東京一人暮らしにおすすめの電力会社10選|安い電力会社ならどこがいい?

東京一人暮らしにおすすめの電力会社10選|安い電力会社ならどこがいい?

「新生活に合わせて電気会社と契約したい」「初めての一人暮らしで契約がよくわからない」そんな悩みを本記事で解決!今回は東京で一人暮らし向けの電力会社10選を徹底比較!初めてでもわかりやすい電気ガス契約の基本や、電気ガスセットでお得な電力会社を紹介します。

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電力会社の申し込みは簡単!

 

▼3月のおすすめキャンペーン情報

・CDエナジー Amazonギフトカード3,000円分
・エネワンでんき5ヶ月間基本料無料
・東京ガス1ヶ月基本料無料

 

電力会社の申し込みは簡単です。多くの会社で解約金、契約期間縛り、工事・立ち合いなしで、申し込みは5分程度で終わります。

 

春の引越しシーズンはキャンペーンも多く、メリットの多い会社が選べますよ。

電力会社の料金比較

 

ここでは、電力消費量を30A 186kWhガス消費量を14m3燃料&原料費調整額を2025年3月分とし、電力契約単体・電気ガスセットそれぞれの料金を算出して電力会社をランクづけしました。

 

電力会社
電気のみ 電気ガス合計
★1位★
CDエナジー

5,867
8,848
★2位★
東京ガス

5,955
9,038
★3位★
エネワンでんき

5,980
8,650※1
HTBエナジー
7,625
10,551
オクトパス
エナジー

6,159

(ガスサービスなし)

(会社名タップで詳細解説に移動します)

※1 ガスワン「都市ガスハッピープラン」とのセット

この中でおすすめはCDエナジー、「安い」「ガスも一括で申し込めて手間がない」といった理由が大きいです。さらに今ならキャンペーンもあります。

エネワンでんきも安いものの、「1年未満の解約で手数料がかかる」「ガスは別途申し込みが必要」の2点がデメリットのため、おすすめ順位としては劣ると判断しました。

東京一人暮らしおすすめ電力会社10選

1位

CDエナジー

安いプラン料金+大手同等の燃料費調整額でわかりやすい

▼CDエナジー(ベーシックでんき)の電気代想定!

春・秋 185kWh 5,756
夏(冷房使用時) 285kWh 9,025
冬(暖房使用時) 325kWh 10,260

 

この金額になるプラン詳細(開く/閉じる)
ベーシックでんきプラン
基本料金 276.90円/10A毎または1kVA毎
0〜120kWh 29.90円/kWh
121〜300kWh 35.59円/kWh
301kWh〜 36.50円/kWh

+

燃料費調整額+再エネ賦課金/kWh

 

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▼基本情報

解約金 なし※1
支払い方法 クレジットカード・口座振替
ガスセット 電気ガスどちらも0.5%OFF
電気ガスの一括申し込み ⚪︎

 

▼CDエナジーにするメリット!

①中部電力ミライズと大阪ガスの総合エネルギー会社!

②首都圏だけで65万件の加入実績!※2

③Webで完結!24時間受付・面倒な解約手続き不要!工事も不要

④ガスセット割にすると、電気ガス両方が0.5%OFF!

 

▼CDエナジーの特徴
首都圏で知名度のあるCDエナジーは中部電力系のサービスで、会社が大きく安心感もあります。公式サイトでは一人暮らしに「シングルでんき」も推されていますが、損益分岐点が電力使用量133kWh以下のため、昨今の酷暑・厳冬また便利家電の増加を考えると、「ベーシックでんき」の方がお得となる方が多いです。


※ 価格はすべて税込

※ 電気代は2025年3月検針分の燃料費調整額を当てはめ試算。消費税・再エネ賦課金込みの金額。エアコン1日8時間使用と想定

※1 JO1でんき・エンタメでんきを除く

※2 取次事業者の獲得分含む

2位

東京ガス(でんき)

大手ガス会社の電気プランで知名度抜群

▼東京ガス(でんき基本プラン)の電気代想定!

