防犯対策をしたいけれど、防犯カメラは価格が高かったり管理が大変だったりと敷居が高いイメージがあります。実は、最近ではダミーの防犯カメラが安価で防犯意識の高さをアピールできるため取り入れている方が多いです。

両面テープで簡単に設置できるものや、屋外でも丈夫な防水タイプ・ソーラータイプや、センサーライトとして使えるものなど、ダミーの防犯カメラは種類が多くそれを買っていいか分からないと悩む方も多いです。

この記事では、ダミー防犯カメラの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは価格と本物らしさ・設置しやすさを基準に作成しました。購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。

ダミー防犯カメラを選ぶ際のポイントを解説します。防犯効果が得られるように、正しいポイントを押さえて選びましょう。

ダミー防犯カメラは、設置場所によって適した形状が異なります。どこに設置する予定なのかを考えたうえで適切なものを選びましょう。

一般家庭用として使うなら、ボックス型がおすすめです。よくある防犯カメラの形状で、本物らしさを感じさせやすい魅力があります。ただし、ボックス型を選ぶ際は、ほかの形状よりも素材に気をつけましょう。

プラスチックなどをメイン素材として使っている場合は安っぽく見えてしまうため、ダミーだとばれるケースがあります。金属質の重厚感があるものを選ぶのがおすすめです。

屋外でダミー防犯カメラを使用する予定の方には、バレット型がおすすめです。バレット型は、箱型に近い形をしているダミー防犯カメラですが、屋外用に細部が異なります。「ハウジングあり」などの表記があるものを選ぶのがおすすめです。

ソーラーやセンサーライトと合わせて使えるタイプだと屋外でより便利に使えます。カメラ部分に雨がかからないよう傘部分があったり、防水ケースに入っていたりするのが特徴です。屋外用のダミー防犯カメラをお探しの方はぜひ選んでみましょう。

ドーム型のダミー防犯カメラは、室内やオフィスビル・マンションロビーなどに設置されているケースが多い形状です。ドーム型の防犯カメラは、本物とダミーの区別がつきにくいのが魅力といえます。

本物もプラスチックなどが使われている場合があり、安価のダミーでも見た目が変わりにくいためです。また、防犯カメラのゴツゴツした感じが少ないため、インテリアを邪魔しにくいのも選ばれる理由として挙げられます。屋内・室内で使われる場合が多いです。

ダミー防犯カメラを選ぶ際に重要なのが、本物に見えるかどうかです。使用する素材や作りがチープなものは、ダミーであるとすぐにばれる、見破られる恐れがあります。ダミーであるとばれると、防犯カメラが作動していないと知らせる結果になります。

屋外で使うためのダミー防犯カメラをお探しなら、防水機能付きを選びましょう。ダミーとは言え、雨風の影響で劣化してしまうのは本物と変わりません。また、風化の仕方が本物と極端に異なる場合、ダミー防犯カメラであるとばれてしまう原因になります。

防水機能付きの商品を選べば、風化を遅らせられるのが魅力です。ばれる可能性を軽減できるので、少し高価でもなるべく防水機能付きを選びましょう。

ダミー防犯カメラは、本物の防犯カメラらしさが重要です。リアルさのためにさまざまな工夫がされているので、注目して選びましょう。

ダミー防犯カメラの中には、本物らしさをアップさせるためにLEDライトを搭載したものがあります。稼働中・録画中であるように見せかけられるので、LEDライトがついているものはおすすめです。

ただし、光り方にポイントがあります。LEDライト付きの場合は、点灯式のものを選びましょう。ダミー防犯カメラの中には点滅式のものもありますが、本物の防犯カメラでは点滅式のものはありません。ばれる原因になってしまうのを避ましょう。

ダミー防犯カメラのリアルさや防犯効果を向上させるなら、カメラ部分にレンズが入っているかに注目しましょう。ダミー防犯カメラの場合、カメラのレンズが入っているものと入っていないものとがあります。

レンズが入っていないものは、じっくり観察するとダミーであるとばれてしまいやすいです。防犯カメラを見られるケースは多いわけではありませんが、見る人が見ればダミーであるとわかると知っておきましょう。余裕があるならレンズ有を選ぶのが無難です。

屋外・玄関・窓付近に使うためのダミー防犯カメラをお探しの場合は、センサーライト付きがおすすめです。本物の防犯カメラをはじめとした防犯グッズにも、センサーライトは多く搭載されています。

不審者が近づいたときに明るく照らすセンサーライトは、防犯カメラがあると知らせ、防犯意識の高さをアピールできるのが魅力です。外に向けた警戒の場合に特に適しています。

防犯カメラは、その存在をアピールするだけでも幾分か防犯効果があると考えられています。監視していると知らせて、悪事を働きにくい環境を作れるためです。防犯カメラの存在をアピールするのであれば、警告用ステッカーが活用できます。

ダミー防犯カメラとセットになって売られているケースも多いので、ぜひチェックしてみましょう。もちろん、100均などで売られているステッカーも活用できます。

ダミー防犯カメラを使用する際は、どこかに取り付けます。取り付け方にも種類があるので、設置場所に適したものを選びましょう。

ネジで固定するタイプのダミー防犯カメラは、本物の防犯カメラと同じような設置ができるのが魅力です。チープさがあまり感じられないため、ダミーと見抜かれにくいので安心感があります。一方で壁や天井に穴を開けなければいけないのが難点です。

