高校生から大人まで、誰もが扱いやすいデザインのロールペンケースは、その上品な見た目から、高級な万年筆などを入れておいてもおしゃれ感が増します。そんなロールペンケースの中でも、革製のものはよりおしゃれ感や高級感が魅力です。

特に本革のロールペンケースは、耐久性があります。そんな本革のロールペンケースは、実はしっかりと使い込むと、劣化しにくく長持ちするんです。掌にある脂成分などが、長持ちをさせるために必要不可欠なものになります。

そこで今回はロールペンケースの選び方やおすすめ商品をランキング形式でのご紹介です。ランキングは素材やタイプ、特徴を基準に作成しました。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。

ここからは実際に、ロールペンケースの選び方をご紹介します。初めてロールペンケースを購入しようと思っている方も必見です。

ロールペンケースの中には、いくつか種類があります。どのような種類があるのか、いくつかピックアップしてご紹介します。

高級な万年筆や傷をつけたくないペンや鉛筆などを入れておきたい方におすすめなのが、仕切りタイプです。このタイプはその名の通り、2〜3本ごとに入れられる仕切りがあったり、1本ずつ入れられるように仕切りがついているものなどがあります。

特に万年筆や筆ペンなど繊細なものを入れておく際には、1本ずつに仕切りがあるものがおすすめです。さらに1本ずつだと、ペンなど紛失したときにも気づきやすく、気づいたら使おうと思ったペンがなかった、などを事前に防止しやすくなります。

大容量のものが欲しい方におすすめなのが、ポケットタイプやポーチタイプのロールペンケースです。このタイプには仕切りがないものが多く、ペンなど入れる本数が決められていないため、好きなだけ入れられます。

ペンなどを多く持っていて、収納場所を変えておくのが面倒だ、収納場所が複数だと忘れてしまう方におすすめのタイプです。

ロールペンケースには、種類だけではなく素材もさまざまで、その素材でペンケースの印象や見た目も大きく変わります。いくつかピックアップしてのご紹介です。

おしゃれで高級感のあるもの、上品なデザインのもの、また長持ちするようなものが欲しいと思っている方におすすめなのが、革製のロールペンケースです。特に本革は、先程にも少し触れましたが、使いこめば使い込むほど長持ちしやすくなります。

また、その上品な見た目や雰囲気から老若男女問わず持ちやすいタイプでもあるので、ビジネスシーンなど幅広いシーンでマルチに活躍できるタイプです。

革製の製品と異なり、布製のロールペンケースは幅などに自由が利きやすいのが特徴的です。特にポーチタイプやポケットタイプの布製モデルは、入れれば入れるほど収納スペースは取るものの、1つに全てまとめておきたい方には、もってこいの生地になります。

またデザイン性も豊富で、シンプルなものから柄物までありますので、自分の好きなデザインが見つかりやすいのも特徴です。学校に持って行ったり、カジュアルシーンに合うものが多くなっています。

厚手のしっかりした生地のロールペンケースが欲しい方におすすめなのが、帆布生地やデニム生地です。他の布製の生地よりも長持ちしやすいので、布製の中でも耐久性を求める方にもおすすめの生地になります。

また、使えば使うほど味が出てきやすい生地でもありますので、ジーパンなど同様色が薄くなっていったとしても、それはそれで良さが目に見えるのも魅力です。シンプルでおしゃれなものを求める方にもおすすめします。

ロールペンケースは、おしゃれな見た目だけでなく機能性も抜群です。ここからは、機能面について解説します。

消しゴムやハサミ、定規といった文房具をはじめ、くしやその他のものを入れたい方におすすめの選び方が、サイズで選ぶ方法です。サイズはロールペンケースによってそれぞれ異なりますので、自分が入れたいと思っている1番長いものを基準にして選びましょう。

普段に使いやすいサイズであれば20cm前後のもの、それよりも長いものを収納する予定がある方は、30cm程度のものもありますのでそうした大きめサイズのロールペンケースを選ぶのもおすすめです。

仕切りタイプなどのロールペンケースは、ロールしておくと何らかの拍子に、上部から抜け出てしまう場合もあります。そうならないように、上記画像のようなフタが付いているフラップタイプのものを選ぶのがおすすめです。

特に、ビジネスシーンや学校など、ペンケースを頻繁に出し入れするシーンでは、ペンもそれだけ落ちやすくなってしまいますので、フラップ付きが便利に使えます。

ロールペンケースは、留め具の種類も豊富です。上記画像のようなヒモタイプもあれば、ボタンなどで留めておくタイプなどがあります。その都度ペンケースに入れる物や数が異なるという方には、留め具の融通が利きやすいヒモタイプがおすすめです。

