WQHDモニターの人気おすすめランキング15選【選び方やメリット・デメリットも紹介】
2021/12/10 更新

目次
WQHDモニターで作業環境を快適に!
フルHDや4Kなどと、モニターは年々高解像度になっています。フルHDが標準になってきており、高解像度だとモニターの映像が美しいです。さまざまな解像度のモニターがあるので、自分が使いやすいと思うモニターを使用できます。
フルHDや4Kなどの解像度がある中で、注目を集めているのがWQHD対応のモニターです。高解像度ながらも、表示する文字は小さくなりすぎず読みやすく、使いやすいモニターとして注目を集めます。
DELLやASUSなど、色々なメーカーからWQHDモニターが発売されています。初めてWQHDモニターを選ぶ方は、どれが良いかわからないものです。そこでこの記事で、おすすめのWQHDモニターをランキング形式でご紹介します。
本記事ではwqhdのモニターに関してご紹介していますが、以下の記事ではゲーミングモニターの人気おすすめランキングをご紹介しています。是非、本記事と併せて参考にしてみてください。
WQHDモニターとは?
テレビやモニターの性能を表す指標の1つが解像度です。解像度は画像の密度であり、そのモニターにどれだけピクセルを表示できるか表します。例えば27インチモニターでも、解像度が高いほど表示ピクセル数が多くなるので、それだけ細部も明瞭になり、より美しい映像を表示できます。
フルHDの解像度は1,920×1,080ピクセルであり、WQHDは2,560×1,440ピクセルです。つまり、2,560×1,440ピクセルの解像度に対応したのがWQHDモニターです。
HDや4Kとの違いは?
HDや4Kとの違いは解像度です。HDの解像度は1,280×720ピクセルで、その4倍の解像度がWQHDであり、2,560×1,440ピクセルです。解像度をまとめると以下の通りです。
・HD : 1,280×720
・フルHD : 1,920×1,090
・WQHD : 2,560×1,440
・4K:3,840×2,160
WQHD とHDでは4倍、WQHDとフルHDでは1.8倍解像度に違いがあります。
WQHDモニターの人気おすすめランキング15選
ランキング紹介後には選び方を解説しています。先に選び方を知りたい方は下のボタンをクリック!
BenQ
BenQ モニター AQCOLOR PD2705Q
デザイナー向けモニター
デザイナー向けモニターであり、sRGBを100%カバーしています。画像作成や3Dモデル作成などで活躍します。ダークルームモード、CADやCAMで使うモード、アニメーションモードがあります。
目に優しいフリッカーフリーで、ブルーライトを軽減します。モニターの高さ調節や画面回転機能があり、見やすい高さで使えます。2Wの2つのスピーカーを搭載しています。
モニターサイズ | 27インチ | パネル | IPS |
---|---|---|---|
ノングレア | 対応 | 解像度 | 2560×1440 |
リフレッシュレート | 60Hz | 接続端子 | HDMI、DisplayPort、USB Type-C |
ASUS
ASUS ゲーミングモニター VG27AQL1A
色の発色が鮮やかなモニター
IPSパネルを採用し、ハイダイナミックレンジで通常のモニターよりも色が鮮やかです。リフレッシュレートは170Hzと滑らかで、応答速度は1m以下なので、ゲーム用モニターとしても使用でき、描画の細かいFPSもスムーズに表示します。
AMD FreeSync対応のグラフィックカードを使えばフレームレートの低下を防げます。HDMI2.0対応であり、PS5も接続できます。スタンドは角度調整や横回転が可能です。
モニターサイズ | 27インチ | パネル | IPS |
---|---|---|---|
ノングレア | 対応 | 解像度 | 2560×1440 |
リフレッシュレート | 170Hz | 接続端子 | HDMI、DisplayPort、USB Type-C |
Acer
Acer ゲーミングモニター VG271UPbmiipx
ゲームにも使えるモニター
リフレッシュレートが144Hz、応答速度が1m以下で、FPSなどのゲームもスムーズに動きます。27インチであり、PCでゲームをする方におすすめです。2Wのスピーカーをモニターの左右に内蔵し、モニターからサウンドを鳴らせます。
