ここでは、gooランキングセレクトが20〜60代の150人の男女を対象に「好きな高級チョコレート」についてインターネットリサーチをした結果を、「150人に聞いてわかったおすすめの高級チョコレート人気ランキング」と題し、投票者の口コミとともに紹介します。

同じチョコレートと言っても、高級チョコレートと安いチョコレートにはさまざまな違いがあります。まず、原材料の質に大きな違いがあります。高級チョコレートはカカオ自体にこだわるのはもちろん、カカオを搾ったカカオバターを使います。

そのため、高級チョコレートはしっとりとなめらかな口どけと、深みのある自然な味わいになります。一方、安いチョコレートは直物油脂を混ぜる場合もあり、カカオバターに比べると風味が劣ります。

また、安いチョコレートが機械で大量生産するのに対して、高級チョコレートはハンドメイドで作られる場合が多いです。ショコラティエが細部までこだわって作るため、味・見た目共に個性的で深みのある味わいに仕上がります。

高級チョコレートはどれも非常においしいですが、味わいや特徴はさまざまあります。特徴にあった選び方をしながら自分好みの味を探すのもチョコ選びの醍醐味です。

【目次】

• 産地や製造国で選ぶ
• 種類で選ぶ
• カカオの品種で選ぶ
• カカオの産地で選ぶ
• チョコレートの形状・レシピで選ぶ
• 値段で選ぶ
• カカオの風味を楽しみたいなら「カカオ含有量」を確認
• 製造過程にこだわるなら「Bean to Bar」方式をチェック
• 最高級品質なら「王室御用達」をチェック
• デパ地下でも買える「有名ブランド・チョコレート専門店」をチェック
• ブランドで選ぶ
• 目で楽しみたい方は「美しい見た目」をチェック
• プレゼントや女性への贈り物なら「もらって嬉しいもの」をチェック
• ギフトを送る際には無駄にしないためにも「賞味期限」をチェック

まず最初に選ぶポイントは産地や製造国です。チョコレートは作られる国によって微妙に風味が異なり、またその国によって美味しいチョコが多い国とそうでない国もあります。

【目次】

・万人受けを狙うなら「ベルギー産」のチョコレートがおすすめ

・男性に贈るなら「フランス産」のチョコレートがおすすめ

・甘いチョコが好きな方なら「イタリア産」のチョコレートがおすすめ

・優しい口当たりなら「国産」のチョコレートがおすすめ

・クリーミーなチョコなら「スイス産」のチョコレートがおすすめ

・濃厚なチョコなら「オーストリア産」のチョコレートがおすすめ

・甘さ控えめなチョコなら「スペイン産」がおすすめ

・ハッキリした味わいなら「アメリカ産」のチョコレートがおすすめ

いわずと知れたチョコの国ベルギーは、超有名国だけあってカカオとミルクのバランスが良く、非常に洗練された味わいのチョコレートが多いのが特徴です。ベルギー産のチョコレートは万人受けしやすい味わいでハズレを引く可能性が低く、初心者にも向いています。

フランスには有名なパティシエールが多く、有名ブランドや有名店がたくさんあります。フランス産のチョコレートはカカオの割合が高いのが特徴です。カカオの風味豊かでほろ苦いタイプのビターチョコが多いので、男性への贈り物にも向いています。

バレンタインの本場・イタリアもチョコの生産が盛んです。イタリアのチョコレートは甘く口どけが豊かなものが多く、ヘーゼルナッツをふんだんに使っています。コクがあり濃厚な甘さのチョコレートが多いので、甘党の方にぴったりです。

日本産のチョコレートは日本人の口に合うように作られているので、基本的にハズレが少なく食べやすいものがほとんどです。特徴としてはスイス・イタリア産のようなクリーミーでカカオの配分が多くない、甘めな口当たりのチョコが多い傾向にあります。

チョコレート発祥の地・スイスのチョコレートは豊潤で味が濃く、また同様に濃厚なミルクをたっぷり使った味付けのものが多いです。そのためスイスはミルクチョコが有名で、非常にコクがあるクリーミーなチョコレートを味わえます。

オーストリア産のチョコレートはデメルに代表されるような濃厚ながら堅実でしっかりとした味わいのチョコレートが多いのが特徴です。ザ・ハトルテのように非常に濃厚でこってりとした味が楽しめます。飾らない味わいを試したい方はぜひ選んでみてください。

スペイン産のチョコレートはカカオの配分が多く、砂糖が少なめな甘さ控えめタイプが多い傾向です。また各地方のナッツやくだものなどさまざまな素材を使ってイマジネーションに溢れたチョコレートや、斬新なタイプのものが楽しめます。

