棺のおすすめランキング8選【最高級のものも】
2023/03/16 更新
故人との思い出の写真や手紙などを入れる棺。「火葬すれば燃えてしまうものだから何でも良い」や「故人が最後に休む場所だからこだわりたい」など棺を選ぶ際の考え方はさまざまです。近頃は終活をする人も増え、自分の棺を自分で準備する人も増えています。そこで今回は、棺の選び方とおすすめ商品をご紹介します。入れてはいけないものなども紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
・当サービスに掲載された情報は、編集部のリサーチ情報を掲載しております。記載の内容について(タイトル、商品概要、価格、スペック等)不備がある場合がございます。詳細については、各EC/サービスサイトでご確認の上ご購入くださいますようお願い申し上げます。 なお、当ウェブページの情報を利用することによって発生したいかなる障害や損害についても、当社は一切責任を負いかねますので、予めご理解いただけますようお願い申し上げます。
・商品PRを目的とした記事です。gooランキングは、Amazon.co.jpアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。 当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がgooランキングに還元されます。
※Amazonおよびこれらに関連するすべての商標は、Amazon.com, Inc.又はその関連会社の商標です。
故人が最後に休む場所である棺
葬儀の準備を進める中、個人で棺が購入できる点や、さまざまな種類の中から選べることに驚く人も多いのではないでしょうか。棺は通夜の前の納棺式が行われるまでに準備しなくてはならないため、準備に時間があまりかけられないものでもあります。
それでも、故人が最後に休む場所である棺は、素敵な棺を写真や手紙などで飾り故人らしさを大切にしてあげたいと思う方も多いのではないでしょうか。終活の1つとして自分の葬儀のために棺は自分の好みのものを選んで準備しておきたいと考える人もいます。
そこで今回は、棺の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは、素材、サイズ、種類を基準に作成しました。購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。
棺の選び方
一生のうちに、棺を選ぶ機会というのは何度もあるものではありません。だからこそ、何を基準に選べば良いのか迷うものです。ここからは、棺の選び方をご紹介します。
材質で選ぶ
棺はさまざまな材質で作られています。材質は大きく分けて4つあり、それぞれの材質の特徴を踏まえて選ぶのがおすすめです。
値段を抑えるなら「木製」がおすすめ
木製の棺は「木棺」と呼ばれることもあり、30年ほど前までは木製の棺が一般的でした。木製の棺に使われる木材は、檜・桐・杉などがあります。他の製品でも言えるように、木の種類によって値段は左右するので注意しましょう。
木製の棺は、角に金具で装飾を施したものや、蓋や側面に彫り物のデザインがされたもの、数は少ないですが輪島塗や漆塗りが施されたものがあります。値段を抑えるために、合板の表面に薄い桐を張り付けるなどの工夫をしたものもおすすめです。
折り紙や手紙と色を合わせたいならバリエーションが豊富な「布張り」がおすすめ
棺に布を張って覆った布張りの棺は、比較的費用を抑えられるため人気です。布の色や柄次第であるため、シンプルなものから刺繍などがあしらわれた凝ったものまで色や柄のバリエーションも豊富になっています。
例えば、布の種類がジャガード織やベルベットなどが張られている棺は、布が持つ雰囲気によって高級感があります。布の柄や模様で故人の個性を表現できるだけでなく、棺に一緒に入れる手紙や折り紙などとも色や柄の相性がよく、綺麗に見える点もポイントです。