春・秋 185kWh 5,929
夏(冷房使用時) 285kWh 9,184
冬(暖房使用時) 325kWh 10,472

 

この金額になるプラン詳細(開く/閉じる)
  基本プラン
基本料金 10A 311.74円
15A 467.61円
20A 623.48円
30A 935.22円
40A 1,246.96円
50A 1,558.70円
60A 1,870.44円
〜120kWh 29.70円
121〜300kWh 35.69円
301kWh〜 39.50円

+

燃料費調整額+再エネ賦課金/kWh

 

・東電EP従量電灯プランには燃料費調整額の上限があるが東京ガスにはなし。原・燃料価格の高騰により東電EPよりも電気代が高くなる可能性あり。
・燃料費調整額の算定計算は、東電EPの自由料金と同じ。

 

\ 基本料1ヶ月無料!/

電力会社おすすめ

 

▼基本情報

解約金 なし
支払い方法 クレジットカード・口座振替
ガスセット 電気料金を0.5%OFF
電気ガスの一括申し込み ⚪︎

 

▼東京ガスにするメリット

①現在「ガス」が東京ガスなら、電気をまとめるだけでセットになる

②大手の安心感

③東京電力EPより料金単価設定が安価

 

▼東京ガスの特徴

東京ガスは関東の大手都市ガス会社です。東電EPより若干安い単価設定で、驚くほどのお得感はないものの東電EPのままよりかは東京ガスでまとめた方がお得になります。会社の信頼度は言うまでもないため、新電力はいまいち惹かれないけど大手なら…といった方に適しています。


※ 価格はすべて税込

※ 電気代は2025年3月検針分の燃料費調整額を当てはめ試算。消費税・再エネ賦課金込みの金額。エアコン1日8時間使用と想定。キャンペーン割引は含まず

3位

サイサン

エネワンでんき

中部電力ミライズの合弁会社でポイントが貯まる!

▼エネワンでんき(エネワンハッピー)の電気代想定!

春・秋 185kWh 5,949
夏(冷房使用時) 285kWh 9,105
冬(暖房使用時) 325kWh 10,470

 

この金額になるプラン詳細(開く/閉じる)
  エネワンハッピー エネワンバリュー
基本料金 30A 902.25円
40A 1203.00円
50A 1503.75円
60A 1804.50円
〜120kWh 29.80円 33.76円
121〜300kWh 36.40円
301kWh〜 40.49円 37.51円

+

燃料費調整額+再エネ賦課金/kWh

・東電EP従量電灯プランには燃料費調整額の上限があるがエネワンでんきにはなし。原・燃料価格の高騰により東電EPよりも電気代が高くなる可能性あり。
・燃料費調整額の算定計算は、東電EPの自由料金と同じ。

\ お得なキャンペーン中!/

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▼基本情報

解約金 1年未満は3,300円
支払い方法 クレジットカード・口座振替
ガスセット 220〜330円割引
電気ガスの一括申し込み

 

▼エネワンでんきにするメリット

①キャンペーンが多い

②ガスワンの都市ガス・LPガスとセット割が効く

③食べとくエコバリューなど変わったオプションプランがある

 

▼エネワンでんきの特徴

エネワンでんきは創業75年を誇るエネルギー会社のグループ企業です。全国展開のLPガス会社でもあるため、LPガスとのセット割りがあるところが他社とは違った優位点です。


※ 価格はすべて税込

※ 電気代は2025年3月検針分の燃料費調整額を当てはめ試算。消費税・再エネ賦課金込みの金額。エアコン1日8時間使用と想定。キャンペーン値引きは含まず

4位

HTBエナジー

電源調達調整費が上乗せされるがママ特プランがうまく使えるならあり

▼HTBエナジー(ベーシックプラン)の電気代想定!

