【2023年版】宅建の参考書おすすめ人気ランキング15選【独学向きテキストも!】
2023/02/01 更新
国家資格である宅建士は建物や土地の契約の際に必要になる資格で、初心者が独学で勉強するための参考書は日建学院や宅建学院・TAC・LECなどから発売されているので誰でも購入可能です。今回は、2023年度・2022年度など宅建参考書のおすすめ商品を紹介します。
目次
- 2023年版も!初心者に適した入門書や独学で勉強できる参考書
- 【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
- 宅建士とは?
- 宅建参考書の選び方
- 宅建の参考書おすすめ人気ランキング15選
- 通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
- 毎年行われる宅建の参考書はいつ買う?発売日も確認が大切
- 紙のテキストがいらない!電子書籍もチェック
- 独学におすすめの宅建勉強法が知りたい!
- 宅建参考書の基本的な使い方
- 2021年と2023年では合格率が違う?宅建試験の難易度とは
- 参考書のシフトは一冊を完璧に終えてから
- 宅建の本試験にはどんな問題が出題されるの?
- 宅建の勉強法は独学か通信かどっちの方が良い?
- 勉強に便利なアイテムも大切
- まとめ
2023年版も!初心者に適した入門書や独学で勉強できる参考書
国家資格を取得して宅建士になるための勉強に重要な参考書です。TAC・LEC・日建学院・宅建学院などから、らくらく宅建塾などの参考書が発売されています。しかし、初めて勉強をされる方は違いや選び方がわからないなど、疑問点が多いのも事実です。
種類も多くて悩みやすい参考書ですが実は難しい言葉や知らない用語を簡単な文章で解説していたり、嚙み砕いて丁寧に説明してくれる参考書も多く発売されています。初心者でもわかりやすいマンガで構成された参考書もあるため独学でも安心です。
そこで今回は、宅建の参考書の人気おすすめランキングや選び方をご紹介します。ランキングは、分かりやすさ・内容量・価格などを基準にして作成しました。2022年・2023年版もご紹介しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
宅建士とは?
宅建士と呼ばれる言葉を良く聞きますが、実際に何をするのか知らない方も多いと思います。宅建とは、「宅地建物取引士」が正式名称の国家資格です。この資格の保有者だけが、建物や土地の売買などを行う際に取引内容を説明できます。
そのため、宅建士は不動産業界において仕事の幅が広がる重要な資格のひとつです。
宅建参考書の選び方
宅建の参考書を選ぶ際、闇雲に選んでしまうのはおすすめできません。ここでは宅建参考書の選び方について解説してきます。
出版社・タイプで選ぶ
宅建の参考書・テキストを発売している出版社は、主にTAC・宅建学院・LEC・日建学院の4社です。ここではそれぞれの特徴についてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
図解やイラストなど分かりやすさ重視なら「TAC(タック)」がおすすめ
解説や説明などが長い文章だと頭に入ってこない方や、長い文章を読むのが苦手な方はTAC(タック)の参考書がおすすめです。文字だけではなく、図・イラスト・表が多いため、見やすく効率的に勉強できます。試験や勉強に慣れていない方にもピッタリな参考書です。
不動産業や宅建について知識があるなら「宅建学院」がおすすめ
初心者はもちろん、不動産会社で働いていた経験がある方や、宅建についてある程度知識がある方にもおすすめなのが宅建学院になります。わかりやすく、覚えやすさを重視している参考書です。
漫画で解説されているものもあり、幅広いタイプの中から自分に合ったものを選んで学習できます。
試験を重点に置くなら「LEC(レック)・ユーキャン」がおすすめ
基礎的な知識から応用力を要する内容まで、宅建を段階的に学習したいのであればLEC(レック)・ユーキャンがおすすめになります。大事な知識を分かりやすく伝える丁寧さ、過去問から読み取る分析力が特徴的です。
試験の本番や、模擬試験に重点を置いた勉強法に適しています。
マンガを読みながら学ぶなら「日建学院」がおすすめ
漫画で全体的なイメージを把握したいなら、日建学院のこれだけ まんが宅建士シリーズがおすすめです。宅建についての法律・法令・権利・税などの最低限の知識をマンガで説明しています。イラストやカラーが多いため、初心者でもわかりやすいと評判です。
解説の内容で選ぶ
宅建の参考書を選ぶ際は、解説の内容を必ずチェックしてください。自分にとって理解しやすい解説がされているかが重要なポイントです。
しっかり理解するなら「自分のレベルに合ったもの」がおすすめ
