ベビーカー用レインカバーは、赤ちゃんが濡れないように守ってくれるので、雨や雪の日のお出かけに大活躍します。ベビーカーのカゴなどに1つ常備しておけば、出先で急に雨が降っても安心です。防風防寒対策・花粉・PM2.5・紫外線などからも赤ちゃんを守ります。

特に最近ではコロナ対策としても、ベビーカー用レインカバーが重要視されています。赤ちゃんは自分でマスクをできません。しかしベビーカー用レインカバーをつければ、咳やクシャミなどの飛沫感染を防げるので、人混みの中でも安心です。

しかしコンビ・サイベックス・ディズニーなど種類がさまざまで、迷ってしまいますよね。今回はベビーカー用レインカバーの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ベビーカーのタイプや機能性などを基準に作成しました。

ベビーカーと同様、レインカバーも種類が豊富です。手持ちにベビーカーに合うものはもちろん、使いやすさも重要です。選び方を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ベビーカーは両対面式のA型と、背面式のB型とタイプがあります。ベビーカー用レインカバーを選ぶ際は、手持ちのベビーカーに合うかを確認して選びましょう。

ベビーカーはお子さんの成長に合わせて、A型からエアバギーなどのB型に買い替える場合があります。兼用タイプを持っておけば、買い替えても使い続けられます。兼用タイプはサイズがフリーなので、基本的にどんなベビーカーでも合うのが利点です。

しかし、海外メーカーのベビーカーや、ハイシートやバギーなどのベビーカーなどには合わない場合もあるので、サイズをよく確認しましょう。

手持ちのベビーカーにぴったりフィットするレインカバーが良いなら、ベビーカーと同じメーカーの純正品がおすすめです。フリーサイズは幅広く使えて便利ですが、ベビーカーによっては隙間ができるものもあり、雨や風を感じやすくなってしまいます。

対応機種であればぴったりとフィットします。面倒なサイズ調整もなく、すっぽりとかぶせるだけで取り付けできるので楽チンです。純正品は少し値段が高めですが、サイズが合わなくて買い直す手間はなくなります。

ベビーカー用レインカバーは二人乗り用もあります。双子や年子のお子さんがいる方にはおすすめです。縦型用と横型用とタイプがあり、縦型用の場合は後ろまですっぽりと覆えるものを選ぶのがおすすめです。

レインカバーの後ろの丈が短いと、後方の座席の子の足元が濡れてしまうリスクがあります。サイズをよく確認しましょう。

雨の日にベビーカーを使うのはとても大変です。ベビーカー用レインカバーを少しでも使いやすくするために機能性を重視して選びましょう。

全面クリアタイプは、どの角度からいつでも子供の様子を確認できるので、親にとっては安心です。全面が透明なので、子供にとっても、視界を遮らずにパパママをいつでも確認できるので安心です。怖がったり、嫌がったりせずに乗ってくれます。

しかし全面クリアタイプは光が入りやすいです。ベビーカーの中でも、暗くないと安心して眠れないお子さんには、サイトが色付きで、全面のみクリアタイプのものがおすすめです。

雨の日は特に、湿気もあって蒸れやすくて暑いです。メッシュの小窓や通気口が付いていれば、快適に過ごせます。また外からの声が聞こえやすくなるといった魅力もあるので、子供も安心できます。

通気口がないカバーは、雨や風をしっかり遮断できますが、通気性が悪いので、子供が不快に感じる場合があります。特に長距離移動する場合は、小窓や通気口付きのものを選ぶのがおすすめです。

子供を降ろすたびに、レインカバーをいちいち外すのは面倒です。そんなときはファスナーやマジックテープ付きタイプがおすすめです。レインカバーを外さずにつけたまま、子供を乗り降りさせられます。

特に、前面を開閉できるフロントオープンタイプが便利です。ただでさえ、雨の日は憂鬱なので、余分な手間を省けるとお散歩をより楽しみやすくなります。

ベビーカー用のレインカバーは、天気予報を見てから念のため持っていったり、雨が止めば外してしまったりします。コンパクトであれば持っていきやすいので、大きめサイズでも小さく畳めるタイプが便利でおすすめです。