アメリカ産のチョコレートは、ヨーロッパのそれとは異なりハッキリした味のものが多くみられます。カカオの風味や味わいなどを重視するヨーロッパよりは味そのものは単調になりやすいですが、その分非常にハッキリとした味わいです。

以下の記事では外国産チョコレートの人気おすすめランキングを紹介していますので、是非参考にしてください。

チョコレートはその種類によっても風味や味わいが変わってきます。ちょっと苦みがあるものや甘さの強いものなど、好みに合わせて選びましょう。

【目次】

・男性には甘みを抑えた「ビター」がおすすめ

・迷ったときは種類が豊富な「ミルク」がおすすめ

・甘党の方には「ホワイト」がおすすめ

甘いチョコレートが苦手な方におすすめなのがビターチョコレートです。ビターチョコレートはカカオの含有量が多く、砂糖・粉乳などの含有量が少ないので、苦みのある風味に特徴があります。甘いものが苦手な方や男性へのプレゼントにもおすすめです。

一般的にチョコレートといってまず思い浮かべるのがミルクチョコレートです。ミルクチョコレートは砂糖や粉乳によるしっかりした甘みを持っています。バリエーションも豊富なので、迷ったときはミルクチョコレートを選ぶのがおすすめです。

ホワイトチョコは砂糖・ココアバター・乳固形分を使い苦みを除去しているため、まろやかな甘みが楽しめます。なめらかな口当たりとあとを引く甘さが特徴なので、特に甘党の方におすすめです。甘いものには目がない方はホワイトチョコレートを選んでみてください。

以下の記事ではホワイトチョコレートの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひ併せて参考にしてください。

チョコの産地同様にカカオの品種も味に影響を与えます。希少価値が高いものから、親しみやすい味わいのものまでさまざまあるのでぜひチェックしてみてください。

【目次】

・苦みが好きなら世界シェア80～90%の「フォラステロ種」がおすすめ

・フルーティな香りを楽しみたいなら渋みが少ない「クリオロ種」がおすすめ

・失敗が少ないチョコレートなら汎用性が高い「トリニタリオ種」がおすすめ

チョコレート本来の味わいが好きな方は苦みや渋みをしっかりと感じられるフォラステロ種を選びましょう。世界の80～90%を占めるフォラステロ種のカカオは、育てやすい上に安価で手に入れられるので非常に多く栽培されています。

ブラジルやベトナムなどで栽培されるフォラステロ種のカカオでつくられらチョコレートは刺激的な香りが特徴です。フレーバービーンに使われるのでチョコレートらしい味わいを楽しみたい方に向いています。

クリオロ種は渋みが少なくフルーティな香りが楽しめます。病気にかかりやすく育てにくいため、メキシコやベネズエラなど限られた地域でしか栽培されず世界で作られているカカオの0.5%程度といわれる希少価値の高い品種です。こだわりのある方に向いています。

チョコレート選びに失敗したくない方は、フォラステロ種とクリオロ種の自然勾配でできたトリニタリオ種がおすすめです。トリニタリオ種のカカオから作られたチョコレートは、適度な香りと苦みで、バランスの取れた味わいを楽しめます。

カカオ豆自体の香り・色・味わいは気候の影響を受けて変化するため、チョコレート自体にクセや特徴的な味わいがないのが特徴です。汎用性が高い点が魅力的な品種なのでチョコレート選びに失敗したくない方はぜひチェックしてみてください。

カカオは気温や湿度の影響を受けやすいので産地によって味わいが異なります。今回はカカオの4大産地といわれる国々の特徴を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

【目次】

・癖がない味わいなら「コートジボワール産」がおすすめ

・親しみのある味を求めるなら「ガーナ産」がおすすめ

・上品な味を楽しみたいなら「ベネズエラ産」がおすすめ

・華やかな香りが好きなら「エクアドル産」がおすすめ

コードジボワール産のチョコレートはマイルドな苦みが特徴です。深い味わいを楽しめるので、癖のない風味が好きな方に向いています。香ばしい香りもあり、口の中で広がる心地いい苦みと鼻に抜ける香りが楽しめるのが魅力です。

日本人に親しみのある味わいなら、ガーナ産のチョコレートがおすすめです。ガーナ産のチョコレートは酸味・苦み・渋みのバランスがよく食べやすいとされています。ビールやコーヒーなど苦味のある飲み物と相性が良く美味しさが際だつチョコレートです。