宅建の参考書は、基本的にどれも同じ内容を解説しています。ですが、ただ内容を書いているものや、しっかりとした解説付きで書いているものなど種類はさまざまです。いくら内容が正しいものでも、読んでいて理解しづらければ意味がありません。
また、どの参考書にも読み手のレベルに合わせた解説基準が存在します。初めての方なら優しい解説、知識がある方なら応用など、その参考書が自分のレベルに合ったものかを見極めるのが重要です。
読みやすさ重視なら「解説のまとまりがあるもの」がおすすめ
宅建士は国家資格のため、内容を理解するのが難しく、途中で挫折してしまう方も多くいます。そのため、勉強を継続させるために参考書は解説が見やすくまとめられているものを選ぶのがおすすめです。
解説内容において、重要な点を強調して解説していたり、図や表を駆使して解説していたりする参考書は頭の中で連想しやすく、理解力が上がる傾向にあります。参考書を選ぶ際には、ぜひ解説が見やすくまとめられているものをチェックしてください。
法律用語が初めてなら「簡単でやさしい言葉の参考書」がおすすめ
法律用語は、普段から慣れていない方にはとても理解しづらいものです。特に、宅建士で使う民法や宅建業法などは、読んでいるだけでも嫌になるくらい難しい内容が多く存在します。
難解な法律用語に慣れていない場合には、簡単でやさしい言葉で解説されている参考書を選んでください。法律については解説を交えながら、何が正しくて何が間違っているのかを理解するのが宅建士への近道となります。
知識を定着させるには「過去問付きの参考書」がおすすめ
参考書で知識を付けたあと、過去問を繰り返し解くと知識が定着します。過去問付きの参考書は過去問を別で購入する必要がありません。一冊の値段は割高になる場合もありますが、全体的にみるとコスパも良いのでおすすめです。
発行年を基準に選ぶ
宅建には法改正があるため、参考書を選ぶ際には発行年が重要です。その参考書やテキストが最新のものかどうかを必ず確認してください。
法改正をカバーするなら発行年度の「新しいテキスト」がおすすめ
宅建の場合、最新版のテキストや参考書を使うのが合格の鉄則のひとつです。宅建試験の出題傾向を確認するのには、出版年度が新しい方が有利になります。宅建試験の出題分野で法改正が行われた場合、発行年が古い参考書のままでは法改正の内容が理解できません。
改正された内容に対応した新しい参考書で勉強してください。
古い教科書は新しいものに「買い替え」がおすすめ
古い教科書を持っていても誤解や間違いの元になり、混乱を招きます。減点を防ぐためにも、参考書やテキストは必ず最新のものに買い替えてください。中には参考書の費用を安く済ませるために古本屋で探したり、メルカリやラクマなどで購入したりする方もいます。
しかし、古い参考書やテキストでは法改正に対応していない場合があるため、おすすめしません。
商品レビュー・口コミなどを参考に選ぶ
宅建の参考書を選ぶ際、商品レビューや口コミなどにも注目してください。その参考書を実際に見たりした方の評価が記されているため、とても参考になります。
後悔したくないなら参考書の「評判」を確認するのがおすすめ
宅建の参考書に限らず、商品レビューは非常に参考になります。レビューにはその方の価値観も繁栄されますが、多くのレビューを見て評価を見極めるのが可能です。レビューが100%正しいとはいえません。
しかし、良い評価が多い参考書はそれだけの理由があります。気になる参考書の評判をチェックするのが、自分に合った参考書を選ぶ重要な指標のひとつです。
万人受けを重視するなら「ほかの方が使っているもの」がおすすめ
商品レビューを見ていくうえで、ほかの方が実際に使っているかどうかもポイントのひとつです。多くの人が継続して使っていると推測できる参考書は、万人受けしやすい解説内容である可能性が高くなります。
そのため、多くのレビューを得ている参考書は信頼度も高くおすすめです。
商品選びで失敗したくないなら「低評価しかないもの」は避けるのがおすすめ
宅建の参考書を調べると低評価しかないものも存在しますが、これは多くの方がこの参考書は役に立たないと感じているのが分かります。一概にそのレビューが正しいかどうかは判断しにくいですが、参考にする価値は十分にあるのでチェックしてみてください。
レビューが悪い参考書は、基本的に選ぶ価値はあまりありません。ですが、内容を見て違和感を感じたり、さまざまなレビューの中に全く違った評価がある場合は話が違ってきます。そのような参考書は、自分の目で真偽を判断してください。
図や表などで選ぶ
宅建の難しい内容を理解するためには、図や表などを用いて解説している参考書がおすすめです。ここでは特徴をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
