【レーシックするならどこがいい?】宮城仙台周辺でレーシック手術ができる病院2院!費用や失敗しない名医の選び方、経験者133名の体験談を紹介

【レーシックするならどこがいい?】宮城仙台周辺でレーシック手術ができる病院2院!費用や失敗しない名医の選び方、経験者133名の体験談を紹介

「レーシックするならどこがいい?」
「仙台でレーシック手術を受けられるおすすめの眼科クリニックが知りたい」


そんな方に向け、この記事では宮城県仙台市周辺でレーシック手術ができる眼科クリニックを2院紹介!レーシック手術で失敗しないための医院の選び方やレーシックにかかる費用、失明のリスクなどについて解説します。また、レーシック手術経験者133名の体験談も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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レーシック手術にかかる費用を徹底解説

レーシックにかかる費用は術前の検査費用・手術費用・術後の検診費用、そして万が一視力の後戻りがあった場合の再手術費用が挙げられます。以下ではレーシック手術にかかる費用について詳しく説明するので、お得に手術を受けたい方はぜひ確認してください。

レーシックの平均相場は20〜30万円!

レーシックの最大の魅力は手術費用が手頃な点です。クリニックによって費用に差はありますが、全国的な相場は20〜30万円です。

▼この記事で紹介しているクリニックの手術費用一覧

クリニック名 手術費用
品川近視クリニック
158,000
佐藤裕也眼科医院
310,000

 

術後費用などトータルでかかる費用を確認しよう!

クリニック選びでは、術後のアフターケアにかかる費用を確認することも大切です。手術費用だけで決めると、術後検診や再手術で追加費用がかさみ、結果的に後悔することもあります。以下にクリニックごとの手術費用や術前検査費用、術後検診と再手術の無料期間をまとめました。ぜひクリニックを選びの参考にしてください。

▼この記事で紹介しているクリニックの検査費用・無料検診期間・再手術の無料期間
 ※ 費用は乱視なしの場合。公式サイトに記載がない場合は「ー」と表記

  品川近視
クリニック

佐藤裕也
眼科医院

手術費用 158,000 310,000
術前の検査費用 無料 無料
無料検診期間 5 3ヶ月
再手術の無料期間 5
編集部の画像

編集部

この記事で紹介しているクリニックの中で、トータルで手術にかかる費用が安いのは「品川近視クリニック」です!

レーシックの手術費用は3年半で元が取れる!

1日あたりのコンタクトレンズの費用を150円とすると、レーシックの手術費用は約20万円なので3年半で手術費用の元が取れます。早く手術を受けるほど経済的な効果は大きくなるので迷っている方は、この機会にぜひ手術を検討してみてください。

 

仙台周辺でレーシックが受けられる眼科クリニック2院

ここでは、宮城県仙台市でレーシック手術ができる眼科クリニックを2院紹介します。「どんな視力矯正の方法が自分に合うのか分からない」「そもそも自分はレーシック手術ができる目なのかわからない」という方は、気になった医院に一度来院し、レーシックの適応検査を受けてみてください。なかには無料で受けられる医院も紹介しています。

佐藤裕也眼科医院(宮城県仙台市)

佐藤裕也眼科医院のおすすめポイント
術後検診代3ヶ月間無料
症例実績3,403件

▼佐藤裕也眼科医院の特徴

 

仙台市青葉区に位置する佐藤裕也眼科医院は、入院設備まで完備している大規模な眼科医院です。レーシックの場合は1泊入院をおすすめしています。

視力矯正術も幅広く対応しており、レーシックはもちろん、ICL・オルソケラトロジーの相談も可能です。個別の無料相談は随時受け付けており、手術のメリットデメリットや費用の話も約1時間じっくり説明・相談することができます。

 

▼料金表

コース 料金
LASEK

310,000

visu LASIK

335,000

SMILE

370,000

 

▼診療時間

 
8:30〜12:30
14:30〜17:15

 

▼アクセス

住所

宮城県仙台市青葉区五橋1-6-23 五橋メディカルセンタービル内

最寄り駅

仙台駅より徒歩10分
地下鉄五橋駅北4番出口より徒歩3分

問合せ先

0120-584-049

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

※ 自由診療のため保険が適用されません。

品川近視クリニック 東京院(東京都千代田区)

品川近視クリニック 東京院のおすすめポイント
術後検診代5年間無料、再手術代5年間無料(※)
症例実績950,318件

※ 上記は品川イントラレーシックアドバンスの場合

 

▼料金表

コース

料金
スタンダードレーシック

75,000

品川イントラレーシックアドバンス

158,000

スタンダードZレーシック

220,000

クリスタルZレーシック

250,000

 

▼診療時間

 
10:00~20:00

 

▼アクセス

住所

東京都千代田区有楽町2-7-1有楽町イトシアオフィスタワー13階

最寄り駅

有楽町駅より徒歩1分

問合せ先

0120-412-049

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

▼品川近視クリニック 東京の特徴

 

実績豊富な中部地区最大の屈折矯正クリニック

品川近視クリニック東京院は、2004年の開院から現在までのレーシック症例実績が939,058件あり、品川近視クリニック全体の累計レーシック症例実績は1,349,908件にのぼります。(2023年11月時点)この実績に対し、東京院の湯川聡院長いわく「日本でレーシックを受ける人の約70%は品川近視クリニックを選んでいる」とのこと。また、午前中に検査をし、午後に施術をすることで1日でレーシックができる「1日レーシック」を行なっている点も特徴です。