Display HDR400に対応しており輝度が高く、美しいグラデーションの映像を映し出します。ブルーライトを軽減しており、目に優しいです。HDMI端子は2つ設置されています。
モニターサイズ | 27インチ | パネル | IPS |
---|---|---|---|
ノングレア | 対応 | 解像度 | 2560×1440 |
リフレッシュレート | 170Hz | 接続端子 | HDMI、DisplayPort |
I-O DATA
IO DATA 23.8インチWQHDモニター EX-LDQ241DB
23.8インチのフレームレスモニター
モニターサイズは23.8インチであり、24インチモニターを探している人におすすめです。フレームレスで、邪魔なフレームがほとんどありません。視野角は178°もあり、10段階でぼやけを調節できます。横からも見やすいモニターです。
2Wのスピーカーがついていますが、音楽を流すなどのときは別途スピーカーを用意した方が良いです。価格は高くはないので、在宅での使用や追加モニターとしても使えます。HDMIが3つあります。
モニターサイズ | 23.8インチ | パネル | ADS |
---|---|---|---|
ノングレア | 対応 | 解像度 | 2560×1440 |
リフレッシュレート | 70Hz | 接続端子 | HDMI、DisplayPort、USB Type-C |
LG
LG ゲーミングモニター 27GL850-B
Nano IPSパネルを採用
27インチのモニターであり、画面回転や高さ調節を行えます。グラフィックが綺麗なnano IPSを採用しており、リフレッシュレートは144Hz、応答速度が1m以下です。ゲームで使うのにも適しています。
従来のモニターでは、色の識別が難しいきめ細かい明暗をしっかり描写します。暗い部分はより黒で表現し、現実世界の映像に近い表現を行えます。
モニターサイズ | 27インチ | パネル | Nano IPS |
---|---|---|---|
ノングレア | 対応 | 解像度 | 2560×1440 |
リフレッシュレート | 144Hz | 接続端子 | HDMI、DisplayPort |
EIZO
EIZO FlexScan 27.0インチモニター EV2760
ベゼルの薄いフレームレスタイプ
IPSパネルを採用し、フレームレスモニターなのでベゼルが薄いです。ブルーライトは約80%カットし、長時間のもいターを使った作業でも疲れにくいです。画面のちらつきを抑え、自動調光機能によって、見やすい明るさに自動的に調節してくれます。
画面の可動範囲が広く、縦回転と高さ調節が行えます。上は35度下は5度までの傾き調節もでき、見やすい位置にモニターの位置を調節できます。製品のカラーはブラックとホワイトの2つです。DVI-D端子つきのモニターです。
モニターサイズ | 27インチ | パネル | IPS |
---|---|---|---|
ノングレア | 対応 | 解像度 | 2560×1440 |
リフレッシュレート | 61z | 接続端子 | HDMI、DisplayPort、DVI-D |
Pixio
Pixio 27インチモニター PX277
リフレッシュレートが165Hz
1秒間に最大165フレーム描写できる、リフレッシュレート165Hzのモニターです。60Hzなどのリフレッシュレートの低いモニターと比べると、目の疲れが減り、ゲーム描画では違いが体感できます。ブルーライトカット機能もあり、長時間の作業でも目に優しいです。応答速度が1ms以下です。
100mのVESAに対応しています。ベゼルレスデザインで、シンプルで無駄のないモニターです。HDMI端子は2つついており、さらにヘッドフォンジャックがついています。
モニターサイズ | 27インチ | パネル | IPS |
---|---|---|---|
ノングレア | 対応 | 解像度 | 2560×1440 |
リフレッシュレート | 165Hz | 接続端子 | HDMI、DisplayPort |
MSI
MSI Optix 湾曲パネル27インチゲーミングモニター MAG272CQR
湾曲パネル採用のモニター
湾曲パネルを採用した、27インチのゲーミングモニターです。画面の両端が湾曲しており、映画鑑賞しやすく、またゲームをプレイしやすくなっています。平面モニターよりも広い面積を視聴できます。
リフレッシュレートが165Hz、応答速度が1msに対応しているので、動きの激しいゲームでも十分に使えます。端子としてUSBもついており、USBハブ機能があります。