理解力を上げるなら「図や表入り」がおすすめ
宅建の参考書は、図や表を使っているものを選ぶと理解しやすく、結果的に時間の短縮にも繋がりなります。そのため、解説内容が文章だけの参考書は頭の中でイメージがしにくく、おすすめできません。
文章が悪いわけではありませんが、文章だけに頼った参考書は避けるのが無難です。わかりやすい参考書には、必ずといって良いほど図や表が入っています。図や表を見ながら頭を整理していき、何度も読み返して理解力を高めていってください。
勉強の効率を上げるなら「丁寧な工夫」がされたものがおすすめ
宅建の参考書は種類が豊富ですが、差が付くポイントは分かりやすくなる工夫をしているかどうかです。ここでお伝えするわかりやすい工夫とは、丁寧な解説・図や表を使って読み手が理解しやすい構成が考えられているかにあります。
本来、参考書で解説している内容はどの本も同じです。読み手が理解しやすい丁寧な工夫がされたものを選び、勉強する時間を有意義に過ごしてください。
イメージを膨らませたいなら「フルカラー」がおすすめ
最初から文章ばかりのものや、表が難しいものを選んでしまうと解説内容が頭に入りにくく勉強が続きません。そんなとき、フルカラーの参考書は比較的図や表も多く、勉強を始めたばかりの方でも読みやすいものが多く揃っています。
宅建の勉強を始めたばかりの方はもちろん、なかなか勉強が続かないとお困りの方はぜひ一度、フルカラーで読みやすい参考書をチェックしてみてください。
値段・価格で選ぶ
参考書を選ぶ際、価格が高い参考書が必ずしも良いわけではありません。値段だけでは判断せず、解説内容を見極めるのが重要です。
コスパ重視なら値段よりも「中身」にこだわるのがおすすめ
参考書は種類も豊富なため、解説内容だけでなく値段の差もさまざまです。そのため、良い参考書を選ぼうと思うと、どうしても価格が高いものを購入してしまう傾向にあります。ですが、この方法はあまりおすすめできません。
特に参考書を選ぶ際は、値段よりも内容を見るのが一番重要です。自分に合っているものかどうかを見極め条件を満たしていない参考書はいくら値段が高くても役立ちません。価格に惑わされず自分が理解しやすい参考書を選んで有意義な勉強時間を過ごしてください。
安い価格重視なら「安くてわかりやすい」ものがすすめ
値段が安い参考書は、初歩的な内容の網羅が特徴的です。当たり前だと思われる内容でも、それを丁寧に解説しているため理解しやすくなっています。そのため、応用レベルの方には少し物足りないと感じるかもしれません。
しかし長時間勉強した方でも見逃している内容が解説されている場合もあります。初歩的な内容の網羅がされている参考書を読みなおし見直しを図るのも良いかもしれません。また値段が安いだけで高い参考書に負けない内容の参考書もあるのでチェックしてみてください。
価値ある一冊を選ぶなら「テキスト内容と値段」のバランスがとれたものがおすすめ
参考書の値段は、必ずしも内容の良し悪しに比例するものではありません。参考書を販売するうえで、利益を計上できる値段が設定されているだけなのです。そのため、値段が高くても試験内容にそぐわないものも存在します。
宅建士などの試験では、過去問と重複する問題が出題される場合もありますが、それがすべてではありません。法改正のタイミングによっては、過去問とは違った解答を導きださなければならないためテキストの内容と値段が比例しているものを見極めて用意してください。
外出先で使うなら「コンパクトタイプ」をチェック
通学通勤の時間や、気分転換にカフェやファミレスで勉強したいときには、分冊できるものやサイズがコンパクトなものがおすすめです。持ち運びしやすいものを選んで効率よく勉強してください。
習熟度をアップさせるなら「問題集」をチェック
宅建の問題は何回も繰り返し解くと習熟度に差がつきます。習熟度を上げたいのであれば、たくさんの問題が収録されている問題集を手に取ってみてください。勉強開始時期が1月や2月であれば600題くらい収録されているの参考書がおすすめです。
また、勉強開始時期が7月頃の場合は250題くらいのものを選ぶようにしておいてください。
学びやすさ重視なら無料アプリより「参考書」をチェック
宅建や法律を学ぶための情報は、サイトやYouTubeなどのインターネット上のものや、アプリでも多く公開されています。ネット環境があれば誰でも無料で宅建について学べますが、参考書に比べて情報が断片的に書かれているため、わかりづらいのが現状です。
宅建のテキストや参考書は、正しい情報や内容が体系的にまとめられています。また、法律の改正(最新の情報)に対応しているので、インターネットよりも断然おすすめです。効率よく宅建を勉強するなら、ぜひ参考書を利用してください。
勉強法に合わせて分野別・一問一答などの「形式」も確認