 

術後5年間の長期保障付き

品川近視クリニックは、術後のアフターサポートに力を入れている医院です。術後5年間の定期検診代は手術費用に含まれていて、万が一、術後検診で再手術が必要と診断された場合は、手術日から5年間は無料で再手術を実施してくれます。(※)また、無料のサポート会員に任意で入会すれば、術後の痛みを軽減する「痛み緩和プログラム」を受けることも可能です。

 

※保証期間はコースにより異なる。(上記は品川イントラレーシックアドバンスの場合)

 

遠方から来院する人に最大10,000円の交通費を支給!

品川近視クリニックの大きな特徴の一つに、遠方に住んでいる方にも来院してもらえるよう交通費補助制度を設けている点です。片眼の手術の場合、最大5,000円、両眼の手術の場合は最大10,000円まで交通費を負担しています。宮城県に住んでいる方が手術を受ける場合、上限10,000円の交通費が補助されます。

 

院長自身もレーシックを受けている!

東京院の湯川聡院長は、自身もレーシック手術を受けた経験があるため、できるだけ患者が不安にならないように親身に寄り添ってくれます。

 

▼品川近視クリニック 東京院の先生はこんな人

 

院長の湯川聡先生は、2001年から22年に渡って眼科医を務める日本眼科学会に認定された眼科専門医です。2007年に品川近視クリニックに入所し、現在では東京院の院長に就任しています。

【133名の体験談】レーシック手術を受けて本当に満足してる?

ここではgooランキング編集部がレーシック手術経験者133名を対象に独自のアンケート調査をして分かった、レーシック手術に対する満足度と体験談を紹介します。

「レーシック手術を受けたことに満足しているか?」という質問に対して、44%(59名)が「とても満足している」と回答しました。「満足している」と回答した53%(70名)と合わせると全体の97%(129名)の方がレーシック手術を受けたことに対して満足していることが分かります。「とても満足している」「満足している」と回答した人は、その理由について以下のように回答しています。

 

 

"格段に視界がよくなった。コンタクトレンズを使わなくなって日々の手間がなくなったことは大きい。満足に値する。"(53歳 女性)

 

"日常生活がとても楽になった。早くやればよかったともいつも思う"(43歳 女性)

 

"子供を生の目で見ることができるから。"(47歳 男性)

 

"視力が戻り、10年経った今でも視力が落ちないたため"(45歳 男性)

 

 

また、「あまり満足していない」と回答した人は2%(3名)「全く満足していない」と回答した人は1名という結果になりました。「あまり満足していない」「全く満足していない」と回答した人は、その理由について以下のように回答をしています。

 

"徐々に視力が戻りつつあるから"(41歳 男性)

 

"視力がまた悪くなったから"(50歳 女性)

 

"レーシック手術を受けたのが40代後半だったが、すぐに老眼が始まったのと、手術の際はアルバイトの医師が対応し、適当な対応に感じたから。"(59歳 男性)

 

"年々視力が落ちてあまりみえなくなっていること。物が二重に見える現象がのこっていること"(54歳 女性)

 

 

この結果を踏まえると、「満足していない」と回答した全員が、「術後の視力低下」について言及をしていることが分かりました。また、「満足していない」と回答した4名は調査時点(2023年12月)でいずれも40代以上で、うち3名が50代以上、最年長が59歳という結果になったことからも、「年齢を重ねるに連れて老眼が進行し、視力が手術前の状態に戻ってしまったこと」に満足していないことが分かります。

経験者が語るレーシックのメリットとデメリット

ここではgooランキング編集部が独自に調査した、レーシック経験者が語るレーシック手術を受けるメリットとデメリットについて紹介します。

レーシック手術を受けた良かったと感じる瞬間の第1位は「朝起きたとき」

レーシック手術を受けて良かったと感じる瞬間の第1位は、有効回答数の17%を占めた「朝起きてすぐにモノが見えるとき」でした。

また、「寝る前に眼鏡やコンタクトレンズを外す手間がないとき」と回答した人も6%を占めていることから、回答者の約4人に1人が、「就寝前後にかかっていた眼鏡やコンタクトレンズの着脱の手間が減った」ことでレーシック手術を受けて良かったと感じていることになります。「日中眼鏡やコンタクトレンズをする煩わしさがないとき」と回答した人と合わせると回答者全体の34%が眼鏡やコンタクトレンズをする日々から解放されたことに満足していることが分かります。

 

 

"手術中や、手術前は本当に怖かったですし、手術後の痛みもありましたが、朝起きてからの裸眼で過ごせる感じが最高です!"(36歳 女性)

 

"朝起きてからコンタクトを入れて、寝る前にはコンタクトの洗浄が手間だった。"(39歳 男性)

 

"毎朝、コンタクトをつける手間がなくなったことを感じるとき"(39歳 男性)

 

 

次に多かった回答が同率で「運転が楽になったとき・運転が楽しくなったとき」と「スポーツや運動・アウトドアなどが楽しくなったとき」でした。

 

 

"裸眼で生活でき、車にもメガネなしでのれるのはとても嬉しいから"(32歳 男性)