ベネズエラ産のチョコレートは雑味が少なく苦味と渋みのバランスが取れた上品な味わいを楽しめます。品質が高く重厚感のある味わいと豊かな香りが魅力で、ショコラティエやパティシエが好んで使用するチョコレートの1つです。

香りを重視する方にはエクアドル産が向いています。エクアドル産は花のような華やかな香りと渋み・苦みとのバランスが絶妙です。一方で味わいは軽やかなので鼻に抜ける爽やかな風味が際立るので香り高いチョコレートをお探しの方におすすめします。

チョコレートは形状やレシピによって名前が変わります。形状やレシピによってお好みのものが違ってくるので、ここでは代表的な4種類をご紹介しましょう。

【目次】

・定番のチョコレートなら「板チョコ」がおすすめ

・いろいろな味を楽しみたいなら「ボンボン・ショコラ」がおすすめ

・チョコレートにクリーミーさを求めるなら「ガナッシュ」がおすすめ

・ナッツ好きなら「ジャンドゥーヤ」がおすすめ

・本物のチョコレートを求めるなら「クーベルチュール」がおすすめ

・香ばしいナッツの味を求めるなら「プラリネ」がおすすめ

シンプルにチョコレートを味わいたいなら、タブレットタイプの「板チョコ」がおすすめです。チョコレートを型に流し込んで板にしただけなので、チョコそのものを味わえます。さまざまなメーカーから販売されている親しみ深いタイプです。

商品によって厚み・口当たり・フレーバーなど豊富に展開しているので、食べ比べてみると自分の好みに合ったものを見つけられます。

ボンボン・ショコラとは中に何かが入っているひと口サイズのチョコレートをいいます。代表的なのはお酒が入っているボンボン・ショコラです。ココアパウダーで覆われた「トリュフ」もこのボンボン・ショコラの1種で、非常に多くの種類があります。

ガナッシュは非常にまろやかでチョコレートの甘味が際だちます。ガナッシュはもともとチョコレートと生クリームを混ぜて作るボンボン・ショコラの詰めものでした。ガナッシュだけのチョコレートとして日本で生まれたのが生チョコレートです。

ガナッシュはコーティングに使ったり、生チョコレートにしたりするととろけるような味わいが楽しめます。くちどけの優しいチョコレートをお探しなら、ガナッシュを使っているものを選んでみてください。

ジャンドゥーヤは焙煎したナッツのペーストとチョコレートを混ぜたイタリア生まれのチョコレートです。ボンボン・ショコラの詰めものとして製菓材料で使われる場合もあります。ジャンドゥーヤだけのチョコレートは、香ばしい香りが楽しめるのが特徴です。

クーベルチュールはフランス語で「カバー」の意味で、製菓の表面に塗ったり板チョコのベースにしたりして使うチョコレートです。クーベルチュールにはカカオバターが31%以上・カカオマス2.5%以上・総カカオ分35%以上の厳格な国際基準があります。

カカオマスに砂糖・レシチン・香料などを加えて作ったダーククーベルチュールチョコレートや、さらに粉乳を加えたミルククーベルチュールチョコレートなどが人気です。以下の記事では、市販のチョコレート菓子のおすすめを紹介していますので併せてご覧ください。

ナッツが好きな人におすすめなのがプラリネですが、実はプラリネには2種類の意味があります。一般的には、砕いたナッツをチョコレートに混ぜたものや、ナッツをチョコレートでコーティングしたものをプラリネと呼びます。

ですが、ベルギーではプラリネは中に詰め物が入ったチョコレートを指し、フランスではナッツ風味のチョコレートを指します。そのため、伝統的なベルギー産のチョコレート店で購入するときは、詰め物のされたチョコレート全体を指すと覚えておきましょう。

チョコレートの値段は2000円とお手頃なものから、1万円以上と高価なものまで幅が広いです。予算に合わせて選ぶようにしましょう。

【目次】

・気軽に選びたいなら「2000～3000円」がおすすめ

・大切な方へのプレゼントなら「4000～5000円」がおすすめ

・バレンタインなどの特別な贈り物・ギフトなら「6000円以上」がおすすめ

自分用やちょっとしたプレゼントには2000～3000円程度のものを選んでみてください。手頃な値段で買えるチョコレートは、少し甘いものが食べたいときに気軽に手にしやすい価格帯です。またささやかなお礼の気持ちを込めたプレゼントにも向いています。

大切な方へのプレゼントには4000～5000円のチョコレートがおすすめです。なかなか会えない友人や恋人の誕生日プレゼントなど、大切な方に渡したいときは、高級感のあるチョコレートを選べば気持ちを伝えられます。