環境に配慮するなら「段ボール」がおすすめ
環境問題への関心の高さから販売されるようになったのは、段ボールや再生紙で作られた棺です。段ボールや再生紙と聞くと、強度に不安を感じる人もいるかもしれませんが、強度に問題はありません。外観も布張りの棺と同じようなものが多いです。
二酸化炭素の排出量が少なく、環境に優しいのが特徴でありメリットです。しかし、値段が一般的な棺と比べると割高である点がデメリットです。段ボールなど環境に配慮して作られた棺を、「エコ棺」と呼ぶこともあります。
アクリル板を使っているものなら「エンバー棺」がおすすめ
エンバーミングを施したご遺体を納めるための棺が「エンバー棺」です。一般的な棺にも故人との対面がしやすいようにと開閉できる窓が付いていますが、エンバー棺は棺の半分がアクリル板で覆われている場合がが多く開口部が大きい特徴があります。
種類で選ぶ
棺の購入を考えたとき、組み立て型なのか、完成品なのかは気になる点です。終活として事前に購入する場合は、置き場所も考えて適した商品を購入しましょう。
保管に便利なのものなら折りたたみ式の「組み立て型」がおすすめ
棺を購入するけれどもすぐに使用する予定は無い場合などは、折りたたまれた状態で届く組み立て型の棺がおすすめです。組み立て型の棺は、保管に場所を取りません。組み立て型と言っても特別な道具や難しい作業は不要な場合が多いです。
すぐに使用するなら「完成品」がおすすめ
棺を購入する際、いざ必要になったときに備えての購入ではなく到着後すぐに使用する状況での購入であれば、完成品の棺を購入するのがおすすめです。完成品の棺を購入するのであれば、納棺式を行う場所へ届けてもらいましょう。
棺の完成品は棺のサイズのままの大きさで届くため大きいです。しかし、組み立てる段階に不安のある人なども完成品を選べば安心です。
形状で選ぶ
棺は、5つの形状に分けられます。宗教によって決められている場合もありますので、確認して購入しましょう。
故人の顔を見ながら写真や手紙・お守りを入れられる「箱型」がおすすめ
棺の形状で最もシンプルな形状は、箱型です。蓋の部分も平らになっていて、長方形の箱型の棺です。箱型の他にも、「キャスケット型」や「平棺」と呼ばれることもあります。故人の顔を見てお別れを告げながら、写真や手紙・お守りなどを入れやすい点もポイントです。
オーソドックスなものなら「山型」がおすすめ
山型の棺は、蓋の部分が台形のような立体の形をしています。箱型と比べると、蓋の部分の形状が変わるだけで装飾性が高く感じられます。箱型よりも少しデザイン性のある棺を選びたい人におすすめします。
女性に人気なものなら「かまぼこ型」がおすすめ
かまぼこ型の棺は、蓋の部分が「かまぼこ」のように丸みがあり、やさしい雰囲気のため女性に人気があります。かまぼこ型は「R型」とも呼ばれており、顔部分が空いているものが多いです。
西洋で主流なものなら「コフィン型」がおすすめ
コンフィ型の棺は日本ではあまり見る機会が無い棺の形状で、海外の映画などで目にする機会が多いです。頭の側の幅が広く、足元に行くにつれて狭くなっています。
はめ込み式のものなら「インロー型」がおすすめ
インロー型の棺は、蓋の縁の部分が二段になっていて本体にはめ込むように蓋をする仕様になった棺です。とても重厚感がある棺で、「印籠」のようであるためインロー型と呼ばれるようになりました。
目的で選ぶ
体の小さな子供が亡くなった場合や、病気によって身体を切断することになった場合、ペットが亡くなった場合など、目的によって棺を選ぶのも大切です。
子供用や切断部位用なら「子供棺」がおすすめ
棺は、一般的に目にする機会が多い大人用のサイズだけでなく、子供用のサイズで作られた棺もあります。小さな棺は、病気やケガなどによって身体の一部を切断した場合の切断部位を入れて火葬する際にも使用できるのがポイントです。