 

"遠くまで見えるようになって運転が楽になった"(38歳 女性)

 

"よく見えるのでダンス・運転など助かります。眼鏡いらずでマスクしててくもらないので満足です。"(57歳 女性)

 

"テニスやスキーなどのスポーツをしている時が一番、よかったと思う"(54歳 女性)

 

"スポーツやプールなどでメガネやコンタクトの煩わしさが無くなった。"(23歳 女性)

 

 

また、全体の有効回答数の5%以下の少数意見としては「お風呂に入るのが楽になったとき」「旅行や出張時に眼鏡やコンタクトレンズを持ち運ぶ必要がなくなったとき」「以前よりも、視界がクリアに感じたとき・以前よりも視界が広く感じたとき」という声がありました。

 

このことから、レーシック手術を受ける主なメリットは「眼鏡やコンタクトレンズをつける生活から解放されること」だけに留まらず、「裸眼になったことで、それまでできなかったり楽しめなかったスポーツやアウトドア・運転が可能になったり楽しくなること」があると言えそうです。

レーシック手術を受けて不便になったことの第1位は「老眼になった・近くが見えなくなった」

「レーシック手術を受けて不便になったこと」を聞いた結果、全体の約71%が「特になし」と回答しています。つまり、残りの29%の人は何かしらの状況で「不便になった」と感じていることが分かります中でも最も得票数が多かったのが、有効回答数の約7%を占めた「老眼になった / 近くが見えなくなった」で、次に多かった回答が「ドライアイになった」でした。また、得票数5%以下の少数意見ですが「光が眩しく感じる時がある」「しばらくしたら視力が起きてきた / 今後視力が落ちないか心配」「術後の通院が面倒」と回答する人も見られました。

 

 

"目が乾くことがあるので、定期的に目薬を使ってケアを行う必要があるのが大変なのと、将来的にどのような影響が出るか不安があるので、心配である。"(47歳 男性)

 

"レーシック手術の効果が限定的であると言うことを聞いているので、また目が悪くなったらどうしようと言う不安がある"(37歳 男性)

 

"毎日ではないが、太陽の光を眩しいと感じることが多い。"(55歳 男性)

 

"夜のライトが以前より眩しく感じてしまう"(42歳 男性)

レーシック経験者に聞いた人気病院と選んだ理由

ここではgooランキング編集部が独自に行なったアンケート調査によって分かった、レーシック経験者に人気の病院とその病院を選んだ理由について紹介します。

レーシック手術を受けた病院の第1位は「品川近視クリニック」

レーシック経験者133名に聞いた「レーシック手術を受けた病院」の第1位は、回答者全体の20%を占めた「品川近視クリニックでした。

 

また、「その病院を選んだ理由は?」という質問に対しては72名が「手術件数などの実績が豊富そうだった」と回答し最も得票数が多い結果となりました。次に回答が多かった理由に「自宅や職場から通いやすかった」が挙がっていることから、「品川近視クリニック」や「先進会眼科」といった全国展開する大手眼科クリニックが人気の傾向があります。

 

逆に、「他院と比べて安かった」と回答する人が13名(全体の10%)となったことから、費用の安さを重視して病院を選ぶ人が少ないことも今回の調査で分かりました。

 

より詳しい調査結果の詳細を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

レーシックって何?

レーシックとは、エキシマレーザーと呼ばれる医療用レーザーを使い、角膜のカーブを削り屈折異常を矯正する視力矯正方法です。具体的には、メスやレーザーを使って角膜の表面に「フラップ」と呼ばれる薄いふたを作り、フラップをめくることで角膜実質層を露出させ、そこにエキシマレーザーを照射、角膜の形状に変化を与えることで、網膜に正しくピントが合うように屈折率を調整します。最後は「フラップ」が手術後の傷を覆うことになります。手術時間は、片目で約10分〜15分程度で手術中は、点眼麻酔(目薬タイプの麻酔)を行うのが一般的です。多くの場合、手術日より前の別日に適応検査を行い、合併症などのリスクがないかを確認します。

 

レーシックがエキシマレーザーを用いた屈折矯正手術として、日本国内で認可されたのは2000年で、その後は今日まで世界中の多くの方々に普及している視力矯正手術となっています。しかし、普及したばかりの当初は、医療器具の不十分な滅菌処理などが原因による感染性角膜炎の集団発生、過矯正による健康被害などが相次いで起こりました。これは、レーシック手術の経験が不十分でありながら参入してきた眼科医や当時の形骸化したライセンス制度による影響だったと言われています。

 

現在では、日本眼科学会により「屈折矯正手術のガイドライン」が作成され、手術に当たっての安全性確保のための留意点が示されています。

レーシックって失敗しないの?