春・秋 185kWh 7,588
夏(冷房使用時) 285kWh 11,393
冬(暖房使用時) 325kWh 12,914

 

この金額になるプラン詳細(開く/閉じる)
  ベーシックプラン
基本料金 1契約 550円
〜120kWh 28.60円
121〜300kWh
301kWh〜

+

燃料費調整額+電源調達調整費+再エネ賦課金/kWh

 

・東電EP従量電灯プランには燃料費調整額の上限があるがHTBエナジーにはなし。原・燃料価格の高騰により東電EPよりも電気代が高くなる可能性あり。

 

▼基本情報

解約金 なし
支払い方法 クレジットカード・口座振替
ガスセット 毎月102円OFF
電気ガスの一括申し込み

 

▼HTBエナジーにするメリット

①2時間無料のママトクプランあり

②オール電化プランに申し込める

 

▼HTBエナジーの特徴
HTBエナジーは普通の電気の使い方をするご家庭より、毎日2時間無料になる「ママトクプラン」といった、独自プランを活かせる方に向いています。ただし、燃料費調整額と電源調達調整費が高く推移する傾向があるため必ずサイト内シミュレーションをご利用の上でご検討ください。


※ 価格はすべて税込

※ 電気代は2025年3月検針分の燃料費調整額を当てはめ試算。消費税・再エネ賦課金込みの金額。エアコン1日8時間使用と想定。キャンペーン値引きは含まず

5位

オクトパスエナジー

実質再エネにこだわる環境に優しい電気

▼オクトパスエナジー(グリーンオクトパス)の電気代想定!

春・秋 185kWh 6,127
夏(冷房使用時) 285kWh 9,301
冬(暖房使用時) 325kWh 10,652

 

この金額になるプラン詳細(開く/閉じる)
  グリーンオクトパス シンプルオクトパス
基本料金 30A 29.10円 / 日
40A 38.80円 / 日
50A 48.50円 / 日
60A 58.20円 / 日
〜120kWh 18.98円 31.60円
121〜300kWh 24.10円
301kWh〜 27.44円

+

グリーンオクトパス 燃料費調整額+再エネ賦課金/kWh
シンプルオクトパス 再エネ賦課金/kWh

・東電EP従量電灯プランには燃料費調整額の上限があるがオクトパスエナジーにはなし。原・燃料価格の高騰により東電EPよりも電気代が高くなる可能性あり。
・燃料費調整額の算定計算はオクトパスエナジー独自。

 

▼基本情報

解約金 なし
支払い方法 クレジットカード・口座振替・コンビニ払い
ガスセット
(東京地区は拡大予定)
電気ガスの一括申し込み

 

▼オクトパスエナジーにするメリット

①燃料費調整額・基本料金なしの従量電灯型プランが存在する

②再生可能エネルギー100%プランが多く地球にやさしい

 

▼オクトパスエナジーの特徴

オクトパスエナジーは海外のエネルギー会社と東京ガスの合弁会社で、低炭素なグリーンエネルギーを推奨しています。グリーンオクトパスは東電EPの従量電灯Bとほぼ変わらない価格で推移(燃料費調整額込み)し大きな差額はないものの、環境にやさしい次世代型エネルギーを使用したい方の選択肢になります。


※ 価格はすべて税込

※ 電気代は2025年3月検針分の燃料費調整額を当てはめ試算。消費税・再エネ賦課金込みの金額。エアコン1日8時間使用と想定。キャンペーン割引は含まず

6位

リミックスでんき

市場変動型プランで賢く節約

リミックスでんきは基本料金0円の市場連動型プランを採用しています。30分ごとに1kwhごとの電気代単価が変動するため、安い時間を狙って電気を使用できる人におすすめです。

 