モニターサイズ | 27インチ | パネル | VA |
---|---|---|---|
ノングレア | 対応 | 解像度 | 2560×1440 |
リフレッシュレート | 165Hz | 接続端子 | HDMI、DisplayPort |
iiyama
iiyama 31.5インチモニター XB3270QS-B2
大画面のWQHD対応モニター
水平178°垂直178°と、広視野角で見やすいモニターです。画面高さ調節できる昇降機能つきのスタンドになっており、角度調節やチルトに対応します。3Wのスピーカー2個を内蔵します。
DisplayPort、HDMI、DVI-Dと3つの端子を備えますが、それぞれのケーブルが同胞されているので、購入後すぐにパソコンと接続できます。画面ちらつき軽減のフリッカーフリーLEDを採用しました。
モニターサイズ | 31.5インチ | パネル | IPS |
---|---|---|---|
ノングレア | 対応 | 解像度 | 2560×1440 |
リフレッシュレート | 75Hz | 接続端子 | HDMI、DisplayPort、DVI-D |
HP
HP 27インチモニター HP 27q Pavilion
PLSパネル採用のモニター
モニターとしては珍しく、PLSパネルを採用しています。IPSよりも視野角が広く発色が良く、省電力です。映像を滑らかに表示するFreeSyncに対応しています。VESAマウンターが付属します。
フレームレスの美しいベゼルデザインであり、シルバーカラーのベゼルとブラックのモニターのコントラストが美しいです。HDMIとDisplayPortを搭載します。
モニターサイズ | 27インチ | パネル | PLS |
---|---|---|---|
ノングレア | 対応 | 解像度 | 2560×1440 |
リフレッシュレート | 75Hz | 接続端子 | HDMI、DisplayPort |
GIGABYTE
GIGABYTE AORUS FI27Q-X 27インチゲーミングモニター
リフレッシュレートの高いモニター
WQHD対応モニターの中でも、特にリフレッシュレートが高く240Hzです。さらに応答速度は0.3msに対応しており、まさにゲーミングモニターとして適しています。画面は、水平方向と高さが調節でき、回転もさせられます。
高速に反応するモニターをゲームで使用したい方におすすめです。ただし性能が良い分、価格も高いです。315インチや48インチの大型タイプもあります。
モニターサイズ | 27インチ | パネル | IPS |
---|---|---|---|
ノングレア | 対応 | 解像度 | 2560×1440 |
リフレッシュレート | 60Hz | 接続端子 | HDMI、DisplayPort |
Acer
Acer 23.8インチゲーミングモニター VG240YUbmiipx
応答速度1msのゲーミングモニター
24インチタイプのモニターの中では、数少ない応答速度が1msです。IPSパネルで視覚野が広く、ゲーム以外の用途でも使えます。27インチモニターよりも、作業で使うと目の移動が少なくなるので、疲れにくいです。
WQHD対応のモニターの中では価格が安い方であり、費用を抑えてモニターを購入したい方におすすめです。2Wのスピーカーが2個内蔵されています。
モニターサイズ | 23.8インチ | パネル | IPS |
---|---|---|---|
ノングレア | 対応 | 解像度 | 2560×1440 |
リフレッシュレート | 75Hz | 接続端子 | HDMI、DisplayPort |
BenQ
BenQ 27インチゲーミングモニター EX2780Q
リモコン対応のモニター
パソコン用モニターとしては、珍しくリモコンに対応しており、リモコンで画面設定を行えます。ゲーム特化の3つのプリセットがあります。HDRエミュレートを搭載しており、疑似表示ながらも鮮明で綺麗な映像を映し出します。
2Wのスピーカーを2個内蔵し、さらには5Wのサブウーファーまで搭載します。別途スピーカーを用意しなくとも、迫力のサウンドを楽しめます。
モニターサイズ | 27インチ | パネル | IPS |
---|---|---|---|
ノングレア | 対応 | 解像度 | 2560×1440 |