レーシック手術が直接の原因となり、失明に至ることは理論上ないと言われています。これはレーシック手術が失明に関わる網膜に触れる手術ではないためです。しかし、「レーシック手術によって失明に至った」という話を稀に聞くことがあります。これはレーシック手術をしたのちに緑内障に罹患した事例だと考えられます。緑内障は日本国内の失明原因の1位であり、40歳以上で5%、60歳以上で10%の方が緑内障患者と言われています。

 

では、なぜレーシック手術を受けたのちに緑内障となり失明に至る事例が存在するのか?それは、レーシック手術を受けたことで角膜厚が通常よりも薄くなり、精密眼圧測定を使った緑内障の早期発見が遅れる恐れがあるためです。そのため、「レーシックは手術を受けたら終わりではない」と頭に入れておきましょう。術後定期検診には必ず通い、その後も定期的に眼科へ行くことで緑内障の早期発見と早期治療につながります。

【レーシックとよく似た矯正手術】PRKやLASEK(ラセック)、ReLEx(リレックス)との違い

レーザーを照射して角膜の屈折率を変化させる矯正方法は、レーシックの他にも、PRK(ピーアールケー)、LASEK(ラセック)ReLEx(リレックス)の大きく3種類があります。

 

▼レーシックとよく似た屈折矯正方法

手術名 レーシックとの違い
PRK(ピーアールケー)

角膜上皮を切除し実質層にレーザーを当てる。術後の痛みや視力の安定までに時間を要するのが欠点。

LASEK(ラセック)

アルコール等の薬品で角膜上皮をふやかすように柔らかくして薄皮を剥がしレーザーを照射する。

ReLEx(リレックス)

レーザーを当て角膜の内側に角膜片を作り、それを引き抜くことで屈折率を変える。

 

レーザーを使った屈折矯正手術の中で最初に考案されたのが「PRK(ピーアールケー)」です。PRKは、角膜上皮を切除させてから角膜実質層にエキシマレーザーを当てる手術方法で、角膜上皮が再生するまでの数日間は痛みを伴う点と術後に視力が安定するまでに非常に長い時間が必要という点の2つの欠点がありました。この欠点を解消するために考案されたのが、フラップ(ふた)を作成することで術後に傷を覆うことができる「LASIK(レーシック)」です。また、PRKから派生した「LASEK(ラセック)」という手術方法も考案されました。ラセックは、希釈したアルコールを角膜上皮に30秒程度ひたすことで、角膜上皮を遊離させ、角膜実質層にエキシマレーザーを当てた後に、遊離させた角膜上皮を元の位置に戻す方法です。ラセックは、角膜が薄い場合でも施術が可能のため、適応検査で「レーシックができない」と判断された場合に勧められる矯正方法の一つです。ReLEx(リレックス)は、先に挙げた3つとは大きく異なり、レーザーを当てることで角膜の内側に「レンチクル」と呼ばれる角膜片を作り、それを小さな切開創から抜くことで角膜の内側を空洞上にし、屈折率を変えます。ReLEx(リレックス)は、フラップの作成の有無で「ReLEx SMILE(リレックススマイル)」と「フレックス(FLEx)」2種類に分かれ、現在は、フラップの作成が不要な「ReLEx SMILE(リレックススマイル)」が主流です。

 

ここまで、レーシックとよく似た屈折矯正方法を3つ解説しましたが、一概に「この施術方法が最も優れている」というのはありません。医院で実施される適応検査を受け、自分の目に最も適している施術方法を見つけましょう

レーシックの費用っていくらかかるの?

レーシック手術にかかる費用は、医院によってさまざまですが仙台の相場としては約200,000円~300,000円程度です。しかし、これはあくまで目安であり「メスではなくレーザーを使用することで、より薄く滑らかなフラップを作る」など術式や使用機器によって費用は変わります。以下では、レーシック手術にかかる費用を気にしている方に向けて詳しく解説します。

レーシック手術は自由診療のため保険適用外

レーシック手術は基本的に自由診療となり保険適用外のため、手術前後の検査料や受診料も含めすべての費用は自己負担になります。保険適用外で200,000円〜300,000円の負担となると、一見非常に割高にも思えるレーシックですが、多くのクリニックは術後の定期検診代が手術費用に含まれていることが多いです。なので、クリニックを選ぶ際は、術後どれくらいの期間までの検診代が手術費用に含まれているのかを確認してもいいかもしれません。

 

また、レーシック手術にかかった費用に対しては、確定申告をすることで医療費控除を受けられます。医療費控除とは、本人または家族が、その年に支払った医療費が100,000円を超える場合は医療控除の対象になるといった制度です

長期的に見るとレーシックはコンタクトよりも経済的

前述した通り、レーシック手術にかかる費用は200,000~300,000円と決して安い金額ではありません。しかし、一度手術をしてしまえば10年、20年とコンタクトレンズの定期購入にかかり続ける費用と比べるとレーシックは経済的ともいえます。仮にワンデーのコンタクトレンズを1日あたり150円程度の費用がかかるとします。2週間レンズなら1日あたり50円程度と1ヶ月あたり1,000円程度のケア用品がかかるとします。30年後までにかかる費用を計算すると、なんとワンデーコンタクトレンズなら162万円、2週間レンズなら90万円にも上る計算になります

 

こういったことから、コンタクトレンズよりレーシックの方が長期的に考えると経済的な視力矯正方法といえます。しかし、かかる費用だけで視力矯正方法を決めるべきではありません。最後は自分に一番あった矯正方法を利用しましょう。

フラップの作成方法がレーシックの手術費用を左右する

レーシックの手術費用は、フラップ(ふた)の作成方法によって大きく変動します。マイクロケラトームと呼ばれる電動メスを使用してフラップを作成する場合、比較的安価に施術が可能ですが、フェムトセカンドレーザーと呼ばれるレーザー機器を使用してフラップ作成をする場合は、比較的高額な費用になります。