賃貸などの家庭で、天井に穴を開けられない場合は、両面テープで設置する穴開けないダミー防犯カメラがあります。両面テープなので穴あけの必要がありません。テープの種類によっては、剥がすときにも接地面への影響が少ないものもあります。

両面テープで設置するダミー防犯カメラの場合は、ダミーであるとばれにくいように、ネジで固定されたように見えるデザインのものや、そもそも接地面が見えにくいようになったデザインのものを選びましょう。

ダミー防犯カメラには、ダミーの配線がセットになった商品も多く存在します。設置の際、本物らしさを出すためにダミー配線は必要です。特に、ボックス型・バレット型の場合は、なるべく配線付きの商品を選びましょう。

ダミー防犯カメラは、安いものでは1,000円前後、高いものでは15,000円を超えるものなど幅広い価格で販売されています。あまり安すぎるものを選ぶと、チープに見えてダミーであるとばれてしまう可能性があります。

リアル感にこだわったダミー防犯カメラを購入したい場合、10,000円前後を目安に選ぶのがおすすめです。もちろん、安くても品質が良いものや高くてもチープに見えるものもあります。可能であれば、実物を確認したり、口コミを確認したりして選ぶのが理想です。

ダミー防犯カメラの人気メーカーをご紹介します。どれを選べばいいか迷ったら、人気があるメーカーの中から選んでみましょう。

ARUCOM（アルコム）は、本物の防犯カメラを取り扱うメーカーです。本物を扱っているメーカーなだけあって、防犯カメラの特徴をしっかりと抑えたダミー防犯カメラをたくさん販売しています。本物らしさを追求したい方はぜひチェックしてください。

Panasonic（パナソニック）は、生活家電などを多岐にわたって販売している日本メーカーです。日本製のダミー防犯カメラを購入したいと考えている方はチェックしてみましょう。大手メーカーならではの、価格と品質のバランスが取れた商品が販売されています。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

ダミー防犯カメラを設置しようと考えても、「本当に効果があるのか？」と疑問を抱いている方も少なくありません。ダミー防犯カメラの効果を改めて確認しておきましょう。

ダミー防犯カメラを設置していると、防犯意識が高い家であるとアピールできます。多くの空き巣は、防犯意識が低い家を狙うと考えられているため、空き巣が狙う候補から外れやすくなるのが魅力です。犯人に狙われにくいといえます。

ダミー防犯カメラは、犯人をはじめとした見る人に、本物の防犯カメラだと思わせてこそ意味があります。ダミーであるのがばれると、本物の防犯カメラがないと知らせてしまう結果になるケースもあるため、気をつけておきましょう。

本物の防犯カメラがないとわかったら、空き巣などに狙われてしまう原因になります。ダミー防犯カメラが逆効果になってしまうケースも考えられるので、商品選びや設置方法には十分気をつけましょう。

ダミー防犯カメラとともに使用すると、防犯効果アップが狙えるアイテムもあります。それが、防犯カメラステッカーです。防犯カメラステッカーは、防犯カメラの存在をアピールして、犯罪の抑止力になるようなアイテムです。

防犯カメラがあると気が付かれない場合、警戒していると知らない犯人が侵入してくるケースもあります。防犯カメラステッカーはホームセンター・コーナンやダイソーで購入できるので、ぜひこちらも購入しておきましょう。

ダミー防犯カメラの使い方をご紹介します。上手く使わないと逆効果を招くケースもあるので、ぜひ正しい使い方を知っておきましょう。

ダミー防犯カメラを設置する場合、必ず配線を意識した位置に取り付けましょう。特に、バレット型・ボックス型では、配線のない防犯カメラはありません。どこから電気を供給されている設定にするのかを意識して設置場所を決めましょう。

屋内用のものを屋外に設置するのはやめましょう。本物の防犯カメラの場合、屋内用を屋外で使用してしまうと、雨風などで壊れてしまいます。それなのに屋外に設置されていたら、それはダミーであると知らせているようなものです。

ダミー防犯カメラを設置する際も、あくまで本物の防犯カメラを設置するつもりで使用するのがポイントです。

防犯カメラがダミーかどうかの見分け方は、いくつかポイントがあります。一つ目は、LEDの光り方です。本物の場合、LEDは夜間のみ点灯している商品が一般的です。昼間にLEDがついていたり、LEDが点滅式だったりすると、ダミーである可能性が高いです。

また、ボックス型・バレット型の場合は、配線によっても見分けられます。配線が不自然な位置にあったり、そもそもどこから電気を供給されているかわからないものは、ダミーである可能性が高いです。

防犯カメラは、空き巣対策や万が一の事件で役に立つアイテムです。しかし、防犯カメラは気をつけて設置しなければ違法になってしまうケースがあり、防犯カメラを設置する際、隣家の窓や玄関扉などが映りこむ角度になっていると違法になる場合もあります。

隣家のプライバシーを侵害していると判断されたり、隣家を見張っているのではないかと受け取られたりするためです。防犯カメラを設置する際は、角度に気をつけましょう。

ダミー防犯カメラは、正しく選んで設置すれば、本物よりも安価で防犯効果が見込めるアイテムです。ただし、選び方や使い方を間違えると、返って危ない場合もあります。ダミー防犯カメラを選ぶ際は、ポイントをしっかり押さえて選びましょう。