小さく畳められれば、ベビーカーのカゴの中にも、場所を取らずに収納できます。ビニールポーチを用意して、その中に入れて保管しておきましょう。商品によっては収納ポーチが付いているものもあります。

ベビーカー用のレインカバーのデザインは、無地や柄物、キャラクターが描いてあるものなどさまざまです。自分やお子さんが好きなデザインを選びましょう。

おしゃれさを重視するなら、単色無地がおすすめです。レッドやグリーンなどの派手な色は、雨の日も目立つので映えます。ベビーカーがブラックなど色味がないカラーであれば、レインカバーを派手な色にすると、違う雰囲気を楽しめます。

ベージュやブラウンなどの落ち着いた色も、スタイリッシュな雰囲気になるのでおすすめです。

自分の好きな柄のレインカバーであれば、雨の日も楽しくなります。星・ドット・花柄・迷彩など、絵柄の種類も豊富です。お子さんの性別に合わせて選びましょう。あまり人と被りたくないデザインが良いなど、こだわりがある方は柄ものがおすすめです。

はらぺこあおむしやディズニーなど、キャラクターデザインのレインカバーも豊富です。子供の好きなキャラクターデザインを選んであげれば、雨の日も喜んでベビーカーに乗ってくれる可能性が高くなります。

「雨の日は子供の機嫌が悪くなる…」「子供がベビーカーに乗りたがらない…」などのお悩みがある方にはおすすめです。

ベビーカーのメーカーとしても人気メーカーからもレインカバーが各種販売されています。それぞれのメーカーの特徴をご紹介します。

コンビは安全性と快適性を追求した正統派ブランドです。ベビーカー用のレインカバーも、安全で快適に使用してもらうために、両対面式A型用・AttO用・F2用とベビーカーの機種ごとにタイプが分かれているのが特徴です。

対応機種ごとにレインカバーがあるので、手持ちのベビーカーにぴったりフィットしてくれます。

アップリカは赤ちゃんの心地よさと安全性を重視した、赤ちゃん想いのブランドです。アップリカのレインカバーは、環境ホルモンの疑いのあるPVCなどの材質不使用で、安心素材でできています。

また視力保護やUVカットなど、赤ちゃんが安心して乗れるための機能が多いのが特徴です。

ピジョンは赤ちゃんだけでなく、パパママが本当に使いやすいものを目指して作っているブランドです。ピジョンのレインカバーは、パパママにとってありがたい簡単装着なのが特徴です。

ピジョンのレインカバーはマルチカバータイプの1種類のみです。ピジョンのベビーカーならどれでもフィットし、1種類なのもパパママにとって分かりやすいです。

サイベックスは安全性、品質、デザイン性に優れたドイツ生まれのブランドす。ベビーカーのデザイン性を損なわないレインカバーが特徴です。サイベックスのメリオシリーズやイージーS2・B2シリーズに特化しているので、他の製品のベビーカーには対応できません。

ですが、専用アイテムとなっている分対象製品のメリオなどにはぴったりフィットします。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

数多くのベビー用品を取り扱っている「西松屋」や「ベビーザらス」では、大手メーカーのベビーカー用レインカバーはもちろん、自社オリジナル商品のレインカバーも販売しているため、自分に合ったものを探せます。

西松屋はプライベートブランド「SmartAngel」を展開していて、高品質な製品を低価格で販売しています。ベビーザらスは自社商品ではないですが、メーカーとコラボして、ベビーザらス限定商品が多数あります。限定品は人と被りにくいのでおすすめです。

西松屋、ベビーザらスは全国展開しています。店舗で実際に商品を手に取ってみると、サイズミスなどを防止できます。ぜひ最寄りの店舗にて、オリジナル商品のレインカバーをチェックしてみてください。