リフレッシュレート | 144Hz | 接続端子 | HDMI、DisplayPort、USB |
WQHDモニターのおすすめ商品一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | モニターサイズ | パネル | ノングレア | 解像度 | リフレッシュレート | 接続端子 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
Amazon 楽天 ヤフー |
リモコン対応のモニター |
27インチ |
IPS |
対応 |
2560×1440 |
144Hz |
HDMI、DisplayPort、USB |
|
|
Amazon 楽天 ヤフー |
多機能な31.5インチモニター |
31.5インチ |
IPS |
対応 |
2560×1440 |
76Hz |
HDMI、DisplayPort |
|
|
Amazon 楽天 ヤフー |
応答速度1msのゲーミングモニター |
23.8インチ |
IPS |
対応 |
2560×1440 |
75Hz |
HDMI、DisplayPort |
|
|
Amazon 楽天 ヤフー |
リフレッシュレートの高いモニター |
27インチ |
IPS |
対応 |
2560×1440 |
60Hz |
HDMI、DisplayPort |
|
![]() |
Amazon 楽天 |
PLSパネル採用のモニター |
27インチ |
PLS |
対応 |
2560×1440 |
75Hz |
HDMI、DisplayPort |
|
![]() |
Amazon 楽天 ヤフー |
大画面のWQHD対応モニター |
31.5インチ |
IPS |
対応 |
2560×1440 |
75Hz |
HDMI、DisplayPort、DVI-D |
|
![]() |
Amazon 楽天 ヤフー |
湾曲パネル採用のモニター |
27インチ |
VA |
対応 |
2560×1440 |
165Hz |
HDMI、DisplayPort |
|
![]() |
Amazon 楽天 ヤフー |
リフレッシュレートが165Hz |
27インチ |
IPS |
対応 |
2560×1440 |
165Hz |
HDMI、DisplayPort |
|
![]() |
Amazon 楽天 ヤフー |
ベゼルの薄いフレームレスタイプ |
27インチ |
IPS |
対応 |
2560×1440 |
61z |
HDMI、DisplayPort、DVI-D |
|
![]() |
Amazon 楽天 ヤフー |
Nano IPSパネルを採用 |
27インチ |
Nano IPS |
対応 |
2560×1440 |
144Hz |
HDMI、DisplayPort |
|
![]() |
Amazon 楽天 ヤフー |
23.8インチのフレームレスモニター |
23.8インチ |
ADS |
対応 |
2560×1440 |
70Hz |
HDMI、DisplayPort、USB Type-C |
|
![]() |
Amazon 楽天 ヤフー |
ゲームにも使えるモニター |
27インチ |
IPS |
対応 |
2560×1440 |
170Hz |
HDMI、DisplayPort |
|
![]() |
Amazon 楽天 ヤフー |
色の発色が鮮やかなモニター |
27インチ |
IPS |
対応 |
2560×1440 |
170Hz |
HDMI、DisplayPort、USB Type-C |
|
![]() |
Amazon 楽天 ヤフー |
デザイナー向けモニター |
27インチ |
IPS |
対応 |
2560×1440 |
60Hz |
HDMI、DisplayPort、USB Type-C |
|
![]() |
Amazon 楽天 ヤフー |
画面を横でも縦でも使える |
27インチ |
IPS |
対応 |
2560×1440 |
76Hz |
HDMI、DisplayPort |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
WQHDモニターの選び方
WQHDモニターは、いろいろなメーカーの製品があります。モニターの性能を表す指標はいくつかあり、それらを見てどのモニターにするか選んで見ましょう。
パネルの種類をチェック
パネルの種類は、TN、VA、IPSの3つが主流であり、有機ELもありますが普及していないので今回は省きます。