2尺(60cm)くらいまでのサイズは窓付きではない場合が多いですが、3尺(90cm)より大きなサイズの棺であれば窓付きの場合もあり対面が可能です。子供用の棺は一般的なサイズではないため種類が少ないデメリットもあるので、時間をかけて選びましょう。
家族の一員であるペット用なら「ペット用棺」がおすすめ
家族の一員として過ごしてきた大切なペットが旅立ってしまったとき、ペットロスを経験する人も多いです。ペットロスを少しでも軽減するためには、納得のいくお別れをするのが大切になります。
棺にはペット用の棺があります。デザインもかわいいものが多く、サイズも犬や猫・小動物など、大きさに合わせて展開されているため適したものを選びましょう。ただし、火葬をする際に火葬施設によっては棺ごと火葬できない場合があるため事前に確認してください。
最高級な天然木を用いた「天然木棺」をチェック
最高級と言われる棺は、天然木棺と呼ばれる天然木を使用した棺です。特に、檜の天然木を使った棺が最高級とされています。一般的な木製の棺である「木棺」は、見た目は天然木に見えますが中は空洞になっているため低価格です。
また、底以外の5つの面に彫刻が施されているとさらに高額になります。彫刻以外には、漆塗りを施した上から本金箔を貼り上げた棺なども最高級の棺と言えるでしょう。
サイズは身長よりも「10~15㎝大きいもの」をチェック
棺のサイズは「尺」という単位を使って表されている場合が多いです。「1尺」は「約30cm」と覚えておくと、棺のサイズのイメージが付きやすくなります。棺のサイズを選ぶ際には、身長よりも10~15cm大きいサイズを選びましょう。
人は亡くなると死後硬直が始まり、足のふくらはぎの部分が硬直するとつま先が伸びます。硬直によって伸びたつま先は背伸びをしたような状態になり10~15cm身長が伸びたようになるため、余裕のある棺を見つけましょう。
予算があるなら「金額」をチェック
葬儀に費やす予算が決められているのであれば、予算で棺を選ぶのも可能です。木製の棺や布張りの棺であれば約2万円・エコ棺であれば5万円・エンバー棺であれば10万円が相場です。
ベースとなる素材が高価であったり、装飾が施されていたりする場合は、相場よりも価格は上がります。また、葬儀社から購入する場合は、価格の設定に違いがあるので都度確認しましょう。
棺の人気おすすめランキング8選
口コミ
とても素敵なお棺です
ワンアンドオンリー
ママと天使のためのベビーコットとベビー服
天然素材の赤ちゃんにも優しい棺セット
火葬するときを考慮して、コットンや紙などの天然素材を使って作成された棺です。棺と産着、布団がセットになっています。敷布団に帽子が付いていて、赤ちゃんの頭が保護できるようになっています。
また、火葬する際に布団に綿が使用されているとその綿を取り除くように言われる場合がありますが、こちらの布団には綿が使用されていません。
素材 | 紙 |
---|---|
サイズ | 内寸:縦340×横240×高さ120㎜ |
種類 | 折りたたみ式 |
口コミ
高品質です、素人の私が組み立てても立派なお棺になりました。正直インターネットで購入する事も組み立て式である事も少し心配がありましたがこの価格でここまで良いものが買えるのかと驚きました。
オオサキメディカル
エンゼルボックス
死産児用の棺セット
死産児用の組み立て式棺セットです。高級感のある掛け布団で赤ちゃんを包めます。約20cmサイズの棺なので、胎児の大きさに注意しましょう。個人差はありますが、妊娠5カ月の場合の胎児は身長が約20cm程度です。
そのため、妊娠5か月よりも前の時期に死産した胎児用のサイズの棺です。約35cmのサイズまで同じデザインで展開しているので、もう少し成長した胎児用の棺はそちらを選ぶのをおすすめします。
素材 | 段ボール |
---|---|
サイズ | 195×95×77㎜ |
種類 | 組み立て式 |
口コミ
組み立て式なので 綺麗に組み立てられるか心配していましたが上手くできました。箱は写真より しっかりした作りで、掛け布団は高級感があり とても満足しました!
