お風呂上りに濡れた体をバスタオルで拭きます。では足元は拭けていますか。足が濡れたままだと、床が濡れてしまい、カビの発生や床の変色などの衛生的なトラブルの原因になってしまいます。そこで役に立つのがバスマットです。

バスマットがあれば、濡れた足元から余分な水分を吸い取ってくれます。そうすれば床を濡らすことがなく安心です。また、冷たい床に直に触れないことで、足元からの冷えを軽減してくれて体温の低下を防いでくれます。

バスマットには多くの種類があり、どれを選べば良いのか迷ってしまう方も多いですよね。そこで今回は、バスマット選び方のポイントとおしゃれでかわいいおすすめバスマット10選をランキング形式でご紹介します。

バスマットは1枚敷くだけでバスルームの雰囲気をがらりと変えてくれます。デザインが良くかわいいものから機能性に優れたものまでたくさん種類があるので選び方を紹介します。

肌触りやデザインなどバスマットの好みはまちまちです。使い心地や風合いなどから素材を決めていきましょう。毎日使うものだから、素材にもこだわってみてください。

綿（コットン）素材は、一般的なタオルに使われているので馴染みのある素材になります。綿のバスマットはふんわり感とさらさら感のバランスが良く、踏み心地が快適です。耐久性も高く気軽に洗えるので、お手入れが簡単にできます。

肌触りが良く、肌の負担も少ないので小さな子供にも安心して使えるのでおすすめです。織り方によって厚くも薄くもできるため、同じ素材でもデザインの違うたくさんのバスマットがあります。夏はさらっと冬はふんわりと暖かく、一年中使えて便利です。

綿素材のバスマットは生地の織り方で吸水性や肌触りが変わる特徴があります。ループ状になっているものは柔らかい肌触りで、ループ部分をカットしたシャーリングはなめらかな肌触りです。ワッフル織りはダメージが出にくくふっくらとしています。

麻（リネン）素材は植物の茎の繊維を原料とした天然素材です。吸水性と速乾性・通気性が高く、カビなどの原因となる雑菌が繁殖しにくいので、衛生的に使いたい人におすすめです。耐久性が高く、型崩れしにくいので長く使えます。

シンプルなデザインが多く、ナチュラルな印象が特徴です。しゃりしゃりとした肌触りで、使い始めはリネン素材特有の硬さがありますが、使うたびに柔らかくなっていき肌に馴染んできます。

ポリエステルやマイクロファイバー・ナイロン・ポリエステルなどの化学繊維のバスマットは、圧倒的な吸水力と速乾性、バスマット本体の軽さが魅力です。吸水性と肌触りを両立できる素材になります。

綿とそっくりな薄手のものから、ふんわりと足を包み込む厚手のものまで、おしゃれでかわいいデザインやカラーが豊富です。合成繊維ならではの丈夫さがあり、しわも出来にくいためお手入れが簡単で、こまめに洗濯したいバスマットにはおすすめの素材になります。

裏面は滑り止め加工もされているものも多くあるので安全性も高いです。雑菌が繁殖しやすいので、こまめな洗濯を心がけましょう。天然素材と比べて耐久性が低いので、消耗品として割り切りが必要です。

珪藻土とは、珪藻と呼ばれる植物性プランクトン類の殻の化石が蓄積してできた土です。非常に細かい穴が無数に空いており、水分をサッと吸収します。速乾性も高いので、濡れてもすぐにさらりと乾いて、複数人で使っても快適に使用できるのでおすすめです。

カビやダニが繁殖する心配が少ないので、バスマットを衛生的に使いたい人やお手入れが面倒な人にもおすすめできます。置いておくだけで調湿効果もあるのでバスマットだけでなく、バスルーム全体のカビの発生も抑えてくれます。

レンガの上に足を乗せるような新感覚の踏み心地です。天日干しをすると割れてしまう場合があるので、必ず陰干しにしましょう。下記の記事では、珪藻土のバスマットについて詳しくご紹介しています。併せてご覧ください。

バスマットに使われる天然素材には、先ほど解説した綿や麻の他にも、優しい肌触りでナチュラルな香りの木製や、速乾性やクッション性がありホコリを吸着しないので衛生的なコルクなど他にも種類があります。

スギやヒノキを使ったすのこ型のバスマットを使えば、自宅で手軽に温泉気分を味わえます。コルク性は速乾性がありカビが生えにくく、さらりとした感触で足の裏に馴染んでくれます。人とは違う個性を演出したい方は、新しい素材を取り入れてみるのもおすすめです。

使いやすいバスマットを選ぶためにはいくつかポイントがあります。自分に合ったバスマットを選ぶのが大切なので、バスマットを選ぶためのポイントを詳しく解説していきます。

お風呂上りに濡れた足で使うものなので、吸水性や速乾性がバスマット選びにはとても大切になります。洋服やタオルなどに比べて、バスマットは乾きが遅いです。使った後や洗濯した後になかなか乾かないと、臭いや雑菌の繁殖が気になってしまいます。

いつでも快適で衛生的にバスマットを使うためには、おしゃれさやかわいさだけでなく、吸水性や速乾性に優れたものを選ぶようにしましょう。下記の記事では、吸水・速乾タオルについて詳しくご紹介しています。併せてご覧ください。