また「CO₂排出量の削減」を気にされる方向けのプランもあります。環境にやさしい電気を使いたい人にもおすすめですよ。

基本情報
サポート時間 9:30~18:30
基本料金(30A) 0円
従量料金(-120kwh) 30分ごとに変動
従量料金(121-300kwh) 30分ごとに変動
解約違約金 なし
ガスセット割
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※ 価格は全て税込です

7位

楽天でんき

楽天ポイントが貯まる

楽天市場を運営している会社のグループ会社であり、電気料金に応じて楽天ポイントが貯まります。電気料金支払いで貯まり、ガスとセットならさらにポイントが付与され、楽天カードで支払うとさらにポイントが貯まりお得です。

 

楽天ポイントを貯めたい方におすすめです。貯まったポイントは、楽天でんきの電気料金支払いにも使えます。個人向けプランは基本料金が0円で、電気使用量分だけお金がかかります。工事費用や解約手数料は0円です。

基本情報
サポート時間 9:30~17:30
基本料金(30A) 0円
従量料金(-120kwh) 36.85円
従量料金(121-300kwh) 36.85円
解約違約金 なし
ガスセット割 ポイント還元
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※ 価格はすべて税込です

8位

ミツウロコでんき

プランが豊富で駆けつけサービスがある

ガス会社であるミツウロコが提供する電気です。一人暮らし向けやオール電化など、電気料金プランが豊富です。そのため、自分に合ったプランを選べます。沢山電気を使う方にお得な電気会社であり、契約年数縛りはなく解約金も発生しません。

 

無料の電気トラブル駆けつけサービスがあります。電気トラブルに24時間いつでも対応し、万が一に備えて安心です。駆けつけサービスなら、通常サポート費用のかかる対応が無料です。

基本情報
サポート時間 24時間
基本料金(30A) 935.25円
従量料金(-120kwh) 29.80円
従量料金(121-300kwh) 36.16円
解約違約金 なし
ガスセット割 220円引き(LPガス)
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※ シングル応援プラン

※ 価格は全て税込です

9位

そらエネでんき

従量料金がいくらつかっても一律

太陽光発電で発電した電気を供給しています。火力発電で使う燃料費が発生しないため、低価格の電気料金を実現しました。従量料金が一律いくらと決まっており、いくら電気を使っても変わりません。電気使用量が多いほどお得です。

 

太陽光発電で発電するため、燃料費調整額が不要です。石油や天然ガスなどの輸入費に影響されません。毎月寄付できる寄付するプランもあり、提携先の支援団体に寄付します。電気使用量×1円分を寄付できます。

基本情報
サポート時間 9:00~18:00
基本料金(30A) 660円〜(休止中)
従量料金(-120kwh) 20.2円(休止中)
従量料金(121-300kwh) 20.2円(休止中)
解約違約金 なし
ガスセット割 あり
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10位

まちエネ

Pontaポイントが貯まる

電気料金に応じてPontaポイントが貯まります。1,000円(税込)につき10Pontaポイントとポイント還元率が良いです。貯まったポイントはdポイントやJALマイレージと交換可能です。ローソン商品と交換できるクーポンや、シネプレックスの割引券など特典が充実しています。

 

従量電灯料金は使用量が多いほど割引率が多くなります。そのため、電気料金は使用量が多いほどまちエネに切り替えれば割引になりお得です。

基本情報
サポート時間 9:00~17:00
基本料金(30A) 885.72円
従量料金(-120kwh) 37円
従量料金(121-300kwh) 37円
解約違約金 なし
ガスセット割 なし
もっと見る

※ きほんプランの場合

※ 価格はすべて税込です

【初めてでも安心】電気契約の基本まとめ

ここでは初めて一人暮らしをする・初めて自分で契約を行う方に向けて、電気とガスの契約に関する基本情報をまとめます。

電気・ガス契約で必要なもの

電気 都市ガス プロパンガス
使用場所の住所
支払い用のクレジットカード・銀行口座

 

電気ガスどちらの契約でも、まず使用場所の住所がはっきり決まっている必要があります。住所が本決まりではない状態で申し込みだけ…はできません

 

