットになってリーズナブルなので入門におすすめ |
SHUBIAO |
- |
セミオートマティック |
合成木材 |
||
7位 |
ヤフー |
新しく始める方向けの初心者セット |
ammoon |
- |
- |
ベークライト・キュプロニッケル |
||
8位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
伝統と革新の融合が生み出す高級感のある響きが特徴的 |
ヤマハ |
フランス式 |
セミオートマティック |
グラナディラ |
||
9位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
レンタルでも人気!Jマイケルの合成木のオーボエ |
Jマイケル |
フランス式 |
セミオートマティック |
合成木 |
||
10位 |
Amazon ヤフー |
純金メッキキー・オーボエリード付き |
Tickas |
- |
セミオートマティック |
木材 |
||
11位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
プロと調整を重ねて作り上げられた有名メーカーヤマハの人気モデル |
ヤマハ |
フランス式 |
セミオートマティック |
グラナディラ |
||
12位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
環境に優しい種類の素材で作られたオーボエ |
ゼンオン |
フランス式 |
セミオートマティック |
合成木 |
||
13位 |
ヤフー |
安いのにしっかりした機種なので入門におすすめ |
Brasspire |
- |
セミオートマティック |
管体 :合成木製 ベル:エボニー |
||
14位 |
Amazon ヤフー |
音の粒がクリアでコスパに優れるオーボエ |
プレイテック |
- |
セミオートマティック |
樹脂 |
||
15位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
必要なものがセットになっていて初心者が欲しいと思えるオーボエ |
ヤマハ |
- |
セミオートマチック |
グラナディラ |
||
※ 表は横にスクロールできます。
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
下記の記事では、楽譜ファイルの人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
オーボエの値段の相場は?
オーボエの一般的な価格相場は、40〜70万円ほどといわれています。オーボエの素材のグレナディラ材・ローズウッドなどの木材が希少であるのと、構造が複雑で精密なことから、他の木管楽器と比較して価格がやや高めです。
なかには初心者セットなどの入門モデルには10万円台で購入できるものもあります。ただし入門モデルは低価格でオーボエをはじめられますが、耐久性や機能面においてやや難があるため、本格的にはじめるなら30〜40万円のモデルを目安に購入するのをおすすめします。
オーボエ人口はどれぐらい?
オーボエの人口は実際にはわかっていません。オーケストラのなかでオーボエ奏者は1~3人程度です。吹奏楽でもフルートやサックス・クラリネットといった楽器の方が人数が多めの傾向にあり、他の楽器より若干マイナーな楽器といえるかもしれません。
このようにオーボエは知名度はあまり高くないかもしれませんが、オーケストラでは重要なパートを受け持つ、演奏には欠かせない楽器です。社会人になってからでも、オーケストラや吹奏楽団ではオーボエの募集が多くあります。
オーボエを取り扱う際に注意すること
オーボエを取り扱う際に注意することがいくつかあります。慣らし運転や演奏後の手入れなど、それぞれ確認しておきましょう。
2週間程度は「慣らし運転」をする
木で製作されたオーボエなどの管楽器は、一定期間の慣らしが必要です。楽器を新しい環境に慣らすため、購入して2週間程度は長時間使用を控えましょう。1日20~30分程度を目安に使用するのがおすすめです。
購入直後に長時間演奏してしまうと、管体にヒビ割れや傷みが起こる原因になります。また、歪みによってスムーズにジョイントできなくなる場合もあるので、注意して扱いましょう。
楽器の急な温度変化は管体が割れたり、キイが動かなくなったりする原因になるので、温度差が激しい夏季や冬季も、楽器全体が室温に慣れてから使用しましょう。
演奏後は必ずお掃除をする
オーボエなどの管楽器は、息を吹き込むと呼気との温度差で内部に水滴が付きます。木で作られているオーボエは湿気に弱く、そのまま放置しておくと木が変化してジョイントできなくなるなどの不具合を起こしてしまいます。
タンポと呼ばれる音孔を塞ぐ役割を持つパーツも水分に弱く、演奏後に必ず水分を拭き取る必要があります。オーボエをケースにしまう場合は、必ずクリーニングペーパーやクリーニングスワブでお手入れしましょう。演奏の合間にスワブを通すのもおすすめです。
定期的に管楽器修理技術者に調整してもらう
丁寧にお手入れしていても、少しずつ楽器の状態が変わってきます。演奏中の楽器は常に振動しており、キーのバランスが少しずつ狂ってきたり、タンポの柔軟性が弱くなったりと、長期間使用していく上で調整が必要な状態になります。
楽器を長く使い続けていくためにも、1年に1回ほどの頻度で、定期的に管楽器修理技術者に調整してもらいましょう。
一時的に使いたい方にはレンタルもおすすめ
オーボエを買うかどうか迷っている方や、結婚式やイベントなどで少しだけ使いたい方などには、レンタルもおすすめです。オーボエ教室でレンタルを紹介してくれるところや、インターネットで手続きできるところもあるのでチェックしてみましょう。
クラリネット・フルート・ファゴットも見てみよう
ここまではオーボエについて紹介してきましたが、クラリネットにも注目してみましょう。クラリネットは吹奏楽・オーケストラなどで活躍する楽器として有名です。クラリネットのメーカーにはフランスのビュッフェ・オージェや日本のヤマハがあります。
クラリネット本体以外にも、マウスピースやリード、リガチャー・そのほかのメンテナンス用品が必要です。そのほかのフルートやファゴットについては、以下のリンクにて紹介されています。興味のある方は是非ご覧ください。
オーボエが演奏されている曲を探してみよう!
オーボエの名曲はさまざまありますが、その中でもチャイコフスキーの白鳥の湖は誰もが知っている名曲です。バレエ音楽として有名なこの曲では、ハープの伴奏とともに演奏されるオーボエはとても美しい音色を奏でています。
白鳥の湖以外にも、モーツァルト・マルチェッロ・アルビノーニ・リヒャルトシュトラウスなどのオーボエ協奏曲や、サンサーンスのオーボエソナタなど名曲ぞろいです。この機会にぜひ聴いてみましょう。
向き不向きがある難しいオーボエに向いている方の特徴とは?
オーボエはダブルリードと呼ばれる2枚のリードを重ねて、その間に息を吹き込むと音が出る仕組みです。既成品を購入する方もいますが、自分でリードを作る方も多くいます。リード作りはやや大変ですが、自分の好みに合わせられるのがメリットです。
オーボエは繊細な楽器で、ほかの楽器とは違った独特な音色が特徴です。リード作りや楽器の管理など丁寧な作業が好きな方が向いているかもしれません。吹奏楽部ではオーボエのない学校もありますので事前にチェックしましょう。
まとめ
オーボエの選び方とおすすめ商品をランキング形式でご紹介しました。大人になって楽器を始める方も増えてきています。優しい音色を奏でるオーボエに興味を持った方や、これからオーボエを習う方は、選び方のポイントを参考にしてみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2024年08月30日)やレビューをもとに作成しております。
ヤマハのオーボエYOB-431Mは国内で製造されているため、日本の湿度に合わせた造りになっています。木管楽器の最大の敵は湿度です。湿度調整に失敗すると本体がひび割れてしまう場合があります。
管楽器の中で最もピッチが安定しているのがオーボエとも言われており、ヤマハの楽器はピッチが非常に安定しているのも特徴です。人間工学に基づき楽器が設計されているので、長く愛用したい方におすすめします。