また、決まったペンなどしか収納しない方には、その幅できっちりと留めておけるボタンタイプなどがおすすめできます。他にもフック式のものなどもありますので、自分の入れるものに合わせた留め具を選びましょう。

ロールペンケースは、さまざまなメーカーやブランドから発売されています。同じロールペンケースでも、それぞれで機能性や見た目、そして素材など大きく異なるので、もしお気に入りのメーカーやブランドがある場合には、そこからチェックするのもいいです。

特に人気のある無印やステッドラーなどは、シンプルなものからおしゃれなものまで取り扱っていますので、店舗やオンラインショップでチェックしてみてください。

ビジネスシーンや学校などに持って行く際に、ペンケースがかさばるのが嫌な方は、コンパクトに巻けるものなどを選ぶのをおすすめします。コンパクトにできるものであれば、バッグなどの隙間に入れることもできますので、手軽に持ち運び可能です。

以下の記事では、【文房具ライター監修】文房具人気おすすめランキング55選【学生や社会人に】をご紹介しています。ぜひご覧ください。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

下記のリンクでは、ロールタイプ以外にもさまざまな人気おすすめ筆箱をご紹介しています。ぜひ、そちらもチェックしてください。

ここからは、ロールペンケースの作り方を解説します。意外と簡単に作れますので、裁縫初心者や苦手な方も、ぜひチャレンジしてみてください。

ロールペンケースの材料は、作りたい素材で作るのが基本ですが、裁縫の初心者や苦手な方がレザーなどにチャレンジすると難しい場合もありますので、まずは100均などで売られているものでお試しで作ってみるのをおすすめします。材料は以下の通りです。

・表布と裏布として使用する100均一で売られている布(30×35cm)

・巻くための材料（ヒモやゴム、レースなどを40cm以上）

ここからは、ミシンを使ったロールペンケースの作り方をご紹介します。もちろん、ミシンでなくても手縫いでも作れますので、手縫いの方が得意な方は、そちらでチャレンジしてみてください。

1.2枚の布を裏側にして、チャコペンなどで四方に約1cmの縫い代を書きます。このときに返し口を大きめに確保しておきましょう。

2.2枚の布を中表に合わせます。中表とは、表側と表側を内側に向けて重ねるのを指し、これは後々裏返すためです。

3.布を中表に重ねたら、ロールペンケースを留めるためのヒモやゴムなどを左か右に真ん中よりも少し上部に布の間に挟んでおきましょう。

4.そこまでできたら、返し口から縫っていきましょう。返し口の反対側まで縫えたら、そこから表に返して、開いている返し口部分を縫い代5mmぐらいで縫います。

5.そこまでできたら、今度はポケットの部分を作ります。ポケット部分はそのまま布を入れたい物のサイズに合わせて折り曲げます。

6.折り曲げたら、その左右を縫い代1cmで縫います。この際、フラップ付きがいい方は、反対側部分も折り曲げて同様に左右を縫い代1cmで縫いましょう。

7.ここまで縫えたら、次はポケットを縫います。ポケットは、入れるものに合わせてフラップではない側の折り曲げている部分に線を引くなり印をつけておき、縦に縫って好きなサイズのポケットを縫えばこれで出来上がりです。

ロールペンケースは、シャーペンやボールペンをはじめ、人によっては色鉛筆などさまざまなものを収納可能です。本革などのロールペンケースの中身をより上品に魅せたい方は、万年筆を入れておくと、それだけで上品さがアップします。

万年筆は値段もピンからキリまであり、中身の見た目にはこだわりたいけど高級な万年筆を購入する元気がない方にはお手頃価格の万年筆をチェックしてください。大人っぽく魅せたい方にも、万年筆はおすすめです。

以下の記事では、【文房具ライター監修】初心者や女性にもおすすめの万年筆15選を紹介！をご紹介しています。ぜひご覧ください。

ロールペンケースは、使いやすい人には使いやすいですが、使いにくいと思う方にはなかなか扱いにくいものでもあります。使いにくいと思う場合には、全てにおいてロールペンケースを使用せず、臨機応変に使いこなすという方法もあります。

例えば勉強会や説明会など、少量の筆記用具が必要な時だけに持って行くと、手帳に挟んでいるボールペン1本よりは心強く、大きなペンケースではないので最低限必要なものだけをコンパクトに持ち歩けて、かえって便利にロールペンケースを使いこなせます。

ロールペンケースは、使われている素材や形などで雰囲気もまるで違います。ですので、自分好みのロールペンケースを見つけて、便利に臨機応変に使いこなしてみてください。間違いなく役立ってくれます。