HITUGIねっと
折りたたみ式棺 適
ワンタッチで組み立て可能
布団もセットになった窓付き箱型の棺です。折りたたみ式ですが、組み立てには釘などは使わずにワンタッチで簡単なので女性でも組み立てられます。棺には桐が張られているので、高級感があるのもポイントです。
素材 | 桐張り |
---|---|
サイズ | 6尺(L1800×W480×H384) |
種類 | 組み立て型 |
口コミ
組み立ても本当に簡単で、義理の母と二人で5分もかからないで組み立てられました。床板と左右の側板が繋がっていて、それを頭側と脚側の側板2枚を溝にスライドさせるだけで組み立てられます。中は綺麗に装飾されていて、床板にも防水のシートが貼ってありました。
棺のおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 素材 | サイズ | 種類 |
---|---|---|---|---|---|---|
Amazon ヤフー |
ワンタッチで組み立て可能 |
桐張り |
6尺(L1800×W480×H384) |
組み立て型 |
||
Amazon 楽天 ヤフー |
死産児用の棺セット |
段ボール |
195×95×77㎜ |
組み立て式 |
||
Amazon |
コストパフォーマンス抜群の棺 |
桐張り |
6尺(L1800×W480×H384) |
折りたたみ式 |
||
Amazon |
最高級かつ組み立て不要の完成品 |
布張り |
6尺(L1810×W530×H470) |
完成品 |
||
Amazon |
窓付きで写真やお守りも入れて対面できるやさしい雰囲気のピンクの棺 |
布張り |
6尺(L1810×W530×H450) |
山型 |
||
ヤフー |
身長50㎝まで対応の赤ちゃん用棺 |
ベニア |
縦600×横380×高さ250㎜ |
完成品 |
||
Amazon |
天然素材の赤ちゃんにも優しい棺セット |
紙 |
内寸:縦340×横240×高さ120㎜ |
折りたたみ式 |
||
Amazon |
手紙や折り紙と合う刺繍が上品な布張り棺 |
布張り |
6.5尺(L1900×W550×H485㎜) |
- |
棺・柩・棺桶の違いは?
「棺」や「柩」・「棺桶」のどれも亡くなった人のご遺体を納める箱の呼び名です。一般的にご遺体が収められていない状態の箱を「棺」・ご遺体の納められた状態の箱を「柩」と書き表します。
「棺桶」は、鎌倉時代から火葬が主流となる戦前まで使われていた円筒形をした桶型の形状が由来していると言われています。棺の形状は桶型ではない場合でも「棺桶」の名称だけが使用されており、現在もさまざまな場面で耳にする機会が多いです。
棺に入れていいもの・入れてはいけないものは?
故人を棺に納める際、思い出の品や故人が好きだったものなどを一緒に入れる場合が多いです。入れていいもの・入れてはいけないものを1部ご紹介します。
入れていいもの:食べ物・手紙・お花・趣味にまつわるもの
故人様が好きだった食べ物やお花・趣味に関するものなどは棺に入れられます。仲のよかった友人からの手紙や寄せ書きなどを入れる方も多いです。ただし食べ物を入れる場合は、不燃物入れられないので工夫して一緒に入れてあげましょう。
入れてはいけないもの:めがね・入れ歯・腕時計
故人様が身につけていためがねや入れ歯・腕時計などを一緒に入れてあげたいと考える方も多いです。しかし、金属は火葬場で燃やせないため入れられない場合がほとんどになっています。
火葬場によっては、火葬後の御遺骨と一緒に骨壺に入れてくれるので、事前に確認しておくのがスムーズです。
まとめ
棺の選び方とおすすめ商品をランキング形式でご紹介しました。葬儀社へ葬儀を依頼した場合は棺もプランの一式に含まれている場合もありますが、それ以外でも棺を購入できることも知っておきましょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年03月16日)やレビューをもとに作成しております。
銀色の芙蓉柄の刺繍が本体と蓋部分に施された布張りの棺です。窓部分は大きく開閉するだけでなく、透明な窓のカバー部分がスライドするため、蓋をしたまま故人のお顔にも触れたり、ドライアイスを取り換えたりすることもできます。