 

▼フラップの作成方法

使用機器 特徴
マイクロケラトーム

角膜をスライスしてふたを作るための電動メス。感染症対策として、先端部分は基本的に使い捨てが推奨される。比較的安価に施術が可能。

フェムトセカンドレーザー

マイクロケラトームに代わるフラップ作成方法として使用されるレーザー。患者の状態に合わせてフラップの厚みや角度を作成でき、より安全で精度が高いフラップ作成が可能。

 

例えば、品川近視クリニックの料金表を例に挙げると、厚生労働省が認可するフェムトセカンドレーザー機器「イントラレース」を使用する「品川イントラレーシックアドバンス」は158,000円(税込)に対し、マイクロケラトームを使用する「スタンダードレーシック」は75,000円(税込)と半値以下の価格設定となっています。一概に費用だけを比較するのではなく、こういった施術内容を確認した上でどのコースにするか決めましょう

レーシック手術のリスクと対策方法

眼鏡やコンタクトレンズから開放されるレーシック手術ですが、メリットだけでなくリスクも存在します。レーシック手術を受けた後に後悔しないために、「レーシック手術にはどんなリスクがあるのか?」と「そのリスクをできるだけ少なくするには何ができるのか?」をしっかり把握したうえで、手術を受けるか決めましょう。

事前の適応検査で合併症のリスクがないか確認しよう

レーシックはレーザーを使って角膜を削る手術のため、術後は角膜の強度や形を保つ力が低下すると言われています。そのため、事前のレーシック適応検査では、眼圧測定(緑内障の疑いがないかを確認する検査)や角膜厚測定(レーシックをするのに角膜の厚さが充分かを測る検査)などの他に、角膜の強度を測る検査が重要です。

この事前検査で、万が一「円錐角膜」(眼圧に対して角膜の強度が弱いために角膜が突出する症状)の疑いがあれば、レーシックを受けることはできません。しかし、なんらかの理由でこういった円錐角膜の診断が見逃されてレーシック手術をすると、角膜の強度がさらに低下し、ケラトエクタジア(角膜拡張症)という非常に重篤な合併症を引き起こす可能性があります。

 

そのため、レーシック適応検査の結果の診断を受ける際は「私の角膜の強度でレーシックを受けても、合併症にはなりませんか?」と医師に聞いてみてもいいでしょう

手術は適切な環境で行われるか確認しよう

過去にレーシック手術による集団感染事件が起きたことは記憶に新しい方もいるはずです。これは、2008年から2009年の間に東京都中央区「銀座眼科」で起きた、67名もの被害者を出した大規模医療ミスで、のちの判明では、角膜手術における感染の合併症発生率は通常0.03%であるのに対し、当該医院では約10人に1人の感染率で、実に通常の333倍の発生確率であったとされています。

 

この集団感染の原因の一つとして、「元院長が経営効率や営利を重視し手術器具の滅菌をしなかったり、角膜を切開するブレードを使い回したりと基本的な衛生管理を怠ったままレーシック手術を実施していたことによるもの」とされています。これを受け、現在では日本眼科学会が作成した「屈折矯正手術のガイドライン」により、レーシック手術中の留意点などが示されています

 

こういったガイドラインに書かれている内容を見つつ、実際に受けようとしているクリニックのホームページなどで「手術環境」や「実施している感染症対策」などを確認することが、過去に起きたような感染症被害からの回避につながります

 

参照:医療問題弁護団 銀座眼科レーシック集団感染事件

一度削った角膜は元に戻せないため、削り過ぎによる遠視に注意しよう

レーシック手術によって削った角膜を元の状態に戻すことはできません。そのため、遠方が見えすぎてしまう過矯正には充分な注意が必要です。目が過矯正の状態になると、頭痛やめまい、吐き気、眼精疲労を引き起こす危険があります。また、消費者庁 国民生活センターの発表によると、事故情報データバンクに寄せられたレーシック手術による危害情報80件のうち、最も多い症状が「過矯正による遠視」と報告されています。下記では、同発表で報告された事例を一部抜粋し紹介します。(※1)

 

▼消費者庁が公表するレーシックによる遠視被害の事例

 

"レーシックによる角膜の削り過ぎで遠視にされ、目の周りの筋肉が常時痛む。眼科にて両眼視検査を行い、外斜位(※2)11が発覚した。プリズムレンズ(※3)の遠視眼鏡、目薬等で多少の軽減はするものの、毎日痛みでつらい。"
(平成19年2月手術 男性 30歳代)

 

"インターネットで有名人が出ている広告を見て眼科を訪れ、レーシック手術を受けた。手術後、遠視になってしまい、頭痛や目の痛み、吐き気があり仕事ができない。"
(事故発生年:平成25年 女性 30歳代)

 

"家族がもらったクーポン券を使ってレーシック手術を受けた。手術後、目の表面や 奥の痛み、めまい、まぶしさ、焦点が合わないなどの障害が起きた。3Dの画像を一 日中見ているような状態で、吐き気もひどい。遠くは見えるが近くが見えづらく、パソコンを使う仕事に支障を来している。"
(事故発生年:平成25年 女性 40歳代)

 