ベビーカー用のレインカバーの取り付け方は、基本的に上からそのまま被せる方法です。被せたあとは、付属の紐やマジックテープがあるタイプは、ベビーカーの裏側や車輪部分などを固定していきます。面ファスナータイプは、ファスナーを動かして固定します。

しっかりと固定することで隙間を無くし、雨や風を防ぐ効果が高まります。そして取り付けるときは向きを間違えないように注意しましょう。

使っているうちに汚れがこびりついて、透明ビニール部分が白くなることがあります。できるだけそうならないように使うのが一番ですが、なってしまったら汚れは落としたいものです。そこで使用するのは中性洗剤です。

中性洗剤を含ませた柔らかい布で、優しく拭き取りましょう。このとき、ごしごしこすると余計に傷がつくことがあるので、あくまでも優しくこするようにしましょう。

子供が違和感を感じ、ベビーカー用レインカバーを嫌がる場合もあるでしょう。実際に経験したパパママは多いようです。そんなときは子供のお気に入りのおもちゃやお菓子を持たせて、気分転換させてあげましょう。雨の日だけの特別感を出せば、子供も喜びます。

またフロント部分が曇って、パパママの顔が見えなくて不安で泣いてしまう子供もいます。フロント部分の小窓が開閉するタイプのレインカバーであれば、お互いの顔が見られて安心です。

お出かけ前に天気予報を確認している親御さんは多いですが、急な夕立やにわか雨に遭遇するリスクは否めません。ベビーカー用レインカバーがないときの対処法をご紹介します。

ベビーカーを使用するときは、夏場を除いてブランケットを持ち合わせている場合が多いです。手元にブランケットがある場合は、ベビーカーのサンシェードを最大限に広げ、膝・足元部分に代用としてブランケットを掛けてあげてください。

最近では防水加工や吸湿性、速乾性に優れたブランケットもあります。もしものために、機能性の高いブランケットを1つ持っておくのも、おすすめです。以下の記事ではブランケットのおすすめ商品をランキング形式でご紹介していますので、ぜひご覧ください。

お出かけの際に、ベビーカーと一緒に、抱っこ紐を持ち合わせている場合があるかと思います。もし抱っこ紐があるならば、ベビーカーは畳んで、子供を抱っこ紐の中へ移動し、ブランケットやタオルなどで頭を覆ってあげましょう。

最近では抱っこ紐にフードが付いているものや、撥水・防水加工されたものもあるので急な雨のときにも便利です。以下の記事では、抱っこ紐のおすすめ商品をランキング形式でご紹介していますので、チェックしてみてください。

ベビーカー用レインカバーの代用品として、100均のレインコートが大活躍します。レインコートでベビーカー全体を覆ってあげることで、雨から子供を守ってくれます。100均には子供用、大人用とあるので、全体を覆うためには大人用がおすすめです。

取り付け方ですが、レインコートの裏面を表にして被せ、裾部分をベビーカーの後ろで結ぶ方法がおすすめです。出先で最寄りに100均がある場合は、ぜひレインコートを購入して代用してみてください。

ベビーカー用レインカバーは手作りもできるアイテムです。ベビーカー用レインカバーを買うのがもったいない、ベビーカーに合うサイズが無いといった悩みがある方には試してみる価値があります。

材料は100均にある安いものでできます。おすすめは「テーブルクロス」「シャワーカーテン」です。作り方は簡単で、ベビーカーの背面以外、前と横に被せ、借り止めし、ミシンで縫い合わせるだけです。裾などは丁度良い長さに切ってください。

そして100均に売っている「反射バンド」を使って、ベビーカーに数か所固定させれば完成です。ぜひ試してみてください。以下の記事では、ベビーカーの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

今回はベビーカー用レインカバーの選び方や人気おすすめ商品をランキング形式でご紹介しました。軽量でコンパクトに畳めるタイプが多いので、ベビーカーの中に1つ入れておくと安心です。雨の日はもちろん、コロナ対策として普段のお出かけにも活用しましょう。