TN方式は応答速度が速く、視野角が狭くゲーム向きです。VA方式は応答速度も視野角もさまざまでコントラストが高く、色をはっきり表示でき、特に黒の表示が鮮明なので映画鑑賞向きです。IPS方式は、以前は応答速度は遅かったですが、応答速度の速い製品が増えています。視野角が広いです。
価格は、TN方式、VA方式、IPS方式の順で高くなります。画質も同じくTN方式、VA方式、IPS方式の順で高くなります。
応答速度とリフレッシュレートをチェック
モニターのドットが表示している色から、次の色に変わるまでの時間が応答速度です。応答速度が高いほど、ゲームでは有利と言われています。5msあれば十分ですが、FPSや対戦格闘などの描画が素早く行われるゲームは1ms以下を推奨します。ゲーム以外の用途なら、応答速度を気にする必要はありません。
リフレッシュレートは、1秒間に表示できる枚数です。例えば、1秒間に60回表示できれば60Hzです。リフレッシュレートが高いほど、FPSなどのゲームをプレイするのに有利とされます。
ただし同じリフレッシュレートでも、解像度の高いモニターほどGPUの能力を必要となるので、性能の高いグラフィックカードが必要です。グラフィックカードの性能が低いならば、4KよりもWQHDのモニターの方が映像がカクカクせずに済みます。
Hz数(リフレッシュレート)をチェック
先に説明の通り、リフレッシュレートは、1秒間にモニターで何回描画できるかを示した数値です。何回画面を書き換えられるか示しています。例えば、1秒間に60回描画できると、リフレッシュレートは60Hzです。動画も、そして静止画もリフレッシュレートに従い、1秒間の間に書き換えられます。
リフレッシュレートの数値が低いと、映像の遅延が発生したり、ブレが発生したりと、映像が見にくいです。さらに、映像がカクカクとぎこちなく秒がされます。
特にFPSや格闘などのゲームではリフレッシュレートは、高いリフレッシュレートが要求されます。今や144Hzがスタンダードです。ゲームにモニターを使うなら、リフレッシュレートがどれぐらいなのか確認してください。
接続端子の種類をチェック
パソコンとモニターはケーブルで接続しますが、接続端子の規格があります。パソコンにある規格がモニターにもないと、変換ケーブルを使って接続しないとなりません。
VGA(D-SUB)
アナログ方式の映像出力端子です。アナログ信号をデジタル信号に変換して出力します。デジタル信号をアナログ信号にして、さらにデジタル信号にします。歪みが生じるので、画質が悪いです。
昔は一般的でしたが、今やマイナーな規格です。一般的には青い色の端子になっています。最大出力解像度は2048×1280です。
DVI端子
デジタル方式の出力端子です。デジタルでありデータ劣化がありません。DVI-DとDVI-Iの2つの種類があります。DVI-Dはデジタル専用、DVI-Iはデジタルとアナログ兼用であり、変換ケーブルでアナログ端子と接続できます。
シングルリンクとデュアルリンクがあり、1920×1200以上の解像度で使うなら、デュアルリンクのDV端子が必要です。それぞれで形が違いピン数が違うので、間違える心配はありません。
HDMI端子
DVI端子をベースに設計したデジタル方式の端子です。ケーブル1本で、映像、音声の信号を転送でき、著作権保護の制御信号も送れます。小型化したmini HDMIもあります。
すでにアメリカではHDMIは一般的になっています。バージョン1.0からスタートし、バージョンアップを繰り返しています。高解像度に対応し、機能が追加されました。3D映像出力には、バージョン1.4以上が必要です。
Display Port
DVI端子の後継端子として、業界が選定した端子です。HDMIと同じく1本のケーブルで、映像と音声の信号を出力できます。業界では家電はHDMI、パソコンはDisplay Portとしています。HDMIよりも端子が小さく、Display Portの小型タイプはmini Display Portと言います。
DVI端子は大きく接続しにくいので、その欠点を補って登場しました。使用ライセンス料は発生せず、生産コストを抑えられます。
USB
モニターの映像端子としても、USBは使われます。使われるのはUSB Type-Cです。上下左右が対称になっており、端子の上下をどちらでも差し込めます。向きを間違える心配がありません。スマホなどでも使われるようになっている端子です。