ひと口に問題集といっても、分野別過去問題集・一問一答問題集・年度別過去問題集・予想問題集などさまざまな形式の問題集が販売されています。ご自身の勉強スタイルに合わせて、楽しく進められる勉強法を探してみてください。
宅建の参考書おすすめ人気ランキング15選
口コミを紹介
小学生の息子を宅建合格させたブロガーさんがおすすめしていたので購入。
仕事合間の隙間時間に隠れて勉強するのにいいサイズ。
口コミを紹介
コンパクトにまとまっていて、最新の情報が掲載されているので、法改正など参考になる。
口コミを紹介
解説が詳しく丁寧です。
過去問は分野別だけでなく、時間が有れば年度別もおすすめです。
口コミを紹介
自主学習の方は皆さんこのシリーズで勉強されています!
今年は受かりそうです!頑張ります!
口コミを紹介
熱い思いをかんじた
口コミを紹介
2021年10月試験自己採点40点でした。
基本書は最後までこれでした。
口コミを紹介
勉強がしやすくて助かっています。
口コミを紹介
独学の方は、これを選んでおけば、教材選びに関しては間違いないと思います。
宅建の参考書のおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | ページ数 | 発売日 |
---|---|---|---|---|---|
![]() |
楽天 Amazon ヤフー |
amazonベストセラー1位!2021に発売した理解しやすい教科書 |
652ページ |
2021/10/20 |
|
|
楽天 Amazon ヤフー |
出題傾向の分かりやすさを追求したTACのテキスト |
706ページ |
2022/11/25 |
|
|
楽天 Amazon ヤフー |
2022発売!通勤・通学中にも勉強ができるテキスト |
560ページ |
2022/10/17 |
|
|
楽天 Amazon ヤフー |
宅建塾の勉強法でわかりやすい表現の解説が付いている |
532ページ |
2022/11/07 |
|
|
楽天 Amazon ヤフー |
人気講師が教えてくれる独学のための教科書 |
224ページ |
2021/12/10 |
|
|
楽天 Amazon ヤフー |
テキストがいらない電子書籍版も!基礎から応用まで万全の学習が可能 |
342ページ |
2021/12/14 |
|
![]() |
楽天 Amazon ヤフー |
過去問を徹底的に絞り込んだ問題集 |
693ページ |
2022/1/27 |
|
|
楽天 Amazon ヤフー |
試験直前に使える参考書 |
210ページ |
2021/9/19 |
|
|
楽天 Amazon ヤフー |
全部で3冊ある問題集シリーズ |
458ページ |
2021/12/23 |
|
|
楽天 Amazon ヤフー |
初心者でもわかりやすい!宅建士を目指すならまず読みたい入門本 |
256ページ |
2021/11/26 |
|
|
楽天 Amazon ヤフー |
本試験さながらのテキスト |
828ページ |
2021/12/18 |
|
|
楽天 Amazon ヤフー |
買い替えにも!過去12年間の問題を網羅したユーキャンの問題集 |
864ページ |
2022/1/22 |
|
|
楽天 Amazon ヤフー |
漫画を使った独学入門書 |
272ページ |
2021/10/11 |
|
|
楽天 Amazon ヤフー |
重要ポイントがわかりやすいから効率よく勉強できる |
528ページ |
2021/5/24 |
|
|
楽天 Amazon ヤフー |
早くから2023の勉強をしたい方に!発売日が新しい〇×形式で使える参考書 |
432ページ |
2022/2/5 |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
毎年行われる宅建の参考書はいつ買う?発売日も確認が大切
宅建の最新の参考書が出版される時期は秋~冬が多い傾向です。これは宅建試験が年一回、毎年10月の第3日曜日に実施されるためタイミングを合わせて出版されます。そのため、自分が受ける試験がどの時期かによって発売日を考慮してください。
また、宅建の試験問題は受験する年の4月1日までに施行されている法令に基づいて作成されます。参考書発売以降の法改正については各社のHPに法改正点の記載や、法改正をまとめた冊子を送ってくれる場合もあるので過度に心配する必要はありません。
紙のテキストがいらない!電子書籍もチェック
宅建のテキストには、紙のテキストがいらない電子書籍のものがあります。宅建のテキストは分野によって分けられているので、どうしても重くなりがちですが電子書籍にすれば、外でも楽に勉強ができます。外で勉強する機会が多い方はぜひチェックしてみてください。
独学におすすめの宅建勉強法が知りたい!