また支払い情報は上記以外にコンビニ払いやGoogleペイに対応しているところもありますが、多くはありません。

電気・ガス契約の申込から利用までの日数

電気 都市ガス プロパンガス
最短3〜7日
立ち合い不要 立ち会い必須 立ち会い必須

 

引っ越しを伴う申し込みの場合は、基本的に最短3〜7日で利用可能になります。しかし引越しまで日数がない場合は電話で問い合わせすると、対応できる会社もあります。

 

また、都市ガス・プロパンガスの新規開栓は、法律上で立ち会い確認必須と定められています。

 

ちなみに、引越しを伴う新規申込ではなく同住所での切り替えの場合は、電気・都市ガス共に次回の検針日より新会社へ切り替わります。

※ プロパンガスは賃貸物件での切り替えはほぼ不可能なため解説を省略します

退去時の電気・ガスの対応

電気 都市ガス プロパンガス
1週間前までには電力&ガス会社へ連絡
 退去時立ち合い不要
基本的に解約金なし
(短期解約の場合は会社によって2,000〜3,000円程度手数料がかかる場合あり)

 

退去する場合は、一週間前までには連絡が必要です。その際、引越し先でも継続して同じ会社の電気ガスを利用するのか、解約するのかの判断が必要です。

賃貸物件で電気・ガスの会社は自由に選べるのか

電気・ガス契約を自由にできるかどうかは、物件の契約状況により異なります。

 

 

・光熱費込み物件&光熱費込み契約の場合

→自由に選べません。(一つ下の見出しにて解説)

 

 

・光熱費に言及のない物件の場合

都市ガス物件 プロパンガス物件
電気:自由に選べる
ガス:自由に選べる
電気:自由に選べる
ガス:物件で決まっている

 

電気・都市ガスは自由化によって選択肢が広がりましたが、プロパンガスはアパート単位で決められており、ほとんどの場合で管理会社が指定するプロパンガス会社と契約することになります。

物件によっては自分で契約なしで利用できる

電気ガス契約不要の物件とは?
物件の管理費・家賃に光熱費代が含まれている
レオパレスの電気ガスオプション
光熱費込み物件 など

 

1人暮らし用の集合住宅には、電気ガス契約なしでそのまま使用できる物件もあります。物件側で電力&ガス会社と契約を済ませている状態で、入居者は直接契約する手間がありません。

 

必ず物件の契約時に説明がありますが、もしも聞き逃してしまい状況がわからない場合は、管理会社に連絡して確認しましょう。

社宅・会社の寮・学生寮は自分で契約が必要?

社員寮・社宅 学生寮
ほとんどの場合で、自分で電気・ガス会社を選び契約 寮・大学によって異なるため、必ず確認する

 

 

社宅や社員寮のほとんどは、入居者それぞれで電気ガス水道を契約します。会社の福利厚生の一環で家賃補助や寮が用意されていても、多くの場合で光熱費は含まれません。

 

学生寮の場合は、各自で個別契約・寮全体で一括契約し電気代は定額・寮全体で一括契約し電気代は割り勘など、寮や大学によって異なります。

一人暮らしの電気代の平均

1人暮らしの電気代はもちろん使用状況によって異なるものの、2024年度は政府家計調査の数値より以下と予想されます。

 

1月 2月 3月 4月 5月 6月
9,500円 9,500円 4,800円 4,800円 4,800円 8,300円

 

7月 8月 9月 10月 11月 12月
8,300円 8,300円 8,300円 4,800円 4,800円 9,500円

参考|政府家計調査2024年 家計収支編 単身世帯 詳細結果表
年収300〜400万帯の年間電気代76,613円を元に、季節変動を考慮した推測
10の位以下切り捨て

 

夏冬の電気代がその他の季節に比べて3,500〜4,700円ほど高いのは、エアコンの電気代と推測できます。

 

単身者用の6畳エアコンを8時間使用した場合、1ヶ月でほぼこの差額分に該当します。

いきなり電気代が高騰する可能性はある?