バレンタインデーやホワイトデーといった贈り物には、6000円以上のチョコレートがおすすめです。また結婚記念日や出産祝いなどの特別な日のプレゼントにチョコレートを贈るなら、高級ブランドの高品質なチョコレートを選ぶと喜ばれます。

チョコレートの味わいを決める重要な要素にカカオ含有量があります。このカカオ含有量が多いほど苦みが濃く、しかしながらカカオの風味を大いに楽しめるのが特徴です。また少ないほど砂糖やミルクの割合が多くなり、食べやすい甘いチョコレートになります。

カカオ含有量が60～70%のチョコレートは含まれる糖分も少なく、「ハイカカオ」と呼ばれ苦みがあるのが特徴です。しかし一般的には70%以上のものは健康にもいいとされ、カカオポリフェノールの働きも活性化します。苦みはお酒のお供にもおすすめです。

カカオ含有量が60%未満のチョコレートは、糖分やミルクの割合が高く口当たりがいいので苦みが苦手な方や小さなお子さんでも美味しくチョコレートを楽しめます。甘党の方へのプレゼントにもぴったりです。

Bean to Bar方式とはカカオ豆から板チョコになるまでの過程すべてを一貫した工房内で行う作り方です。細かい指示や配分が可能なので高級チョコレート生成に用いられます。手間暇がかかりますが、それゆえにそのブランドの個性が際立った仕上がりになる方法です。

その国の王様一家に認められるだけのブランドは厳しい基準で吟味されます。つまりそれだけの品質・技術が求められるため、王室御用達は最高級品質の証です。チョコレート初心者で見極めが難しい場合は王室御用達を選べば間違いありません。

もちろん王室御用達ではなくとも非常に品質のいいチョコレートブランドはたくさんありますが、選び方に迷った場合や、何を買うか迷う初心者は特に王室御用達を選ぶ基準にすると失敗が少なくておすすめです。

困ったらデパ地下に出店している有名ブランドやチョコレート専門店のものを選ぶのがおすすめです。ブランドはアランデュカス・ピエールエルメ・ピエールマルコリーニ・ジャン＝ポール・エヴァンなどゴディバ以外の種類が多く通販や店舗でも気軽に買えます。

以下の記事ではゴディバのチョコのおすすめランキングをご紹介していますので参考にしてください。

高級チョコレートはブランドで選ぶのも重要です。ここでは人気がある高級チョコレートのブランドをいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてください。

【目次】

• チョコレートの風味を味わうなら「LA MAISON DU CHOCOLAT（ラ・メゾン・デュ・ショコラ）」
• もとはフランス王室御用達のチョコ！「Demel（デメル）」がおすすめ
• 贅沢に素材を生かしたチョコレートなら「Caffarel（カファレル）」がおすすめ
• 伝統技術で世界中から愛される「GODIVA（ゴディバ）」がおすすめ
• 希少なカカオでこだわりの高い品質なら「PIERRE MARCOLINI（ピエール マルコリーニ）」

チョコレート本来の味わいを楽しみたいなら、ラ・メゾン・デュ・ショコラをおすすめします。ラ・メゾン・デュ・ショコラは1977年にロベール・ランクスが創設したフランスの高級チョコレートブランドで、砂糖と生クリームの少ない香り高く味わい深い味わいのチョコレートが特徴です。

王室御用達の超高級チョコレートを堪能したい方は、デメルがおすすめです。デメルは1786年にオーストリアで誕生した、ウィーン王宮御用達のチョコレートブランド。厳選された素材を使った高品質で高貴なチョコレートを楽しみたい方に適しています。

贅沢に素材を活かしたチョコレートを食べたい方はカファレルがおすすめです。カファレルは、1826年にピエール・ポール・カファレルにより創業された王室御用達の高級チョコレートブランドです。ヘーゼルナッツを贅沢に使用した、風味豊かな「ジャンドゥーヤ」が人気があります。

高級カカオの風味を楽しみたいなら、ゴディバをチョイスしましょう。ゴディバは1945年にブリュッセルで誕生した、世界中に300以上の店舗を展開する高級チョコレートブランドです。厳選された高級カカオ豆を使用し伝統的な製法で品質を保証しています。風味豊かで口溶けのいいチョコレートが好きな方におすすめです。

素材にこだわったチョコレートなら、ピエールマルコリーニがおすすめです。ピエールマルコリーニは、2015年にベルギー王室御用達の称号を授かったチョコレートブランド。カカオ豆の選定から製造までを一貫して行っています。最高級のカカオチョコレートを楽しみたい方におすすめです。