また、同庁が2013年11月に実施したレーシック手術経験者600名を対象としたアンケート調査(※4)では、レーシック手術後に「希望した視力になった」が74.3%(446人)に対し、「希望した視力に届かなかった」が13.0%(78人)、「一旦は希望した視力になったが、元の視力に戻ってしまった」と「矯正され過ぎた」がそれぞれ5.0%(30 人)という回答になりました。

 

これらの事例を踏まえ消費者庁では、「矯正の目標として、裸眼視力1.2や1.5を目指すのではなく、やや控えめの視力目標を設定した方が、過矯正による遠視問題を避けることができる」と助言をし、「軽度の近視は老視になったときに有利である」とも述べています。

 

角膜の削り過ぎによる遠視被害を避けるためには、「理想の視力よりも少し近視気味の状態でとどめる」という選択もいいかもしれません。

 

※1 期間:2009年度〜2013年11月8日
※2 片眼を隠した際に、隠された方の目が潜在的により遠方を見ようとし、目標物より外側を向く症状
※3 左右の視線のズレを補正するレンズ
※4 対象:20~60歳代のレーシック手術経験者600人、実施年:平成 25年11月

 

参照:レーシック手術を安易に受けることは避け、リスクの説明を十分受けましょう!-希望した視力を得られないだけでなく、重大な危害が発生したケースもあります-

ドライアイやハローグレアなどの術後に起こりうる体調不良について十分に説明を受けよう

レーシック手術後に、一時的なドライアイの状態が続く場合があります。これは、手術によって一時的に視神経が損傷され、涙が出にくくなるためです。ドライアイの状態が続く期間は、個人差はありますが、半年から1年ほどと言われています。また、術後に「ハロー・グレア」といわれる、夜間や暗い場所で光のギラつきやまぶしさを感じたり、信号の光などがぼやけて見えたりする症状が出る場合があります。ハロー・グレアが起こる原因は、夜間に瞳孔が開くと目に入る光の量が多くなり、角膜を削った部分とそうでないところに多少の屈折力の違いが発生するためです。

 

消費者庁 国民生活センターによると、こういった術後に起こりうる体調不良について医療機関から十分な説明を受けないまま手術が実施されてしまう事例が報告されています。下記では、その中で報告された事例を一部抜粋し紹介します。(※1)

 

▼消費者庁が公表するレーシック術後の体調不良の事例

 

"レーシック手術を宣伝している眼科医院に行き、手術を受けた。手術前にリスクの説明はなかった。手術後、視力は両目とも 0.8~1.0 くらいになったが、ドライアイになり、10 分ごとに目薬をつけないと目を開けていられないような状態である。事前にリスクを聞いていれば手術はしなかった。"
(事故発生年:平成22年 女性 40歳代)

 

"インターネットで近所の病院を見付け、手術を受けた。術後、目に違和感が出て見え方もおかしくなり、目が痛み、乾くようになった。現在、地元眼科で症状を緩和するための眼薬を処方してもらっている。広告は、メリットばかりをうたい、手術を受ける前も危険性についての十分な説明がなかった。"
(事故発生年:平成18年 男性 20歳代)

 

また、同庁実施のレーシック手術経験者600名を対象としたアンケート調査(※2)では、「手術後に視力以外の症状や不具合が生じている」と回答した人の割合が43.2%(259人)にものぼり、「光がにじんだりギラギラしたりするようになった」16.5%(99人)が最多で、次点が「ドライアイが続いている(6ヶ月以上)」13.8%(83人)となりました。

 

これらの結果を受け消費者庁では、「ハロー・グレアやドライアイは術後長期間持続することもあるため、手術前に、可能性のある合併症と問題点について十分に説明を受け、理解し、同意しておく必要がある。 」と助言をしています。

 

メリットなどの甘い言葉で巧みに契約まで持っていくような悪質な医院には気をつけましょう。また、「安心LASIKネットワーク」に入会している医院から選ぶことで、そういった悪質な医院を避けることに繋がります。

 

※1 期間:2009年度〜2013年11月8日
※2 対象:20~60歳代のレーシック手術経験者600人、実施年:平成 25年11月

 

参照:レーシック手術を安易に受けることは避け、リスクの説明を十分受けましょう!-希望した視力を得られないだけでなく、重大な危害が発生したケースもあります-

緑内障の早期発見のために術後も定期的に眼科に通おう

レーシック手術によって角膜を削ると、術後に眼圧測定をした際に眼圧が下がることが知られています。これは、角膜が薄いほど、また角膜のカーブが緩いほど眼圧測定では眼圧が低く測定されてしまうためです。眼圧測定は主に、緑内障の発見につながる検査なので、レーシック手術を受けることで緑内障の早期発見が遅れるリスクがあるのです。

 

つまり、レーシック後の緑内障の早期発見には「術後も定期的に眼科に通うこと」と「過去にレーシック手術を受けたことを医師に伝える」ことが重要となってくるわけです

レーシックに抵抗があればICLも選択肢に

近視矯正には、レーシックの他にもICL(眼内コンタクトレンズ)もあります。ICLとは、移植可能なコンタクトレンズ(implantable contact lens)の略で、小さな切開創から目の中にレンズを直接入れ込み視力を矯正する治療法です。度数が進行した場合など、必要であれば医師によってレンズの取り出しも可能です。