モバイル機器などでも使用される端子であり、USBは古くからパソコンで使われたので、馴染みある接続端子です。
USB3.1とも呼ばれている規格であり、ケーブル1本で映像も音声も出力でき、データ転送速度は最大10Gbpsです。最大100Wの給電ができる特徴もあります。ちなみに、さらに転送速度の速いUSB3.2が開発されています。
デュアル・マルチモニターの環境を作るならWQHDで統一する
パソコンを購入し、操作に慣れてくるとデュアルモニターにしたいものです。いくつかモニターを並べて使うならば、モニターのインチ数をあわせた方が良いですが、それよりも解像度を合わせた方が良いです。
例えば解像度が違うモニターを使うと、解像度が低い方のモニターでは、表示できない部分ができることがあります。逆に解像度の高いモニターでは、表示が小さくなります。そのために、デュアルモニターやマルチモニターで使うのモニターは、WQHDに限らず、すべて同じ解像度にしましょう。
WQHDモニターのメリットとデメリット
フルHDよりも表示領域が広く、4Kほど文字が小さくならないのがWQHDモニターです。日常の中での使用や、ゲーム用にも使用できます。どんなメリットとデメリットがあるか見てみましょう。
WQHDモニターのメリット
wqhdモニターは文字が読みやすい・PCへの負荷がすくないなどメリットがあるので解説してきます。
4Kよりも文字が読みやすい
フルHDよりも鮮明な映像を表示できます。写真を拡大して細かい部分の補正を行うときや、動画を高解像度で楽しむならば、WQHDモニターが向いています。
複数のウィンドウを小さくし開いても、文字や画像が鮮明であり、見やすいのでマルチタスクでの作業を行いやすいです。例えば、ゲームをプレイしてYoutubeでゲーム配信を行うなどと、動画配信のようないくつもの作業を同時に行っても、快適に作業が進められます。
解像度だけを見ると、4Kモニターの方が鮮明な映像を映せます。ただし、24インチや27インチぐらいの4Kモニターだと、情報を多く表示できますが、文字が小さくなり作業しにくいです。WordやExcelを使うなら、WQHDはちょうど良い解像度です。
4Kほどグラフィックボードに負担がかからない
4KはWQHDよりも高解像度です。同じインチのモニターであっても、4Kの方が美しい映像を映せます。解像度が高くなるほど、パソコンのグラフィックカードへの負担が大きいです。
解像度が高いほど処理するデータも多くなり、よりスペックの高いグラフィックカードが要求されます。ハイエンドのグラフィックカードが必要で、その分の予算も確保しないとなりません。
WQHDは4Kほど解像度が高くないので、4Kに要求されるようなハイエンドグラフィックカードでなくとも、滑らかに映像を映せます。フルHDよりも解像度を高くしながらも、グラフィックカードに負担をかけません。バランスの良いモニターと言えます。
デメリットはfps値が高い場合に高スペックPCが必要
1秒間に映像を何回描写できるか示した数値がfpsです。例えば60fpsだと1秒間に60回描写します。fpsはパソコンのグラフィックボードの性能で決まります。高性能グラフィックボードほど、fpsの数値が高いです。
そして、解像度が高いほど細かく映像を描写するので、高いfpsが必要となり、高性能グラフィックボードを積んだパソコンが必要です。グラフィックボードの性能が低く、低いfpsだと、映像がカクカク描写され、残像が残ります。
自分のPCのスペックを把握してからモニターを選ぶようにしましょう!
まとめ
WQHDは2,560×1,440の解像度です。フルHDよりも高解像度ながらも、文字が小さすぎず見やすいです。いくつかのメーカーからWQHD対応モニターが発売されています。おすすめのWQHDモニターをランキング形式でご紹介しました。モニター購入時の参考にしてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2021年12月10日)やレビューをもとに作成しております。
27インチのDELLのモニターです。100mmのVESAにも対応しているので、パソコンを取り付ければディスプレイ型パソコンのようにして使えます。画面は回転できるので、モニターを縦にしても横にしても使用できます。
広視野角であり、非光沢のIPSパネルを採用し、横からでも見やすいモニターです。ブルーライト軽減にも対応し、さらにはフリッカーフリーにも対応しました。