目で見て楽しみたい方は美しい見た目のデザインで選ぶのがおすすめです。チョコレートは味だけでなく見た目の華やかさやかわいさにも魅力があります。色鮮やかなものやかわいくラッピングされているものであれば、プレゼントにもぴったりです。

特にフレーバー付きのチョコレートは、ピンク・グリーン・イエローなどのポップな色付きが豊富に揃います。魅力的なデザインが見つかりやすいので、見た目重視の方はデザインやチョコレートの色で選んでみてください。

女性などへプレゼント用にチョコレートを購入するなら相手もらって嬉しいものをチェックしましょう。スイーツが好きな方にはミルクチョコレートやフレーバー付き、甘いものが苦手な方にはビターがおすすめです。

またナッツ系のチョコレートを買うときは、相手にナッツ類のアレルギーがないか確認してください。お酒好きの方には、日本酒や洋酒入りのチョコレートを選ぶと喜ばれます。ブランドや見た目だけでなく、相手の好みを考えてチョコレートを選びましょう。

高級チョコレートを購入しても賞味期限が切れてしまっては無駄になってしまいます。また、ギフトで送る際にも賞味期限が短すぎると食べきれない場合もあるので、賞味期限をちチェックしておきましょう。

カカオポリフェノールをはじめとした各種ポリフェノールには、さまざまな効能が期待されています。

【目次】

・血圧を下げる

・動脈硬化を防ぐ

・ストレスホルモンを下げる

・活性酸素による人体へのダメージを抑える

・アレルギーを防ぐ・軽減する

・脳を活性化させる

加齢によって血管が詰まりやすくなり血圧が上昇する傾向にありますが、そんな血圧の上昇を抑えてくれるのが、ポリフェノールです。4週間カカオ分70%以上のチョコを摂取したところ、BMI値の上昇は見られず血圧が下がったとの研究結果もあります。

動脈硬化の原因である悪玉コレステロールはカカオポリフェノールにより減少させられるとわかりました。さらに悪玉コレステロールを減らす善玉コレステロールを増やす研究結果も確認され、カカオポリフェノールの効果には期待が集まっています。

現代社会避けて通れないストレスですが、適度なストレスは人間の生活で必要とされています。一方で過度なストレスは病気のもととなりかねません。カカオポリフェノールはストレスの軽減に期待されています。

人間の体内で作られる活性酸素は、喫煙や過度なストレスを受けると作られる人体によくない影響を与える物質です。この活性酸素はカカオポリフェノールの酸化を防ぐ働きで減少させられるとわかっています。気になる方はぜひ活用してください。

人間は細菌やウィルスなどに対して活性酸素による免疫システムで防御します。その際発生した過剰な活性酸素がアレルギーの原因です。カカオポリフェノールは活性酸素を減少させるため、アレルギーを防いだり軽減するといわれています。

脳は神経細胞の集合体で、神経細胞のつながりは「BDNF」と呼ばれるたんぱく質で維持されています。このBDNFを含む血流を増やすのがカカオポリフェノールだと判明しました。この結果により、カカオポリフェノールの摂取は脳の活性化につながるとされています。

チョコレートは温度変化に弱いので、せっかくもらったりご褒美に買ったりした高級チョコレートはしっかり保存してください。高温多湿を避けた常温での保管がおすすめですが、実はチョコレートは種類によっても適温が異なります。

通常の板チョコや何も入っていないチョコレートは20℃以下・ボンボン・ショコラは15℃以下が保管にぴったりです。生チョコレートは10℃以下推奨のため、要冷蔵の表記がある場合は冷蔵保存をしてください。

夏場や暖房の利いた室内はどうしても気温が高いので、温度の低すぎない野菜室での保管もおすすめです。また食べかけのチョコレートはアルミホイルにくるんでジッパー袋に入れて保管すると風味が落ちにくいのでお試しください。

世界一高いチョコレートは「ラ・チュオルサ」が最高額のチョコレートとしてギネスに認定されています。スイスのチューリッヒのチョコレート菓子製造店「Attimo」が販売しており80gで640フラン（約93,500円※2022年9月現在）/1kgで8,000フランです。

スイス南部のムントのサフランやベネズエラ・チュアオチョコレート産のカカオなど希少価値の高い原材料によって製造されています。さらに高級なのが280万円のチョコレートです。アメリカニューヨークのレストラン「セレンディピティ3」で食べられます。

その名は「フローズン・オート・チョコレート」です。世界28カ所から取り寄せたカカオと、ひと粒28,000円のチョコレートトリュフや23カラットの金や金箔を使っています。食事に使ったゴブレットやスプーンは記念として持ち帰り可能です。