独学で勉強するには、自分で勉強方法を考えなければなりません。ここではその一例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
1.選び抜いた1冊を読んで知識の骨組みを作る
独学で勉強する場合はまず1冊の参考書を選び、内容を完璧に理解するのを心がけてください。避けたいのは途中で飽きてほかの参考書を買い、どれも中途半端になってしまいます。そのため、まず自分が理解しやすい参考書を1冊選ぶのが重要です。
自分に合った参考書を選んだら、わからないところは気にせずに大まかな部分を理解するを意識しながら読み進めてください。まずは知識の骨組みを作るような気持ちで読むのが大切です。
2.細かく読んでいき問題を解く
全てに目を通し全体の流れを理解したら、次は細かく読み解いていきます。章に分かれているものであれば章ごとに読むなど、内容ごとに区切って読むのもおすすめです。読み終えたら問題を解き、理解度をチェックしてください。
使用している参考書に問題がついていない・問題数が少ない場合、問題集を別で用意するのも効率の良い勉強方法のひとつです。問題を解くと自分がどれだけ理解できているかをチェックでき、実践的で応用的な知識が身につきやすくなります。
3.問題を繰り返し解いて模擬試験を受けよう
次の段階は参考書を見なくても問題が解けるまで、繰り返し問題を解いてください。「同じ問題を解いても意味がないのでは」と思いがちですが、まずは同じ問題を解くのが大切になります。完璧に近づいてきたら、時間を計って過去問に挑戦するのもおすすめです。
自分で問題を解くのに慣れたら、模擬試験(模試)に挑戦してください。自分が苦手な科目を把握でき、本番の雰囲気も味わえます。結果が返ってきたら、間違えた問題を見直したり、その部分を復習し再度問題を解いたりするのが大切です。
宅建参考書の基本的な使い方
宅建の参考書は、まず参考書を一通り読むのが重要です。わからないところがあっても気にせず、イメージの把握を意識しながらドンドン読み進めてください。そして読み終えたら問題を解いていきます。はじめは知識が定着しておらず、わからない問題がほとんどです。
しかし、参考書を章ごとに読み進め、その項目に対応する問題集を解いていく流れを繰り返していくと、覚えた知識が定着して忘れにくくなります。
2021年と2023年では合格率が違う?宅建試験の難易度とは
不動産業界で非常に重宝される宅建士は、宅建資格を持っている方しか行えない業務があったり、事務所ごとに従業員5人あたりに1人以上の割合で宅建士を置かなければいけない決まりがあったりと、宅建士は不動産業界で重視されてる資格になります。
毎年行われる宅建試験の合格率は約15~17%です。その年の受験者数や得点を考慮した「相対評価方式」を採用し、合格者を一定に保っています。これは2021年でも2023年でも同じです。
試験は50点満点で、おおむね35点前後が合格ラインとされていますが、相対評価方式のため毎年の合格ラインが変動するので気が抜けません。国家資格の中では比較的合格率の高い宅建試験ですが、勉強した方たちの中で上位何%しか合格できない試験です。
参考書のシフトは一冊を完璧に終えてから
これまで取り組んでいた参考書をやり終えた場合、新しい参考書に買い換えてステップアップを検討する方も多くいます。一通り読み終えたところで満足し、内容が頭に入っていない場合もあるため、完璧に頭に入ったと言い切れないうちは買い換えを控えてください。
内容を完璧に理解していない状態で次の参考書に行ってしまうと、すべて中途半端なまま本だけが増えていきます。違う参考書へのステップアップは、一冊から学び尽くしたと感じたときに買い換えるのがおすすめです。
宅建の本試験にはどんな問題が出題されるの?