1人暮らしでとにかく固定費を抑えたい場合は電気代に敏感になりますよね。結論、以下どちらかの状態にあると、電気代が突然高騰する可能性があります。

 

①市場連動型プランで電力単価が暴騰した
市場連動型プランとは、電力単価が決まっておらず30分ごとに変動するプランを指します。この変動する電気代は市場取引価格を元に推移しますが、その単価が高騰すると一緒に電気代も暴騰します。2022年に話題になった電気代の暴騰も、多くはこの市場連動型プランでした。
解決策:高騰が怖いなら料金単価が決まっているプランを選ぶ

 

②エアコンを24時間つけっぱなしで毎日使用
エアコンを使用すると当然電気代が一気に増えます。6畳用でも24時間つけっぱなしで1ヶ月を過ごすと、エアコン代だけでおおよそ1万円は超えると思った方がいいでしょう。他にも電気は使えば使っただけかかります。
解決策:外出して過ごすなどして家での電力使用を控える

電力会社選びの3つのポイント

世帯人数やライフスタイルによって使用電気量はかなり変わっていきます。家庭の電気量に見合ったプランを見つけるために是非参考にしてください。

選び方の前に|まずは提供エリアを確認

電力会社と契約する際には、気になる電力会社が自分の住んでいる地域に電気を供給できるか、必ず確認しましょう。

 

またガスセットで使用したい場合も、エリアが限られる傾向があります。その地域で提供のあるサービスをまずは調べなければなりません。

電力会社の選び方①従量単価?市場連動型?プランを理解しよう

昨今の電力会社の主流プランは、電気料の単価が固定されている従量電灯プラン(従来型プラン)と、30分ごとに単価が変動する市場連動型プランとに分かれます。

 

特に新電力は市場連動型プランを採用する傾向がありますが、リアルタイムで単価が変動するため、一カ月の電気代予想ができないデメリットがあります。

 

基本は従量電灯プランがおすすめで、極端に安くなることはないものの無難かつベーシックです。

電力会社の選び方②具体的な料金の単価を比較しよう

電気料金の仕組み

電気料金は一般的に、基本料金電気料の単価×使用量に、再エネ賦課金燃料費調整額の単価がさらに上乗せになる仕組みで課金されます。

 

この電気量の従量単価と燃料費調整単価が会社によって異なるため必ず比較しましょう。

上記は世帯数別の年間を通した平均電気代です。ペットのために24時間エアコンが付いていたり、リモートワークで日中も在宅していたり、オール電化住宅であるといった事情がない場合は、上記金額に近い電気代がそれぞれのご家庭にかかっているはずです。

 

極端に上記金額から離れる場合は、電力会社の見直しや電気の使い方の見直しを行うべきかもしれません。

電気をもっとお得に使うならガスとのセット契約がおすすめ!

電気代を節約するなら「電気とガスをセットで契約する」のもおすすめです。電気を単体で契約しても安くなる場合もありますが、セット契約により毎月の電気代が割引になる電力会社も多いです。気になる方は料金シミュレーションなどで、料金を比較してみましょう。

電力会社の選び方③解約金を確認しよう

最近の電力会社は契約期間・解約金などは設けていないところが多いものの、すべてではありません。必ず確認しましょう。

 

実際に、本記事で紹介している電力会社でも、解約金の設定がある会社が存在します。直近で乗り換える可能性のある方は必ず確認しましょう。

その他|会社の信頼性も重要!契約内容やアフターサービスを確認

安全に電気を使えるかどうかは大切なポイントです。特に2017年から参入してきた新電力会社は知名度が低く、よく分からないまま話を進めてしまうと、思わぬトラブルに繋がる可能性も。電力会社の契約件数や契約内容をしっかり確認しましょう。

 