バスマットは水分を多く含んだ状態が長く続くと、カビが生えやすくなってしまいます。防防カビ加工や抗菌加工がされているバスマットや、雑菌が繁殖しにくい素材を選ぶと衛生的で安心です。

濡れた床は滑りやすいため、転倒やつまずきが起こりやすく、小さな子供やお年寄りは特に気をつけてください。裏面に滑り止めがついたバスマットは安全性が高く、転倒防止に役立ちます。滑り止めがついていない場合は別売りの滑り止めシートを下に敷くといいです。

踏み心地が優しいクッション性の高い素材のバスマットは、硬い床でも足裏が痛くならず、万が一転倒してしまった場合でも衝撃を和らげてくれます。冷たさから守ってくれるので、寒い冬にもおすすめです。

洗濯機で洗えるものを選べば、お手入れが簡単でいつも清潔にバスマットを使えます。速乾性の高いものを選べば、あいにくのお天気でもすぐに乾いてくれるので、さらに便利です。

洗礼されたおしゃれなバスマットなら、ニトリやFrancfrancなど、好きなブランドから選ぶのもおすすめです。機能的でおしゃれなバスマットはプレゼントにも喜ばれます。

天然素材の商品を数多く販売する無印良品は、紙で作った糸と綿の糸と組み合わせた紙使いパイルバスマットなど、耐久性に優れた高品質なバスマットが揃っています。シンプルでしっかりとした作りのバスマットを探している方におすすめです。

ニトリは、大型チェーンならではのお手頃価格で、かわいいおしゃれな高品質バスマットが揃っています。定番の綿素材から化学繊維素材・珪藻土のものなど種類が豊富で、手軽にいいものを選びたい方におすすめです。

珪藻土素材のバスマットのパイオニアとして知られているSoilは、日本製珪藻土バスマットです。優れた吸水性と滑らかで心地よい肌触りが特徴です。左官職人の高い技術で手作りしているため、他にはない高級感を感じられます。

バスルームに対して大きさが合わないと、おしゃれなバスマットが台無しです。使う人数に合わせて大きさや重視する機能を選ぶと、バスマットが使いやすくなります。

家族の人数が多いほど大きいバスマットを選ぶのが便利です。しかし、大判のバスマットは乾きにくく、床のスペースも必要になります。バスルームとのバランスを考慮して、速乾性のものや、小さいサイズを2枚用意するのもおすすめです。

一人暮らしなら、狭い脱衣所にも敷きやすく、お手入れもしやすい小さめサイズが便利です。小さめのバスマットはデザイン性が高くおしゃれでかわいいものも多いので、北欧風などインテリアに合わせて好きなデザインのバスマットを選んでみてください。

下記の記事では、おしゃれなバスマットについて詳しくご紹介しています。併せてご覧ください。

人によっては価格が最も重視するポイントになる場合もあります。吸水性・速乾性などの機能性や、おしゃれさなどのデザイン性にこだわりがなければ、100円ショップでも購入が可能です。

高い商品ともなれば5,000円を超えるものもあります。価格＝バスマット品質ではないですが、おしゃれで快適なバスルームにしたい方は、少しだけ高価なバスマットを選んでみるのもいいです。

バスマットはカラーや素材で印象が大きく変わります。どんな印象のバスルームにしたいかを想像してデザインを選ぶのがおすすめです。

おしゃれに見せたい方はバスルーム全体の雰囲気にバスマットが合っているかを優先しましょう。形はシンプルなものの方がスタイリッシュにまとめられて、おしゃれに見えるのでおすすめです。

かわいく見せたい方は、ポップでもこもこ感のあるものを選ぶと良くなります。韓国でも人気のマイクロファイバー素材は柔らかな質感で、もこもこ感があるのでおすすめです。ピンクやオレンジなど明るいカラーを選べば、よりかわいい雰囲気を演出できます。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

バスマットを洗濯機で洗う場合、バスマットのみで洗うのをおすすめします。除菌までしたい場合は、洗濯洗剤に加えて酸素系漂白剤を使いましょう。また、柔軟剤は生地にコーティングをして吸水性を落としてしまうので、使わないほうがいいです。

ドラム式洗濯機で洗濯すると、パイルが抜け落ちたりマットが変形する場合があります。バスマットはタオルなどに比べて硬いものが多いので、洗濯ものが偏ってしまい、ドラム式洗濯機が壊れてしまう可能性もあります。洗濯の際は十分気をつけてください。

バスマットには水分と共に、足の皮脂も付着します。きれいな状態を長続きさせるために、使用後は床に敷きっぱなしにせずに乾かすようにしましょう。バスルームは湿気が多いので、臭いやカビが発生してしまったり、床を傷めてしまう可能性があります。

すのこタイプのバスマット干しを使えば、使っているときからバスマットが床から浮いている状態で清潔感が高いです。バスマットを使い終わったら、さっと真ん中を持ち上げて2つ折りにして立てて、簡単に干せるのでおすすめします。

下記の記事では、便利なバスタオルハンガーについて詳しくご紹介しています。併せてご覧ください。

バスマットの人気おすすめ商品を紹介しました。衛生的な素材や肌触り、かわいいデザインのブランドなど多くの特徴があります。選び方のポイントを参考にして、自分の好みやライフスタイルに合った、おしゃれなバスマットで快適なバスタイムを楽しんでください。