宅建の試験内容はすべて4択のマークシートで回答します。ここでは不動産に関する法律や税制など、幅広く出題される試験内容について解説するので、ぜひ参考にしてください。
満点を目指したい宅建業法
4つの科目の中で最も比重の重い科目で、例年50問中約20問出題されます。宅建に関しての定義・法律・免許・報酬などほかの科目に比べて簡単で点が取りやすい問題です。合格を目指すなら、この科目は満点を狙ってください。
細かい数字の暗記が必要な法令上の制限
例年約8問出題されます。都市計画法・建築基準法・国土利用計画法・農地法・土地区画整理法・宅地造成規制法など、土地を購入してから建物を建てるまでの法律に関する問題です。それぞれの法律に関係する細かい数字の暗記が求められます。
暗記が多い科目ですが、問題集を繰り返し解いて対策してください。地道な知識の積み重ねが合格への近道です。
権利関係は基本問題を大切に!
例年約14問出題され、民法や借地借家法など難しい問題が多く、苦戦する受験者の多い範囲です。暗記だけでは解けないタイプの問題もあり、事例問題も多数出題されます。そのため、重点的に勉強をしなくてはいけない科目です。
また、勉強を始めたばかりの方は、権利関係については基本問題を大切にし、深追いはしないようにしてください。まずは、ほかの科目の点数を獲得できるように知識を深めるのが大切です。
多くの学習時間はいらないが種類が多い税金・そのほか
例年約8問出題され、「住宅に関して税を軽減する各種特例」に関する出題が中心です。固定資産税・不動産取得税・所得税・印紙税・登録免許税・贈与税などの税金に関する問題が出題されます。税金は種類が多いため、混乱しないように勉強してください。
ほかにも、住宅金融支援機構・不当景品類及び不当表示防止法・土地・建物・不動産評価基準なども出題されます。例年、不動産業界に関する統計問題が毎年1問出題されているため、多くの学習時間はいらないが最新の統計データは試験直前にチェックしてください。
宅建の勉強法は独学か通信かどっちの方が良い?
宅建試験を受けるにあたって、独学か通信教育どっちが良いのか紹介していきます。ここでは独学と通信のメリット・デメリットについて解説するので、参考にしてください。
独学のメリット・デメリットが知りたい!
独学のメリットは、何といっても費用が抑えられます。通信講座はカリキュラムに沿って進むため、個人のペースには合わせてくれません。そのため、自分のペースに合わせて勉強ができる点も魅力のひとつです。
しかし、独学には挫折しやすいデメリットもあります。持続力の強い方なら問題ありませんが、三日坊主の方は自分に喝を入れながら進まないといけません。また、講師がいないため、わからない問題があった場合に質問できない面もあります。
独学は持続力があって値段を抑えたい方や、質問できる先輩・上司がいる方におすすめできます。以下の記事では、社労士テキストの人気おすすめランキングをご紹介していますので、合わせてご覧ください。
通信のメリット・デメリットが知りたい!
通信のメリットは、わからない問題を講師に質問し解決できるところです。宅建は法律系の国家資格なため、法改正された部分は特によく出題される傾向にあります。そのため、法改正があっても柔軟に対応できるのが心強いポイントです。
デメリットは費用がかかる点が挙げられます。講座にもよりますが約4〜8万円の受講料がかかり、さらに課題が出る場合もあり、受講料を払っても時間がなくて課題をこなせなかったり、講座との相性が悪かったりすると効率が良いとはいえません。
また、独学においても自分にあった教材を悩むように、通信講座を選ぶのも一苦労です。受講までにも数日かかるので、本を買ってパッと始める独学とは手軽さが違います。そのため、通信は費用を準備でき、困ったときに質問できる講師が欲しい方におすすめです。
勉強に便利なアイテムも大切
宅建の勉強をするにあたり、快適な学習環境や便利なアイテムも大切です。下記のサイトでは、より効率良く勉強したい方におすすめのアイテムをご紹介しています。ランキング形式で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
宅建士参考書の選び方とおすすめ人気ランキング15選を紹介しました。宅建士は、毎年15~20%程度しか合格できない難しい資格です。しかし、不動産関係の仕事において持っておきたい資格なので、ぜひ今回の記事を参考にして合格をつかみ取ってください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年02月01日)やレビューをもとに作成しております。
読むだけで解説内容が理解しやすいように工夫された参考書です。文章だけでなく図や表・実際の写真を使用しながら、丁寧でわかりやすい解説をしています。学習内容に合わせた例題や赤シートで隠せるような文章もあり、頭に残る参考書と評判です。
宅建参考書の登竜門のような一冊を、ぜひ一度試してみてください。