 

レーシックはレーザーを使い角膜を削るため、一度削ってしまうと元に戻せない手術法です。一方、ICLの場合、目の中に入れたレンズは取り外しが可能です。そのため、ICLはいつでも手術前の状態に戻せます。

 

また、ICLはレーシックが適合できなかった方にも適合する可能性があります。しかし、ICLにかかる費用の相場は約400,000円〜約600,000円とレーシックよりかなり高額になります。

 

角膜を削ることに抵抗がある方は、ICLを検討してみてもいいかもしれません。

レーシック手術の流れ

クリニックにより細かい点は異なりますが、基本的にレーシックは両眼で約15分〜20分程度で終わる、入院不要な日帰り手術になります事前に手術の流れをしっかり把握しましょう。

ステップ①検査

目の状態によって、レーシック手術が合わない人もいます。具体的には、網膜剥離、白内障・緑内障・結膜炎などの眼の疾患がある方や、重度のドライアイである方はレーシックに適合しない可能性が高いです。

 

このように、レーシック手術はどんな人でも受けられるという訳ではありません。自分がレーシックを受けられるのかを調べるために、まずは検査を受ける必要があります

ステップ②手術の実施

片目約10分、両目約20分程度の日帰り手術です。点眼麻酔をして行うため痛みはありません。また、術後1週間程度は、角膜の抵抗力が下がっているので、ゴミやホコリから守るため外出時はサングラスや保護メガネの着用が必要です。

ステップ③術後検診

術後は手術翌日、4日後、1週間後、1ヵ月後、3ヵ月後、6ヵ月後などに来院※し、目の状態を診察、検査します。術後の検診が無料だったり、手術費用に含まれていたりするクリニックもあります。アフターフォローが手厚い病院がおすすめです。

 

※病院や手術後の経過によって、検診の回数が変わることがあります。

レーシックに関するよくある質問

ここでは、レーシックに関するよくある質問とその回答を紹介していきます。レーシックを検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

手術前はコンタクトレンズをいつまで着用できる?

レーシック手術を受ける前には、角膜の形状を検査します。その際本来の角膜の形状で検査を行うために、一定期間コンタクトレンズの装着を控える必要があります。

 

コンタクトレンズの種類 未使用期間
ソフトコンタクトレンズ 3日以上
ハードコンタクトレンズ 2週間以上

 

あくまで目安で、個人差や医院によって指示に差があるので、医師の指示に従ってください。また、手術後は洗顔、洗髪、アイメイクなどにも1週間程度制限があります。翌日から出勤などは可能ですが、肉体労働などを伴う場合はあらかじめ医師に相談してください。

レーシックが受けれないのはどんな人?

レーシック手術は視力の異常が大きいほど、切除が必要な角膜の量も増えていきます。よって近視、乱視の度合いが非常に強い場合、および角膜が基準値よりも薄い場合は、原則としてレーシック手術を受けることができません。

 

また、以下の疾患や状況に該当する場合も治療を受けられなくなります。

  • 白内障や網膜症など、目に持病がある
  • 糖尿病やアトピーなど、全身性の疾患を抱えている
  • 妊娠、授乳中の人および18歳未満の子供


なおレーシック手術に技術的な年齢上限はないものの、安全性の観点から対象年齢を明確に設定している医院が多いので、ご高齢の方はこちらを必ず確認してから受診するよう心がけてください。

レーシックを受けると早く老眼になるって本当?

そもそもレーシックは近視、遠視、乱視を対象とした視力矯正の方法なため、老眼そのものは治せません。先ほどお伝えしたように、老眼は加齢とともに起こる生理現象なので、レーシックを受けても受けなくても老眼になる時期は変化しないのです。

 

もちろん老眼の方もレーシックを受られます。老眼の方がレーシックを受けると視力が矯正されるため術後は遠くが見えるようになりますが、近くを見るピントは調節しにくいままです。

 

ICLには老眼に対応できる遠近両用眼内コンタクトレンズもあるので、気になる方は対応可能なクリニックに相談してみましょう。

モニターなどで費用を抑えて受けられる?

レーシック治療を行う病院の中には、モニター募集をしている病院もあります。今回ご紹介した病院の中では「品川近視クリニック」の東京院が老眼対応レーシックのモニター募集をしています。

 

品川近視クリニックが2024年1月時点で募集しているモニターの条件は以下の通りです。

 

施術内容 遠近両用レーシック(プレスビーマックス)
費用 無料
募集人数

先着10名

(適応検査で手術が適応とされた方より先着順)

応募条件 ①45歳〜60歳の方
②過去にレーシックを受けていないこと
③手術の体験談にご協力すること
④お薬手帳(または処方時に出される薬の名称及び、説明が明記された用紙)をお持ちの方は、必ず持参すること
⑤手術後、品川近視クリニックが指定する定期健診を受けること(交通費は自己負担)

※簡易検査は、梅田院、名古屋院、福岡院、札幌院でも実施しています

※詳しくは病院にお問い合わせください

手術中や手術後に痛みはある?