また、電力会社の中には生活や暮らしをサポートしてくれる会社もあります。水や電気のトラブル・窓ガラスが割れた際の対応・鍵の紛失トラブルなど、ガス会社によってサポート体制は異なります。高齢者や1人暮らしの方は、こうしたサービスを選ぶのもいいですね。

その他|ポイントが貯まるとお得?システムの確認を

電力会社の中には、毎月の電気代や電力使用量に応じてポイントが貯まり、貯めたポイントで電気代のお支払いができるシステムを導入しているところもあります。ただし、その分料金単価が高い場合もあります。

 

ポイントがつくからとすぐに申し込みはせずに、実際の料金を計算しましょう。

電力会社の切り替え方法

電力会社の切り替えはとても簡単です。ただし、新規・切り替えいずれにしても2〜3日のうちにすぐとはいきません。特に切替の場合、申し込みのタイミングによっては1ヶ月先となる場合もあります。

 

夏季・冬季の電気代が高くなるタイミングで節約したい場合は、なるべく早めの申し込みを心だけ魔性。

 

▼必要なもの

・氏名
・住所
・電話番号
・供給地点特定番号(22桁)

 

▼切り替えの手順

ユーザー 電力会社
申し込み





開通立ち会い不要

新規|申し込みから1〜2週間後
切り替え|申込受理後、最初の検針日
申込者を確認し、今利用中の電力会社の解約手続きと、それに伴い開通手続きをする。



メーターがアナログからスマートメーター(※)に切り替わっていない場合は、電力会社側で交換する。(ユーザーの立ち会いは不要

 

つまり、電力会社の申し込みや切り替えは、WEBのフォームを送信した時点で完了します。その後は立ち会い工事なども不要です。

 

※スマートメーターとは電力消費量の目視確認が不要で、通信にて確認できる現在主流のメーター。経産省は2024年中に日本全体で導入完了を目標としており、交換時に家主の立ち合いは不要。

電気代を安く抑える方法

電力会社を切り替えるのは確かに節約になりますが、一般家庭の場合、毎月何千円も安くなるほどの大きな下がり幅は残念ながらありません

 

それ以上の節電をしたいなら、電気の使い方の見直しを行いましょう。いくつか方法を挙げますので、まだ対策できていないものがないかをご確認ください。

待機電力の削減で電気代を節約する

毎月の電気料金のうち待機電力もそれなりの消費量を占めます。冷蔵庫などコンセントをつないでおかなければならないものもありますが、そうでないものは都度コンセントを抜くようにしましょう。コンセントを抜かなくても、主電源を切ると約19%の節電になると言われています

古い家電の買い替えで電気代を節約する

10年前の家電と最新の家電では消費電力が大きく変わります省エネ基準を満たしている家電に買い替えるだけで、毎月の電気料金が大幅に変わる場合も多くあるため、自宅にある家電を見直してみるのもおすすめです。

 

冷蔵庫や洗濯機など、毎日使う家電や待機電力のかかる家電の買い替えは電気代に大きく影響します。また、エアコンの電気代は最新式のモデルだとかなり抑えられているので、夏場の冷房や冬場の暖房にかかる電気代が大きく節約に繋がりおすすめです

支払いをクレジットカードにしてポイントをお得に貯める

支払いをクレジットカードにすると、直接料金の割引を受けられるわけではないものの、クレジットカードのポイントが貯まります。電気料金は毎月払うもののため、1年を通して計算したら意外と大きなポイントだった…となる場合もあります。

東京電力と東京ガスのセット割比較

大手である東京電力と東京ガスは、どちらも電気・ガスを提供しておりそれぞれセット割りもあります。東京在住の場合、どちらも大手で安心感もあるこの2社で迷っている方も多いのではないでしょうか。

 

そこで2社のプランとセット割りを比較してみました。

▼東京電力の場合

電気(スタンダードS)
基本料金 311.75/10Aごと
0〜120kWh 29.80/kWh
121〜300kWh 36.40/kWh
301kWh〜 40.49/kWh

 

ガス(とくとくプラン)
料金表 使用量/ 基本料金 従量料金/m3
A 0〜20m3まで 736.23 140.94
B 20〜80m3まで 1,024.32 126.54

 

電気・ガスのセット割
電気料金を年間1,200円(月100円)OFF

※燃料費調整額が別途かかります

 

 

▼東京ガスの場合

電気(基本プラン)
基本料金 311.74/10Aごと
0〜120kWh 29.70/kWh
121〜300kWh 36.69/kWh
301kWh〜 39.50/kWh

 

ガス(東京地区一般料金)
料金表 使用量/ 基本料金 従量料金/m3
A 0〜20m3まで 759.00 145.31
B 20〜80m3まで 1,056.00 130.46

 

電気・ガスのセット割
電気料金を0.5OFF

※燃料費調整額が別途かかります

これを見ると、電気の方は東京ガスの方がわずかに安く、ガスは東京電力の方が安い設定となっています。

 

一般的に電気とガスでは電気のほうが家計を占める割合が高いため、この2社の比較なら電気がより安い「東京ガス」をおすすめします。

 

もっとも、もっと安い電力会社をこの記事で紹介しているので、ランキングも合わせてご覧ください。

電力自由化とは?よくある質問集

ここでは電力自由化や、新電力会社に関する気になる質問を紹介します。電力会社を検討する際にぜひ活用してください。

Q1.そもそも電力自由化とは?

電力自由化(電力の小売全面自由化)とは、従来の大手電力会社だけでなく、新電力と呼ばれる事業にも電気の販売を可能にし、すべての消費者が電力会社や料金メニューを自由に選択できる制度変更のことです。

 

2016年4月に開始された全面自由化をきっかけに、多くの事業者が電気の小売事業に参入、料金メニューやサービスが多様化しました。2020年8月時点で1446万件、16.4%の人が新電力に切り替えています。

 

成り立ちの背景としては、元々日本以外の国では電力自由化が進められていたことから、グローバルに足並みを揃える意味がありました。経済産業省資源エネルギー庁の主導で行われた政策で、今もなお進捗が注視されています。

Q2.なぜ料金が安くなる?

新電力の料金が安い理由は電気を供給する仕組みにあります。新電力は従来の発電会社や市場から電力を購入し、大手電力会社に送電に関わる費用を支払うことで、送配電設備を使用しています。

 

その結果、新電力は発電設備や送電設備などの設備投資が要らないため料金を安く設定できるのです。

Q3.新電力でも電気は安定して使える?倒産したら?

新電力は、従来の大手電力会社の送配電設備を使用して電力を提供しています。すべての会社の電気は大手電力会社の電力ネットワークを通じて供給されるため、電力会社やプランによって受け取る電気の品質は変わりません。

 

また新電力会社が倒産した場合は、お住まいの地域にある大手電力会社が電気を肩代わりして供給します。また、契約プランも「経過措置プラン」という電力自由化以前の標準的なプランに自動変更されます。そのため会社の倒産が原因で電気が止まる事態には絶対になりません

Q4.新電力に乗り換えるメリットは?

電力自由化や新電力に乗り換える大きなメリットは電気代の節約です。新電力会社は膨大な設備投資が不要なため、地方電力会社よりもリーズナブルな価格で電気を使えます。契約後も質の変わらない電気を使えるのも嬉しいポイントです。

Q5.新電力に乗り換えるデメリットは?

一方、新電力に乗り換えても電気代が安くならない場合もあります。世帯人数や電力使用量・ライフスタイルに合わせて最適なプランを選びましょう。また、新電力会社によっては少ない規模で事業を行なっている会社もあります。万が一倒産しても不利益を被りはしないものの、新たにお得な新電力を探す手間がかかります。

本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2025年03月26日)やレビューをもとに作成しております。

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