レーシックの手術中に痛みを感じることはほとんどないとされています。


レーシック手術は点眼麻酔(目薬タイプの麻酔)を行ったうえで手術をするため、痛みは大きく軽減されています。また、病院によっては希望に応じて笑気麻酔を追加でかけてくれる場合もあります。

 

しかし、手術中は目を大きく開いた状態で施術を行うので、少し眼球が押される感覚はあります。手術後に麻酔がきれると、半日ほど目が開けにくいような軽い痛みを感じる方もいますが、時間とともに軽減します。

手術日の翌日は仕事を休んだ方がいい?

室内でのデスクワークなら、手術日の翌日検診が終了してから可能です。

 

しかし、屋外での作業や運動、車の運転などは余裕を持って休んだ方がいいでしょう。また、レーシック手術後のメイクは、一般的には眼の周りを避ければ翌々日から可能です。

レーシックをしてもカラーコンタクトはできる?

一般的には、術後1ヶ月以降であればカラーコンタクトレンズの装着は可能と言われています。

 

しかし、レーシックを受ける前と後では眼球のベースカーブが変化していることもあるので、カラーコンタクトを着用したい場合は、必ず術後の定期検診の際にその旨を医師に相談しましょう。

手術後、何年かしたら近視に戻ることはある?

手術後1年以内に視力0.7未満の軽い近視の状態に戻る場合があります。

 

近視の戻りが発生するのは1年以内がほとんどで、1年以上経過しても視力が変わらない場合はその視力のまま安定する場合が多いです。また、老化が進めば徐々にピントを合わせる力が落ちてきますので、それが原因で再度視力が落ちる場合も考えられます。


視力が万が一低下した場合は、医師の診察、検査の結果のもと、角膜の厚みや形状に問題がないと判断されれば、再手術を行うことも可能です。


自分でできる対策としては、近くばかり見るのではなく、定期的に遠くを見て、近くを見るのに体が適応するのを防ぐのが大切です。

レーシック後に白内障や緑内障になった時、手術は受けられる?

レーシックを受けたあとに白内障手術は基本的に可能ですが、変化した角膜の形までを細かく考慮した眼内レンズを使う必要があるので、レーシックに詳しい病院を選び、白内障手術を受けたほうがいいです。

 

緑内障の場合、基本的にはレーシック手術は難しく、断られる場合が多いです。しかし条件次第では受けられる場合もあるので、医師と相談するようにしましょう。

白内障、緑内障って何?

白内障とは、加齢によって目の水晶体が濁り、ものが見づらくなる病気です。緑内障とは、眼球の奥にある視神経が圧迫され、視野に障害が起こる病気です。緑内障も目薬などでの治療で効果が得られなかった場合には、手術が必要となります。

レーシックって何年もつの?

レーシック自体には寿命はなく、レーシックの効果は他の病気をおこなさない限り一生続くと言われています。

 

しかし、もともと強度近視や乱視だった人、角膜を削る量が多かった人など約5%程度の人には視力の戻りが見られます。戻りが大きい場合は、再手術が受けられる場合もあるので、医師に相談してみましょう。

症例実績の多い医院はどこ?

レーシック手術を受けるうえで、医院の実績(=症例数)を確認するのもとても大切です。医院によっては、ホームページで症例数を公表している医院もあります。また、医院自体の実績のほかに、執刀医の経歴なども見ておくとなお安心です。この記事では、宮城県仙台市周辺でレーシック手術が受けられる2つの医院がホームページで公表している症例数を下記のように表でまとめ、随時更新しています。

 

▼仙台周辺の医院が公表する症例数(更新日:2024年8月)

医院名 公表している症例実績
品川近視クリニック 東京院
(東京都千代田区)

950,318
(2004年10月〜2024年6月)

佐藤裕也眼科医院
(宮城県仙台市)

3,403
(2001年〜2019年12月末)

患者に合わせてレーシック以外の視力矯正方法も提案できる医院はある?

視力矯正方法にはレーシックのほかにも、目の中に直接レンズを移植するICL(眼内コンタクトレンズ)手術就寝中に専用レンズを着け角膜の形状を矯正するオルソケラトロジーなど、患者の目の状態に合わせて多種多様な選択肢があります。そもそも自分の目にとって一番合う視力矯正がレーシックでなかった時に、最適な視力矯正方法を提案できる医院でないと、別の医院にたらい回しにされたり、最悪の場合はリスクについて十分な説明がされないまま手術を受け、術後に様々な合併症を伴う危険性もあります。レーシック手術で失敗しないためには、「レーシック」という一つの手段にとらわれず、患者の目に合わせてさまざまな視力矯正方法を提案できる医院を選びましょう

 

▼仙台周辺の各医院が提案できる視力矯正方法

医院名 提案できる視力矯正方法
佐藤裕也眼科医院
(宮城県仙台市)

LASIK(レーシック)
LASEK(ラセック)
ICL(後房型眼内レンズ)
リレックス スマイル
オルソケラトロジー
マイオピン点眼治療(小児用)

品川近視クリニック 東京院
(東京都千代田区)

LASIK(レーシック)
ICL(後房型眼内レンズ)
アルチザン(前房型眼内レンズ)

 

また、日本国内の現在の屈折矯正手術の国内シェアは、レーシック手術が大半を占めているものの、近年では減少傾向にあり、代わりにICL(眼内コンタクトレンズ)手術の件数が増加傾向にあります。下記の記事では、ICL手術について詳しく解説しているため、興味がある方は参考にしてみてください。

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